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『タックルアイランド シリーズトーナメント優勝!』

kawamura 2020.09.28

こんにちは、川村です。
9/20相模湖にて開催された『タックルアイランド シリーズトーナメント』に、草深と参戦してきました!

デッキは『GARA-Gee』製です。

プラクティスには直前の2日間入りました。
初日は夏日でバスも浅いレンジに浮いており、係留舟や浮き漁礁、オイルフェンスなど、フローティングカバーに多くのバスが居ついていました。

柴田ボートから出船し、目についたマットカバーにコスモ2.5g+M.P.Sを入れてシェイクすると、すぐに押さえ込まれてグッドサイズ!

しかしその後は、かなり攻め抜かれているのか容易くは食ってくれません。
相模湖のカバー撃ちでは、スモラバやスナッグレスネコは定番ゆえ、差別化できないか?

そこで、ラストエース75をペラ付きジグヘッドにセットし、フローティングカバーの直下でロングシェイクすると、突如出てきて食いつくバスもいました。

さらに、秋山川の上流ではボトムにステイするバスを見つけ、同リグを口元で跳ねさせるとバイト!
中層もボトムもイケる・・・スタメン入り確定です!

また、プロトのジョイントベイトにも幾度となくバスが追ってきますが、ピックアップ寸前の上昇軌道に入ったタイミングで出てくるものですから、食わせきれず、一匹のみ。

けっこうシビアな感じでしたが、夕方になると一気にアグレッシングに!

オイルフェンス沿いにレゼルブJr.を高速巻きすると、3連発!
しかしこの時間ならではだとすると、本番ではキビしいかな?

 
プラクティス2日目は涼しくなり、Tシャツでは寒い。
水面直下に見えたり、ジョイントベイトに追ってきたバスも少なくなり、バスのレンジが下がったことを知りました。
この日は3本しか釣れませんでしたが、発見だったのは、スモラバを係留舟の直下からさらに沈めてロングシェイクすると食ってきたバスが居たこと。
ローライトでシェード効果はなさそうなのに、舟の下のさらに深めにいる・・・これはちょっとした盲点かも?
プロトのジョイントベイトにも一発グッドサイズが食ってきたので、ラストエースJHと含めてこの3本立てかな。

 
向かえた大会当日。
レンタルボート大会は近年盛り上がっており、おとなり津久井湖でのNBCチャプターと日程がかぶったにも関わらず70人以上が集いました。

この日も涼しく、バスがさらに深く広く散ってしまうとヤダな~・・・

プラクティスの感触から、エリアの候補として選んだのは3か所。
秋山川→広い範囲でバスを確認していましたが、激戦必至。そのうえでも突っ込むほどのポテンシャルではないかな?
柴田ボート周辺→朝イチに入ろうと考えていましたが、当日のルール説明にて禁止エリアにも絡んだため、パス。
青田ワンドとその周辺の小ワンド→涼しくなったことで水の動きが少ないワンドに手応えはあり。しかし、奥はターンオーバーして水が悪いので、出入り口付近の係留舟が狙い。

ということで本湖を下り、青田ワンド方面へ。

手前の小ワンドからスタートし、係留舟のキワをジョイントベイトで流すも浮いてこず。
前日よりもさらにバスの気配がありません。

ワンドの奥にボートを進め、岸ギワにビーブル3/8オンス(マルチシャッド)を通すとヒット!
小さいながら、シャローなのか!?しばらくやってみるも、続かず。

やはり係留舟をやり切ろうと、半分沈んだ舟に絡め、さらに深めまで落とし込んでマイクロピッチシェイクすると、グッと押さえ込まれ、ナイスキーパー!

この一匹で、やるべきことが決まりました。
フローティングカバーを直下だけでなく、深め(2m)まで落とし込みながらシェイクする!
静かに接近しピッチングし、一応直下でも誘いつつ、エレキは踏まずに惰性で近づきながら落とし込んでいきます。

青田ワンド内にある、大きなブイのキワをカーブフォールさせながらマイクロピッチシェイクすると、やはり2mくらいまで落とし込んだところで乗っかるようなバイト!
重々しい引きは、待望のキッカーサイズ!そして、3本のリミットメイク達成です。

そこから続く枠組みのキワを、同じくカーブマイクロピッチシェイクでバイトし、入れ換え!

さらに、係留舟の直下を振り落とししていって2連続キャッチするも、うち一匹が同ウエイトで新たに釣ったほうと入れ換え?
釣れているけど、入れ換えには移動したほうがいいかな?

柴田ボートを超え、エリア内から続く係留舟をすべて撃ち尽くすも、バイトはなく終了でした。
上位だとは思うけれど、ビッグが入らなかったから勝てはしないな~

3本のウエイトは2,882g。そしてまさかの優勝でした。
約半数がノーフィッシュというキビしさは、直前の冷え込みとクリアアップしたことが影響したと思います。

1本目のビーブル以降、ヒットルアーはすべてコスモ2.5g+M.P.S2.4インチ。
カラーは、コスモがゴーストグリパンブルー。M.P.Sが新色(11月リリース)ネオンシュリンプのサンプルでした。

コスモ2.5gのブラシガードは4本ですが、2本でコト足りるので、掛かりを優先してカット。
ピックアップで食ってきたのを船底に引っ掛かったと勘違いしてバラした以外は、すべてキャッチしました。

モノに絡める場合もあるためベイトフィネスタックルにて、
いつものSCウェアウルフ+SS AIR8.1L(SLP WORKSカーボンハンドル&コルクノブ)+スティーズフロロタイプフィネス10ポンド

そして草深も5位入賞!
ブルスホッグのヘビキャロで2本、コスモ+M.P.Sでリミットメイクしていました。
後日の相模湖釣行にて、ハリーシュリンプ3のヘビキャロでハメたそうで、本人のレポートがあるかと思います。

コロナの影響で久しぶりに参戦した大会でしたが、マスク着用など配慮しつつの開催。
勝負ならではの緊張感や、釣った時の安堵や嬉しさは格別ですね!
参戦された皆さま、そしてタックルアイランドスタッフの皆さま、お疲れさまでしたm(__)m
また来年も挑ませてください!

さて、開発では、M.P.Sのサイズアップ版があがってまいりました。
手作りにて各パーツのバランスを見直したうえでデータ化していましたが、
このファーストサンプルを叩き台に、さらなるベストバランスを模索しています。

ピンテールを少し短くすることでシェイク時のレスポンスが向上し、
細足は長くした方が、フォール時の震え。着底した瞬間のフレア感。シェイク時の複雑さといったアクション性能がアップしました。

ジグトレーラーやダウンショットのみならず、軽めのジカリグやキャロライナリグにも期待しているところ。
冬のリリースに向けて、丁寧に仕上げていきたいと思います(^_-)-☆


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