開発裏話をボトムアップアパレル担当のSが紹介します!
過去のコラムはこちらから!
【BUクールウェア裏話 其の一】
【BUクールウェア裏話 其の二】
【BUクールウェア裏話 其の三】
【BUクールウェア裏話 其の四】
今回が最終回ということで、まずは電装品(ファン+バッテリー)のお話。
ファン付きウェアの正に心臓部。
弊社が望んだのは、できるだけ風量が多いものを!でした。
単純明快ですが、風の勢いが強ければ強いほどより涼しく感じます。
当初大手ファン付きウェアメーカーのライセンス契約のもとNSP社で取り扱いできる電装品の選定を行っていました。いくつか種類かあり、V数が大きくなればなるほど最大風量も増えていきます。
当時草深が別の大手メーカーのものを普段から使用しておりまして、これと同等かそれ以上の風量が欲しい!と意見をもらいました。
となると選べる中では18Vとなったのですが…なんと2025年にNSP社がオリジナルデバイスをリリース!
ラインナップは12Vと20Vということで、迷わず20Vを選択。
もちろん風量で変わりますが、釣りで一日使用するには十分な稼働時間。
20V(最強)、107ℓ/秒、20V(107ℓ/秒)が30分作動後、13.5V(75ℓ/秒)に切り替わり7.5時間
17V(強)、97ℓ/秒、5時間
13.5V(中)、75ℓ/秒、8.5時間
10V(弱)、57ℓ/秒、15.5時間
申し分ない風量、バッテリー残量や強さが一目でわかる仕様もプラスポイントでした。
まだまだ、語りきれなかったNSP社独自の機能のウェア内の風の通りを良くする『ジェットスペーサー』『3Dエリ』などは
▼こちらの動画で紹介させていただいておりますので、ぜひご覧ください。
最後に『BUクールウェア』は初めて購入される方はもちろん。既にファン付きウェアをお持ちの方にも購入していただきたい!との思いから【ファンとバッテリーのセット】と【ウェアのみ】の販売をしております。
ファン穴の直径は9cmとなりますが、規格が異なる製品もある可能性がありますのでご注意ください。
今年も気づけば最高気温が30℃を超える日になってきました。
更に真夏になればより厳しい暑さとなり、熱中症対策はもはや必須。
余談ですが先日カメラマンとして、香川県は金砂湖にての川村と鈴木の対決動画の撮影を行いました。
天気予報の最高気温は34度。午後から川村と着用しましたが、やはり疲れ方が全然違います!
真夏の炎天下においても快適な釣りをしたい!ファン付きクールウェア未体験のアングラーの方は
ぜひ導入をご検討していただけましたら幸いです。
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【BUクールウェア裏話 其の一】
【BUクールウェア裏話 其の二】
【BUクールウェア裏話 其の三】
今回は細かい話をいくつかご紹介!
まずはポケットについて。
川村からは脇だけじゃ無く胸ポケットにもバッテリーを入れたい!そして、スマホを入れられるサイズで貴重品などが入るポケットも欲しい!との要望が。
それを反映し、フィッシングシーンに合わせてバッテリーを入れる位置を、胸と脇(裏側もあり)とで変更可能にしました!
更に、ブラックの胸ポケットは大き目のスマホが入るサイズで、実は見た目にもかなり影響している重要な部分。これがあると無いとでは、見た目の印象の締まり方が違います。
そしてこの形状!単純な四角にせず底面は斜めにすることでアクセントになっています。
片方だけでは無く、全ての角に丸みをつけたい!と川村の急な要望にもご対応いただきました。
加えて、今回初採用の新ロゴプリントがまたこのデザインをより引き立ててくれました。
そんなこんなで自分的にもこのポケットには思い入れがあります。
次にファスナーですが、釣り専用であるなら全て止水ファスナーにしたい。信頼のYKK社製です。
カラーも指定しました。コスト的にはブラックが汎用性もあり安くできるというご提案もあったのですが、少々高くなってもより生地に合う色にしようとチャコールグレーにしました。
そんな細かいけど大事な要望は他にも。
メインファスナー上部にはチンガードを付けたい!取り外し可能なフードも!ウエスト調整パーツにラインが引っ掛かるから内側に入れたい!と投げかけ…すべて実現していただいたのです。本当に感謝いたします。
次回は最終回!
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【BUクールウェア裏話 其の一】
【BUクールウェア裏話 其の二】
デザインを決定していく一方で同時に進めていた『釣り専用仕様』。
NSP社から実際に釣りで使ってみてくださいと、いくつかの製品をお借りして使用してみました。
確かに涼しい!がしかし、ライフジャケットやオカッパリ用バッグにファンが当たってしまうのです。。。
何とかなりませんかと投げかけたところ、「本社の人間と相談します」とアーティス、アーティスライトをお持ち帰りいただきました。
実は釣り以外にも、真夏のお店様への商品出荷作業時に着用。スタッフ皆、これ無しには戻れないとなったのは余談です。
しばらくして、一つのサンプルをお持ちいただきました。
それが採用された今までに無かった“脇位置ファン”だったのです。これで、ファンが当たる問題は解決しました!
教えていただいたのですが、ファン付きウェア業界はほぼすべての仕様に特許申請するのが通例。
この脇ファンも特許申請中(特許取得にはおよそ3年から4年かかります)となります。
そして、ウェア形状の吟味。
まず見た目と動作の妨げになる長袖は除外。
残るは半袖か、ベスト。
これは目からウロコだったのですが、NSPご担当者いわく。「風がより吹き抜けて涼しいのは実は半袖なんです」。
袖が風の通り道になり、脇により風が送られるのが理由とのこと。
検討の余地がありましたが、忘れちゃいけないのは、『スタイリッシュかつ釣り専用仕様』。
ということで、見た目も良く釣りの動作も妨げにくいベストタイプに決定。
試した結果、ベストでも充分涼しさを実感できたのも○でした!
今回はこれにて、次回は細かい部分の話。
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其の一で『BUクールウェア』開発のきっかけを書かせていただきました!
まだ見てないという方はぜひご覧ください。
NSP社との初めての打ち合わせ。まずは川村とご担当者ふたりの高校生時代の懐かしトーク!
実は当時はあまり接点が無かったとか…そして本題へ。
一通りご説明を受けたところ、高い技術力と実績を感じました。であれば何かできるのか?
やるなら話題になるような製品にしたい!と弊社が求めたのは『釣り専用仕様』。そして『見た目がスタイリッシュ』であること。
ファン付きウェアの多くは作業服寄りなデザイン。NSP社の製品も同様でした。
バスフィッシングは見た目のカッコ良さも大事!と説明。
釣り専用仕様の内容と並行し、デザインにも拘りましょう。となりました。
最初に、見た目において重要な生地の選定。
生産の都合上、生地は初めに作るからという理由もあります。
ご担当者がアウトドア仕様には間違いなくこれが!とおススメしていただいたNSP社独自の『スーパーチタンコーティング生地』。
実はと「前モデルのチタンコーティング生地を2年ほど仕事で着用していますが、裏地のコーティングが薄くなってきます。」と見せていただきました。
2年ほど着用したチタンコーティング生地。
こちらは、新品ですが今回採用したスーパーチタンコーティング生地。
高い遮熱性と撥水機能を備えます。しかも繰り返し洗濯してもコーティングが落ちにくく効果を長く維持できるように進化!
ただ、機能性が高い生地のため、生産できる色数は限定されてしまうとのこと。
そんな中で、生地サンプルを見てグッときたのが採用した杢(もく)グレー。
真夏の炎天下、熱を吸収しやすいブラックなどの濃い色は避けたいもの。かといって熱反射に優れるホワイト系は汚れが目立つ。中間色のグレー系でありながら単調にならない杢柄もあり、服も合わせやすく見た目もイイ!となりました。
そして、ロゴ!こちらも大切な要素です。
せっかくなら新しく作ろうと!ご担当者にも案を出していただき、色々検討した結果。
いままでのイメージを新たにしつつ、ボトムアップらしさを感じるロゴになりました!
タグのデザインもグラデーションが映える刺しゅうに!
今回はこの辺で、次回につづきます!
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先日ボトムアップオフィシャルオンラインストアにて『BU COOL WEAR』を発売させていただきました!
ちょっとした裏話を含めてボトムアップアパレル担当のSが紹介します!
今ではポピュラーになった『ファン付きウェア』。熱中症対策にと現場作業者の方達から始まり。
近年徐々に一般の方へと普及してきている印象です。
この度全面協力をいただいた『株式会社エヌ・エス・ピー社』(以下NSP社)。
まだファン付きウェアが世に知られていない最初期から、大手メーカーの代理店として取り扱いを開始。
ライセンス契約下でNSPオリジナルウェアを展開し続けてきました。2025年にはオリジナル製品をリリース。ファン付きクールウェアに関しての実績は十二分。
そして、なんとご担当者は川村の高校生時代の同級生おふたり!
実は8年ほど前に、良かったら釣りに使ってみて!と川村にファン付きウェアを弊社に送ってもらっていました。
当時のウェアはこんな感じで、確かに涼しいけど、バス釣りには…。
加えて近年のような厳しい猛暑続きにはまだなっておらず、倉庫に保管されておりました(汗)
転機は弊社が3年前に茨城県つくば市に移転した時に遡ります。
ご担当者のおひとりが所長をされているつくば営業所がご近所に!
さっそくご連絡をいただき、近いのでぜひ一度打ち合わせをとなりました。
これがスタート!!
白状しますが、正直当時の自分はファン付きウェアを甘くみておりました…。
次回へつづきます!
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