2000年11月19日生まれ
香川県出身
こんにちは、フィールドレポーターの鈴木 翔です。
8月26日に、自身初めてとなる広島県 三川ダム・八田原ダムへと遠征釣行に行ってきましたので、その釣行の模様をレポートさせて頂きます。
6:30〜16:30までと時間が限られていたため、両ダムともバックウォーターのみに狙いを絞りました。
まずは三川ダムバックウォーターからスタート!
流心にはアユかハスらしき魚が絡んでおり、時々ボイルも発生します。
かと思えば、流れを少し避けた手前の冠水植物からもバスが次々と出てくる(°_°)
初めは、流れを嫌っているのかなと思いましたが、冠水植物の中を観察すると2~3㎝程の小魚が溜まっており、それらを捕食しているバスもいました。
違うタイプの魚が別々のベイトを捕食しているのではなく、同じ魚がポジションによって捕食するベイトを変えているのではないか、といった印象でした。
流心にはビッグベイトやミノー、カバーの中をスモラバ+M.P.Sといったマッチザベイトを意識したアプローチをするも無反応・・・
そこで、流れの中でサスペンドしているバスの1mほど斜め前方にビーブル(タンデムウィロー)をアプローチ。
そのまま軽く流れに乗せながら、カーブスローロールで口元を通過させるとマグネットバイト!
ファーストフィッシュは53㎝!
ビーブルのカラーは、“ スピナベサイトと言えば ”のスモーキンシャッド。
正直、40cm後半クラスかな?と思ってアプローチした魚だっただけに、そのサイズに驚きを隠せませんでした。
後ろから付いてきた魚の中には55cmじゃきかないのも(^^;)
その後も、見えバスに対してビーブルをアプローチしていきますが、流心にいる魚が一瞬反応するだけでバイトまでは至らず…
しかし、この50m程のストレッチの間に45アップが30匹ほど見えており、明らかに魚が溜まっていることが分かったので、タイミングを変えて入ろうと判断。
次に、気になっていた最上流のプールへ。
橋の上から覗くと、逃げていくバスを発見!
水深も浅いため、上の物に対してかなり敏感な様子・・・
そのままその魚を観察していると、流心のボトムにステイ。
そこで、下まで降りて、ギルフラット(issei)のネイルリグ(1.8g)をバスから15mほど上流側にキャスト!
流れに乗せてドリフトさせていき、バスの5mほど前にボトム放置。
先程までのエリアとは違い、こちらの魚はルアーに気付くや否やまっしぐら!
距離が縮まったタイミングで、リーリングジャークを入れると本気喰いしてくれました(^^)
最上流に関しては、見える魚もこのサイズがMAX。
数も少なかったので早々に見切り、先程のエリアにタイミングを変えてエントリー。
たまたま起きたボイルにギルフラットを入れると、50アップがバイトしてきましたが、すっぽ抜け・・・
僅かでも流れがあった方がルアーで騙しやすいな、と実感したところで、次は八田原ダムバックウォーターへ!
雑誌や映像でよく見てた景色です^_^
着いて早々気になったのが流れ。
水位が高いこともあるのか、インレットがある周辺以外は、かなり流れが弱い^^;
1つ1つインレットをチェックしていきましたが、居ても1つのインレットに1、2本。ただ、インレットに差している魚は簡単に反応し、5バイト1バラし(;_;)
30℃超えの真昼間ということで、少なくとも流れはプラスに働いているはず・・・
しかし、インレットには集まっていないということで、次に狙うは、より流れが効いている最上流or沖のチャンネル絡み。地形を把握できていないので、後者は置いておき最上流へ!
最上流に上がるとボトムも丸見えに。
そして流れも効いており、岩の苔を食べるアユが沢山!やはり、バスも集結していました。
が・・・天才バス揃い(*_*)
ここでも、ギルフラットをアプローチしますが、寄っていくどころか、むしろ逃げていくくらい(笑)
どうやらラインを異常に嫌っているようでした。
そこで、いつもはギルフラット(ネイルリグ)をボトムに置いておき、バスが寄ってきたとこでリーリングジャークを入れて食わす使い方から、タダ巻きへとシフト。(ネイルシンカーのウエイトも1.8g→0.9gに)
流れに対してダウンクロスでキャストし、ラインをなるべく水につけないよう竿を立て気味に構え、バスの3メートルほど手前から引き波を立てながら横切らすとチェイス。
そのまま少しずつリーリングスピードを上げると、スイッチが入りバイト!
細身ながら、自己記録更新となる57.5㎝のビッグバスでした(^^)v
同じ使い方で、その後も55㎝クラスを掛けましたが、残念ながらバラし。
(八田原ダムでは、ギルフラットにヘビーロッドを使っていた事が恐らく度重なるミスの原因だと帰りの道中に気付きました。そこにもっと早く気付いていれば、防げていたかもしれないミスだけに反省です…)
この釣りにも反応を示さない、対岸でボイルしているコンディションの良い魚を釣るために選んだのは三川ダムと同様のビーブル!
基本、流心のボトムにステイしており、ボイルする時だけ対岸の浅瀬にベイトを追い込んで捕食している様子・・・
ボイルが起こると本物のベイトフィッシュにしか目がなくなってしまうので、ボトムにステイしているタイミングを狙うべく、今回はブラインドで水中の岩横をカーブスローロールで舐める様に通す使い方を試しました。
広島県遠征を締めくくるに相応しい、グッドコンディションの51㎝!
岩の横を通過させた瞬間に、白く口が開いたのが見えたのでアワセを入れました。なるべく岩の横を、ゆっくり通したかったので、今回もタンデムウィローを使用。
ブラインドといっても、ルアーをバスに近づけていくスピナベサイトと同じ使い方なので、カラーもスモーキンシャッド!
結果、50アップ3本と45㎝クラス1本。広島リザーバーのポテンシャルの高さに驚かされた釣行となりました^_^
こんにちは、フィールドレポーターの鈴木 翔です。
夏休みと言うこともあり、短時間釣行がメインながら、ほぼ毎日釣りに行くことができてます。
今回は、ここ最近の釣りでよく釣れているルアーを2つピックアップし、紹介させていただきますm(_ _)m
1つ目はハリーシュリンプ3.0インチ。
個人的にお気に入りのリグはノーシンカーワッキーリグとヘビーキャロライナリグ。
まずはノーシンカーワッキーリグについてですが、近距離でのサイトフィッシングにて多用しています^ ^
腕を開閉しながら脚をピリピリさせ、スローに水平フォールするのが、夏バテ気味な魚に効果絶大!
また、トゥイッチを入れた際に、ワッキーセッティングだとボディがくの字になり、見た目からは想像できない強い水押しを発生させます。
バイトに持ち込む為のトゥイッチではなく、バスにルアーの存在を気付いてもらう為にトゥイッチを入れる事が多いです。
このリグにおいて、唯一の欠点が針持ちでした。
そこは、ワッキーストッパー(バスマーク)を使うことで解決!(ハリーシュリンプ3インチにはM7サイズを使用しています。)
ボディが偏平で横幅があるので、フックはマス針の中でもワイドゲイプなフィネスワッキー(ハヤブサ)の4番を使ってます。
続いて、ヘビーキャロライナリグについてです。
こちらは夏〜秋にかけて増える減水野池で、沖を回遊する魚を狙う際に活躍!
減水野池⁼バイブレーションプラグといった印象を持つ方も多いですが、特にまだ水温の高いこの時期は、早い動きに反応しないこともしばしば・・・そういった状況で、スローにも誘え、吸い込みも良いヘビキャロの出番です(^^)
フックは遠方で掛けてもしっかり刺さるダブルエッジ1/0(リューギ)。
リーダーはフロロカーボンライン8lb.を70㎝前後。シンカーはTGシンカー18キャロライナ(バレーヒル)の10g,14gをメインに使用しています。
府中湖などのリザーバーでは21gまでウェイトを上げることがありますが、泥底が多い野池ではボトムに突っ込みすぎてしまい泥を派手に巻き上げてしまいます^^;
基本的な使い方としてはズル引き。何か引っかかりを感じるような所があれば、2回ほど竿を縦に強くあおり、5秒ほどポーズを入れます。
沖にゴロタ石などのハードボトムがあると尚良し!
小バスも良く釣れるので、ハリーシュリンプの腕が千切れるのですが、そんな時は
フィールドレポーター山口将司さん発案の虫チューンで再利用です^_^
(ハリーシュリンプ 3.0インチ虫チューン。フックはDASオフセット#1(ハヤブサ)を使用。)
そして、2つ目はアベンタクローラーRS(イマカツ)。
府中湖のバックウォーターでは、反転流や流れが当たらない所。本湖では前回のコラムで紹介したサカマタシャッドを使っていたエリアと同じようなボディウォーター絡みのシャローフラットで使用しました。
使い方は、カチャカチャカチャ・・・という良い音が出るスピードで巻くだけ!すると、黒い影が近づいてきてためらいもなくバイトします(^^)/
府中湖本湖では、同スポットから2投連続ヒット!
アピールの強いルアーではないので、水面の穏やかな無風時での使用がオススメです。サイトで使うと体感できますが、明らかに他のハネモノルアーとの違いがありますよ!
最後に、府中湖では、お盆明けから水温も下がり、横の動きへの反応が良くなっています。
ヴァラップスイマー4.2インチのただ巻きにて!
ワンド奥のインレット絡みで、エリア的には夏場所でありますが、高比重ワームのフォールには反応しなかった魚にヴァラップスイマーを水面直下で引いてくると勢いよくバイトしてきました。フックはT.N.Sオフセット5/0(ハヤブサ)を使用。
今回紹介させていただいたルアーをはじめ、色んなルアーで楽しめる季節なので、様々な釣り方にチャレンジしてみてはいかがでしょうか^_^
皆様こんにちは、フィールドレポーターの鈴木 翔です。
いよいよ、こちら四国も梅雨明け!
7月中は、ほとんどが曇りor雨のローライト続きで、太陽が恋しい日々が続いておりました。
梅雨時期のローライトというと、釣果や釣り方においては期待しがち…ですが、晴れの日があってこそ、そういった天候の変化が生きてくることを再認識させられた次第です。
府中湖本湖に関しては、例年ならアオコが発生し抹茶オレ状態になる季節。しかし、雨の影響で水の入れ替わりが激しく、水質は良い状態が続いていました。
また、水位変動が激しかったこともあり、回遊傾向の強い魚に狙いを絞って釣りを展開していきました(^^)
狙うエリアとしては、水通しの良いボディウォーターに絡む、岬やシャローフラット。
ベイトフィッシュが絡むとボイルも頻発するのですが、とにかく本物にしか目がない天才バスばかり^^;
その天才バスを釣る上で、欠かせない要素だったのが“スピードと風”。
同じブレーバー5.7inchのネコリグでも、普段は1.5g前後のウエイトでボトムを探るところを、2.2g〜3.5gまでウエイトを重くし、速めの中層スイミングで誘ったり…
(ブレーバーのカラーはK.Oシュリンプ。水に馴染みやすく中層で泳がせたときに目立ちすぎないのがGoodです)
さらに、スピードに特化させたサカマタシャッド6inch(deps)を、シャローフラット上で超高速巻きする釣り方もハマりました。
インラインスルーのトラブルフック仕様にすることで、ボディがよりウネるようになり、水面を叩いた時に良い音が出るのと、フッキング率もUP!
これらの魚は、どれも風が強く吹いているタイミングでバイトしてきました。
風が強く吹けば吹くほど、普段はルアーに見向きもしない天才バスのスイッチが入りやすくなり、ルアーに対する判断能力が鈍ります。
また、風が正面から当たる場所であることも重要です。そういった場所では、産卵を終えて体力を消耗したハスやオイカワが岸際に寄せられ、それらをバスが捕食しているからです。
タイミングが限定されますが、写真のようなグッドコンディションの魚が応えてくれました。
また、常にカレント(流れ)が効いている府中湖バックウォーターでは、濁りの有無に応じて様々な釣りを楽しめました。
水の色がクリアな状況でのブラインドの釣りは、ヴァラップスイマー3.3inch(カラーはK.O.シャッド)のノーシンカーリグを流れに逆らわせて、一点で泳がせ続ける釣り方にて。
フックはT.N.Sオフセット2/0(ハヤブサ)を使用。
流れの強さに応じて、0.4g~0.9gのネイルシンカーを腹側に入れています。
サイトでは、ハリーシュリンプ3inch(カラーはKUWASE)のノーシンカーリグ。
カバー絡みだったので、フックはオフセットフックのダブルエッジ1/0(RYUGI)を使用。チョウチンで寄せて、距離が縮まったタイミングで水平フォールさせるとバックリでした^o^
そして、雨が降って濁りが入った状況ではビーブル!
反転流にカーブスローロールで入れ込んでいきたかったので、タンデムウィローを使用。
(カラーはパーチ)
狭いピンスポットにキャストした際、巻き始めにバスがもんどり打って出たけど乗らかった〜ということがよくありますが、ビーブルは着水点から深いレンジに入りやすく、バスの目線に近づけやすいので、このような深いバイトが得られます。
巻物でもキツイな…というくらいの濁流になれば、バスが一時避難する強い流れを避けたエリアをカバージグSS 8g(ダイワ)&ビッグダディで!
バスのコンディションやフィールドの状況に合わせたルアー選択をすることが、より多くの魚をキャッチすることに繋がります。
カバージグSS(8g)とビッグダディはロストしてしまいました・・・(TT)
これから日に日に気温も上がり、カレント・シェードを軸にした夏パターンへと突入していきます。
水分・塩分補給を忘れずに、くれぐれも熱中症に注意しながら、夏のバスフィッシングを満喫してみてはいかがでしょうか!
こんにちは、川村です。
この度新たに、「鈴木 翔」をフィールドレポーターとして迎え入れることとなりましたのでご紹介させていただきます。
彼のことはルアーマガジンモバイルの釣果投稿コーナーにて頻繁に目にしていました。
そして、昨年ゲストに呼んでいただいた府中湖でのオカッパリ大会ではジュニア部門にて優勝!
その時のヒットルアーはハリーシュリンプ4インチでした。
それから数か月後、今度は陸王予選にて府中湖を訪れたときにプラクティスからの帰り道で再会し、一緒に釣りをする約束をしたのです。
そして先月、府中湖を訪れる機会があったため、1日残って一緒に釣りをしたのですが、まあ、研究熱心!
ビーブルのスプリッターを自作していたのですが、上下で穴の大きさが違うことまで再現していたことには驚きました。
また、ルアーへの探求心も深く、特徴を聞いても明確に答えてくれ、実践でも状況に応じたルアーやリグを的確に使い分けていました。
そして、スポットへの入り方や距離感、キャストの多彩さと精度、ラインスラッグを活かした操作など、釣りの所作も感心するほど上手い!
挨拶や気遣いなど人柄の良さも感じることができ、フィールドレポーターとしてお誘いした次第です。
今後コラムにて、府中湖を中心としたフィールド情報を発信してもらいます。
まだ若い彼の、バスアングラーとしてのさらなる成長を見守っていただけましたら幸いです。
川村光大郎
皆さま、初めまして。
この度、ボトムアップフィールドレポーターとして活動させて頂くことになりました、鈴木 翔と申します。
1発目のコラムということで、今回は簡単に自己紹介をさせて頂きます。
香川県在住 現在18歳、大学1年生です。
釣りを始めたのは4歳の時。父親に連れられて海釣りからスタートしました。家から海が近いと言うのもあり、小学校高学年までは、サビキ釣り・投げ釣りなど、手軽な釣りを楽しんでいました。
そして、小学6年生の夏。
テレビ番組”THE フィッシング”で川村光大郎さんが僕の地元、香川県 府中湖でバスフィッシングをしている姿に魅了され、気づけば翌週には府中湖で釣りをしていました。
運良くその際に、人生初バスをキャッチできたのですが、釣れたルアーはアメリカ製ディープクランク。ラインがフックに絡まり、クルクルクル〜と回転しているルアーにバイトしてきたのです(笑)
その衝撃を受けて以来、「こんなに面白い釣りがあるのか…!」とのめり込み、バスフィッシング一筋となって今年で7年です。
現在は、ホームフィールドの香川県 府中湖でのオカッパリをメインに、もっと釣りが上手くなりたい一心で、日々フィールドに出る事を心掛けています。
僕なりに、フィールドの旬な情報やボトムアップ製品の魅力、バスフィッシングの楽しさなどを発信していければと思っております。
これからどうぞ宜しくお願い致します!