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鈴木 翔 Sho Suzuki

2000年11月19日生まれ
香川県出身


suzuki 2020.09.01

こんにちは、フィールドレポ―ターの鈴木翔です。

日中はまだまだ暑い日が続いていますが、日照時間が短くなったな~と感じると共に朝夕の気温も少しずつ下がり始め、微かながら夏の終わりを感じつつあります。

府中湖はリザーバーとはいえ全体的に水深が浅い為、夏場に水温が上昇しやすいのが特徴です。今年も7月中旬頃から本湖では水温30℃を超える場所が多々・・・
今年はまとまった降雨が少なかったのもあり、早い段階からバックウォーター以外はアオコで覆われていました。
アオコはタックルが汚れたりするので敬遠する人も多いと思いますが、水面だけならシェードを形成するのでプラスになることも!
また、府中湖は特例かもしれませんが、アオコが無いエリアを探すのが難しいくらい全域に蔓延しているので、バスがそういった水質に慣れているような気もします。

そんな府中湖でこの夏に一番釣ったルアーは何かなと思い、釣果写真を見ながら振り返ってみると、圧倒的に多かったのがブルスホッグ3インチ

今回はブルスホッグのオススメ使用法を5つ紹介させていただきます。

 
①フリーリグ
個人的にフリーリグには2つの使い方があると考えています。
1つ目は以前(https://bottomup.info/column/20200421suzuki/)紹介した10g前後のシンカーを用いて、シンカー着底後ワームの滞空時間を長くする使い方。スピ―ドの緩急で喰わせるイメージで、主にリフト&フォールで使用していました。

2つ目は5g以下のシンカ―を用いて、ずる引きや沈みモノに引っ掛けて誘う使い方。根掛かりしづらいフリーリグの特徴を活かしたアプローチです。
夏の府中湖は、水通しの良い所にあるブレイクや沈みモノ周りを回遊している魚を釣っていくことが多いので、根掛かりは付き物・・・よって、同じフリーリグでも後者の出番が増えます。

7月上旬に府中湖で取材していただいたルアーマガジン誌「特命釣行R」では、このリグで2キロオーバーをキャッチ!水深2mから5mに落ちるブレイクに引っ掛けてシェイクで喰わせた痺れる1本でした。

他リザーバーでのボートフィッシングでは、10gシンカーを使って垂直岩盤へタイトに落としていくのが激ハマり!アベレージは小さいながらも20本近く釣れました(^^)

 
②フリーテキサスリグ
フリーリグが地形変化の多い場所で使うのに対し、広いフラットをテンポ良く釣るのに使用したのがシンカーストッパーを付けないフリーテキサスリグ。
ロッドティップを小刻みに上下させながら、ボトムを這わすイメージでスイミングさせる使い方で、シンカ―ウエイトは3.5g~7gまでを、引いてきたいスピードによって変えました。

 
③リーダーレスダウンショットリグ
カバー撃ちもスイミングもこなせるのがリーダーレスダウンショットリグ。
よくこのリグのメリットとして、“カバーに吊るした時に水平に近い姿勢で誘える”が挙げられますが、実際に水槽で確認してみると、思った以上にワームが垂れ下がっていました・・・
そこで、オープンスイベル(デコイ)を使ってフックセッティングを少し変更!

このセッティングにすることで、よりワームが水平に近い姿勢を保つようになりました。
またフックの可動域が狭くなったことにより、スイミングさせる時も軽いロッドワークで縦S字アクションが綺麗に出るようになったのは偶然の産物!
ただし、カバーからの抜け感は従来の方が良いので、カバー撃ちメインの場合は従来のセッティング、スイミングメインの場合はこのセッティング、といった使い分けをしています。

 
④フットボールヘッド
フットボールヘッド+ブルスホッグの組み合わせはズバリ…何でも屋さん!
ズル引いてよし、リフトアンドフォールよし、スイミングさせてもよし・・・とイマイチ状況が掴めない時にテンポ良くエリアを見て回るのに重宝しました。

何でも万能にこなすなら1/4oz.が使いやすいですが、3/8oz.でボトムにゴリゴリ当てながら少し早めのスイミングさせる使い方がハマることも。音と土煙でスイッチが入ったのだと思います。

 
⑤チャタ―・スイムジグトレーラー
5つ目は、トレーラーワームとしての使用!
まだ良いサイズは釣れていませんが、チャタ―ベイトやスイムジグは意外と甲殻類系を食べているバスも釣れる、と感じて試しています。ブルスホッグの見た目は甲殻類系ですが、バスからしたら波動は小魚に近いのかも!?
これからの時期に楽しみなセッティングのひとつです。

今回紹介した使い方は一部ですが、色々なリグに高次元で対応できるのもブルスホッグの良い所!
個人的に欲しかったサイズアップver.のブルスホッグダディも開発をほぼ終えたとのことなので発売が楽しみです!!

そして、最後に紹介したいのが、9月発売予定のリズィーアピールプラス
ボディー素材と内部ウエイトを変えることで、「浮力」「アクション」「サウンド」。これら3点のパワーを少しずつUP!
オリジナルとの使い分けが楽しめそうです。

流れに逆らわせながらのスローリトリーブで丸飲み!
オリジナルとは異なるカラーラインナップにも注目です!

リズィーアピールプラス
ボトムアップproductsページ↓
https://bottomup.info/products/reazzyappealplus/

suzuki 2020.06.23

こんにちは、フィールドレポーターの鈴木翔です。

6月も終盤に差し掛かり、府中湖ではスポーニングから回復してきたバスが、水通しの良い岬やシャローフラットでハスやオイカワを盛んに追うようになりました。
ここ最近、そのような魚を狙う際に使用しているのが、ヴァラップスイマー4.2inch(2g前後ネイルリグ)の早巻き!

シャッドテールワームの使い方は、着水後ロッドを立てて、弛んだラインスラックを巻きとるくらいの巻きスピードが一般的ですが、この釣り方では、着水後ロッドティップを水面近くまで下げ、ルアーが水面に飛び出さないギリギリの速さで巻いています。
しかし、ルアースピードが速いだけあって魚がバイトしてくる勢いも激しく、フッキングに至らないことも多々ありました。

そこで、昨年の同時期にサカマタシャッドの高速巻きで釣っていた時(https://bottomup.info/column/20190801suzuki/)と同じように、インラインスル―式のトレブルフック仕様を試すと、フッキング率が大幅にUP!

ちなみに、ネイルシンカーを入れる位置はこの部分↓

ワーム内にパイプを通している為、腹側にネイルシンカーを入れづらいので、川村さんが以前のコラム内(https://bottomup.info/column/20200406kawamura/)で紹介していたのを参考にしています。

2g前後と少し重めのネイルシンカーを選んでいる理由は、
・水面に飛び出さないギリギリの速さで巻けるようにするため。(=スイミング姿勢の安定化)
・足場が高い場所でも、なるべく足元まで同じ速さで引いてこれるようにするため。

府中湖本湖、コンディション抜群の50UP!
こんな魚が釣れるのも、この釣りの魅力です(^^)

ヴァラップスイマーのカラーは、ハイライト時であれば「KUWASE」「スモーキンシャッド」「K.O.シャッド」などのナチュラル系。ローライト時は「ソルティドッグ」「パールホワイト」などの膨張色。

特に新色「ソルティドッグ」は、ボワッと存在感はありつつ派手すぎない色で、水質問わずお気に入り!

こちらはカバー横を早巻きで通すと、カバーの中からロケットバイト!
カバー周りなどトレブルフックでは引っ掛かりやすい所では、オフセットフックのインフィニ#4/0(Ryugi)を使用。

写真背景の水面を見ていただくと分かりますが、この釣りが成立する条件は「風or雨」。水面がざわつくことで魚の警戒心も弱まり、スイッチが入りやすいからです。
無風時でもチェイスはしてきますが、バスの追尾スピードとルアーに対する距離感がかなりシビア(-_-;)
よって、無風時は狙うエリアをガラっ変えることで違う状態の魚を釣るのが、これまで今時期のスタイルでしたが、今年は無風時でも同じエリアで釣れる釣りを1つ見つけることができました。

それが、シンキングスイッシャーのステルスペッパー110S。
チリチリチリ…という金属音が良いのか、スローリトリーブでルアーをしばらく見せて焦らすことでバイトする場面が多かったです。

また府中湖バックウォーターでは、ビーブル3/8oz.を使ったスピナベサイトが安定!

ですが、スピナベサイトをしているアングラ―も増え、ついばみ系バイトがより増えた印象があります。1投目で確実に仕留める為に、トレーラーフックの仕様も試行錯誤中です・・・

そして、アフタースポーンの時期に欠かせないのがエビパターン。
…ということで、ハリーシュリンプが激アツ!
特にバックスライドセッティングでの釣果が大半を占めています。

フックはTSW #1/0(Ichikawa)を好みの形に手曲げし、ワームキーパーを付けたもの。線径が好みで使用しています。ネイルシンカーは1.8g。

↑下の口先が写真のように裂けたバスはエビを喰っている所でよく見かけます。

これまで、4インチでしかバックスライドセッティングを試していなかったのですが、川村さんから「3インチのバックスライドがキテル」と聞いた翌日に府中湖バックウォーターにて試してみると、50UPが2連発!

2匹ともサイトフィッシングにて。ボトムシェイクで寄せて、距離感が縮まったところでワントゥイッチし、逃がしのアクションを入れると本気喰いでした。
フックは、D.A.Sオフセット#2(Hayabusa)。ネイルシンカーは0.45gを使用。

サイトで同じエビ喰いバスを狙う時に、ハリーシュリンプ3インチとローテーションして使ったのが、KOSMO1.8g+M.P.S2.4インチ

KOSMOは90度アイでありながら、使い方を選ばない万能スモラバ!
フックやヘッド形状なども抜群に良いですが、個人的に気に入っているのはスカートで、細すぎず太すぎず、ほどよい張りもあり絶妙!

スモラバをサイトで使う場合、ボトムジャークで喰わせることが多いのですが、素早くロッドアクションを加えた時にスッとラバーが収縮し、止まるとパッと瞬時にラバーがフレアする。この緩急の差がバイトに持ち込むトリガーであり、そのラバーアクションが出せるスカートラバーだと思います。

7月上旬発売予定ですので、吊るしやマイクロピッチシェイク以外でも、是非使ってみてください!

suzuki 2020.04.21

こんにちは、フィールドレポーターの鈴木翔です。

4月上旬に新発売となったブルスホッグ3インチ!
発売前から個人的によく釣れていたリグが “フリーリグ” でした。

今回は、ブルスホッグをこのリグで使うシチュエーションやリギングを紹介したいと思いますm(_ _)m

なお、今回のコラム内の写真は全て、全国に緊急事態宣言が発令される前の釣果写真となります。

まず、使うシチュエーションについてですが、植物系のカバー撃ち以外なら基本どこでもOK!

ブルスホッグをこのリグで初めて使ったのが、水色がクリアなため池。
岸際の沈みモノもほぼ目視できるのですが、見えバスはおらず・・・
まだ冬寄りのポジションなのか?と思い、3/8oz.フリーリグを池の真ん中でリフト&フォールしていると2投連続バイト!

フォールはカーブフォールではなく、ラインテンションを抜いてフリーフォールさせるのが、このリグの良さを活かすキモです。

スピードの緩急があることで、水質がクリアでも見切られにくい。シンカー着底後、ワームがフリーになることで食い込みも良い。

ヘビーダウンショットリグと特徴が似ていますが、フリーリグの方が、シンカーがワームより手前にある₌遠距離でもリフト時にリグが浮き上がり易い印象があります。
よって、近距離はヘビーダウンショットリグ、中〜遠距離だとフリーリグといった使い分けをしています(^^)

別フィールドでも、このサイズが1カ所から3連発!
タイトな横波動で魚をスレさせにくく、釣れる時は連発することが多いです。
また、リフト時、ブルブルブル…とロッドに振動が伝わるので、水中でのワームの状態もイメージしやすい(^^)/

これは府中湖でも釣れるぞ〜と試してみると、コレまた連発。

府中湖では、沖のハードボトムやブレイクなどの地形変化、水中の沈みモノに絡めて使いましたが、サイトでも!

護岸沿いを回遊していた魚に、壁を使ったアプローチで食わせました。
シンカーが壁に当たりながら落ちていく音にバスが気付き、その後ゆっくり護岸を這いながら落ちていくブルスホッグに思わずバイト!

他にも、河川の消波ブロック撃ちなど様々なフィールドで使えそうです^_^

そして、個人的にこのリグを使う上でオススメしたいことが、以下の2点。

①3/8oz.前後のシンカーを使う。
②リグスベル(富士工業)を使う。

①に関しては、
・ワームとシンカーを離れやすくしたい
・リアクション要素を強くしたい
・根掛かりを外しやすい
・音でアピールしたい
などの理由で少し重めを使用しています。

②に関しても、ワームとシンカーを離れやすくしたいのが主な使用理由ですが、これを使う事でラインに傷が入りにくくなるメリットもあります。
最近では、結び目を保護する目的でアイガードL-6(デコイ)も使うようになりました。

このリグで使う際のフックは、T.N.Sオフセット1/0(ハヤブサ)とダブルエッジ1/0(リューギ)を使っています(^^)

フィールド・季節問わず釣れるリグですので、新型コロナウイルスが収束すれば、是非フィールドでお試し下さい!

suzuki 2020.03.18

こんにちは、フィールドレポーターの鈴木翔です。
SNSでも様々なフィールドでの釣果情報をよく目にするようになり、春の訪れを感じつつあります(^^)

先日3/14(土)は、愛媛県のリザーバーに行ってきました。
今回はオカッパリではなく、レンタルボートフィッシング!
しかし、今までボートでの釣り経験は数回・・・
フットコンエレキを使ったこともありませんでした(^^;;

そんな感じなので操船についても説明してもらい、いざ出船!
水温は12~13度。水質は濁り気味ですが、ルアーで騙しやすそうな良い濁り。

まず、本湖に流れ込むバックウォーターを上がっていきました。
写真のように、岩盤(写真:手前)と土バンク(写真:奥)が交互に続いてます。

朝の時間帯、そして小雨混じりのローライトというのも相まって、ファーストチョイスはビーブル1/2oz.!
カラーは水質問わず使い易い”オーロラホワイト”。ブレードタイプはTW(タンデムウィロー)を使用。

進行方向の岩盤ギリギリにキャストし、カーブスローロールで水中の岩を舐めるようにトレースしていくと・・・

ブリブリの40UP!
この直前に、35㎝クラスをバラしていたのですが、「このサイズがこの釣りに食ってくるのならデカいのも…」と釣り方を変えなかったのが正解だったようです。

上流に上がるとサイズもUPしたことから、そのまま遡上し・・・

サイズアップ成功!
47㎝ながら1800gのグッドコンディションな魚でした(^^)v

写真中の赤○が着水点、赤曲線がトレースコースです。
着水点横の薄っすら見える岩のエグレを意識したアプローチでした。

その直後にもう1本追加し、1時間近く掛けて最上流まで行きましたが、魚の気配は無し・・・

晴れてきたので、下流に下りながら良さそうなカバーがあれば、テキサスリグやラバージグを入れるもノーバイト。
カバーに居ても食わないだけかと、スナッグレスネコリグなど、よりフィネスなものも入れていきますが、反応が得られなかった為、カバー撃ちは消去することに。

昼過ぎになり風が強くなって、本湖は大荒れ(ToT)
ノーバイトの時間が続き、ラストは午前中にビーブル1/2oz.で連発した岩盤のストレッチへ!
スピナーベイトをはじめ、ジャークベイトやフットボールジグ、クランクベイト、スイムジグなどをローテーションするも無反応・・・

魚が別の場所へ移動したのではないか?と考え、対岸へ移動!
水深が浅そうだったので、午前中はスルーしていた場所です。

風が当たり、濁ってはいますが、水中にはウィードがあり良い感じ^o^

ブレードタイプはTWのまま、カラーはより目立たせる為、リア・フロント共にゴールドブレードの”ゴールデンシャイナー”に変更。
ショートキャストでウィードの切れ目を撃っていき、ラストに1本追加することができました^_^

午前中には水深のある岩盤側に居た魚が、水温が上昇し、風が強くなったタイミングでシャロー側にフィーディングで上がってきていたのだと思います。

ボートフィッシングは1日の中で得られるヒントが多いと、改めて実感!
オカッパリでしか獲れない魚が居るのも事実ですが、ボートでの釣りも今後積極的に取り入れようと思った次第ですm(_ _)m

そして、今回のフィールドのように、岸から急深なリザーバーでは、ビーブルのNewウエイト 1/2oz.がベストマッチ!
スプリッターのおかげでレンジが深く入りやすいのがビーブルの特徴ですが、1/2oz.の発売により、狙えるレンジの幅がさらに広がりました。
フックサイズも絶妙で、トレーラーフックを付けても付けなくても使えます。ちなみに、今回はトレーラーフックを付けていませんでしたが、キャッチした魚は全てメインフックがしっかり掛かってました。
是非、3/8oz.と使い分けて、より多くの魚をキャッチしてください(^^)/

[ビーブル1/2oz.使用タックル]
ロッド:ワイルドサイド WSC65MH
リール:スティーズSVTW 7.1L or タトゥーラSVTW 6.3R
ライン:フロロマイスター 14lb.

suzuki 2020.02.20

こんにちは、フィールドレポーターの鈴木翔です。

1月26日(日)に、釣具のpoint高松国分寺店にて開催された、川村光大郎さんのトークショーに参加させていただきました!
今までは”聞く側”として参加していたトークショーですが、今回は初の”話す側”。
終始、緊張でガチガチでしたが、大変貴重な体験ができ、学んだことも多い1日になりました(^^)

そして、その翌日は府中湖にて、自身初の動画撮影!
初日は光大郎さんが1本。僕はノーフィッシュ(^^;

(初日唯一の魚。流石の一言です・・・)

翌日も時間をいただいて、朝のみチャレンジ!
結果、前日の悔しいミスを晴らす釣果で撮影を終えることができました。

リズィーのトゥイッチ&ポーズは、シャッドでは弱い。クランクでは強すぎる。薄っすら濁りが入っていた、この時の府中湖にはベストマッチでした。

この日の動画は、前編と後編に分けて公開してますので、是非ご覧下さい!

【前編】

【後編】

今回の動画では2日目にバイトがあったのみでしたが、撮影前後で魚をキャッチできていたのは、”ボトムアップスモラバKOSMO(プロト) 2.5g+M.P.S 2.4inch”

(KOSMO初使用にていきなりの50アップ!)
回収中にレイダウンから出てきてミスバイト・・・すぐさまキャストし直し、ボトムシェイクにて食わせました(^^)v

2月9日に開催された、府中湖チームエクスプローラーカップでも貴重な1本を連れてきてくれて、優勝することができました。

カラーは、KOSMOがゴーストグリパンブルー。M.P.SがKUWASE(写真:上)と脱皮シュリンプ(写真:下)。
水質がクリアだったので、透け感のある色を選びました^ ^

何かに吊して誘う使い方はもちろん、ボトムでもストレスなく使えるKOSMO!使い所が多そうです^o^

その他にも、プロトのブルスホッグ(3.5gリーダーレスダウンショットリグ)のスイミングで45アップ!
ボディサイズはコンパクトながら強い”縦の水押し”と、他のホッグワームには無い”横の水押し”が、府中湖のバスに効いているのを実感しています。

2020年もボトムアップから発売される新製品に注目です(^^)/

suzuki 2020.01.17

こんにちは、フィールドレポーターの鈴木翔です。
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
本年もコラムを通して、皆様のお役に立てるような情報を発信していきたいと思いますので、宜しくお願いしますm(_ _)m

さて、暖冬と言われている今冬は、急激な冷え込みがなく気温・水温共に徐々に低下していったこともあって、魚も寒さに慣れていて、かなり動けている印象でした(^^)
コラムを書いている今頃(1月中旬)になって、少し寒さも増し、ようやく本格的な冬になってきたかな?と感じ始めています。

12月22日(日)は、毎月行われているアルティメイトワールド様主催の「府中湖チームエクスプローラーカップ」に参戦してきました!

この大会は、朝の6:30(3月〜10月は6:00)集合。
そこから15分程のルール説明などのミーティングを終えるとフライト順に出発し、9:30(3月〜10月は9:00)までに帰着。
朝に配布されるメジャー&フライトカードと共に魚の写真を撮り、帰着後に主催者の方がサイズ判定し、2匹のバスの合計長寸を競います。
上記した通り、この大会でキーとなるのは競技時間の短さ。
移動時間も考慮すると、釣りができるのは実質2時間30分ないぐらい・・・
よって、確実に1匹目を獲るファーストエリア選びと、2匹目を釣る為のバックアップが欠かせません。

朝イチに選んだエリアは、水深2mほどでレイダウンが絡む場所。
まだディープに落ちていない小バスと、居着いている or フィーディングで差しているビッグフィッシュの両方を狙える、一ヶ所で数もサイズもまとめ釣りができるといったスペシャルなエリアです。
プラクティスからエグダマtypeレベル2.5g (レイドジャパン)+M.P.Sの組み合わせでよく釣れていたこともあり、エリア・ルアーに対する信頼度は抜群(^^)v

開始早々、45㎝クラスをバラしてしまいましたが、少し場所を休ませて再びアプローチし直すと47㎝!
さらに場所を休ませつつ丁寧にアプローチし続け、33.5㎝を追加しリミットメイク!

(寒い朝でもBOTTOMUP透湿防水ニットキャップのおかげで頭はホッカホカ!集中力の持続にも繋がります)

その後は入れ替えを目指し、プラでデカいのが釣れていたドライブシャッド6″を巻き倒しましたが、何も起こらず帰着・・・
結果は2匹合計長寸80.5㎝で惜しくも2位^^;
1位の方は、セクシーアンクル(イマカツ)の0.9gダウンショットとフルメタルソニック5g(フラッシュユニオン)のタダ巻きで43㎝,38㎝をキャッチしていました。

今回使用したM.P.Sのカラーは「脱皮シュリンプ」。

昨年の11月に発売して以来、使用頻度の高いカラーです。
水質はクリアだけど、朝イチの薄暗い時間帯なので少しアピール力が欲しい・・・
今回は、そんな状況だったのでベストカラーだったと思います^o^

3日後の12月25日に同エリアで釣った際は、少し濁りが入っていたこともありM.P.Sのカラーは「BUミミズ」を選びましたが、コチラもなかなかGood!

そして、大晦日の釣り納め釣行は、試合では不発に終わったドライブシャッド6″(0.9gネイルシンカーを腹側に挿入)のスローリトリーブで54㎝をキャッチ!

タックルは、ラインスラックを作りやすくする為に、最低でも6フィート10インチ(理想は7フィート以上)のミディアムヘビークラスのロッド、リールもギア比6.3:1のものを使用。
バイトの少ない冬だからこそ、タックルセッティングが重要になります。

2019年をビッグフィッシュで締め括ることができました(^^)/

その翌日の元旦釣行は、夕方15分の短時間でしたが近場の池へ。
M.P.Sの1.8gダウンショットリグ(リーダー約20㎝)で岸から10mほど沖のブレイクを探ると、小さいながら初バスゲット^_^!
フックは、フォッグショット#6(リューギ)

2020年は、昨年以上に色々なフィールドに出向いて、沢山の経験を積みたいと思います。
そして、昨年は叶わなかった「陸王オープン予選突破」と今回紹介した「府中湖チームエクスプローラーカップ年間優勝」を目標に頑張ります!

suzuki 2019.12.20

こんにちは、フィールドレポーターの鈴木翔です。
今回は、12月下旬に新発売となるブレーバーマイクロを紹介させていただきますm(_ _)m
個人的にオススメのリグは以下の3つ!

①ショートリーダーダウンショットワッキーリグ
11月にサンプルを頂いた際、まず始めに府中湖バックウォーターでのサイトフィッシングにて使用しました。
この時に、魚からの反応が最も良かったのがこのリグ!
リーダーの長さが約3〜5㎝程の、1.8gダウンショットワッキーリグです。
使い方は、主にレイダウンや水中の岩に吊して中層シェイク。

同じような使い方をするルアーにスモラバがありますが、スモラバとはまた違った波動やシルエットがバスにとっては新鮮なのでは?と感じました。

カバーに絡める使い方なので、針先を完全にワームの中に隠すことで根掛かりを軽減させています。
極細ボディなので、フッキング率に大きな差は無いですよ(^^)/

②2.7g〜3.5gダウンショットリグ
川村さんの解説動画にて紹介されていたリグです。


ライトラインに少し重めのシンカーを用いることで、ブレーバーマイクロの極細ボディと相まってリアクション効果アップ!

小さくて、速い・・・でも強くないものは、スレバス相手や極寒期に出番が増えます(^^)
バスは居るけど食わない状況で、バイトに持ち込むための最終手段です。

③ネコリグ
まだ釣果はありませんが、とても良いアクションなのがネコリグ!
ネイルシンカーはMAX0.9gまでの重さで、0.6g前後が使い易いです。
ブレーバー5.7インチ&5.0インチ同様、小さくなってもフォールでテールが良く動きます。
こちらもリアクションダウンショットと同じく、使い方次第で”速さ”を出せるので、サイトフィッシングで出番が増えそうです^_^

以上の3つが、僕のブレーバーマイクロでオススメのリグです。

フックはオフセットフックであればT.N.Sオフセット#6(ハヤブサ)、マス針であればセオライズ ハンガーFC-L#10(がまかつ)を使用。

ラインはフロロ4lb.を使用しましたが、ノーシンカーワッキーで使う際は飛距離重視でPEライン0.3号クラスも導入予定です。

他にも、使い手次第で色んな使い方ができるブレーバーマイクロ!
小さく、細い・・・だから食う!を是非、体感してみてください(^o^)

 
さて、今年もあともう少しで終わりです。
私生活では4月から大学生活が始まり、7月からはボトムアップフィールドレポーターとして活動させて頂くことになり、僕にとっては変化の大きい1年でした。
来年も、コラムやSNSを通じて自分なりに情報を発信していけたらなと思いますので、今後とも宜しくお願い致しますm(_ _)m
それでは、よい年をお迎えください。

suzuki 2019.12.04

こんにちは、フィールドレポーターの鈴木翔です。
10、11月は府中湖だけでなく、高知県の波介川、徳島県の旧吉野川にも足を運びました。

波介川を訪れたのは、10月6日。
まだまだ残暑が厳しく、魚も夏場所に多く残っていました。
波介川は岸沿いにインレットが多く、一見どこも釣れそうな雰囲気・・・
しかし、今回はバスが居ない所、居る所がハッキリしていました。

バスが居るインレットに共通していた要素は”ベイトフィッシュ”
主に2~3㎝程の小魚とブルーギルを多く見かけました。
ルアーもマッチザベイトを意識して、スモールラバージグSS(2.5g)+M.P.S(カラーはKUWASE)と、ギルフラット(issei)。

(スモラバSS+M.P.Sでヒットしたインレット)
写真左側から水が流れ込んでおり、小魚が沢山集まっていました。
バスはインレット周辺を回遊しており、フィーディング時にはインレット内に差してきてベイトを捕食します。
写真赤丸部分の草にラインを引っ掛け、壁に沿ってシェイクしながらレンジを落としていくとバイトしてきました^_^

有名な矢板インレットでは、リズィーでも40㎝クラスをキャッチ!
写真撮影中に逃げてしまったため、写真はありませんが、比較的水深の浅い波介川にリズィーは相性が良さそうです^_^

続いて、旧吉野川を訪れたのは11月7日。
毎年この季節になると落ちアユパターンが始まるのですが、そのパワーは感じられず・・・
本流ではバスが見えるものの、表層でもボトムでもない魚影が薄っすら見える位のレンジをフラフラ泳いでおり、ルアーへの反応もかなりシビアで苦戦しました。
結果、途中で入った支流にてヴァラップスイマー4.2インチ(カラーはK.O.シャッド)で釣った1本のみで終了(T-T)

期待していた流れの効いている堰周辺では、バスもベイトの姿も確認できなかったため、堰から下流に向かって1つ目の深みに狙いを絞りました。

足下から水深がかなりあったため、ヴァラップスイマーの腹側に0.9gネイルシンカーを挿入して、水面下1mレンジを引いてくるイメージで使用しました。フックはT.N.Sオフセット5/0(ハヤブサ)。

両河川とも、地元にはないタイプの川でとても面白いフィールド!
また季節を変えて、訪れたいと思います。

ラストはホームフィールドの府中湖!

まだ水位の高かった10月中〜下旬はターンオーバーの影響もあり、バスのポジションもカバー寄りの傾向に。
立木やレイダウンといった縦のストラクチャーにサスペンドしている魚に、バズベイトがハマりました(^^)v

バズベイトはボルケーノグリッパー3/8oz.(ノリーズ)をメインに使用。

バズベイトのフォローは、BFカバージグ4.5g(ジャクソン)+ハリーシュリンプ3.0インチのカバー撃ちで!

11月に入り減水が進むと、増水時では行けない所まで歩けるようになったので、改めて地形を調べ直す作業に時間をかけてみました。
本当ならシンカーだけを投げて調べるのが1番効率が良いのですが、せっかくなら少しでも釣れるチャンスがあった方が・・・

そこで、ヴァラップスイマー3.3インチの3/8oz.キャロライナリグを試すことに。
ヴァラップスイマーはシャッドテールの中でも特にレスポンスが良いので、リフト&フォール、ズル引き、回収中のどの場面でも良いアクションをしてくれます!

使い方は、沖に投げてカウントダウンでおよその水深をチェックし、その後は早めのズル引き。途中で何か引っかかりや重みを感じたら、沈みモノかブレイクがあるのでリフト&カーブフォールで乗り越えさせます。
カーブフォールさせることで、ボトムに向かっていく小魚を演出!

ブレイクを乗り越えた後にバイトしてきた50アップ!
良い地形をしている場所には、やはり良い魚も居ました^ ^
地形を理解すれば、タイミング次第でここにバスが差してくるのではないか?などといった想像がしやすくなります。

こちらは、シェードになる時間帯と風当たりの良さを考慮して入った、ボディウォーター絡みのシャローフラットにて。
ジャックハンマー3/8oz.(エバーグリーン)+ヴァラップスイマー4.2インチを巻いていると、ピックアップ直前に後ろに魚影が薄っすら見えたので、カーブフォールさせると引ったくりました。

そして、数は少ないながら、残っているカバーは一級ポイント!
しかし、目に見える着き場なだけにプレッシャーも高くなります(^^;

近距離のカバーであれば、スモールラバージグSS(2.5g)+M.P.Sが信頼度No.1!
M.P.Sのカラーは11月発売のNEWカラー「脱皮シュリンプ」がここ最近のお気に入りで、ナチュラルでありながら存在感は弱すぎない、冬によく釣れそうなカラーです。

府中湖に関しては、これから水温が下がると、ビッグフィッシュに狙いを絞ったシャローゲームをやり切るのがオススメ!
冬の痺れる1本を求めて、フィールドに足を運んでみてはいかがでしょうか。

suzuki 2019.10.16

こんにちは、フィールドレポーターの鈴木 翔です。

朝夕の冷え込みも日に日に増し、秋の深まりを感じつつあります。
最高気温30°超えの日々が続き残暑の厳しかった9月は勝負事が2つあり、府中湖を釣り込んだ1ヶ月間でした。

1つ目は9月15日に行われた「府中王」と呼んでいる身内バトル。
今回で7回目の開催になり、参加者は自分を含めて6名。
リミット5本の合計重量による勝負です。

2つ目は9月28、29日に行われた「陸王オープン」。
今回が初めての開催となるルアーマガジンさん主催による全国規模の大会!
2日間で3匹の合計長寸を競います。

4つある予選ブロックで優勝すれば決勝へ。そして決勝で勝つと、翌年の陸王モバイルへの出場権を獲得できるということで、気合いMAX!
府中湖が属するDブロックに参加し、丸2日間府中湖を釣り込みました。

2つの試合は2週間の間が空きましたが、夏を引きずった天候が続いたため状況変化は少なかったように思います。
よって、両試合とも狙うエリアを、

①バックウォーター
②本湖ボディーウォーター絡みの岬、シャローフラット
③本湖ワンド奥インレット

の3つに絞り、タイミングを変えて何度も同スポットに入り直すスタイルで挑みました。ルアーはその場に合ったモノを適材適所で・・・

①のバックウォーターではサイトフィッシングメイン!
今回メインで使用したのは、ビーブルTW(カラーはスモーキンシャッド)でのスピナベサイト。

府中王での最大魚はスピナベサイトでの47.5㎝1540g!
ビーブルはスプリッターのおかげで水噛みが良く、流れの中でもレンジコントロールがしやすいので使い易い!

ビーブル以外では・・・

ギルフラット(issei)の早巻き。

アベンタクローラーRS(イマカツ)

スモールラバージグSS2.5g(DAIWA)orエグダマtypeレベル2.5g(RAIDJAPAN)+M.P.S 2.4インチ。

ギルフラットのようなボリュームを好むバスが居れば、嫌うバスも・・・
そういった魚には、やはり食わせの切り札としてM.P.Sは頼りになります^_^
カラーは“KUWASE”がお気に入り!

バックウォーターでメインにしていた場所のひとつ。
基本、オーバーハング下からその下流にかけての深場を回遊しており、フィーディング時に写真左側の流心や瀬に上がってきます。

フィーディングモードに入っている時の方がルアーに対する反応が良いので、なるべくキャスト数を減らし、バスが上がってきたタイミングでアプローチすることが多かったです。

流心に入ればスピナベサイトorギルフラットの早巻き。
瀬の上に乗っかればアベンタRS。
それらで反応が無かった場合や、カバーに入った時はスモラバ+M.P.Sをシェイクしながらドリフトさせたり、障害物に吊るして誘ったり・・・

どちらの試合とも週末開催ということで、バックウォーターは釣り人で賑わっていましたが、人と違う釣りをする事で自分なりの魚は獲れたかなと(^^;

そして、②の本湖ボディーウォーター絡みの岬、シャローフラットでキーになると感じていたのは“風と雨”。

50㎝ほどの増減水を繰り返していたため、水質の良い状態が保たれていました。
バスはハスなどのベイトフィッシュを追いかけており、明らかに横の動きへの反応が良かったのですが、無風時には見切られる場面が多々・・・
そこで、水面が荒れることで警戒心の薄まる気象条件が必要となりました。

ルアーは水質に合わせていくのですが、メインにしたのはウオズスイマー3/8oz.(Megabass)+ヴァラップスイマー4.2インチ。
府中王メンバーの方が、プラクティスにてスイムジグの釣りで5本7キロ釣っていたのを聞いて試すと、よく釣れる!

ルアーの強さが、9月の府中湖の状況に合っていたのだと思います。
ヴァラップスイマーはスロー〜ファストリトリーブまで幅広いスピードで良いアクションをしてくれるので、必然的に出番も増えます^_^

陸王オープン前のプラクティスにて50㎝と49㎝!本番でも初日の朝イチに1発目を連れてきてくれました(^^)/

また、試合では不発に終わりましたが、フットボールヘッド1/4oz.(RYUGI)+ハリーシュリンプ4インチ、エスケープツイン(NORIES)の早いテンポのスイミングも、強すぎないアクションで横に探れることからプラクティスでは好感触!

雨が降った日には、バズベイト、チャターベイト、スイムジグにて1時間で3本5キロ超えの釣果もありました。

その本湖のポテンシャルに期待しつつも、天候次第な部分もあり不安だったので、バックアップとして用意したのが③のワンド奥のインレット絡み!
増減水や少ない降水量が原因で、日々魚が抜けていっている感はありましたが、その周辺にはまだ魚は残っているだろうな・・・と。

特に府中王では、確実に5本のリミットを揃える必要があったので、こういった場所を押さえておくことが大切になってきます。
あとは休日でも入る人が少ないというのも、バッティングを避けられるのでGood!

このエリアは水深がとても浅いので、ナチュラルな着水音を出せるコンパクトフロッグ(DeepForestのミクラやキュー)と高比重ワーム(ゲーリーファットイカ)をメインにしました。

ビッグフィッシュは出ませんでしたが、写真の魚以外にも35クラスが連発したりとバックアップとしての機能を果たしてくれたと思います。

府中王、陸王オープン共に風が弱く、太陽が照りつける暑い日になり、府中湖のポテンシャルをフルに発揮できず終了(ToT)
結果としては、府中王は5本/4310gで2位。
1位の方が5本/4540g。3位の方が5本/4200gと接戦でしたが、ローウエイト具合がこの日の厳しさを表しているなぁと(笑)

陸王オープンは2日間で40アップを6本釣るも、ビッグフィッシュに恵まれず3本合計長寸130.5㎝で391人中29位。

どちらも中途半端な結果になってしまいましたが、プラクティスから本番にかけて府中湖のバスを追いかけていく過程は最高に楽しい時間でした^o^
また経験を積んで次回に備えたいと思います。

suzuki 2019.09.24

こんにちは、フィールドレポーターの鈴木 翔です。
8月26日に、自身初めてとなる広島県 三川ダム・八田原ダムへと遠征釣行に行ってきましたので、その釣行の模様をレポートさせて頂きます。

6:30〜16:30までと時間が限られていたため、両ダムともバックウォーターのみに狙いを絞りました。

まずは三川ダムバックウォーターからスタート!
流心にはアユかハスらしき魚が絡んでおり、時々ボイルも発生します。
かと思えば、流れを少し避けた手前の冠水植物からもバスが次々と出てくる(°_°)
初めは、流れを嫌っているのかなと思いましたが、冠水植物の中を観察すると2~3㎝程の小魚が溜まっており、それらを捕食しているバスもいました。

違うタイプの魚が別々のベイトを捕食しているのではなく、同じ魚がポジションによって捕食するベイトを変えているのではないか、といった印象でした。

流心にはビッグベイトやミノー、カバーの中をスモラバ+M.P.Sといったマッチザベイトを意識したアプローチをするも無反応・・・
そこで、流れの中でサスペンドしているバスの1mほど斜め前方にビーブル(タンデムウィロー)をアプローチ。
そのまま軽く流れに乗せながら、カーブスローロールで口元を通過させるとマグネットバイト!

ファーストフィッシュは53㎝!
ビーブルのカラーは、“ スピナベサイトと言えば ”のスモーキンシャッド。

正直、40cm後半クラスかな?と思ってアプローチした魚だっただけに、そのサイズに驚きを隠せませんでした。
後ろから付いてきた魚の中には55cmじゃきかないのも(^^;)

その後も、見えバスに対してビーブルをアプローチしていきますが、流心にいる魚が一瞬反応するだけでバイトまでは至らず…
しかし、この50m程のストレッチの間に45アップが30匹ほど見えており、明らかに魚が溜まっていることが分かったので、タイミングを変えて入ろうと判断。

次に、気になっていた最上流のプールへ。
橋の上から覗くと、逃げていくバスを発見!
水深も浅いため、上の物に対してかなり敏感な様子・・・
そのままその魚を観察していると、流心のボトムにステイ。
そこで、下まで降りて、ギルフラット(issei)のネイルリグ(1.8g)をバスから15mほど上流側にキャスト!
流れに乗せてドリフトさせていき、バスの5mほど前にボトム放置。
先程までのエリアとは違い、こちらの魚はルアーに気付くや否やまっしぐら!
距離が縮まったタイミングで、リーリングジャークを入れると本気喰いしてくれました(^^)

最上流に関しては、見える魚もこのサイズがMAX。
数も少なかったので早々に見切り、先程のエリアにタイミングを変えてエントリー。
たまたま起きたボイルにギルフラットを入れると、50アップがバイトしてきましたが、すっぽ抜け・・・
僅かでも流れがあった方がルアーで騙しやすいな、と実感したところで、次は八田原ダムバックウォーターへ!

雑誌や映像でよく見てた景色です^_^

着いて早々気になったのが流れ。
水位が高いこともあるのか、インレットがある周辺以外は、かなり流れが弱い^^;
1つ1つインレットをチェックしていきましたが、居ても1つのインレットに1、2本。ただ、インレットに差している魚は簡単に反応し、5バイト1バラし(;_;)

30℃超えの真昼間ということで、少なくとも流れはプラスに働いているはず・・・
しかし、インレットには集まっていないということで、次に狙うは、より流れが効いている最上流or沖のチャンネル絡み。地形を把握できていないので、後者は置いておき最上流へ!

最上流に上がるとボトムも丸見えに。
そして流れも効いており、岩の苔を食べるアユが沢山!やはり、バスも集結していました。
が・・・天才バス揃い(*_*)
ここでも、ギルフラットをアプローチしますが、寄っていくどころか、むしろ逃げていくくらい(笑)
どうやらラインを異常に嫌っているようでした。
そこで、いつもはギルフラット(ネイルリグ)をボトムに置いておき、バスが寄ってきたとこでリーリングジャークを入れて食わす使い方から、タダ巻きへとシフト。(ネイルシンカーのウエイトも1.8g→0.9gに)

流れに対してダウンクロスでキャストし、ラインをなるべく水につけないよう竿を立て気味に構え、バスの3メートルほど手前から引き波を立てながら横切らすとチェイス。
そのまま少しずつリーリングスピードを上げると、スイッチが入りバイト!

細身ながら、自己記録更新となる57.5㎝のビッグバスでした(^^)v

同じ使い方で、その後も55㎝クラスを掛けましたが、残念ながらバラし。
(八田原ダムでは、ギルフラットにヘビーロッドを使っていた事が恐らく度重なるミスの原因だと帰りの道中に気付きました。そこにもっと早く気付いていれば、防げていたかもしれないミスだけに反省です…)

この釣りにも反応を示さない、対岸でボイルしているコンディションの良い魚を釣るために選んだのは三川ダムと同様のビーブル!
基本、流心のボトムにステイしており、ボイルする時だけ対岸の浅瀬にベイトを追い込んで捕食している様子・・・
ボイルが起こると本物のベイトフィッシュにしか目がなくなってしまうので、ボトムにステイしているタイミングを狙うべく、今回はブラインドで水中の岩横をカーブスローロールで舐める様に通す使い方を試しました。

広島県遠征を締めくくるに相応しい、グッドコンディションの51㎝!

岩の横を通過させた瞬間に、白く口が開いたのが見えたのでアワセを入れました。なるべく岩の横を、ゆっくり通したかったので、今回もタンデムウィローを使用。
ブラインドといっても、ルアーをバスに近づけていくスピナベサイトと同じ使い方なので、カラーもスモーキンシャッド!

結果、50アップ3本と45㎝クラス1本。広島リザーバーのポテンシャルの高さに驚かされた釣行となりました^_^

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