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kusabuka 2020.08.21

草深です。
今回は、9月上旬新発売予定の「リズィーアピールプラス」を紹介します!

リズィーオリジナルモデルのボディマテリアルは、クリアABS素材に対し、リズィーアピールプラスはボーン素材を採用しました。
ボーン素材は硬度が高く、比重も軽くなります。

同じ内部ウエイト仕様でもアクションは変化しましたが、ボディに合わせて考えられるウエイトの組み合わせを6パターンテストした結果、ベストな配置をみつけました。
リズィー特有の艶めかしいロールを伴ったアクションはキープしつつ、若干左右へのウォブリングが強くなり、浮力もアップ。
更に、内部の後部ウエイトをタングステン玉に変更したことで、心地良いコトコト音が発生します。
これらの『アクション』・『サウンド』・『浮力』を少しずつアップさせたのが「リズィーアピールプラス」になります。

アピールプラス:後部に小さめのタングステン玉を使用することで遊びができるため、コトコト音が発生
ノーマルモデル:固定ウエイトのため、ほぼサイレント

アピールプラスは、目玉がイエロー

 
近年バスがより賢くなってきており、特にハードルアーは、条件が揃わないと釣れないことが多いです。
しかし、少しのアクションの差や使い方で、今までルアーに見向きもしなかったバスが急に反応し、バイトしてくることも多くあります。
そんな時に是非試していただきたいのが、リズィーアピールプラスの特長的な使い方である、水面直下でアクションさせるテクニックです。

使い方は、軽い連続トゥイッチで水面直下を誘います。
連続的なロールアクションをさせ易く、ルアーも手前に寄ってきづらいため、移動距離を抑えて長く誘うことができます。
イメージ的には、ワームをミドストしているような感じのロッドワークです。

激しいフラッシングとローリングアクション、そして、ラトル音でバスにアピールします。
なぜノーマルモデルではなく、アピールプラスを使用するのかというと・・・
ボディマテリアルをボーン素材に変更したことにより、重さが約0.2g軽くなったことで浮き姿勢がノーマルモデルよりも水平気味になり、更に浮力もアップしたことで潜り過ぎず、水面直下をキープし易いようになっているからです。

もちろん、ただ巻きでも使います。いつもより濁った状況だったら、アピール力が強いアピールプラスがおススメです。

相模湖では、岩盤沿いを水面直下のトゥイッチからただ巻きのコンビネーションで攻めてバスをキャッチ!バイトは常に目視できます。

ルアーの位置をより把握し易いように、背中にはバイトマーカーシールを貼っています。

霞ケ浦水系では、ボートはただ巻き、おかっぱりでは水面直下の連続トゥイッチでキャッチ!

フィールド問わず、真夏でも良い釣果がでたリズィーアピールプラス。
これからの巻物のシーズンに、是非みなさんにも使って欲しいルアーです!

ショートキャスト用
ロッド:BLX LG 632MLFB
リール:スティーズ AIR TW 500HL
ライン:スティーズフロロTYPEフィネス8lb.

ボート用
ロッド:BLX LG 6101MLFB
リール:アルファスCT SV 70SHL
ライン:スティーズフロロTYPEフィネス10b.

ishii 2020.08.20

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
7月は雨が非常に多く、今年の夏は水不足が解消されたのではないかと思われます。
さて今回は、利根川釣行および、草深プロと同船釣行のレポートをしたいと思います。

まずは、8/1利根川釣行。

前回の大会ではPF(パワーフィネス)を軸にプランを組みましたが、ミスが多かったのでその克服のためにフィールドへ出ました。

変更点は、ジグのガードの本数を若干減らし、なおかつ短く調整。
ガードを短くするのは、回収時に枝へ当たりにくくする為です。
若干水位が低かったのですが、幸いなことに大会の時と同じタイド(潮の干満)(笑)

写真の様なドシャローエリアの大規模ブッシュへ、ジグをアプローチ。
カバー直下からボトムまで探り、今日はどのレンジ、どの場所に魚が居るのかを見定めます。

この日はブッシュに差して来たバスを捉えられ、朝一からラッシュになりました。
ボートポジションが水深約90cmで、流れが少し当たるブッシュ先端部にジグをゆっくりシェイクしながら沈めると、この釣り独特の違和感バイト!
フッキングが決まり、無事キャッチ出来ました。
やっぱりロングシェイク中に釣れる時は、見に来ているがなかなか食べない状況だと思いました。

1匹釣っては移動を繰り返し、1時間も経たないのに6匹キャッチ出来ました。
その後は、夕方までやって2匹追加して終了となりました。
これぞ利根川・・・伊藤巧プロの言葉が頭に中に(笑)。簡単な様で難しいと・・・

魚の活性が高かったこともあると思いますが、ノーミスだった為、ジグのセッティングを変えた効果があったと思います。

 
翌日、8/2霞ヶ浦釣行。

今回は、草深プロのW.B.S.トーナメントのプラクティスに同船させて頂きました。
広大な霞ヶ浦は、通っていない私にとって毎回新鮮なフィールドです!!
夏の杭パターンと沖の浚渫で良い魚を釣らせて頂きましたよ^-^

ブルスホッグ3インチの4gテキサスリグを、杭へカーブフォール。
引っ掛かっている沈みものへコンタクトさせて、シェイク中にひったくりバイト!
ナイスサイズが釣れました。

カラーは、少し濁り気味の水色だったのでシルエットがくっきりでる、スカッパノンが良かったと思います!!

浚渫は、18gのロングリーダーのヘビキャロにハリーシュリンプ3インチをセットして、浅い側へキャスト。
軽くスタックしたら、リアクション気味にアクションさせたら食ってきました。
ハリーシュリンプ3インチ、ヘビキャロに最高ですよ^-^

まだまだ猛暑ですので、釣りに出掛ける際は、こまめな水分補給をして熱中症に気を付けましょう!!

kawamura 2020.08.18

こんにちは、川村です。
コロナ対策には留意しつつ、釣行はしております。

梅雨が明けたら一気に猛暑!
毎年そうなのですが、暑さに体が慣れていないこのタイミングはコタえます。

しかし、ことさら雨続きだった今年の梅雨時期はバスの活性もイマイチだったように感じました。
やはり生き物にとって、太陽パワーは必要であり、晴れがあるから雨が活きる!

そしてようやく夏らしい釣りが満喫できるようになりました!・・・もう8月中旬ですよ(^-^;

そんな先日、ブルスホッグのサイズアップ版、2回目のサンプルがあがってきました。
アクション的にはOKを出せましたが、実践ではどうか!?
バスからの反応はもちろんのこと、使用感のチェックも大切です。

訪れた小貝川は、関東随一のジャングルカバーフィールド。
3連休の最終日にてプレッシャーはキツめでしょうが、むしろその状況で良い反応が得られれば確信できる!

リグは、フレックスジグ(ダイワ)のスカートを全てカットし、フックはD.A.Sオフセット(HAYABUSA)の3/0に交換したもの。
スカートがあるとワームのテストとしては性能がボヤけてしまうことと、このジグを試したかったから。
フックの可動域が半固定され横倒れしない構造は、ワームのアクションを生かすうえでも、フッキングのうえでもメリットがあるのではないかと!?

結果は、7バイト7キャッチ。
49㎝・1925gを頭に、46.5㎝・1640g、45㎝・1500クラス(計測忘れ)と、頭3本のウエイトは約5キロ!
小貝川ではMAXウエイトでしょう(*^^)v

やはりこのボリューム感と強い水押しは、グッドサイズに効く!(*^^)v
かといって、30㎝台も食ってきますから、バイトが遠のくモノではありません。

使用感においても、約10gの自重があるのでロングピッチしやすく、スキッピングもスムーズ。
針もちにおいては、3インチより自重が増す分、素材を硬くしたほうが耐久性は維持できますが、アクション的には3インチと同じ硬さ&比重のものが良かったので、硬くするのはやめにしました。
それでも“やや硬”といったところで、快適なカバー撃ちを適える範疇ではあります。

今回の実釣をもって、自信をもって本金型に移行することができました。
名称も「ブルスホッグダディ」に決定!

 
他釣行では、ルアマガプライム会員のサービス企画にて、高滝湖へ。
今年も2日間、2人をガイドさせていただき、スピナベサイトを希望とのこと。

初日のゲストは岡崎さん。
スピナベサイトゆえ、バスが見えることが前提でしたが・・・
期待して遡上した養老川では、ボートが上がれる上限までチェックしましたが、超少ない(>_<)

下りつつ、深めのレンジにうっすら見えた45アップと、竹の隙間にビーブル3/8oz.(アユ)を通して2匹、ボクにm(__)m

古敷谷川では、岡崎さんスピナベサイトで食わせるも、スポッと抜けました(ToT)/~~~
ボクの判断ミスで、チャンスが少なすぎるサイトに時間をかけすぎましたが・・・

夕方に本湖へ。
ボートエリア最下流の橋脚にて、岡崎さんのコンフィデンスベイトであるベローズギルのフリーリグを落とし込むと、静かにファイト開始!!

グッドサイズを仕留め、そして・・・
「ラストにあの橋脚の左右にお互い1投ずつしましょう。左右どちらがいいですか?」
岡崎さん:「左!いや、右はロープ付きですね」
川村:「じゃあ、右をお願いします」

・・・ボクが左に投じたTGブロー(3/8oz)&ブルスホッグ3゛に食ってしまいました、なんてこった!

写真撮影中、「投げててください」と伝えると・・・なんと岡崎さんにもヒット~!!
劇的なエンディングに歓喜!\(^o^)/

 
そして2日目のゲストは池田さん。
前日の結果から、本湖スタートです。
しかし、期待の橋脚はボクが一匹バラしたのみ。

昨日、養老川よりはマシに思えた古敷谷を上がると、ブッシュの中にバスを発見!
ボクのベイトフィネスタックルを貸し、コスモ(2.5g)+M.P.Sを水面直下でシェイク!
すると、バスがス~ッと寄っていき「パクッ!」

フッキングも決まり、40アップをキャッチ!

下ると、上がってきたバスと遭遇するも、すでに目の前。
距離感的にボクが即座にアプローチするしかないと判断し、ビーブルを通すとあっさりバイトしたのは45アップ!

そして、昨日とは異なるタイミングで養老川を上がるも、相変わらず見えるバスはほぼおらず。

それでもサイトにて、池田さんがブレーバーマイクロのダウンショットをバスの口元で跳ねさせて1匹。

ブッシュの先端を通したボクのビーブルにも1匹。

スピナベサイトでも、池田さん食わせるもバレてしまう惜しいシーンがありました。

夕方は再び本湖へ。

昨日ドラマが起きた橋脚にて、池田さんがハリーシュリンプ4゛のフリーリグ(7g)にてグッドサイズ!
ボトムを丁寧に探って食わせました。

さらに!ビーブル3/8oz.(K.O.チャート)で中層をスローリトリーブしてガツン!!
2日目もいいシメでした(^^)

橋脚のような水通しが良いうえビッグシェードを形成するタテストラクチャーは夏の定番ですが、今回のように、スピナーベイトで中層にサスペンドするバスを狙って、ボトムはジグやワームで探る2段構えは効果的ですよ(^_-)-☆

ビーブルのカラーは、スピナベサイト絡みなら、アユ、マルチシャッド、スモーキンシャッド。
本湖の茶色味がかった水色なら、チャート系やホワイト系を選んでいます。

旬は本湖のワカサギについたバス狙いなのでしょうが、ボクが案内できる、見える変化とバスだけで釣ってもらえ一安心。
お二方とも釣りが上手で助かりましたm(__)m

sato 2020.08.07

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
長かった今年の梅雨がようやく明けて、霞水系のフィールドもいよいよ夏本番へと突入しました。

本来なら魚の活性を上げるはずの梅雨時期の雨ですが、長雨が続いてしまうと・・・逆に魚の活性は下がってしまう。というのは、何となく昨年も感じていたので、今回はあえて梅雨明けの暑くなるタイミングを狙っての釣行へ!!

いざ、小貝川のSummerBashingへ。

梅雨明け後の急激な気温の上昇に伴い、期待通り!?
いや、それ以上にバスがアグレッシブな状態へ!!

ラッキーフィッシュ!!の2㎏オーバー50UPを筆頭に、45UP2本を含め1日の釣行でトータル7匹のバスをキャッチ!!
久しぶりに良い釣りが出来ました。\(^o^)/
また、釣れたほとんどのバスのコンディションが、回復した健康体のグッドプロポーションのバスだったので、とても嬉しくほっと一安心!!\(^o^)/

釣れたルアーは、すべてベイトフィネスジグ+ブルスホッグorハリーシュリンプの組み合わせ。

ブルスホッグとハリーシュリンプは、それぞれが違った波動を生み出すので、両方準備しておき状況に合わせて使い分けをするのがベスト!!

また、ベイトフィネスジグは、フックが好みのモノに変えられるのと、トレーラーワームを変更したい時も、通常のラバージグの様にワームのヘッド部分をキーパー部分へ埋め込まないので、ワームの破損も少なくクイック&イージーに交換でき、とても便利であります!!(^▽^;)

 
続いては、霞水系のオカッパリ釣行!

梅雨時期~最近に掛けて霞水系のオカッパリで活用して良かったのが、ハリーシュリンプ3インチに軽めの(5グラム前後)シンカーを使ったライトキャロライナリグです。

このリグの特徴は、広く横方向に探れることと、シンカーウエイトが軽くシンカーとフックが離れているので、根掛かりの多発する霞水系のオカッパリからのアプローチでも快適にストレスなく扱える事です!!
使い方は、ズル引き・スイミング・リアクション狙いのトゥイッチングなど、状況によって使い分けます。

ハリーシュリンプ3インチの喰わせ能力は、既に皆さんご周知の通り!!
川村さんは、ハリーシュリンプ3インチバックスライドセッティングで釣りまくっている模様ですね!!\(^o^)/
どのリグにおいてもハリーシュリンプ3インチは、素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれます!!
自分も、もうちょっと早く使いこめばよかった・・・(-_-;)
是非、お試しください

 
そして、完全真夏モードに入ってからは・・・
昨年同様ヴァラップスイマーのウエイテッドリグが好調!!

地元の釣り仲間は、今年もヴァラップスイマーのウエイテッドリグでグッドワンをキャッチ!!流石\(^o^)/

自分も、負けじと!!(笑)

そしてもう一つ、夏場の霞水系オカッパリ釣りで欠かせないのが、ファットイカなどの高比重系ワームのノーシンカー。
ヴァラップスイマーのウェイテッドリグと、ファットイカのノーシンカーセッティングの共通点は、どちらも遠投性能が高く、表層~ボトムまで探れて、なお且つスナッグレス性能がとても優れている事。

ベイトフィッシュを意識して広範囲を探る時は、ヴァラップスイマーのウエイテッドリグ。
甲殻系、もしくは虫系のエサを意識して広範囲を探る時は、ファットイカのノーシンカーセッティングといった感じ。
そして、どちらも良く釣れる!!
霞水系のオカッパリでは、どちらも手放せないアイテムです!!\(^o^)/

 
今回使用【ルアー&タックル】

上から
・ベイトフィネスジグ(ティムコ)1/4オンス FPPオフセット1/0(ハヤブサ)
 ブルスホッグ3インチORハリーシュリンプ4インチ(テールカット版)

・ヴァラップスイマー4.2インチ(トレーラーフック固定用ゴム装着)
 ハイパートルネードウエイテッド1/16オンス 5/0(ハヤブサ)

・ゲーリーヤマモトファットイカ(スミス)
 TNSオフセット4/0(ハヤブサ)オープンスイベルS装着(デコイ)

そして今回は、自分が最近霞水系のオカッパリで気に入り、活用しているタックルについてもご紹介します!!

ロッド:クロノス6101MLS(ダイワ)
リール:バリスティックLT2500SS-CXH(ダイワ)
ライン:シューターディファイヤーD-Braid 1号(サンライン)

いわゆるパワーフィネスまでいかない、強めスピニングロッドとハイギアリールに、強く比重が高めのPEラインのタックルです。
実はこれ、冬場に軽めのメタルバイブ用として自分は揃えたのですが・・・
霞水系のオカッパリであらゆるライトリグを扱え、とても便利でオールマイティーなタックルです!!\(^o^)/

 
具体的には、
・今回使用したハリーシュリンプ3インチのライトキャロライナリグ

・川村さんおススメのハリーシュリンプ3インチのバックスライド

・ハリーシュリンプ3インチ、ブレーバーマイクロ3インチ、MPS2.4インチなどのダウンショットリグ

・KOSMO1.3~3.3g+M・P・S2.4インチのスモラバセッティング

ハードルアーだと、
・ガストネード(ダイワ)
・レゼルブ(DSTYLE)など。

また、写真にはありませんが、ヴァラップスイマー3.3インチのノーシンカーリグなども快適に扱えるタックルで、霞水系のオカッパリを1本のスピニングでいろいろやりたい方には、とてもおススメのタックルであります!!\(^o^)/

そして、もう1つアイテムをご紹介!
ボトムアップ新作アイテムのフラットキャップ!!
素直に自分は、これを待っていた~(^^♪
COOLでカッコイイ~!!\(^o^)/

また、機能面でもメッシュキャップ同様に内側の縁取りがタオル生地なので、快適な肌触りに吸水性もあり、これからの暑い時期にもとても良さそう!!
9月上旬発売予定ですので、もうしばらくお待ちくださいませ。m(__)m\(^o^)/

最後になりますが、これから暑い日々が続きそうです・・・
コロナ対策・熱中症対策をしっかり取って、是非皆さんも今年のSummerBashingを満喫してみてください。

kawamura 2020.07.30

こんにちは、川村です。
いくら梅雨とはいえど、これほど毎日のように降るのは覚えがありません。

さて、今回はスピナーベイトやバズベイトに巻かれているスカートについて。
あまりフィーチャーされることはないパーツですが、実は核心部ですよ。
なんたって、バスが食いつくところですからね!!

水槽で横から見ると一目瞭然なのですが、スカートのシルエットや躍動感によって、かもし出す生命感は全然違います!

理想は、
「泳がせたときにサカナのような流線形シルエットになり、スカート全体が躍動しつつも、後方は尻尾のようにバタバタなびく」
棒状のシルエットでほぼ震えないスカートと比較してしまうと、その生命感は雲泥の差!

バズベイトを特集している今月号のBasser誌でもこの件について記してもらっているのですが、
後日、ホリベ編集長が来社した時に水槽で見比べてもらうと、「こんなに違うの!?」と。

スカートのバイブレーションについては、ブレードやペラが発する振動の強さによって表現されることが多いですが、実はスカート自ら発するものでもあります。

例えば、スカートの内側はカットし、水受けの強い外周だけを生かすタイイング方法にする。
さらに、スカートの質感も最適な弾力のモノを選ぶことで、「ナチュラルなシルエット」と「それなりの躍動感」は手に入れることができます。

しかし、さらに一線を画す、“より艶めかしく、尻尾をバタつかせるような躍動感”となると、スカートのタイイング方法だけでは物足りず、バイブレーション効果の高いブレードやペラと、スカートのタイイングとの相乗効果によって達するレベル!!

ビーブルがまさにそう!
ブレードの振動にスプリッターが生むヨコ揺れが加わり、さらにスカート自体も振動するタイイング。
これらが三位一体となって、生命感あふれるスカートの躍動を生むのです。

また、バズベイトでもペラとスカートの組み合わせによって、このスカートアクションを実現することは可能です!
ちょいとチューニングをするだけで見違える場合もありますので、詳細はぜひBasser誌面にてチェックしていただければと思いますm(__)m

 
さて、最近の釣行は、相模湖、霞オカッパリ、戸面原ダムへ。
フィールドはバラバラながら、この長雨と日照時間の少なさからか、総じて夏らしい感じは薄いと感じました。

梅雨が明ければガラッと変わると思いますが・・・

相模湖のバックウォーターなんて、秋山川上流で水温16℃台、桂川は18℃台と目を疑うほど低かったです。

霞水系も、イマイチ魚影が薄いというか、まるで秋のように魚が散っているような!?
9月上旬リリース予定のリズィーアピールプラスにて!

なかなかにシビアな釣りが強いられる中、魚影の濃い戸面原ダムでは久しぶりにアタリの多い釣りを楽しませてもらいました。

どんな状況でも、フィールドに身を置きバスと対峙する時間は幸せだな~とじんわり・・・
コロナの影響もありますので注視しつつ、より一回の釣行を大事にこなしていきたいと思う今日この頃です。

最後にひとつだけ・・・
霞水系のオカッパリでは、釣り禁止と記された漁港や保護水面で釣りをしている人が目につきます。
細い道を塞いでいる迷惑駐車しかり・・・
最低限のルールすら守れない、恥ずかしい行為だということに気づいて欲しいです。
バスフィッシングを末永く続けられるために、お力添えいただきたいと思いますm(__)m

ryoya 2020.07.28

皆様こんにちは、フィールドレポーターの山口諒也です。

九州地方は、大雨により釣りに行けない日々が続いていましたが、なんとかタイミングを見計らって安全第一で釣行しております。

また、被災された方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
1日でも早く、普段の日常が戻る事を願っております。

 
さて、只今ルアーマガジンさんの企画 『陸王ダービー』が開催されております。
大会内容については、ルアマガプライムをご覧下さい(^^)
https://prime.luremaga.jp/pub/derby
↑こちらがURLになります。

実は陸王ダービーが始まる前から釣行回数を増やし、ほぼ毎日フィールドに出ては、デカバスを釣るための釣りを探しておりました。

バスはスポーニングで消費した体力を回復し、エサを求めて回遊性が増します。

大会で勝てるようなサイズは釣れていませんが・・・-_-
ルアーへの反応は良好で、数は釣れております。
その全てはまだ公開できませんが、好調な釣り方を紹介させてください(^^)

 
まずは、ハリーシュリンプ4インチのヨコヨコセッティングを、カバーに絡めて誘っていく釣り。

特に好きなのが、ハリーシュリンプ4インチ自体にある程度の自重があるため(約8g)カバーにスキッピングし、ワンアクションで食わせるアプローチ!
他にはないアクションが効いているのか、バスがすっ飛んでバイトしてきます^ ^

 
お次は、シャローバンクや流れの変化をボルケーノグリッパー3/8oz.(ノリーズ)で手早く探っていく釣り!

ヴァラップスイマー3.3インチをトレーラーにし、ただゆっくりと巻きながらカバーのキワなどを通してくるだけです^ ^
今の時期ぐらいになるとデカバス率も高く、オススメのルアーになります(^^)

 
他には・・・

・ハリーシュリンプ4インチの5gリーダーレスダウンショット

・ギャップJIG5g(プロト) + ピックダディー(釣り吉ホルモン) orブルスホッグ3インチorハリーシュリンプ4インチ

・KOSMO 2.5g+M.P.S2.4インチ

この3つのリグで良く釣れています。

ハリーシュリンプ4インチの5gリーダーレスダウンショットは、フォール中または、ボトムについてから少し止めている間にバイトが多いかなと思います。

フォール中はピリピリと細かいアクションでアピールし、着底後もウデを左右にユラユラさせる、その自発的な動きが特に効いていると感じます^ ^

ギャップJIG(プロト)は一般的なカバージグよりもコンパクトなため、プレッシャーを掛けにくいのがGood!

もちろんボリュームがあった方が効率良くバスを引っ張ってくる状況もありますが、
昨今のプレッシャーの高まりからか、コンパクトにした方がバイトは多い印象です。

こちらは、ギャップJIG+ピックダディーのコンボ!
ブルスホッグでもアピールが足りないと感じた時に選ぶトレーラーです。

ポークの場合、誘い方はスイミングよりも、ボトムで跳ねさせて止めておくほうが、遠賀川のバスには効いているように感じました(^^)
まだポークを使い始めたばかりですが、あの生き物の様な動きは、とてもGoodですね!

ギャップJIG +ブルスホッグ3インチの組み合わせ。

こちらは、漂うような感じを出せるスイミングで良く釣れています^ ^
ブルスホッグ3インチは一口サイズでありながら、分厚いパドルを上下に揺らすことで生じる強い水押しでバスにアピールしてくれます(^^)

また、スイミングでの反応が悪い時はズル引きでスローに誘いますが、そこでもスリットインパドルは柔らかく動くうえ、しっかりと水を掴むことで手元に操作感が伝わるのもGoodです(^^)

ギャップJIG +ハリーシュリンプ4インチのセッティングです。
食い渋った状況など、長めに誘う必要があるときに選ぶトレーラーで、シェイクした時に繊細なパーツがピリピリと震えるのが良いです(^^)

 
そして、中層にサスペンドしたバスを釣る最終手段として、KOSMO +M.P.S2.4インチを使用したマイクロピッチシェイク!

カバーだけでなく・・・

写真の様なタテストラクチャーにサスペンドしたバスも釣れるのが分かってからは、更に使う場所が増えています。


↑KOSMO については、川村さんが動画にて細かく解説していますので、そちらをご覧下さい^_^

 
ラストは、ビーブル3/8oz.を使用した、スピナベサイトとカーブスローロール!
ベイトフィッシュ食いのバスに効いております(^^)

ピンポイントへ投げ入れる釣りなのでキャストの精度は求められますが、
ライトリグに反応しない魚が反応してくれていることを実感しております(^^)

是非、お試しください(^^)

それでは、残る大会も頑張って参ります(^^)

kawamura 2020.07.22

こんにちは、川村です。

先日7/12(日)、高滝湖にボートを浮かべました。
そろそろスピナベサイトがしたいな~、と。
しかし、最近は雨続きでしたから、濁って見えないことも想定しつつ・・・

やはり水位は高く、スロープが狭い!水色も茶色く濁っていましたね。

増水すると良くなるのがシャローカバーです。
特に増水して間もないうちはフレッシュですが、もうけっこう経つのかな?

本湖のアシへ、ギャップジグ5g(プロト)+ブルスホッグをピッチングすると、いきなりラインが走る!!

早々の1本でしたが、その後は続かずハマッている感はなし・・・

養老川を上がると橋脚には増水の形跡が・・・水色は澄み始めていました。
バスがいれば見えるか?

しかし、見えバスはおらず、そもそも居るのかな?なんて。

見えないだけかも?と、竹が水面を覆いかぶさるキワへビーブルを入れ、ゆっくり泳がせてくると・・・
「ガツン!」とひったくられ、「いた~!!」

この一匹をヒントに、同じようなバンブーブッシュにビーブルを投じていくと、次々とヒット!!
午前中にこの釣りだけで47㎝を頭に8本をキャッチ!さらに古敷谷川でも追加!

しかし、掛かるのはほぼトレーラーフックで、バレてしまったのも4~5本ほど。
バスは見えなくとも、スピナベサイトの要領でカーブスローロールさせていくのですが、追いが鈍いときの後ろからハムっとする、あの食い方をしているんだと思います。

日曜日ゆえ、有望なストレッチは入れかわりで攻められていますが、他に釣れているシーンは目撃せず。
それでもビーブルでブッシュキワをカーブスローロールさせると食ってくるんですから、明らかにこの釣りがハマっていました。

ヒットカラーはアユ。
シルバー&ゴールドのスカートが脈打つようになびくとキラキラし、水槽で横から見ると突出して魚っぽく見えるカラーです。
やや濁った水色でもアピールしつつ、見えバスがいればそのままスピナベサイトでも食わせられる(^_-)-☆

この日は新人のワカマツを乗せていたのですが、ビーブルで連発しているのにひたすら自作のクランクベイトを投げている・・・

川:「ビーブルハマってるから投げたほうがいいと思うぞ」
ワカ:「持ってませ~ん」
川:「おまっ・・・高滝来るのにビーブルなしって、手ぶらで来るようなモンだぞ~Σ(゜Д゜)」

しゃーねーなー、とビーブルを渡すと・・・
ワカ:「あの・・・投げるタックルもないです」

ファイヤーウルフと、まだ1投もしていない新品のスティーズSV TWを貸すことに・・・
ワカ:「入魂しときま~す」

恐るべしヤングマン。
しかし、ルアーを造るセンスはなかなかに感心させられるのです。

あ、入魂はしていただきましたm(__)m

15年以上前に通っていた新川で出会った、シュガークラフト佐藤さんのロングB(Wrong-B)ジョイントバージョン!
使い込んでボロボロになっていたのをワカマツにリファインしてもらいました。
ヒレや顔つきまでもボラっぽく仕上げてきました。

【ラバージグタックル】
ロッド:スティーズショアコンペティション キングヴァイパー
リール:スティーズA TW 7.1L (SLP WORKS セミオーダー)
ライン:スティーズフロロタイプモンスター16ポンド

【スピナーベイトタックル】
ロッド:BLX LG6101MRB
リール:スティーズSV TW7.1L (SLP WORKS セミオーダー)
ライン:スティーズフロロタイプモンスター14ポンド

ishii 2020.07.17

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
今年の梅雨は豪雨が多く、大雨災害で被災されました地域の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
さて、今回は7/12に開催されました、TBC第3戦の模様をレポートしたいと思います。

連戦ということもあり、7/4.5と2日プラクティスに入りました。
南西の風が強かった為、風裏になるエリアを重点的にチェック。

前回大会の反省をもとにマッチザベイトを意識して、今回用意したのはパワーフィネスと、
草深プロに教えて頂いたハリーシュリンプ4インチのバックスライドセッティング!!
https://bottomup.info/column/20200708kusabuka/

パワーフィネスはスジエビを意識して、ハリーシュリンプ4インチはテナガエビをイメージしました。

まずは、本流の流れが当たらないスジエビが居そうなカバー最奥ブッシュへ、パワーフィネスでジグを入れ、レンジを刻みながらシェイクすると、ルアーが軽くなるバイトが!
コンディションの良い魚をキャッチ!出来たのですが・・・
アワセた瞬間にロッドを折るミスを犯してしまい、この釣法は終了に・・・

それから、水深30センチ程の泥底のシャローフラットエリアへ行くと、スクールで泳いでいるバスを発見!!
沖に少し張り出したブッシュへ泳いでいった為、ハリーシュリンプ4インチのバックスライドセッティングを、ブッシュの下へ滑り込ませてズル引き・・・
コンッとバイトが出て、ものすごい勢いでラインが横に走る!!
本物のテナガエビと勘違いして食べていたようです。

バックスライド幅と操作性を優先して、ラインは10lb.にシンカーは0.45~0.9gを使用。
最近の渋い状況からすると、飲み込む様なバイトは中々ありません!
やはりテナガエビを食べているバスはコンディションが良いです!!

プラクティスで分かったのは、イナッコとスジエビが居るエリアの2種類があり、イナッコのエリアにはバスがリンクしていない感じ。それに比べ、エビ類が居るエリアには必ずと言って良い程バスからの反応があること。

 
そして、大会当日!!
スタート時、上流方面へ向かう選手が明らかに少なかった為、上流へ。

水位がロータイドだったので、まずは、水深があり流れが当たりすぎないブッシュから釣りを開始したところ、最奥に見えバス発見!!
静かにパワーフィネスでアプローチすると・・・バイトするもすっぽ抜け。
バスは最奥に隠れていて、エサが来た時だけスイッチが入る状態!
見に来ている感じですが、直ぐには食わず、ロングシェイクで誘わないと口を使わない、かなりナーバスな感じです。

魚の様子が分かったので、直ぐに別のエリアへ移動。
遠浅泥底エリアに浮き草とブッシュが絡むエリアへ、如何にもエビ類が居そうな雰囲気。
同じくパワーフィネスのロングシェイクで誘うと・・・バイトが!!ブッシュ奥から抜き上げランディングに成功!!

このタイミングで薄日が射して来たので、同様のシャローエリアをランガン!
バイトはあるが、やはり吸い込みが弱いのか?連続バラシ・・・
そこから、最初のバラシブッシュへ戻り、同じ場所へ再度アプローチすると、2匹目をキャッチ!!

13:00頃、ラストポイントに選んだのは、最上流部にある大きく反転流が起きるブッシュ。
見えバスを発見!キャストミス!魚が沈む・・・
時間を空け、ブッシュの根元へハリーシュリンプ4インチのバックスライドを滑り込ませると・・・ラインが走り、フッキング!!
しかし、ランディング間際でフック伸び・・・ち~んて感じで・・・
その後、最後まで頑張りましたが終了。

帰着してみると、やはり全体的にローウエイトだったようで、結果2本(2,273g)で2位入賞することが出来ましたが、状況が読めていただけにミスが・・・
悔しい気持ちが残りました。

次戦は9月13日、今回のミスを修正してお立ち台へ上がれるように頑張りたいと思います!!

最後にハリーシュリンプのバックスライドセッティング、エビ食いの時期に特にルアーパワーがあると感じました!!是非お試し下さい^-^

【タックル】
・ハリーシュリンプ4インチ(T233 グリッパノン)
ロッド:オンリーワンオリジナル66ML
ライン:フロロ10lb.
フック:WRM 262 2/0

・パワーフィネス
ロッド:オンリーワンオリジナル68MHPF
ライン:PE1.5号
ルアー:スモラバ3.5g(チラシorグリパンブルー)

chiba 2020.07.14

皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
コロナ渦中に、新海社長を始め運営スタッフの方々のご協力のもと、大会が無事に開催されたことを本当に嬉しく思います。
ソーシャルディスタンスに配慮した表彰式等の開催も、本当に感謝申し上げます。

さて、大会の詳細についてレポートしていきたいと思います。
プラクティスは、合計で4日間入りました。全体の感想から言うと、釣れない・・・
本当に仲間内でも、「釣れない!!」が飛び交う毎日でした。

そして、本番2日前のプラクティスで釣ったバスの口の中に「手長エビのヒゲが!!」
このバスをヒントに、手長エビがいるであろうエリアを重点的に釣っていきました。

釣り方は、ポストスポーン特有の「ゆっくりフワフワと落とす」
選んだリグは、この2つ。
・ハリーシュリンプ4インチ バックスライドセッティング(0.9gネイルシンカー)
・ヤマセンコー4インチ ノーシンカーリグ

カバーの奥に滑り込ませて食わせる時は「ハリーシュリンプ」、手前にゆっくり引いて食わせる時は「ヤマセンコー」こんな感じで使い分けていました。

今回メインになったエリアは、消波ブロックの絡むインサイドのシャロー。
その中でも、オダなどのプラスαがあるスポットを探って行きました。

ですが、大会当日は大雨。
プラクティスとは異なる状況だったので、浅い側・深い側両方のエリアをテンポ良く探っていきました。

そして、1匹目を浅い側の消波ブロックに絡んだオダでキャッチ!
水深は約30センチ程度で、ヤマセンコーノーシンカーリグでした。

2匹目も、同様のエリア&ルアーでキャッチ!
そして、このタイミングで風が吹き始めた為、風をプロテクトしそうな消波ブロックのくぼみに、ハリーシュリンプ4インチバックスライドセッティングを滑り込ませ、この日最大の46センチのキッカーフィッシュをキャッチする事が出来ました!!

【タックルデータ】
・ヤマセンコー4インチ ノーシンカーリグ
フック:RYUGI ダブルエッジ2/0
ロッド:スティーズウェアウルフ 661MFB-SV
リール:アルファスAIR TW 8.6R
ライン:山豊テグス アディクトフロロ10lb.

・ハリーシュリンプ4インチ バックスライドセッティング(0.9g)
フック:RYUGI ダブルエッジ2/0
ロッド:スティーズウェアウルフ 661MFB-SV
リール:アルファスAIR TW 8.6R
ライン:山豊テグス アディクトフロロ10lb.

今回、どちらのリグもフックはダブルエッジ2/0を使用しました。
障害物越しにフッキングをする為、スイープにフッキングすることが絶対。
フッキング重視の細軸フックを選定しました。
通常のカバーを撃っていく時は、ストレートフックを使用していますが、今回は対消波ブロックということもありフックを変更しました。

また、先日「ハリーシュリンプバックスライドセッティング用のストレートフックを持っていない。」そんなコメントを頂きました。
オフセットフックでも大丈夫です。
ただ、ナローゲイプタイプがいいと思います。ボトムでの姿勢も良く、着底後ボトムを引いてくるアクションも食わせどころになりますので。
その中でも、個人的にはRYUGIのダブルエッジが良い感じかなと思います。

あくまでも、個人の意見なので皆様の参考になるかわかりませんが、釣行の際に少しでも役立てれば、私としても本当に嬉しい限りです。

草深さんが、コラムでフックセッティングの詳細を書いてくれています。
僕も試してみましたが、現在はあのセッティング方法に落ち着いています。
是非チェックしてみて下さい(^^♪
https://bottomup.info/column/20200708kusabuka/

そして大会結果は、3本3,806gで3位に入賞することが出来ました!
2020年度最初の試合を、このような形でスタート出来た事、本当に嬉しく思います。
今年も残り3戦、自分の持てる力を全て出し切り、またこの場で皆様に良い報告ができればと思っております。これからも応援宜しくお願い致します。

kawamura 2020.07.10

こんにちは、川村です。

前回も少し触れましたが、釣りビジョン『follow my F』の撮影にて山梨県の西湖へ。

ご存じワーム禁止のフィールドですが、50アップも稀ではないポテンシャルの高さは関東随一!
2年前のちょうど今頃に訪れたときにはビーブルのスピナベサイトがハマッただけに今回もメインになると踏み、ローライトタイムにはトップウォ―ターもいいだろうし、ボトムフィッシングでは、ギャップジグ(プロト)にピッグダディと、コスモにピッグダディJr.との大小用意して・・・

ご当地メソッドは、デルゼやジョーダン、トラファルガーといった、ワカサギ系I字プラグを水面放置させる釣法。
春のイメージが強い釣りですが、このタイミングでもまだ旬なようで、ボートもオカッパリもほぼ皆さんこの釣りをされていました。
実際にワカサギは健在で、群れで泳いでいるのも、力尽きて浜に流れ着いているのも何度か目にしました。

しかし、ボクはI字系の放置は経験値がないうえ、他にもやりようはあるんじゃないのか?と・・・
ボートでは、中田敬太郎さんのガイドにてゲストさんがワカサギI字系でいい釣りをされていましたが、射程範囲が限られるオカッパリに関しては、やれば釣れるというワケでもなさそう。
というのも、ワカサギI字系では2日目の夕方に釣った人を一人見ただけ。あとは土砂降りの最中にビッグベイトで釣ったという人が一人。

期待に反してオカッパリの範疇にいるバスはかなり少なく、見えないのでスピナベサイトも効きようがない。

初日、西湖を一周した時点であまりのバスの居なさに河口湖にも足をのばしたのですが、増水にてオカッパリがやりにくいうえ、こちらもバスは見えず。
まだ西湖のほうがマシかと、腹をくくったのです。

プライベートであれば心折れていた状況でしたが、少しでも確率の高い場所と釣り方に絞り込むことで、少ないチャンスをモノにしていき・・・
そして最後はまさかの出来事が!?
初回放送は7/14の22時より。釣りビジョンが観れる方はぜひご覧くださいm(__)m

 
そしてBasser取材にて北浦へ。テーマはバズベイト!

バズベイトは大好きなルアーで、中でもダイナモとボルケーノグリッパーを愛用しています。
しかし、ボートでは多投するものの、オカッパリでは・・・近年はあまり釣ってないぞ~(^-^;
フィールドがシビアになったことで、ポーズを交えてスローに誘えるポッパーを多用するようになっていたのです。

では、ハイプレッシャーなオカッパリではバズベイトが効かないのか?

ボクがバズベイトに求める条件は4つあり、その辺は誌面にて記されると思いますが、それらの条件を備えたうえで、ハイプレッシャーな状況にマッチするバズベイトを模索することに。

草深所有も含め、昔からのバズベイトを漁り、さらに釣具屋さんもまわってバズ集め。
サウンドやアクションをチェックしていくにつれ、「コレとコレを合わせたら」となっていき・・・
ペラを付け換えたりスカートを巻き直したりすると、けっこう違いが出て面白い!!
個人的な好みではありますが、「これは!」という個体も出来たのです(^^)

取材本番前にそれらのバズベイトを持って北浦へ行き、検証してきました。
日曜日の北浦は、バスバブル期を彷彿とさせるアングラーの多さ!
ここまでハイプレッシャーな状況だと、さすがにバズはキツいか?

改造してきたバズベイトをロストしてはいけないと、トレーラーフックを付けないでいたらミスバイト2発し、トレーラーフックを付けてから2匹釣れたけれど、どちらもメインフックに掛かっていたという・・・

さあ、本番はどうか!?

良いバズベイトとしてよく言われるのは、“スローに引けてサウンドアピールが強い”ということ。
これは確かですが、必ずではないと思います。
速めに引いた方が強いストライクを引き出せる場合もあれば、強すぎるサウンドが仇となる場面も少なくありません。
ようは、「これがあればOK」というモノではなく、状況に応じた使い分けは他のルアー同様にあるということです。

向かえた取材は大成功!
バズベイトでも、ミスバイト対策のフォローベイトでもグッドサイズを仕留めることができました(^^)v
ハイプレッシャー対策を模索したうえで挑んだ成果が出たと思います。

ハイプレッシャーを打破するバズベイティングについて、独自の視点を交えて紹介しています。
7月末売り号のBasserにて、ぜひご一読ください!m(__)m

 
開発では、新型を進めている以外にも、ワームの新色を調色したり・・・
すでにある色を再現してもらう場合もあり、例えばヴァラップスイマーに採用した「ソルティドッグ」はかつてあったスタッドの色であることは以前にも記しました。

しかし、ない色は作ります。
ちょっとした色合いの違いや、濃さ、薄さ、などは言葉で伝えきれるものではないからです。
絵具のように、溶かしたワームを混ぜてイメージに近づけていきます。もちろん、ラメやマイカも含めて。
「いい色になったな~」なんて写真を撮って香川の鈴木翔に「どう?」と聞くと、「ちょっとスモークすぎますね」なんて(^-^;
しかし、その理由もちゃんと添えてくるところに説得力もあるもんですから、また溶かしたワームをかき混ぜるのです。

そんな翔が先日、ルアーマガジン「特命釣行R」の取材を受けました!!
取材当日は社員皆、気になってソワソワでしたよ(^-^;
突出した実力はありますが、19才のヤングマン!取材ならではの緊張感もあったかと思います。
お題は達成できたのか!?
こちらも7月末売り号、誌面にてご覧いただければと思いますm(__)m

最後に、豪雨による河川の氾濫が広がっております。
引き続き警戒が必要とのことで、皆さまにおきましても十分にお気をつけください。


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