皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
気づけば12月も下旬に入り、今年が終わろうとしています。早いですね!
さて、今回は最近釣れている、スクーパーフロッグのダウンショットリグについて!!
先日訪れた三島湖でも良く釣れたので、私なりにご紹介したいと思います。
12月5日(日)
ダム工事による7m減水、そして数日前に降った雨の影響による濁り・・・見た目には「釣れないだろうな」と思える状況でした。
まずは大規模な崩落跡からスタート。
枝に引っ掛からないように丁寧にアプローチすると、私のスクーパーフロッグ(ツチガエル)にバイト!も、食いミス・・・
同船者が全く同じ場所へキャストすると、すぐにヒット!40UPをキャッチ!
バイトからフッキングまでの一部始終を見ていたのですが、こんなにバイトしてから離さないルアーは久々に見ました(笑)
インターセクション部に岬や崩落跡が絡むエリアでは、魚がフィーディングに入ってきたのか同リグで連発!
この日はルアーパワーを感じられる一日で、船中9匹とこの時期にしては凄く釣れたと思います。
初めてこのワームを使いその威力を体験した友人は、後日、スクーパーフロッグを買い占めていたのは内緒です(笑)
12月11日(土)
フィールドレポーター千葉君と同船。
この日はさらに減水していて、8m。水温は9度と、思ったより下がっていました。
朝イチはフィーディングしているであろうバスを狙い、インターセクションの岬からスタート!
二人で数回のバイトを得ますが、何故かフックアップ出来ず・・・私が辛うじて、1本のみ。
その後も別の崩落跡でバイトがあるも、バラシたりそんなことを繰り返していると、夕方に。
終了ラスト5分前!!崩落跡で千葉君にバイト!
何とか二人ともキャッチ出来て良かったです。
私はまだまだ心残りがあり、年末にまたチャレンジして来ます!!
私が今回使用したタックルはラインスラッグを扱う釣りなので緩やかなテーパーの6.1fのソリッドティップL。
ラインは0.6号PEに、リーダーは1.5号。
シンカーは、丸玉タングステンシンカー3.5gです。
フックは現時点ではガマカツ(セオライズ OFFSET WG-L♯4又は2)を使用。一番ワイドゲイプの為、好んで使用しています。
このリグでの狙いどころは、崩落跡やブレイクに絡む立木がメイン。
基本は崩落跡に対しダウンヒルで狙います。(浅い側から深い方へ引いてくるアプローチ)一度ボトムをとり、アクションは、メタルバイブを扱うように小さくリフト&テンションフォールを繰り返し、ボトム、または枝を感じながらラインスラッグだけを回収していきます。
最大の特徴は、フォール時に足をバタバタさせるアクションと、浮力のあるエラストマー素材を沈ませることによる、サイズ感以上の水押しだと私は考えております。
また、浮力がもたらす恩恵は他にもあり、常にフックが上向きになることで根掛かりも少なく感じられました!!
その反面デメリットも。エラストマーは耐久性が強いため、フックポイントがワームに埋まってしまうと針先が露出せず、フッキングミスが発生します。
しかし、これはキャスト前に確認すれば防げることです。
今思えば・・・ハイシーズンに使っておけばと・・・反省です(笑)
気温も下がってきて徐々に厳しくなる時期ではありますが、価値ある2021年ラストフィッシュを狙いに、フィールドへ行きましょう!!
【タックル紹介】
ロッド:デジーノ61L/ST (オンリーワンカスタム)
ライン:ダイワ12ブレイド0.6号
リーダー:シーガーグランドマックス1.5号
フック:セオライズOFFSET WG-L (ガマカツ)
皆さんこんにちは!フィールドレポーターの戸崎優翔です(^^)/
朝の冷え込みが厳しくなってきて、冬の気配が近づいてきましたね。
さて、今回は陸王ダービー最終戦の詳細を書こうと思ったのですが、予定よりも書くのが遅くなってしまいタイムリーさに欠けてしまうので、簡潔に釣った魚と結果報告。
そして、その後の霞ケ浦水系での釣果もレポートしていきたいと思いますので、宜しくお願いします!
まずは陸王ダービー1本目の魚。
流入河川でのサイトフィッシングで、46㎝でした。
対岸の護岸のエグレから頭だけを出しているこの魚を発見。
こちらの姿を見せる前に魚の大体の場所を覚えて対岸に渡り、目線の上でマイクロピッチシェイクをするとすぐに食いました。
細い水路だからこそできる釣りで、実績があります。
目線の上を一点で長く誘えて、食わせ能力が高い【KOSMO2.5g】+【M.P.S2.4】をチョイス。
この日はたまたまスピニングタックルを持ってきていなかったのですが、こんな時にバーサタイルなタックルがあると本当に助かります。
サイトフィッシングでのKOSMOのカラーは《スジエビ》や《K.O.シュリンプ》などの薄い色、MPS2.4のカラーは《KUWASE》を多用します。
※上の写真は、《スジエビ》+《KUWASE》
そして2本目。
この魚も流入河川で、43.5㎝。
サイトフィッシングメインで行ったのですが魚は見えず、出口付近のアシのエグレに【スクーパーフロッグ】をスキッピングでアプローチして逃がすように泳がせての1本。
水がクリアで人も多く、細い水路なのでプレッシャーがかかりやすいのでラインを水面下に入れたくない。そして周りには田んぼが有る。
こうなったらこのルアーに勝るものは無いかなと。
カラーは《トノサマ》で、カエルっぽく有りながら透け感も有り、サイトフィッシングや水が綺麗な流入河川で多用するカラーです!
最後の3本目。
リミットメイクに貢献してくれた、貴重な1本。
34.5㎝でしたが、この魚がどれだけ嬉しかったことか…。
学校終わりやバイト前の短時間で行ける範囲では状況的にとても厳しく、リミットの3本を揃えることが精一杯でした。
ローライト&微風で時間も少なかったため、効率良く巻きたいなということで、選択したルアーは、【ジャックハンマー3/8oz.】+【デスアダー5】
【ビーブル】シリーズでは強いかな?という状況でテンポ良く探るのに適しているセッティングかなと。
トレーラーのデスアダーがハイピッチに震え、ハイプレッシャー化しているスポットでも食いそう!
また、スピナーベイトよりも早く引きやすいので、巻いてくるスピードでの使い分けもできます。
陸王オープンの時と同様で、水が良いこととベイトフィッシュが居ることがキーでした。
最終戦の結果としては3本124㎝で、12位/121人。
4月に行われた第1戦の結果と合わせた総合順位は、9位でした。
ブロックのトップ10、霞水系ではトップ3に入れたものの満足感は全く無く、むしろとても悔しいです。
来年こそは必ずもっと上位に入れるよう、冬の間も練習を怠らず、レベルアップに努めたいと思います。
ここからはその後の釣行のレポートになります!
釣行日前日の夜中に強い北寄りの風が吹いていたので、それをブロックするプロテクトエリアにエントリー。
その中でも更に波風をよけるシャローカバーに【KOSMO2.5g】+【M.P.S BIG】を入れてマイクロピッチシェイクで40UP!
この掛かり方…バレようがないですよね。
急な冷え込みで動きが鈍い魚には、この釣りがマッチしているかなと。
吸い込みも良く、一点でじわじわと誘えるうえに掛かりも良くバレにくいですから。
午後からは晴れて気温も高くなる予定だったこと、朝の1本から風を相当嫌っているというヒントを得たことから、風裏のカバーで魚が浮くと予測し、KOSMOのウエイトを2.5g→1.8gへダウン!
冠水ブッシュの中で、かわいいサイズを追加!
バイトはデカかったのになぁ…笑
冠水ブッシュの中となると光量が足りないかなということで、KOSMO1.8g&M.P.S BIGともに《ゴリ》という濃いカラーをチョイス!
そして夕マズメにも、アシと護岸が作り出す三角コーナーのようなスポットで追加!
少しサイズアップ!
人が多いエリアなので、プレッシャーを考慮し、カラーのトーンを少し落としてKOSMO1.8g《BUミミズ》+M.P.S BIG《ライトグリパンピンク》にチェンジ。
サイズが大きくなくても、今の霞水系で複数本釣れたことがとても嬉しい(^.^)
そしてその後、光大郎さんと霞水系へご一緒させて頂きました。
約1年ぶりに一緒に釣りをして感じたことは、歩くことの大切さでした。
車から2㎞も離れることも。
今まで車で大体でしか見れていなかった場所で、実際に竿を振ったり見たりできるからこそ発見出来ることも多いだろうなと。
僕は1バイトをフックアップできず、光大郎さんは【スクーパーフロッグ】のダウンショットリグでグッドサイズを仕留めていました。さすがです(._.)
このリグ、僕はいままで試していなかったのですが目の前で威力を目の当たりにし、興味が湧いてきたので試してみようかなと!
エラストマーの浮く素材を沈めることで、魚を引っ張る力が凄いそう…。
これからより寒い時期に入っていきますが、寒さに負けず価値ある1匹を求めて頑張りましょう!!
それではまた(^^)/
(ヒットルアーズ)
皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回は、11月上旬に参戦した「牛久沼たまやオープン」について記したいと思います。
久しぶりに訪れた牛久沼の第一印象は、減水がすごい。
そして明らかに水質が悪く、ターンオーバー?
前日の練習のみでは全域をチェックする時間はなく、エリアを絞る作業から始めていきました。
東谷田川に向かいましたが、魚からの反応は得られず。
なにより全体水深が浅いので、釣りをするエリアも限られました。
そして、有望なストレッチには先行者の姿があり、皆さんエリアを熟知していると思いました。
東谷田川を見切り、西谷田川へ。
変更した理由は、本湖・東谷田川と比較してやや水深があり、多少の知識と経験もある。
このフィールド状況では、こちらのほうがバスと出会える可能性は高いと判断しました。
ポイントに到着すると、今回同船してくれたパートナーが早々にキャッチ!
(今回は、このバスを釣ってくれたことが、大会結果に繋がったと思っています)
これで本番このエリアでやり切れる!!
ブレーバー5.7インチの1.8gネコリグ!!
・水深が他のエリアより深い
・沖に張り出すストラクチャーが点在する(ウナギの杭)
・インビジブルストラクチャー(沈みオダ)も複数ある
上記のことから、今回の減水した状況に対応できるエリアだと感じました。
(大会当日)
今回のメインルアーは、【ギャップジグ3.5g+ピッグダディーJr.】
リミットメイクは絶対に厳しい。
1本勝負になると思っていましたが、昨日パートナーが釣ってくれたバスは500g前後だったので、サイズアップも込めての選択でした。
・横方向にも縦方向にも探れる万能さ(ネコリグだと横方向へのアピールが弱い)
・タフコンディションに強いコンパクトさながら、濁った水色にも映えるシルエット
多彩なシチュエーションにも対応してくれる、本当に頼りになるルアーです!!
バスをキャッチしたのは、前日練習時にチェックしたエリア!
少し水位が高くなっていたので、自分が思っていたより浅い側(停船している船のシェード)でヒットしました。
その後、同じようなシチュエーションを回りましたが、何もなく無念のこの1匹のみでの帰着となってしましました。( ノД`)シクシク…
しかし、この日の牛久沼はかなりのタフコンディションからのローウェイト戦で、なんと準優勝!!
あと一歩といったところでした。次戦また優勝目指して頑張りたいと思います。
また、今回3位に入賞したアカサカ釣具店の岡本さんは、ブルスホッグダディでの釣果!!
その使用リグがとても面白かったので、この場で少しご紹介(^^♪
ハイドアップさんから発売されているカルラバ1.8g+ブルスホッグダディ。
このボリューム感なのに、ジグの自重は1.8g。(驚き!)
点(撃ち)でも線(ズル引き)でも誘えて、パーツが良く動いてくれる【ブルスホッグダディ】ベストマッチな組み合わせだと語ってくれました。
ボリュームのあるリグがデッドスローフォールする・・・デカいのが食うリグですね( ゚Д゚)
これは持論なのですが、「ボリュームアピールとスローアクション」この2つ効果は水温低下のシャーローで効く経験があります。
栄養価の高いエサを、越冬前に捕食する。牛久沼だとザリガニになるのだと思います。
本当に皆様の探求心が凄い!!牛久沼には強者が多い!!そして人が暖かい!!
ロコアングラーが集う大会に参加することで、学びが多くあります。
近所にこんなフィールドがあることが、本当に嬉しいなと思いました。
またこの場で皆様に、いい報告ができる様に努力して参ります(^^♪
【タックルデータ】
ルアー: ギャップジグ3.5g+ピッグダディーJr.
ロッド: ノリーズ ロードランナーNXS6100M
リール: SSエアー8.1
ライン: 山豊テグスアディクトフロロ12lb.
皆様、こんにちは!フィールドレポーターの山口将司です。
11月中旬、霞ヶ浦で開催されましたローカルトーナメント(ラトルズトーナメント第4戦)に参戦してきましたので、大会の模様を振り返りながら、霞ヶ浦の状況をレポートしたいと思います。
まずはプラクティスですが、大会の前々日の金曜日、午前中だけ時間が取れたので、霞ヶ浦の極々一部のエリアをチェックしました。
例年だと水温が下がっていく時期となりますが、今年は日中の気温が高く、朝晩の冷え込みも緩いことから、霞ヶ浦本湖の水温は未だに15~16℃台と、例年よりも2~3℃高い状態で推移していました。
しかし、大会を迎える数日前から、夜間の冷え込みが訪れ、朝は放射冷却の影響で一桁の気温となり、やっと水温が低下する条件が揃ってきたタイミングでもありました。
いよいよ一年でも一番難しい時期でもある晩秋モードに突入といったところです…。
冷え込みが訪れることで、魚の密度が一時的に濃くなってくる小規模流入河川からチェックを開始。
しかし、与えられた時間の殆どを掛けて釣り込んでいくも、ノーバイトという結果…。
やはり、まだまだ中途半端な水温が影響しているのか…。
プラクティスの終盤、冷え込みでは定番となる本湖のリップラップエリアをチェックします。
リップラップ周りを観察しながら釣っていくと、ボラのような群れをなすベイトの姿がチラホラ…。
ハードベイトで広く探っていくもバイトはなし…。ならばと、フォローでリップラップにブレーバーのスナッグレスネコリグを撃ち込み、水中に沈んでいる石にリグを吊るした状態にし、シェイクで誘っているとバイト!とっても貴重な魚をゲット出来ました。
プラクティスで唯一釣れたバス!
リップラップにブレーバー5インチ(ライトグリパンピンク)のスナッグレスネコリグ(1/16ozネイルシンカー)で!
冷え込みによってリップラップに魚が徐々に集まってきていると感じたところで短時間のプラクティスは終了…。
そして迎えた大会当日。この日も、朝から放射冷却により冷え込み…。
スタート前の朝焼け!
冷え込みにより湖上はとっても寒い…。
スタート後、近場のリップラップエリアから釣りをスタート。
リップラップの中でも、形状が大きく変化する周辺に絞って釣っていくことに…。
サラッとクランクベイトを流し、フォローでスモラバ(KOSMO)を撃っていきます。
KOSMOのトレーラーには12月下旬に発売予定のブルスホッグベイビー(プロト)をセット。すると、すぐに反応があり1本目(400gぐらい)のキーパーをゲット。
しばらくルアーローテーションしながら様子を見ますが、他団体の大会がスタートしたようで、ボートが徐々に集まってきます。
そのタイミングで、ノーシンカーで1本(またまた400gぐらい)を追加。
サイズは小さいですが、2本のキーパーを確保したところで、移動を開始。
次のエリアは、北寄りの風を避ける、霞ヶ浦本湖北岸の同じくリップラップエリアへ。
他のボートとのバッティングの懸念もあったので、ここでは水深の浅い、一見するとショボいリップラップエリアをチョイス。
ファーストエリアと同様に、リップラップの周りをスローに釣っていきます。ノーシンカーからアプローチを開始すると、すぐに500gほどのキーパーをゲットし、3本のリミットメイクを達成!
さらに、ギャップジグ(トレーラーにはブルスホッグ3インチをカットしてセット)で700gほどのナイスキーパーを追加し、入れ替えにも成功!
時間もまだ9時半と、釣っている本人がかなり驚くぐらいの順調な展開…。
そして、徐々に南西の風が吹いてきたので、一気に霞ヶ浦本湖の南岸へ移動。やはりリップラップが絡むエリアを釣っていきますが、水温が徐々に上がってきたせいか、リップラップではバイトが訪れません…。
午後近くになり、さらなる入れ替え(キロ以上の魚)の可能性を考え、やはり本湖南岸にあるシャローの冠水ブッシュへ移動。
しかし、オカッパリアングラーとバッティング…。周辺で時間を潰しながら、オカッパリアングラーが移動するのを待ちます。
しばらくすると、オカッパリアングラーが移動したので、狙いのブッシュへとエントリー!
霞ヶ浦本湖に点在する、冠水したブッシュが狙い目!
ブッシュに対して、オカッパリアングラーが攻められない方向からアプローチすると、すぐにバスからの反応があり、入れ替えの魚をゲット(700g弱ぐらい)。
ラインを結び変えて、先ほど釣ったスポットよりも、さらにブッシュの奥側へギャップジグをねじ込むこと数投目…ついにキロフィッシュがバイト!ハンドラインディングを決めて、本日3度目の入れ替えに成功!
ギャップジグを丸飲み!バイトがとても深く、
バレる気がまったくしません!!
その後も、可能性のありそうな本湖のシャローカバーを数ヵ所釣っていくも追加ならず、タイムアップとなりました…。
結果は…3本2,580g
2位以下は1,800g台と、周りもタフコンディションだったこともあり、優勝することが出来ました!
やはり、試合後半に3回の入れ替えフィッシュをもたらしてくれた、コンパクトなギャップジグの威力が凄かったなと感じています!
水温も下がらず、非常に中途半端なコンディションだったので、小~中型サイズのバスも未だに釣れている状況でしたが、その中でも、ラバージグでサイズアップを狙う展開がバチっとハマってくれました!
前回のコラム(https://bottomup.info/column/20211112yamaguchi/)でも書きましたが、予想通り霞ヶ浦のシャローカバーには狙いのビッグフィッシュが潜んでいました!
今回のヒットルアー!特に写真下のギャップジグ(5g)+ブルスホッグ3インチが大活躍!
※ブルスホッグ3インチは頭部から3節カット
【TACKLE DATA】
■ノーシンカーリグ(ダイワ×ゲーリーヤマモト ネコファット4インチ)
STEEZ 681MMHFB-SV(ブラックジャック)
21アルファスSV TW 800XHL
YGK オルトロスFC 12ポンド
■スモラバ(KOSMO 3.3g ブルスホッグベイビー)
STEEZ 661MFB-SV(ウェアウルフ)
SS AIR 8.1L
YGK オルトロスFC 10ポンド
■カバージグ(ギャップジグ5g ブルスホッグ3インチ)
STEEZ 701MHFB-SV(フランカー)
STEEZ SV TW 1012SV-XHL
YGK オルトロスFC 14ポンド
11月下旬を迎えていますが、いよいよ朝晩の冷え込みがキツくなってきました。
霞ヶ浦の水温も一気に12℃近くまで下がってきているようです…。
しかし、未だに例年よりは1~2℃ほど水温が高い状況ですので、今冬は暖冬なのかもしれません…。
水温の低下と共に、バス達も徐々に冬モードへと移行してくると思います。
そして、12月初旬には今年最後となるローカルトーナメント(ラトルズトーナメント第5戦)に参戦予定ですので、本コラムにて大会の結果と共に、霞ヶ浦の近況をご報告したいと思います!もちろん、連続優勝を目指して頑張ります!
フィールドレポーターの鈴木翔です。
遅くなりましたが、今回は10月に開催された陸王オープン&陸王ダービー第2戦の参戦レポートになります。
4ブロックある中のBブロック(霞ヶ浦、北浦、五三川、旧吉野川、府中湖)にエントリーしました。
まずは、2Days勝負の陸王オープン。
10月とはいえど、残暑が厳しく、秋というよりは晩夏といった季節感でした。
雨が少ないにも関わらず、水位はフル満水の状態を維持していたので、流れも発生しない上に、足場も少ない(^^;
さらに、本番2,3日前から急激に夜間の気温が下がったことによって水質が悪化し、表層のみだったアオコが全層に蔓延していました。
(上流の滝宮公園まで全域が抹茶オレ状態)
このような状況でバックウォーターが良くなるのは容易に想像できます。
プラクティスの時にも45upのスクールが瀬に上がってきてアユを捕食しているのを見かけていましたが、それも一瞬のタイミング。居ない時はほぼ居ません。
バックウォーターで粘って魚が遡上してくるのを待つか、水質悪化で食い気の下がった本湖の魚を拾っていくか・・・
練習の時から本気で食わせに掛かって、2日間で3バイト。バイトを得た釣りも、ヴェイロン150&サカマタシャッド6”水面高速引きの2つでフックアップ率が極端に低い釣りなので現実的ではないと判断。
日に日に流れが弱まるにつれ、パワーダウンしているとも感じていました。
よって悩んだ挙句、両日とも朝イチ&夕方は本湖へ。
プラで唯一50クラスをキャッチした場所なのですが、ボディウォーターを少し避けている上にインレットも絡んでない、一見スルーしがちな垂直護岸エリアです。
(プラクティスでの魚。濁った水でも強波動でアピールできるベローズギル1.8gネコリグ)
「水質が悪化=水通しを意識したエリア選択」の考え方がベターですが、今回の本湖に限っては“水質変化の少ない場所”をメインにしました。
水質が悪くなったタイミングでは金属系トップウォーターが経験上よく効くので、チョイスしたのはフカベイト!
バズベイトもこのような状況では多用しますが、満水で水深が3メートル程の場所だったので、スローに引いてこられるルアー(=下から魚を呼んでこれる)を選びました。
なおかつ足場がやや高めで、バドや羽物では足元まで引いてきづらいので、フカベイトといった選択です。
結果、初日の朝イチと夕方に2本キャッチ。
朝二は、両日とも上流の滝宮公園にエントリー。
必ず魚が通る場所でもあるので、バックウォーターを行き来している魚と、本湖から上がってくる魚の2タイプを狙えます。
最上流部に人が集結しているからなのか、府中湖人気No.1スポットに入りたいタイミングで2日連続入れたのはラッキー^o^
かなりの時間を費やすも、スクーパーフロッグ(0.4gネイルリグ)でオーバーハング下を泳がせて出た1本のみ。
ネイルシンカーのウエイトが0.4gなのは、飛距離を出したいのと提灯でも誘う時に落としやすくするため。流行りの沈ませ釣法ではなく、浮かせて使う前提でキャスタビリティ優先のネイルシンカーです。
(フックはライトニングストライクの#2)
それ以外の時間帯は、必ず魚をストックしているであろうエリアを中心にランガンするもサイズが伸びず。
普段は風当たりを意識してエリア選びをすることが多いのですが、今回の状況で風はマイナス要素だったと思います。
(ギャップジグ9g+ドライブSSギルのジグストにて)
喰わせが効く状況ではないと考え、敢えて9gと重めのウエイトでバシバシと沈み物に強く当てる使い方でしたが、このサイズがMAX(^^;
扁平ワームをトレーラーにすることで、強く早いテンポのジグストでもルアーが暴れすぎないようにしています。
リアクション要素を持たせた使い方のラバージグ以外に、マグナムクランクやジャックハンマー1/2oz.+ヴァラップスイマーなど波動が強いルアーを今回は多用しました。
2日目の昼に訪れた旧吉野川では、同フィールドレポーター山口諒也さんと初対面!
“減水日=魚が見える”と思っていましたが、秋の減水日は魚が沖に出てしまうよう。
そんな中で、2匹ながら98センチと良いサイズで揃えていたのは、流石ですm(_ _)m
「旧吉も厳しいよ・・・」by諒也さん
陸王オープンが終わった翌日からは、2週間の陸王ダービー第2戦がスタートしたものの、釣っても釣ってもサイズが伸びず…何も突破口を見出せずに終わってしまいました。
府中湖本湖では、地形変化メイン。
オープンでは5〜7gフリーリグでアタリが少なかったので、ノーシンカーや2.7gフリーリグでやってみるとポツポツと反応が出るようになりました。
近距離は、ブルスホッグベイビー(プロト)2.7gフリーリグ。
中距離〜遠距離は、流行りのカバースキャットやイモリッパーなど高比重系ワームをトゥイッチ&ポーズで。
最終日にやっと巻きの釣り(ヘッドスライド5g+ヴァラップスイマー4.2)で1本!
最大魚はバックウォーターにて。
チビーブルTW(スモーキンベイツ)を、水中の岩裏にカーブスローロールで。
スピナベサイトで狙うと逃げるのに、ブラインドで同じ使い方をすると反応したのは意外な発見!
旧吉野川ではサイトフィッシング&消波ブロック撃ち。
人気No.1スポット通称:地蔵前に入ってくる魚に、手を変え品を変えアプローチし、ベローズギル2.8(0.4gネコリグ)でキャッチ!
消波ブロック撃ちでは、サンカクコティーサン(2.7gネコリグ)。
スナッグレスネコリグに比べて軽い力でフッキングできるのと、ラインアイとワームのメインボディーが離れていてラインが擦れづらい、といった点でメリットを感じています。
カバーへの貫通力を優先する場合や、ボトムを釣る場合にはブレーバーのスナッグレスネコリグ、消波ブロックやカバーに吊るして中層で誘う場合にはサンカクコティーサンのオフセットネコリグといった使い分けをしています。
秋という季節が、狙ってビッグフィッシュを釣るのに最も難しい季節だと痛感しました(T-T)
陸王オープン&ダービー、ヒットルアー。
秋なのに、ハードルアーが少ない…
皆様、こんにちは!フィールドレポーターの山口将司です。
久しぶりのコラム更新となります。
今回は、10月の霞ヶ浦の釣りを振り返ってレポートしていきたいと思います。
私の住む茨城県は、緊急事態宣言の対象地域となってしまい、コロナ感染拡大による家族へのリスクを鑑みて、しばらくの間、釣りを自粛していました…。
数ヶ月間、自粛という悶々とした日々を過ごしていたわけですが、9月下旬に緊急事態宣言が解除され、10月に入り、ようやく数ヶ月ぶりに霞ヶ浦を訪れることが出来ました!
やはりフィールドに立つと高揚感もあり、気分が良いものです!
久しぶりのバスフィッシングということもあり、リハビリフィッシングをテーマに釣りを楽しむことに。
この日、訪れた霞ヶ浦は、台風が通過した二日後ということもあり、増水&濁りというコンディションでした…。
普段の霞ヶ浦の平均水位(約1.03m)よりも+20㎝以上は増水していました。
まずは増水のセオリー通り、霞ヶ浦本湖のシャローエリアを釣っていきます。
本湖のシャローといっても広大なので、その中でも濁りから一早く回復するようなプロテクトされたエリアをチョイスしました。
具体的には、バンクの沖側に石積みや木ジャカといった、なにかしらのストラクチャーがあるインサイド側のシャローカバーを狙うという釣りです。
沖側に規模の大きいストラクチャーがあることで、強風をブロックし、尚且つ本来あった水をプールする形となり、水の動きも少ないことから、増水後の濁りから一早く回復が見込めるエリアとなります。
この日は水温が20℃台前半とまだ高いことから、まずはトップ系ルアー(野良ネズミ)で探っていきます。
しかし、水面では反応が無かったので、ブルスホッグダディ(3節カット)をセットしたギャップジグ(5g)にチェンジし、シャローカバーをダイレクトに狙っていく釣りに変更。
すると、すぐにバスからの反応があり、久しぶりにバスをキャッチすることが出来ました!
久しぶりに霞ヶ浦バスとご対面!
ギャップジグ5g+ブルスホッグダディ!
その後も、増水したシャローカバー(特にこの日は晴れのコンディションだった為、バンク側に位置するブッシュ系カバーが好反応)を狙っていくと、次々にバスが反応してくれました。
また、沖側にある木ジャカでは、ブルスホッグダディのリーダーレスダウンショットリグでもキャッチに成功!
木ジャカ(縦ストラクチャー)では、ブルスホッグダディのリーダーレスダウンショットリグ(5g)をタイトフォールさせて!
増水=シャローの方程式通りに、この日はシャローを中心に釣りを展開し、9バイト7キャッチ!
サイズは小~中型(600~800g)ながらも、充分なリハビリ釣行となりました!
やっぱり沢山釣れると、とても楽しいものです!
増水シャローカバーでのギャップジグのバイトの多さ、そしてフッキング率の高さは、コンパクトカバージグならではの性能だと思います。
増水シャローカバーにはギャップジグ!
バイトの多さ、そしてフッキング性能は抜群です!
台風後の増水パターンで大活躍してくれた、ブルスホッグダディのリーダーレスダウンショットリグ(5g)と、ギャップジグ(5g)+ブルスホッグダディ(3節カット)!
そして、リハビリ釣行の一週間後となる10月中旬、霞ヶ浦の大山スロープにて、ローカルトーナメント(ラトルズトーナメント)に参加してきました。
今年はコロナ影響もあり、予定されていた大会も相次ぎ中止となっており、今大会で3試合目となりました。
本当に久しぶりの試合となるので、気合い十分で霞ヶ浦に挑みました!
台風後から一週間以上が経過しているので、やはり増水から減水し、水位は平水位に…。
おそらくシャローカバーはパワーダウンしているだろうと予想…。
そこで、試合では流入河川をメインにすることに。
スタート後、一路、大山から土浦方面の流入河川へ。
流入河川では、橋脚やブレイク周りをブレーバーのスナッグレスネコリグで狙っていきますが、まったくバイトが訪れません…。
プレッシャーから口を使わないのか、タイミングなのか…。
そこで、橋下のシェードとハードボトムが絡むスポットをチビーブルで広範囲にトレースすると、小さいながらもキーパーをキャッチ!
さらに、ネコリグからノーシンカー系の釣りにチェンジし、杭やゴミ溜りといった、ちょっとしたカバー周りをスローに狙っていくと、ポツリポツリとキーパーが釣れてくれます。
なんとかお昼前までに3本のリミットをキャッチし、午後からは霞ヶ浦本湖で入れ替えを目指します!
晴れのコンディションだったので、パワーダウンしていると思いつつも本湖のブッシュ系を狙っていくことに。狙いのブッシュに対して、撃つ角度を変えながら数十投したところで、やっとバイト!若干の入れ替えには成功しますが、ウェイト的にはまだまだ満足できるものではありません。その後も、時間ギリギリまであれこれと手を尽くしますが、敢え無くタイムアップ…。
3本1,665gで5位(13人中)という微妙な結果に…。
今大会の優勝者は、流入河川のブレイク周りで、11時から30分の間に一気に固め釣りして、3本4,000㎏(1,500g、1,500g、1,000g)というビッグウェイトを叩き出していました。
釣り方はシャッドの早巻きとのことで、リアクション系のアプローチが正解だったようです。
私は残念な結果に終わりましたが、久しぶりの試合に参加し、小さいながらも入れ替えにも成功したので、釣りの感覚、そして試合感が少しでも戻る良いキッカケになったと思います。次回の大会でリベンジしたいと思います!
久しぶりの試合で活躍したルアー!
チビーブル1/4oz.(DW)と、ノーシンカーにはダイワ×ゲーリーヤマモトのネコファット4インチを使用!
そんな10月の霞ヶ浦ですが、10月の前半までは霞ヶ浦本湖は水温が高めという事もあり、例年に見られるようなシラウオやワカサギに代表される、いわゆるベイト系の気配が非常に少なく感じていました。
水温が下がらないので、こういったベイトフィッシュが群れにならないのでしょうね…。
よって、秋=ハードベイトという方程式が、なかなかハマらなかったように思います。
逆に、テナガエビを捕食しているバスがいまだに多く、ノーシンカー系のスローな釣りが効果的だったように思います。
唯一、10月中旬に荒れた天候の中で開催されたW.B.S.プロトーナメントの初戦は、スピナーベイトやクランクベイトなど、ハードベイトが上位入賞のキールアーとなっていました。天候によるアシストが無いと、いまの霞ヶ浦本湖でハードベイトゲームが成立するのは難しいという事です…。
逆に流入河川は、本湖よりは若干水温が低く、さらに水質もクリアアップしているエリアも多い為、シャッドやクランクの早巻きによるリアクションの釣り(ニュートラルな魚に無理やりにバイトさせる)が時としてハマったようです。
こちらもタイミング次第な事もあり、なかなか難しい…。
そして、10月後半(下旬)となり、朝晩に冷え込む日も多くなってきたことから、霞ヶ浦本湖の水温は15~16℃台とだいぶ落ちてきました。
半日ちょっとの時間が出来たので、再び霞ヶ浦へ!
快晴という如何にも厳しいコンディションでしたが、多少の風があったので、ウィンディサイドにアタック!ビーブル3/8oz.(TW)で探っていくと…
グッドコンディションのバスをビーブル3/8oz.(TW)でゲット!
この日は、この一本だけで終わってしまいましたが、ビーブルが貴重な魚を連れてきてくれました!
これから晩秋(11月初旬~11月下旬)に向けて、なかなか厳しいコンディションへと変化していく霞ヶ浦ですが、11月となっても、日中の気温が20℃を超えるような季節感の無い日も多くなっています。
もう少し冷え込みが訪れ、ベイトが固まってくれば、巻物系ルアーがもっと有効になってくるのではと予想しています。
そして、盲点なのがシャローカバーです。冷え込みがあると、ついついリップラップや消波ブロックといった石系ストラクチャーに足が向かいがちですが、シャローカバーに居残るコンディションの良い個体(体力のある個体)も狙い目となります。
数は少ないですが、釣れればグッドサイズ!シャローカバーにはギャップジグ(コンパクトジグ)が猛烈にお薦めとなります!
次回のコラムでは、実際に11月に釣行したレポートをお届けしたいと思います。
皆様こんにちは!!
ボトムアップフィールドレポーターの千葉陵平です。
今回はカラーセレクトについて、持論ですが少し書かせて頂ければと思います。
単純にカラーといっても様々な色のルアーがラインナップされています。
その種類は多く、本当に選ぶのに迷ってしまいますよね。
ボトムアップでも、川村さん・草深さんを始め社内で試行錯誤を繰り返した拘りのカラーが発売されています。
私自身も新色のサンプルが送られてくる時は、とても楽しみな瞬間でもあります(^^♪
フィールドで「お薦めのカラーはどれですか??」などの質問も受けることも良くあります。
その答えとしては、全てがお薦めのカラーになります。
理由は、全てのカラーにそれぞれ使う状況があって、水色に合わせたカラーを毎回選ぶようにしているからです。
これが私自身、カラーセレクトで一番大切にしていることです。
ビーブルを例に挙げると、私の中で大きく3つの種類に分類して使用しています。
・濁りが強い時「チャート系」
・水色の判断が難しい時「ホワイト系」
・クリアウォーターで使用する時「ガンメタ系」
簡単にいうとこんな感じです。
私の住む茨城県だと、どうしてもマッディ系の水色で釣りをする機会が多く、そうなると、必然的にチャート系のカラーの釣果が増えてきます。
そしてビーブルには、チャートをメインにしたカラーが3種類展開されています。
これは、本来スピナーベイトの必須カラーであり、必要性の高さを物語っている証拠でもあると思います。
【ライムチャート】
チャート系の中でも最もアピールが強いカラー、ゴールドブレードとの組み合わせで、これで気が付かなければ諦めの付く、そんな強インパクトのチャートカラーです。
【パーチ】
ライムチャートとK.O.チャートの中間を埋めるのがこのカラー。
チャート系で迷ったらまず、パーチから入る事も多いです。
【K.O.チャート】
チャートはチャートでも、少しトーンダウンしたチャート。
コパーブレードが強さを少し控えめにする、一番弱いチャートカラーです。
川村さんがリクエストした、地味系チャート。素敵な色です(^^♪
この様な感じで、3色のチャートを使い分けしています。
濁っている水色に対して、ほぼアピールできないナチュラルなカラーを使用するのは効率が悪いです。
バスに見つけてもらう事さえできず、無駄なキャストが増え、時間が掛かります。
時間が掛かるだけならまだしも、キャスト数が増えることにより自らポイントをダメにしたり、バスに無駄にプレッシャーをかけてしまったりと、良いことは無いと思います。
「水色に合う色を選び、的確にアプローチする!!」本当に大切な事なのです。
少し水色を意識してカラーを選んでみることで、いつもより簡単にバスと出会えるかも?
秋は巻き物で広範囲に誘うと同時に、的確なカラーセレクトで釣りをしてみてください。
今回のこの内容が、皆様のカラーセレクトの参考になれば嬉しいです。
そして話は変わりますが、最近のお気に入りのリグを紹介!
スクーパーフロッグのリーダーレスダウンショットリグです。
このリグの使用を始めたきっかけは、最近スクーパーフロッグを沈めて使用した釣果を耳にすることが多く、自分で扱いやすいリグにして使ってみた事が始まりです。
シンカーは3.5g~5.0gをメインにして使用します。
このリグは汎用性が非常に高く、サーチベイトとしても使用できます。
・カバー撃ち(フォール中のアピール)
・カバーへの吊るし(一点シェイク時の水平姿勢)
・スイミング(キックバックアクション)
リグを変えることなくこれだけのアプローチが出来るのも、お気に入りの理由です。
フォール中のアクションなど、是非動画にて確認してみて下さい。
セッティング方法は、以前コラム紹介した(https://bottomup.info/column/20210524chiba/)
リーダーレスダウンショットリグのセッティング方法で使用しています。
・姿勢を重視したい場合は、シャフト部(写真左)
・カバーなどへの貫通重視の場合は、アイ部(写真右)
こんな感じで使い訳しています。
「※下記写真参照」
バブルガムピンクなど視認性の高いカラーを使用して、スイミングしてくるとバイトシーン丸見えの、アグレッシブなバイト連発でした!!泳いでくる姿も愛くるしいです(^^)/
一度お試しください。
朝晩寒くなってきましたが、まだまだバスはアグレッシブにバイトしてきます。
バス釣りにオフシーズンはありません!!暑くても・寒くてもフィールドへ足を運び、自分の成長の為にも、これからもより一層努力して参ります。
【タックルデータ】
ルアー:ビーブル
ロッド:ノリーズ ロードランナー HB710LL
リール:スティーズ SV TW 1016SV-HL
ライン:山豊テグス フロロブラスト12lb.
ルアー:スクーパーフロッグ リーダーレスダウンショットリグ
フック:インフィニ#2(リューギ)
シンカー:3.5g~5.0g
ロッド:ノリーズ ロードランナーNXS6100M
リール:SSエアー8.1
ライン:山豊テグスアディクトフロロ12lb.
こんにちは、川村です。
ここ一ヶ月間は、旧吉野川・三島湖・相模湖・合間には霞水系と、よく釣行していました。
旧吉へは釣りビジョン『follow my F』の撮影。三島湖へはルアマガプライムガイド。相模湖へはタックルアイランドトーナメントへのゲスト参戦。
それぞれフィールド特性は異なるものの、秋が深まるにつれバスの居どころを捉えにくくなっていること。
そして、水温低下やプレッシャーの蓄積により、ルアーセレクトもシビアになってきたことを感じています。
そんな状況下に直面したとき、ルアーには「サーチ能力」と「食わせ能力」のどちらも欲するところ。
実際のところ、ここ一ヶ月でハマッたルアーを挙げてみると、ソフトルアーであっても横方向に探れることが共通していました。
・ヴァラップスイマー(ネイルリグ)
・ギャップジグ+ブルスホッグダディ
・スクーパーフロッグ(ダウンショットリグ)
ヴァラップスイマーはただ巻き系なのでそのままですが、スクーパーフロッグのダウンショットリグはミドスト。ギャップジグもジグストです。
横方向への誘いは広範囲に散ったバスとの遭遇率を上げるためでもありますが、シーズン中ルアーを見慣れたバスに対して、見せすぎることなく“逃げる動き”で衝動食いさせる狙いでもあります。
流れのあるフィールドでは、ヴァラップスイマーの下っ腹にネイルシンカーを打つことでスイミング姿勢を安定させますが、今回の旧吉では対岸のスポットへ遠投する必要性においてもネイルシンカーは必須でした。
フッキングを妨げず、そしてより低重心化させる位置に入れるには、スリットを貫通させての横刺しがオススメです(^_-)-☆
雨で濁った三島湖では、ギャップジグ(5g)+ブルスダディ+ツインラトルで40アップを4連発!
水面直下を泳がせているのでバイトは丸見えですが、濁って視界が悪いからか、食いミスも多発しました。
その間、ゲストさんは11gのカバージグでノーバイト。ジグのスピードが速いため気づいてもらえないのでは!?と、ギャップジグの7gに換えたうえでツインラトルもセットしてもらうと、その1投目でグッドサイズを仕留めました!
ちなみに、ギャップジグのキーパー部は、ラトルをセットしてもワームをホールドするための仕様です。
他にも、スクーパーフロッグのバブルガムピンクカラーやビーブルのマッディスペシャル(来春発売NEWカラー)でも釣れ、濁った水に強いルアーがハマッた一日でした。
しかし翌日は一気にクリアアップ!
一応バックウォーターの最上流までチェックしましたが、スッカラカンにバスは抜けていました。
濁りを追って下り、周囲よりササ濁った滝インレットでスクーパーフロッグに1本。
クリアと濁りの境目となっていた岬で、フリッシュのジグヘッドリグで1本。
濁りに入って、ギャップジグ+ブルスダディで1本。
ポツリ・ポツリと・・・
ここで本降りの雨!
もしや!?と滝インレットに戻ると、水量が増していました。
そして、いきなりゲストさんとダブルヒット!明らかに新しく入ってきたバス!
スクーパーフロッグのダウンショットにバイトが続きましたが、前日ほどの濁りではなかったので、カラーはトノサマが丁度いい感じでした。
そして、お世話になったともゑさんでは、ボトムアップカラーのボートが完成していました!
ベースから塗っていただいたワインレッドは、三島湖の景色にも映えます!!ぜひご活用ください\(^o^)/
相模湖は一年ぶり。久しぶりのお伺いにも関わらず、柴田ボートさんが温かく迎えてくれました。
前日のプラクティスでは何も掴めず。
ワカサギレイクであることと、そしてバスが岸から離れていく季節的にも、ライブスコープによる魚探サイトの使い手が上位を独占すると思われました。
優勝した石渡さんのウエイトは、3本で驚愕の5,358g!
ハドルトラウトで59㎝を仕留め、さらにチビメタルでグッドサイズを2本!
それでも、入れ換え時に1,600gクラスを逃がしてしまったというのだから圧勝過ぎます。
2位の角田さんは、ハードルアーのみでリミットメイクしての3,232g!
最大の1,200gはビーブルでキャッチ!
3/8オンスで3mラインを速引きしたというので、沈めてから巻いていると思われます。
そして、変形バズベイトのガーグルでキロクラスを2本キャッチ!独自の使い方にはさらに唸らされました。
3位の峯村さんは、相模湖最強アングラー!
ライブスコープを活用し、追ってきたバスに口を使わせる術はさすがサイトのスペシャリスト!
サイコロラバーのノーシンカーと、レインボーシャッドのミドストでリミットメイクしての2,410gでした。
4位は小池貴幸プロ!経験値の少ないフィールドでも、パッといって釣るスキルを磨くための参戦とのことでした。
それを有言実行して魅せる、相模湖初フィッシュがいきなりの2キロ超え!
ブルスホッグ3インチのフリーリグを、目星をつけていた岩盤に落とし込んだら引き込まれたそうです。
5位は自分で、2本、1,800g台でした。
デコりそうでしたが、360°魚探にワカサギの群れが岸近くにまで映るエリアにて。
垂直岩盤がオーバーハングと絡むスポットに潜り込み、エレキを極力踏まずに、枝を引っ張りながらボートを進め、スクーパーフロッグのダウンショットリグを岩盤と平行に泳がせる釣法が、当日見出した目一杯でした。
霞水系のオカッパリでは、今ごろから出番の増えるスモラバマイクロピッチシェイクと、ルアーパワーで釣れていると感じるスクーパーフロッグのダウンショットリグ。
この釣法は松本幸雄君に教わりましたが、彼の艇王が控えていたため公開は控えていました。
エラストマーの浮力とパーツの抵抗が相まって移動距離を抑えて誘え、バスを惹きつけるチカラも強い!
水温が下がってきて水面に出づらい時期になってきましたが、沈めて泳がせることで効果が持続しています。
これから冬に向けての効果は未知数ですが、期待しているところです(^^♪
皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
最近は雨が降るたびに寒くなり、冬に近づいている感じがします。
さて、今回は10月末に亀山湖で開催された『seeker s1オープントーナメント第1戦』に参戦しましたので、レポートしたいと思います。
(10月23日プラクティスの様子)
亀山湖へ訪れるのは昨年12月の動画撮影以来になってしまいました。
湖全体がターンオーバーの影響で茶濁り・・・・・・・自分の大好きなディープの釣りが出来ず残念。
水が少しでも良いと思われる川筋の状況から確認。
ボートが行ける最上部は、クリアアップしているが生命感が無く、濁りの境目で時折ボイルが起こり捕食されている姿は見られますが、エサがものすごく小さい。
ミドルレンジ(3~6m)の沈みものには、魚群探知機で魚の反応はあるが釣れず。
本湖のカバー回りを探りましたがこちらも反応は無く、北風も強かった為、広く湖を回り早上がりしました。
当日は、ボイル撃ちをメインに、カバー撃ち、ミドルレンジの沈みものに絞り準備。
(10月24日大会当日)
朝の気温は4度と今年一番の冷え込み。
なんと・・・違うボート店では参加者60名程度の別の大会があるらしく、湖上は大変賑わうことに(笑)
更に、魚群探知機の電源コードを家に忘れてくるボンミスをするという・・・
そんな状況の中スタート!!
まずは上流へ向かう前に、少し気になり北風がブロックされていた、立木が絡む岬からスタート。
ディープクランク(ビースイッチャー)をドラッキングして立木にコンタクトした所で、ファーストキャッチ!200g程度のキーパー。ここでこのサイズは無いなと・・・
その後すぐに上流部へ移動。
あれ?ボイルしてない・・・最上流部周辺のベンドに薄ゴミと竹が絡むエリアで、フィールドレポーター千葉陵平君に教えてもらったスクーパーフロッグ(ブラック)のリーダーレスダウンショットリグをキャスト。
カバーへ吊るしたところでラインが引き込まれ、セカンドフィッシュは痩せた40UP!500g程度をキャッチ。
亀山湖はカエルを捕食しているバスが多いと思いますので、エサだと思ったのかな^―^
使い方は、千葉君のコラムで紹介されるのを楽しみにしましょう!!
少し太陽も出てきて、日陰&濁りの境目に移動。
ボイルしてます^―^
捕食しているエサがものすごく小さく、ボイル用に用意したワームは、フォロースティック(クリアグリーンクリスタル)サイズ感とカラーが良かったのか、凄い反応。
ボイル発生、キャスト、タダ巻き、追尾したらトゥイッチ、バク(笑)みたいな感じで、サードフィッシュも200gクラスのキーパー。
数が少ないのか、ボイルしないと出てこず、慣れないボイル撃ちでミス・ミス・ミスとサイズが小さいこともあるのですが、4連続ミス。
日が昇るとボイルが収まることは分かっていたのでチーン。
周辺のオーバーハングに居ると予想し、同ワームをスキッピングで滑り込ませると、追尾してきてパク・・そしてバラシ。
急遽用意したことにより全てに於いて詰めが甘かったです。
帰着してみると、相当厳しかった様でお立ち台は行ったかなと思いましたが、6位と寸止め残念でした。
優勝者こそシャローでしたが、2位入賞の木津さんは6mラインをブレーバーマイクロのダウンショットリグを使用して、きっちりリミットメイクして流石です^―^
この濁りでも魚にアピールできるブレーバーマイクロのパワーにも驚きです。
次戦は11月末、大雨で濁りが入らなければディープが良くなってくるはず。
気合を入れて頑張ります!!
【タックル紹介】
・ボイル撃ち
ロッド:デジーノ61ULRST(オンリーワンカスタム)
ライン:フロロ:3lb.
・ディープクランク
ロッド:オンリーワンオリジナル70Mコンポジット
リール:アルカンセRG-C NS
ライン:フロロ:10lb.
・スクーパーフロッグリーダーレスダウンショットリグ
ロッド:デジーノ69MR
ライン:PE1.5号
リーダー:3号
みなさんこんにちは!
フィールドレポーターの戸崎優翔です(^^)/
秋も深まってきて、冷え込みが厳しい日も増えてきましたね。
さて今回は、10月2日~3日に行われた陸王オープンの内容をレポートしようと思いますので、是非最後までご覧ください!
「陸王オープン」とは、ルアーマガジン主催のオカッパリ大会です。
2日間で3尾(キーパーサイズ25cm以上)の合計長寸で競います。
全国各フィールドがA~Dブロックに振り分けわれており、霞ケ浦水系はBブロックで、五三川・府中湖・旧吉野川が同じブロックでした。
同じくフィールドレポーターで、府中湖にて参戦の鈴木翔君と、旧吉野川にて参戦の山口諒也君も同ブロックになったため、より一層気合いが入りました。
プラクティスでは、各流入河川でデカイ魚がエリア内(本湖から橋2本目まで)に入ってくる時間帯や魚影の濃さ、餌となるベイトの有無を確認していました。
しかし、大会直前の天気予報ではあまり雨が降らない予報だったのですが、実際は結構な量が降ってしまいプランは崩壊。
そこで、朝一に雨の濁りを利用して、普段口を使わないデカイ魚を仕留めるプランに変更。
いざファーストスポットへ到着すると、思っていたより濁りは薄く、早々に見切る事に。
次に有望だったエリアへ向かいましたが、先行者が居たため、諦めて増水の霞ケ浦本湖のラン&ガンを開始。
開始してすぐ、水の悪さに引っかかりを感じましたが、増水と濁りでシャローカバーにタイトについている魚が必ずいると思いラン&ガンを続けました。
しばらく反応が無かったため、水の動きを求めて本湖を離れ、微かに風が当たるストレッチへ移動。
効率良く探りたいので巻きの展開を考え、晴天、微風、大会中のプレッシャーを考慮して、【ヴァラップスイマー4.2インチ】のネイルリグをチョイス。
カラーは普段よく使用している《パールシャッド》にしました。
視認性も良く、ベイトフィッシュライクなカラーで、これからの時期に活躍する【ヴァラバマ】にも多用する欠かせないカラーです。
一通りストレッチを流すも反応がなかったのですが、本湖よりも水が明らかに良く、ベイトフィッシュの姿も確認していたので、カラーを変えて流し直す事に。
ここで選んだカラーは、《DARK KUWASE》。
ハイプレッシャーなスポットや、食い渋った時に絶大な信頼を持つ《KUWASE》というカラーのトーンを暗くし、ナチュラルな透け感を残したまま存在感を増したカラーです。
護岸の際を泳がせてくると、エグレの中から横っ飛びバイト!
待望の1匹目をキャッチ!
サイズは38.5cmでしたが、すごく貴重な1本でした。
護岸のエグレと同じか、それよりほんの少し上のレンジをある程度テンポ良く引きたかったのですが、増水によってエグレまでの水深がいつもより深かったので、ネイルシンカーの重さは普段ベースとしている0.9gではなく、1.3gをチョイスしました。
その後も同じストレッチで連発!
32cm、31cmとキャッチし、リミットメイク!
3本の長寸は101.5cmとなり、暫定1位に!!
カラーは、今までもかなり重要視していましたが、ここまで反応に違いが出た事に驚きました。
リミットも揃い、水が良い場所に確信を持ったので本湖に戻りサイズアップを狙う事に。
水の動きを求めて車を走らせていると、絶対に居ると思えるエリアを発見。
沖のジャカゴ(鉄線の枠の中に石が敷き詰められた物)同士の間が広く、インサイドに湖流が流れ込んでいるのが写真でも分かります。
更にその湖流の先には水門が有り、水門の裏が水路になっているといういかにもなシチュエーションでした。
しかし先行者が居たため車で待機し、空いた隙にエントリー。
【ヴァラップスイマー4.2インチ】のカラーも、水馴染みが良くナチュラルな《オイカワ》へチェンジ。
周りの護岸から攻め、じわじわと核心部の水門へ。
水門の中にキャストし、外側に逃がすように早めに泳がせてくると、出口付近でゴンッ!!
ブリブリの43cmで入れ替えに成功!
先行者が居ても、カラー選択やアプローチ方法によって絞り出せることや、【ヴァラップスイマー】の食わせ能力を再確認できた気持ちの良い1本でした。
その後も同じスポットで反応が。
入れ替えには至らないサイズでしたが、やはり良いスポットに溜まっているようでした。
だんだんと風が強くなり、反応が無く1日目は終了を迎えました。
3本の長寸113.5cmで順位は4位でした。
そして2日目。
1日目に得た[水の動き]というキーワードを意識しラン&ガンをするも、全く反応が無かったのですが、前日のイメージに引っ張られてなかなか別の釣りにシフト出来ず時間だけが過ぎて行きました。
前日のように本湖での反応がなかった理由として、風が強くなり、向きも微妙に変わり底荒れするほどだったことが考えられると思います。
そろそろまずいと、有望と考えていた北浦の流入河川へ大移動。
霞ケ浦よりも経験が浅いこともあり、釣れる気がせずすぐに霞ケ浦へと戻ってしまい迷走。
そのまま何の反応も得られず2日目も終了し、13位/125人まで順位を落としてしまいました。
しかし得られた事はとても多く、今後の成長に繋がったと思います。
1日目に5本の魚を連れてきてくれた、【ヴァラップスイマー4.2インチ】
※左が《DARK KUWASE》 右が《オイカワ》
今回の陸王オープンで、凄さを再認識しました。
ブリブリと動くのではなく、まるで本物の魚がピリピリと泳いでいるかのようなナチュラルな泳ぎで、どの角度から見ても魚っぽく、キャスタビリティも良い。
昨今のハイプレッシャー化したフィールドに本当に適しているなと。
フックは、【ライトニングストライク】の#5/0で、ネイルシンカーは写真のようにお腹のなるべく下の方に横に刺します。因みに、3.3インチの場合は#2/0が推奨です。
とても掛かりが良いうえに、ワームのズレが少なく、刺したままでも錆びにくいので僕のメインフックになっています。
※左が《ネイル》 右が《リーン》
ネイルシンカーの形状で普段多用するのは【バザーズワームシンカーTG】の《リーン》タイプですが、【ヴァラップスイマー】に使用する場合には長すぎるので、《ネイル》タイプがお勧めです。
0.9gをベースに、レンジやリトリーブ速度によって1.3gと使い分けています。
今の時期、とても有効な釣り方だと思いますので、是非お試しください!!
長くなりましたが、最後にタックルデータを載せて終わりたいと思います。
近いうちに、陸王ダービーの内容もレポートしますので、そちらも見て頂けたら嬉しいです!
それではまた(^^)/
ヴァラップスイマー4.2インチ使用タックル
ロッド:STEEZ SC 6111M/MHRB [ファイアウルフ]
リール:STEEZ SVTW 1016SV-SHL(RCS1012SVスプールに変更)
ライン:スティーズフロロ タイプモンスター14lb.