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suzuki 2021.10.07

フィールドレポーターの鈴木翔です。
10月上旬発売のフリッシュ3.5インチ!
発売に合わせ公開された、野村ダムでの実釣動画はご覧になりましたでしょうか。

今回は、動画内で使用していたリグ4種類について、それぞれのフックセッティングや使い方など、動画では伝えきれていない部分を含めて紹介したいと思います。

 
①ジグヘッドリグ

ノーマルジグヘッド:モノガードジグヘッド1.8g フックサイズ#2(ケイテック)
※実釣動画ではフッキングマスタージグヘッド ゲンテン1.8g フックサイズ#2(バリバス)を使用。
ペラ付きジグヘッド:ウィールヘッド0.6g(フィッシュアロー)
※実釣動画では1.4gを使用。

野村ダムでの撮影時、最も多くのバスをキャッチしたリグ。
ウエイトを変えるだけで様々なレンジ・スピード・引き方に対応でき、カーブフォールなどの小技も利かせやすい為、喰わせ能力の高いサーチベイト(リグ)として用いています。

今回の野村ダムでは、濁りが入っていたのでアピール力のあるペラ付きジグヘッド1.4gをメインに使用し、流れが強く水深のある所で、より深いレンジに入れ込みたい時にはノーマルジグヘッド1.8gを使用。(ペラ付きでは浮き上がりやすいため)
ちなみに最上流部の堰では、1本目に釣れた45cmが着水して落とし込む途中に比較的早く食った(=浮いている)と考え、敢えてペラ付きジグヘッドに戻し、同場所で2本追加しました。

ダウンストリーム(上流側から下流側に向かってキャスト)では、巻きスピードを遅くすることで、移動距離と浮き上がりを抑えます。→流れの“中”を釣る際に多用。
アップストリーム(下流側から上流側に向かってキャスト)では、レンジが入りやすいので巻きスピードを少し早めます。→少し深くなった所や水中の岩の裏など、流れの“ヨレ”を釣る際に多用。
特に流れがある場所では、一投の中でも流れの強さが変わるので、微妙な巻きスピードの変化でレンジコントロールしています。

着水後からピックアップまで、釣り人側がアクションせずとも常にシャッドテールが誘い続けてくれるのが、フリッシュの良いところですね!

 
②ネイルリグ(ホバスト)

フック:ホバーショット#2(リューギ)

ジグヘッドよりもスローな誘いが可能なので、サイトフィッシングで最も多用します。
大まかなシンカーウエイトの使い分けは、
0.15g:デッドスローに表層付近を漂わせたい時
0.3〜0.4g:基本となるウエイト
0.6g:少し流れが早い所
0.9g:表層を早めに逃してくる時

背部に気室があるワームは、極小ネイルシンカーでほぼサスペンドにできるというメリットはありますが、ホバストで使用するジグフックにセットするとズレやすいデメリットがありました。
その点、身が詰まっているフリッシュは、フックがズレにくい上に飛距離も出る!
※瞬間接着剤を付けることで、よりズレにくくしています。
フルキャストすることも多いホバストでは、大きなメリット!

そして、ルアーを目視できるこの釣りでは、ワームマーカーも重要。
ソフトルアーマーカー(グローデザインワークス)を使っています。

 
③ダウンショットリグ

マス針:フォグショット#3(リューギ)
オフセットフック:ライトニングストライク#1(ハヤブサ)

一点で誘いたい時や、ボトム付近をスイミングさせたい時は、ダウンショットリグの出番!
野村ダムでは、最上流から少し下ったフラットエリアで沈み物(小岩やブロックなど)を狙っていたので、根掛かりしにくいスティックシンカー+オフセットフックをチョイスしました。
大岩が多い所ではシンカーが隙間に挟まるのでジグヘッドリグ、起伏の少ない所の小さな変化はダウンショットリグ、といった使い分けです。
フリッシュはノンソルトなので水中での姿勢が良く、ダウンショットリグにも相性抜群!

 
④ノーシンカーワッキーリグ(ピクピク)

フック:セオライズ ハンガーFC-L #6or#4(がまかつ)

フリッシュのメインリグは上記3種類ですが、もう1つオススメなのがノーシンカーワッキーリグでのピクピク。
シェイクすることでワームヘッド部が僅かに水を噛み、シャッドテールが機敏に動くことで、良い波紋が出ます。
頭の向きが変わりやすいので、操作が少し難しいですが、上手く動かせると素晴らしいアクション!
水面でのみ誘うのであれば、ネイルフロートを頭部につけると、より操作し易くなります。

フックの掛ける位置は、ワーム中央からやや頭部寄りの位置。
側面の中央から刺し、背中のセンターラインへ90度になるように抜くと、ズレにくくなります。

見た目だけでなく、動きでも食わせる小魚系ワーム“フリッシュ”
ぜひお試しください!

kawamura 2021.09.27

こんにちは、川村です。

ここ一か月間の釣行は、奈良県の室生ダム、長門・将監川、新利根川、そして琵琶湖。

室生ダムへは釣りビジョン『follow my F』の撮影にて。
初場所で、昨年バスフィッシング(オカッパリ)が解禁となったフィールドです。

今回もぶっつけ本番ガイドなしですが、ローカルルールは知っておかないといけませんので調べると・・・

・遊漁券の購入が必要で、自販機が設置されております。

・釣り禁止区間がありますので、要確認。看板も設置されていました。

あと、ヘラ釣りのメッカでもあるので、迷惑をかけないように。ゴミも残さないように。
再びバス釣り禁止にならないように、釣りをさせていただいている気持ちで挑みたいところです。

通常の景色を知りませんが、かなり減水している形跡。
出合ったアングラー曰く、MAX減水とのことでした。
どおりで、期待していたバックウォーターは流れが弱く、見えるバスもほぼいません。
本湖の岸沿いも、小バスやブルーギルはいるのですが、それこそ30㎝クラスすら見当たらず。

そして、ワカサギフィールドであることもまた、グッドサイズが岸沿いから離れている要因と思われました。

初場所。それも昨年解禁と聞けばかなりワクワクして乗り込んだワケですが、思惑外れ、苦戦。釣れないし、釣れても小さい。
初日、ほぼ全域をチェックしての感想は、「失敗した」と・・・”(-“”-)”

そこからの2日目、一気に引き寄せました。
釣るだけならすぐにでも。あとはデカバスをいかに仕留めるか!?という展開に。
普段はまずやらないことまで、思いつく限りのルアーを投じていきました。

初回放送は、10/19(火)22:00より。
釣りビジョンを視聴できる方にはぜひご覧いただきたいと思います。

室生ダム、ポテンシャルの高いフィールドでした。
今度は、また違う状況にてお伺いしたいですね!

 
そしてルアーマガジン 艇王!
新利根川にて、相手はB.A.S.S.エリートシリーズで優勝を決めたTaku Ito ですよ!

プラクティスが許されたのはお互い1日のみ。
洲の野原(新利根川と本湖を繋ぐ水域)と新利根川の上流域までチェックするのはキビシイ。

新利根川は、一昨年に起きた魚の大量死から復活してきていると聞いていましたが、3本リミット勝負となれば、ビッグフィッシュの確率に勝る本湖側抜きでは考えられませんでした。

しかし、プラクティスでは洲の野原はノーバイト。
新利根川を上がって2匹をキャッチするも、やはり小さい。

この時点で、釣れてはいなくとも、洲の野原で3本なんとかするほうが勝機はあるかなと。

1日空け、向かえた本戦。

アルカスさんが、14フィート用のハイデッキを前夜に仕上げてくれました。
https://ulcus2020.com/
カーボン素材なので驚くほど軽く、そして広い!
さらに、カメラマンさん用のリアデッキも組んでくれました。

エレキはミンコタマクサム80ポンド
魚探はハミンバード HELIX9G3N
メインバッテリーは、エヴォテックをSDGマリン様よりお借りしています。

スタート後、タクミも新利根川を出ました。
ボクは新利根最下流で少し寄り道した後、洲の野原奥のワンドへ。
プラクティスでボイルに遭遇していましたが、水が悪い・・・ブクブクによどんでいました。

長居せず、真珠棚インサイドのストレッチへ。
この真珠棚、ビッグフィッシュ場として実績が高いのですが、今回はエリア外に設定されています。
しかし、前日に雨が降り増水したことで、岸に差したバスがいないか!?と。

ただ、曇天だったので、バスがカバーにタイトについているとは限らない雰囲気。

スイミングも得意な、ギャップジグ(5g)+ピッグダディJr.を、アシ際に入れたらチョンチョンと誘いながら泳がせてくると、水面直下で引ったくり!ファーストフィッシュは510g。

その後は晴れ、太陽も真上近くになってきたことでシェードは小さく。
こうなるとタイトに撃って誘うことが肝心なので、リグをリーダーレスダウンショットリグ(3.5g)へ。
真っすぐフォールし、移動距離を抑えて誘えるからです。

セットしたブルスホッグ3インチは、昨晩思い立ってフラスカートを付けてみました。
気休めかもしれませんが、ささやかなアピールプラスが狙いです。

岸際から水深のある妙義水道のアシを小刻みにピッチン&フリップ。
これまではスイミングメインでスピーディに誘っていましたが、バイトゾーンが狭くなるこの時間帯はキワでしっかり誘いました。

まさにそのキワで食ってきた2匹目は710g!

エリア最下流まで流し、折り返しは対岸を。
こちら岸は浅いので飛ばし気味に流していきましたが、沈船?らしき沈み物へ入れてのピックアップでバイト!
フックまで達せず、パドルを食い千切っていきましたが、水面に向かって逃げていくときにスイッチが入る!?

このことを意識し、誘った後は高速回収せず、水面まではロッドでスーッと持ち上げてからピックアップ。
すると、これまでとは明らかに違う魚体が追いかけてきて、水面直下でガブッ!!

「デケェ!」と言ってからアワせていたそうで、1400gのキッカーサイズ !(^^)!

リミット達成にて、2620g。
松屋さんで開催された直近の大会でも、3本 / 2500gが上位~優勝ラインと聞いていたので、いいところまでキタ!?

残り時間が少なくなってきたところで、朝に入ったワンドのストレッチがいいシェードに。
よどんでいた水質も、風で洗われ入れかわっていました。
ビーブル3/8オンスで流していくと、張り出しで水面を割ってバイト!も、枝にラインが乗っかっており、ルアーが水面から出てしまい空振り。
キャストが甘かったです (-_-;)

これにて帰着。
勝敗のほどはルアマガモバイルでの公開となっておりますm(__)m
また、ルアマガプライムhttps://prime.luremaga.jp/では、いずれ動画も配信される予定です。

文面では“丁寧に撃つ”と表現されていても、実際のところそのテンポはかなり速かったり、逆に時間をかけて誘う場合もあり、と。
その精度やスピード感は、映像でしか伝わらない部分です。

タクミはボクとは対極にプラクティスではグッドサイズを多数とらえており、単日でのその絞り込みには感服でした。
エレキ戦ながら思い切った移動も繰り返す反面、ここぞというスポットではボク以上に小刻みなアプローチもしていたようです。

【タックル】
ギャップジグ5g+ピッグダディJr.
ロッド:スティーズC68M+-SV・AGS ブラックジャック
リール:スティーズSV TW7.1L(SLP WORKSセミオーダー)
ライン:スティーズフロロタイプモンスター14ポンド

ブルスホッグ3inリーダーレスダウンショットリグ
ロッド:スティーズショアコンペティションプロト
リール:スティーズリミテッドSV TW7.1L
ライン:スティーズフロロタイプモンスター14ポンド
シンカー:スリムゼロ3.5g
フック:ライトニングストライク♯1/0

 
さて、秋らしくなってきたことで、広範囲に散るバスに対して、横方向に泳がせる釣りはいっそう大切です。
おのずとハードルアーの出番も増えますし、ジグ・ワーム系でも、今回のようにジグストやロッドストロークで泳がせるといった誘いを多用します。
昨年の三島湖艇王ではフリーリグでしたが、やはりブルスホッグをロッドストロークで泳がせてからのスローフォールがバイトチャンスでした。
スリットインパドルがブルブルッと左右に震えながら、逃げていく様を演出してくれます。

近年、開発するうえで意識していることがあり、それは、“アングラーは上下に誘っているのに、左右にアクションする”こと。
シェイクにせよストロークにせよ、アングラーが上方向に引っ張る(誘う)のに対して、ベクトルの異なる左右方向に振れる。
ある意味、自発的アクションだと思います。

ブルスホッグやフリッシュはそれを適えていますが、今開発中のワームでも、その要素にトライしているところです。
ただ今ファーストサンプルを待っていますが、実現できるかな!?

 
最後に、
内外出版社より、『陸魂読本』なる単行本をリリースさせていただきます。

フィールドタイプごとのバスの探し方・アプローチ方法・メソッド・タックル考・心得・陸王、そしてライバルについて、など。
オカッパリで釣るため、もっと言えば“釣り勝つため”に実践していることを記しました。

『ボトムアップアプローチ(つり人社)』のときのように、締め切りに追われた徹夜2日目に寝落ちして、
ドーベルマンに追いかけられる夢を見て起きる・・・ようなことはないよう!?
半年以上かけて丁寧に仕上げた、ボクの現時点における集大成です。

発売は9/29(水)
よろしければお目とおしくださいm(__)m

tosaki 2021.09.22

みなさんこんにちは!
フィールドレポーターの戸崎優翔です(^^)/

日中が暑い日も徐々に減り、秋らしい涼しさを感じる季節となりました。
今回は、先月からの釣果と霞ケ浦水系の状況についてレポートしたいと思いますので、是非最後まで読んで頂けると幸いです(^o^)

 
8月の上旬、台風により増水した霞ケ浦本湖に出撃。
朝イチにバズベイトでド派手なバイトを得るも、魚側がミスってフックアップには至らず…。
すぐさま移動し、少し沖にゴロタが敷き詰められているピンに【KOSMO1.8g+M.P.S BIG】をキャストするとフォールでバイト!
朝、エビを食べにさしていたグッドコンディションな45cmでした。

ベイトフィネスタックルでは軽めな1.8gに、ボリュームのある【M.P.S BIG】を付けることで、
・キャスタビリティが向上
・フワフワさせることが可能(今回の場合はフォールスピードを低下)
・スタックしづらい

というメリットが有ります。

 
別日の爆風な日、朝イチの本湖では不発。
日が出始めたタイミングで、土手が高い小規模な流入河川へ。

土手が高い事によって期待できることとして、風の影響を受けづらいため、湿度も高くムシムシしている。
個人的な考えですが、このような状況の方が水面での反応が良いと感じています。

細く浅い水路で、自分の姿を見せる前にルアーに気付かせたいので【スクーパーフロッグ】を遠目にキャストし、竿を立てて、ラインを水面に付けないように泳がせながら釣り歩いているとチェイス!
僕と対面してしまったにも関わらずバックリ食べてくれました。
本湖の荒れを嫌って避難してきた個体かと思います。

その後は、風をブロックしている本湖の護岸際を【ギャップジグ7g+ブルスホッグダディ(3節と逆手をカット)】のスイミングで良く引く30cm弱を釣って終了。

このサイズがジグで釣れるのは、【ギャップジグ】のコンパクトさのおかげ!
釣り勝つためのパーフェクトなコンパクトカバージグです(^.^)
使用する際は、ガードをV字に広げる事をお勧めします。

そして久しぶりの丸1日釣行。
風裏のカバーや護岸際で【ギャップジグ7g+ブルスホッグダディ(3節と逆手をカット)】を水面直下でスイミングさせる釣りがハマって、5バイト3フィッシュ!
3本とも勢いの良い横っ飛びバイトが丸見えで、サイズも45cm前後と良いサイズでした。

冷たい雨が続いていた日だった為、魚の活性は低く、流れを嫌っている感じでした。
トップには出ないけれど、ボトムだと疑って食っているのかすぐに離す。

場所が合っていてもただ撃つだけでは反応せず、騙しやすい水面直下を強い波動でゆっくり逃がしてくるのが良かったです。
そんな状況下でのこの釣りは、かなりスペシャルだなと実感しました。
バイトもかなり強く、見えることも多いので中毒性の高い釣りです!

普段は5gをベースにしていて、更にスローにしたい時は3.5g、風が強い時は7g、9gとローテーションしています。
是非お試しください!

またベンチレーションワークキャップの撥水性は、雨天の釣りを快適にしてくれるので重宝しますよ!!

この釣行の後あたりから、カバー周りでの反応が薄くなってきたように感じます。
本格的に秋に移り変わろうというタイミングだったのかと。
ビーブル3/8oz.でシートパイル際を通すと、腹パンの30cm弱が釣れ、横の動きへの反応が良くなってきたかな?

ここで、スピナーベイトのカラーのお話を。

最近、スピナベサイトの流行の影響か、霞水系でもナチュラル系のカラーを使用している方が増えてきたように思います。
バスのポジションが分かっていて、近くをタイトに通すことが出来ればそれでも釣れるのですが…。

やはり霞水系のようなマッディといわれるフィールドでは、ある程度離れた所からでも引き寄せてこれるチャート系カラーは外せません。
僕自身、チャート系カラーをベースにしていて使用頻度も一番多いです。

特にお気に入りなのが、《K.O.チャート
チャート系の中では地味目な位置付け。
スカートにブラウン色が混じっていて、ブレードもコパーでゴールドよりは少し抑えめ。食わせとアピールの良い所取りなイメージ!!
かなりお勧めなので是非使ってみて下さい!

更に別日の朝練では、【ハリーシュリンプ3インチ】のスナッグレスネコリグで太ったバスが!
秋らしく巻きの展開で探っていましたが日が昇ってイナッコが沖に出てしまい、ハードボトム、アシ、ドッグが絡むエリアでエビ食いのバスに狙いを変えたのが吉でした。
秋だから巻き!と決めつけるのは良くないですね。

カバーもボトムも中層スイミングもいけるこのリグ。エビ食いにはかなり強く、便利かと!

また、長門川・将監川へもボートで行ってきました。
潮の上げ下げによって、魚からの反応が有る時間がハッキリしているフィールドで、朝のバイトラッシュをものに出来ませんでしたが、反応が良い釣りを見つけ船中6本!

【スクーパーフロッグ】をスキップで奥まで滑り込ませ、高速で逃がすように泳がすとスイッチが入るようでした。同船者も、【スクーパーフロッグ】の凄さに驚き!
オカッパリとは違う視点で釣りをして、得るものも多くとても充実した釣行となりました。
これからもレベルアップを目指して頑張ります!!

それではまた(^^)/

suzuki 2021.09.17

フィールドレポーターの鈴木翔です。

バスの適水温となり活動範囲が広がる秋は、横の動きのルアーに反応が良くなると一般的に言われています。
しかし府中湖オカッパリでは、エントリーしやすい場所が少ないので(リザーバーにしては多い方ですが)、1つのエリアに対して人為的プレッシャーが集中しやすく、巻物オンリーで良い釣りができることは稀です。
そこで、同じ巻物の釣りでも、他の釣り人と差をつけるために実践していることが“ルアーパワー(波動)ダウン”。

例えば、リズィーのようなシャッドクランク。

ブリブリというよりはヌメヌメ、の表現に近いようなナチュラルアクションのリズィーは早巻きでも動きがブレないので、スピードで騙すこともできます。※トゥルーチューン必須
フルキャストして3,4回ボトムノックするくらいの水深が理想で、−50cm〜平水位の貯水量であれば、よりリズィーが使いやすい場所が増えます。

昨年9月の釣果ですが、府中湖本湖で45up!
この時は、まさに平水位マイナス50センチほど。リズィーをフルキャストして早巻き、2,3回ボトムノックした所で食ってきました。

先月の府中湖バックウォーターでの1本。
スピナーベイトを通した後、同じコースにリズィーアピールプラスをテロテロ泳がせてくると下から引ったくられました^ ^

そして、今回の本題でもあるチビーブル&ビーブルのワイヤーカットチューン(以下、チビーブル改&ビーブル改)。

(写真上:チビーブル改+フリッシュ3.5inch、写真下:ビーブル3/8oz.改+フリッシュ3.5inch)
こちらもブリブリというよりはブルブルに近いタイトアクションで、既存のチャターベイトの中でもかなり弱い部類のチャターベイトに似た巻き感です。

スプリッターの恩恵で、早く巻いても浮き上がらない(≒流れの中でも浮き上がりづらい)のでバックウォーターなど流れがある場所でも出番が多いです。

チビーブル改とビーブル改の使い分けとしては、

チビーブル改:シャロー専用。スローから早巻きまで幅広いリトリーブスピードに対応。
野池や水路など小場所での出番が多い。オリジナルよりも更にタイトアクションで、唯一無二な位置付け。

ビーブル改:3/8oz.を使用。スローだとややレンジが入りすぎる為、ノーマル〜ファストリトリーブがメイン。従来のチャターを使うのと同じ場所やバックウォーターでの出番が多い。

また、ビーブルシリーズはスプリッターとワイヤー&ビーズ部の接触して出る音も唯一無二で、このチューンでも一役買ってます。チャター系に音は重要!

スプリッターのサイズやワイヤーの長さなど色々と試行錯誤してみましたが、結局はチビーブルとビーブル共に、そのままの状態でワイヤーカットしただけが一番良かったです。

スプリッターとアッパーアームがガードの役割をしていながら、スプリッターが細身なのと、アイとヘッドが離れていることでフッキングの妨げにならず。
ちなみに、このチューンを始めて10ヶ月近く経ちますが、未だロストゼロです。

フックも、元々トレーラーフックを付けても付けなくても良いサイズ感で作られているので、このチューンではトレーラーフック無しで問題ナシ。
改めて、チビーブル&ビーブルのトータルバランスの良さを実感しました(^^)

トレーラーワームは、4inch前後のピンテール系ワームがメインですが、イチオシは10月上旬発売予定のフリッシュ3.5inch

特にチビーブル改+フリッシュ3.5の組み合わせが相性抜群!
フリッシュのナローなシャッドテールがスプリッターによる振動で、ピリピリと高速かつ不規則にアクションしてくれます。

ヴァラップスイマーのようなシャッドテールをトレーラーにして、スイムジグのアピールプラスver.として使うのもGood!

最後に簡単な手順を紹介しますm(_ _)m
新品をいきなりカットするのは勿体無いので、ある程度使い込んだチビーブル&ビーブルで試してみて下さい。どちらかで悩めば、チビーブル改をオススメします!

【用意するもの】
・チビーブル、もしくはビーブル3/8oz.
・ペンチやプライヤーなど、ワイヤーをカットしたり曲げたりできる物。
・瞬間接着剤

(写真はチビーブル使用)

①アッパーアームをカット
スプリッター上のビーズから4mm~5mmほど上の部分でカット。
画像2枚目のように、フロントブレードとビーズ2個を上にズラしておくと切り易くなります。

②アッパーアームの先端を少し曲げる
ビーズが緩くなったときに飛んでいくのを防ぎます。
この際、ビーズ上部に瞬間接着剤を極少量垂らしておきズレを防止。

③完成!

※失敗例
ビーズを止める位置が前すぎると、スプリッターがやや前傾し水を掴みにくくなってしまいます。

chiba 2021.09.16

皆様こんにちは!!フィールドレポーターの千葉陵平です。
今年もコロナ渦の中で、思うように大会等が開催されず、モチベーションを保つ事が難しいシーズンになっています。(泣)

この期間を経て、改めて自分自身「トーナメントが好き」だという事を再確認しているこの頃です。
またライバルとフィールドで切磋琢磨できる日が来る事を願って、日々自身のレベルアップに励んでいます!!

釣行はというと、先月に引き続き、各地のフィールドへ足を運ぶ日々が続いています。

フィールドによって異なる色々な釣りを勉強中です。
本当に毎回勉強になることばかりで、もっと自分のモノになってきたらこの場で紹介したいと思います。

 
最近はダム湖での釣行がメインになっています!
「何故、ダム湖の釣りがメインなのか?」よく聞かれることが多いですが、ちゃんと明確な理由をもって日々の釣行に励んでいます。

・インビジブル(目に見えない)ストラクチャーの釣り
・サイト(目に見える魚)の釣り

この二つの釣りがどうしても苦手なのですが、最近は各フィールドで学んだことを、三島湖で試しています。

三島湖なら地形の把握も多少できているので、インビジブルストラクチャーの釣りも、川筋の上流部に行けばサイトの釣りも練習できるので、自分の苦手克服には丁度いいフィールドです。

毎日釣りに行ける時間はないので、なるべく濃い内容を目標に日々の釣行に励んでいます。目標を立てて釣りすることは本当に大切な事だと思います。
全ては、自分自身のレベルアップの為に!!

同フィールドレポーターの石井一樹が良く電話で口にする言葉、「釣れる事で学ぶことがたくさんある!!」。
魚影が濃い房総フィールドの釣行が多いからというのもありますが、魚を手にする機会が圧倒的に増えた今年、この言葉の意味を少し理解する事ができた気がします。

本当に奥が深く、難しいです・・・バス釣りはm(_)m
それに、釣り人はやはり釣れると嬉しいですよね(^^)/本当に房総フィールド最高です。

 
8月上旬からの釣行を振り返ると、直近の三島湖は、かなり季節の進行を感じるようになりました。

【8月上旬】
上流筋のエリアでバイトが集中していました。
しかし、サイズが伸びず苦戦が続き、サイズアップを求めて、最上流部のバスをサイトにて狙う作戦にシフト。

最初は流れに乗せ、よりナチュラルなアプローチを試みました。
サイコロラバー(ノーシンカーリグ)で上流から下流へ流し、バスの目線までルアーを送るも反応はイマイチ。

今度は上流エリアで見えたバスに対して、先回りしてブッシュの中で待ち伏せしてアプローチ。
リグは、ブレーバーマイクロのダウンショットリグ1.8g(リーダー約15㎝)。

・バスに自らルアーを見つけてもらう
・バスの行動を予測する

今回は、この2つを意識して僕なりにバスへアプローチしていました。
相模湖と亀山湖でバスを観察した経験が生きたと思います!!(笑)

 
【8月中旬】
少し水温も下がりましたが、まだまだ暑い日は続いていました。
しかし、それ程流れが直接当たる場所でなくてもバイトが出るようになったかな?

ギャップジグ5g+ブルスホッグ3インチを沈みオダの少し先へ落とし、ジグストでアプローチすると「ガツン!!」と気持ちのいいバイト!
ちょうど、オダの真上を通過したぐらいのタイミングでした。

この釣行ぐらいから、横方向への反応が良くなってきた気がしました。
水深は約3m前後だったので、今回は5gのギャップジグを使用。
濁りがある場合は、トレーラーをブルスホッグダディにし、シルエットを大きくします。

 
【8月下旬~9月初旬】
巻き物への反応が確実に良くなってきました!!
特に「チビーブル」がグッド !(^^)!

・沈みオダの真上をスローリトリーブ
・崩落後に沿ってカーブフォールで落とし込み気味にリトリーブ
※少し深いレンジに入れ込んでいく場合は、ビーブル3/8oz.の方が扱いやすいと思います。

完全に秋の気配を感じる釣行になりました。
チビーブルは、近年のハイプレッシャーフィールドに合っているスピナーベイトですね。
オリジナルのサイズよりボリューム感は落としながら、スプリッターの効果によりスピナーベイトとしてのアピール力は損なわれていないと思います!!
秋はチビーブルで決まりです(^^)/

「バスの釣果内容で、季節の進行を感じとれる!!」
今年の房総釣行は本当に充実したものになっています。

そして、10月中旬にリリースを予定しています【フリッシュ】

今回はミドストで使用しました。
あまりこの手の釣りが得意でない自分でも、フリッシュ持ち味のロールアクションで、上流部にいたバスをキャッチする事が出来ました。

近日中に詳細がアップされると思いますので、是非宜しくお願い致します。
なんだか同フィールドレポーター「鈴木翔」がフリッシュでとんでもない釣果を叩き出したとか!?
その辺もどうぞお楽しみに!!(^_-)-☆

気温・水温ともに落ち着き、釣り人・バス双方にとって過ごしやすい季節になってきたと思います。
ボトムアップルアーをお使い頂くにあたって、少しでも僕のコラムが参考になってくれれば嬉しい限りです。
フィールドでお会いした際は、気軽にお声かけください。
それでは、今回はこの辺で失礼致しますm(__)m

【タックルデータ】
ルアー:GAPJIG5.0g+ブルスホッグ3インチ
ロッド:ノリーズ ロードランナーNXS6100MH
リール:21ジリオンSV TW1000XHL
ライン:山豊テグス アディクトフロロ16lb.

ルアー:フリッシュ(プロト)
ロッド:Deez FDNS-64L MGS
リール:ダイワ 15ルビアス 2506
ライン:山豊テグス アディクトフロロ4lb.

ルアー:ブレーバーマイクロ
ロッド:オンリーワンオリジナルロッド65L
リール:ダイワ タトゥーラ LT2500S
ライン:完全シーバス1号 + リーダーフロロ8lb.

ルアー:チビーブル
ロッド:ノリーズ ロードランナー HB710LL
リール:スティーズ SV TW 1016SV-HL
ライン:山豊テグス フロロブラスト12lb.

sumi 2021.09.13

皆さん、こんにちは!

フィールドレポーター炭斐彩です!

日中は暑くなる日もあるものの、朝夕は涼しくなってきてカラッとした日が多く、秋っぽくなっていくのを感じますね。

今回は、大活躍中のブレーバー50の釣りを紹介したいと思います。

紀の川や七川ダムが主なフィールドとなる僕ですが、やはり夏といえば上流域やバックウォーターがメインになることが多いです。
そうなると、外せない釣りとしてはサイトフィッシング!
その中でも、ブレーバー50のドリフト釣法(流れにルアーをのせてエサが流れてきたように見せる釣り方)です。

使うリグは、ネイルワッキーリグとダウンショットワッキーリグ!

ネイルワッキーリグは、ハチマキ側から中心を通るようにネイルシンカーを刺し込みます。
(ネイルシンカーはレインの物を使用。中心辺りにある抜け防止のキーパーが目印となり、重心のセンターを決めやすいです)
使うウエイトは0.3〜0.6g。

シリコンチューブを使い、ワームには直接フックを刺さずチューブのみに刺します。
ワームに刺してしまうとネイルシンカーと干渉してしまうためです。
(使用しているフックは、セオライズ ハンガーFC-L #4(がまかつ)です)

通常であればチューブ径は5mmですが、ネイルシンカーを入れる事を視野にいれて6mmを使用しています。
(様々なシリコンチューブを試しましたが、ワームセイバーチューブ(バレーヒル)が持ちが良く、切れづらいです。)

※写真のパッケージは10mmですが、使用するのは6mmです。

ネイルワッキーリグで狙う魚のレンジは、主に表層〜中層。
ネイルシンカーを入れるのはレンジを合わせやすくするためと、シェイク時にバスの目線から外れないようにするためです。
経験上、目線から外れると見切られるケースが多くなります。

紀の川ではタイミング良く55upもキャッチできました!

リザーバーでも好調です!

 
つづいてはダウンショットワッキーリグ!
こちらで狙うレンジは、中層〜ボトムです。

ダウンショットシンカー(0.9~2.6g)を流れの強さに応じて使い分けています。

0.9gは緩やかな流れや中層。
1.3gは0.9gよりやや下のレンジを狙う時に。
1.8gは流れが少し強い場所などで、ボトムをドリフトさせます。
2.6gは流れが強い場所で、ボトムで止めて置くために。

ざっくりですがこのような感じです。

ネイルワッキーリグとの違いは、少しの間その場に止めて置ける事です。

リーダーの長さは、

ふわっと感を出すなら長め。
シェイク時にキビキビと動かすならリーダーは短め。

で、使い分けています。

たまにですが、シンカーがボトムに着底した音を嫌う魚がいます。
その時はシリコンチューブをシンカーに被せれば音を抑えられます!
(ワームセイバーチューブ6mm(バレーヒル)を使用)

ブレーバー特有の少しハリのあるマテリアルが、流れの中に入っても折れ曲がらずしっかりと水を掴み、ドリフトさせやすく安定した動きをしてくれます!

ドリフトの釣りですが、注意点として、ラインを先行させないように操作する必要があります。
必要以上にラインを水面に着けず送り込み、ワームの姿勢を安定させる事です。
回転したりするとバスが嫌う傾向にあります。

上流域、バックウォーターにバスが居る間は有効になる釣りだと思いますので、宜しければ皆様も是非お試しください!

【タックル】
・ブレーバー50 ネイルワッキーリグ&ダウンショットワッキーリグ
ロッド:ファンタジスタ ディーズ 61L MGS
リール:ルビアス FC LT2500S
ライン:R18フロロリミテッド 4lb.

ryoya 2021.09.03

こんにちは、フィールドレポーターの山口諒也です。

最近は長雨の影響もあり、なかなかフィールドに出られない日々を過ごしていました(p_-)

雨が降り続いたことで水温は30℃台から25℃台にまで低下し、秋の気配を感じさせます。
今回はフィールドに出られなかった分、少し前の釣行で活躍した釣法をご紹介致しますm(__)m

フィールドは、福岡県を流れる遠賀川今川をオカッパリにて。
山口県の阿武川ダムは、レンタルボートにて釣行しました。

 
[ギャップジグ]

(写真左は今川。右は遠賀川での釣果です、右の写真は久々の50up(^^))

今川でキャッチしたバスは、大水で倒れたアシが重なって出来たカバーをギャップジグ5gで丁寧に撃ってキャッチ。

一方、遠賀川の50upは、雨後の濁りが酷く流れも強かった為、流れを避けるカバーにギャップジグ3.5gを投じ、水面直下をスイミングさせてキャッチ。

両方とも、トレーラーはブルスホッグダディ(3節カット)でした^ ^

一方、阿武川ダムでは・・・

いたる所に居るゴリをイメージしました。
ギャップジグ9g+ブルスホッグ3インチ(2節カット)を岸際に入れ、チョンチョンと跳ねさせてはフォールを繰り返しながら落とし込んでいくと、グッドフィッシュがバイト!(^^)

フォール中にスリットインパドルがブルブルと震えるアクションは、ボトム付近を泳ぐゴリっぽい!

(岸際に張り付くゴリです)

カバー撃ち・スイミング・ボトムパンプと、誘い方はそれぞれ異なりますが、オールマイティーに使えるギャップジグの特性と、食わせ能力の高さには改めて感心しました!

今回使用したトレーラーの使い分けは、
・コンパクトに見せたいと感じた時は、ブルスホッグ3インチ
・ボリュームを出したい時や移動距離を抑えた誘いをしたい時は、ブルスホッグダディ
という感じです(^^)

 
[ヴァラップスイマー4.2インチ]
阿武川ダムにて、ヴァラップスイマー4.2インチを使用した5gのミノストでパンパンなグッドフィッシュをキャッチ^_^

岸際へキャストし、竿を立てた状態でラインスラッグをパシパシと弾きながら、深場へとカーブフォールさせて誘うとバイト!

ヴァラップスイマー4.2インチのミノストのアクションはというと・・・

ボディを左右に倒し込むロールアクション+テールの抵抗もあり、移動距離を抑えた誘いが出来る事。
また、ローリング時に発生する明滅もGoodで、これはタテ扁平ボディならでは!

もちろん、普通に巻いてもいい泳ぎをしますので、万能なリグだな〜と感じました^^

ストラクチャーや水深の切り変わりにサスペンドしたバスを狙うのに、スピナーベイトやクランクベイトとは違った要素で誘えるので、これからも使用頻度が高くなりそうです^^

(カラーは、よく見かけたオイカワやハスに合わせてオイカワを使用しました^ ^)

(この釣りを教えてくれた友人はしっかりと50upをキャッチしていました^ ^)

 
[ブレーバーマイクロ]
こちらも、阿武川ダムにて、良い魚を連れて来てくれました^ ^

オイカワ、ハス、ゴリの稚魚が多く、ベイトのサイズにマッチ!
水深がかなりあるので、5〜6gのワッキーダウンショットリグ(テールカット)で釣っていきました。

光量の届きにくいディープでも目立たせるために、前回のコラムで紹介した、チャートに染色したブレーバーマイクロを使用しました^ ^

(Worm ‘N’ Chunk Paint)で色を染めたブレーバーマイクロ)

https://bottomup.info/column/20210804ryoya
↑前回のコラムはこちらです。

 
[フリッシュ(プロト)]
フリッシュはサイトフィッシングにて、今川と阿武川ダムの両フィールドで活躍してくれました^ ^

(写真左側が今川で釣れたグッドフィッシュ!写真右側が阿武川ダムでキャッチしたバスです)

今川では、0.3gのホバストを流れの中に入ってきているバスにドリフトさせながらアプローチすると、スッ飛んできました(o_o)
流れの中でピロピロと動くテールが釣れそうでタマりません(^^)

阿武川ダムでは、6gのダウンショットリグで、こちらに気が付き深場へと逃げて行くバスの進行方向に投じると、あっさりと口を使ってくれました^ ^
魚の反応を見て、ルアーパワーを感じさせられました!
(発売までもうしばらくお待ち下さい(^^)v)

 
[スクーパーフロッグ]

(写真2枚とも遠賀川本流での釣果です)

使い方は、ネイルシンカーを腹に打った、マイブームな沈むカエル仕様。

(ネイルシンカーを入れる位置は写真の様にセンターのスリットの両サイドに0.45gのウエイトを一本ずつ)
特に、カエルの多いフィールドではなおさら効くと感じました!
遠賀川もその一つですので^^

それと、このリグはサイトフィッシングでもブラインドでも好反応です!
毎度グッドフィッシュが釣れますので、頼りがちです(^_^;)

 
[ハリースライド(プロト)

(遠賀川本流&水系にてキャッチ)

使用してみての感想は・・・かなり好みでした^^
チョンチョンとアクションをつけた際に発する、腕と細足の開閉アクションはこれまでに無いもの!

また、着底後のジャークアクションもGood!
腕がブレーキとなり、緩急の利いた動きでバイトを誘発させてくれます(^^)
こちらは、来春のリリースを予定しているとのことですm(_ _)m

(ヒットルアーズ)

ishii 2021.09.02

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
今回は8月中旬、近所の川での釣行をレポートしたいと思います。

天候は曇り時々雨、ローライトで今日はトップが良いかなと思いましたが、西寄りの風が強く、カバー撃ちメインで楽しみました。

雨が続いていたので、若干増水傾向・・・となればシャローカバー(笑)
インサイド側のアシ際、水深は30㎝位で50mほどのストレッチを、エサ認定している(^^)ブルスホッグ3インチ(カスミスペシャル)のペグ止めフリーリグで丁寧にアプローチ。

へっこみがあり、薄ゴミの中に入れると引き込まれバイトが!無事キャッチ!!
その後も釣れる釣れる・・・ワンストレッチ一流しで10匹以上・・・二流し目は辞めました(笑)
岸際のアプローチだけではなく、ブレイクまでスイミングさせたことが数を伸ばせた要因だと思います。

その後、上流へキッカー狙いに移行!!
この日は大雨の影響で流れがかなり早く、大きく反転流が出来るエリアや流れがあまり当たらないスポットに限定してチャレンジ。

少し水が濁り気味になってきたので、ブルスホッグのカラーをダークシナモンブルー&ペッパーへ変更し、大きく張り出したブッシュ先端部からアプローチ。
枝に引っ掛けて、少し長めに中層シェイクすると、グンとロッドティップが引き込まれていくバイトがあり、ナイスコンディションのバスをキャッチ!!

ラストはゴロタエリア。
サイズこそ出ませんでしたが、リズィーアピールプラスでキャッチ!
多少の濁りがあっても、ノーマルよりもアクションが強く、また、ラトルが入っているので、ガンガン釣れてくれますよ^―^

しかも、ボーン素材で浮力アップしているので、根掛かりも恐れずに攻められる!!
私的使い分けとしては、ノーマルは中層攻略に!アピールプラスはボトムアタックに!

そして今回、ブルスホッグを使用していて感じたのは、かなりエサを捕食したいのか?コン、スーと一気に手前に走ってくるバイトがほとんどだったこと。
その為、即座にアワセられる準備をしておかないとバラシが多発します。
ホント、ブルスホッグってエサだな(笑)と・・・スイミング時の腕のブルブルたまりません!ルアーパワーを再認識させられた一日でした。

最後に私のブルスホッグのカラー選択は、
ステインやクリアでは、カスミスペシャルとKUWASE SHRIMP
ちょい濁りは、ダークシナモンブルー&ペッパー
アオコ色は、スカッパノン
白濁りや田んぼ濁りは、ライトグリパンパールとミミパールペッパー
夕マズメ時光量が弱い時や激濁りは、ブラックブルーです。

もちろん当日、水色がクリアな場合でも捕食しているエサに似せてカラーを選択することもあります。
例えば、ブルーギルをメインに捕食していそうなら、ブルーラメが入っているダークシナモンブルー&ペッパーに変更したりします。
カラーの少しの差で、バイトの大きさが変わったりするので、当たりカラーを見つけていくのも面白いですよ^―^

今回はこの辺で、失礼します~。

使用タックル
・リズイーアピールプラス
ロッド:オンリーワンオリジナル66MLグラスコンポジット
リール:アルカンセRG-C NS
ライン:フロロ12lb.

・ブルスホッグ3インチ3.5gスイミング用
ロッド:デジーノステルス67MHR
リール:アルデバランBFS XG
ライン:フロロ:12lb.

・ブルスホッグ3インチ5gブッシュ用
ロッド:オンリーワンカスタム69MHR(デジーノブランクス)
リール:アルカンセRG-C XS (ZELOS ZPⅢ)
ライン:フロロ:14lb.

sumi 2021.08.25

こんにちは、川村です。
この度、弊社のフィールドレポーターに新メンバーが加わりますことをご報告いたします。
炭 斐彩(すみ ひいろ)
紀ノ川など、和歌山県のフィールド情報を発信してもらう予定です。

また、今年はお互いにとってのお試し期間。
フィールドレポーター見習いといったところです。

「よく釣る」と聞いており、イベントで顔合わせしたのがきっかけ。
先月、彼の釣りを1日同行して見たのですが、上手ながら、厳しい目で見ればまだ諸々甘い。
ただ、まだ若いですから(笑)
夜勤明けに日々フィールドに繰り出す熱心さは、伸びしろを感じさせました。
また、彼が実践していたブレーバーマイクロの2連結は、ボクもマネさせてもらいました。
試行錯誤しているのはイイですね!
鈴木翔と同じく、ビーブル発売前は、スプリッターを自作して付けていたそうです。

紀ノ川のみならず、リザーバーでもよく釣っていることから、
現メンバーとはまた違った釣法を発信してくれることにも期待しています。

今後、弊社のレポートなどで活動していただきますので、どうぞよろしくお願い致しますm(__)m
以下、本人からの挨拶になります。

 
 
こんにちは!

初めまして!
この度、ボトムアップフィールドレポーターとして活動させて頂くことになりました
和歌山県在住 炭 斐彩(すみ ひいろ)
1997年生まれの23歳です。

初回と言うことで簡単ですが、自己紹介させていただきます。

バス釣りは父親の影響で物心付く頃にはしていました。
小さい頃は父親が仕事から帰ってくるのをワクワクしながら待ち、よく連れて行ってもらったのを今でも覚えています(*^^*)
和歌山は海、山、川と自然が豊かなところで高校生の時から海釣りもしていました!

そんな中、バス釣りの魅力にどんどんとのめり込んでいき、自分の大好きなバス釣りを仕事にしたい、バス関連の記事や動画には必ず自分がいて、もっとたくさんの人にバス釣りの魅力や楽しさを伝えられる存在になりたい!
そういった気持ちが強くなりました。

自分なりにこれらの事を実現させるためにはどうしたらいいかを考え、まず、釣りに行く時間を増やし、技術・知識・経験を養わなくてはならないと思いました。

そのために、4年ほど前から夜勤の仕事を始め、休みの日は勿論、夜勤明けの日は半日釣りへ、体力的に厳しい時は朝の数時間だけでもフィールドに足を運ぶ回数を増やしています。
ただフィールドに行って釣りをするだけではなく、その時の状況などに一つ一つ気を配りながら自分なりに臨機応変に対応しながら釣りをしています。

釣りの技術だけでは無く、タックルなどの事も知らなくてはならないと思い各メーカーの様々なロッド、リール、ルアーなどを使ったりし日々練習に明け暮れています。

まだまだ、未熟な身ではありますがフィールドの旬な情報やボトムアップ製品の魅力、バス釣りの楽しさを僕なりに伝えて行ければと思っております!

これからどうぞよろしくお願いします!!

kawamura 2021.08.24

こんにちは、川村です。

暑さのピークも過ぎ、ここから少しずつ秋に向かっていきそうな気配です。
ここ一ヶ月では、ルアマガ陸王があり、他にはBasserの取材で桧原湖にも釣行しました。

陸王のフィールドは、長門・将監川を含む印旛沼水系。
4年前に、松本幸雄君と対峙したフィールドです。

対戦相手の岩佐吉一さんは、陸王オープンにて100人超えとなった激戦ブロックを一位通過し、大江川での決勝に勝利!
さらに、ここからはプロアングラーが相手となった、陸王モバイルの予選と決勝でも勝ち、陸王本戦にまでコマを進めてきました。

この倍率の高さと直接対決をストレートで勝たなければならないので、陸王本戦までの道のりは難関です。
しかし、それを実現して見せたことは、陸王オープンやダービーに参戦しているアングラーにとってはグッと現実味が帯びたのではないでしょうか!?
ちなみに、ここまで勝ち上がるに至ったメインルアーは、なんとM.P.S!!

かつてホテルマンだった頃からの知人でもあり、霞開催の陸王では、宿&会場を取り仕切ってくれたこともある。
よく釣ることは知っていましたが、まさか対戦する日がくるなんて夢にも思いません。

4年前に釣ったスポットは当然相手にも知れていますから、プラクティスでは新規開拓に励みましたが、成果ナシ”(-“”-)”
この水系は、関東随一のジャングルフィールド。おそらくオカッパリ可能なのは、全体の1割ほどか!?
なおかつ有望スポットとなると、本当に限られてしまうのです。
よって、お互い共通のスポットに出入りする前提で、入るタイミングと、釣り方による差別化が重要になってくるのでは?と予想しました。

プラクティスを終えて選んだルアー達

利根川の影響で、水位や流れの強さ・向きが変わることに加え、対戦当日は、競技が中断するほどの豪雨も状況を一変させました。

掲載は少し先、9月末売り号とのことですm(__)m

 

そしてBasserでの桧原湖へは、約15年ぶり! さらにテーマはなんとフロッグ!!
こうなると、狙いはビッグなヒバラージでしょう!

前入りして半日、航路の確認をしつつ、フロッグ場を探しました。
早々に釣れたラージは・・・小さい(^-^;。  45クラスも数匹見ましたが、レンジが深い。
タテに伸びるウィードのボトム付近に着いていて、真上付近までいって「居たの!?」って感じ。
遠目からスクーパーフロッグを通しても浮いてきた気配はなく・・・朝イチならワンチャンあるかも!?

Basserは1デイ取材。ラージ狙いだけではリスキーすぎるか・・・
スモールマウスに関しては、前の週に桧原湖を訪れていた草深から伝授された策がありました。
スクーパーフロッグのスカートチューンなのですが、では、ノーマルと比較しどれくらい反応に差があるのか?

桧原湖のバスが(ラージ・スモール問わず)カエルを食っているのかというのも、知りたかったところ。
というのも、スクーパーフロッグはもろカエルゆえ、カエルを食っていないのとしても効くのか?
プラクティスでは水辺も観察しましたが、カエルはいませんでしたね。
今回は、ストマックポンプも持参し、釣ったバスの胃の内容物もチェックしてみました。

日頃の取材は、自分が得意とするルアーや釣法を紹介するものですが、今回はフィールドにもスモールマウスにもウトい。
ならばと、模索的な要素を含んで挑んでみたのです。
津留崎 健さんの写真も楽しみです!が、よくこのリスキー(ボク×ヒバラ)な企画に巨匠でしたね!

前日の下見でキャッチしたナイススモール

久しぶりの桧原湖でしたが、スモールマウスであればよく釣れますし、アベレージサイズもかつてより断然大きくなっていました。
ゴールドハウス目黒さんにお世話になり、なんとボートは恩人である故・本山博之さんが所有していたもの!
またお伺いしたいと思いますm(__)m

掲載は、発売中のBasser誌となります。

 
それ以外の釣行は、近所のチョイ釣りと、陸王の仮想プラクティス、そしてロッドのテストでしたが、長らく時間を費やしていた単行本『陸魂読本』の執筆を先日終えましたから(脱稿≒ダッコウと言うらしいです)、これからは釣行頻度を回復させますよ!

仮想プラクティスでの印旛水系と紀ノ川ではスクーパーフロッグで

紀ノ川では、ギャップジグ+ブルスホッグにもグッドサイズ

初の長良川では、コスモ+M.P.S にて

霞水系でのロッドテストではダイワロッド開発の今井さんと2日で40本以上キャッチ!
ハリーシュリンプ4インチのリーダーレスダウンショットリグが最も数多く釣れ、ノドからテナガエビが出ているバスも数匹確認できました。

コロナ、そして大雨の影響もありますから、皆さまも日々気をつけて。
されど、暑さもやわらいで過ごしやすくなってきますから、いい釣りに恵まれますよう\(^o^)/


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