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『梅雨の霞ケ浦はテナガエビのボイルが釣れるエリアを教えてくれる』

kusabuka 2019.06.26

草深です。
前回のコラムで、霞ケ浦水系の季節進行が何かおかしいと話していましたが、いよいよスポーンから回復したバスが喰いだした感じがします。
と言っても簡単に釣れる場合もありますが、エリアと釣り方がマッチしないとノーバイトということも・・・

まずは良いエリアの見つけることが重要です。
スポーンニングからそう時間が経っていないので、その近辺を狙うのがセオリーです。
特にこの時期の霞ケ浦水系では、テナガエビが産卵で浅いところに上がってきます。
ちょうど、スポーンニングを終えたバスがまだシャローにとどまっているタイミングとかち合い、バスはテナガエビを偏食します。

テナガエビは、なかなか見つけることは難しいと思われがちですが、バスとテナガエビの両方がいるエリアでは、高確率でテナガエビボイルに遭遇します。
水面をエビが‟ぴょんぴょん”跳ねたりして、バスに追われていることを見掛けることがあります。それが今の時期、最も釣れるエリアの合図です。

バスはテナガエビが居ても、常に捕食するわけではありません。やはり、何かのきっかけでスイッチが入った瞬間に喰います。
スイッチが入っていない晴れの日は、アシ際のエグレや石の陰に隠れていることが多いです。
この位置に居るバスに対しては細かいエビの動きを演出できるハリーシュリンプ4インチバックスライドリグの反応がスコぶる良いですよ‼

スイッチが入っていないバスは結構セレクティブでルアーを見切ります。
ハリーシュリンプのフォールアクションは脚が細かく動き、腕は左右にスイング、水平姿勢で無防備に漂うテナガエビエビを演出してくれます。
フォールで喰わなくても、興味を示したバスには軽いトィッチをしてあげると、テールのウチワ部分が水を押し、バスにスイッチを入れてバイトさせます。

フックセットは動画を参考にリグってみてください‼
最近は写真のようにゲイプ部分に糸オモリ(写真赤矢印参照)を少し巻き、低重心化させることで着水時にワームがひっくり返らず、キレイにフォールさせることが出来るのでおススメです。

雨の日や曇りの天気の場合はバスも活性も高く、ウロウロとシャローを泳ぎ回っていることが多いです。
その場合は、手返し良く広く探るのにビーブルで攻めます。
水深50㎝ぐらいの浅いレンジを引いてくるので、ロッドを立ててリトリーブさせると根掛かりも回避し易く良いですよ。

〇ハリーシュリンプ4インチ
カラーは水中でボワッと白っぽく膨張するK.O.シュリンプⅡ

〇ビーブル3/8oz. DW
霞ケ浦水系で少し濁り気味の時に多用するパーチカラー。

〇ボルケーノグリッパー
より濁ったエリアではバズベイト。擦れ音とスプラッシュの感じが気に入っていて、最近愛用中です。

【タックル】

〇ハリーシュリンプ4インチ バックスライドリグ
BL SG 681MH/MFB・スティーズ681MMHF-SV(ブラックジャック)
スティーズCT SV TW 700XHL(ダイワ)
スティーズフロロ TYPEモンスター13lb.(ダイワ)

〇ビーブル3/8oz.
ブレイゾン661MB-G(ダイワ)
スティーズSV TW 1016H(ダイワ)
スティーズフロロ TYPEモンスター14lb.(ダイワ)

〇ボルケーノ グリッパー(ノリーズ)
BL LG 6101MHFB(ダイワ)
リョウガ1016H(ダイワ)
スティーズフロロ TYPEモンスター14lb.(ダイワ)


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