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『夏本番へ突入!!』

kawamura 2019.08.05

こんにちは、川村です。

最近の釣行は、『H-1グランプリ』への参戦にて相模湖、DVD『陸魂マニアックス8』の撮影にて遠賀川、そして霞水系オカッパリにも!

まずはH-1。
年間成績はトップと70g差の2位。
最低でもトップ争いに食らいつかねばならない1戦でした。

2日間のプラクティスを終えての感触は、桂川の支流である秋山川は相対的に魚影が濃く、ワンド付近やクリーク、最上流の流れの中にまでバスを確認できました。
桂川本流の各ワンドにもバスがおり、特に1ヶ所、ワンドの最奥にある流れ込みにグッドサイズの群れが居着いてボイルするパワースポットもありましたが、ボート1~2艇分のスペースしかないため、スタートでファーストフライトを引かないと入れなそう・・・

本湖は、メインパターンになる可能性もあったのが係留船のシェードでしたが、曇天だったためか居着いておらず。
一応全周を見てまわると、単発での好スポットはあるも、移動の時間を割くほどではありません。

となると、チャンスが多そうなのは秋山川ですが、スタート地点からも近く、混戦は必至です。
それでも、ビーブルのスピナベサイトに反応するグッドサイズがいることと、ハネモノ(アベンタクローラーRS)のデッドスローリトリーブに対する反応はすこぶるいい!
アベンタクローラーRSは松本幸雄君のイチオシで購入したのですが、ここまで反応が違うとは・・・

向かえた当日、参戦者は161名!

スタート順はよろしくなく、多数のボートを追うかたちで秋山川へと入りました。
上流域には濃い朝モヤが発生し、水中が見にくいだけでなく、水が冷たいことも示していました。
しばらく釣りをするもバスからの反応もなく、ならば少し下った辺りが良くなっているか?と下ることに。

すでにフレッシュなエリアは残されていないので釣り残しを拾うべく、
オーバーハングした木の下や、エレキを上げなければ入れない浅瀬にもボートを入れ、バスを探しました。

水路に入り、ブッシュの下にバスを発見!
バスのサイズから、プロトの小ビーブルをピッチングで入れるとバイト!
安堵の一匹も、ここからが悪夢でした。

エレキを上げて入った浅瀬のブッシュ際に600~700gほどのバスを発見!
小ビーブルを通すと追うも、バスとルアーの距離が少し遠い・・・
すぐにピックアップし入れ直すべきか一瞬迷うも、そのままついばむようにバイトし、トレーラーフックに掛かってすぐにバレ(+_+)

秋山川を出たところにあるシャローフラットにて、1キロはありそうなグッドサイズがボトムに腹をつけてジッとしているのを発見!
しかし手前には沈み枝・・・
小ビーブルを通すと一発でバイトするも、ジャンプして落ちたところにその枝があり魚体がロックし、そのまま枝にはビーブルだけが残りました”(-“”-)”

さらにトドメが・・・
移動中、45㎝ほどのグッドサイズがすぐ横に・・・ダメモトでアベンタRSを落とし、ボートは惰性で進んでいくので、リールのクラッチを切ってラインを送り込みつつ水面をパタパタさせるとバスがついてくる!そしてまさかのパフッと食いつくも掛からず(ToT)/~~~

結果、450gほどのバス1本でウエイン、年間順位も6位まで落ちました。
そもそも思惑をハズしていましたが、ダメなりに年間争いに残れる最低限のチャンスはあり、それを生かせなかったことが悔しいのです。

その翌日には福岡へ!
DVD『陸魂マニアックス8』の撮影を遠賀川で行いました。

遠賀川は直前まで大雨による大増水・・・釣りができない可能性もありましたが、とりあえず現地に行ってみようと・・・
水位は平水まで下がっていましたが、景色が違う・・・5月末に訪れたときにはあったブッシュも流されており、相当な強流だったことを理解しました。

まだ本流の濁りと流れはキツく、支流や水路から絞り出す展開となりましたが、だからこそのリグやワームのローテーション、誘い方の差によって“普通には食わないバスを釣る”ノウハウを映像におさめられたと思います。

そして新利根川&北浦周辺でのオカッパリへ。
遠賀川もそうでしたが、梅雨が明けて気温35℃の日々がやってきました。
で、やっぱり夏に欠かせないのがカバーフィッシング!

流れの当たるカバーシェードに落とし込むと、フォール中にひったくられる!
チョンチョンしながらボトムを這わせてくると「フッ」と軽くなりラインが走る!
ピックアップで追いかけてきて食いつくバスも!

ヒットルアーは、すべてハリーシュリンプ4インチのリーダーレスダウンショット。
周辺の水田や水路にザリガニをよく見かけたことから、マッチ・ザ・ベイトしていることが、躊躇のない食い方に繋がっているのだと感じました。

カバー撃ちのみならテキサスリグのほうが隙間に入れやすいですが、ボトムも這わせるならリーダーレスダウンショットのほうが、ボトムでの姿勢やアクションにも優れるのでGoodです。

ソフトな着水音とフォール中にも誘うべく、シンカーは軽めの3.5g(スリムゼロ/ダイワ)。
フックはT.N.Sオフセット1/0(ハヤブサ)が、尻尾を千切ったハリーシュリンプ4にマッチします。

ライトなリーダーレスダウンショットにピリピリと細かく震えるハリーシュリンプの組み合わせ。
夏バテ気味のバスにも効果テキメンですよ\(^o^)/

【リーダーレスダウンショットタックル】
ロッド:スティーズショアコンペティション ファイヤーウルフ
リール:スティーズSV TW7.1L
ライン:スティーズフロロタイプモンスター13ポンド

暗い中での準備片付けもルミヌードルで明るい!


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