皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
先日の台風15号で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
さて、今回は2019年9月1日に開催されました、TBC第4戦(JACKALL CUP)参戦レポートをしたいと思います。
【大会1週間前プラクティス】
お盆休みが終わり気温も30度前後の日が多かったのと、連日のゲリラ豪雨の影響もあり30度近い水温も25度前後まで下がり、秋の雰囲気も感じられました。
朝から水位が高く、流れも通常の5倍+濁り(笑)
朝一はドシャロー+ブッシュがある反転流エリアからフロッグでスタート。
直ぐに反応があるが・・・何故かバラシ、10バイトでキャッチはゼロ!!
食わせ方が悪いのか?タックルが悪いのか?試合で使うには厳しいと思いました。
ブッシュへカバー撃ちも試しましたが、反応なし。
水温低下の影響か、魚は流れを避けていると感じられため、消波ブロックへシフト。
①外側で強く反転流が起きる場所はリズィーを中層で巻き、泳ぎ回っているバス狙いました。
②消波ブロックの穴にはフリーリグ3.5gにハリーシュリンプ3インチを、流れを嫌い穴に隠れているであろうバスを狙いました。
ハリーシュリンプ3インチを使用した理由は、シルエットが本物のエビに似て、尚且つ、エビが逃げるアクションを演出出来るため。
カラーは濁っている場所はレッドクロー(T225)を使用し、透明度が高い場所では脱皮シュリンプ(T228)を使用。
消波ブロックの外側をリズィーでゆっくり中層巻きするとすぐにヒット!
1キロ位の魚をキャッチ出来ました。
ハーモニカ食い・・・餌だと思ったようです(笑)
しかしこの1匹で終了、外側は水色が悪く魚は少なかった様子。
その後、穴撃ちへシフト。
プラクティスのため、何キロ?にわたってある消波ブロックを全部流しました。
釣れた条件は、最奥で水色が綺麗+シェード+エビが居る場所。サイズこそ小さいですが、キーパーは複数匹キャッチ、魚が居ることは確認出来ました。
最後に、濁りは強かったのですが横への反応を確認したく、ビーブルを乱杭エリアにてキャスト後、カーブフォール中にブレードバイトが多発・・・バス?のバイトなのか確認したく諦めず続けていると、キーパーをキャッチ、濁りの中でも、水を強く動かすことの出来る、ビーブルだから釣れた魚だと思います。
カラーは濁りの中で効果的な、パーチ(S404)を使用しました。
プラの感触としては、フロッグに反応している魚のコンディションは良いがフッキング率に難あり・・・
その他のパターンでも、リミットは揃えられる可能性はあるが、サイズが小さく、かなり厳しい印象でプラを終了致しました。
【大会当日】
曇りのち晴れ、微風。
スタート後、朝一に入りたいエリアはバッティングで入れず・・・この時点でフロッグはやめました。
理由はプラの時よりも流れが弱く、強い反転流が出来ていなかったからです。
プラでは行かなかった上流部にあるブッシュへ、ハリーシュリンプ3インチのヘビダンですぐに700g位の魚をキャッチ。
水門が開いていない間は、少しでも流れがあった方が良いと思い、流れの当たる側にある乱杭やオダを回りましたが、バイト無し。
これはまずいと、キーパー狙いのテトラパターンに変更。
水位が狙いより高く、尚且つ曇っていたため、ダメかなと思いましたが、開始早々にハリーシュリンプ3インチのフリーリグにヒット・・・27cmのノンキーパー。
その後すぐに、もう一匹キャッチ。更にサイズが下がり25cmと、完全に状況が合っていないと感じましたが、他にパターンも無く過去に釣れたエリアを回り、ゴテゴテな試合運びになってしまい一匹のみで帰着となってしましました。
上位入賞者及び魚を釣ってきた方のお話を聞くと、ほとんどの方が支流での釣果であり、本流の水を嫌って支流に魚が入っていて、水色も良く尚且つ餌が沢山居たそうです。
支流をやらない私には、今回のパターンはとても勉強になりました。
この悔しさをバネに、次戦は頑張りたいと思います。
また、気難しいタイミングを見事攻略し6位に入賞しました、千葉さんのコラムも是非チェックして見てください^-^
次戦は9月29日、利根川ボトムアップチームで頑張って来ますので、応援宜しくお願い致します!!
【使用タックル紹介】
5gヘビダン用(ハリーシュリンプ3インチ)
ロッド:オンリーカスタム67MR(デジーノブランクス)
ライン:フロロ:8lb.
3.5gフリーリグ用(ハリーシュリンプ3インチ)
ロッド:オンリーワンカスタム67MHR(デジーノブランクス)
ライン:フロロ12lb.
リズィー用
ロッド:オンリーワンオリジナル62MLG
ライン:フロロ:10lb.
ビーブル用
ロッド:オンリーワンカスタム66M
ライン:フロロ:13lb.