1979年2月14日生まれ
茨城県出身
こんにちは、川村です。
今回は、ヴァラップスイマーのアクションについてのこだわりを語らせてください。
すでにアクション動画をご覧になられた方もいるかと思いますが、
ヴァラップスイマーの動きは細かくて速いです。
ハイプレッシャーフィールドでの釣りが大半を占める自分が必要性を感じていたのは、
スレバスを警戒させることなく自然に食わせることができる、
よりナチュラルで見きられにくいアクションでした。
まず、スローリトリーブでもハイピッチにテールを振る
“スロー性能”に特化していることは必須条件!
ゆっくり泳いでいても高速にテールを振ることで、バスに見切られにくいこと。
この「スロー」と「高速」のギャップが有効であることは、
シンキングスイッシャーやハネモノに通じるものがあると思います。
そのうえで、ボディも魅力的にアクションすること。
タイトながらも、ウォブリンブとローリングが絶妙に入り混じり、
小刻みに身をクネらせながらも、
ボディ側面を高速にチラつかせる複雑な視覚効果を発生します。
これは運動性能を追求したことに加え、
前回お話した「タテ扁平&デルタ形状」のボディシェイプ
だからこその見え方でもあります。
ちなみに、Volup Swimmer の由来は、Voluptuous(色っぽい・肉感的・官能的など)、
ボディで魅力的に誘うイメージで名付けました。
そして、水平姿勢で泳ぐ(※アングラーとの距離が近くなると上を向きますが)。
これは、テールが水を受けて反り上がろうとする力が
シーソー的に頭を下げる力に作用し、
斜め上に引かれるラインと相殺しあってのバランスです。
また、頭を上げないだけではなく、
テールが不自然に反り上がらないことにも注意しました。
ご使用の際には推奨フックサイズにて
(オフセットフックorコイル付きフック#4/0~5/0)
センターラインに沿って真っすぐフックをセットしていただき、
ラインを弛ませた状態をキープしながらゆっくり巻いてくださいませm(__)m
こんにちは、川村です。
ここ一ヶ月は、毎週霞水系への釣行でした。
すでに誌面に掲載されているBasser取材。
伊藤巧君と共演のDVD『クレイジーブラザーズ』(内外出版社より来年リリース予定)。
ハードルアー限定トーナメント、『H-1グランプリ』新利根川戦への初参戦を挟んで、
ルアマガ本誌取材にて『イトウタクミのなぜなぜくん』にお誘いいただきました。
オカッパリに関しては、今年の夏は例年のようにはいかないことを感じています。
減水傾向であったこととプレッシャーの高さも影響していると思いますが、
流入河川の上流域がことごとく不発だったのです。
代わりに、本来夏にはスルーするような、
中流~下流が熱くなっていることは発見でした。
しかし、それとてスレているので一筋縄ではいかず・・・
もっともバスからの反応が良かったのは、
ヴァラップスイマー4.2゛のノーシンカーリグでした。
ラインを弛ませた状態をキープしながらゆっくりただ巻きですが、
アプローチに一工夫することでスイッチが入るシーンも多発しました。
詳しくは、8月末売り号のルアーマガジン『イトウタクミのなぜなぜくん』にてm(__)m
この質量感でのノーシンカーだからこそ、出せる軌道?と生っぽさです。
他にも、スモラバのマイクロピッチシェイクや
スナッグレスネコについても鋭く突っ込まれましたが、
これまで「こんなに細かいシェイクはできないし、
釣れる気もしない」と言っていたマイクロピッチシェイクなんて、
「分かった、出来るようになった」と。
ならば、とタックルを貸すと、すぐさま連発ですから、本当に怖い。
もう、長年この釣りをやっている僕より釣る勢いです(^-^;
すでに誌面に掲載されているBasser取材では、
バーサタイルがコンセプトのショアコンペティションシリーズの
ファイヤーウルフ(M/MH)とキングバイパー(H)の使い分けを詳しく紹介しています。
一匹の見えバスに対して、
ヴァラップスイマー4.2ノーシンカー→ゾーイ→スピナベサイト→ガストネード70Sとローテーションして食わせる場面があったのですが、
幅広いルアーが扱えるタックルだからこそ・・・といえども、
最終的にキャッチしたガストネード70Sに用いたタックルは、
ファイヤーウルフ+スティーズSVTWに、
13ポンド(スティーズフロロタイプモンスター)の組み合わせ。
正直、軽量プラグを扱うにはムリヤリ気味です。
が、大切なのは、ムリヤリ気味であろうとも、“やるか、やらないか”
多少やりにくくとも、扱えるのであれば「やる」ことで、
食わせられることはけっこう多いのです。
BasserはBOX特集にて、各アングラーの収納方法を紹介しています。
僕も収納に関しては、試行錯誤してきた結論ともいえるシステムが完成しています。
「これでなければ」、のタックルボックス指定から、
ワームにクセをつけることなく、
しかもジャストサイズで保管できる「バッカン&ボックス3段重ね」など。
他にもオカッパリバッグの中身も公開しています。
なかなか狙いどおりにいくことのほうが少ないながらも、霞水系はやっぱり面白い!
場所と釣り方がハマりさえすれば、グッドサイズが連発で応えてくれます。
が・・・初めて起こったことがありまして・・・
ハチに1日で2回も刺されました”(-“”-)”
これまで釣りでは一度も刺されたことなかったのに・・・
それもヤブ漕ぎでもなく、コンクリ護岸に生えている草に巣を作っていました。
刺されたのはそれぞれ別の川。
時期的なタイミングもあるのでしょうか、皆さまもご注意くださいませ。
写真はクレイジーブラザーズロケ。
クジを引き、それに従った釣りをするので予測不可能!
初参戦したH-1は、タイニーピーナッツDRとオーバーライドでリミットメイク!
20位ちょいでした。
こんにちは、川村です。
8月上旬にリリースが迫っているヴァラップスイマー4.2インチ。
ボトムアップスタッフ以外にも、各地の近しいアングラーに
お送りして試してもらったのですが、
例外なくアクションにシビれてもらえたことと、
よく釣れているのでホッとしている次第です(*^^)v
【写真 左上:山口諒也くん(遠賀川にて)、左下:キャスティング黒崎店店長栗原さん、右上:Oさん(霞ケ浦水系にて)、右下:ゆずさん(北浦水系にて) 】
【もちろん草深さんも!(相模湖にて)】
開発当初から、実現したいコンセプトは決めていました。
それは、「タテ扁平のリアルシェイプを、ノーシンカーリグで安定して泳がせる」こと。
なぜかというと、本物のベイトフィッシュは、
アユも、ワカサギも、オイカワも、ハスも、タテ扁平のスリムシェイプだからです。
この手のソフトベイトは、バスに対して“魚”として訴えるタイプですから、
バスが見つけてくれたときに、実際の魚に近いシルエットで違和感なく誘いたい。
しかし、カンタンなことのようで、これが意外と難しい(>_<)
ノーシンカーリグで・・・となると、
タテ扁平シェイプはすぐに傾いてしまうのです(-_-;)
ウエイトが内蔵されているスイムベイトであれば、
姿勢が矯正されるので問題はないのですが・・・
浅いレンジをデッドスローで引けるノーシンカーリグで実現したいのです。
「リアルなシルエット」と「安定性」を両立させるために試行錯誤した結果・・・
●最初に水を受けるヘッド部分だけは、ナマズの顏のようなヨコ扁平の断面。
ヘッド部分だけでもどっしりとした形状にすることで、
安定性アップに効果がありました。
●ヘッドからボディにつながる過程でタテ扁平の断面に移行しますが、
ボディ断面は下っ腹をやや膨らませたデルタ形状に。
腹側に塩を高密度に入れた高比重素材と相まって、
低重心化に特化させました。
●テールパワーとのバランス。
テールの大きさや角度、テールとボディをつなぐクビレ部分の太さと長さのバランスは、
シャッドテールワームにおいて、アクションの質や安定感、
そしてスイム姿勢をも左右するとても重要な要素です。
テールパワーが強すぎて、安定感を損なわないよう、
されど、生命感あふれる高速ウォブ&ロールを発生するよう・・・
このバランス調整に、もっとも時間を割きました。
このタテ扁平スリムシェイプだからこそ、
本物の魚に近いシルエットになるだけでなく、
タイトなウォブ&ロールアクションでも、ボディ側面を高速で
チラつかせる複雑な視覚効果を得られるのです。
今回はヴァラップスイマーのシェイプについて、でした。
込めたこだわりはまだまだ続きます・・・
こんにちは、川村です。
早々に梅雨が明けて、一気に高温の真夏日!
6月の最終週には、BITE『ENLIGHT』の収録にて、
山梨県の西湖と河口湖に行ってきました。
山上湖ならではのクリアな水質ゆえ、
天候や時間帯によってはバスがすぐに深みへ落ちてしまう。
ワームが使えないことも相まって、オカッパリの難易度は高いフィールドだと感じています。
とにかく、ダメなときはやりようがないくらい釣れないのです(^-^;
半面、それでも突っ込みたくなるほどの魅力もある!
なんといってもバスがデカい!
50アップはザラ?(というほどちょろくはありませんが)
河口湖にいたってはロクマルの可能性もある!
そしてビーブルが心強い。
昨年も西湖には2回訪れましたが、ともに50アップを釣らせてくれました。
スピナベサイトが効くフィールドなので、
バスさえ見える状況ならむしろ手堅いとすら!
初日は西湖へ。
期待していた状況は、スポーニングを終えたバスが
岸から狙える範囲内の表層に浮いていることでした。
しかし、期待に反して、バスとの遭遇は稀・・・
西湖を3周して、チャンスは10回くらいかな?
キャッチは5本、うち50アップは2本!
2日目はさらなるビッグを求めて河口湖へ。
これが西湖以上にバスが延々いない (+_+)
増水していて浅瀬が広がり、見えにくいのもあるかと思いますが・・・
陸地に生えているはずの草も冠水しシャローが良くなりそうな状況ですが、
その恩恵を感じることはなく”(-“”-)”
小海からスタートし、河口湖大橋をくぐり、
ワンドもほぼ歩き切るところではじめてバスに遭遇!
すでにけっこうな距離を歩いています・・・が、前日で慣れたのか、
むしろ足は軽い(^^)
で、一匹ミスバイト、その後30後半が釣れてくれ、さらに・・・!
ブルーギルの群れの中にボツンと巨大なバスを発見!
すかさずビーブルを口元に通すと、呆気なくパクリ!
喉の奥からはブルーギルの尻尾が覗く大食いバスは、56.5㎝でした。
しかし、河口湖は歩いた距離に対してあまりにバスが少ないので、夕方は西湖へ。
そこでもちょっとした悲劇と歓喜を味わいつつ、ENLIGHTロケは終了。
2日間での釣果は、50アップ3本に、48・47・46・45・・・と、
苦戦はしているのですが、歩いた成果はありました(*^^)v
フィールドのポテンシャルもすごいですが、
スピナベサイトのスペシャルさと、ビーブルも効いています。
スピナベサイトのコツにつきましては、今月号(8月号)のルアーマガジンにて詳しく紹介しています。
また、映像も合わせて見ていただくことで、よりイメージを掴みやすいかと思います。
今釣行のBITE ENLIGHTは、7月後半頃に公開される予定となっております。
遅れているビーブルの発売時期は現時点でも未定で、
お待ちいただいている皆さまに申し訳なく・・・
進展があり次第、この場でもお伝えしたいと思います。
7/1(日)キャスティング南柏店さんにて『バスフェスタ2018』が開催されました。
当日は、ボトムアップブースを出展、ステージでは、
岡さん、Katsuuさんとのトークショーをさせていただきました。
足をお運びくださった皆さま、ありがとうございました!
それでは、今回はこの辺で失礼しますm(__)m
こんにちは、川村です。
さて、前回も軽く触れましたが、TV『ザ・フィッシング』の収録にて
岐阜県の五三川に行ってまいりました。
中京を代表するオカッパリフィールドで、コンクリ護岸が大半を占め、
ナチュラルバンクは一部のみ。
人気フィールドながら、濁り気味の水色とカバーもあることで、
隣を流れる大江川よりは釣りやすい印象です。
途中カメラが回せなくなるほどのドシャ降りもあり、
水位も平水→コンクリ護岸が水没するほどの満水→放水して一気に平水・・・
と、激しい水位変動、そして泥濁りが発生する中での釣りとなりました。
今回はダイワ若手の佐々木勝也君との共演にて、釣果への精神的プレッシャーは半減。
ならば、と、バイトシーンが見えるトップウォーターに時間を費やしました。
しかし、初日は状況が掴めずに苦戦・・・(-_-;)
釣れていないわけではないのですが、バスの動きを追えてはいませんでした。
攻略への糸口が見えない状態からどう攻略していくか?が見どころだと思います。
放送日は7/7(土)の17:30~を予定しております!(地域によって異なる場合があります)
関東に戻ってきての翌日は、千葉県の豊英湖にてレンタルボートフィッシング。
ヴァラップスイマー4.2゛の量産試作が届いたので、
フィールドでの最終チェックです。
水槽でアクションを確認してはいるのですが、
実践での使用感やバスからの反応を確認しないわけにはいきません。
本金型に移行するさい、スリットやボディ形状に微修正を加えていたこともあります。
そして、一発目がいきなりの50アップ!
さらに45クラスのグッドサイズが連発!!
深みから一気に急浮上、もしくはカバーの中から勢いよく、
水面を割ってひったくる本気食いが頻発しました。
釣って場を荒らしてしまっても、カラーを変えたり、
少し沈めて泳がせてくると絞り出せる場面もありました。
これで自信を持って世に送り出せます(*^^)v
ヴァラップスイマーは、バスに本物の魚として
錯覚してもらうための要素を追求したシャッドテールワームです。
・バスから見たシルエットが、本物の小魚と同じタテ扁平のスリムシェイプであること。
・水平姿勢で泳ぐこと。
・スローリトリーブでも高速にテールを振ること。
・ボディはタイトながらもウォブリングとローリングが入り混じって、
複雑な視覚効果があること。
特に、ウエイトがフックのみとなるノーシンカーリグの場合、
泳ぎを安定させるにはヨコ扁平のボディシェイプにすることで解決できます。
しかし、「バスが下から見上げたときに、本物の小魚のシルエットに近い、
タテ扁平なスリムシェイプで魅せたい!」
そのリアルシェイプから、ボディをウォブ&ロールさせ、
チラチラチラ・・・とボディ側面を高速にチラつかせる。
いざ実現するとなると、理想的なアクションとの両立はなかなかに難易度の高いものです。
タテ扁平ボディは、すぐに傾いてしまうので”(-“”-)”
ウエイトが内蔵されているスイムベイトなら、姿勢を矯正してくれるのですが・・・
やはりノーシンカーならではのスロー性能は捨てがたいものがあります。
解決に至った内容については長くなるので、ここでは割愛しますが(^-^;
反応した勢いのまま疑いなく一気に喰わせられる、
追ってきたバスのバイト率を極限まで高めたい。
そして昨今のフィールドで重要視すべきは、「スレバスに強い」こと。
そのためのリアルシェイプであり、水平姿勢であり、小刻みで素早い視覚効果にこだわったのです。
動画も撮ってもらっているので、ちょっとだけ・・・
リリースは8月上旬を予定しておりますので、もう少々お待ちくださいませm(__)m
こんにちは、川村です。
ここ2週間は、
亀山湖にプライベートで。
釣りビジョン『follow my F』の収録で岡山県の倉敷川。
ワンダーフィールドさん主催の『HAYABUSA CUP』では新利根川。
TV『ザ・フィッシング』の収録で、岐阜県の五三川。
そして、8月にリリースを控えているヴァラップスイマーの
最終チェックで千葉県の豊英湖、と・・・
津々浦々、オカッパリとレンタルボートでの釣りを交互に楽しませてもらいました。
亀山湖へは、ルアマガ取材でハマりまくったスピナベサイトを堪能したく・・・
しかしこの日は反応が弱く、トレーラーフックにもかすらない
ミスバイトとバラシが連発”(-“”-)”
休日のハイプレッシャーもあるでしょうが、スピナベサイトへのスレも感じました。
ミニスピナーベイトのDゾーンフライ(エバーグリーン)で
辛うじてトレーラーフックに掛かるという、この釣りでは極限を体感・・・
しかし、1本だけ持っていたヴァラップスイマーに、
46㎝がインレットからもんどりうって食ってきました。
倉敷川は、スティーズポッパーに新しく加わったサイズアップ版の70Fが、
開始早々にビッグバスを連れてきました。
オリジナルサイズもアクション性能は高いですが、
70サイズはサイズアップの恩恵でさらに首振りしやすいことと、
14~16ポンドクラスのフロロカーボンラインでも沈むことなく、
毎トゥイッチ外しなくクイックな首振りとポップ音を発してくれます。
ちなみにフックは、フロントを瞬貫トレブルの♯4(ハヤブサ)、
リアのフェザーフックをティザーフックの♯4(メガバス)に交換しています。
ヴァラップスイマーも使わせてもらいましたが、バイト数は一番!
スレたフィールドに、小刻みな高速ウォブ&ロールアクションは合っていると思います。
しかし倉敷川は甘噛みに苦戦(*_*;
空振りミスバイトや、食いつきが弱く掛かっても外れてしまう・・・
どう攻略するか!?最後は劇的です。
初回放送は、7/17(火)の22:00となっておりますので、
釣りビジョンを観れる方はぜひ!
そして新利根川は、ワンダーフィールドさん主催のレンタルボート大会。
49名で競われました。
前日からの雨で濁りが入り、朝の気温は14℃と寒いくらい。
冷たい濁りはバスの活性を下げるはずで、厳しい展開になると予想しました。
おまけに強風。
安全面を考慮し、12時までは洲の野原へ出ることは禁止となりました。
僕の装備は55ポンドのエレキのみなので、
勝つためには、スタート地点から近いうえ、
グッドサイズも見込める洲の野原だと見込んでいました。
そのため、12時までは新利根川の下流域でリミットメイクを目指し、
12時からの実質1時間ちょいが勝負だと。
濁ったからシャローカバー?それとも水温が下がって深めに落ちる?
どちらも探れるスナッグレスネコリグのみに絞って、
最下流域のあらゆるシチュエーションを叩きました。
フックのN・S・Sフックパーフェクションは、
深い掛かりを優先してワンランク大きめの#2/0です。
ワームはブレーバー57。
濁った水でもテールの振動でアピールできるし、
活性が下がったバスも食わせられる。
ワームの色はライムチャートを選び、
濁り&ローライトでもバスが見つけてくれやすいようにしました。
狙いは的中したのか、開始30分ほどで45アップをキャッチ!
風を避ける出っ張ったコンクリの裏に落とし、
ラインを張ろうとしたらラインが沖に走っていました。
新利根出口までを一周するもさらなるバイトはなく、
ちょっと深めに落ちたのか?と、スタート地点である松屋ボート前の橋脚へ。
鉄骨と鉄骨の隙間に落とし込み、ラインを張るともうグイグイ引っ張られていました。
アベレージサイズながらも2匹目!
対岸の橋脚を同じように攻めると、またも着底バイト!
これはジャンプ一発でバラしてしまうも、
カラーをBUミミズに換えると、同じ柱でまたバイト!
リミットメイクは達成(^^)v
バイトはすべてロッド操作に移る前、ラインを張ったときには食っていました。
フォール中も震える動きが、中層にサスペンドするバスを追わせているのだと思います。
12時をまわり、いざ洲の野原へ。
しかし、逆風で想像以上にボートが進まない(>_<)
新利根を出て早々に引き返してくるボートもありました。
近場の風裏に絞って釣りをするもチャンスが訪れることはなく、終了。
結果は1,900g台で7位。
リミットメイクを果たしたのは、全体の1/5ほどでした。
上位は接戦で、優勝は3本で2,500g超えでした。
驚いたのは、フロッグでリミットメイクを果たした方がいたこと!
スティーズポッパーフロッグJr,で3連発したそうで、明らかにハマッている。
1時間遅れで出船したハヤブサ社員のIさんも、
チョップカット(ジャッカル)でグッドサイズを仕留めていました。
冷たい雨と濁りでもトップが有効だった・・・これは僕にとって新鮮な事実でした。
こういった答え合わせが出来ることも、大会の面白さ!
ショップさん主催のレンタルボート大会には初めて参戦したのですが、
本気で楽しめ、そして勉強になりました。
一旦ここで・・・後半に続きますm(__)m
こんにちは、川村です。
関東も梅雨入り・・・湿気ムンムンはちょっとイヤですが、
1年でもっともよく釣れる楽しい時期です(^^)
先日はルアーマガジンさんの取材にて千葉の亀山湖へ。
テーマはスピナベサイト。
もともとインタビューのみの依頼だったのですが、
「事務所でやるくらいなら釣りしません?」とお誘いしました。
取材にかこつけて釣りに行きたい・・・というのが本音ですが (^-^;
“百聞は一見に如かず”
アプローチからバイトの瞬間までを見てもらい、
さらに体感してもらったほうが、記事を書いていただくうえでもプラスではと。
亀山湖でのボートフィッシングは艇王以来の3回目。
全体像を把握していないフィールドゆえ、経験値を高めたい気持ち。
そして、スピナベサイトは経験上、ハイプレッシャーフィールドのほうが
効くことが多いので、おそらくうってつけだろう、と。
まずはバスを見つけないと始まらないので、メインのバックウォーターである折木沢へ。
期待していたほどの数はおらず、サイズも30㎝前後がほとんど。
中でも大きかった30後半~44㎝のグッドサイズは、
いい反応で仕留められました。
スピナベサイトで釣れるバスはサイズがいい・・・というか、
小さいバスはスピナーベイトの存在感に負けてしまうのか、
食ってくれないのです。
ミニスピナーベイトなら釣れるのかもしれませんが・・・
次に猪川に入ると、通称“アオヤロウ”といわれるマットカバーが一面を覆い、
サイト不可(-_-;)
最上流のオープンエリアに先行者を確認したところで戻ろうとすると、
ちょうどマットの切れ目から上がってきたバスがいたので、
ビーブルを入れると一撃!
キャストをミスって直撃気味になってしまったのですが、
我を忘れたかのように即食いしてきました。
本湖に出て、出船したのむらボートハウスさんの近くまで戻ってきたところで、
オーバーハング下のシェードにデカバス発見!
1投目は木にロッドが当たって着水点が狙いからズレた・・・が、バスは反応!
2投目はキャストが決まってガッツリバイト!
口閉じ53㎝ありました(*^^)v
この時点で5本、時間は11時。
いったん桟橋に戻り、古川君のタックルを積み込み、ビーブルを渡します。
ここからはフリーフィッシングで、スピナベサイトを体感してもらいました。
古川君はかなり釣りウマなので、午前中釣りを見ただけでほぼ理解していました。
グッドサイズを見つけるや呆気なく仕留め、47㎝!
そのまま笹川のバックウォーターまで長距離移動するも、
干上がっていて川に入れず、手前の倒木にいた1本の追加のみ。
夕方ラストに再度折木沢のバックウォーターを上がると、
朝よりもバスが増えていました。
30分ほどの時間でラッシュし、もう1本50㎝を追加!
古川君も釣ったりバラしたりバイトまで惜しい反応多数と、
この釣りにすっかりハマッていました。
「ショッキングでした」というこの釣りについて
濃い誌面に仕上げてくれるはずですので、
スピナベサイトの作法を知りたい方は、6月末売り号のルアーマガジンをぜひ!(^^)!
そしてこの釣りは、サイトフィッシングゆえバスの反応が丸見えです。
ビーブルへのバスの反応は他のスピナーベイトより鋭く、
バイトにいたる率が高い!
スローでも身震いするスカートの動きが、
躊躇なく反応させてしまうのだと思います。
この威力をみなさまにも体感していただきたいのですが・・・
まだ工場から入荷する時期が未定なのです”(-“”-)”
お待たせしてしまい、本当に申し訳ありませんm(__)m
参考までにタックルは、
ロッド:ブラックレーベル681MRB
リール:スティーズSVTW7.1L
ライン:スティーズフロロタイプモンスター13ポンド
ロッドは、狙ったところにキャストを決めやすいこと。
巻き物でも、スローロールからの弱いバイトも多いので、
柔らかすぎると貫通せずバレやすい。
でも、トレーラーフックにちょい掛かりも多くなるので、
深く曲がるクッション性も欲しい。
テキサスリグもやれるくらいの強さにレギュラーテーパーがベストかな、と思います。
さて、この釣行の前には、イベントにて香川県府中湖に行ってきました。
フィッシングタイガーさんと香西釣具さん主催のオカッパリ大会です!
毎年開催されるこの大会は、今年で29年目。
参加人数もオカッパリ大会最多規模と思われ、今年も280人以上!
僕は小バスのみでしたが(^-^;・・・上位の方々はグッドサイズばかりの接戦!
シニア部門の上位3人はなんと52㎝一線!
1匹の重さ勝負ですべて1800gを超えていましたが、
優勝は唯一の2キロ超えでした。
ファットイカ、ブルフラット、フリックシェイクによる釣果が目立つところでした。
そしてジュニア&女性部門では、ハリーシュリンプがウイニングルアーに!
46センチのグッドサイズを、ノーシンカーリグのフォールで食わせたそうです。
この方は、他にもブレーバーで42㎝も釣っていました。
広い府中湖で、この大人数のオカッパリ大会を運営することは、
大変なことだとお察しします。
バスを検量するスタッフが各地に配置され、店員さんのみならず、
多くのボランティアの協力により運営されていました。
来年は30周年とのことで、また一段と盛り上がりそうです。
また、フィシングタイガーさん(写真上)と香西釣具さん(写真下)にてトークショーも
開催させていただきました。
お集まりいただいた皆さま、ありがとうございましたm(__)m
四国でのイベントは稀ですが、またお会いできる日を楽しみにしております!
こんにちは川村です。
先月と今月は韓国でバスフィッシングをする機会に恵まれました。
韓国ダイワにお誘いいただいているので、基本的にはダイワルアーで挑みます。
しかし、全てをまかなえるものでもないので、
必要なルアーはメーカーに関わらず持っていくし、使わせてもらいます。
ダイワルアーの中でも、最近とくに使用頻度が高いのがマルチジグSS。
フットボールタイプのジグですが、樹脂タングステンヘッドに、
フックはフッ素コート済みで、サイズ、強度ともに申し分なし!
ブラシガードも強めに設定されているので
本数を減らすことによる調整の幅が広く、
若干前方に位置したラインアイと相まってカバーもイケる。
ワイヤーキーパー搭載なのでトレーラーがズレにくく、スカートも良質です。
ようは、使いやすくてよく釣れるジグなのですが、
僕はガードを2㎜ほど短くしてV字に開き、
スカートも1㎝ほどカットして使っています。
で、トレーラーはタイプの異なる数アイテムを使い分けています。
フォールやマッディで目立たせたいなら、
バタバタ系のスティーズクロー。
水を強く押しながらのスイミングではエスケープツイン。
スレている、スローにも誘いたいならハリーシュリンプ。
デカバス狙いでは、ポークのビッグダディも欠かせない相棒です。
ちょっと目立たせたい時には、ツメの先端だけマーカーで染めています。
これくらいのちょい塗りがおすすめです。
先日の韓国で訪れたレンタルボートフィールドは、
日曜日ということもあって日本の人気フィールドと変わらない賑わいっぷり!
韓国は原則ボートフィッシングが禁止されており、
ボートフィッシングが楽しめるフィールドはとても稀なのです。
午前中は3本と苦戦しました。
初場所ゆえエリアチェックに時間を割いたこともありますが、
良さそうなストレッチは常に数人が流している状態です。
簡単に釣れるバスはすでに抜かれていることは明白でした。
そこで、残り2時間ほどはハリーシュリンプをトレーラーにしたところ、
5バイト4キャッチでサイズもアップ!
フォール中に食ってるか、ボトムパンプ着底後のポーズ中に食うか。
動画でアクションを見ていただくのが一目瞭然ですが、
フォールだけでなく、着底後のツメの開閉アクションも効いていると感じます。
このイメージで、着底後は倒れ込みの間を少し待っていただくのがおすすめですよ!(^^)!
前日にゲストを務めさせてもらったオカッパリ大会でも感じていたことですが、
韓国ではバイブラテール系のクローワームをリグっているアングラーが多く、
ボートでも木に引っ掛かっているのをよく目にしました。
よく釣れるからではあるのでしょうが、
こうプレッシャーがかかった状態になると強いアクションゆえ
スレやすいタイプでもあります。
初場所ゆえ、釣れない時間帯は路頭に迷っているような心境でしたが、
バスの状態を予測し、場所を絞り込み、そのフィールドのクセ(スレ具合)も考慮し、
喰わせるまでの過程をピュアに経験できることは貴重です。
だって、初場所ってそのフィールドで1度しか味わえないことですからね!
そして今回は、韓国で日本のルアーを取り扱っている
Lunkerさんにも立ち寄らせてもらいました。
新設したばかりのお洒落な社屋を兼ねた店舗は、圧巻の品ぞろえ!
一階はカフェになっており、
バスフィッシングの映像を見ながら釣り談義を楽しめる!
さらにすぐ目の前にはルアーを泳がせられるプールがあるという・・・
パーフェクトな環境でした。
バスフィッシングを通じて、この素晴らしい空間があることを
とても嬉しく感じた次第です(^^)
今年も早いものでもう6月になろうとしています。
1年でもっとも釣りやすくなるシーズンですが、
なかでも面白いのがトップ~表層の釣り!
ルアーマガジンでは、この熱いステージをもっと釣る核心について
詳しく紹介させてもらいました。
そして草深さんと行ってきたアメリカ釣行記も!
さらに陸王も開幕しており、伊藤巧君と北大祐さんの好カード!
ぜひご覧いただければと思います!!
それでは、今回はこの辺で失礼しますm(__)m
こんにちは、川村です。
時は一ヶ月ほどさかのぼりますが、
アメリカから帰ってきた翌日は、Basserの道場取材にて高滝湖へ!
“道場”とは編集部員が弟子入りし、
お題の釣りをみっちりレクチャーする名物企画です。
座学編と実践編に分け、スナッグレスネコリグについて
かなり細かく深く解説させてもらいました。
すでに4月末売り号にて掲載されていますが、
熟読&実践していただければ、スナッグレスネコリグのマスターに
お役立ていただけることはもちろん、一冊まるごとカバーネコ特集ですので、
様々なプロアングラーによるネコリグでのカバー攻略を知ることができます。
それぞれリギングやタックルに工夫があったりと、カバーネコも多様化してきているな~、
と興味深く拝見させてもらいました。
その翌週はルアマガ取材にて霞北浦へ。
テーマはトップ~表層!
よって使えるルアーに限りはありますが、
こういうシバリ取材、けっこう燃えます(^^)
このテーマでハメるとすると、本湖のシラウオパターンか、
すでに流入河川に上がったアフター回復バスがいるか・・・?
しかし、流入河川の多くはちょうど田んぼの代掻きで泥濁った状態・・・(*_*;
風が吹かない時間帯は、代掻きの影響を受けない前川でしのぎ、
トッププラグ&新作ワームの表層引きで3本と好釣!
そして、風が吹くタイミングでシラウオ食いが狙える北浦へGo!!
シラウオは風によって溜まる場所があり、
バスもそこで待ち伏せるので、その時の波風の向きや強さによって、
シラウオが溜まりそうスポットを見出すことで確率がグッと高まります。
波に揉まれ漂うように泳ぐルアーが、
黒いゴン太バスにかっさらわれるシーンが丸見えでした!
そしてシメは、すでに釣っていたゴン太45アップもかすむハイクォリティフィッシュ!
時期的に大勢を占めていたはずの、
シラウオともスポーニングとも関係のない
閃きのダメモトで立ち寄った場所から、別格の魚が応えてくれました。
誌面の内容的には、今自分が考える、
“釣れるルアーの核心”や状況に応じた使い分けについて、
こちらも深く掘り下げてもらいました。
釣果に直結する内容ですので、
5月末売り号のルアーマガジン、ぜひ見てください!
そして先日、イベントにてつり具のマルニシ和歌山バイパス店さんに
お伺いしたタイミングでは、初となる紀ノ川で釣りをしました。
イベント前日の午後に到着し、釣りができるのは4時間ほど。
紀ノ川でもっともメジャーな川辺ワンドは、
細長い逆ワンドで足元は消波ブロックで組まれています。
映像や誌面でのイメージは、居るけどハイプレッシャーで食わせるのが難しい・・・
マルニシのスタッフさんに、「今、釣る人で1日何本くらいですか?」
と聞くと、「3本」とのこと。
しかし、スモラバのマイクロピッチシェイクがハマり、
6本掛けて5本キャッチ(*^^)v
翌日もイベント前に立ち寄ると、すぐに1本!
サイズも約45㎝を頭に悪くなく、反応もフレッシュでした。
ヒットルアーはすべて自作のスモラバ2.5gに、トレーラーはプロトのM.P.S。
マイクロピッチシェイクで長年愛用していた、
スタッド4インチを超えるアクションを発するワームです。
ノンソルトなので針持ちもよく、一回頭は千切ったものの、
1本しか使いませんでした。
アクションも良く、バスからの好反応も実感していますが、
もう少し良くなる余地が見つかったので、
ただ今最後の修正を行っております。
イベントも盛況!
マルニシ和歌山バイパス店さんには初のお伺いでしたが、
お集まりいただいた皆さん真剣に話を聞いていただき、
ピッチング大会にも積極的に参加してくれたこともありがたかったです。
そして、前の週に開催していただいた、
九州のキャスティング黒崎店さん(写真上)、
キャスティング福岡店さん(写真下)でのイベントは、伊藤巧君と!
本音で話をしてくれるタクミとのトークは本当に楽しく、時間が足りない!
こちらも熱心に話を聞いていただき、
充実した時間を過ごさせていただきました。
お土産もごちそうさまでしたm(__)m
貴重なヘアリーホッグもありがたく使わせていただきます!
ただ今バイトバスリキッドに漬け込んでおります(^^)
お誘いいただいた販売店さま、そしてお集まりいただいた皆さま、
本当にありがとうございました!!
開発では、シェイプとアクションとスイミング姿勢のすべてにこだわった
シャッドテールワームが本金型を依頼中。
8月のリリースを予定しております。
M.P.Sは完成直前で修正になってしまったので、
もう一回サンプルアップにてリリースが遅れますが、
それでも秋には出せるかな?
昨年から地道に開発を進めていたこれらのアイテムが、
ここにきて納得のいく完成度に達してきました。
それなりのモノをスピード感をもって商品化することも出来なくはないのですが、
それは自分たちの意図するところではありません。
その差を実感できるものでなければ、やる意味がないと思うのです。
そして、今は来年リリースするアイテムを手作りにて模索中・・・
運良く、いいモノになるかもしれないアクションを見つけました!
バスからの反応が良ければ、本腰入れて追求したいと思います。
それでは、今回はこんなところで失礼しますm(__)m
こんにちは、川村です。
4月も例年より暖かい日が続きましたが、5月もまだ上旬だというのにTシャツ1枚で過ごす日々です。
ここ1ヶ月間の釣行は、桐山孝太郎さん主催の『kota`s American Dream』勝利のご褒美にてアメリカのレイクノーフォーク。
帰国翌日に、『Basser』取材にて高滝湖。
そして、『ルアーマガジン』取材で霞北浦に挑み、GW前半は韓国ダイワさんからのお誘いで、雑誌取材とオカッパリ大会ゲストにて韓国のフィールドを周ってきました。
アメリカ釣行の様子は、すでに桐山さんがアメリカンドリームのページにて紹介してくれております。
http://www.kotaamericandream.com/japan/news/kotaamericandream%20news.htm#2018bcbinv/)
ボトムアップレポートでは、草深さんがアメリカ釣行記をつづるとのこと。
そして、ルアマガのマイケル野村さんも同行にて、
5月末売り号のルアーマガジンに掲載していただきますので、僕からは特に印象深かったキャット社の見学について・・・
オカッパリメインの僕であっても、バスボートへの憧れはあります。
W.B.S.のオカッパリトーナメントに出始めた中学生の頃、
W.B.S.は当時からアメリカ式のバスボートウエインで、ギラギラのラメに包まれたバスボートはシビれるほどカッコ良かった(>_<)
そして、当時の最終戦は“プロ&ユース”と銘打って、プロと同船してW.B.S.プロトーナメントに参戦できる機会まであったのです!
あのスピード感と波に打たれる感覚。そのときの衝撃は20年以上経った今でも鮮明に覚えています。
そのバスボートが製造される過程を、バスキャット社にてすべて見させていただきました。
バスキャットは、今もっとも生産台数を伸ばしているバスボートメーカーの1つで、その品質が高く評価されています。
よって生産が追いつかず、オーダーしてから納艇まで6ヶ月待ちとのこと。
バスキャット社社長のリックさん曰く、「人員を増やしたくとも、熟練の作業だからそうもいかないんだ」とのことでした。
実際、バスキャットが造られていく過程を見ると、全てが手作業であることが分かります。
皆さんひたすらに黙々と、慣れた手つきで丁寧かつ手際よく作業をしている姿はまさに職人!
型どりしたベースにFRPのシートを幾重にも重ねては、レジン(接着剤のようなもの)を丁寧に浸透させていく。大出力のエンジンを支えるトランサムも経年劣化で弱くなる木製ではなく、高強度なFRP製なのはバスキャットならでは。
浮力材はフレキシブルに曲がる切れ込みが施されているぶん薄い箇所があるのですが、
高強度なシートで補強されており、力づくで割ろうとしてもビクともしませんでした。
カーペットはもちろん、クッション性の高い最高品質なモノを採用。
計器類の取り付けも、衝撃の大きいバスボートの走行でもガタが出ない設計とのことでした。
また、舵をとるハンドルが6角形である理由を聞いたところ、「指の引っかかりが良い」と。
変わったライブウエルの形状は、バスが飛び出しにくくするため、など・・・
とにかく細部にいたるまでこだわりが強い!
そして、バスキャットはトレーラーも自社生産。
バスキャット社の隣にはトレーラーメーカーがあるのに・・・その理由は、やはり品質とのことでした。
ボートごとに合わせたシェイプ。
そしてつなぎ目はネジによる固定ではなく、溶接することで強度を優先。
もちろん日本に出荷されるトレーラーには、日本向けのランプが取り付けられています。
手抜きなく丁寧な工程を踏んでつくられたバスボート、という印象を受けました。
外には完成し、出荷を待つバスボートがズラリ・・・その中には橋本卓哉さんのボートもありました。
そして、バスキャットオープンへの参戦!
バスキャットオーナーが集うワケですが、皆さんとってもフレンドリーに接してくれます。
桐山さん曰く、それもまたバスキャットならでは、とのことでした。
アメリカでの出来事は、とても書き尽くせないものがありますので、ルアーマガジン、そして草深さんのレポートからも感じ取っていただければ幸いです。
他にも、バスプロショップスなど道中の案内や、快適な宿などのあらゆる手配、そしてアメリカならではのダイナミックで美味しい食事など、まさに至れり尽くせり。
桐山さん夫妻には言葉では足りないほどお世話になりました。
そして、桐山さんが主催するアメリカンドリームを実現してくれるバスキャット社にも心から感謝です!
この体験は、アメリカのバスフィッシングに関心のある方にはぜひ味わっていただきたい!
桐山さんがアメドリを企画した理由も、「自分が知るこのアメリカの魅力を、ひとりでも多くの日本のバスアングラーに知ってもらいたい」との想いです。
1週間という日程の確保は必要ですが、かかった費用はバスプロショップスなどでの買い物と、食費をちょっとくらい。
ちなみに英語がまったくダメな僕でも大丈夫でしたよ、桐山さんとマイケルさんがいましたから(^^)
今年も『kota`s American Dream』は開催される予定です。
単日3本リミットですから、誰にでもチャンスはありますし、
アメリカ行きの切符は獲得できなくとも、アメリカンな景品盛り沢山な太っ腹大会です。
と・・・ここまででけっこう長くなってしまいました。
その後の釣行についてはまた近日中に掲載しますm(__)m