1979年2月14日生まれ
茨城県出身
こんにちは、川村です。
前回、アカガエル祭りを期待するも空振りだった三島湖。
雨の日を狙い「今度こそ!」と出撃してまいりました。
今回も夜の雨量は少なく、気温も7℃と、寒くも暖かくもなく・・・いかに?
ともゑボートさんから出船。
上流のバックウォ―ターには他のボートが上がっていったため、くじら島を囲む筋へ。
前回の釣行時、同船したBasser誌ホリベさんがポッパーフロッグ(エバーグリーン)で50クラスをバラしたストレッチなのです。
茶色く濁った水色は相変わらずで、水温は8.9℃。
スティーズポッパーフロッグで流していくと、小さな土砂崩れに浮き木が溜まっている隙間で出るも、食い損じ。
フォローでベイトフィネスジグ7g(ティムコ/フックはFPPオフセット2/0)&ハリーシュリンプ4インチを入れ、浮き木の直下で誘うとジワッと重みが乗って44㎝。
その後、フロッグではもう一発出るも、バスのほうが空振りで出方も弱い・・・
このエリアを一旦離れ、バックウォ―ターへ。
水温は7.5℃と、先ほどのエリアより低い・・・
前回はバスがチラホラ見え、ボートで上がれるギリギリの最上流までいましたが、今回は取り残されたようなバスを2匹見ただけ。
今回の冷たい雨ではアカガエル祭りは発動せず、むしろバスのテンションを下げる雨だったのか?
ならば、バックウォーターにいたバスは何処へ?
真っ先に思い浮かぶのは、先ほどまで釣りをしていた茶色く濁った水温の高いエリア・・・
冷たい雨ゆえで水面には出ないだけで、実はもっといたのでは?
再度入り直し、カバージグSS8g(ダイワ)にハリーシュリンプ4インチをトレーラーにして、シャローバンクを丁寧に撃ってみることに。
カラーは一応アカガエルっぽく、ジグはグリパンスカートに、ハリーシュリンプのカラーはカスミスペシャル!
シャローに上がっているバスであれば、アカガエルが意識にあるのでは?と。
すると・・・先ほど流したストレッチからポツリポツリと釣れだし、雨が強まったタイミングでは連発!
食ってくる水深は1mちょっとまで。
岸際に落とし込んだらボトムを軽く跳ねさせながら這わせ、枝などを乗り越えたらフリーフォール。
オープンエリアではジグだと効率が悪いので、ヴァラップスイマー4.2のノーシンカーリグを巻きましたが、3バイトあるもすべてすっぽ抜け(ToT)/~~~
フロッグ同様、チョボッとついばむ弱いバイトで食い込まないのです。
スローに誘えつつ強すぎないジグ&ハリーシュリンプはハマッたようで、居れば疑いなく食ってくる感じ !(^^)!
結果7本、ちょろっと投げたリズィーでも1本釣れました。
しかし、冷たい雨がツラすぎる(*_*;・・・で、早めに帰着。
けっこうバイトはあったので釣れているかと思いきやそうでもなく、今年イチの釣果とのこと(*^^)v
ちなみに、ハリーシュリンプをジグトレーラーにするときには甲羅まで通し刺さないこがコツで、クビレを残すことで柔らかな動きが出ます。
アカガエル祭りは今回も持ち越しでしたが、春らしいシャローフィッシングを楽しめた2月最後の三島湖でした。
[タックル]
ロッド:スティーズフランカー
リール:スティーズA TW7.1L(SLP WORKSセミオーダー)
ライン:モンスターブレイブZ18ポンド
こんにちは、川村です。
今年もすでに2ヶ月が経とうとしているんですから、光陰矢の如し・・・
冬を脱するのも目前ですね!
さて、最近の釣行は、Basser別冊『カスミマガジン(仮)』の実釣取材にて霞水系へ。
この時期はデコ紙一重ですが、今回は吉田撃さんとの2馬力なので心強い!
オカッパリだけでなく、撃ちゃんとしてはレアなレンタルボートフィッシングにも挑みました。
1年でもっとも釣れないタイミングですからもちろん甘くはないのですが、撃ちゃんが貴重なバイトをモノにし、グッドサイズを仕留めたのにはシビれました!
僕はといえば、スモラバSS&M.P.Sに窮地を救われてナントカ・・・(^-^;
今回は状況がキビしすぎたので、もう1日チャンスをもらえるかも?
他にも、霞水系をやり込んだアングラーが集結しての、内容の濃い一冊になりそうです。
夜明け前の準備も、ルミヌードルの明るさで快適です(^^)
そして、先日は千葉県豊英湖&三島湖へ!
温かい雨が降る予報から、まだ味わったことのないアカガエル祭りに心躍らせていたのですが・・・
結果からいうと、空振り(>_<)
雨量が少なかったですかね・・・
豊英湖はデコり、翌日の三島湖も似たような状況でしたが心して挑んだことで3本。
マムシジグTG&ビッグダディをスイミングさせて1本。
バックウォーターにて、サイトで2本。
上流に上がっていたバスもオール無反応でしたが、リアクションダウンショットの1投目で釣れました。
この「リアクションダウンショット」、バスに食い気を感じられない状況で頼りにしている釣法です。
マイクロピッチシェイクも食わせの切り札ですが、どちらかというと食性に訴える誘いゆえ、食い気がないと馬の耳に念仏・・・
リアクションダウンショットのほうが、反射的に反応させる効果は高いです。
メタルバイブのように鋭く跳ねさせてはフリーフォールの繰り返しですが、メタルバイブと比べてプレッシャーに強いことと、根掛かりに強いことが特徴です。
タフな状況でのオススメは、ライトライン&フィネスなワーム。
さほどシンカーを重くしなくても、リアクションバイトを誘発するスピードが出せるからです。
“重さは強さ”でもあるので、「ドスン!」とやると、それにビビッてしまうバスもいる。
“速いけど弱い”それを適えるワームとリグであること。
具体的には、ラインは4ポンド前後に、シンカーは2.5g~5g。
枝や草の隙間に落としてシャクることもあるため、フックはオフセットタイプを用います。
(D・A・Sオフセット#4かT・N・Sオフセット#5を使っています。)
ワームは素早く落ちて、イレギュラーダートするものがベスト。
僕はM.P.Sの逆手をカットして使っています。
逆手が付いているとフォールスピードが抑えられてしまうことと、ダートにもブレーキをかけてしまうからです。
一瞬、小さなエビやゴリのようなシルエットでボトムから飛び出し、不規則な軌道を描きながらスピードフォール、直後にフワッと漂う間(ま)に、思わずパクッとやってしまう(^^)v
春は目前といえど、まだ冬の釣りを強いられる日のほうが大半を占めると思います。
フィネスリアクション、持ち駒にあって損はありませんよ~(^_-)-☆
こんにちは、川村です。
まだ寒さは真冬ですが、日照時間が延びていることや、花粉(*_*;に春の気配を感じる今日この頃です。
さて、フィッシングショーも大阪を終えて一息ついたところですが、その直前、高知県にて「合宿」に参加してきました。
合宿では、プロアングラーが集って釣り漬けの3日間を過ごします。
青木大介・市村直之・伊藤巧・江口俊介・岡友成・金森隆志・木村健太(50音順)というメンツですので、
釣り以外の時間も濃密すぎる!
移動の車内も食事も楽しいし、タメになる話も聞けちゃいます(^^)
フィールドは高知県の中規模リザーバー。
ブッシュや立ち木といったカバーはほぼ無く、魚探に映るボトムも平坦・・・
要素が少ない分、バスの着き場は分かりやすいとも思えたのですが・・・
初日のパートナーはカナモ!
バスボートを操船する姿は、僕の目にも新鮮に映りましたよ(^^)
しかし釣果は思いのほかキビしく、カナモがファットウィップのヘビーダウンショットでグッドサイズを1本。
僕はノーバイトに終わりました。
この日釣れていたのは、通称「ミノスト」。
昨年の合宿でキムケンが披露した釣法で、キムケンはこの日のビッグフィッシュとなる52㎝を仕留めていました。
フットボールヘッドとフックがジョイント式のリグを用い、シャカシャカと強めにシェイクして誘います。
中層をスイミングしてきますが、ボトムに絡めてもOKという感じ。
ラインを弛ませた状態で操作するので、見た目の動作ほどリグは手前に寄って来ず、ワームは上下動にロールも交わる、このリグならではの動きが出ます。
2日目はこのミノストをマスターしたく、キムケンに同船させてもらいました。
実のところ、初日の後半、ミノストが釣れているというのでマネしてみたのですが、数投でウデが疲れてしまい、やってられん、と(-_-;)
ところが、キムケンに操作方法を直伝してもらうとまったく疲れない!
ウデにグリップをパシパシ当てながら、その反動も利用してシェイクするのです。
そして程なくしてファーストバスキャッチ!
ワームはキムケンが釣っていた、マックスセントのクリッターホグ(バークレー)です。
この日はミノストで4本釣れ、ハリーシュリンプ4インチでも釣れました。
キムケンはヴァラップスイマー4.2インチを使ってくれ、この日の最大魚をキャッチ!
2日連続で最大魚を仕留めるあたり、流石としかいいようがありません。
ミノストの威力を体感できたことは大きな収穫で、今後の釣りにおいても強力な武器になることを確信しています。
最終日はフィールドを変えるも、減水にてボートを降ろせず・・・
急遽リバータイプのリザーバーにて、4時間ほどの釣りでした。
この日のパートナーはエグシュン。
全員にとって初フィールド、それも短時間とあって、どうバスを探すのか?
エグシュンは、上流域から最下流域までスピーディにチェックしつつも、要所にはファットウィップのヘビーダウンショットでしっかり食わせにかかります。
効率と丁寧さのバランスはもちろんのこと、パッと見には分かりにくい些細な変化を目ざとく見つけるところにも、トップトーナメンターならではの所作を感じました。
この日はお互い1本づつ釣ったところで、合宿は終了。
ヒットルアーは、エグシュンがファットウィップのヘビーダウンショットリグ、僕がマルチジグ14gにハリーシュリンプ4インチの組み合わせでした。
アングラーの皆さん、そして、現地でのヘルプをしていただいたペリーさん、ありがとうございました!!
話は変わり、ボトムアップの新商品をひとつ紹介させてください。
カールロッドホルダーに、「HARD」モデルが追加となります。
車内やレンタルボートにおいて、ロッドを置くだけなので出し入れを素早く行えます。
さらにロッド同士の接触を防ぎつつ、表面がビニールコートなので、振動でラインがキズついてしまうのも防いでくれる実践的なアイテムです。
で、カールコードであればどれでもOKかというとそうではなく、“硬い”ことが大事。
ロッドを背負わせたときに容易く伸びきってしまうものでは、ロッドのホールド力が弱いからです。
オリジナルモデルも、その点に留意して硬めのコードを選んでおります。
「HARD」はさらに硬く仕上げたモデルで、1.7倍のバネ力(当社比)。
多本数、または重量のあるタックルを搭載しても垂れ下がりにくい、バリカタなコードを採用しています。
このストロングなモデルがマッチするアングラーも少なからずいるかと思い、製品化させていただきました。
他には、DVD『陸魂7マニアックス』も内外出版社さんよりリリースさせていただき、初回生産は即完売とのありがたいご報告をいただいております。
スピナベサイトとマイクロピッチシェイクのみにマトを絞り、パーフェクトに深く掘り下げました。
これを観れば、スピナベサイトがマスターできて・・・しまう・・・(イチ釣り人としてはちょっと複雑なのです(^-^;)
バイトの瞬間まで全見せですから!
マイクロピッチシェイクも、より理解が深まること間違いなし!
とくに水中映像でのバイトの瞬間や、見切られているシーンも実際に起こっていることでしょう。
また、バス目線で下から見上げたスモラバ&M.P.Sのアクションはぜひ見ていただきたい!
手前味噌ながら、横からだけでなく、上下方向から見てもなんと美味しそうなことか!(*^^)v
製作スタッフの情熱と相まって、釣果アップにお役立ていただける渾身の内容に仕上がっております!!
それでは、インフルエンザが流行っておりますので、お気をつけください。
そして冬ならではのバスフィッシングを満喫してくださいませ!
こんにちは、川村です。
横浜フィッシングショーは今年も盛況でした!
ステージやブースにお集まりいただいた皆さま、ありがとうございました。
陸王奪還へのお祝い、そして沢山のお土産にも感謝いたしますm(__)m
さて、ボトムアップの2019年ですが、ハードはスピナーベイト「ビーブル」と、シャッドクランクが春頃にリリース予定。
どちらも当初の予定から1年以上リリースが遅れておりますが、おそらく大丈夫かと・・・
ソフトルアーに関しましては、ヴァラップスイマーのダウンサイジングモデルがただ今仮金型3回目。
想像以上に苦戦しております・・・(-_-;)
ヴァラップスイマーならではの、「リアルシェイプ」と「高速ウォブ&ロールアクション」をノーシンカーリグでも適えるバランスはなかなかに狭いのですが、これに3インチ台ゆえキャスタビリティも考慮するとなると、4.2インチとは異なるシェイプを模索することとなりました。
写真のヴァラップスイマー(小)は、ボツサンプルですが、ボディサイズはこれくらいで1/0フックがマッチします。
他にも密かに煮詰めていたニューワームがありますが、こちらはファーストサンプル待ちの状態です。
今、僕が手を動かしているのは、2020年リリースに向けてのアイテム。
すでに手作りではこれまでにないアクションを発するモノが出来ているのですが、タイミング的にバスからの反応をテストできないタイプなので、春からの実釣テストに備え、今は水槽を相手にアクションを煮詰めておこうという感じです。
さて、最近の釣行ですが、霞水系にボートを浮かべてきました。
ほぼ、シャッドプラグのみで釣りをしていますが、年始の釣行にてただ巻きで結果を得られたことから(冬はストップ&ゴーで釣ることが大半でした)、シャッドラップSR5に期待していました。
というのも、バルサ素材によるアドバンテージもあってか、ただ巻きでのアクションは素晴らしいものがあるのです。
で、やはり釣れる!
アクションもさることながら、潜りすぎない潜行深度もフィールドにマッチしていました。
風に弱いなど投げにくさはあるのですが、それを差し引いても実践的なルアーであることをあらためて実感した次第です。
【シャッドはすべてシャッドラップSR5にて。メタルバイブはリトルマックス5gにてキャッチ!】
霞水系のシャッドゲームも面白いし、房総リザーバーのデカバス狙いも気になる・・・
冬は冬ならではの旬な釣りがあるんですよね!
そう考えると、釣りに行ける日は行っとかないと!
春が待ち遠しいとは思わなくなってきた近年なのです・・・
新年明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い致しますm(__)m
さて、毎年恒例にしている元旦釣行は、新利根川へ!
ひたすらノーバイトでしたが、15時頃からの1時間にバイトが集中!
水温はピークでも5℃台なのに、水面まで追いかけてくるバスがいたほど食い気がありました。
しかし・・・
メタルバイブに食ってきたグッドサイズは、掴む寸前に逃げられてしまい(-_-;)
シャッドを引ったくったバスは、杭越しだったため迎えにいくも、杭からラインを外した瞬間に逃げられ”(-“”-)”
唯一キャッチできたのはライギョだったという・・・(真冬に釣ったのは初めて!)
元旦釣行メンバーの半数は、初バスをキャッチ!
定番のメタルバイブから、ヴァラップスイマーをジグスピナーにセットして釣った人もいてビックリ!
バスボートの草深さんは本湖にてジャークベイト(エリート8ログ)で釣り、オカッパリしていた『ちょっとバス釣り行ってきます』のゆずさんは、M.P.Sのダウンショットリグで46㎝を釣っていました。
僕はこれで去年に続いて元旦デコ・・・(T_T)/~~~
初バスを早々に釣りたく、5日(土)霞水系河川にボートを浮かべました。
朝イチはハズすも、風が吹き始めたタイミングでスティーズシャッドSR(サイレントモデル)にヒット!
そしてなだらかなにハードボトムが広がるストレッチにて、かつて密かに流行ったB.B.シャッド48にグッドサイズ!
どちらも中層ただ巻きです。
かつて真冬はボトムタッチしながらのストップ&ゴーで釣っていましたが、佐藤(賢一郎)君が「中層ただ巻きのほうが釣れますよ」と教えてくれ、そのとおりに。
この日も7~8艇のボートが浮いておりシャッドは定番化しているのですが、ボトムタッチにスレたのか?止めると見切られるようになったのか?
風の吹き始めに連発したものの、そこからはパッタリ反応が途絶えてしまったのですが、今度は風がおさまったタイミングで、僕が1匹バラし、直後に同船者がキャッチ!
ともにスティーズシャッドのSR(シャローランナー)で、潜行深度とアクションがハマッていることを実感しました。
タイミング的には、状況が変化するタイミングで食ってくる傾向が顕著!
元旦も5日も、ひたすらノーバイトなのに、食うときは連発なのです。
『変化はチャンス!』
時合いを逃さず有望な場所に入り、そして状況に合ったルアーを選択すること。
そのタイミングを生かせないと、高確率でデコってしまうということでもあります。
食うタイミングと場所、そして食わせ方を掴んでいる佐藤君の釣果は、冬の霞水系としては数もサイズも圧倒的!→『WINTERバッシングの醍醐味!!』
シャッドプラグと、スナッグレスネコリグによるカバー撃ちに絞り込みつつ、状況に応じて使い分けています。
近年思うのは、冬だからこそベストシーズンな釣りもあるということ。
昨年の1~2月は、房総のリザーバーでの50アップ狙いが面白かった!
3月に入ると数は釣れるようになったのですがサイズが下がってきて、「この釣りが終わっちゃった・・・」と。
霞水系のシャッドゲームもそうですよね、冬の風物詩(笑)
参考までにシャッドタックルですが、
ロッド:スティーズストームシャドウ・・・クッション性に優れつつ、シャッドの細かい振動も感じられる低弾性カーボン
リール:スティーズtypeⅠ・・・リーリングスピードが速くなりすぎない、2000番クラスが好み
ライン:デュラブラ1500 6ポンド・・・強度としなやかさ(飛距離とトラブルの少なさ)のバランスから、ナイロンの6ポンド
フック:瞬貫トレブル・・・細すぎない細軸&マイクロバーブにより貫通性能に優れ、シャッドとの相性抜群!
最後に、サッカー選手西大伍選手と、吉田幸二さんがクラウドファンディングにて支援を募っております。
プロジェクトの内容は、ゴミ拾いイベント53ピックアップにて、ゴミ処理などの運営費に充てられます。
53ピックアップは、参加者が参加費を払ってゴミ拾いをする活動であり、20年以上継続されています。
フィールドがキレイになるだけでなく、バスアングラーによる力添えが大きければリリース禁止などの抑制にも繋がると信じています。
すでに目標金額には達していますが、今後も末永く続いてほしい活動だけに、この機会にお力添えいただけましたら幸いです。
詳細は、こちらから↓
【53ピックアッププロジェクト】西大伍と吉田幸二の霞ヶ浦クリーン大作戦!
こんにちは、川村です。
ルアーマガジンの陸王チャンピオンカーニバル掲載から一ヶ月が経ちましたので、ウイニングタックルについて詳しく紹介させていただきます。
2日間でキャッチした11本のバスのうち、9本のバスを連れてきてくれたのが、パワーフィネスジグSS4.7g改(DAIWA)+ピックダディJr.(釣り吉ホルモン)の組み合わせでした。
パワーフィネスジグSSのチューニングについてはすでにルアマガモバイルでも紹介しましたが、スカートをファインラバーに巻き換え、バイトバスリキッド(ノリーズ)にてソーク。
さらに、プライヤーでラインアイの角度を立てる、というものでした。
狙いは、超コンパクトなカバージグ。
ハイプレッシャーな霞水系オカッパリにおいても(今回は土曜日が絡んでいたのでなおさら)、2日間で10本のリミットメイクが可能なバイト数を稼げつつ、グッドサイズも食ってくれること。
バスがどこにでもいる状況だったので、スイミングでヨコ方向にも探れること。
ジグ&ビッグダディのフィネス版といったところです。
しかし、その釣法に合うジグがない・・・
フックはスモラバばりにショートシャンクながら、ポークをセットしても余裕のあるワイドゲイプ。
そして、強いフッキングでも伸びることのない太軸であること。
自作するかと思っていたところ、目にとまったのがパワーフィネスジグSSでした。
しかしながらパワーフィネス専用のジグゆえ、スカートは硬質のシリコンスカートが球体シルエットで巻かれています。
中層でジグ自体をクルクル宙返りさせて誘うにはOKなのですが、普通に使うには動かなすぎる・・・
そこで、スカートを巻き換えるのですが、僕は昔ながらのファインラバーが好き!
色合いはシリコン素材に劣りますが、動きがいいからです。
さらにバイトバスリキッドでソークする(漬け込む)ことで、エビの匂いをつけ、色合い鮮やかにフレア性能もUP!
匂い付けできるのも、ファインラバーのメリットなのです。
ラインアイの角度を立てるのは、このジグはスリ抜け重視の前方に傾倒したラインアイゆえ、中層をチョンチョン誘いながら泳がせてくるには手前に寄りやすい。
アイの角度を立てることで、移動距離を抑えた「タテS字アクション」が出しやすくなります。
トレーラーにセットしたピックダディJr.は、このコンパクトジグにJUSTなボディサイズ。
また、皮がないため通し刺しもできることも、よりシルエットを小さくでき、ショートバイト対策になりました。
通し刺ししても、パワーフィネスジグSSにはワイヤーキーパーが付いているのでズレにくいのです !(^^)!
他に同じものを使っている人はいないオリジナルセッティングに、アドバンテージを見出しました。
ロッドは、軽量ジグを快適に扱えつつ、ブラシガード付きのジグですのでしっかり掛かるパワーも欲しい。
高感度なSVFコンパイルX素材で、M/MHパワーのスティーズブラックジャックを選びました。
リールはスティーズSV TWのギア比7.1に、ラインはスティーズフロロタイプモンスターの13ポンド。
この13ポンド、12か14か迷うことなくドンピシャで組めるので重宝しております。
そしてもう1タックルが、ベイトフィネスタックルでのスモラバ。
スモラバは、スモールラバージグSS2.5g改(DAIWA)+M.P.S2.4゛
1日1本ずつながら、2日目にはリミットメイクを決める最重量魚を連れてきてくれました。
このスモラバもスカートを「HYPER F SKIRT 細(REIN)」に巻き換えています。
細くともシナッとしていないので、シュッとしぼんでパッとフレアするレスポンスが好みです。
トレーラーのM.P.Sは言わずもがな・・・この釣りのために開発したワームですので、マイベスト(*^^)v
ロッドはスティーズショアコンペティション・ウェアウルフのプロト。
銘竿ウェアウルフの良さを引き継ぎつつ、より軽く強く進化したロッドです。
リールはアルファスAIR7.2L。
ラインはスティーズフロロタイプフィネス10ポンド。
余談ですが、今年進歩したのは、僕の悩みであったアワセ切れが少なかったこと。
ゼロとはいきませんでしたが、2回。
ヴァラップスイマーのピックアップ時に水面で食いつき、至近距離にも関わらず強く合わせてしまった時と、陸王決勝で、サイトで見つけたグッドサイズに枝越しにアプローチし、ジグを吸い込んだ瞬間にフルパワーでかましてしまったとき・・・
バチーン!!と響いた音が今でも耳に残っています”(-“”-)”
合わせ切れが減った要因は、ラインが強いことと、結び方を変えたこと。
スティーズフロロになってからラインに対する不満はなくなりましたが、さらに30年以上ユニノット(ダブルユニ含む)だったのを、パロマーノットに変えたことも大きい!
社内で誰のノットが強いか勝負したときに、パロマ―ノットに全敗したことがきっかけです。
さて、今年一年を振り返ると、開発においては、ハリーシュリンプ、ヴァラップスイマー、M.P.Sとリリースしましたが、それぞれ、これまでにないアクションを生み出せたこと。
実は3アイテムとも共通する要素があり、「タイトピッチ」・「高速振動」・「複雑な視覚効果」を発することです。
ハイプレッシャーフィールドで釣るために開発していますので、強すぎないナチュラルな質(シルエットも含め)でありながら、速く複雑な視覚効果で見切りを防ぐ。
手前味噌ながら、その差を実感できるバスからの反応を得られています(*^^)v
【2018リリースソフトルアーで釣ったバス達です】
そしてアングラーとしては、やはり陸王の奪還!!
初代が29のときで、今が39・・・危うく30台を通り越してしまうところでした(^-^;
イベントなどで多くの方にいただいた激励に、ようやく応えることができました。
今のやり方では勝てないと、心底痛感したのが昨年。
今年は意識を変えて挑みました。
プラクティスで見つけたバスをアテにし、絶対にそこで釣ってやろうと執着しすぎない。
プラクティスではバイトが多いので、本戦でもその感覚で柔軟にバスを探す。
結果的に・・・ではなく、勝つための選択をする。
あえて雑にも釣る(それもこなせる釣りがジグのスイミング)。
また来年も呼んでいただけるのであれば、もっと強くならないと2連覇はできないでしょう。
他にも、H-1グランプリに参戦したり、積極的に新たなフィールドへ挑んだり、オカッパリロクマルも叶えたい!
釣りも開発も、全力で挑まなければ良い結果は生まれませんから、今以上を目指して取り組む所存です。
最後に。
今年も一年、多くの方にお世話になりました。
スポンサーの方々、メディアの方々、ルアー開発・生産に関わる方々、販売店の方々、弊社商品をご愛用いただいている方々、応援してくださる方々・・・
おかげさまで、とても充実した一年を過ごすことができました。
皆さまにとりましても2019年が良い年になることを祈りつつ、今年最後のレポートを締めくくらせていただきますm(__)m
こんにちは、川村です。
忘年会いつにする?年賀状どうしよう?なんて、年末らしく慌ただしい雰囲気の真っ只中。
でも、釣りには行っています(^^)
先日は、弊社スタッフのS君と霞水系へ。
オカッパリ用のロッドホルダーを企画しており、一緒に釣りをして意見を出し合おうと。
釣りの妨げにならず、ロッド交換がもっとスムーズに行えるモノが欲しい!
そのために実現したいコンセプトがあり、その要望をフルクリップさんに相談、サンプルをあげてもらいました。
狙い通りの部分もありましたが改善点も見つかったので、早速次のサンプルを依頼したところです。
このコンセプトが実現すれば、より実践的なロッドホルダーになるはず!(^^)!
で、本来の目的ではないものの釣りもしつつ・・・早々に僕がM.P.Sのダウンショットリグで1本。
ズル引きながらのシェイク中に、重くなるだけの冬らしいバイト。
冬にバスを釣ったことがないというS君も、M.P.Sのダウンショットリグでグッドサイズをキャッチ!
水門のカドに落とし、しゃくっていたら重くなったとのこと。
さらにブレーバー57を3.5インチほどにカットしてのヘビーダウンショット(5gシンカー)でも追加!
こちらは消波ブロックエリアの足元に落とし込み、着底後ラインを張ったときには食っていたそうです。
この日の朝の気温は1℃と冷え込みんだものの、まだ越冬場にバスが集中していない印象を受けました。
例年より暖かかった晩秋の影響を引きずっているのかもしれませんね。
で、M.P.Sのダウンショットリグ、この時期にしては想像以上の釣果報告に一安心(^^)
小さいワームですが、グッドサイズも釣れています。
なかでも驚いたのが、地元の釣友が小貝川オカッパリで仕留めた54㎝!
小貝川でこのサイズは、見たこともない超MAX級です!!
消波ブロックにて、M.P.Sのヘビーダウンショット(5g)をしゃくっていたらきたそうな。
M.P.Sは逆手の抵抗がブレーキとなり、フォールスピードが抑えられますが、あえて重めのシンカーと組むことで、ブレーキに逆らって素早く落とすのはいいのかも!?
より水押しが強まり、リアクション効果が強まりそうです。
そして僕は、久しぶりの琵琶湖へ。
今年の陸王予選で戦った、北の鉄人・山田祐五さんにガイドを依頼していたのです。
琵琶湖の釣りは日頃の釣りとはかなりギャップがありますが、北湖の、それも祐五さんの釣りはことさらかけ離れた世界!
なので、使えるタックルを持っていない(^-^;
ので・・・
ロッドはダイワに借り、ラインも20~25ポンドを、ロッドと一緒に受け取ってきました。
リールは普段使っているシャロースプールではラインが必要量収まらず、草深さんからリョウガとスティーズA TWを借りました。
ルアーは、『ヴィレッジドアー』の店主が祐五さんのガイドを受けているので、お伺いすればあるだろうと(^^♪
連絡すると、偶然にも同じに日に北湖へ行くことが発覚!
さらに、現地で高速のインターを同タイミングで降りるという再偶然・・・
郷に入らば郷に従います。
スライドスイマー250・クラッシュ9・ブルフラット5.8インチ
さて、実釣のほうは、ジグヘッドタイプのスイムベイトにいきなり55アップがくるも、スライドスイマー250にガツンッ!ときたデカそうなのはバラシてしまい、ロクマルの夢は果たせず・・・
祐五さんはガイドに徹し、ほぼ釣りをしませんでしたが、少し釣りしてもらうとあっさり50アップを釣りました。
ブレーバー57のネコリグでも釣りましたが、指定されたネイルシンカーが5gと重い!
クリアな水質ゆえか、フル遠投です。
BOREASのフットボール型ネコリグシンカーを持っていたのですが、ネジ式でフルキャストしてもシンカーが抜けずGood!
このフィールドで生まれたであろうこのネイルシンカーにも「ナルホド」、と。
ネコリグ
フックはパワーワッキーガード♯2(ハヤブサ)
G7ワームプロテクトチューブの6mm
北湖ならではの釣り、それも祐五さんの釣りは新鮮どころではなく、とても勉強になりました。
このまんま日頃の釣りにハマるわけではないとしても、アレンジして活かせる場面はあるはず!
すでに霞水系でも試したいことがあるのです(^^)
そして北湖にも再チャレンジですね!
次はスラスイ250、もうちょっとまともに投げれるようにならないと・・・(^-^;
最後にイベントのお礼を。
キャスティング泉バイパス店でのイベントにご来店いただいた皆さま、ありがとうございました!
多くの方にお集まりいただき、今年最後のイベントを最高のかたちで締めくくらせてもらいました。
そして、帰りの新幹線の都合にて、最後まで残ることができず申し訳ありませんでしたm(__)m
それでは、釣り納めに行ってきます(^^)/
こんにちは、川村です。
前回、マイクロピッチシェイクの遍歴について、その経緯から、M.P.Sに求めたアクションにつきましてもお話させていただきました。
今回は、アクション以外のこだわりにつきまして・・・
“マイクロピッチシェイク専用”とはいったものの、細かく震わせるシェイクが苦手な人もいます。
人それぞれ、シェイクの幅やリズムにクセもあるし、ロッドによっても異なるでしょう。
なので、究極のマイクロピッチアクションを発する一方で、使い手やタックルを選ばず、バスの好む動きを発してくれることにも留意しました。
そこで、テールの付け根付近にクビレを2カ所設けることに。
細かなシェイクでなくとも、クビレがクッション的にしなることで、柔らかな動きに変換してくれます。
ちなみに素材も柔らかな動きが出やすいよう、もっともソフトなものを選択しました。
そして、ヘッド部分にもクビレを設けているのですが、これはボディサイズ調整のため。
ハサミを使わずとも、クビレにツメを押し当てるだけでキレイにカットできます。
シビアな状況では、コンパクトにしたほうが食うと感じる経験から、こうしました。
そして、ボディに一か所だけ設けた太いリブは、スモラバに一発で真っすぐセットするための目安です。
一発で真っすぐセットできずに刺し直すと、グズッてズレやすくなりますからね!
もちろん、スモラバごとにフックサイズは異なるのであくまで目安ですが・・・あると違います。
刺す前にフックを当てがい、この太リブを基準に抜き位置に見当をつけるとうまくいきます。
センターラインとともに活用してくださいませ。
そして、ヘッドに設けた小さな突起、これは・・・?
ダウンショットリグなどでマスバリをチョン掛けしたときに、針先だけを2度刺しするためのもの。
チョン掛けだと、フックの軸上をワームが回転して横を向きやすい。
これが見た目にも不自然で、イヤなのです。
フックとワームは一直線上にいて欲しい!
一旦チョン掛けしたあとに針先だけ突起に刺すことで、カチッと固定され回転を防いでくれます!(^^)!
普通のチョン掛け:フックの軸上を自由に回転してしまいます。
2度刺し:針先が固定され、一直線上をキープします。
さて、このダウンショットが思惑以上に釣れる!
先日霞水系で行ったBITE 『ENLIGHT』のロケでも、こちらに気づいて橋下に逃げていったバスが2投連続でヒットしたり、見つけたときには距離が近すぎ、ダメモトで落としたら呆気なく食ったりと、スレバスキラーっぷりを発揮(*^^)v
水平姿勢での繊細で複雑なシェイキングアクションは、ダウンショットとの相性も抜群ですし、
フォール中のピリピリ微振動も効いていると思います。
逆手は、フォール中の微振動を生むだけでなく、フォールスピードにブレーキをかけることでサスペンドバスへのアピール力を高めてくれる効果もありますが、その反面、スピーディに落としたいときには無いほうがいい。
そんなときにはカットすればOK!
千切るのはカンタンですが、付けることはできませんからね(^^)
ちなみに、ENLIGHT 釣行は、12月の霞水系オカッパリとしては快心の展開でした。
公開は1月の予定ですが、詳細が分かり次第お伝えいたします。
最後にイベントのお礼を。
キャスティングつくば店でのイベントにお集まりいただいた皆さま、ありがとうございました!!
陸王奪還へのお祝いのお言葉とお品もいただき、地元の温かみを実感した次第です。
遅くまでおつき合いいただいたことにもお礼申し上げますm(__)m
今年も残り半月、今年はまだまだバスが元気です!
皆さまもよい釣りを(^^)/~~~
キャスティングつくば店でのイベントの前に寄った小貝川で45アップ!
陸王でも活躍した、パワーフィネスジグSS改&ピッグダディJr.のスイミングにて。
こんにちは、川村です。
すでに雑誌広告や動画にて公開しておりますが、12月上旬、M.P.S2.4inchなるフィネスワームをリリースさせていただきます。
キャッチコピーの『これで食わなければ、諦める。』は、自分の釣りにおける、この釣法およびM.P.Sの役割をストレートに表現したものです。
その釣法とはいわずもがな、“マイクロピッチシェイク”。
“細かく、高速に、一定のリズムでシェイクする”この誘いは、かれこれ20年以上やり込んでいる釣り方です。
中~高校時代には、T.DソルティスラッガーやG-3(チューブワーム)などのジグヘッドリグでしこたま釣りました。
スピニングタックルにジグヘッドは0.9~1.8gで、水門やクイなどのタテストラクチャーに落とし込んでは中層シェイク。
ハンドポワードワームのフラット面を下にしたり、チューブワームの中にジグヘッドを入れることで生まれるスパイラルフォールと、中層で水平姿勢になる浮力があり、細かなシェイクで美味しい動きを発する、釣れる条件を備えたセッティングでした。
スモラバが出てすぐに、スタッド4インチ(ボディは短くカット)との組み合わせに開眼!
やり始めた頃は、他のルアーは使う気すらおきないほど強烈に釣れました。
スモラバが浸透し初期反応ほどの釣れっぷりとはいかなくなってからも、最も信頼する食わせであることは揺るがず。
ベイトタックルを用い、カバーの隙間に落とし込む釣り方を見つけたのもこの頃でしたが、当時はベイトフィネスタックルもなかったので、まともにピッチングすらできず・・・
オーバーパワーながらも7フィートのロングロッドによるチョウチン(真上から垂らす)および、フリッピングでカバーを釣っていました。
タックルバランスの関係で、ラインも12ポンド、スモラバのウエイトも3.5gと、今よりもワンランク太く重かったですね。
沢山のバスを釣っていくうちに、どんなスモラバやワームがよく釣れるのか、といったノウハウも自然と蓄積されていきました。
スモラバは水平姿勢をキープするもので、ガード付きかつフック強度が十分なもの。
当時は上記の理由でオーバーパワーなロッドを使っていたこともあり、細軸だとフックが折れてバラすこともあったのです。
また、水平姿勢を保つ90度ラインアイでのガード付きモデルのスモラバが売っていなかったため、FINA(現ハヤブサ)の1/8オンスジグヘッドにピンバイスで穴を空け、ブラシガードを装着。
それにスカートを巻いたものを使っていたのですが、スミス社の細めで弾力のあるスカートのフレア感がよく、好みでした。
当時そこまでしてカバーにスモラバを突っ込んでいるアングラーはいなかったので、そのアドバンテージは相当なもの。
2004年のクリスマスイブに開催された、Basser誌の第1回オカッパリオールスターに勝ち、その釣り方が紹介されました。
あれからもう14年か~・・・(^-^;
ちなみに「マイクロピッチシェイク」は、オカッパリオールスター後のBasser取材時に、僕の細かなシェイクを見たライターさんが命名したのが始まりです。
さて、M.P.Sは、長年この釣りをやり込んできた自分の理想をカタチにしたワーム。
・細かく、超高速に震えること。
・複数のパーツが異なるリズムで震え合うことにより、複雑な視覚効果を持つこと。
・中層で水平姿勢を保つ低比重素材であること。
これらの特性は、動画を見ていただければ一目瞭然かと思いますが、上記の条件を備えたうえで、唯一無二の動きを発することも、スレ切ったバスを反応させる必須条件でした。
長年食わせのキリフダでありながら、この釣りが浸透するにしたがって効果は衰えていくことを実感していたのは正直なところ。
食いそうで食わない、紙一重のバスをも反応させるために、その差が実感できるレベルでの、至極のマイクロピッチアクションを発するワームを造るに至ったワケです。
自分のイメージをケミウッドで削り、シリコン型による手流しでファーストサンプルを作成。
見た目はチープながら、アクションはすでにスタッド4ボディカットを超える手応えを感じました。
昨年の冬の実釣取材で釣っているのを覚えている方もいるかもしれませんね!
そこから一年の間に仮金型によるサンプルが届くたびに修正点を洗い出し、完成度を高めていきました。
小さなボディの随所にこだわりが詰まっているのですが、その辺はまた後ほど・・・
今回はこんなところで失礼しますm(__)m
※『Basser』誌面データ提供つり人社さまより
こんにちは、川村です。
すでにSNSなどでご存知の方もいるかと思いますが、ルアーマガジン・陸王の決勝に挑んでまいりました。
決戦の舞台は、北浦・鰐川・外浪逆浦・常陸利根川。
対戦相手は、青木大介・木村健太・伊藤巧・・・強豪ぞろいすぎる(*_*;
直前2日間のプラクティスに臨むにあたり、草深さんと参戦したアメドリで得た感触が、新たな視点でバスを見つけるきっかけとなりました。
それは、ボトムが見えるほどのドシャローがまだ生きているということ!
例年であればもう意識から外すシチュエーションですが、今年は冷え込みがなく、安定した気候が続いていることで、季節感が進んでいないのです。
かといって、沈みテトラのような水深のあるエリアでもバイトはあり、本湖・本流の水門からもグッドサイズの反応があり、流入河川にも警戒心MAXレベルながらグッドサイズがいる・・・
ようは“どこにでも可能性がある”状態なのです。
プラクティスでは、フックにキャップをかぶせて掛からないようにしているのですが、初日8バイト、2日目10バイト・・・これはハイシーズンばりのバイト数!
しかし、ラインテンションを張ると呆気なく離してしまうショートバイトが多く、これはバラしやすいぞ、と。
さらに今回、対策が必須と考えられたのが、土曜日が絡んでいることによるハイプレッシャー化。
そこで、プレッシャー対策として、とあるジグにチューニングを施したものと、バスが見慣れていないであろうトレーラーをこしらえていました。
思惑どおり、そのジグに対するバスの反応は良かったものの、ショートバイト対策として、トレーラーのセット方法にも一工夫することに。
このチューニングジグとトレーラーのセット方法は確かな効果がありましたので、誌面にてぜひチェックしていただきたいと思います。
さて、今年の陸王、初日の結果はSNSにて公表されたとおり、なんと4人が600g内にひしめく大混戦!こんな展開は初めてです。
ビッグフィッシュが出にくいことから、暫定トップの青木大介プロとの差は数字以上に大きく感じ、3連覇を狙うタクミもいい位置につけている。
キムケンは4本ながらウエイトは同等ということは、バスのサイズがいい!
そして僕は最後尾ですが、誰かは4~5キロを釣ってくると思っていただけに、胸をなでおろしたというのが正直なところ。
誰が勝つのか誰にも分からない状態で突入した最終日。
結果は、ルアーマガジン11月末売り号にてご覧いただきたいと思いますm(__)m
陸王の翌日に開催された『53PickUp!秋の陣』
【前日まで陸王で戦っていたキムケンも参加。ニーブーツを履いて拾いまくっていました。】
を挟んでの週明けからは、DAIWAの撮影にて霞水系へ。
来年リリースされるロッドとリールを使っての実釣です。
ロッドは2年前からテストしていたモデルなので、すでに使い込んだ感覚ですが、リールはちょっと投げたことがあるだけで、実践投入は初めて。
軽量リグが軽い力でよりスムーズに飛んでいくフィーリングに、確かな進化を感じました。
タックルの使用感はこの上ないのですが、肝心のバスがスッカラカン!?
苦戦しながらも、スモールラバージグSSにM.P.Sの必殺セッティングでなんとかグッドサイズを仕留められました。
困った時にはいつも助けてくれる、まさに最終手段です。
なんにせよ、例年であれば沈みテトラでライトリグといった冬の釣りがスタートする頃合いですが、今年の暖かさからして、まだもったいない感じかな?
もう少しシャローで楽しめそうな雰囲気を感じれた最近の釣行でした!!
【P.S.日暮れが早くなりました・・・】