皆様こんにちは、フィールドレポーターの山口将司です。
11月中旬、霞ヶ浦で開催されました『K-1トーナメント第7戦』の模様をレポートしたいと思います。
今大会は2019年シーズンの最終戦ということもあり、年間順位が決定します。
年間順位は1戦毎のウエイトが加算され、計7戦のトータルウエイトで決定されます。第6戦が終了した時点では年間暫定1位をキープ。
しかし、2位とのウエイト差は500gほどと僅差であり、是が非でも最終戦で釣りたいところ。
大会の一週間前、そして大会前日と計2日間プラクティスを行った結果、霞ヶ浦の状況は台風後の大増水からは水位は落ち着いたものの、例年よりも寒波の訪れが遅く、水温も高めをキープ。秋とも冬とも言えない非常に中途半端な状況となっており、非常に釣り辛いコンディションであるといえました…。
寒くなってからの定番リップラップエリアでは、リズィーでキーパーをキャッチ。
しかし、巻物では後が続かず…。頼みの綱の流入河川はクリアアップしており、本湖の水温が14~15℃台に対し、流入河川の水温は13℃台とかなり低め…。
流入河川でキャッチした1,200gオーバー!
ブレーバーのスナッグレスネコリグ、カラーはワカサギやシラウオを意識してクリアペッパー!
流入河川の沈み物で釣れた1本は1,200gオーバーとサイズこそ良いものの、寒さにやられているのかファイト中まったく引かず…。バイトさせるまで時間も掛かることから、クリアアップした流入河川は季節が一段進行していると判断し、この時点でプランから消去しました。
本湖で釣れたグッドコンディションの1,300gオーバー!ヴァラップスイマー3.3インチのフリーリグ(5g)で!
一週間前のプラクティスでは、本湖のブレイクに絡むオダ状のストラクチャーで1,300gオーバーのグッドサイズをキャッチ。しかし、レンタルボートが入れ替わり立ち替わり攻めているスポットなので、プレッシャーも高く、タイミング次第といったところ…。
結局、プラクティスの結果から導き出したエリアは小規模な流入河川。水深が浅いですが、濁りもあってか水温は14~15℃台と高めをキープ。
前日のプラクティスでは、ジグ&ポークとヴァラップスイマー4.2インチをセットしたスイムジグで2バイトを確認しており、大会当日はこのエリアにかけることに…。
綺麗な朝焼けの土浦新港…。
スタートは18艇中11番目と微妙なところ…。先行されるかと思いましたが、狙いの小規模流入河川へは一番乗り。
私がジグ&ポーク、パートナーがフォローでテキサスリグを使用し、河口部から釣り上がっていきます。
そしてメインと考えているストレッチへ…。バンク沿いにあるマット状になったベジテーションが狙い目と考えていましたが、パートナーがアシからテキサスリグでキーパーをゲット!
さらに撃ち続けますが、バイトがなかなか訪れません…。一旦、流入河川を出ようと、エレキで移動を開始した直後、またもやパートナーのテキサスリグにバイト!嬉しい誤算で2本目のキーパーがライブウェルに収まります。この2本目もアシでバイトしてきた様子。さらにフォール中でのバイトということで、やる気のある個体がまだ居ると判断。
釣れたストレッチを折り返し、さらに細かく撃っていきます。すると、鉄杭に投じたジグ&ポークにラインが走るバイト!フッキングしたところ針掛かりした手応えはあったのですが、惜しくもすっぽ抜けでフックアップせず…。
ここで一旦流入河川を出て、本湖で勝負することに…。
風もそよそよと吹いてきたタイミングで、ブレイク絡みの沈み物を釣ってみます。魚探のGPSを頼りにスポットに近づいていくと、パートナーの投じたブレーバー5.7インチ(カラー:BUミミズ)のスナッグレスネコリグがたまたまドンピシャのスポットへ…。
ほどなくして、パートナーのロッドが曲がります!貴重な3本目のキーパーをハンドランディングし、リミットメイク達成!
年間優勝を考えると、まだまだ安心できるウエイトではなさそう…。
手を抜かず、本湖のリップラップ、シャローのブッシュとランガンし、再び小規模流入河川へ。帰着時間ギリギリまで入れ替えの魚を釣ろうと頑張りますが、敢え無くタイムアップとなりました…。
3本、1,960gをウエイイン!
正直このウエイトでは優勝は無理かと思いましたが、思いのほか当日の霞ヶ浦はタフコンディションだった様子…。
参加者18艇中、唯一のリミットメイクを達成し、優勝が舞い込んで来ました!なんといってもこの日はパートナーに神が降臨していましたね…(笑)
優勝の盾と、パートナーが貴重な3本目を釣ったブレーバー5.7インチ(カラー:BUミミズ)!
この結果、年間でも1位を獲得!
2019シーズン K-1トーナメント結果
■第1戦(3/31) 0g(ノーフィッシュ)
■第2戦(4/28) 2,640g(3Fish) 3位
■第3戦(6/30) 2,360g(2Fish) 9位
■第4戦(8/18) 3,050g(3Fish) 2位
■第5戦(9/8) 1,990g(3Fish) 5位
■第6戦(10/6) 2,240g(2Fish) 6位
■第7戦(11/17) 1,960g(3Fish) 優勝
トータルウェイト 14,240g(16Fish)
今シーズンを振り返ると、初戦がノーフィッシュから始まったので、正直ここまで挽回できるとは思ってもいませんでした…。
さらに、荒天で大会が延期になったりと、天候的にも湖のコンディションが安定しない日が多く、釣ることが難しかったと感じます。毎試合優勝を狙ってはいましたが、肝心なところでミスがあったり、なかなか上手くかみ合わなかったことのほうが印象に残っています。結果的に安定しているようには見えますが、毎試合、毎試合、本当に魚を必死に釣ろうと頑張りました。厳しい時こそ地道に…。
そんな積重ねがあってか、年間優勝を勝ち取ることが出来ました。
今シーズンの『K-1トーナメント』で、ウエイインした魚をキャッチしたルアー達!
パートナーと共にウエイインした90%以上の魚をキャッチしたのが、ブレーバー5インチのスナッグレスネコリグ。BUミミズカラーがマイブームでした!
ダークシナモンブルー&ペッパーは、カラーローテーションで!困ったときのブレーバーは健在です!
絶賛練習中のパワーフィネスでもキロフィッシュをキャッチしました。
スモラバ(プロズファクトリーのPTDハードガード)のトレーラーにはMPSのクリアペッパーカラー!
風が吹いてワームで釣り辛くなったらスピナーベイトのビーブルで決まりです!
今年も残すところ1ヶ月ちょっととなりましたが、『K-1トーナメント』は年間上位者によるクラシック大会が⒓月に開催されます。
厳しい時期での開催ですが、こちらも優勝を目指して頑張りたいと思います。
皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
すっかり朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。
私が参戦している利根川TBCトーナメントの試合は全て終了しました。
ご声援ありがとうございました。この場をお借りし、お礼申し上げます。
ただ、もう気持ちは来年へ!!時間の許す限りフィールドへ向かい練習に励みたいです。
今シーズンの大会を通じて、フィネスな釣りのレベルアップが必要だと感じました。
試合であと1本食わせる技術を、来年までにレベルアップしたい・・・
そこで早速「ブレーバー」をメインに利根川水系へ練習に行ってきました。
(本当は、ビーブル巻きまくりたいのをこらえつつ・・・)
水温は約16度、ブレーバー57でカバーにキャストを繰り返していきました。
水深は約60センチ、メインのカレントを避けるポイントでヒット!
数日前に降った冷たい雨による急激な水温低下が原因で、流れの当たらない場所へ避難していたんだと思います。
・ブレーバー57 ネコリグ1.8g
小さいながらも嬉しい魚でした。しかし、その後が続かない。
そこで、ブレーバー57からブレーバー50にルアーチェンジして再度流すと、2本目をキャッチしました!
同じエリアをブレーバー57で流した後に、ブレーバー50で流すと釣れる。
魚影が濃いエリアは、ルアーをサイズダウンさせることで釣れる魚がいる。この考え方が、今年の私には欠けていたなと思います。
来年は、そういった粘り強く絞り出す釣りをモノにしたいです。
個人的にネコリグにおススメなフックは2種類あり、狙うカバーの濃さで使い分けています。
ライトカバーへアプローチするときは、光大郎さん監修のN・S・S HOOK(ハヤブサ)
#1/0[ブレーバー50] #2/0[ブレーバー57]ライン10lb.
濃いカバーへアプローチする場合は、COVER CONTACT(フラッシュユニオン)
#1[ブレーバー50&57共通]ライン12lb.
フック選びも楽しみの一つです。皆様も自分に合ったフックを見つけてみてください。
【タックル】
ロッド:スティーズ661MFB-SV WEREWOLF (ダイワ)
リール:SSエアー8.1(ダイワ)
ライン:フロロブラスト10lb.(山豊テグス)
翌日、釣り欲が止まらずボートで反応が良かったエリアにオカッパリへ。
ブレーバーを撃っても、ビーブルを巻いても反応がありませんでした。
最後に、今まで私のルアーローテーションにはなかった釣り。
M.P.S 2.4のダウンショットリグ(1.3g) カラーはBUミミズ
【これで食わなければ、諦める。】コンセプト通り食わせの最終兵器です。
新しい釣りの引き出しが、1個増えた気がします!!
ワームが横向きにならないこのヘッドの突起(画像赤マル部)は素晴らしい。もっと詳しく知りたい方は、ボトムアップホームページのPRODUCTSを見ると分かりやすいです。
フォール時に2本の逆手がピリピリと細かなアクションを発生させます。フォールスピードを抑える役割も!!着底後はマイクロピッチシェイク!!
この冬は、マイクロピッチシェイクの練習もしなければと感じました。
食わせの最終兵器、お試し下さい!!
最後に、W.B.S.参戦中の高橋さんのパートナーとして、潮来マリーナのオーナーズ大会に参加させて頂きました。
利根川TBCクラシックが中止になり、不完全燃焼のまま今シーズンが終了。
そんな私に声をかけて頂き、参加することになりました。ありがとうございます。
正直、北浦・霞ケ浦の知識は全くありませんので、とりあえずいつも利根川でやっている釣りをしようと、ハリーシュリンプ3インチのダウンショットリグ(7g)を軸に、釣りを展開していきました。
水深約1.5mの縦ストラクチャーへアプローチし、フォール後、ラインが沖へゆっくり走る!
なんとか1本キャッチさせて頂きました。
フォール中の腕のクロールアクションとヒゲ・レッグの高速微振動、他のルアーにはないこのアクションがたまりません。
今シーズン利根川でもっとも活躍した釣り!!利根川の釣りが北浦・霞ケ浦でも通用し、個人的にはとても収穫ある日でした。
なかなか魚に出会える機会が少なくなるシーズへ突入ですね。
体調管理に注意して、皆様もフィールドへ出かけてみてはいかがでしょうか。
今回のコラムが少しでも参考になれば幸いです。
こんにちは、川村です。
もう今年も残すところ一ヶ月ちょい・・・朝は防寒着を着る寒さになっちゃいました。
さて、ここ最近の釣行は霞水系続きですが、季節感が曖昧な感じがしております。
流入河川やシャローからは、季節相応にバスが抜けているものの、その代わりに魚影が濃くなるはずの消波ブロックを代表とするプロテクトエリアはイマイチ・・・
台風による濁りが抜けていないためか、深めもよろしくないのです。
今のところ・・・ですが、結局は数少ない、シャローに居残ったバスを釣っています。
オカッパリでは、ブレーバーマイクロを試しにいった釣行と、アングリングバスさんのフィネステーマの取材にて2日間。
本当に数少ないのですが、一部の流入河川に残った見えバスは、「やりようあるの?」ってくらい反応してくれない”(-“”-)”
蓄積したプレッシャーやら水温低下によるクリアアップやら、要因はモロモロあると思うのですが・・・
バスの反応が変わったのが、ブレーバーマイクロのダウンショットシンカーを、1.8gシンカーから3.5gに重くしたときでした。
ブレーバーマイクロはボディが細いので、フォールスピードがことさら速い!
スピニングタックルによるライトラインで扱っているのでなおさらです。
もうここまでスレるとスピードでダマすしかないのですが、目の前にストン!!と落としても逃げることが少ないのもメリットで、
極細ボディだからこその“速さと弱さ”
フォールで「ハッ!?」と反応して下を向いたらシメたもの。
小さく鋭く跳ねさせると「パクッ!」(^^♪
ハイスピードに落とすには、ワッキー掛けではなくオフセットフックにセットします。
極細ワームはオフセットフックを真っすぐセットしにくいですが、
ブレーバーマイクロは針先を埋める肉盛りによってスナッグレス効果だけでなく、キレイに刺しやすくもしています。
一方、カバーの直下にサスペンドしているバスに対しては、ハイスピードフォールするリグは向きません。
こちらはやっぱり中層をじっくり誘える“マイクロピッチシェイク”
この釣りに頼らざるをえなくなると、「冬っぽくなってきたな~」と。
まあ、近年は落ちパクフィッシュが減ったので、年中やるようになりましたが・・・(^-^;
今となってはすっかり定番化した釣法ゆえ、食わせるための応用ワザも駆使します。
Basserオカッパリオールスターでのウイニングメソッドとなった“カーブマイクロピッチシェイク”もそのひとつ。
今回アングリングバスでは、カラーにこだわることや、ちょっとしたチューニング、そしてリギングによって“紙一重のバスを食わせる”ノウハウを紹介してきました。
これからの時期に関わらず、ハイプレッシャーフィールドにおいてお役立ていただける内容かと思います。
場所や釣り方をハズさなければ、まだ1日複数回のチャンスは望めますが、M.P.Sは必須です。
スモラバトレーラーとダウンショットですよ(^_-)-☆
スモラバ2.5g(プロト)+M.P.S
M.P.Sダウンショットリグ(フック:DSR132#6 シンカー:バザーズTGペアー1.8g)
ブレーバーマイクロ(プロト)ダウンショットリグ(フック:T.N.Sオフセット♯6 シンカー:バザーズTGペアー3.5g)
そして先日は『53Pick up!秋の陣』を終えてから、久しぶりに草深艇にて湖上へ!
同じ霞水系でも、ボートで狙えるバスのほうが反応はフレッシュで、ブルスホッグ(プロト)を水面直下でひったくるバイトが得られました。
ブルスホッグは、2枚のパドルを左右にブルブルと震わせます。
だからブル(S)ホッグ(^^)
今使っているのはセカンドサンプルで、実はこれでイケるんじゃないかと踏んでいたのですが・・・ダメでした”(-“”-)”
手作りでは出ている、理想とするブルブルが出なかったんですね。
あと、パドルが千切れすぎる。
どちらの問題も改善策を見出し、今は3回目のサンプルを待っているところです。
上:ファーストプロト
下:セカンドプロト
一見大差ないように見えますが、14ヶ所修正しています。
サードプロトはここから10ヶ所修正・・・如何に!?
53Pick up!にて、運営を手伝っているフィールドレポーターの山口将司さんと、毎回参加されているティムコの大室さん。
最後にイベントのお礼を。
11/2 釣具のまつき大分光吉店
11/3 山本釣具センター本店
ご来店いただいた皆さま、ありがとうございました!
遠方ながら、毎年イベントを開催していただいていることもありがたくm(__)m
またお伺いできる機会を楽しみにしております!!
次は釣りもしたいですね(^^)
それでは、寒暖差がありますから体調を崩さぬよう留意しつつ、シーズン終盤を満喫してください!
草深です。
朝の冷え込みが一桁台になるシーズン終盤に差し掛かってきましたね。
11月9日(土)は、朝の水温が16℃台。大雨の影響も残っており、若干の濁りとプラス15㎝の水位だったので、シャローからスタートしました。
最近の霞ケ浦にしては、開始30分で3本立て続けに釣れるという拍子抜けする釣果でした。
釣り方はビーブル3/8oz.を岸際にタイトに入れて、カーブスローロール気味に手前へ泳がせます。
活性が高いバスは、ルアーが見えている間にバイトして来てスリリング‼
そこでバイトが無ければ、そのまま手前まで引いてきます。
特に秋は、アシ手前をフラフラと泳ぎ、何かのタイミングで岸際のカバーにピッタリ付くようなイメージなので、カバーから離れたところも集中してリトリーブしましょう。ビーブルは、横揺れを伴った強いバイブレーションにより濁った水でもバスにアピールするので、あえてカラーは弱めのオーロラホワイトを使用しました。
そんな感じで釣れた1本目がこのバス!
アシ側から離れたフラットで喰ってきたグッドコンディション!ビーブル3/8oz.TWのオーロラホワイト
台風の影響でまだ岸際には漂流物が多く、アシ際に入れにくい所やブッシュなどにはジグを入れていきます。
今回はパワーフィネスでの1点シェイクがはまり、連続バイト‼
今年の新色はどれも視認性が高く、目でルアーが追えてキャストが決まります。
11月10(日)は水辺基盤協会の53Pickupに参加させていただきました。
今秋は大型台風が多く上陸したので、例年以上に湖岸線沿いには漂流ゴミが多く、あっと言う間にゴミ袋がいっぱいになりました。
ゴミ拾い終了後に久しぶりに川村と一緒にバスボートで湖上へ。
開始早々にプロトのブルスホッグで、サクっと釣ってしまうあたりは脱帽です!
ファイト中に腕が取れてしまい、虫ワームに見えてしまいますが・・・ブルスホッグです(笑)
発売までに、まだブラッシュアップしますのでご期待ください‼
今回の釣行で感じたことは、朝と夕方に圧倒的にバイトが多いこと。
今まで真冬は、いつも朝夕がバイトチャンスと考えていたのですが、晩秋もその傾向があるのかもと?自分自身も勉強になりました。
朝釣れた場所は、夕方もう一度アタックすることをお勧めします。
その日の天候にはよりますが、参考までに具体的な時間を説明すると、日差しの強さが変わる8時ぐらいまで、夕方は15時ぐらいからですね。
霞ケ浦はまだ、水位も水温も高めをキープしていますので、晩秋のシャローゲームで楽しんでください。
タックル
〇ビーブル3/8oz.
BLX LG 6101MRB (ダイワ)
スティーズSV TW 1016HL(ダイワ)
スティーズフロロ TYPEモンスター14lb.(ダイワ)
〇パワーフィネスジグSS3.5、4.7g(ダイワ)
BL+701HRS(ダイワ)
タトゥーラLT2500S-XH(ダイワ)
UVF ソルティガセンサー 12ブレイドEX+Si 2号(ダイワ)
皆様こんにちは、フィールドレポーターの山口諒也です。
10月20日は岐阜県大江川にて、ルアーマガジンさんの企画「陸王オープン」の決勝に参戦してきました。
https://bottomup.info/column/20191018ryoya/
(予選の模様はこちらのコラムで紹介しています(^^))
大変ありがたいことに職場から11日間ものお休みを頂き、約2週間前から現場入り。
プラクティスで実際に釣りをしたのは、10〜12日と直前2日間の計5日間。
オフリミット期間に設定された14〜17日は “釣りをしなければフィールドを歩いて回っても良い” というルールでしたので、携帯片手に歩いては、アングラーの方に話しを聞かせて頂いたり、フックやシンカー、ルアーの補充などに時間を割いていました。
プラクティス中は携帯の航空地図を使用し、良さそうだったり、実際に釣れたポイントにとにかくマークを打ち込んで、本戦ですぐにその場所に行けるように準備しました。
(オフリミット期間の14日に開催された、五三川の清掃活動にも参加させていただきました(^^))
初日のプラクティスから感じていたのは、プレッシャーからなのか?季節感からなのか?岸際に居る魚が少ないということでした。
大江川は、ほぼ全域が整備されたコンクリート護岸になっており、さらにそのほとんどがえぐれていて奥行きがあります。
(実際はもっと複雑ですが、簡単なイラストにして説明するとこんな感じです。)
プラクティス1日目。
僕のホームフィールドである遠賀川下流域にも同じタイプのコンクリート護岸があるので、えぐれにいるであろう魚を狙い、岸際に沿って丁寧にアプローチしていったのですが全く釣れず。
悩みながら釣り歩いていると、偶然ブレイクの上に鉄杭が薄っすらと見えるポイントを発見!気になり観察していると、時折りブレイク側からベイトフィッシュがバスに追い掛けられて、岸際に上がってくるのが見えました。
そこへリグっておいたブルフラット3.8インチ(デプス)のリーダーレスダウンショット(
5g)を撃ち、シェイクしながら鉄杭に絡めてアプローチするも食わない・・・
再度入れ直し、ポンとワンアクションで跳ねさせて、フリーフォール後、ボトムで数秒放置すると、ラインが急に沖に向かって走り出しました!
(キーパーサイズの魚をキャッチ(^^))
ルアーを動かし過ぎないようにし、一段深い場所にアプローチすることをキモにやり込むと、プラクティス中何度も魚からの反応が得られました(^^)
恐らく、釣り人によるプレッシャーと季節的なタイミングもあり、魚のポジションは岸際よりも少し沖め、加えてルアーを動かしすぎるのは返って嫌われてしまうと感じました。
(ルアーを動かし過ぎない方が良いと言うのは、ロコアングラーの方々も口を揃えて言っていました。)
ルアーを通すコースや食わせ方のコツは掴み始めたので、水通しの良い橋脚周りはどうか?と試すと。
バイトも多く、更に手応えを感じました。
(橋脚で釣れた、ナイスキーパー。ハリーシュリンプ3インチ(モエビ)のダウンショット(2.7g)でした。)
さらに、陽が差したタイミングで、西大江と東大江の合流点にある浮島にサスペンドするバスを何度も確認しており、ファットイカ(ゲーリー)をバックスライドで入れると、高確率で口を使うことも見つけていました。
直前プラクティスの1日目には魚の動きに慣れ始め、本戦で使えそうな魚影の濃いエリアを2つと、新しくスピナーベイトを橋脚際に投げてカーブフォールさせる釣りを見つけました。
魚影の濃いエリアの一つは中流域で、沖は深い所で水深5m近くあるハードボトム。さらに、ネットでゴロタを包み込んだ通称(タマネギ)が護岸から2mほど張り出していて、その後からブレイクになっていました。
(本戦でも1本をキャッチ出来ました。)
もう一つは西大江川のブレイク。
この周辺はプラクティス中何度も入りましたが、ボイルや見えバスなど、入る度に魚を確認できていました。
(本戦でも魚をキャッチすることに成功(^^)ハリーシュリンプ3インチのダウンショット(2.7g)でした。)
そして、ビーブル3/8oz.のカーブフォールの釣りは、東大江側の橋脚で何度もバイトを得られたことから発見できました。
(プラクティスで使用したビーブル3/8oz.。掛からないようフックを曲げています。東大江は濁りがあったのでカラーはホワイトチャート)
ルアーの食わせ方や魚のポジション確認など、プラクティス期間で得られた情報を集結し、本戦にぶつけてきましたが、結果は・・・
2位で終了し、負けてしまいました(p_-)
しかし、陸王オープンでしか味わえ無い多くの経験値を得ることが出来ました^_^
当日の模様は、ルアマガプラス『2019陸王オープン・チャンピオンカーニバル速報!』記事で紹介されております!↓
https://plus.luremaga.jp/_ct/17312508
今自分に足りない部分も見つかり、負けたのは悔しいですが、来年!さらにパワーアップして予選から勝ち上がっていきたいと思います(*^^*)
下を向かず、前を向いて走ります(^^)
最後に、失礼ながらこの場を借りて、お礼をさせて下さい(^^)
沢山の応援のメッセージを下さった皆様、ありがとうございましたm(_ _)m
来年度も応援宜しくお願いします!
では、最近肌寒くなってきたので体調管理に気を付けて残りのシーズンを堪能下さいませ(^^)
皆様こんにちは、フィールドレポーターの山口将司です。
台風の連発によりW.B.S.オープン戦が中止、そしてバサーオールスタークラシックも延期となりました。
茨城県在住の私ですが、住んでいる地域は辛うじて台風による被害からは難を逃れたものの、地域によっては大きな被害も出ておりました。度重なる台風の豪雨によって被災されました皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
さて、ホームフィールドでもある霞ヶ浦ですが、やはり台風の豪雨による影響で、過去に類をみない増水となりました。10月下旬、台風と台風の合間に開催されましたローカルトーナメントと、やはり大増水直後の釣行をレポートしたいと思います。
まずは、ローカルトーナメントでもあるラトルズトーナメントが、霞ヶ浦は土浦新港で開催されました。過去最大級の台風と言われた19号が通過した一週間後というタイミング…。
朝は穏やかな霞ヶ浦…。
台風通過後からはだいぶ水位も落ちたようでしたが、それでも通常水位よりは30cmほどの増水!
増水=シャローということで、もちろんシャロードリームを求めて、ブッシュやアシといった冠水シャローを釣っていきます。しかし、雰囲気はありますが、開始から4時間まったくのノーバイト…。
そして、東風が吹き始めたタイミングで沖目に設置されてある木ジャカを釣っていくと、キロフィッシュをゲット。続けざまに、石積みエリアでキーパーを追加。リミットの3本まであと1本。
晴れ間がのぞいて水温も上がってきたので、午後に期待をしていましたが、メンバーの1人が強風により帰港不可能ということで、急遽レスキューに向かうことに。無事にレスキューも完了し、土浦新港へ戻ってきた頃には、大会終了時刻となっていました。
2本1,685gで4位/17名中という結果…。
木ジャカで釣ったラバージグは、エキップストロンガー1/4oz.+ケイテックフレックスチャック。
石積みではヴァラップスイマー3.3インチの2.7gライトテキサスリグを使用。
大会の結果としてはあと1本が欲しかったところ。
私のシャロードリームは不発でしたが、優勝者はシャローが炸裂したそう…。私はシャローカバーでラバージグやテキサスリグ、パワーフィネスまで繰り出してノーバイトでしたが、優勝はトップの釣り(ティムコ社の野良ネズミマグナム)で5バイトと、この日は水面の釣りが正解だったようです。
そして大会から約一週間経過した平日のとある日に、再び霞ヶ浦へと行ってきました。
ちょうど数日前に台風が太平洋沿岸を通過。
台風の直撃こそは避けたものの、かなりの雨量となり、またもや霞ヶ浦は増水…。通常水位よりも80cmほど増水し、ついに木ジャカや護岸のテラスまでもが冠水するほどの大増水となりました。
大増水により大山スロープも駐車スペースが狭くなるぐらい…。
水門から伸びる鋼鉄矢板も水没。両サイドの護岸テラスも水没しています。
増水して間もないということで、水中に没したストラクチャーに注意しながら、釣りをスタート!
大会時もそうでしたが、霞ヶ浦の全域、どこも濁りがキツイ状況…。そういった状況もあって、石積み+冠水した草、さらに排水が流れ込むといった複合のスポットが目に止まり、ハリーシュリンプ4インチのテキサスリグを撃ってみると…
サクッと一匹ゲット!!
さらに、石積みに生える冠水した草をダイレクトに撃ち1匹を追加!
短時間で釣ることが出来たスポットですが、排水が流れ込むことによって、周辺よりも多少は水質がクリアアップしておりました。やはり強風や雨の影響もあって霞ヶ浦全域で強い濁りが発生している中、少しでも水が澄んでいるスポットは、確実にバスを寄せていたようです。
霞ヶ浦ではダム湖でいうバックウォーター的なものがないので、水門や排水口などがバックウォーターの役割を果たすこともあるかと思います。
その後は似たようなシチュエーションを探し周りますが追加ならず…。うーん、やはり霞ヶ浦は一筋縄ではいかず難しい…。
台風の狭間や直後の釣行ということもあり、フィールドのコンディションはなかなか厳しいものでした。今後は水位が落ち着き、水温が下がってくれば、やっと本格的な秋の釣りが期待出来そうです。
ボトムアップからは秋の定番となるスピナーベイトのビーブルに加え、シャッドクランクのリズィーもリリースされました。特にリズィーは11月上旬出荷でカラーも出揃い、これからの水温が下がっていく時期にとっても期待しています!通年ならば水温が10℃に低下するまではシャッドの釣りを軸としますが、今年はリズィーを投げ込んでみようと思います。
11月上旬にリリースとなる4色!(左からリアルフラッシュシャッド、ベビーギル、バーニングシャッド、K.O.タイガー)どのカラーも釣れそうです!!
最後に、ボトムアップでトーナメントシャツを作製していただきました!
かっこいいトーナメントシャツを作っていただきました!
これを着て残りのトーナメントも頑張ります!!
2019年のローカルトーナメントが12月まである予定ですので、良い結果を残せるように頑張りたいと思います!
こんにちは、川村です。
11月上旬出荷にて、M.P.S 2.4インチに新色を追加させていただきます。
候補色は社内で意見を出し合い、サンプルアップ。
その仕上がりを見て試して採用色を選びつつ、もっと良くならないか?も模索します。
同じ色でも、アイテムによってラメの大きさや密度、色の濃さも調整しているんですよ(^_-)-☆
ボディサイズとの相性や、塩の含有量によっても見え方が変わってきますからね!
■BUミミズ
エビっぽいシェイプでミミズカラーってどうなの?・・・と内心思いつつサンプルアップ(^-^;
他にも複数のイケてる色が候補にあったため、落選するだろうな~、と。
しかし実物を見ると、むしろベストマッチ!
背中のプロブルーが脱皮直後のエビっぽく、でも腹のダークピンクが艶めかしくチラついて・・・
まさかの満場一致で採用!
実物を見てみないと分からないものですね(^^)
■脱皮シュリンプ
カラーサンプルの時点で、『Basserオカッパリオールスター』での勝利に貢献してくれました(^^)v
脱皮直後の殻の柔らかいエビをイミテート。
透け感と、艶めかしく光る極小ブルーフレークがエビっぽさを演出します。
ナチュラルカラーながら、腹側のシナモンピンクがホワッと発色して適度な存在感もあるのもGoodです!(^^)!
■コザリ
赤みを帯び出したコザリをイメージした、レッドとグリパンの中間色。
光りを透過すると、鮮やかなパープルレッドにも見えます。
ボトムやカバーに馴染みつつも、刺激色としての要素も併せ持つ絶妙な色合いは、スカッパノン的な役割でお使いいただけます。
どれも釣れスジであるのは当然のこと、ちょっとした味つけにまで拘りました。
共感していただけましたら幸いです。
ついでに・・・
ブレーバーのマイクロサイズのカラーラインナップも検討中。
こちら極細ゆえ色合いが薄く仕上がるため、最適な濃さへの調整しております。
もちろん、ただ小さくしただけではなく、マイクロサイズ専用シェイプにてアクションも追い込んでいますよ(^^)v
リリースは12月下旬を予定・・・詳細は後ほどお伝えさせていただきますm(__)m
ブレーバー5.7インチとの比較です。
こんにちは、川村です。
台風19号が過ぎ去った後も雨量は多く、またも水難に見舞われた地域がありました。
フィールドにおいても、普段より流れが強かったり水深が深くなっておりますので、釣りができる状況だとしても十分に気をつけていただきたいところです。
最近は、レンタルボートでの釣行が続きました。
10月中旬に訪れたS沼は、和船のみゆえ通常のバウデッキを取り付けることができません。
よって、知人に特製のバウデッキを借りて出船しました。
昨年の3月、初めてオカッパリで訪れた際には、当時最終プロトだったハリーシュリンプ4インチにいきなり50アップ!
今年は桜咲く4月に訪れ、デコ”(-“”-)” 同船者はビーブルで45アップを仕留めました。
秋に訪れるのは初。
減水し、水色は春よりも茶色く濁り、曇天と相まって巻いて釣れそうな雰囲気です。
斜め護岸に囲まれたバンクをクランクベイトで流すとポロポロ釣れる!
水深が浅いので、ボクはKVD1.5シャローランナーと、太めのフラットサイドクランク(ハンドメイド)。
同船者も、自作のシャロークランクで連発!
しかし、デカバスは交じる感じではなく・・・
当日釣れたクランクベイトたち。
フックは、KEN CLAW(ハヤブサ)に交換しています。
ボート屋の店主曰く、ここ数日間で一気に減水したとのこと。
セオリーなら水深のある沖の囲みオダにバスが集まりそうなものですが、バズベイトとラバージグを撃ってノーバイトでした。
居ても食わなかっただけなのか?と入り直すと、同船者がバックシートで、釣って、バラシて、また釣って・・・ボクはノーバイトなのに(^-^;
ボクはジグを撃っているのに対し、同船者はハリーシュリンプ3インチのリーダーレスダウンショット。
オダに絡めながらじっくり誘っているとバイトがあるようです。
ボクも習ってハリーシュリンプ4インチのリーダーレスダウンショットにすると、すぐに当たるもスッポ抜けて、釣れて、さらに45アップ!
こんなに居たの!?
しかし、入れてすぐに食うわけではなく、誘い続けているとジワッと押さえこまれるバイト。
さほどアングラーが多いフィールドではないものの、唯一のヘビーカバーゆえスレていたということか!
シンカー:スリムゼロ3.5g(ダイワ)
フック:T.N.Sオフセット1/0(ハヤブサ)
バックシーターに気づかされたヒットパターン。
そして、食い渋ったバスにハリーシュリンプは効く!
次の釣行はTSURIKO『マップコータロー』の撮影にて、霞ケ浦でレンタルボート。
アウェイのフィールドにぶっつけ本番で挑む企画ですが、霞土浦・・・地元じゃん!?
ところが、ボートに関しては全くやっておらず、かつてマルトボートを借りたのは20年くらい前。
しかも、手漕ぎで備前川まで行ったものの荒れて帰れなくなり、救助を呼んだ苦い思い出・・・(-_-;)
9.9馬力のエンジン船にて、初のお伺いとなるバスターのぐちさんより出船。
オカッパリは通い込んだエリアですが、ボートからだとアウェイな感覚でワクワク(^^♪
同じ霞水系でもオカッパリに比べればバスの反応は素直ですし、ハードルアーも存分に活かせるシチュエーション。
詳細は番組での公開になりますが、これまでやらなかったことを後悔するくらい面白かった~\(^o^)/
で・・・3日後にまた行っちゃいました。
桟橋や波よけは完全に水没していました。
増水しているところに追加で雨が降り、護岸の上まで浸る大増水!
普段は見えている杭などが水中に没した中エンジン船で走るのは怖いので、エレキのみでソロソロと・・・
本来なら激浅のアシやブッシュがいい水深になっているも、さらにその奥まで水域が広がっています。
濁りと相まってシャロー一択な条件ながら、ジャングルと化したシャローバンクの奥にまでバスが入り込めるのが厄介(^-^;
カバーのキワは撃っても巻いても反応は得られず、ブッシュの中、水没した木の根っこからバイトがありました。
ヒットルアーは、プロトのコンパクトカバージグ7gにエスケープツイン!
プロトのブルスホッグは・・・TSURIKOの釣行で全て使い切ってしまい(^-^;
ですが、増水&濁りというアピール力が求められる条件下において、水押しの強いエスケープツインはベストな選択です。
そして、カバー撃ちをやり続けたことで、プロトジグのスナッグレス性能が不足していることを感じました。
オカッパリでは丁度良いガード力だと感じていたのですが・・・より近距離で真上方向に引き抜くことが多いため引っ掛かりにくかったようです。
やはりボートからテストしていた草深からも「ガードがもう少し強いほうが良い」との意見を聞いており、合致したことは収穫でした。
土浦エリアは低水温期にも実績が高いですし、バスターのぐちさんにはこれからもお世話になりそうです(^^)
霞釣行でのヒットルアー。
濁りの中でもアピールするチャート系の巻き物と、黒いジグに水押しの強いトレーラー。
カバーの隙間を通すため、ビーブルはトレーラーフック無しです。
草深です。
いよいよ10月上旬にリズィーが発売となりました。
大変お待たせしましたが、納得のいくシャッドクランクが完成しました。
川村が実釣を交えた動画にて、詳細を説明させていただいております。
是非、こちらもご覧ください。
今回は色についてお話します。
リズィーは、ウォブル(横への動き)とロール(左右への傾き)が相まって、リアルな目まぐるしいアクションが生み出されています。
もちろん単色カラーでも、その動きは確認出来るのですが、よりリズィーをベイトフィッシュっぽく演出したり、複雑なアクションを強調させることを考えてカラーリングにコダワっています。
例えば、自分が多用するセクシーシャッド。
白色系のパールボディはベイトフィッシュを連想させ、クリアからマッディまで真っ先に投げるパイロットカラー的存在です。
白色だから魚を連想させるだけではなく、ウォブルとロールが混ざったアクション時に、背中、肩、側線、サイド下側の4色が混じり合い複雑な動きの中での残像色調変化を生み出し、バスの判断を鈍らせバイトさせることができます。
上部からみた時に、背中センター、背中から肩、側線、サイドの4色が見えるようにカラーリングすることでより複雑な色調変化を生み出すように塗装してあります。
同じ感じで多用するチャート系カラーのK.O.タイガーも、背センター濃いめのオリーブグリーン、背から肩は薄めのオリーブグリーン、サイドがチャートで縦縞模様が入っています。このカラーは特に、縦縞が目まぐるしいアクションで明滅残像変化を生み出しています。
今回は、最近多用しているセクシーシャッドとK.O.タイガーの2色を紹介しました。
その2色を含めカラーラインナップは全8色、どれもフィールドで出番の多いカラーです。
11月上旬には全カラーが店頭に並ぶ予定です。
もうしばらくお待ちください。
皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
台風19号にて被災されました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
TBC第5戦&延期になった第3戦をレポートしたいと思います。
今回は他方面の大会が重なり、利根川でのプラクティスは前日のみ。
朝晩は涼しく水温も20℃代前半まで下がり、すっかり秋の気配を感じてきました。
前日プラクティスは12:00までと制限があるため、横の反応に重点をおき、エリアを確認しました。
考えたタックルは、
①ビーブル(S407 ワカサギ TW:タンデムウィロー)
オダやブレイクの上をゆっくり巻きで使用。
②ヴァラップスイマー3.3インチ or 4.2インチ(T217 ゴーストチャートバック)(T214 アユ) ノーシンカーリグ
オーバーハングに使用。
③ハリーシュリンプ3インチ(M010 モエビ) ヘビーダウンショットリグ(5g)
オダや杭で使用。
④エスケープチビツイン(ノリーズ) リーダーレスダウンショットリグ or フリーリグ(5g)
消波ブロックの穴撃ちに使用。
【オダブレイクパターン】
ビーブルは、水深1.5mオダトップが60センチ位を、ゆっくりトレースしてあげるとバスが食い上げてきました。
先にワームを投げても食わなかったので、リアクション効果があったと思います。
ビーブルには、他のスピナーベイトとは明らかに違うルアーパワーを感じます!!
【ブッシュパターン】
ブレイクの直下にあるブッシュへ、ヴァラップスイマー4.2インチをキャストするも反応無し。
水色がクリアだったため、ワームのボリュームを下げ、ヴァラップスイマー3.3インチへ変更すると直ぐにキャッチ。
ベイトフィッシュとのサイズ感がマッチしたと思いました。
使い方は、見えるか見えないか位の水深をゆっくり巻くだけで釣れますよ^-^
【消波ブロックパターン】
ロータイド(干潮)だったため、水深のある消波ブロック帯の穴のみに狙いを定めました。
ピックアップバイトが多発していたので、横の動きに反応が強いと思い、距離は短いですがカーブフォールを意識してルアーを入れました。
また、バスの吸い込みが弱いのかミスバイトが多数あるため、リーダーレスダウンショットリグ(5g)から、ワームがノーシンカー状態を少しでも演出できるフリーリグ(5g)へ変更したところ、キャッチ率が上がりました。
9月29日第5戦大会当日。
朝一はフィーディングエリアになるであろうブッシュへ向かうと、バスのスクールを発見。
ヴァラップスイマー3.3インチのノーシンカーリグをバスの進行方向へキャストして、ゆっくり巻くと直ぐに700gとキッカーになった1,400gをキャッチ。リミットメイクを優先すべく消波ブロックエリアへ移動すると、こちらも予想通り魚がいて、フリーリグ(5g)にて700g・500g・400gと連続で魚をキャッチ出来ました。
ですが、サイズが想定よりも小さく入れ替えをしたいのと、ロータイド(干潮)だったこともあり、沖の沈みものパターンへ移行。ハリーシュリンプ3インチのヘビーダウンショットリグ(5g)にて、オダを舐めるように誘い、直ぐに500gをキャッチして入替え出来ました。
更に他の沈みものへ移動し、700gをキャッチして入替え。
その後2本キャッチしましたが、入れ替えならず、帰着となりました。
結果は、4,090gで5位入賞となりました。
そして翌週10月6日は延期となった第3戦。
先週よりタイド(潮の干満)が少し低くかったのですが、同じパターンを試すことに・・・ただし北東の風が強い。
朝一は風上にあるフィーディングエリアへ。
直ぐにフリーリグにバイトはあるが、バラシ・・・消波ブロックエリアへ移動、こちらでも1本掛けるが、バラシ・・・。
風裏にあるブッシュエリアへ移動、ブッシュ先端にハリーシュリンプ3インチのヘビーダウンショットリグ(5g)を枝に絡めながらアプローチすると、500gをキャッチ。
杭にオダが絡むエリアへ移動、先ほどと同じくハリーシュリンプ3インチのヘビーダウンショットリグ(5g)で、杭に絡めながらアプローチするとまたも500gをキャッチ。
水位が上昇してきたため、シャロ-に差してくるバス狙いに変更。
ロータイド(干潮)時は水が無い消波ブロックの穴に、フリーリグ(5g)で900gをキャッチ。
その後はキャッチ出来ず、帰着となってしまいました。
結果は、1,900gで18位でした。
年間順位は9位にて本年度のシリーズ戦は、終了致しました。
本年度よりTBC class1に初挑戦し、難しいながらも、目標にしていた1回お立ち台は達成出来ましたが、シーズン結果からすると安定感がありませんでした。また、自分の得意・不得意な状況がはっきり見えた1年でした。
応援して下さいました皆様、この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。
来年度は更に上を目指せるように、頑張っていきます!!
【使用タックル】
・ビーブル用
ロッド:オンリーワンカスタム66M
ライン:フロロ13lb.
・ヴァラップスイマー3.3インチ ノーシンカーリグ用
ロッド:オンリーワンオリジナル 66MST
ライン:PE1号 リーダー2.5号
・ハリーシュリンプ3インチ ヘビーダウンショット用
ロッド:オンリーワンカスタム 67MR (デジーノブランクス)
ライン:フロロ10lb.
・エスケープチビツイン フリーリグ用
ロッド:オンリーワンカスタム 67MHR (デジーノブランクス)
ライン:フロロ12lb.