こんにちは、川村です。
12月ともなれば晩秋という感覚はもう過ぎ去り、冬です。
いうまでもなく、釣るのが難しいシーズンに突入していくわけですが・・・
まだ“初冬”である12月は、一年でもっとも釣れなくなるシーズンの一歩手前。
まだ釣れます!
昨年も今頃のタイミングからメタルバイブの釣果が増えつつ、
ショートダウンショットリグとスナッグレスネコリグで釣っていました。
メタルバイブは近年、各社5g前後の小さく軽めのアイテムが増えたことで、
霞水系や野池のような水深の浅いフィールドやハイプレッシャーな状況での有効性が明らかに増しました。
【写真上:今年の元旦初バスもスピニングPEによるメタルバイブでした】
また、スピニングタックルにPEラインを組んでのタックルセッティングが浸透したことも大きく、
・皿池のようにロングキャストが求められる場面において軽くぶっ飛ぶ。
・リフト&フォールにおいて瞬時に動き出し、より持ち上がる。
・感度とフッキングパワーの伝達に優れる。
・引っ張り強度が強い。
これらすべてにおいて明らかなメリットがあり、
特に3.5g~5gのメタルバイブにおいてはもう他では代用できないほど。
PEラインは見やすい色のほうが絶対に良く、細いだけに視認性の悪いモノは本当に釣りにくい・・・
僕は旧PEパフォーマンス(イエロー)から、
今はモアザン8ブレイド(ライムグリーン)の0.8号を巻いています。
リーダーはハリス用の硬く高強度なもの。針絡みも軽減でき、絡んでもほどきやすい。
こちらはタフロンZαの1.5号を1mほど、FGノットで接続します。
【写真上:ロッドはスティーズキングボルトに、視認性に優れたPEラインの組み合わせ。
リールはハイギアのほうがリフト&フォール時のラインスラッグ処理がラクです】
ルアーはオーバーライド3.5~5gとブースト5~7gが個人的には実績十分。
また、先日スタッフ本田が購入していたリトルマックスの5gも美味しそうなアクションだったので、
この冬実践投入してみよう!
で、メタルバイブは瞬間的な動きや波動とスピード、
そしてフラッシングも伴って強制的に反応させてしまう効果に特化していますが、根掛かりがコワイ(>_<)
根掛かり回収機なくては成立しないといってもいいのですが、
ボートならまだしも、オカッパリだと回収機が届かないこともままあり、
どうしてもロストは覚悟のうえでの釣りとなってしまいます。
そこでおすすめなのが、ヘビーダウンショット!
メタルバイブほど引っ掛からず、根掛かりしても失うのはシンカーだけで済むことも多い。
先日土日に霞水系でロケをおこなった『ホリデーアングル9』でも、
アングラーが横一線に並ぶメジャーエリアで唯一有効な釣り方でした。
スピーディな動きでリアクション効果が高く、スレっからしの喰い渋りバスも喰っちゃいます!(*^^)v
誘い方にキモがあり、ぜひホリデーアングル9で観ていただきたいところ(速攻の1月リリース予定!)。
【写真上:ブレーバーのヘビダンのリアクションで釣ったバス】
タックルは、ベイトフィネスタックル(ショアコンペティション66Mプロト)に、
ラインは硬くて根ズレに強いスティーズフロロの10ポンド。
フックは細軸で、ナローゲイプかつ掛かりが深いD.A.Sオフセット(FINA)に、
シンカーは5~7gで、ブロックに挟まりにくいスリムタイプがベストです(バザーズTGスリム)。
で、もうひとつのキモはワーム。
ズバリ、ブレーバー57を4インチほどに短くしたものがドンピシャでした。
ブレーバー50ではなく、あえて57を短くしたもののナニがいいのかというと、
長さに対してボディはちょい太めでテールアクションも強め。
さらに、ズンドウボディを短くしすぎないことで、
しゃくった時にクローラー的なボディをクネらせる動きまで出る!
フォールとシャクったときの瞬間的なリアクション効果が高く、それでいて強すぎない。
ありそうでないシェイプながら無くてはならないので、
来年の冬前にはより煮詰めたうえで製品化したいな。
で、すぐに試してみたい方は、とりあえず短くカットするだけでも実践的にはOKですが、
僕は見た目的にちょっと・・・
カッターとハンダゴテがあればキレイに作れますので、こだわる方は写真を参考にどうぞ。
ヤケドにだけご注意いただいて、コツはくっつける断面を溶かしすぎないことです。
カッターを真上から押し付け真っすぐカットして、表面だけ均一に溶かして、すぐに真っすぐくっつける。
僕はさらにくっつけた断面の盛り上がりを馴らして、ハチマキっぽく処理しています。
【写真上:寸詰めするならカット断面を真っすぐに。
斜めになると仕上がりが曲がります。サイズ感はお好みで】
【写真上:緊張の瞬間。均等に溶かして素早く接着!】
【写真上:5.7インチと比較。この中途ハンパなサイズ感がGoodなのです】
冬の定番、消波ブロックの穴撃ちで釣れますよ~!!
そしてスナッグレスネコリグは、消波ブロックはもちろん、
沈みオダや沈船、ブッシュなど複雑で引っ掛かりやすい隙間撃ちに。
隙間に落としては乗り越えては落とし、軽く引っ掛かってはプリッと外してまた落とし込んで・・・
ラインスラッグ(ラインのたるみ)をいかしながら、ボトムやカバーを舐めるように誘ってきます。
こちらは先日リリースされた『陸魂6冬編』を見ていただければ、撃ちどころや誘い方など一目瞭然!
こちらも、小さな落差でもプリプリ誘ってくれるブレーバーがバイトチャンス多し、です。
今年のラストフィッシュ、よい締めくくりを~(^_-)-☆
【先日のホリデーアングル9撮影中にプロトスモラバで釣ったビッグバス!!】
皆さんこんにちは、フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
冷たいビール&温かい鍋が最高に美味しい季節となって来ましたね!!
一方、バス釣りの方はというと・・・
忍耐が必要な季節となってまいりました(-_-;)
しかしながら、これからの寒いシーズンは釣れればデカイはず!!
と、モチベーションを維持している今日この頃であります(^-^;
先日、ここ数年冬になると通っている霞水系の流入河川へと出撃してまいりました。
数年前のように、冬でも、爆釣~(^▽^;)!!!
は、味わえなくなってしまいましたが・・・(-_-;)
まだまだ、シャッドルアーの効果を楽しめる、
河川であると、感じました。
この流入河川は上流に水路、下流に霞ヶ浦へ繋がる水門があり、
下流の水門の開閉によって水位が変動します。
これからの時期の主戦力は、なんといってもシャッドプラグ!
特に威力を発揮するのは、下流の水門を開き、流れが発生している時。
そこから減水し、アシやガマから出てきたバスが外側のブレイクに
ついている間も引き続きチャンスです。
冬に釣れるエリアは他の時期以上に限られますが、
シャッドプラグで釣るうえで重要視しているのは“底質”です。
フックが堆積物をあまり拾わない硬い感触のするエリアで、そこに障害物が沈んでいれば最高です!
その様な感触の良いスポットを見つけたら、
シャッドを何回も何回もしつこくトレースする事でようやく口を使ってくれるバスもけっこういます。
一方
霞ヶ浦本湖で狙うのは、石積みや消波ブロックが入っているエリアです!!(^▽^;)
【今年は、霞本湖のボートでの釣りがあまり出来ておらず・・・(-_-;)、昨年の同時期に釣った魚ではありますが・・・
寒くても、忍耐強く、シャッドルアーを投げ続ければ、
思わぬビックフィッシュに出会える季節でもあります!!
この石積み&消波ブロックエリアでもシャッドプラグは有効なのですが、
もうひとつ欠かせないのがスナッグレスネコリグ!!
これは数年前、オカッパリでシャッドプラグを使っていてあまりにもルアーをロストしてしまい凹んでいた時に、ふとスナッグレスネコリグを思い出して投げてみたところ、想像以上に引っ掛からず、
釣果も上がりました!!(^▽^;)
ネコリグだと、岩やブロックの隙間に挟まるのはネイルシンカーが装着されたワームのヘッド部分。
挟まる部分がワームゆえ硬くないためか、挟まったらまずはそのままほぐすようにシェイク。
それで外れなければピシッと瞬間的に弾き、最終的には斜め上方向にロッドを真っすぐ引っ張ると、
ズルっと抜けてくることが多いです。
使うワームはブレーバーオンリー!
岩やブロックを乗り越えた直後の落差の小さなフォールでも「ブルブルッ」と動いて
リアクション的に食わせられる。
「プリッ」と乗り越えた直後にラインをフリーにして、タイトに落とし込むのがコツです。
冬季のスタメンルアー達
上から
【Dシャッド60SP】
自分的にはキングof霞シャッド。
体高のあるフラットサイドシェイプが、ロールアクションと相まってチラチラと高アピール!オカッパリ、ボートを問わず活躍してくれます。
地元のオカッパリ釣り仲間も溺愛していて、
ただひたすらストップ&ゴーを繰り返し、釣りまくっております。
残念ながら、廃盤の様ですが・・・(-_-;)
中古品を、見つけたら、即バイトですYO!!
【ハイカットDR SP】
より深いレンジを、スロー&タイトに攻めたい時には迷わずコレ!!
強すぎないマグネット重心移動システムは、
あらゆるキャストでしっかり重心移動してくれるので投げやすい。
なお且つ、リトリーブ時はウエイトが半固定されることで、ボトムノックさせても安定して泳いでくれます。
【ダンクF】
最もスローに引けるシャッドです。
また、ラトル音もするため、多少濁りが入ったときや、
冬の季節風が吹き荒れている状況でもしっかりアピールしてくれます。
【ブレーバー5インチ/スナッグレスネコリグ】
結局のところ、今年一番釣っているのはブレーバーのスナッグレスネコリグ!喰い渋る時期なので5インチがいいですね。石積みや消波ブロックをアップヒル(深い側から浅い側に引いてくることで、引っ掛かりやすい)にトレースしても引っ掛かりにくいことも使う理由です。
ぜひ、みなさんも試してみてください!
長文にお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m
バスフィッシングにとっては本当に厳しい冬が間近かに迫ってきています。
朝夕の気温が一桁台になり、水温も日に日に落ちていくタイミングです。
11月よりも実は12月になると水温も10度ぐらいで安定することで場所も釣り方も絞り易く、
釣りやすいと自分は感じることが多いです。
でも、いつでも釣果を出したのが本音ですよね(笑)
この晩秋から初冬のタイミングで釣る秘訣みたいなお話をさせていただきます。
釣れるルアーもバラバラなのもこの時期の特徴です。さすがにトップは厳しいですけどね。。。
自分の中でどちらかと言うと数日前からの天候と
そして、その瞬間の状況判断が最も重要だと考えてます。
何が大事かと言うと、数日前からの天候や風向き、強さなどを確認しとくこと。
強風が当っていた風下エリアは水が濁っていることが考えられるのでパスするとか・・・
ハイシーズンであれば、そこまで気にしなくても釣果を出す事が出来るのですが
この時期から春先に関しては特にこの部分に注意してエリア選択を行います。
そして、細かい部分での重要な3つのキーワードがあります。
一つ目はベイトフィッシュの存在
例年であれば、川の河口部やボートドッグ周りでワカサギ釣りを楽しむ方々が沢山いるのに今年は皆無・・・
それが物語っているように肉眼でも魚探でもワカサギの影が全くみえません。
その代わりにシラウオが例年より多く、溜まっているところでは手ですくえるぐらい居ます。
二つ目のキーワードは照度変化
これはわかり易く、説明すると朝日が水面に差してくるタイミングと
夕方の太陽が沈むタイミングでベイトフィッシュが活発に動くことでバスとリンクしやすく、
フィーディングに入るバスが多くなるので釣りやすいですね。
最後、三つ目は水温上昇
これは特に晴れの日と言う事が前条件としてありますが
暖かい日差しで表水温からあたたまり、バスが杭などの縦ストラクチャーにサスペンドして、
狙い易く、活性も一時的に上がり釣りやすい状態になります。
以上の3つのキーワードを意識しながら釣りをすることでバイトチャンスが増えますよ。
安定して釣れているのがブレーバー5.7のスナッグレスネコリグ
【超メジャーエリアである、北利根川の横利根川との合流部。
夕方の照度変化のタイミングでガイド中にお客様がブレーバー5.7(T205グリパンチャート)のスナッグレスネコリグで49cm、2,100g】
【同じくガイド中に朝一番に連発で釣れたフィーディングバス。ヒットルアーはブレーバー5.7のスナッグレスネコリグとスイムジグ】
【夕方におかっぱりでブレーバー57新色BUミミズで釣ったバス】
【北浦のシャローハードボトムで夕方の1時間の間に5バイトで4本キャッチ。ルアーはTDバイブレーション】
【水温上昇したお昼のタイミングでフットボールジグにブレーバーをトレーラーにして釣った利根川バス】
【ヒットルアー】
釣ったとき全てで共通して言えること’ベイトフィッシュ‘が肉眼で確認できたり、気配を感じるエリアでしたよぉ!!
こんにちは、川村です。
最近にわかにささやかれていることが・・・
ブレーバーのネコリグは、“テール逆さま”が釣れる!?
そのようなことをイベントで教えてくれる方がいたり、
ルアーマガジンのネコリグ特集で、スマイルの門田さんが「よく暴れる」と紹介していたり、
弊社ホームページのトーナメント速報でも、石井一樹さんがこのリギングで上位入賞し「動きが大きくなる」とコメント。
ちなみに僕はテール下向きでしか使ったことがありません。
なんだか逆さまは、見た目に違和感を感じてしまう・・・(^-^;
テールが上向きのほうが、テールのウチワ部分がボディの裏側に入らないため水噛みに有利なのは
理解できるのですが、どれくらい動きに差があるのか?実際に検証してみよう!
フックはN.S.Sフックの1/0、ネイルシンカーは1.3gの使い慣れたセッティングにて、大型水槽で比較してみると・・・
フォールアクションに差はなし・・・テールの向きに関わらず、水の受け方は同じですからね!
ボトムをシェイクしながらのズル引きでは・・・
テール上向きだとテールが若干垂れ下がる姿勢になりがちですが、微妙な差かな。
もっとも差があらわれたのはノーアクションでスイミングやリフトさせた時です!
テール下向きではデッドスローから速めまで、安定したナチュラルバイブレーションを発しますが、
テール上向きではテールの振り幅が大きくなり、不規則にチドる!
テールの振りが大きくなることで、ボディのバイブレーションも大振りになりました。
確かに動きが違う!
テール下向きが基本だと、固定概念に縛られてはいけませんね。
それに気づき、活用している人の鋭さに感服した次第です。
濁ったときやローライト、カバーの中でのアピール力UPなど、
目立たせたいときにはテール上向きのほうが釣れそう!
これからはテールの向き、使い分けることにしますm(__)m
暦の上では立冬を過ぎ、いよいよ寒くなってきましたね
Bottomup事務所で新たな構想?妄想?を少しずつ形にしながら、日がドンドン短くなる寂しさと、夜の冷え込みをヒシヒシと感じている今日この頃です。
この冬に近づく季節の進行とルアーカラーについて、つい先日あらためてツートーンカラーの存在意義を再確認したというか、より生き物イメージが高まりました。
事務所で不意に始まるオールドルアー談義のなかで、今や入手困難となってしまった“ポーク”の話題になった時。一部で圧倒的人気の“ビッグダディ”より、小さいサイズのNo.11“ポークフロッグ”と呼ばれるモノがあります。「ブタでカエル??」当時から謎のネーミングでしたが、その謎?が解けました。
カタチは微妙ですが、 どうやら元々は カエル を模しているらしく、独特のツートーンカラーもそこから来ている…(グリーンのドットカラーなどがあり、当時は子供心にザリガニにしては変な色だなと思っておりました。)
そして先日、近所の池でチョイ釣りをした際、小さいカエルがやけに沢山見られ活発に動いている感じがありありでした、当然その色は ツートーン。
「たしかに水辺の生き物って、ツートーンが多いかも…」
で、たまたまリグっていたのがコレ
(ベイトフィネスジグにBREAVOR50 グリパンオレンジの組み合わせ)
「今日のカエル君とは色合いが違うな」と思いつつも、クルマまで遠いこともありとりあえずバンク際を撃っていたとき… !ピンときました、ワームが身震いしながら藻の隙間に入っていく姿( ⊙‿⊙) まさに、イモリ?ヤモリ?アカハライモリ そのものじゃないですか、コチラも典型的 ツートーンな生き物。
そう、バス君達が好んで食べてそうな水辺の生物=両生類—-→ツートーンカラー
(ザリガニも類は違いますが、腹側も含めるとツートーンに見える)
そして彼らは ”冬眠” をしますよね、その前の動くタイミングって食べられてそう…
今だな、ツートーンカラーを投げる時は!と単純に思えました(^_^;)
カラーを選択する際、なんとなく直感で選ぶのもひとつの手ですが、こんな理由づけを自分なりにしてみるのも面白いですよね。釣れそうな気が強くなり、集中して投げ続けられるという点でも大事かと思います。まあ、当日の1時間勝負では釣れませんでしたが… 、エサはあんなにいたのに(・・;)
そして、開発中のスピナーベイトでも面白いツートーンカラーを考えています。
例えば、現在構想中のこのカラー
いうなれば「地味派手ツートーン」
水色・水中の背景になじみつつも、なんとなくアピールもあるチャート系 … みたいな都合の良い
カラーに思えます。スカートを自在にブレンドできる、スピナベならではの見え方ですよね(^^)
これが水中でうねうね艶かしく動いたもんなら、そりゃバス君も思わず食べちゃいますよ。
「エサっぽい何か、食べたくなる何か」に見せることが、ルアーの大事な要素だと日々強く感じています。
NEWスピナーベイトは動きとともに、カラー展開にもご期待ください~
先週は桐山孝太郎さんが主催する『Kota‘s American Dream』に参戦し、なんと優勝してしまいました!!
優勝すればアメリカに招待してもらえ、トーナメントにも参戦できる、まさにアメリカンドリームな大会です。
草深さんに「アメドリ一緒に出る?」と声をかけてもらったのが数日前。
草深さんは一週間ほど前にガイドで湖に出ていたものの、前日プラクティスはナシのぶっつけです。
100艇を超えるバスボートが浮かぶスタートは壮観で、心躍ります。
フライトは10番と、好位置でした。
朝イチは、一週間前にプロトのスピナーベイトとブレーバーで入れ食ったという北利根川のストレッチに入るも、台風の影響でひどい濁り。
話に聞いていた状況から一変していることは明らかでしたが、エリアポテンシャルは残りつつ、
バスがカバーの中に移動しているだけの可能性もあります。
2人でスピナーベイトやジカリグ、ジグ&ポークを撃っていくも反応はなく、
そこからはバス探しの旅へ・・・とはいっても草深さん頼みですが(^-^;
増水&濁り、さらに晴れたことによって、旬はシャローカバーにあることは間違いなさそう。
しかし、増水してからしばらく経っているので、イージーなシャロー祭りは終わっています。
少しでも水質が良く、小魚やエビがシャローバンクに絡んでいるエリアはどこなのか?
この広い霞水系全域からひとにぎりであろうその場所を探し出すセンスは、草深さんの真骨頂!
風がおさまりつつあるタイミングを見計らって一気に移動した古渡のストレッチは、
ブッシュの浸かり具合もよく波当たりも適度。そして、魚探にはシラウオが映っているとのこと!
ルアーは早々に、ラバージグに絞り込んでいました。
濁っているうえ増水でブッシュカバーも広いので、ボリューム感と水押しの強いもので
バスに気づいてもらいやすいように、と。
最初は9gのジグにジャンボポークフロッグを組んでいましたが、
この濁り・・・もっとゆっくり、もっと水押しを強くしないと・・・
そこで、ジグ(ゼロワンジグ)を5gに軽くし、トレーラーはエスケープツインにしました。
視界が悪い中でもミスバイトしないよう、トレーラーのボディをカットしコンパクトにまとめました。
カラーは濁りに強いブラックスカートに、エスケープツインも濃い色合いのもの。
雰囲気的に、晴れているのでバスはカバーシェードに依存しつつも、
増水によりカバーブッシュの奥行きが広いので、タテに落とし込んでいくアプローチでは効率が悪い。
そこで、ブッシュのキワや隙間を横方向に泳がせてこれるコースを見つけては滑り込ませ、
スローにスイミング・・・この釣り方がハマりました!
1匹目は岸から離れた単独ブッシュのキワを泳がせて1300gオーバー!
2匹目は、滑り込ませられない濃密ブッシュの奥に上から落とし込んで。カバーにロックしたバスを草深さんが掴んでくれキロアップ!
3匹目は、水没した草のキワからのスイミングに水面を割って食い上げてきた1200クラス!
さらにブッシュの根元に入れてのスイミングに4匹目がヒットするも、900台で入れ換えならず。
4バイトのみでしたが、ノーミスでした。
いいウエイトまでいったものの、シャロー撃ちしているボートも多く見かけたし、
ビッグフィッシュが入らなかったので勝ちはないな、と思っていたのですが・・・
草深さんが選んだエリアがバスのクォリティが高いベストエリアだったことは、
結果を受けて理解したことでした。
W.B.S の年間一位獲得にジャパンオープンも制覇、そして今回の優勝と、勝敗を分ける状況判断の一端を
垣間見ました。
タックルは、ロッドがテストを終えて来年リリース予定のヘビーバーサタイル。
スティーズショアコンペティション「キングバイパー」。
パワフルなのにしなやかに曲がるスローテーパーにすることで、ヘビーパワーであっても今回のように軽めのジグや高比重ワームのノーシンカーも投げやすい。
そして、ワンハンドキャストも可能なほど軽く高感度な素材なのに、粘り強さも兼ねるのもスローテーパーの恩恵です。
スローテーパーにすると掛け感が心配になるところ、ガードジグでもガッツリ掛かるのは、SVF素材が持つ反発力の強さ、など・・・
他にもイロイロあるのですが、詳しくはまた (^-^;
リールはスティーズSV TWの7.1左巻きに、ラインはスティーズフロロタイプモンスターの16ポンドでした。
Kota’s American Dream には初めて参戦しましたが、アメリカ釣行への夢はもちろん、
アメリカプロのトーナメントシャツやパワーポールなど、ジャンケン大会の景品も豪華で、最後まで大盛り上がりの素晴らしい大会でした。
元B.A.S.Sエリートプロ、ケビンショートの声にはうなずくだけで、何を言っているのかはサッパリ分かりませんでしたが・・・(^-^;
桐山さんをはじめとするスタッフの皆さま、本当にありがとうございましたm(__)m
今から来春のアメリカ釣行が楽しみでなりません!!
こんにちは草深です。
まずは先日10/14、15に土浦新港スタートで開催したW.B.S.クラシックの結果を。
自分は2日間トータル4匹4,595gで4位フィニッシュでした。
プラクティスから5本リミットを揃えるのが難しい状況で、
いざトーナメントがはじまってみたら、プラクティスのとき以上に厳しく・・・
バイトが少ない試合でしたね。
今回メインで使ったルアーは、
・スローロール用として、スピナーベイトプロト1/2oz.
・ケイテックモデルⅡフットボール1/2oz.に、トレーラーはブレーバー57の頭をカットしたもの。
・シャローと沖のブレイク用として、スティーズカバーチャター3/8oz.に、トレーラーはジグと同じくブレーバー5.7インチ。
【フットボールやチャターベイトにブレーバーをトレーラーワームとして使用しています。特にチャターとの組み合わせはおすすめ!ウネウネとアクションする様はシラウオっぽい感じです】
最近の霞ヶ浦水系のベイトフィッシュとして特に重要視しているのがシラウオ。
見ての通り弱弱しいシルエットですが、見た目より遊泳力があります。
シラウオを捕食している時は強すぎないボリュームと弱い波動、そして細いシルエットを意識します。そんな時はブレーバーが効果的で、お尻の小さいシャッドテールがボディを細かくバイブレーションさせて、シラウオ的な細いシルエットとの愛称は抜群です。
【バスのコンディションは抜群でアベレージは約1,300g。4本でも勝負になるサイズばかり】
詳しい内容は2日間ともBasserさんが同船取材してもらったので18年1月号(11月26日発売号)をご覧ください。
【メインエリアは浚渫跡。オープンウォーターなので魚探とGPSを頼りにキャストを繰り返します。
常に水中を妄想しながらw】
次の週は大型台風が通過して霞ヶ浦水系は数年ぶりの大増水!
【ダイワラボで訪れた潮来スロープは桟橋が水没でした】
平水位から90cm増となり、護岸の上でも長靴では無理なぐらい水深があり、
普段だと岸の上で釣れちゃうぐらいでした。
「増水したらシャロー」は基本的な考え方としては間違っていないですが、
バスは急な水位上昇と雨水が大量に入り込むことで一時的に口を使わなくなります。
数日経つと水にも慣れてきて、バスの活性が高まることも多いです。
そんなタイミングを期待し、ガイドで霞ヶ浦へ出陣しました。
もちろん、ワクワクo(^o^)oしてシャローからチェックを開始!
いつものブレーバー57スナッグレスネコリグで、奥行きがない、壁になっているアシ際をメインに
アプローチ開始。早速釣れて、バスのコンディションはGOOD!!
【お客様もブレーバー57スナッグレスネコリグM004ダークシナモンブルー&ペッパーでグッドサイズを】
そして、無風状態だったので水面系ルアーが気になり、いつもなら根掛かりしにくいフロッグや手返しよく広範囲を探れるバスベイトをチョイスするところですが。。。
思いの他バスの活性の低さを感じていたので、移動距離を抑えながらもアピール力が強い羽根モノ系ルアーを投げてみましたところ、いきなり強烈なバイト。。。
ガッツリフッキングして上がってきたのは、コンディションの良いバス!
やはり、バスが居たところは普段だと岸の上(笑)
【初めて実践で使用したヤマトクローラーですが、着水時にボディが少しダイブして姿勢を正そうとする際にプロップが回転して、フラッシングする感じが良かったです。着水バイトが期待できそうですね】
その後もお客様と同じ条件のエリアをランガンでチェックするが続かず、夕方に・・・
最後に入ったのは、アシっぱらのシャローエリア。朝、チェックしたときにもシラウオと小さいエビが
無数に居ましたが、ショートバイトのみでした。
朝は強烈に流れていたので、流れのヨレや流れを避けるスポットにルアーを投げていきましたが、
よく水中を見ると強い流れの中にもベイトフィッシュが居ることを確認!
そこで流れがブチ当るスポットにルアーをキャストしていくと、バイトラッシュ!!
一瞬にして45cm平均で4本キャッチすることが出来ました。
バラしも多かったのでバイト数でいうと入れ喰い状態!!
ルアーもベイトフィッシュを追っているバスなので
横の動きへの反応が良く、プロトスピナーベイト3/8oz.、4インチシャッドテールワーム、お客様はレベルスピンで釣られていました!
【小一時間で連発劇!! プロトスピナーベイトは相変わらず良く釣れます】
水温15℃でもバスは流芯に入り、エサを一番効率よく捕らえる事が出来るポジションにいました。
つくづくバスはエサを常に求める魚なんだと、改めて再認識出来た一日でした。
今の霞ヶ浦で良いバスを沢山釣ることは簡単ではありません。
でも、どんな厳しい状況でもパターンは存在するし、
固定概念を捨てて釣りをすることが強いパターンを見つけるコツかもしれませんね。
【今回活躍したルアーたち】
最後に私が開発担当しておりますハードプラグですが発売を楽しみにしてくれている
皆様には大変お待たせしてしまい、誠に申し訳ございません。
狙いのアクション出しや細かい形状修正を繰り返しおこなっております。
細部まで拘る開発方針ゆえ、通常より時間は掛かってしまっているのが現状です。
妥協して開発を終了させて、発売を早めるようなことは考えておりませんが、
来年には発売に漕ぎ着けられるように、一心不乱に開発を進めております。
進行状況は、今後もコラム内で紹介していこうと思っております。
こんにちは、川村です。
早いもので、今年も残すところあと2か月ほど。
フィールドの状況も、冬に向けての移行期に入っています。
岸際の生命感は消えていき、バスの生活圏は深めになり、活性も徐々に下がっていく・・・(^_^;)
ホットになる水深はそのフィールドによって異なるので一概には言えませんが、
霞水系のように、これまで水深1m未満のシャローがメインだったフィールドであれば、
1.5~2mほどの“ちょっと深い”が程よい感じに。
そして使うルアーもハイシーズンより限られてきます。ざっくりとメインどころを挙げると・・・
【ハードルアー】
・スピナーベイト
11月であればまだ出番ありで、岸際巻きはじめリアクションバイト狙いからスローロール。
ブレードのレスポンスが良く、力強く水を掻いて生命感ある振動を生むタイプがやりやすく、
釣れると感じます。
・シャッドプラグ
シャッドラップや、ノンラトルモデルが追加されたスティーズシャッドなどをただ巻き。
追えなくなってきたと感じればダンク48Fも交え、ストップ&ゴーでよりゆっくり誘います。
・フラットサイドクランク
11月であればまだ出番ありで、シャッドほどフィネスにしなくとも食わせられるなら、
強くバスを引っ張れるこちらを選びます。
アピール力重視ならDチップ、食わせ重視なら、小ぶりで超ハイピッチアクションのBタイトMRで
中層をパタパタとただ巻き。
ピンスポットではトゥイッチでのヒラ打ちも織り交ぜます。
・メタルバイブ
晩秋であれば、スイミング気味のリフト&フォールでスピーディに拾っていく感覚で、
オーバーライドとブーストを使い分けます。
スライドフォールが特徴のオーバーライドは広範囲にアピールし、
滞空時間の長いフォールがバイトチャンスを稼いでくれます。
シャッドっぽくナチュラルに泳ぐブーストはハイプレッシャーに強く、ただ巻きでも食わせられます。
【ソフトルアー】
・ネコリグ
一年中メインです(笑)・・・が、晩秋からは狙いどころに変化あり。
消波ブロックやオダなど、沈み物の隙間落とし。
ブレーバーは小さな落差のフォールでも身震いして誘います。
また、シャローカバーの居残りグッドサイズ狙いにもGoodです!
・ダウンショット
ブレーバーのテールをカットし、ハチマキより少し後ろにワッキー掛け。
ピンスポット撃ちではリーダーを20㎝ほどとり、シンカー着底後の自発的なクネクネフォールを活かします。
ボトムを引いてくるときには、リーダー1.5㎝ほどの超ショートが好み。ジグヘッドワッキーに近いですが、
ワームがボトムからわずかにでも浮いたほうが落ち葉など拾わないし、バスからも発見されやすいのでは?
・スモラバ
中層で水平姿勢を保つ90℃ラインアイで、ガード付きであること。
愛用中のシンクロに加え、ダイワのスモールラバージグSSをリニューアルテスト中です。
フックを大型化&強化させ、ガードも本数を増やしたベイトフィネス対応モデル。
ワイヤーキーパー採用でトレーラーがズレないのも快適です。
トレーラーは水押し&アピール重視ならドライブホッグのフラスカートカット、
中層一点食わせ重視ならスタッド4インチボディカットを合わせています。
と、一部を除き冬っぽい布陣に。
また、デカバスが狙えるフィールドであれば、ラバージグ&ビッグダディのようなボリュームベイト!
今年はデカバスけっこう釣らせてもらい、やっぱりデカバスにラバージグは効くな~、と。
そして、こちらも今年その効果を再認識し、この晩秋にも期待しているのがキャロライナリグ!
19ぶりに参戦したW.B.Sのグラチャンや、釣りビジョンの対戦企画『IKUSA』、
さらにAbemaTVのビッグフィッシュバトルでも勝利をもたらしてくれました。
「効率よく探れつつ、食わせにも長ける」、とても理に適ったリグで、
スピーディに誘った直後にノーシンカー状態でスローフォールと、緩急の利いた食わせの間もキャロならでは。
近年めっきり使われなくなったリグですが、だからこそオイシイともいえます。
下記はリギングの例、リーダーの長さはおおよそですが・・・
スピニングタックルによるライトキャロ(シンカーは3.5g~5g)
・ロッドストロークによるスイミング主体では、ブレーバー5インチ。リーダーは40~50㎝ほど。
・細かなストップ&ゴーで、ボトムを這うエビやゴリをイメージするには、ビビビバグ。
リーダーは30~40㎝ほど。
・2トゥイッチ1ポーズによるリアクションキャロには、ソルティスラッガーやクロステールシャッド。
リーダーは20~30㎝ほど。
ベイトタックルによるヘビキャロ(シンカーは10g前後)
・2トゥイッチ1ポーズのリアクションキャロには、ドライブスティック4.5インチ。
リーダーは30~50㎝ほど。
まだ本格的な冬の釣りになる一歩手前。
12月に入ると冬っぽさが色濃くなってしまいますので、この一か月間の釣行は大切にしたいですね(^^)
【霞水系での隼魂ロケにて。ブレーバーのスナッグレスネコ】
【只今放映中の釣りビジョンfollowmyF 広島ロケではスティーズスピナーベイトにて】
皆さんこんにちは、フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
今回は、秋本番となった最近の釣行について紹介させていただきます。
外気温もだいぶ下がり、心地よいシーズンとなりました(^^)
水中のバス達も、冬に向けての荒食いモードに突入か!?
そんな秋の荒食いを期待し、小貝川にボートを浮かべました。
毎年、初秋に水位を落とす小貝川。
この減水するタイミングを心待ちにしている人は多く、
ボート、オカッパリともに多くのアングラーで賑わいます。
それでも、2ケタ以上の釣果をもたらしてくれるポテンシャルを維持しているのは、ブッシュやアシなど植物系カバーを要すナチュラルバンクがあってこそ。だからこそ、ザリガニなどのベイトも豊富なのです。
今回の釣行において圧倒的な釣果をもたらしてくれたのは、
プロトスピナーベイトと、ブレーバー5.7インチのネコリグでした!
秋といえばスピナーベイトは定番ですが、
ボトムアップのスピナ―ベイトはアクションに特徴があります。
アームの前方に付いている金属板が左右への振動を生み出すことで、
まるで小魚が身を震わせているかのごとくスカートがなびきます。
実際にバスからの反応も良く、アドバンテージを実感しています!(^^)!
また、ブレーバー5.7インチの新色「BUミミズ」、よく釣れました。
水中に入れるとちょい派手ながら、ナチュラルさも併せ持ったカラーだな~、と・・・というのも、先日北利根川の水辺で見つけたミミズの色合いがソックリだったのです(^-^;
小貝川ではネコリグで使用し、ライトカバー、カバー外側でのスイミングが効果的でした(^^)
小貝川はゴージャスなブッシュが豊富にあり、そちらに目がいきやすいですが・・・(^-^;
経験上、減水期の小貝川では一見プアなカバーから良型のバスが釣れることが多いので、「ここ!」と決めつけずに、あらゆるカバーに撃ち込んでみることを、
おすすめします。
今回使用したルアー達
【写真下左側】クランクベイトは、釣り具屋時代の先輩、OPA・小林さん入魂のマッディ―ビーツ。
ハイピッチに激しく動き、急潜行タイプではないため、遠浅のシャロ―をボトムノックさせずにトレースできるのがナイス!
【写真下右側】毎度おなじみ、ZBCウルトラバイブスピードクロー。
このボディー/ツメのツートンカラーシリーズ、配色は抜群なのですが、素材が硬め。ストレートフックではなく、針先が若干外側を向いたオフセットフックがフッキング性能を維持しつつ、カバー撃ちでラフに扱えるのでおすすめです。
それでは、皆さんも秋の釣りを満喫して見てください!!
【霞水系のオカッパリも好調ですよ~!!】
こんにちは、Bottomup 本田です。
ようやくお披露目となりましたスピナーベイト
誌面ではルアマガさんに取り上げて頂き、先日のバサーオールスタークラッシクでは実演スイミング?と直接動きを見ていただける機会がもてました。Bottomupブースに足を運んでいただいた方々、本当にありがとうございました。
(こんな感じのパネルを急造でこしらえ…)
このパネルでも強調している、かつてない「複合振動アクション」これがこのスピナーベイトの大きな特徴のひとつであります。
水槽で泳ぐスピナベを様々な角度から観察すると、ブレード回転によって起こる振動はいわゆる「タテ振動」がメインであり、前後上下方向への「タテ揺れ」が主となっていることがわかります。この動きは釣れるスピナベの大事な要素であり、素晴らしいアクションとなっているものが様々なフィールドで釣れることを実感していました。
そこでもっとバスを釣りたい(・・;)欲張りな我々が思うことは、
スピナベのアクションがさらに複雑になったら…、スカートがもっと魅力的に動いたならば…、今までにない複雑な波動が生み出せたならば…
こんな妄想が原点にあり、「ヨコ揺れ」の発想へとつながります。
クランクベイトなどにおいても、ウォブリングとローリングを適度にミックスさせることによって、サカナを幻惑する絶妙な動きを実現しているものが沢山ありますよね。
「複雑に動くモノはバスを惑わす」
こんな思いと、「おさかなチャン達の主な動きはヨコだよな」という単純なところで、
タテ振動+ヨコ揺れ の“複合振動アクション”に手応えを感じました。まさにその手応え=引き感はカリカリとした心地よいもので、これまでのスピナーベイトとは違った伝わり方が感じられます。
視覚的なところでは、やはりスカートの艶かしい動きですね。複合振動によりヘッドが複雑に動き、その振動がスカートの1本1本に脈を打つように伝わり、全体がうねりとなって生命感をもった動きとなる。
「百聞は一見にしかず」
文章で伝えるのはとても難しく、説明するとこんな感じになってしまうので、
水槽で実際見て頂きたい!との思いから、120cmガラス水槽をどうにか持ち込みました。
我々の思いとスピナベの動きは伝えられたかな~(・・;)
バサクラの熱気あるウエインステージから少し離れたところで、ブースの後片付けに汗しながらそんなことを思いつつ、Bottomupとしての初バサクラは終わりました。
話は変わりますが、
つい先日、このバサクラを主催するつり人社さんが発行する「月刊つり人」を久方ぶり手に取る機会がありまして、
この11月号「音人釣人」というミュージシャン宮沢和史さんのコラム、感銘しました。
殺生という釣り人として避けられない部分に向き合い、釣りキチ三平君をひきあいにだしたりしながら…
すべての釣り人に読んで欲しい、そんな素晴らしい文章でした。