こんにちは、川村です。
霞、利根川、印旛水系、そして西湖に河口湖と、
最近、行く先々のフィールドはどこもかなりの減水気味 ”(-“”-)”
梅雨時期に入りましたので、しっかり水を蓄えることができればいいのですが・・・
最近の釣行にはルアーマガジンさんの対決企画、『陸王』あり、
そして大学一年以来、19年ぶりの参戦となったW.B.S主催のオカッパリトーナメント『グラチャン』ありと、
勝負フィッシングが続きました。
それらを終えてちょっと落ち着き、今は事務所での開発モードに切り替わっているところです。
ハードプラグはボディサイズ&形状の微修正にて削り直し。
こればかりは自分で削らないと納得がいくものでなく、言葉や数値だけでは伝わりきれない感覚的なものがあるのです。
ワームのほうは、ブレーバーのサイズ違い「5インチ」の開発を終え、本金型へGoを出しました。
5インチといってもシャッドテールまでの長さを入れてのサイズ表記なので、ボリューム感的には4.5インチクラスな感覚。
“5.7インチでは少し大きい ”といったフィールドコンディションにマッチしてくれるはずです。
(上:Breavor5.7インチ、下:NewサイズBreavor5インチ)
もちろん、単なるサイズ違いではなく、新たに煮詰めた形状ですよ(^^)
・D.A.Sオフセット(FINA)のような、掛かりを重視したラインアイとフックポイントの高さにギャップがあるタイプのオフセットフックでも、ワームが歪まず真っすぐセットできるよう、針先を埋めやすくするちょい太リブを設けました。
・ノーシンカーワッキーやジグヘッドワッキーでのベストな刺し位置を肉盛りすることで一目瞭然に。ハリ持ちにも貢献します。(写真上)
・テールが小型化してもボディを震わせる強さのバイブレーションを発するため、
テール角度を立て方向へ調整。(写真上)
・センターラインは、ボディサイズが小さくなっても見やすい太さとし、さらに、センターラインの中の “ドセンター ”を示す稜線を追加。
・スナッグレスネコリグでのフック刺し位置を示すポッチも大型化。
見やすく、針持ちにも貢献します。
5インチとして納得のいくアクションと使いやすさに到達しました (^^)v
リリースは8月~9月頃かな?
他にもワームは、エビザリ系とベイトフィッシュ系の開発を進めています。
まだまだ完成への道のりは長そうですが、手作りサンプルの手応えはまあまあいい感じです。
さあ、一年でもっとも釣れるまさにベストシーズン!
釣りまくるぞ~!!
皆さんこんにちは、フィールドレポーターの佐藤です。
草深さんがこのコーナーで紹介していたブレーバーのジカリグに ゛ビビッ ゛ときまして、早速自分も試してみました。
それまでブレーバーは、自分にとってほぼネコリグ専用でした。
それがなぜ、ジカリグに可能性を感じたかといいますと・・・
小貝川でのバスのポジションが、徐々にヘビーカバーの中へと移動してきたことに起因します。
小貝川のカバーはとても険しく濃厚で、ウッドカバーだと、奥行きで2メートル、上を覆うように葉が茂り、水面下まで枝が浸かっている様なシチュエーションばかりです。
プラス、流れもあるのでライトリグは着水点から流されるので
狙ったスポットに落としにくく、さすがにネコリグでは攻めきれません・・・
自分は、まず5gシンカーのジカリグから試してみました。
結果は・・・
(小貝川バス)
驚くほど、好釣でした(^▽^;)
感じられたメリットを挙げますと・・・
①キャストが決まる
ヘビーアクションロッドに通常のベイトリール(※ベイトフィネス仕様では無い物)に16ポンドラインを使用したのですが、5gシンカーにブレーバー57の自重を合わせると約10gあるので、弾道が ゛ふゎっ ゛と浮く事なくキャストが決まりました。3.5gシンカーでの使用も試す価値がありそうです。
しかしながら、これは小貝川のヘビーカバーに合わせたセッティングのため、扱いやすさという点においてベストタックルは、M~MHクラスのロッドに、12~14ポンドラインを組んだセッティングだと思います(^^;)
②すり抜けが良い
キャストが決まれば、あとはブッシュの隙間に落としていくのみ!
細身かつ出っ張ったパーツのないブレーバーは、狭い隙間にも滑り込んでくれます。仮に1㎝ほどの隙間であっても積極的に入れていく感覚で、シンカーさえ入りさえすればツルリと入ってくれます。
また、真下に垂れるシンカーにワームが引っ張られるジカリグの特性上、タイトに落とせるところもいいですね (^^)/
③フォーリング中にしっかり誘える
フォール中に震える動きで誘ってくれるだけでなく、シャッドテールの抵抗でフォールスピードが抑えられ、喰いつける ゛間 ゛を稼いてくれるのもいいのかな、と。
ちなみにシンカーは、デコイシンカータイプスティック
フックはD.A.Sオフセット2/0(FINA)
を使用しています。
(ジカリグ:ビニールパイプはブッシュへのラインの巻き付き防止に効果的です)
実際に扱いやすく、よく釣れるので、
是非、皆さんもフィールドで試してみてください\(^o^)/
ジカリグのズル引きでキャッチした49㎝!!
霞水系のオカッパリでも、ブレーバーのジカリグは有効ですYO(^^)
スナッグレスネコリグは、もはやどこでも鉄板ですね(笑)
やっと梅雨らしい日がでてきましたね、こんにちはBottomup 本田です。
この前の続きで、プロトスピナーベイトのお話。
前回の、「スピナーベイトの“アクション”発生源がブレードであり、そのブレードが回転することによって“振動”が生まれ、スピナーベイト全体を震わせている。それがスピナーベイトの“アクション”であり、我々が特に注目したのは… 」からの続きです。
それは、バス君にもっとも食べてほしい部位=ヘッド+スカート の動きであります。
もともとブレードの波動・キラメキでアピール強めのスピナベ、それに気づいたバスが近づいてきて、射程範囲に艶かしく魅力的に動いている ヘッド+スカートがあったならば…
それはバクッと喰っちゃいますよね
では、どうしたらそこが魅力的に動くのか?
これはいわゆる、スピナベの永遠のテーマ的なものであり、「ブレードの振動を増幅するテーパードワイヤーが…」、「振動をダイレクトに伝える硬質ワイヤー…」などなど、これまでも様々な工夫で振動をヘッド部に伝えようとしてきました。
(往年のスタンレーバイブラシャフトは、アッパーアームの太さが1mm⇒0.8mmにテーパード)
しかしこの“アクション”は、 発生源であるブレードの特性に左右されるところが、やはり大きい…。バイブレーションが強いとされる「コロラドブレード」を装着したものは、ワイヤーの震え具合いもかなり大きく、それがヘッド部に伝わるとスカートもよく動いてくれます。
(ワイヤーの振動が素晴らしい強バイブレーション代表、ノリーズさんのシャローロール)
言わずと知れた名作。ワイヤーの“ガクガク”と言えるほどの振動が目視でき、手元にも強烈なブルブルが伝わってきます。これを水槽でじっくり観察すると、ワイヤーの“ガクガク”がヘッド部に伝わって、上下前後に震える「タテ振動」がよくわかります。濁った水色のなかスローに誘いたい時はコレしかないと思わせる個性の強さで、「コロラドブレード」は代用が効かないなと改めて感じますね。
フラット面が比較的大きいコロラドブレードタイプを装着したものは、“アクション” の強さにおいては最大級であり、かなりスローに引く状況においても確実にヘッドとスカートを揺らしてくれていると実感できます。
「ヘッドとスカートをあんな風に動かしたい!」との思いはありますが、シーズンを通して使用する主軸となるモノに装着するのは、汎用性の高さと泳がせた時の全体シルエットの見え方などを考慮し、やはりこのブレードタイプに落ち着きますね(・・;)
(日本の多くの釣り場状況にマッチする、ウィローリーフタイプ)
「ウィローリーフブレード」は強すぎない存在感で小魚っぽさもあり、形状的に回転の質(ワイド⇔ナロー)を調整しやすいという印象があります。水の攪拌力という点では、コロラド・インディアナタイプがまさると思いますが、カップ形状などの工夫でかなり補えるという実感もあります。(補えない要素もありますが…(-_-;))
我々が求めるところは、スロー引きでもブレードがレスポンス良く回転し、一般的なリトリーブ速度で引いたとき適度な引き重り感でありながら、ヘッド+スカートがしっかり艶かしく動くことであり、高速リトリーブをしたとしても手首に負担の少ない“アクション”。そして開発コンセプトとして掲げたのは、
Lively SpinnerBait (Lively=生命感あふれる…、生き生きとした…)でした。
(川村が実戦使用のプロトモデル)
そこには、視界に入った瞬間「サカナっ!」とバスを惑わせられるよう、見た目と動きに魚っぽさを特化させるという狙いがあり、それに行き着く背景として、弊社代表の川村が得意とする スピナベサイト の経験が大きく関与しています。
かたいですな文が…(-_-;)不定期で続きます…
こんにちは、川村です。
いや~、最近は「暑い」とすら感じる初夏らしい日々。
6月に突入ということで、あと少しで一年の半分に到達してしまいます。
先日は、大阪にあるフィッシングエイトアネックス様にてイベントを開催させていただきました。
せっかく大阪に行くのなら、と、前日の夕方と当日の午前中、淀川で竿を振りました。
休日の淀川、城北ワンドはバス&エサの釣り人で大賑わい!
プール状のワンド群と相まって、どう見たって釣り堀です(^_^;)
釣果は夕マズメにキャッチした45㎝ほどの1本でしたが、久しぶりの淀川バスはいつもの一本以上に嬉しかったですね!
ヒットルアーは、ブレーバー57(K.O.シュリンプ)のスナッグレスネコリグでした。
イベントも多くの方にお集まりいただき、本当に感謝です。
真剣に話を聞いていただきありがとうございました!!
欲しかったアメリカンクランクとスピナベのトレーラー用のワームも購入できてホックホク(^^)
そのまま琵琶湖に来ていた草深さんをピックアップし、
ロッド&リールさんの連載『BOTTOM UPPERS』取材にて愛知県の奥矢作湖へ。
今年の5月にレンタルボートがオープンになったばかりのニューフィールドです。
『JON STYLE』さんにはお世話になり、自然たっぷりのフィールドでデカバスに挑んできました。
(お世話になったJON STYLEの高橋さんと奥矢作湖)
ハイランドレイクゆえの季節感のズレは?
そしてどんどん減っていく水位。バスの居場所を掴みにくい状況に苦戦しましたが・・・
詳細は6月末売り号の誌面にて・・・すごいの出ています。
(宿泊は農家民宿“ちんちゃん亭”にお世話になり、合宿のようでまたそれも楽しい)
それから韓国へ。
韓国ダイワ主催のオカッパリ大会へのゲスト参加と、韓国釣り雑誌の取材、ロッドのテストなど。
韓国も都会から離れると、その風景は日本の田舎にそっくり。
(ヤギがいたり・・・)
ゆったりとした雰囲気の中、ポッパー(スティーズポッパー)が火を噴き、
他にもシンキングスィッシャーのガストネードSにも好反応だったことは、
水面~表層をゆっくり誘える、スポーニングを終えたバスに効くルアーが素直にハマってくれました。
韓国のバスフィッシング熱はかなりのものと感じますが、
まだまだ健全なフィールドが残されている羨ましくもある環境でした。
(短いウェーダーは韓国スタイル)
(韓国料理も美味しくいただきました)
そしてここから話は変わり・・・ちょっと間は空きましたが、ブレーバーへのこだわりpart4!
それはパッケージです。
ブレーバーのパッケージ袋内には、ワームのシェイプをかたどったブリスタートレイを入れています。
ワームの、特にシャッドテール部分が傾いてしまったり曲がってしまったりといったクセがつくのを防ぐためです。スイムベイトタイプのシャッドテールワームには今や採用されているケースがほとんどですが、
フィネスリグで使うタイプのシャッドテールワームとなると、少数派かな。
正直なところ、このブリスタートレイをこしらえるとなると、他に代用の利かない専用部材を金型からおこして仕入れることになり、コスト的にも痛いところ・・・”(-“”-)”
しかしながら、ブレーバーの開発を進めると同時に、そのサンプルを普通のトレイ+パケ袋に入れて吊るす保管テストをすると、ワームは折り重なるように下に溜まりシャッドテール部は曲がり傾き、いずれクセとなり、当然のごとく本来のアクション性能は損なわれました。
(普通のトレイ入れ・・・テールが傾いたり付け根から折り曲がってしまったり・・・動かすとさらに悪化します)
ベストなアクションで使っていただけないことは不本意ですから、ブリスター採用は迷うところではなくなりました。極力かさばらないようタイトに設計しましたので、そのまま保管にご活用いただければと思います。
(ブリスタートレイ・・・ワームが折り重なることなく、本来の形状と性能が守られます)
特別なパッケージングではありませんが、クセがついてしまうと細部までこだわったとしても台無しになってしまいますので、大切なことだと思っています。
ただし、そのブリスタートレイの中でも多少ワームは動いてしまいますので、中でテール部分が歪んで納まっていましたら、直して保管していただくことをおすすめしますm(__)m
それでは今回はこんなところで。
ハイシーズン、皆さまもよい釣りを~ (^^)/
マイブームはブレーバー57のジカリグ
最近、マイブームなのがブレーバー57のジカリグです。
今まであまり多用していなかったジカリグですが今回改めてブレーバーのジカリグで有効性を再確認しました。
まずはジカリグの特徴を説明します。
①フリーフォールで真っ直ぐリグが落とせること
杭や護岸、ウィードの縦ストラクチャーなどに対してタイトにフォールさせる事ができる。
②ボトムに着底した際に少し浮いた状態でアピール出来る
テキサスリグではワームが倒れて寝てしまうとボトムに張り付いてしますが、ジカリグだとシンカーの長さ分は浮いた状態になる。
③ボトム感知能力が高い
ボトムを引いてくると、常にシンカーがボトムコンタクトするのでハードボトムや沈み物を感じる事ができる。
④更にブレーバーだとボトムではもちろん、フォール時でもワームがアクションしてアピールするので中層にサスペンドするバスも喰わすことが出来ます。
先週の琵琶湖ではロッドティップ伝わるコリコリ感でエビモを見つけて、引っ掛けては軽く揺すって外し、エビモにタイトにフリーフォール。
そんな感じで狙ってみたら40~53cmまでが沢山釣れましたよ。
エビモにサスペンドしているバスも根元でじっとしているバスもどちらも釣る事が出来ました。
○フックセット方法
ブレーバーのジカリグの場合はストレートタイプのオフセットフックを使用します。上の写真のようにフックの先を隠せばOKです。ウィードレス性能も高く、フッキングもバスの口の奥に掛かり、バレしらずです。
これからの時期は杭などの縦ストラクチャーにサスペンドするバスが多くなるので
シンカーを軽めにして霞ヶ浦水系の杭などを狙ってみようと思っていますp(^-^q)
皆様も是非お試しください。
○オープンエリア用
ロッド:エアエッジ661M/MLB・E
リール:SS AIR8.1
ライン:サンライン シューター10lb.
○カバー用
ロッド:スティーズ721MH/H-XB SV
リール:スティーズLTD 8.1
ライン:サンライン シューター14lb.
シンカー共通:バサーズワームシンカーTG スリム 3.5、5、7g(改造)
フック共通:フィナFPPオフセット#2/0、ガマカツWORM311 #2/0
○ロッド、リール、シンカーはダイワ
夏を思わせるような暑い日がふえてきましたね、Bottomup 本田です。
今週前半、我が事務所は昼前で30℃越え(・・;)、まだ5月なのに…
先週末の土日も天気良く、盛夏を思わせる紫外線にやや苦しみながらも、霞ヶ浦本湖へ釣行してきました。
(ファーストフィッシュは、O氏が浚渫のラバージグで! 後ろに映る船頭さんは…)
そう、レポートを寄稿してくれている “サトちゃん”(コラム登場頻度高っ(・・;) )
年齢も出身もバラバラの3人ですが、いつの間にか?釣りで繋がり一緒に釣りに行くこともあります。カスミの昔話や出会った頃(お互いよく覚えてないという…)の話をしながらの、のんびりフィッシングとなりました。
そんなこの日は、晴天ほぼ無風で気温30℃に達するかという夏を感じさせる一日。
紫外線対策の長袖スタイル+ネックガードorフード、休憩を入れながらのなかでポツポツと拾っていく展開でした。
(ブレーバー57のネコリグでも、O氏)
サトちゃんが船頭として気を使ってくれたせいか、O氏がセンターで一人好調。
夕方のラストチャンスでも、沖の浚渫フットボールジグでグッドサイズ
(「締めは俺が釣りたかった…」苦笑いのサトちゃんでした。 (^^;) )
まあ、写真はないけど我々も釣ったよね、アメナマ君とニゴイさん。バスのほかにも、なかなかの引きを味あわせてくれる魚種を育む霞ヶ浦はやはり偉大です。
結局、早朝から夕方暗くなるまで投げ続けてしまい疲労が…、いくつになっても大人になりきれないオッサン達でした(^^ゞ
船頭サトちゃん、遅くまでありがとうございました。
話は変わって、前々回のコラムで弊社代表の川村がふれていた、プロトスピナーベイトの“アクション”について少々。
ルアーと呼ばれるモノの多くは、対象の魚を魅了するための“アクション”にこだわり、その動きを生み出すための要素=発生源に様々な工夫を凝らしていますよね。
見た目にもわかりやすいところで言えば、プラグのリップ形状・角度・材質、ボディシェイプとその素材、アイの位置… などなどがあります。それらが複雑に作用し合うことによって、“釣れるアクション”を生み出しているといえるでしょう。
では、スピナーベイトの“アクション”を生み出しているのは何?
多くの金属パーツで構成されている一般的なスピナベ、ブレードが回転していることは一見してわかりますが…
(“釣れるアクション”を求める試行錯誤により、デスクには残骸が… )
クランクベイトなどの動きは、ウォブリングとローリングの比率などでよく語られますが、スピナベはなんともわかりづらい(-_-;) しか〜し、プールや水槽などの環境で上から横から下からと、サカナ目線の意識でしみじみ観察すると、なんとなく動きの質が見えてきます。
(こんな日常から”何か”に気づいたりします…)
それは、ブレードが回転することによって“振動”が生み出され、アームを通してヘッド・スカートに伝わりスピナベ全体が震える、振動するという… 、言うなれば「振動伝達アクション」。これがスピナーベイトのアクション特性だと感じています。
メインの“アクション”発生源は各ブレードであり、その他の構成パーツの作用も何気に重要だということが、様々なスピナーベイトの泳ぎを凝視することによってわかってきました。
そして我々が、日々の観察と釣りの経験から着目したのは・・・
ついつい長くなってしまう…(-_-;)、またの機会に続きます。
皆さんこんにちは、フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
5月も後半を迎え、フィールドではこの二つが出始めました。
(木に巻きつくヘビ)
(空中を舞う毛綿?)
共に厄介な存在ではありますが・・・
毎年、これらが出現してくると、
「バスがスポーニングから回復してくる頃合いだな」、と感じるバロメーターになっているのです。
小貝川のバスもだいぶ回復してきており、アグレッシブなバイトが増えてきましたよ!
(小貝川の釣果)
ブレーバーのネコリグは、引き続きよく釣れています(^^)
自分としては、人が先に流した後や、思ったほど反応が得られなかった時の、
“バスがいるかいないかの最終判断(スポットの見切り)゛としても活用しています。
これでダメだったら諦めもつく、そんな自信の持てるルアーって大事ですよね !
そのうえで、自分はブレーバーにひと手間を加えて使うことも・・・
その1 シャッドテールカラーチューン
(ボトルやペンタイプのマーカーを使って、ワームを染めます。こんな感じに出来上がり)
その2 ネイルシンカー固定チューン
(アロンアルファープロ<耐衝撃>を1滴垂らして、ワームに挿入)
どちらも、フィールドですぐに出来る簡単なチューニングですが、
テールを目立たせることで、バスからもアングラーからも視認性がUP!
そして、ネイルシンカーを完全に固定することで、身切れしにくい素材と相まって、ネイルシンカーの消費が格段に減りました (^^♪
霞水系でも、ブレーバーは好調です!
(カスミ水系でブレーバーの釣果)
先日は、久しぶりに川村さんと同船しました。
バックシートから、プロトのスピナーベイトでボコボコに釣られてしまいましたが・・・(;゜Д゜)
いつか、リベンジ致します(笑)
それにしても、開発スタッフ本田さん入魂のスピナーベイトの威力、本当に凄いです!
自分も早く使いたいですね !
それでは、皆さまもよい釣りを!
今回はこのへんで失礼しますm(__)m
こんにちは、川村です。
咲き誇っていた桜も今は完全なる緑一色!
春から初夏に向けて、どんどん季節が移り替わっていくのは水中も一緒です。
山梨県西湖のような山上湖のスポーニングのピークはこれからでしょうから、地域差はあるものの、
バスもスポーニングを終えた個体が増えていっていることを釣行毎に実感している次第です。
釣り方でいうと、スポーニング時期はネコリグやノーシンカーリグといったフィネス優勢であったところが、
最近ではファストムービングへの反応も良くなってきました。
先日霞ケ浦で開催された53pickUp! の最中、消波ブロック帯でテナガエビ釣りをしている方々がおり、
バケツを覗くと小ぶりながらも釣れていました。
(日ごろの釣りをさせてもらっている感謝を込めて、霞ヶ浦のゴミを拾いました)
テナガエビが岸際に多くなってくると、
ノーシンカーリグやネコリグ、スモラバなんかをゆっくり落とし込んでいくフィネスな釣り方も引き続き有効なままですが、バスがスポーニングから解放されて元気になってくると、トップウォーターへの反応も良くなってきますし、スピナーベイトやクランクベイトがハマるタイミングもあると・・・とにかく釣れるルアーの幅が一気に広がるシーズンなのです。
そんな季節感の進行を実感しながらの最近の釣行。
ゴールデンウィークは、Basser誌の堀部さんと霞水系にボートを浮かべましたが、
その時はネコリグでのスローな釣りに反応が集中しました。
(ブレーバー57のネコリグでつれた45cm。カラーは明滅感が強いT205グリパンチャート)
ブレーバー57のスナッグレスネコリグを丁寧に撃っていけば釣れる・・・53.5㎝がきたのには驚きましたが(霞水系での自己記録タイです)(^^)v
(53.5cmはカラーはM003スカッパノンで)
夕マズメの一時のみ、堀部さんのスティーズカバーチャター+スイングインパクトFAT3.8と
僕のプロトスピナーベイトに連発し、バスが活発にフィーディングするのを感じましたが、
総じてスポーニングシーズン特有のスロー優勢な1日でした。
ところが5/14、53pickUp を終え、午後からフィールドレポーター佐藤君と前回と同じエリアで釣りをしたところ、この日は完全なるファストムービング優勢に!まあ、曇天と強い風によるところも大きかったと思いますが、前でワームを撃たれていても、バックシートからプロトスピナーベイトのほうが釣れてしまうのです。
とはいってもこのプロトスピナーベイト、スタッフ本田のアイディアが盛り込まれたことで、アクションが別モノなのです。前で他のスピナーベイトを使われても、フロント0バイトVS バックシートで6本掛けて4キャッチは、明らかにルアーパワーを実感します。
ただ今、特許出願申請済み(その価値があると踏み切りました)。
早くそのアクションをお見せしたいところなのですが、
まだ最後の詰めが残っており(僕に劣らず本田も細かい・・・)、
リリースできるまではまだ期間が空いてしまう都合上、公開はまだ先になってしまいますm(__)m
ワーム開発では、ただ今新型2アイテムに、ブレーバーのダウンサイジング版を進めております。
新型モノはリリースまでまだ先が長くなりそうですが、焦らず追求していこうと思います。
最後に告知を・・・
来る6/11(日)にW.B.Sプロトーナメントと同時開催されるオカッパリトーナメント『グラチャン』に参戦します!中1から出始め、最後に出たのが19くらいだと思うので、たぶん19年ぶりくらいかな・・・W.B.Sグラチャンは当時一番の楽しみであり、燃えていました。
バスのダメージを最小限にする扱いや、ゴミなどのマナーを自然と学んだのもW.B.Sです。もちろん、今こうしていられるのも、ですね。
しかも、当時一緒に出ていたオリキンも参戦予定!!
新港で釣りをするのも懐かしいだろな~
詳細は下記にて。
http://www.wbs1.jp/grachamp/13879/
皆さまの参戦もお待ちしております (^^)/
それでは、今回はこんなところで失礼します。
今年のゴールデンウィークは琵琶湖ガイドへ行ってきましたよ。
実は昨年も4月末にも琵琶湖へ行きました。
その時に強く感じたことを再確認したかったのです。
それは特に関東から行くアングラーの方々は琵琶湖=ビッグBASS=ビッグルアーみたいな妄想で準備されると思います。
でも、それって正解なようで、正解では無いような・・・
特にプリスポーンからアフタースポーンまでのバスは異常にナーバスになっている事が多いです。それはどこのフィールドでもあることで水が綺麗な琵琶湖では更に顕著なのかと思います。
昨年、経験したのは同じポイントに対して同じワームのネコリグ1.8gをベイトフィネス8lb.とスピニングタックル5lb.の2タックルを用意してキャストしたところ、バイト数が約5倍スピニングタックルの方が多く、正直ビックリしました。
バスからラインが見えているとか、ラインの水切り音など、実際のところナニが影響しているのかは分かりませんが、釣果としては歴然の差でした。
それが1日の中で何度も起こったのです。
それと琵琶湖でもブレーバー5.7インチがどれくらい釣れるのかを試したかったのも事実ですが(笑)
結果はガイド初日から女性のお客様がブレーバー5.7インチのネコリグで二本の60cmオーバーを釣ってくださいました。
琵琶湖でも釣れるワームと言うことを証明してくれました。
写真はこちら。
(1本目はM003スカッパノンで60.5cm)
(2本目はM005グリーンパンプキンペッパーで61.5cm)
今回、キーはネイルシンカーを軽くしたことです。
軽めにした事でウィードに引っ掛かった時に必要以上にウィードを揺らさず、ポロッと軽く外すことが出来るのが釣れるキモでした。
基本は1.3gネイルシンカーを使用しました。
風が無いときや、水深3mまでは0.9gまでウエイトを軽くします。
逆に風が強く、水深4mぐらいを狙う場合は1.8gも使用しましたよ。
0.9gネイルシンカーでもフォール時の細かいテールアクションは健在です。
とにかくスローに動かして誘い、テールを細かく左右にアクションするイメージで誘ってもらいました。
(左:上からM003スカッパノン、M005グリーンパンプキンペッパー、T204K.O.シュリンプがヒットカラー。右:上からバサーズワームシンカーTGネイル1/32oz.0.9g、3/64oz.1.3g、1/16oz.1.8g使用)
(今日がバス釣り初めてのお客様にも40cmアップが連発、ダブルヒットも)
ゴールデンウィーク明けに関東から行った友達もブレーバーの使い方を説明させてもらい、しっかり釣られていましたよ!
是非、お試しください~。
こんにちは、川村光大郎です。
この度、ボトムアップのフィールドレポーターを佐藤賢一郎さんにお願いすることとなりましたので、ここに紹介させていただきます。
彼との付き合いはもう10年以上になります(実はかつて、対戦企画にてペアを組んで一緒にルアマガに出たことも・・・)。
当時よく通っていたショップのスタッフで、フィールドでもよく会うため自然と一緒に釣りにも行くようになりました。
とにかくバスフィッシングに対して一直線で、バス愛強し。
キャストや状況に合ったルアーセレクトなど、バスを釣るための技術や知識も素晴らしいものがあります。
有名になりたい、といった類の願望はなさそうで、゛バスフィッシングが出来れば幸せ ゛な感じもするのですが、その確かなテクニックと、男前かつ温和な人柄を見込んで声をかけさせてもらいました。
今後コラムにて寄稿してもらう狙いは、
彼は霞ケ浦の近くに住んでおり、ほぼ毎週バスフィッシングをしていること。
しかも、オカッパリ、アルミボート、そしてついに今年は念願のバスボートも購入!現地密着、そして広い視点からの新鮮な釣果情報や、釣るためのヒントを伝えてくれる、と思ったからです。
通称 ゛サトちゃん ゛
これからよろしくお願い致しますm(__)m
では、以下、サトちゃん一発目のレポートです!
みなさん、こんにちは。
この度、ボトムアップのフィールドレポーターを務めさせていただくことになりました佐藤賢一郎です。
皆さんが、釣りに行きたくなる様な情報を発信して行けたらと
考えておりますので、どうぞ宜しくお願い致しますm(__)m
コラム初回は、ゴールデンウイークの小貝川での釣行について紹介させて頂きます。
待ちに待ったゴールデンウイークでしたが・・・
この時期は田植えシーズンと重なり、
代掻きによってどこもカフェオレ状態 (;゚Д゚)
人間のテンションは上がっても、魚のコンディションは下がり気味・・・
釣りにはたくさん行けるのに、釣果に結び付けるのは難しい時期でもあるように思われます (-_-;)
そんな中、小貝川は複数のワンドで形成された河川であり、
ワンド内は本流の濁った水を避けて魚が集まってくるので、
比較的狙いを絞りやすいフィールドといえるでしょう。
バスは、ワンド内にある、ガマ・アシ・ウッドカバーに身を寄せており、
それらのカバーを狙っていくのがこの時期、最も有効な釣り方となります。
(関東のオキチョビ風リバー)
通常のコンディションであれば、快適にカバーを攻め切れるテキサスリグやバックスライド系ワーム、スピナーベイトが活躍してくれるシチュエーションですが、そこは関東を代表するハイプレッシャーリバー、連休のプレッシャーや天候によっては、なかなか一筋縄には釣れてくれないことも。
そんな状況下でハマったのが、ブレーバーのスナッグレスネコ(=^・^=)
当日は水位が若干低く、撃っているカバーの水深は20~30センチ位。
「バス、深場へ移動してしまったかな~?」との思いもよぎりましたが、
2.2グラムネイルシンカーをセットしたスナッグレスネコリグをカバーに入れて、シェイクしていると・・・
今までの無~~・・・な感じが嘘だった様にバイト!
上がって来たのは、「よくその水深に隠れていたね~」と思うくらいの、
40UPのナイスバス!
「なんじゃこれ~(;゚Д゚)」と思いつつも次のキャストをすると、
またしても、バイト!
2本目は、45UP!
ヤバい、これはハマってる!!
3本目もほぼ連発!
またもや45UPが釣れてきました。
4本目は、バラシてしまったのですが・・・(・・;)、
結果、約半日の釣行で3本の40UPを釣ることができました。
ブレーバーを使っていて感じていることは、ストレスフリーであること。
具体的には、
・カバーに対して、耐久性がある。(破損しずらい・ズレにくい)。
・適度な自重(約5g)があるため、キャストしやすい。
・双方の利点を生かして、カバー撃ちが安易であり、
スリ抜けもいい (カバーへスルスル入っていく)。
・アクションが抜群にいい (当たり前か (^-^; アセアセ・・・)。
リバーボートフィッシングの場合、流れ・風の中での操船しながらの釣りになるため、フィネス系の釣りのほうが喰うと感じる状況でも、正確にカバーを狙ううえで扱いにくいルアーやリグは敬遠しがちになります。
そのためフィネスリグはメインではなく、あくまで最終手段でありました。
しかし、ブレーバーは、これまでのフィネス系ストレートワームの不満を解消してくれていて、快適に釣り続けられるところが気に入っています。
対小貝川カバーリグ達に、ブレーバーも仲間入り!
ファットイカのスイベルは糸ヨレ防止。
テキサスリグのビニールパイプは、ブッシュへの巻き付き防止(一見目立ちますが、喰いには意外と影響ないですよ (^^))
皆さんも、是非、フィールドで、試してみてください。
ビックリしますよ~(゚д゚)!
その他にブレーバーで釣れたバス達!!
霞水系でも好調です!