皆様、こんにちは!フィールドレポーターの山口将司です。
4月下旬~5月上旬の霞ヶ浦のフィールド状況をレポートしたいと思います。
4月下旬~GW連休前までは、寒の戻りのような寒い日や、冷たい降雨もあり、水温がなかなか上がらず、スポーニングの進行具合も足踏みといった感じでした。
シャローに上がってくるバスが少ないことからも、なかなか『春』を捉えることが難しいコンディションだったと思います。
そんな難解なフィールドコンディションでしたが、シャローに上がってくるバスが少ないながらも、ボトムアップで開発中のプロト…『ハリースライド』で、シャローカバーに潜むプリスポーンのグッドサイズをキャッチ出来ていました!
ハリースライドで釣ったプリスポーンのグッドコンディション!
プロトのハリースライドを丸飲みです!!
サイズは小さいながらも、コロンコロンのコンディション!
これまで、バックスライドワームといえばハリーシュリンプ4インチのバックスライドセッティング、もしくは他社のバックスライドワームを使用していましたが、ハリースライドは待望のバックスライドに特化したワームです。
ボトムアップ事務所の水槽でハリースライドのアクションを初めて見させていただいたところ…はっきり言ってヤバイ!!一目見て、絶対釣れると確信出来ました!
プロトのハリースライド!
数匹のバスを釣った為、かなりボロボロです…。
オフセットフックはナローゲイブの3/0(デコイ製キロフックナロー)を使用しました。
ハリースライドの特徴ですが、ハリーシュリンプ4インチの爪をベースに、より水を掴むような形状・角度へと変更されています。
この両爪が水を掴み、まるで生きているかのようにブルッブルッブルッ…っと、バイブレーションしながらバックスライドフォールしていきます。
そして、ボトム着底後からのリフト後は、アームがバンザイをしながらも爪が水を掴み、やはりブルブルッとバイブレーションを引き起こします。
これまでは、ハリーシュリンプ4インチのバックスライドセッティングでも充分釣れたのですが、ピックアップの際にアームが左右に開くことで、使用し続けていくとアームの付け根部分が裂けてくるという弱点がありました。
しかし、ハリースライドはアームの付け根部分に負荷を分散するRが設けられており、裂けにくい形状となっています。
なによりも、バックスライドワームにありがちなピックアップ時のワームの回転は皆無!霞ヶ浦のシャローカバーに代表されるようなアシを延々と撃っていくようなシチュエーションにおいても、トラブルはまったくありませんでした!
まだプロトということで、バックスライドの姿勢を矯正させる為にネイルシンカーをボディに挿入して使用していましたが、製品版ではネイル無しでも狙いのアクションが出るように、さらに金型の微調整を繰り返すとのことです。発売まで是非楽しみに待っていて下さい!
さて、フィールドレポートに戻り、GW連休に突入すると、スポーニングの為に徐々にシャローに上がってくるバスが増えてくる印象でした。
しかし、この時期特有の田んぼの代掻き濁りが霞ヶ浦全域に蔓延し、水質が著しく悪化…。それでも、バスはスポーニングに適した地形や、水温、光量を求めてシャローに上がってくるので、代掻きで濁った水をどうやって攻略するかがキーとなりました。
エリア的には、霞ヶ浦本湖もチェックしたのですが、やはりスポーニングの適水温には達しておらず、水温が少しでも高く、安定している流入河川での釣果がほとんどでした。
そんな流入河川ですが、やはり連休中ということで他のアングラーも多く、人的プレッシャーが非常に高い…。それでも、条件が整ったシャローにはバスが挿してくるものです。
また、浮いているプリスポーニングバスには有効だったバックスライドリグですが、いまいち反応が無くなり、どちらかというとボトムで釣れる=ネストを意識したバスが多くなってきたと言え、いよいよミッドスポーニング期に突入したと判断しました。実際には濁った霞ヶ浦では水中が見えないので、あくまで想像ですが…。
ブレーバーのネコリグ祭り!(笑)
ブレーバーのネコリグでキャッチしたナイスサイズ!
連日、ブレーバーのネコリグで複数匹キャッチに成功!
連日のブレーバー祭りだったわけですが、簡単に釣れる感じではなく、バイトが出始めるのが午後~夕方といった水温が上昇したタイミングだったこと、そしてプレッシャー対策として、他のアングラーが見落としがちな超シャローカバーを釣ることが一番のキモだったと思います。
一見すると代掻き濁りがキツイですが、やはりシャローカバー周りは濁りがいち早く浄化していく傾向にあります。降雨後の濁り水と同じ原理ですね。
その中でも、流れの当たらない地形であり、アシが狭いポケット状になっているスポットや、少しでも奥行のあるパラアシ、そしてゴミ溜まり等、濁りを避けられつつも、濁った水質の中でも『釣れそうな濁り水』をプールしているスポットが一級でした。
安定のブレーバー5インチのネコリグ!
5㎜のシリコンチューブを通し、フックはリューギ製のヘビーガードタリズマン♯1を縦刺し、ネイルシンカーは1.3~1.8gを使用!
また、ブレーバーのネコリグですが、普段はスナッグレスセッティングでカバーをダイレクトに釣っていきますが、スポーニング期のショートバイト対策ということで、フッキング重視でガード付きマス針を使用することにより、ミスを最小限に抑えることが出来たと思います。
カラーに関しては、BUミミズカラーが代掻きで濁った水質では特に好反応です。その他には、スカッパノンなどのシルエットがハッキリと出るカラーでも釣ることが出来ました。
超シャローカバーを釣るということで、水深20~30cmの泥底といった底質も釣ることになりますが、ネコリグにすることによって、シンカー部分が埋め込まれているワーム頭部は泥に埋まりがちですが、テール部分までは泥に埋もれることもなく、バスにアピールすることが可能になります。
とにかくボトムからリグを離さずにスローに釣る事を心掛けることが重要です。
狙いのスポットに投げてから数秒間のポーズ、バイトが無ければその場でロングシェイクしてバイトを誘うか、ズル引き→ポーズ→ズル引き→ポーズを繰り返しながら着水点から1mぐらいまでを探っていきます。
必ず『止めの間=ポーズ』を入れることで、スポーニングで神経質になったバスに口を使わせていきました。
最後になりますが、写真に載せてはいませんが小さいサイズ(25cm~30cm未満)も複数釣れており、バスが少なくなったと言われる霞ヶ浦水系において、一筋の光が見えてきたと言えます!
霞ヶ浦の5月のスポーニング期は、W.B.S.やJB、NBCといったトーナメント団体、ローカルトーナメントなど、バスをライブウェルにキープする大会は開催を控えているので、その効果が表れてきているのだろうと実感します。
バスは人為的に増やすことの出来ない貴重な資源なので、スポーニング期はもちろん、他のシーズンにおいても大切に扱っていきたいと改めて思いました。
皆様も、楽しいバスフィッシングを末永く続けられるように、バスを大切に扱っていただければと思います。
皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回のコラムは、僕が普段ホームフィールドとしている利根川の近くを流れている「新利根川」釣行について記したいと思います。
新利根川では、松屋ボート様にお世話になりました。
とても気さくにお話してくださる方々に、環境が整ったボートサービス、そして食堂での定番メニュー「もつ煮定食」!釣行中に温かい食事をいただけるのは、本当に嬉しいことですよね(^^♪ 新利根川へお越しの際は是非「松屋ボート」へ!
自分が住んでいる場所から、1時間以内で到着するエリア。
しかし、振り返ると、本気でやり込んだことはないフィールドでした。
慣れないフィールドで不安もありましたが、自分の釣りが通用するのか??
力試しとして挑んできました。
水色は、マッディー。
バンク沿いにはアシ原が広がっており、テンポ良くカバーを探っていく為にブルスホッグ3インチ(ブラックブルーフレーク)のリーダーレスダウンショットリグ3.5gで探っていきました。
前日の雨と田んぼの影響からなのか、濁りも酷く、水質もあぶくが残り悪かったです。
ただ、アシ際のインサイドだけが若干水が良く、その部分を丁寧に探っていきました。
張り出したアシが、風をプロテクトしているエリアにキャスト。
着水後、ゆっくりラインが沖に走っていき・・・新利根川ボートで初となるナイスバスをキャッチすることが出来ました!
リーダーレスダウンショットリグのセッティングは下記写真のように2種類を使い分けています。
※フックをオープンスイベルのシャフトに通すか、リングに通すかのセッティングです。
●アシやゴミだまりに撃ち込む、カバー打ちでは、シンカーからフックまでがより一直線になる右側のセッティングを使用します。貫通〇
●ボトムを這わせるようなズル引きでは、着底後にフックがより水平姿勢になりやすい左側のセッティングを使用します。姿勢〇
今回はカバー打ち中心のアプローチだったので、貫通重視のセッティングを使用しました。
細かいようですが、釣果に差をつける大切なことだと思います(^^♪
その後は、同じようなエリアを見つけては、キャストを繰り返していきましたが後が続かず。ふと、先日開催された『タックルアイランド2021年シリーズトーナメント第1戦』優勝の池田さんのインタビューを思い出す!!
ブレーバーマイクロ(BUミミズ)1.3gダウンショットリグにて、追加キャッチ出来ました!
少し沖に張り出した杭をタイトに探っていくと、「コンコン!!」と小さめのバイト。
写真で見て分かるように、1匹目のエリアよりも水色はかなり濁っていて、ストラクチャーにタイトに着いていた印象でした。
魚の居場所が分かっていれば、食わせ能力最上級!改めてブレーバーマイクロのパワーを感じました。(^^♪
後日、再度新利根川を訪れると水質はさらに濁り・水位も低下していました。(泣)
そして、今回準備したのがこのリグ!!
・ギャップジグ3.5g+ブルスホッグ3インチ(チャートチューン)
ギャップジグは3.5gをチョイスし、ブルスホッグを4節カットし一口サイズに!
濃いめのオダが沈んでいるエリアを狙っていく想定だったので、KOSMOではなくGAPJIGをチョイスしました。エリアは前回の釣行で絞れていたので、フィッシングプレッシャーを考慮したサイズで使用しました。
※ブルスホッグは、市販されている着色液に付け、チャートに染めました。
素早く、尚且つキレイに着色できるので、かなり使用しているアイテムです。ブラックとチャートはいつも持ち歩くようにしています。バスと出会う確率を少しでも上げるためにやれることはやる。年末釣行で光大郎さんから学んだことです!!
前回のヒットエリアを参考に、そして減水傾向を考慮し、少し沖に位置する杭に3.5gギャップジグをキャスト。
着水後、沈みオダに絡めステイ。少しよそ見をしているとラインが沖にゆっくり走っていました。
フルフッキングから40センチオーバーの良型バスをキャッチすることができました!!嬉しすぎる(^^♪
それにしてもさすが日曜日、人が多い。さすが関東メジャーリバーの新利根川!!
朝の1本の後は、何もありませんでした・・・。
移動する場所、移動する場所ボートだらけ、これが週末の新利根川かと痛感しました。
本当にプレッシャーは、MAX級です。
正直普通にやって釣れる気が全くしませんでした( ;∀;)
しかし、それでも釣る人は釣る。このプレッシャーから考えた最終手段が、前回の釣行で自信を付けたブレーバーマイクロのダウンショットリグでした。
何度も流したストレッチでも、ブレーバーマイクロで再度流すと釣れました。
もちろん、これまで釣ったバスのポジションを考慮した上での結果だと思います。
決してアピール力は強くないルアーですが「強い釣りと弱い釣りを上手に組み合わせる事!!」、これがハイプレッシャーフィールドで、同エリアからもう一匹絞り出す為の大切なアプローチになるんだと思いました。
その後開催されました、ローカル大会に参加。
ブレーバーマイクロの1.3gダウンショットリグをメインで挑みました。
サイズこそは選べませんでしたが単日で7本キャッチする事が出来ました。※大雨だったので写真が無くすいません( ;∀;)
『タックルアイランド2021年シリーズトーナメント第1戦』にて優勝された池田さんとも初めてお話させて頂きました。
池田さんもこの日、ブレーバーマイクロメインで10匹以上のバスをキャッチしていたそうです。(^^♪ 流石ですね!!
新利根川での実績は、折り紙付きです。
是非機会がある方は、新利根川でブレーバーマイクロを試してもらえたらと思っております。もしかしたら新利根川最強リグなのかも(^_-)-☆
〈タックルデータ〉
ルアー:ブルスホッグ3インチ(ブラックブルーフレーク)リーダーレスダウンショットリグ3.5g
ルアー: GAPJIG3.5g(グリパンチャート)+ブルスホッグ3インチ
ロッド: ノリーズ ロードランナーNXS6100M
リール: SSエアー8.1
ライン: 山豊テグスアディクトフロロ12lb.
ルアー:ブレーバーマイクロ(BUミミズ) ダウンショットリグ1.3g
フック:D.A.S ベイトフィネス 6番
ロッド:スティーズウェアウルフ 661MFB-SV
リール:アルファスAIR TW 8.6R
ライン:PE1.5号+リーダー7lb.
皆さんこんにちは!
フィールドレポーターの戸崎優翔です(^^)/
今年も陸王ダービーが開幕しましたね!
僕も昨年同様、霞ケ浦・北浦水系(Bブロック)で参戦しています。
今回のコラムでは、4月12日~4月25日に開催された第1戦目の様子をお伝えしようと思います!
4月14日。
記念すべき1本目をウエイインすることが出来ました。
学校が終わり狙っていたスポットに直行しましたが、学校が他県にあるので、到着した時には残り時間は僅か30分。
この日は強風と大雨で、ライトリグの出番ではないなと《リズィー》を選択。
シャローのハードボトムに当てながら少しでもゆっくりと巻いてきたかったので、浮力があがっているアピールプラスではなく、オリジナルモデルを使う事に。
ボトムを舐めるように巻いてくると…ゴンッ!!
45㎝のナイスバスが(^.^)
その後は可愛いサイズを追加して終了でした!
カラーは【セクシーシャッド】
ナチュラルなベイトフィッシュカラーながら明滅が強く、マッディ、クリア問わず幅広い水色に対応!お気に入りのカラーです。
ここ最近で、《リズィー》は本当に頼りになるハードルアーだなと改めて実感しています。
まだハードルアーで釣ったこといが無い初心者の方から、歴が長い上級者の方まで、沢山の方に使って頂いてその食わせ能力を実感して貰いたいです!
4月19日。
2本目を釣ったこの日は晴天無風で、暖かい陽気に加えて水門操作による大幅な減水。食わせるのに難儀しそうな日でした。
しかし、潮回りが小潮だった事もあり、次の大潮の産卵に向けて徐々に体を暖めたり、エサを食べたりする個体が居る可能性を考えていたので、期待を胸に車を走らせました。
かなりの減水と季節感から、
・ブレイクラインが比較的岸に寄っている。
・沖に杭、捨て網、沈船、ハードボトムなど、複合した要素が有る。
・風が当たり過ぎない。
上記のことを考えてポイントを選びました。
まずは足元を《ブレーバー57》のスナッグレスネコリグや、《KOSMO3.3g+M.P.S BIG》で丁寧に探るも反応は無く、狙いを本命の沖に変え、ブルスホッグのリーダーレスダウンショットリグで探っていたのですが、思っていたよりも根掛かりがすごい…。
まだ少し時期が早いかな?と思いつつも、ボトムとの接地感を減らし、丁寧&スローに誘うために《ハリーシュリンプ3インチ》のバックスライドリグである、通称「ノソノソエビ」にチェンジ。
足元にエビも確認でき、期待値はMAX!
ズルズルと引いてきてステイ中、ラインが弾けるようなバイトが…!
フッキングも決まり、ドラグを調整しながら慎重にファイト!
腹パンッパンの47.5㎝でした!
大潮に直撃してしまうと魚の意識が完全にスポーニングにいってしまい、食わせることがかなり厳しくなってしまいます。
潮回り、天候、スポット、釣り方、全てが噛み合ってくれたのではないかと思います。
3本目は4月24日、大会終了1日前でした。
この日はいい感じの風が吹いていたので、《リズィー》や《ビーブル3/8oz.》、《ギャップジグ5g+ブルスホッグダディ》のスイミングなどを使用し、比較的早めのテンポで流していきましたが、しばらく反応はありませんでした。
狙いをアフターの魚に変え、浮くだろうなと思うスポットを探っても居ない。アフターの魚は少ないのか!?
夕方になり、フィーディングしてきそうなピンスポットに移動。起伏の激しいハードボトムに、2本目と同じく「ノソノソエビ」を投入!
ズル引き→スタック→跳ねさせて乗り越えさせる→ステイを繰り返していると、ステイ中にバイトが…!
46.5㎝でした!
このような感じで陸王ダービー4月第1戦は、47.5㎝、46.5㎝、45㎝とオール45upで揃えることができ、3本のトータル139㎝。
狙っていた霞ケ浦・北浦水系のトップには届かず惜しくも2位、Bブロック全体で11位という結果で終了しました。
今大会でナイスサイズを連れてきてくれた、《ハリーシュリンプ3インチ》のバックスライドリグである通称「ノソノソエビ」。
昨年の夏に同じ水門で2投連続40upが釣れたり、先行者に攻められた後でも釣れたりと、エビが沢山出てくるこれからの時期に、強烈な食わせ能力を発揮してくれる信頼のリグです。
使い方は簡単で、フリーフォールさせた後にゆっくりとズル引いてきて、スタックしたら竿を少し上に煽って跳ねさせて数秒ステイさせます。バックスライドセッティングなので、跳ねさせても手前に寄って来にくいというメリットもあります。
経験上、ステイ中にバイトが出ることが多いので、ステイ中のラインはフリーにしておくと良いです!
また、今の時期はバスの吸い込みが弱いことが多いので、些細なラインの変化を見逃さないようにすることが大切かと!
起伏が激しい所ではロッドを寝かせ過ぎないなど、ズル引くロッドの角度にも注意すると良いと思います。
フックは《D・A・Sオフセット》の2番。
シンカーはDAIWAの《リーン》の0.45gと0.9gを風の強さなどで使い分けています。
カラーは、ボトムに絡めることが多い釣りなので【ブラックコパー/エビミソベリー】や、【グリーンパンプキンペッパー】などの濃い目の色を多用します。
詳しいセッティング方法は、こちらの動画で光大郎さんが紹介していますので是非ご覧下さい!
6月第2戦はさらに上位へ食い込めるように、頑張ります!
それではまた(^^)/
草深です。
昨年の1月以来、ガイドで琵琶湖に行ってきました。
ここ数年ゴールデンウィークは琵琶湖ガイドでしたが、今年は2年振り。
昨年秋は台風直撃が少なかったようで、2年前と比べるとウィードが結構残っていました。
到着初日は状況を見るために、北は琵琶湖大橋、南は近江大橋までの南湖エリアをチェック。
直前の雨で水位も+15㎝に上がり、下流の水門の洗堰放流量300m³/sに上がっていました。それにより北湖の冷たい水が流れ込んでいて、湖中央部のボディウォーターがクリアアップし、水温も13℃台でした。
琵琶湖に到着した日に下見での1本。取水塔近くのウィードパッチにブレーバー57(新色グリパンエビミソベリー)のネコリグで、いきなり53cmでした。
ボディウォーターから少し岸際に寄ったところは、水色も少し濁りが入り水温も15℃。
自分の経験ですと、春のバスは少しでも水温が高い、又は安定していることが大事なので、ボディウォーターから離れいて少し濁りがある水温が高いエリアに絞りました。
具体的には、唐崎や柳ヶ崎エリアの3~3.5mのフラットに点在するハードボトムと新芽のウィードが生え始めている所。
この2つの要素が重なったスポットを見つけては、ボートを止めてキャストします。
一番釣れたルアーは、毎年変わらずのブレーバー5.7インチのネコリグです。
5月2日ガイド初日からブレーバーネコリグ。トータル10本釣り、上から5本ウエイトは9,400g
5月3日は洗堰放流量減り、徐々に釣れるエリアが変わってきましたが、午前中にお客様と5本で8,500g釣りました。
ネコリグが一番優れている理由は、感触のわかりにくい新芽のウィードにも軽いタッチ感で引っ掛けることができ、必要以上に揺すらずかわすことが出来るからです。
更に、プリスポーンからアフタースポーンのバスは、離れていくルアーに対して追いかけて喰うということをあまりしません。
どちらかといえば、目の前にある(食べやすい)餌を好む傾向があるので、移動距離を抑えながらある程度のアピール力で誘えることがメリットです。
使い方は、新芽に引っ掛けたらステイを織り交ぜ、軽くラインを揺らす程度のアクションでウィードをほぐしては、引っ掛けるを繰り返します。
ブレーバーは軽くロッドを揺らすだけでも、テールに付いている小さいシャッドテールがアクションし、それがボディにも伝わりルアー全体がアクションし続けます。
もちろん、フォール中も。
5月4日は唯一の苦戦した日でしたが、やっぱりブレーバーのネコリグが安定感抜群でした。
ブレーバーに掛かってきたウィードの新芽。これが生えている所が狙い目です。
もう一つの釣り方は、ブルスホッグ3インチのフリーリグです。
基本的な使い方は、ブレーバーと同じですが、特にバスの反応が良かった使い方を紹介します。
①ウィードに強く引っ掛かった状態でシェイクとステイで誘い、バイトを待つ。
②バイトが無かったら引っ掛かった状態をキープし、ロッドを倒しながらラインスラッグを取ります。
③ロッドを倒した状態から縦方向に強めに裁き、ウィードを切ります。
(この瞬間にブルスホッグのスリットインパドルが左右にパタパタと水をかきます)
④ロッドを縦方向に裁いて出来たラインスラッグで、フリーフォールさせます。
(フリーリグの特徴であるフワッと水中で漂うアクション)
⑤フォール中のラインを見てバイトに備えます。
この緩急の効いたアクションは、スローな誘いだけでは口を使わないバスもリアクションバイトしてきます。バイトは強烈で、フォール中にひったくっていくことが多いです。
この釣り方で60cmアップも釣りましたよ!ローライトだったのでライトグリパンピンクを使ったのも良かったですね。
これからの時期はウィードも伸びてくるので引っ掛けやすく、特にバスが好むエビモも増えると思いますので是非お試しください。
今回はブルスホッグ3インチでしたが、これからバスの活性も上がってくると、サイズ感やアピール力的にブルスホッグダディの方がより釣果を出せるかもしれませんね。
5月5日は前日の苦戦からローライトと良いエリアを見つけて、朝からコンスタントにブレーバー57(新色ミミッパノン)ネコリグとブルスホッグのフリーリグで釣果が出ました!トータル7本釣り、上から5本ウエイト10,550g
最終日は北湖へ行って、やはりブルスホッグのフリーリグでデカバスが連発しました。
今回の遠征2本目のロクマル62.5㎝(3,850g)も釣り、5本ウエイトは13,500gで遠征は無事に終了。
【タックル】
◇ブルスホッグ3インチ(フリーリグ)ライトグリパンピンク、ミミパール、モエビ
ROD:STEEZ C67MH-SV・STハリケーン
REEL:STEEZ LIMITED 1000HL
LINE:STEEZ フロロTypeモンスター14lb.
SINKER:バサーズワームシンカーTG フリリグSS 5,7g
HOOK:ライトニングストライク #1/0、2/0
◇ブレーバー57(ネコリグ)グリパンエビミソベリー、ミミッパノン、スカッパノン、K.O.シュリンプ
ROD:STEEZ SC S64L-SV・ST
REEL: LUVIAS LT2500-XH
LINE:STEEZフロロTypeフィネス4lb.
SINKER:バサーズワームシンカーTG ネイル1.8g
HOOK:ショットリグ#2
皆様こんにちはフィールドレポーターの山口諒也です。
先月、ブレーバー57の新色がリリースされました。
どれもいいカラーなのですが、中でもミミパールが好調です!
https://bottomup.info/news/20210403-2/
(詳しいカラーの説明はこちらをご覧下さい!)
ミミズとパールのツートンカラーが、アクションを加えるたびに色調変化します。
ナチュラルカラーなのにパールが水中で目を惹くので、代掻き(田んぼに水を入れる作業)の影響で水色が濁った状況でも、バスを引っ張ってきてくれます(^_-)-☆
そして、GAP JIGは3.5g・5.0g・7.0g・9.0gの全ウエイトがリリースされました。
カバージグタイプですが、個人的に好きな使い方としては・・・
ヴァラップスイマー3.3インチをトレーラーにした、“ コンパクトスイムジグ ”としても活用しており、実際よく釣れています^ ^
経験上、シャッドテールワームはアフターコンディションから効果的になるのですが・・・
産卵で体力を消耗したバスは食いが弱く、オフセットフックですとすっぽ抜けやすい。なので、口に収まりやすいコンパクトサイズかつフックがボディから露出しているジグと合わせる事でフッキング率を上げることができます。
動きもフルサイズのスイムジグ&4~5インチクラスのシャッドテールと違い、大振りではなくナチュラル。あまり強い動きを好まないアフタースポーンのバスにマッチします(^^)
(こちらは1月にキャッチしたバス)
また、低水温期でもやる気のあるバスを引っ張ってきてくれますので、オールシーズン活躍してくれるリグです(^^)
もちろん、トレーラーにホッグやポークをセットしてのカバー撃ちでも本領発揮(^^)
(ギャップジグにブルスホッグのコンビでのグッドサイズ)
ラインアイを立たせたことで移動距離を抑えて誘えることは、食い渋った状況に向いています。個人的にはブルスホッグ3インチとのコンビでカバーを撃って行くのが大好きです^ ^
横方向にスイミングさせても、カバーを撃つにも、ギャップジグひとつでこなせることは、特にタックルの限られるオカッパリにおいて重宝することです。
最後に、遠賀川にて川村さんとロケを行った動画が公開されました!
グッドサイズも飛び出してかなり見応えのある内容となっておりますので是非、ご覧下さい!
皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
3月下旬までは緊急事態宣言もあり、釣行を自粛していたのですっかり春めいてしまいましたね。
今回は、4月に2日間高滝湖へ釣行に行きましたので、ご紹介したいと思います。
まずは、4月18日高滝湖おかっぱり釣行。
4月も中旬、スポーンニングの個体も多くなっているだろうと思い、高滝湖ではこの時期定番の護岸に差してくるバスを狙ってみることに!
前日の大雨によりフィールドは濁っていたので、水を大きく動かせて尚且つスローに扱えるコスモ2.5gにブルスホッグ3インチをセットして釣り開始。
カラーは濁り具合を考慮し、膨張色の新色ミミパールとライトグリパンパールを選択!!
ショートキャストで護岸の切れ目より少し沖にキャストし、一度ボトムまでフォールさせてからフワフワさせるイメージでアクションさせると・・・
重たくなるようなバイトが出て、ナイスコンディションのバスをキャッチ出来ました!
雨が降ったことで普段水が流れていない側溝へ、産卵を終えた個体がミミズ等を捕食しに来ているであろうと・・・
ブレーバー57(テールカット)の1.3gジグヘッドワッキーをフォールさせてスローにアクションさせると、予想通り反応してくれました。
そして4月23日は、高滝湖オープントーナメントに参加しました。
先週のおかっぱりのイメージで、護岸に差してくる個体を狙いに絞り釣り開始。
バスは居るはずだが、人的プレッシャーが高いのか?スポーンを意識している魚なのでナーバスになっている為か、大き目なワームや水を大きく動かすルアーには反応なし。
であればと、タフな時最強のブレーバーマイクロ(BUミミズ)の1.8gダウンショットリグに変更。
スローなズル引きとステイを織り交ぜながら誘うと、ワンスポットから2投連続でキャッチ!
参加人数も93名、バッティングも多く、なるべくアングラーが居ない場所を探しながら同様の釣り方で2匹をキャッチ!1回入れ替えをして帰着となりました。
3匹、3,200g程で8位入賞。お立ち台まで数グラムでしたが、小さいバスを入れ替え出来なかったのが残念でした。
2位に入賞した方は、ブレーバーマイクロのダウンショットで4キロオーバー・・・
タフな時ほどブレーバーマイクロは頼りになるなと、再認識させられた大会でした。
久しぶりの高滝湖でも、魚の状況に合わせてボトムアップルアーを使い分けすると、まだまだ絞り出すことが出来ますね^―^
最後に、次回は最近ハマっている「コスモ2.5g+ブルスホッグ」の私なりの使い方をコラムにアップしたいと思います。
【使用タックル】
・ブレーバーマイクロ ダウンショットリグ
ロッド:デジーノ61ULR(オンリーワンカスタム)
ライン:サンライン シューター3.5lb
・ブレーバー57 ジグヘッドワッキーorネコリグ
ロッド:デジーノ63L(オンリーワンカスタム)
ライン:バリバス アブソルートAAA4lb.
・コスモ2.5g+ブルスホッグ3インチ
ロット:デジーノ65M(オンリーワンカスタム)
ライン:バリバス アブソルートAAA8lb.
フィールドレポーターの鈴木翔です。
今年も陸王ダービーが開幕しました!
今回は、昨年と大きく変わった部分が2点。
・フィールド組み合わせ(ブロック)
・競技期間が1ヶ月から2週間に
ホームフィールドの府中湖はBブロック(霞ヶ浦、北浦、五三川、旧吉野川、府中湖)に分類され、フィールドポテンシャル的にも今年はチャンス大!?
30分しか釣りできない日もありましたが、とにかく毎日釣りをすることで府中湖の“今”を捉えることを意識しました。
季節的に、最もキーになったのは“スポーニング(産卵)“。
陸王ダービー開始時は、第2陣スポーニング真っ盛り。
スポーニングに意識がいってしまった魚を釣るのは難しいので、この時の狙いはイチ早く産み終えた第1陣(3月下旬〜4月頭に産卵)のメスのアフタースポーン。
よって狙うエリアも、
①産卵を終えた魚がしばらく留まっている、スポーニングエリア周辺のストラクチャー(特に立木や垂直護岸のような縦のストラクチャー)
②回復途中の魚が回遊するボディウォーターの変化(岬やブレイクなど)
を重点的に釣っていきました。
➀ではホバスト、②ではブルスホッグのフリーリグにて早い段階で50クラスを2本キャッチ!
バックウォーターでも、夕方であれば数は少ないながらバスの姿も確認でき、サイトフィッシングで複数匹釣り50クラスを1本追加。
5日目で最低目標の3本150センチを達成できました。
ここからの入れ替えに苦戦・・・
1回目の週末(17、18日)は2日間、共に雨。
降水量が多く放流量も増えたため、本湖の水がよく動き、例年になく水色がクリアだった中・下流域はさらにクリアアップしました。
クリアアップしたことで、ワンド内の魚が消えるor居てもルアーをかなり見切る。ボディーウォーター絡みの魚のポジションはさらに沖へ・・・
ただし、一つだけ良くなったのは、第2陣が産卵を終え(完全に終えたのではなく、一旦落ち着いた)、またエサを食べるようになったこと。
前半で狙っていた②のエリアは、この状態の魚が増えました。
釣り方は変えずにブルスホッグのフリーリグで、49センチ→50.5センチに入れ替え成功!
それ以降は、48cm止まりで入れ替えサイズを釣ることができずに終了・・・
結果的に、今回ウエインした魚をキャッチしたルアーはホバスト&ブルスホッグでした。
まず、ホバストは大きく分けてエビ系or小魚系の2つ。
エビ系はM.P.S BIG。本湖のスポーニングエリア周辺でひとまず体力を回復させる為にエビを捕食している魚は、このリグ&ワームに反応が良かったです。
フックはホバーショット#2(リューギ)、M.P.S BIGのカラーは水色が綺麗だったので、“
KUWASE”一択!
1日だけ訪れた旧吉野川でも!
こちらはエビではなく、稚鮎喰いバスでしたが^^;
小魚系はフリッシュ(プロト)&スーパーホバリングフィッシュ。
ベイトフィッシュを追ってバックウォーターに遡上してきた魚には、やはりベイトフィッシュライクなワームが強し!
フリッシュのテールピロピロ感とナチュラルなロールは、すでにお気に入り(^^)/
2.5inchクラスのダウンサイジング版も欲しい所です。
そして、2本の50UPを連れてきてくれたのがブルスホッグ3inchのフリーリグ!
シンカーウエイトは、3.5g or 5.0g。
根掛かりしにくい上に、水中の沈みモノやブレイクの壁に引っ掛けた時に外しやすいのと、シンカーがゴリゴリとボトムに当たる音をなるべく小さくしたかったので基本は軽めの3.5g。飛距離優先の場合のみ5.0g。
シンカー形状は、ダイワのペアーリングとフリリグSS、リューギのビフテキシンカーを引っ掛かり感の違いで使い分けました。
そして、使い方はラインをボトムに沈めてからスローなズル引き。
ここぞ!という場所でワントゥイッチを入れ(1投に2、3回)、バイトさせます。
前述したように水色がクリアな下流域のバスはかなりルアー&ラインを見ていて、動かしすぎはNG。
1投に時間をかけ、一瞬だけ食わせのキッカケを作ってあげる、といった釣りでした。
ボトムでゆっくり動いているものが急にブルブル!と波動を出すと、バスも思わず…
ブルスホッグのスリットインパドルによる水押しは、魚にスイッチを入れる力が凄まじいと感じています。
ちなみに今回釣ったブルスホッグのカラーは“スジエビ”オンリー。
(スジエビ)
水色の影響もあり、晴れるとかなり深い所まで下がっており、7,8mレンジで50UPが釣れることも。
腹側は薄いシナモン系で水に馴染みつつも、ブルーラメと背中側の濃いスモークで暗いディープでも少し存在感を出せる当たりカラーでした(^^)
ウエインした4尾のうち3尾が下流域(1尾はバックウォーター)だったのですが、密かに1発B I Gが出るのではないか?と期待していたのは、中流域からバックウォーター1歩手前の川筋。
水色がクリアな下流域に比べ、こちらは例年通りの水色(ステイン〜ややマッディ)だったので、この時期得意としているジグヘッドワッキーリグで釣りやすい印象。
そして、スポーニングの進行具合も下流域より早いので、アフターのデカバスがタイミング良く見えないかな〜という運任せな部分もありましたが・・・
ジグヘッドワッキーリグのストレートワームは、ブレーバー5.7inch(テールカット)と5inchスリムヤマセンコーをマテリアルの硬さ違いで使い分けました。
基本、使用頻度が高いのはブレーバー5.7inch。
ジグヘッドのウエイトは、フォール主体の場合、0.6g 0.9g 1.3gの3ウエイトを風の強さ&狙う場所に対しての距離に合わせて。スイミング主体の場合は、0.6g〜2.2gを、動かし方(下記)&波動の強さ&スイミングスピードに合わせてローテーション。
動かし方も2通りあり、
❶ワームが“くの字”になって戻るの繰り返し(ロッドティップのシェイク幅大きめ)
❷ジグヘッドのヘッド(オモリ)部分だけが上下にヘコヘコし、ワームをあまり曲げずにロールさせるだけ(ロッドティップのシェイク幅小さめ)
❶は、ワーム全体で水を押すので波動が強く、スイミングで遠くから魚を寄せたり、濁っていたり荒れていたりして、よりアピールしたい時に多用。(1.3g〜2.2gのウエイト)
❷は、移動距離を抑えて一点で焦らして食わせるイメージ。“ナチュラルシャッド”や新色“ミミパール”などのツートンカラーを使うのも、明滅効果で焦らしやすそうといった理由。(0.6g~1.3gまでの軽めのウエイト)
※ウエイトは水深に合わせるというよりは、波動を強くしたい時、スイミングスピードを上げたい時に重くしています。リールの巻きスピードやラインスラックの出し方など、感覚的な部分は個人差があるので、ウエイトの選び方もあくまで参考までにm(_ _)m
(ナチュラルシャッド)
(ミミパール)
「もっとアピールが欲しいな、もっとスローにスイミングしたいな(=濁っている)」という場合のみ、ブレーバーより硬い(≒波動が強い)5inchスリムヤマセンコーを使用しています。
その他にもダウンショットやミドストなど、ライトリグ中心の展開となった今大会。
春のデカバスに狙いを絞るとなると、浮いている魚をメインに釣っていこうと思ってスタートしましたが、フィールドの状況や天候次第でディープ×ボトムの釣りもアリなんだ、というのは新たな発見!
そして、今思えばもっと視野を広く持たなければ…と反省点も多々。
次回は6月!
得意な時期でもあるので、1位目指して頑張ります^o^
皆様こんにちは。フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回のテーマはオカッパリ!!
最近は、オカッパリ強化月間な日々を過ごしています。
時間を見つけては、30分でもいいからフィールドに立つ!!下手は下手なりに最大限努力する!!これがここ最近の自分へのテーマです。
近年のオカッパリの感想を言うならば、「超絶難しい!!」
僕自身、オカッパリの経験も浅く、試行錯誤している毎日です。
年々難易度は上がっていて、簡単に巻いたり撃ったりのアプローチで釣れるほど甘くない。
妥協が許されない、そんなこの釣りに絶賛ハマり中です。(笑)
そして、改めてボトムアップルアーの「KOSMO」・「BREAVOR」を使いこんでみることにしました。
KOSMOといえば光大郎さんのこだわりが詰まったオールインワンスモラバ!!
・オープンウォーターのボトムズル引き
・中層シェイク「マイクロピッチシェイク」
・カバー撃ち
一言でいえば、これ一つで事足りてしまうそんなルアーなのです(^^♪
今回ヒットしたのは、KOSMO2.5g+トレーラーにM.P.S BIGを使用したマイクロピッチシェイクでした。
M.P.SBIGにした理由は、濁りが有り少しシルエットを大きくしたかったからです。2つのクビレがクッションの役割を果してくれるので、ギコチナイ僕のシェイクでもナチュラルな動きに変換してくれました(^^♪ 「食わないバスに口を使わせる」そんな最強ルアーですね。
ボトムアップYouTubeチャンネルにて動画公開中ですので、気になる方はチェックしてみて下さい。
「百聞は一見にしかず!!」僕もかなり見て勉強しました。
水中に張り出した大きな木の根元に、マイクロピッチシェイクでゆっくり落とし込んでいくと、シェイクの感覚が手元から消え、その瞬間のフッキング!!時間にしたら20秒ぐらい誘ったと思います。
今回は少しフッキングが遅くなったので、少し横にかかっていました。練習が必要ですね。
本当に頼りになるアイテムだということを再確認出来ました。KOSMOに助けられた(^^♪
「マイクロピッチシェイク」この精度で釣り込むことによって、絞り出せるバスがまだいることを改めて実感しました。今まで自分が何匹のバスを釣り残していたのか( ;∀;)
そして、もう一つのアイテムが「BREAVOR」スナッグレスネコリグです。
今回は、5.0サイズをメインに使用しました。「一般的には、5インチは大きくない?」
そんなコメントも頂きますが、全然問題ありません。
細身のボディでもあるし、下記釣果でも見てわかるように小さめのバスでも、問題なくバイトしてきます。
ボートでも使用頻度が高かったこのルアー。オカッパリでも、スナッグレス性能が高くストレスフリーでテンポ良く探っていける万能アイテムですね。
・ボトムズル引き
・スイミング
・カバー打ち
この汎用性の高さもBREAVORを僕が多用する最大の理由になります(^^♪
僕もしっかり、ブレーバーでバスをキャッチしています!!本当に頼りになる!!
カラーはBUミミズで、シンカーは1.3g。このバスはフォール中のバイトでした。
テールがフォール中もしっかりアクションしてくれるので、フォール中にも誘えます。
続いてこちらの釣果は、張り出したブッシュの沖側へ投げ、あたかもベイトがシェードを求めてブッシュに入ってくるようなイメージでアプローチをしたらのヒットでした。
そんなアプローチで2連発!!2投連続ヒットでした(^^♪
さて、ここまで2つのリグを紹介させて頂きましたが、共通点が!!
そうです。どちらもフォール中~ボトムまで、どのレンジでも攻略できてしまうということ。オカッパリのように道具に制約がある状況の中で、これだけ多彩なアプローチができる汎用性の高いルアーは、間違いなく一軍選手ですね!
今回の釣行の使い分けとしては、行きは「KOSMO」で足元のカバーを狙い、帰りは「BREAVOR」で沖目を誘っていく。こんな感じで使い分けていました。
勿論逆でもOK。SNSで「どんなベイトを演出しているのですか?」と聞かれましたが、例えるならば!!
・KOSMOは水中のブッシュにサスペンドしているエビ
・BREAVORはボトムのエサをついばむベイト
のイメージで僕はアクションさせています。
このようなに何をイメージするかは本当に大切ですよね!!
このイメージの釣りは、フィールドレポーターの石井一樹さんに教えてもらいました(^^)/「アングラーは想像力豊かじゃないと。」だそうです。(笑)
【タックルデータ】
ルアー:KOSMO2.5g「K.O.シュリンプ」+M.P.S BIG「KUWASE」
ルアー:BREAVOR50「BUミミズ」「カモフラシュリンプ」 (フック:N.S.S #2/0 ネイルシンカー:1.3g)
ロッド: ロードランナーNXS6100M
リール: SSエアー8.1
ライン: 山豊テグスアディクトフロロ12lb.
オカッパリ万能ルアーの「KOSMO」・「BREAVOR」を駆使して、皆様も釣行してみてはいかがでしょうか(^^)/ その際は、水中をイメージする事をお忘れなく!
こんにちは、川村です。
ビーブルの小型版「チビーブル」が入荷し、出荷を控えております。
一昨年、草深に手作りしてもらい、H-1グランプリ亀山湖戦で使い始めたのがきっかけ。
その大会では、リミットメイクに貢献してくれました。
使ってみて気づいたことは、ビーブルならではのスプリッターは、軽量&ミニサイズへの相性がことさら良いということです。
ミニスピナーベイトというと、サイズが小さいだけでなく、手元に伝わる振動も、スカートの揺れも微細です。
それがイイ状況はあるにしても、限定的。スピナーベイトとして、弱すぎると感じていました。
しかし、近年、中小型サイズ(ビーブルサイズ)でさえ、“大き過ぎる”と感じることが増えたのも事実。
昨今のタフフィールドに対応するハードベイトとして、小型版は欲しいところでした。
※草深手作りのチビーブル1stサンプル
で、スプリッターを搭載した小型版を試したところ、
・カリカリとした心地よい引き感で、ミニスピナーベイトにありがちなノー感じを完全解消。
・スカートも、これまたこれまでのミニサイズにはなく、ライブリーに躍動。
・1/4オンスという軽量はシャローレンジを引きやすくも、スプリッターが浮き上がりを抑え、レンジキープは容易。
小さいのに強さが出せ、使用感もいいとは、メリットしかない!!(*^^*)
開発にあたり、最初は0.6ミリ径ワイヤーを試しましたが、ちょっと伸びやす過ぎる。
フッキング時にも伸びている感触が分かり、パワーロスしているな、と。
ちなみに、オリジナルサイズと同じ0.8ミリ径では、小型化したブレードの抵抗ではタワミが弱く、いい「揺れ」が出ません。
0.7ミリ径が結論でした。
また、ブレードを小型化するにあたり、ダブルウィローのフロントブレードの回転角を変更しました。
ワイドな回転角にすることで、レスポンスと、リアブレードとの一体感も高めました。
草深が苦心していましたが、スプリッターに水受けを奪われる不利を完全に克服しました。
これらのことは、スロー映像で観ると一目瞭然です。
ブレードの回転に追従し、ワイヤーがしなっているのが分かります。
フロントブレードは高速回転し、リアブレードは力強く攪拌しています。
水平に近いナチュラルな姿勢で、フックは完全にスカートの中に隠れていますね!
そして、ヘッドを左右に振っていることも!これがスカートをナチュラルに揺らす原動力です。
パーフェクトだと思うのですが、いかがでしょう!?
[写真左:チビーブル(量産品) 写真右:草深手作りのチビーブル1stサンプル]
フックのサイズは、ノリが良く、大型が掛かっても安心の♯2/0。
最初は♯1/0で試作しましたが、実践では小さいと感じました。
1/4オンスゆえ、水深1m未満のドシャローを泳がせやすくなったことも、出しドコロのひとつ。
しかし、このサイズ感で3/8オンスも欲しい・・・
今後、ハイプレッシャーフィールドにおいては、このサイズ感が定番化するかもしれません。
※写真提供:アングリングバス
今月号のアングリングバスロケでも、霞オカッパリにてグッドサイズを連れてきてくれました。
ハードベイト縛りだったこのロケでは、プロトのジョリー(仮称)も活躍してくれましたよ!
誌面では、ハイプレッシャーフィールドでハードベイトを生かすノウハウを紹介しています(^_-)-☆
皆さんこんにちは。フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
今回は、自分がボートを駐艇している弁天マリーナのトーナメントで優勝することが出来ましたので、その釣行について記したいと思います。
大会が開催されたのは4/11(日)。
桜も散り、新芽が生え出し緑がかってきたタイミングです。
天候は晴れて風も弱く、釣りをするのには心地よい日並みでした。
バスの状態としては、プリスポーンとアフタースポーンが入り混じっているのではないか!?
と予測していました。
そして、以前も紹介したように、弁天マリーナのトーナメントは、W.B.S.・JBトーナメントなどで活躍されているプロアングラーの方々を始め、霞ヶ浦に精通したロコアングラーが集う大会であります。
皆さん、この時期にバスの居るエリアはしっかり把握していると思われ、エリアのバッティングは避けられないなと。
そして、トーナメントスタート!
すると、やはり皆さん、同じ方角へ!!!(笑)
大半の方が目指したのは、スポーニングエリアとして有名な流入河川でした。
デットスローで遡上して行き、目的地付近に到着した頃には、先を5艇以上が流していました(・。・;汗。
予想通りのハイプレッシャーエリア。
しかしバスが居るのは間違いないと、本命エリアのやや下流側から釣りを開始します。
すると、最近の霞水系は減水傾向ゆえ、本来バスがスポーニングベットを作るはずのシャロ―側は、水深5~10㎝ほどのスーパーシャロ―に。
バスの背びれが出てしまう程の浅さですから、当然バスの姿はありません。
そこで、一段深くなった外側を、スナッグレスネコリグ・ダウンショットリグ・スピナーベイトなどで探ってみるも、ノーバイト。
やがて、本命のストレッチへ。
ここも同様の釣り方で探って行きますが、ノーバイト。
「ヤバいなぁ~(・_・;)」と思いつつ・・・
そのまま上流へ流していくと、一見これまでと同じようなストレッチの中に、唯一岸沿いの水面を覆うカバーが点在していました。
パートナーと、「ここも水位がある時はいるんだよなぁ~」と話しつつ、その浅いカバーのインサイド側をブレーバーのスナッグレスネコリグで撃ってもらうと・・・なんと、待望のファーストフィッシュをGET!!
水深がなくても、カバーが覆いかぶさったスポットには、バスが隠れていたのです!!\(^o^)/
同様のエリアをラン&ガンすれば・・・とも考えましたが、自分が知る限りこの付近で同じような条件は、この短い50メートルほどのストレッチしかなく・・・(・。・;
仕方なくこのストレッチを往復する事に!!
すると、2往復目。
またしても、パートナーのブレーバースナッグレスネコリグにHIT!!
スゲーっ!!(笑)
あと、一本でリミットメイク。
そして、3往復目。
今度は、自分のブレーバースナッグレスネコリグにHIT!!
短いストレッチからの3連続HITにより、短時間でリミットメイクすることができました~!!\(^o^)/
「この釣り方、ヤバい!」と感心しつつも、小さいバスが1本いたので、入れ替えを狙います。
しかし、その後もバイトはあるものの、しっかり持っていかずキャッチにいたりません。
そうこうしているうちに帰着時間が近づいてきたので、戻りながらシャロ―を打っていくことに。
すると、アシに草が溜まって、マット状のカバーを形成しているスポットが。
そこへ、まずは自分がブレーバーのスナッグレスネコリグをキャスト!
しかし、反応はなく・・・
すぐさまバックシートからパートナーが、同じリグを同じカバーの中に入れると・・・なんと、それにHIT!
入れ替えのバスをキャッチしてくれました!!\(^o^)/
同じリグにも関わらず明らかな釣果の差が出たので、よくよく聞いてみると・・・
まず、ワームはどちらもブレーバー5.7インチ。
フックも同じで、N.S.Sフックパーフェクションの2/0(ハヤブサ)。
カラーは若干違いましたが、同じミミズ系のカラーでした。
唯一、違ったのは、ネイルシンカーのウェイト。
自分が2.2gで、パートナーは若干軽い1.8g。
たった0.4gの差ですが、釣果に差があったのも事実。
あらためて、シンカーウェイトの調整は大切なんだなぁ~と!!(・。・;
そして、いざ、ウェイインへ。
実は、この日、大潮が絡んでいて、条件は良かったのと、自分たち以外の人も魚を持ってきていたので、厳しいかなと思いましたが・・・
3,290gで、なんと、優勝することができました!!
もちろんMVPはパートナー!!サンキュー(笑)\(^o^)/
今までトーナメントという、競技の釣りをしていなかった自分でしたが、マリーナにお世話になるようになってから参戦するように・・・。
同じ駐艇場の方々に面倒を見ていただき、そして、参戦をする度にたくさんの刺激をもらって、今回初優勝できたのは、率直に嬉しい限りであります!!
また、ボトムアップに携わるようになって、最初に使い始めたアイテムがブレーバーの5.7インチ。
リリースから5年目になりますが、厳しさが増しているフィールドコンディションにおいても、釣り勝てる実力を証明してくれました!!\(^o^)/
スポーニング明けには、テールをカットしてのノーシンカーワッキーなど、よりスローフォールさせる釣法でも威力を発揮するワームです。
ぜひお試しください!!
そして直近では、オカッパリでもブレーバーは好調です!!\(^o^)/
それでは、今回はこの辺で失礼します