


こんにちは、川村です。
前回、マイクロピッチシェイクの遍歴について、その経緯から、M.P.Sに求めたアクションにつきましてもお話させていただきました。
今回は、アクション以外のこだわりにつきまして・・・
“マイクロピッチシェイク専用”とはいったものの、細かく震わせるシェイクが苦手な人もいます。
人それぞれ、シェイクの幅やリズムにクセもあるし、ロッドによっても異なるでしょう。
なので、究極のマイクロピッチアクションを発する一方で、使い手やタックルを選ばず、バスの好む動きを発してくれることにも留意しました。
そこで、テールの付け根付近にクビレを2カ所設けることに。
細かなシェイクでなくとも、クビレがクッション的にしなることで、柔らかな動きに変換してくれます。

ちなみに素材も柔らかな動きが出やすいよう、もっともソフトなものを選択しました。
そして、ヘッド部分にもクビレを設けているのですが、これはボディサイズ調整のため。
ハサミを使わずとも、クビレにツメを押し当てるだけでキレイにカットできます。
シビアな状況では、コンパクトにしたほうが食うと感じる経験から、こうしました。

そして、ボディに一か所だけ設けた太いリブは、スモラバに一発で真っすぐセットするための目安です。
一発で真っすぐセットできずに刺し直すと、グズッてズレやすくなりますからね!
もちろん、スモラバごとにフックサイズは異なるのであくまで目安ですが・・・あると違います。
刺す前にフックを当てがい、この太リブを基準に抜き位置に見当をつけるとうまくいきます。
センターラインとともに活用してくださいませ。

そして、ヘッドに設けた小さな突起、これは・・・?
ダウンショットリグなどでマスバリをチョン掛けしたときに、針先だけを2度刺しするためのもの。

チョン掛けだと、フックの軸上をワームが回転して横を向きやすい。
これが見た目にも不自然で、イヤなのです。
フックとワームは一直線上にいて欲しい!
一旦チョン掛けしたあとに針先だけ突起に刺すことで、カチッと固定され回転を防いでくれます!(^^)!

普通のチョン掛け:フックの軸上を自由に回転してしまいます。

2度刺し:針先が固定され、一直線上をキープします。
さて、このダウンショットが思惑以上に釣れる!
先日霞水系で行ったBITE 『ENLIGHT』のロケでも、こちらに気づいて橋下に逃げていったバスが2投連続でヒットしたり、見つけたときには距離が近すぎ、ダメモトで落としたら呆気なく食ったりと、スレバスキラーっぷりを発揮(*^^)v


水平姿勢での繊細で複雑なシェイキングアクションは、ダウンショットとの相性も抜群ですし、
フォール中のピリピリ微振動も効いていると思います。
逆手は、フォール中の微振動を生むだけでなく、フォールスピードにブレーキをかけることでサスペンドバスへのアピール力を高めてくれる効果もありますが、その反面、スピーディに落としたいときには無いほうがいい。
そんなときにはカットすればOK!
千切るのはカンタンですが、付けることはできませんからね(^^)
ちなみに、ENLIGHT 釣行は、12月の霞水系オカッパリとしては快心の展開でした。
公開は1月の予定ですが、詳細が分かり次第お伝えいたします。
最後にイベントのお礼を。
キャスティングつくば店でのイベントにお集まりいただいた皆さま、ありがとうございました!!
陸王奪還へのお祝いのお言葉とお品もいただき、地元の温かみを実感した次第です。
遅くまでおつき合いいただいたことにもお礼申し上げますm(__)m

今年も残り半月、今年はまだまだバスが元気です!
皆さまもよい釣りを(^^)/~~~

キャスティングつくば店でのイベントの前に寄った小貝川で45アップ!
陸王でも活躍した、パワーフィネスジグSS改&ピッグダディJr.のスイミングにて。
現状「シャッドクランク」は、本金型へ進むことができました。
切削サンプルでほぼ形状は決まっているのですが、最後は電極ボディ(金型のベースとなるもの)を手作業で、ボディラインや顔、エラなどの細かい部分を削って、理想の形状に調整してもらいました。

【シャッドクランク電極ボディ】
少しでもルアー性能アップに繋がることは、全て盛り込めました。
いよいよ来週には、本金型の1stボディが届く予定。届いたら早速フィールドへ行って、微調整をおこなおうと思います。今年は暖冬で、まだシャッドクランクでの釣果も期待出来そうなので楽しみです。
12/2(日)は、日頃ボートを駐艇している、タイフーンさんの忘年会トーナメントに参戦しました。
優勝すると、なんと次年度の駐艇料が無料に!!
レギュレーションは、3本リミット。近年の傾向として、優勝するには4キロぐらいは必要。
試合前日の朝に遠征から戻り、そのままランチングしてプラクティスを開始!!
そろそろ水温低下と共に、利根川の消波ブロック帯にバスが溜まるタイミングかと思い、一路小見川閘門を抜けて利根川下流域へGO!狙うは消波ブロック帯!!

【水温は12~14℃と例年より高め】

【水門を通過して利根川へ】
東関東道、津宮、51号、横利根川の消波ブロック帯を攻めてみますが、2バイトのみ。使ったルアーはM.P.S2.4インチをトレーラーにしたスモラバ!!


見える消波ブロック際に落として、細かいシェイクを繰り返し、ブロックを舐めるように探っていきます。ボートでのロッドアクションは、ラインスラッグを出した状態からラインを軽く張る、緩めるを連続的におこないます。
●ラインを張る=バイトや湖底状況を感じとり、ラインアイを上に向けることで根掛かりを軽減させる。
●ラインを緩める=ブロック帯の高低差にもラインを送り込み、舐めるようにトレースさせることと、スモラバを漂わせるため。
M.P.Sは、ボディ中央付近にある2連のクビレが、細かいマイクロピッチシェイクでなくともナチュラルな動きに変換してくれます。これからの厳寒期にはマストアイテムですね!!
プラクティスの結果、利根川の状況が芳しくなったので、試合当日は霞ヶ浦をチョイス。
この時期に吹くことが多い北風の影響を受けにくい、西浦エリアに直行してやり切る作戦でスタート!!
パートナーは、急な誘いにも関わらず来てくれたフィールドレポーターの佐藤さん。
当日デッキに並べたルアーは、
●ハリーシュリンプ3.0インチの5gダウンショット
●ブレーバー3.5インチ(プロト)3.5gダウンショット
●スピンフィネスジグ1.8g+MPS
●カバージグSS8g+ピックダディー
●スティーズシャッド60SP-SR
●ラトリンログ
以上の6本。


狙うポイントは、リップラップとハードボトムのブレイク。そして、流入河川を狙ってみました。土浦新港横の境川のカバーで、早々にジグでバイトしてきましたがバラシ・・・
朝タックルを準備しながら、光大郎くんが陸王で使って勝った、「パワーフィネスジグSS+ピックダディーJr.」の方がコンパクトで、この時期のバスには良いと分かっていたのですが、小さいポークが無く、嫌な予感は的中でした(泣)
その後も、リップラップを中心に巻きまくりましたがノーバイト。
試合終了まで1時間を切り、ここまでリップラップで巻いてもバイトがないので、冷え込みで石の隙間に隠れているのかと閃き、パートナーの佐藤さんに穴打ちのお願いをしたところ、いきなり1投目からバイト!!

【イキナリ1投目でキャッチ!カラーはライトグリパンピンク】
帰着時間を考えると、あと10分ぐらいしかない・・・良さそうな石の隙間だけに絞り、アップテンポにボートを進めながらピッチングを繰り返していると・・・2匹目がバイト!!
そして、帰着時間になってしまいました。

【2匹でウエイイン】
恐らくバスは、冷え込みにより、少しでも水の動きが少ない身を寄せられる場所に、隠れてジッとしている感じでした。石の隙間を狙うには、スナッグレスネコリグが一番ストレスなく攻めることができます。
フォール時にテールがアクションするブレーバーは、フォールバイトも期待でき、この釣りにはもってこいでした!!狭い隙間やラインが石に乗った状態でもフォールさせやすいように、少し重めの2.2gシンカーを入れて釣っていました。
今年は例年より水温が高く、まだまだシャローゲームでバスをキャッチできそうですね。
こんにちは、川村です。
すでに雑誌広告や動画にて公開しておりますが、12月上旬、M.P.S2.4inchなるフィネスワームをリリースさせていただきます。
キャッチコピーの『これで食わなければ、諦める。』は、自分の釣りにおける、この釣法およびM.P.Sの役割をストレートに表現したものです。
その釣法とはいわずもがな、“マイクロピッチシェイク”。
“細かく、高速に、一定のリズムでシェイクする”この誘いは、かれこれ20年以上やり込んでいる釣り方です。

中~高校時代には、T.DソルティスラッガーやG-3(チューブワーム)などのジグヘッドリグでしこたま釣りました。
スピニングタックルにジグヘッドは0.9~1.8gで、水門やクイなどのタテストラクチャーに落とし込んでは中層シェイク。
ハンドポワードワームのフラット面を下にしたり、チューブワームの中にジグヘッドを入れることで生まれるスパイラルフォールと、中層で水平姿勢になる浮力があり、細かなシェイクで美味しい動きを発する、釣れる条件を備えたセッティングでした。
スモラバが出てすぐに、スタッド4インチ(ボディは短くカット)との組み合わせに開眼!
やり始めた頃は、他のルアーは使う気すらおきないほど強烈に釣れました。
スモラバが浸透し初期反応ほどの釣れっぷりとはいかなくなってからも、最も信頼する食わせであることは揺るがず。

ベイトタックルを用い、カバーの隙間に落とし込む釣り方を見つけたのもこの頃でしたが、当時はベイトフィネスタックルもなかったので、まともにピッチングすらできず・・・
オーバーパワーながらも7フィートのロングロッドによるチョウチン(真上から垂らす)および、フリッピングでカバーを釣っていました。
タックルバランスの関係で、ラインも12ポンド、スモラバのウエイトも3.5gと、今よりもワンランク太く重かったですね。

沢山のバスを釣っていくうちに、どんなスモラバやワームがよく釣れるのか、といったノウハウも自然と蓄積されていきました。
スモラバは水平姿勢をキープするもので、ガード付きかつフック強度が十分なもの。
当時は上記の理由でオーバーパワーなロッドを使っていたこともあり、細軸だとフックが折れてバラすこともあったのです。

また、水平姿勢を保つ90度ラインアイでのガード付きモデルのスモラバが売っていなかったため、FINA(現ハヤブサ)の1/8オンスジグヘッドにピンバイスで穴を空け、ブラシガードを装着。
それにスカートを巻いたものを使っていたのですが、スミス社の細めで弾力のあるスカートのフレア感がよく、好みでした。
当時そこまでしてカバーにスモラバを突っ込んでいるアングラーはいなかったので、そのアドバンテージは相当なもの。


2004年のクリスマスイブに開催された、Basser誌の第1回オカッパリオールスターに勝ち、その釣り方が紹介されました。
あれからもう14年か~・・・(^-^;
ちなみに「マイクロピッチシェイク」は、オカッパリオールスター後のBasser取材時に、僕の細かなシェイクを見たライターさんが命名したのが始まりです。
さて、M.P.Sは、長年この釣りをやり込んできた自分の理想をカタチにしたワーム。
・細かく、超高速に震えること。
・複数のパーツが異なるリズムで震え合うことにより、複雑な視覚効果を持つこと。
・中層で水平姿勢を保つ低比重素材であること。
これらの特性は、動画を見ていただければ一目瞭然かと思いますが、上記の条件を備えたうえで、唯一無二の動きを発することも、スレ切ったバスを反応させる必須条件でした。
長年食わせのキリフダでありながら、この釣りが浸透するにしたがって効果は衰えていくことを実感していたのは正直なところ。
食いそうで食わない、紙一重のバスをも反応させるために、その差が実感できるレベルでの、至極のマイクロピッチアクションを発するワームを造るに至ったワケです。

自分のイメージをケミウッドで削り、シリコン型による手流しでファーストサンプルを作成。
見た目はチープながら、アクションはすでにスタッド4ボディカットを超える手応えを感じました。
昨年の冬の実釣取材で釣っているのを覚えている方もいるかもしれませんね!
そこから一年の間に仮金型によるサンプルが届くたびに修正点を洗い出し、完成度を高めていきました。
小さなボディの随所にこだわりが詰まっているのですが、その辺はまた後ほど・・・
今回はこんなところで失礼しますm(__)m
※『Basser』誌面データ提供つり人社さまより
皆様、こんにちは!フィールドレポーターの山口です。
前回のコラムに引き続き、ローカルトーナメント参戦記(後半戦)の模様をレポートしていきたいと思います。
11月上旬、ラトルズトーナメントが霞ヶ浦で開催されました!この前週にはBasserオールスタークラシック、さらに大会の前日には北浦でkota’sアメリカンドリームトーナメント(エリアは北浦~霞ヶ浦全域と広大です)が開催されており、いわゆる、大場所といわれるメジャーエリアは、フィッシングプレッシャーが相当に蓄積されていると感じました・・・。
しかし、11月初旬にしては水温が16~18℃とまだまだ高いこともあり、前日のプラクティスでは、ヴァラップスイマーをセットしたスイムジグで、シャローブッシュ周りをスイミングさせるパターンで好反応を得られており、水面直下のサブサーフェイスが熱い感じで、条件の良いシャローは生きていると思っておりました・・・。

綺麗な朝焼けの中、スタートが切られます!!
意気揚々と前日プラで反応のあったシャローカバーを釣っていきます!!っが、当日はパターンが崩壊(泣)一晩でシャローがクリアアップし、すっかり生命感が消えておりました。これが霞ヶ浦の恐ろしいところ・・・。
そこで、シャローから狙うレンジを変え、その沖目にある鉄杭をハリーシュリンプ3.0インチのヘビダンで釣ってみると、キロフィッシュをゲット!!
引き続き、沖目にあるストラクチャーを釣ってみますが、後が続かない・・・。
ちょっと深めのレンジにある沈みテトラに狙いをシフトし、なんとかキーパーを絞り出すことに成功!沈みテトラ帯を釣ったのは、やはりハリーシュリンプ3.0インチ!使用したのはスナッグレスネコリグ(2.2gネイルシンカー)。

ハリーシュリンプ3インチのヘビダンで釣ったキロオーバー!

写真上:2.2gネイルシンカーをインサートしたスナッグレスネコリグ。
(フックはFINA社製のN・S・Sパーフェクション♯1を使用)
写真下:5gシンカーのヘビーダウンショットリグ。
ハリーシュリンプ3.0インチに助けられ、2本の貴重なバスをウェイイン。1755gで4位という結果でした。
発売になったばかりのハリーシュリンプ3インチですが、まんまエビシルエットの一口サイズということもあり、タフになったときこそ本領を発揮してくれます!
今回釣った少し重めのネイルシンカーをインサート(今回は2.2gを使用)したスナッグレスネコリグは、素早いフォールのリアクション効果もあり、これから寒くなってくる時期には効果的です!テトラや石積みといった岩の隙間の一つ一つに落とし込んでいくイメージで釣ってみて下さい。
そして季節も若干進み、朝晩の冷え込みが厳しくなってきた11月中旬、K-1トーナメントのクラシック戦が霞ヶ浦は土浦新港で開催されました!!年間上位者のみが出場可能なクラシック戦ということで、私は年間3位でエントリー!

朝のミーティング風景。
防寒着を着込むほどの冷え込みに加え、北寄りの風も強い・・・。クラシック戦を迎えるにあたり、前日のプラクティスは気合を入れて霞ヶ浦に繰り出しました!
晩秋にかけて良くなるであろうエリアを駆け足でチェックしますが、ターンオーバーの影響からか、どこのエリアも水質が悪い。一方、土浦の流入河川の一つでもある桜川は、水質がクリアアップし、さらには水温が12℃台と、かなり季節が進んでいる状況・・・。
霞ヶ浦西浦~流入河川と、広範囲をチェックするも、あえなくノーバイト、ノーフィッシュの完全試合達成・・・。正直、何も見えていない状況で大会を迎えました・・・。

抽選により私は3番スタート!
霞ヶ浦本湖の水温が15~16℃台と、まだシャローにも可能性が残っている可能性も考えられます。さらに、強風の影響の少ないエリアということで、スタート地点付近の小規模流入河川から釣りをスタートします!!
流入河川の水温は13℃台後半と、霞ヶ浦本湖よりは若干低い。水質も濁り気味なことから、シャローカバーにバスは付いているはずだと、とにかくシャローを丁寧に釣っていきます。
流入河川の河口部から橋一本目までのアシ、竹のオーバーハング、レイダウンなどを攻めますがノーバイト・・・。橋を超え、両岸が斜め護岸になり、全体水深も浅くなってきます。斜め護岸に覆い被さる形でベジテーションカバー(草)が現れ、その草のエッジにキャストしたラバージグになにやら違和感・・・。最初は草に引っ掛かったと思い、ルアーをゆっくりピックアップするとバスがルアーを咥えたまま水面まで!!急いでフッキングするもスッポ抜けます・・・。
貴重なファーストバイトを逃し、かなり落胆しましたが、魚は絶対に居ると確信出来ました。バイトがあったのは川の流れに対してベジテーションカバーの下流側、おそらくバスは流れを嫌っているだろうと・・・。
一通りストレッチを流し、今度は対岸側を上流から下流に向けて釣っていきます。付近に水門が絡むベジテーションカバーで、唐突にラインが走ります。今度はがっちりとフッキングが決まり、キロオーバーをゲット!!さらに、数十メートル流したところで、やはりベジテーション周りでラインが走ります!!2本目はあきらかにデカい!!なんとかハンドランディングをした魚は、痩せたコンディションでしたが1400gオーバーとグッドサイズ!
僅かな時間でキロオーバーを2本ゲットと、ベジテーション(草)パターンを確信します!但し、釣った2本ともハッキリとしたバイトがまったく無く、ルアーが着底した後、ゆっくりとラインが走るだけで、集中していないと貴重なバイトを見逃してしまいそうな感じ・・・。釣っているのが狭いエリアなので、時間を置きながらキーストレッチを何回も流し直すと、またもやラインがゆっくりと走るバイト!しかし、スッポ抜けのミスバイト・・・。
なかなかリミットメイクとなる3本目が釣れない苦しい時間が続きましたが、時刻も11時過ぎとなり、水温も徐々に上がってきたタイミングで、ブッシュが絡む小規模なゴミ溜まりで3本目がヒット!!1本目、2本目よりもサイズは小さかったのですが、とりあえずリミットメイクで一安心!
暖かくなったタイミングもあり、吹いていた風も一瞬止んだ瞬間、やはりベジテーションのエッジで今日一のビッグバイト!!1500gはありそうな魚でしたが、やり取りの最中で痛恨のバラシ・・・。優勝とビッグフィッシュ賞がチラつきましたが・・・(泣)
その後はチャンスが訪れることなく、帰着となりました・・・。ウェイインすると、周りもチラホラと釣れている様子。なかには短時間で瞬く間に3本釣った人も居るとか・・・。正直、負けたかなと思いましたが・・・

勝利が舞い込んで来ました!!副賞のバッテリーも嬉しい(笑)

私は3本で3,220gをウェイイン!
今シーズンのK-1トーナメントは上位入賞が一度もなく、あと一歩で年間優勝も逃すなど、どうしてもこのクラシック戦で結果を残したいと思っておりました。なにより、過去のK-1クラシック戦においても2位が最高と、自分の中でも殻を破れずにおりました・・・。今回の優勝で少しは自信に繋がったと思います。

今回のヒットルアー!!
プロズファクトリーのエキップストロンガー1/4ozブラックと、ポークは釣り吉ホルモンのピッグダディーJr.のブラウン!
結局、ウェイインした3本ともジグ&ポークでキャッチしました。狙った流入河川は濁りもキツく、ジグ&ポークによる水押しのアピールが効果的だったように感じます。ジグはラバーを数本間引き、コンパクトシルエットになるように短くカットしております。さらに、ファーストバイトをミスった後、ジグにはラトルも装着しました。音によるアピール力をプラスすることにより、濁りの中でルアーの存在感を少しでも際立たせようと現場でチューニングを施しました!
さて、今シーズンの霞ヶ浦は、いまだ水温が高めということもあり、まだシャローの釣りでも楽しめそうです!まだ納竿と言わずにフィールドに立ってみて下さい!これからの晩秋~初冬のフィールドを攻略するにあたり、私を含めた各コラムをご参考にしていただけると嬉しい限りです!皆様も是非、痺れる一匹を目指し、ボトムアップルアーを駆使してタフなフィールドコンディションを攻略してみて下さい!
こんにちは、川村です。
すでにSNSなどでご存知の方もいるかと思いますが、ルアーマガジン・陸王の決勝に挑んでまいりました。
決戦の舞台は、北浦・鰐川・外浪逆浦・常陸利根川。
対戦相手は、青木大介・木村健太・伊藤巧・・・強豪ぞろいすぎる(*_*;
直前2日間のプラクティスに臨むにあたり、草深さんと参戦したアメドリで得た感触が、新たな視点でバスを見つけるきっかけとなりました。
それは、ボトムが見えるほどのドシャローがまだ生きているということ!
例年であればもう意識から外すシチュエーションですが、今年は冷え込みがなく、安定した気候が続いていることで、季節感が進んでいないのです。
かといって、沈みテトラのような水深のあるエリアでもバイトはあり、本湖・本流の水門からもグッドサイズの反応があり、流入河川にも警戒心MAXレベルながらグッドサイズがいる・・・
ようは“どこにでも可能性がある”状態なのです。
プラクティスでは、フックにキャップをかぶせて掛からないようにしているのですが、初日8バイト、2日目10バイト・・・これはハイシーズンばりのバイト数!
しかし、ラインテンションを張ると呆気なく離してしまうショートバイトが多く、これはバラしやすいぞ、と。
さらに今回、対策が必須と考えられたのが、土曜日が絡んでいることによるハイプレッシャー化。
そこで、プレッシャー対策として、とあるジグにチューニングを施したものと、バスが見慣れていないであろうトレーラーをこしらえていました。
思惑どおり、そのジグに対するバスの反応は良かったものの、ショートバイト対策として、トレーラーのセット方法にも一工夫することに。

このチューニングジグとトレーラーのセット方法は確かな効果がありましたので、誌面にてぜひチェックしていただきたいと思います。
さて、今年の陸王、初日の結果はSNSにて公表されたとおり、なんと4人が600g内にひしめく大混戦!こんな展開は初めてです。

ビッグフィッシュが出にくいことから、暫定トップの青木大介プロとの差は数字以上に大きく感じ、3連覇を狙うタクミもいい位置につけている。
キムケンは4本ながらウエイトは同等ということは、バスのサイズがいい!
そして僕は最後尾ですが、誰かは4~5キロを釣ってくると思っていただけに、胸をなでおろしたというのが正直なところ。
誰が勝つのか誰にも分からない状態で突入した最終日。
結果は、ルアーマガジン11月末売り号にてご覧いただきたいと思いますm(__)m
陸王の翌日に開催された『53PickUp!秋の陣』


【前日まで陸王で戦っていたキムケンも参加。ニーブーツを履いて拾いまくっていました。】
を挟んでの週明けからは、DAIWAの撮影にて霞水系へ。
来年リリースされるロッドとリールを使っての実釣です。
ロッドは2年前からテストしていたモデルなので、すでに使い込んだ感覚ですが、リールはちょっと投げたことがあるだけで、実践投入は初めて。
軽量リグが軽い力でよりスムーズに飛んでいくフィーリングに、確かな進化を感じました。
タックルの使用感はこの上ないのですが、肝心のバスがスッカラカン!?
苦戦しながらも、スモールラバージグSSにM.P.Sの必殺セッティングでなんとかグッドサイズを仕留められました。
困った時にはいつも助けてくれる、まさに最終手段です。


なんにせよ、例年であれば沈みテトラでライトリグといった冬の釣りがスタートする頃合いですが、今年の暖かさからして、まだもったいない感じかな?
もう少しシャローで楽しめそうな雰囲気を感じれた最近の釣行でした!!

【P.S.日暮れが早くなりました・・・】
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、AbemaTVさんのワールドチャレンジに、昨年のW.B.S.年間一位のタイトルホルダーとして出場させていただいております。
この試合は、合計8名が2グループに分かれてトーナメントを行い、最終的に優勝者が、2019年のバスマスターオープン戦にフルサポートで参戦できる大会です。
出場者は、タイトルホルダー5名と、メーカー推薦のファン投票で決まった2名、そして、一般応募で勝ちあがってきた1名の合計8名で優勝者を決めます。

私が出場したリーグAは、4人で予選4試合(霞ケ浦水系で2日間、琵琶湖で2日間)を行い、上位2名が決勝リーグへ進めます。
予選は、トップの成績で通過することができました!!
そこで、先週から放送されている、トップウェイトの結果を出すことができた、リーグA 2ndラウンド 琵琶湖(DAY2)にての釣り方を、紹介させていただきます。
琵琶湖に行くのは、ゴールデンウィーク以来で久しぶり。
9月中旬に行われた試合当日の状況は、直前に大型台風が琵琶湖を直撃・・・
ほとんどのウィードが根こそぎ吹き飛ばされている状況でした。
それでも、少なからずウィードが残っているエリアには、バスが多くストックされており、ハリーシュリンプ4インチのフリーリグで、7本ぐらいキャッチすることができました。

しかし、ウィードが残っているエリアが見つけ易いため、プレッシャーも高く、バスのコンディションもあまり良くなかったので、試合2日目は、初日の後半攻めた、沖にあるマンメイドストラクチャーをメインに戦いました。
今までウィードに隠れていたバス達が、無くなったことでナーバスになり、何かストラクチャーに寄り添いたいと思っているはずと・・・
その状況で、数少ないウィードに代わる隠れられる場所として、沖にある六本柱にバスが集まっているのではと考えました。
狙いは的中して、2日間で六本柱から15本ぐらいのバスを釣ることが出来ました。
試合中は増水傾向にあり、琵琶湖の最下流にある瀬田川の堰が全開放水で、そこそこの流れが発生していました。

ルアーは、私自身が琵琶湖でいつもメインにしている、ブレーバー5.7インチの1/16oz.ネコリグを使いました。
ゴールデンウィークのときも多用するリグで、プレッシャーが掛かり、ナーバスなバスを釣るには効果的です。
アプローチ方法も重要で、流れの当っている上流側にボートポジションをとり、各柱の裏側に出来る水のヨレに付いているバスを、狙う感じでリグを流し込みます。
ワイヤーが水中にも入っているので、柱の手前で一度着底させ、その後軽いシェイクをさせながらラインスラッグを出し、柱の裏側にブレーバーを運びました。
流れがあるので、常にブレーバーのテール部分が細かくバイブレーションするのも効果的でしたね。
この試合、リーグA 2ndラウンド 琵琶湖(DAY2)の模様は、期間限定でAbemaTVサイト内にて無料で視聴できますので、見逃した方や、もう一度ご覧になりたいという方は、下記のURLよりご視聴頂けます!
https://abema.tv/video/episode/323-24_s1_p4
タックル
ルアー:ブレーバー5.7インチ ネコリグ バサーズタングステンシンカー ネイル1/16oz.
ロッド:AIR EDGE 641L/ML-ST・E (ダイワ)
リール:STEEZ type-Ⅱ Hi-SPEED(ダイワ)
ライン:シューター5lb. リーダー8lb.(サンライン)

皆様、こんにちは!フィールドレポーターの山口です。
ご無沙汰しております。
前回のレポートから日が空いてしまいましたが、秋の霞ヶ浦で開催されましたローカルトーナメントに参戦してきましたので、その模様(前半戦)を振り返っていきたいと思います。
まずは土浦新港で開催されたK-1トーナメントの最終戦!
最終戦を迎えるにあたり、私の順位は暫定で3位
(※K-1トーナメントは全5戦の合計重量で年間ランキングが決定されます)。
1位と2位の方は、ボーターとノンボーターのペアなので同重量となり、実質は暫定で2番目のウェイトとなっておりました。
上位とのウェイト差は約1,500gと離されており、3本リミットのルールである以上、逆転するのには相当なビッグウェイトが必須な状況・・・。
しかしながら、3本で3キロを超えるウェイトを釣ってくれば、決して逆転が不可能な数字ではないので、気合を入れて本戦を迎えました。
秋に突入してからの霞ヶ浦は徐々に水温も下がってきており、バスにとっては適水温に!
そのタイミングから、スピナーベイトなどの横方向に動くルアーが好反応となっておりました。
但し、大会が開催される日曜日は他の大会も多数開催されるタイミングでもあり、バッティングやプレッシャーが気掛かりでした・・・。

朝のミーティング風景。大会当日は28艇、50名弱が参加となりました!
迎えた大会本番は、前々日、前日のプラクティス時の曇天 or 雨 & 強風からガラッと天気が変わり、晴れのうえに微風・・・。
加えて、前日にまとまって降った雨の影響を考慮し、流入河川系はパスし、本湖を中心に釣っていくプランでスタートしました!
プラで魚をキャッチ出来た石積みエリアを中心に釣っていきますが、朝からミスバイトのみで苦しい時間が続きます。
天候の影響からか、魚のやる気もイマイチな感じ・・・。
そこで、プラでは触っていないシャローエリアを釣ってみると、パートナーがシャッドテールワームのライトテキサスリグで、貴重なキーパーサイズを釣ります!
さらに、アシのポケットからルアーをピックアップすると、ガボッと水面バイト!!
しかし、しっかりとバイトしておらず、またもやミスバイト。
見えた魚体は大きかったのに・・・。
気分を変えて、再び石積みエリアへ移動!
朝のうちは他のボートも釣っていたエリアとなり、風も弱くタイミング的には厳しいかなと思いつつも、エリアをひたすら流していきます。
ちょうど石積みエリアのど真ん中ぐらいに差し掛かった時、私のシャッドテールワームのテキサスリグでミスバイト・・・(泣)
さらに、同じスポットでパートナーにもミスバイトが続き、用意してあったスピニングでのフィネスでフォローすると・・・あっさりとバイト!
2匹目のキーパーをライブウェルに納め、私がリグを作り直している最中にパートナーにキーパーがヒット!
なにやら群れに当たったようで、15分ぐらいの間に4バイト2フィッシュと、瞬く間にリミットの3本を達成!
その後は、霞ヶ浦の南岸浚渫にビッグフィッシュを求めてロングランしますが・・・
良いスポットには人、人、人と、既に叩かれた後でした・・・。

3本、1,690gで10位と撃沈・・・。
このウェイトでは逆転出来ず、年間ランキングも3位のままでフィニッシュとなりました・・・。
一方、優勝チームは流入河川でもある桜川で釣ってきたようで、3本のウェイトは2,770gとグッドウェイトでした。
一つの橋脚から10本近くのバスを釣ったそう・・・。
しかも、バックシートからブレーバー5.0インチ(ライトグリパンピンク)のスナッグレスネコリグが炸裂したとのこと!!

優勝の栗原氏(バックシートから釣りまくったようです)!
グリパンピンクは神カラーです!と語っていたのが印象的でした!
結局、降雨の影響を考慮して切り捨てた流入河川から優勝者が出ており、ビッグウェイトを狙うが故にエリア選択を外したことが敗因でした・・・。
残すは、年間上位者のみがエントリー可能なK-1トーナメントクラシック戦が11月中旬にありますので、年間1位を獲れなかったリベンジをクラシック戦で果たしたいと思います!
そして、10月になると毎週のように台風が連発・・・。
霞ヶ浦も台風による増水→水門開放による減水を繰り返しており、状況もころころと変わる中、ローカルトーナメントであるラトルズトーナメントが開催されました。
ラトルズトーナメントは地元、茨城の釣り仲間を中心としたフィッシングチームであり、小貝川上流域と霞ヶ浦でトーナメントを開催しております。
3月~12月の間に年間9戦を行うなど、試合数からみればB.A.S.S.エリートシリーズ並・・・(笑)
さて、トーナメント当日ですが、台風通過の影響で朝から強風となり、出船が不可能・・・。
とにかく、風が弱まるまで待ち、お昼前となったところでディレイ開催となりました。
帰着時間を16時までと遅くし、変則時間でトーナメントがスタート!!

若干、風が残る中、スタートとなりました!!
トーナメント時間が約5時間弱と短く、とにかく状況を把握する意味でも増水傾向にあるシャローのチェックからスタート(ちなみに前日は強風によりプラ無しです・・・)。
強風による底荒れからか、濁りがキツく、シャローは不発・・・。
時間も残り2時間を切ったところで、強風の影響を受けない矢板エリアのインサイドを釣ってみることに。
これが功を奏したのか、シャッドテールワームのライトテキサスリグでナイスキーパーを1匹、さらにヴァラップスイマーのウェイテッドフックセッティング(1/16oz)で、1,300gオーバーのキッカーフィッシュをゲット!!
その後はリミットメイクとなる3本目が中々釣れなかったのですが、目線を変える意味で、トップ系の釣りを試してみることに・・・。
矢板の内側に広がるシャローエリアを広範囲に釣る為に、トードバズをチョイスしてみました。
(トードバズとはアメリカで流行っているリグの一つで、ZBCのホーニートード等のバジンフロッグ系ワームを、スカートレスのバズベイトのヘッドにセットし、スキッピングを可能にしたセッティングとなります)
さらに閃きが働き、ホーニートードからヴァラップスイマーをセットし直し、早速釣ってみることに!
いきなりの実践投入となりましたが、ヴァラップスイマーをセットすることにより、とにかく遠投が効く!!トップに出そうな雰囲気もあり、僅か数投後にすぐに答えが返ってきました!!

トードバズならぬ『ヴァラップバズ』で釣った1本!!

写真上はヴァラップスイマーをセットした『ヴァラップバス』。
写真下はZBCのホーニートード。
バズベイトはゲーリーバズを使用(ジャンボバズではないオリジナルサイズの方)。
ヘッドまでワームを埋め込むことにより、フックポイントが後方に位置する為か、フッキングが良いように感じました。
『ヴァラップバズ』をさらに投げまくると、もう1本追加!
これは入れ替えならずでしたが、結局、短時間のうちに計4本のバスを釣ることに成功!
そのうち2本を釣ったヴァラップバスの釣りは、いきなりの実践投入にも関わらず結果が出たことに驚きでした!
トップのハイシーズンにもっと使い込んでみたいと思います。

ビッグフィッシュ賞となった1,360g!!
3本2,735gで2位という結果でした。
台風通過直後のタフコンディションでしたが、今回はヴァラップスイマーに助けられました!!
さて、次回はローカルトーナメントの後半戦をレポートしたいと思います!
K-1トーナメントクラシック戦も控えていますので、ここで良い報告が出来るように、ボトムアップルアーと共に頑張りたいと思います!
こんにちは、川村です。
11月に入り、いよいよ晩秋に突入!
防寒着もそろそろスタンバイですね。
まずは、先日開催された『Basser ALLSTAR CLASSIC』にて、
BOTTOMUPブースにお立ち寄りいただいた皆さま、
そして、BMCブースとBassCatブースでのトークショーに
お集まりいただいた皆さま、ありがとうございましたm(__)m


実は初日の朝からトラブル発生していまして・・・
ガチャポンに使うコインを、会社に置き忘れてきてしまったのです!
取りに戻る時間などなく、スタッフ一同青ざめました”(-“”-)”
同じガチャポンを使っているブースに
コインを借りるしか術はなく、スタッフが聞いて回ることに。
ガチャポンをやるブースは複数社あれど、
コインが違ったり、お金を入れるタイプであったり・・・
そんな中、フラッシュユニオンさんのコインが合致!
代表の藤木淳さんが「困った時はお互いさま」と、快くコインを貸し出してくれ、
おかげさまで無事スタートすることができたのです。
本当にありがとうございましたm(__)m
オールスターは、今年も凄い観客で大盛り上がり!
そして、ナイスウエイト続出、圧巻のビッグウエイトも出ただけに、
どんな釣りで釣ってきていたのか!?
Basser誌面が待ち遠しい!
そして11/3は、『kota`s American Dream』に参戦。
優勝したらアメリカのバスフィッシングツアーに招待してもらえるこの大会、
今年も草深さんのボートに乗せてもらいました。
朝から熱気ムンムン、100艇以上のボートがスタートを待つ景色にも昂ります!

北浦から一気に霞ケ浦へと走り、
ファーストエリアに到着したところで、あれ?ロッドが減っている!?
300馬力のボートが速すぎて涙が止まらないので目をつぶっていたのですが、
その間にシート横のロッドホルダーに刺しておいた
ロッドが飛ばされていました、しかも2本もΣ(゜д゜lll)ガーン
恐ろしや、バスボート・・・
とりあえず、草深さんにロッドを借りて・・・
最初に突っ込んだ水路はハズレに終わりましたが、
その日の状況を踏まえてのエリア選択は草深さんの真骨頂!
次に入ったのは、霞本湖のとあるシャローバンク。
アシが生える外側には、ゴロタ石が点在しているシチュエーションです。
ちょろっとブッシュが張り出していたその下へ、
モグラスピンモスチャター(5g)&ドライブスティック4.5(ボディは少しカット)を
スキッピング中、枝にサクッと刺さった瞬間に水面が盛り上がってミスバイト?
すぐ草深さんに「あの下に入れてください!」と言ったところで、
まさかの引っ掛かり中のチャターに「ガバッ」とバイト!
しかも、枝にフックが刺さっていたはずなのに、
どうやってかフッキングしてブッシュの下で暴れてる~!!
草深さんがボートを寄せて無事キャッチ・・・こんな釣れ方ってあるの?

その後はスピナーベイト(ビーブルプロト)を
アシのポケットに入れての巻き初めに引ったくり!
が・・・水面でビッグフィッシュがひるがえった瞬間にフックオフ・・・
「1500はあったね~」と草深さん。
もったいないけれど、このサイズがいるってことは、エリアとして悪くはない!

昨年のウイニングルアーである
ゼロワンジグ&エスケープツインのスイミングで1本追加し、リミットメイクまであと1本!!
しかし、今回はそこで打ち止め。
優勝した斉藤真也さん&大石智洋さんペアは、
沖の浚渫にて、3本/4380のビッグウエイトで圧勝!
ヒットルアーは、バイブレーション(TN60)と、
パワーホッグ3インチのヘビキャロとのことです。
そして、ビッグフィッシュ賞となった1600gオーバーを仕留めた兵頭宏耶さんは、
スイムジグのビークロールスイマーに、トレーラーはヴァラップスイマーをセットし、
北浦にある木枠沿いを泳がせて釣ったとのことです。
そして、例え釣れなくても楽しみがあるのがアメドリ!!
今年のジャンケン大会も、パワーポールやへリックス魚探、
他にもアメリカンな景品盛り沢山な太っ腹でしたよ!

【今回のヒットルアー達】
そしてその翌日は、キャスティング南柏店さんにて、カナモとトークショー!
お集まりいただいた皆さま、ありがとうございましたm(__)m
サイン&撮影に長時間お待たせした方も多く、
おつき合いいただいたことにも感謝申し上げます。

最後に・・・
来る11/11(日)には、霞ケ浦総合公園・文化体育館広場にて、
『53Pick Up! 秋の陣』が開催されます。
http://blog.livedoor.jp/mizubeblog/?p=3
バスアングラーがお金を払ってゴミを拾う行為は、
今後末永くバスフィッシングを続けられるためにも
意味があると思っていますし、気持ちが晴れる!
受付は9時より。
日頃霞水系でバスフィッシングを楽しんでいる
アングラーの皆さまのご参加、お待ちしておりますm(__)m
10/20、21W.B.S.クラシック、10/27、28バサーオールスタークラシックと
2週連続で霞ヶ浦水系でのトーナメントに参戦してきました。


まずはW.B.S.クラシックを。
朝の抽選でフライト順が決まり、4番スタートを引いたので、
これは!?と思い、この時期に爆発力がある、恋瀬川へ直行しました。
無事に一番乗りで到着。
一本目の橋の手前にあるアシ際からスタートしました。
ササ濁りの水色だったので、アピール力と水押しが強いカバージグSS 8gに
ポークを付けてのスイミングからはじめました。
浮きゴミが少ないところにはビーブルを投げ入れて、
カーブスローロールで攻めてみましたが、ノーバイト。

橋げたまで来たところで、沈み物と橋脚に狙いをシフトし、
ブレーバー5.7インチのスナッグレスネコリグチェンジ。
ショートバイトが1回あっただけで、水色自体は悪くないけれど、
生命感が全く感じられません。

ボートで攻められる最上流部鉄橋の橋げた付近まで来たら、
少しベイトフィッシュも水面でピチャピチャしていて、釣れそうな雰囲気。
まずは、ハードボトムにビーブルをキャストしながら近づき、
橋げたへキャストしたら、早速ヒット!
なかなかのコンディションのバスが水中で見えたので、
丁寧にファイトしましたが、いきなりポロッとフックオフ・・・

20分ぐらいの沈黙からビーブルで2匹目のヒット!!
こちらは速攻でランディング!!
少しサイズダウンはしましたが、とりあえずは1匹。
1匹目をバラすと、またバレないかとドキドキでしたが(笑)


その後、1時間ほどボートをステイさせずにグルグルと
橋脚を周りながら攻めましたがノーバイト。
恋瀬川を後にして、本湖の各所をランガンで狙っていきますが、
バイトの無い時間が続きました。
午後になり、西浦エリアに戻り、風が弱くなったタイミングで風表のリップラップへ、
ここでもビーブルを投げて、1投目にヒット!!

コンディションが良いバスが釣れ、さあ、これからっていうタイミングで爆風に・・・
もう少し風が吹かなければと、思いながら初日は終了。
2匹で1,775gと外してしまいました。
バスをキャッチ出来たビーブルは、
3つ目のブレード、”スプリッター“が特徴なスピナーベイトです。
このブレードが横揺れアクションを生み出し、
バスをバイトへ持ち込む要素を強く含んでいます。
それと、スプリッターにより移動距離を押さえられることで、
スピナベサイトで有効な、カーブスローローでもバスの口元へアプローチし易かったり、
濁った状況でもしっかりとバスにアピール出来たりします。
発売予定が遅れてしまっているビーブルですが、
来春には発売できるように進めておりますので、もう暫くお待ちください。

二日目も予報に反して風が強い状況だったので、
風裏で凪ぐタイミングを待ちつつ、釣りを開始。
一本目は桟橋にブレーバー5.7インチのネコリグでキャッチ。


お昼頃から風も弱くなり、浚渫跡に移動。
なかなかバイトも遠く、濁りもキツかったので、
普段多用しているハリーシュリンプ3インチのヘビキャロから、
フットボールジグに、ハリーシュリンプ4インチをセットしたリグにチェンジ。
数投し、いきなり来たのはビッグフィッシュ賞になった1,745gのバス。




ハリーシュリンプをトレーラーとして使用する理由は、
フットボールの最も得意とする、リアクションの釣りを強調するためです。
爪が細かくアクションするので、フォールスピードを殺さずに、
リアクションバイトを誘えるところが気に入ってトレーラーとして使ってます。
シルエットもはっきりさせるために、ブラックラバーに
ブラックテナガのコンビネーションで使いました。

タックル
○キャリラバ3/8oz. ハリーシュリンプ4インチ ブラックテナガ(テールカット)
ROD:ダイワ エアエッジ701MHB-ST
Reel: ダイワ ジリオンSVTW 1016XXHL
Line:シューター16lb
○ビーブル3/8oz.
ROD:ダイワ BLACK LABEL+ 661MRB-G
Reel: ダイワ STEEZ SV TW 1016SV-H
Line: サンライン シューター14lb.
TRAILER HOOK:ダイワ STEEZ WORM HOOK SS TRトレーラー #1
○ブレーバー5.7インチ スナッグネコリグ1/16oz.
ROD:ダイワSTEEZ WEREWOLF 661MFB-SV
REEL:ダイワ SS AIR 8.1L
LINE: サンライン シューター10lb.
SINKER:ダイワ バサーズタングステン ネイル1/16oz.
10/27、28に開催されました『バサーオールスタークラシック2018』では、
二日間多くの方々にご声援をいただきありがとうございました。
そして、ボトムアップブースにも
お越しいただきました皆様にも心より感謝いたします。
結果は出せませんでしたが、またこの舞台に強くなって、戻ってこれるように頑張ります。
これからもよろしくお願い致します。




こんにちは、諒也です。
最近は気温が下がり、晩秋を感じさせる冷え込み・・・ですが、
気温が下がってきてもまだ水温は15℃前後をキープしているため、
魚の動きは活発ですね(^^)
ここ最近の釣行、まずは10月14日(日)に遠賀川へ。
毎度週末の釣行が多いので、まずは魚のポジション確認から始めます。
まだ暖かいため浅場に力があるだろうと思い、
遠賀川水系の狭い河川からスタートしました。
思った以上に水はクリアアップしており、水深も浅いため、
魚が居るか居ないかがハッキリと分かるほどでした。

魚が居るとすれば、足元のエグレやカバーぐらいだろうと思い、
ハリーシュリンプ3インチのバックスライドセッティングで
テンポ良く撃ちながら、下流へと下って行きました。
以前のコラムで草深さんが紹介していた4インチのバックスライドセッティング同様、
3インチも体を左右に揺らしながら、脚を細かく震わせると同時に腕を開閉。
本物のエビの様にバックスライドします(^^)

フックは、ちょうど良い物がショップで見当たらなかったので、
ハヤブサさんのトレーラーフック♯1/0とダイワさんのトレーラーフック♯1を用意しました。
(フックには、ワームキーパー代わりにPEラインを巻いて、接着剤で固定させています。)
セッティングは4インチと同じ。
シンカーは0.9gを使用しています(^^♪
魚の居そうなカバーを丁寧に撃つも、結果はノーバイト(-_-;)
今度は上流に戻りながら、手巻きのスモラバ3.5g+M.P.S 2.4゛の組み合わせで
マイクロピッチシェイクをしながら釣り上がって行くと・・・2連発!!


改めて、夏場のように簡単に口を使ってくれるわけではなく、
居るけど口を使わないんだなと思いました。
この感じなら本流の上流域にあるカバーはどうだろうと思い、藪を漕いで向かいました。
すると、カバーの下には、テナガエビ、ゴリ、カワムツなど、バスのエサが沢山!
ここはスペシャルだと思い、カバーのポケットにスモラバを入れては、
マイクロピッチシェイクで誘うと・・・
飛び出してきたのは、ナイスコンディションのバスでした!

この日はまだ、シャローの釣りが生きている状態だという事が分かりました。
その一週間後の21日は、ロッドマンさん主催のボート大会に参戦しました。
プラクティスには、ボーターとしてペアを組むガイア君も僕も仕事のため出れず、ぶっつけ本番!
岸際に目をやるとまだ生命感を感じられたため、
カバー撃ちをメインに組み立てることに。
しかし、実際釣れていたのは、少し深いレンジだったようです・・・
競技時間の後半にガイア君が怒涛の3本キャッチをしてくれたお陰で、
19艇中7位で終えました。

さらに一週間後の28日。
一昨日から雨が降り、気温がガクッと下がりました。
秋の雨は、季節の進行を早めます(p_-)
岸際からはゴリやエビが消えているエリアもあり、晩秋の雰囲気。
それでも、シャロー勝負がなんとか成立する遠賀川ですので、
本流の上流域から見て回りましたが、水色はかなりクリアアップしてきました。
もちろん、クリアアップしたことにより魚は見えますが、でかいバスは賢く、
ライトリグによるサイトフィッシングでは、口を使わせる事が出来ませんでした。
なので、プラグによる高速巻きを試すと・・・

でっかいハスが釣れました。
上流に残っているでかい個体は、この様なエサを食べているのだろうな、と思い、
チャンスタイムである夕方に入り直すために一旦移動しました。
本流の上流にまだ魚がいるのであれば、
支流のシャローカバーもまだ魚が居るのでは?と思い、
スモールラバージグSS3.5g+M.P.Sの組み合わせで、
マイクロピッチシェイクをしながらシャローカバーをランガンすると、
アベレージサイズから小バスまでが9本!


その後は小休憩を挟み、夕方に本流の上流域へ入り直し。
クランクベイトのボトムノックにて一本掛けるも、
テトラ側へ勢い良く突っ込まれてブレイクさせてしまい、
その後は追加なく終了となりました。
魚の反応が刻々と変わる秋の釣りは、一年で一番難しい時期のような気がします(^_^;)
そんな秋の気難しい魚達からも反応が得られるM.P.Sは、
これからの強い味方になってくれそうです(^^♪

スモラバトレーラーだけでなく、
ダウンショットでの動きもいいので是非試してみてください(^^)/
それでは!
釣行のお話はここまでです(^^♪
最後に最近、気に入ったアイテムの紹介をさせてください(^^)/
季節問わず、釣り人の朝は早く、夕方は遅いと思います(^^♪
特に、「誰よりも釣りたい!」そう思う人の朝と夕は、
太陽が顔を出す前と隠した後なのではないでしょうか?
すると、早朝の準備と日没後の片づけタイムのトランクは真っ暗でやりづらいですよね?
そこで、便利アイテムのご紹介!
少し前に、ルアーマガジンさんにて川村さんが紹介していたアイテム「ルミヌードル」
実際に使ってみたところ、USB接続で簡単点灯!LEDなので明るい!
そして完全防水とのこと。

本当に便利なアイテムなので、重宝しております(^^♪
それでは、今回はここまでにします。
ハイシーズン、ラストスパートです!
皆さんも体調管理に気をつけて、楽しみましょう(^^)