COLUMNCOLUMN

HOME > COLUMN
sato 2018.02.14

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
今年の冬は、本当に寒いですね・・・(-_-;)

朝イチ、モーニングBITEを狙ってフィールドに出かけても、
小規模な河川や水路などは凍結していて、
ルアーを水中に投入するどころか、氷上スキッピングが出来てしまう~
なんてことも、しばしば・・・(゚Д゚;)。

ですので、水面が凍ってしまうような氷点下の日はゆっくりスタートで、
午後の部に集中しての釣りが、個人的にはおススメであります。

冬の季節、釣果をあげるのに一番重要なのは・・・、
使用するルアーのジャンルを絞り込み、
その中で自分自身が「このルアーだぁ!!」と、思えるルアーを見出し
“自信を持って 一日中やり通すこと”だと思っています。
自分としては、この3機種!!!

① 霞水系、元祖冬の定番 シャッドプラグ
とにかく、投げ倒す事で結果が出ます!!
冬は何回もルアーをトレースする事で、ようやく口を使ってくれるバスがいるからです。
また、シャッドルアーの中でも、
状況に応じてシャッドを使い分ける事でも釣果が変わってくるので、
タイプの異なるシャッドプラグを試す事もこの釣りの醍醐味であります。

②冬鉄板!? メタルバイブ
自身、語れる程メタルバイブは使い込んではおりませんが・・・
この冬、釣果をあげているルアーのひとつです。
障害物をタイトに狙う場合や、ショートディスタンスでのリフト&フォールで誘える場面でとても有効です!!
リフト時に掛かるバイトだけでなく
フォール時の、“コン”、と出るバイトを掛けていく釣りは、やみつきになります!!
こちらも、モデルによってフォールアクションや振動の強さなどアクションが異なりますので、
状況によって使い分けるのも楽しみのひとつですね!!

③ブレーバー5インチ
ブレーバーはとにかくオールマイティー。シーズン問わず釣らせてくれます !!
冬場は、スナッグレスネコ・ゼロダン(リーダーレスダウンショット)・ダウンショットリグなど、リグを変えることであらゆるシチュエーションに対応できます。
シャッドテールの効果も相まってか、冬場においても落ちパクBITEが圧倒的に多い!
バスの視界に入った瞬間に反応させてしまうリアクション効果が高いことを感じます。

今回使用のスタメンルアー

写真上段右側から
・スティーズシャッド54SP SR-S(ダイワ)
最近大活躍しているシャッドプラグ!!
ショートリップのSRモデルは水深1.5m位浅のエリアでとても有効で、
ボトムの堆積物を拾わずストレスなくトレースが可能です。
動きはとてもタイトで、波動も弱めですが、その分、喰わせ能力はズバ抜けています!!
無風~弱風時や、バスが浮き気味の際におススメです!

・スティーズシャッド54SP MR-S(ダイワ)
ミディアムリップのMRは、水深1.5m以深のエリアで使用します。
こちらもナチュラルなアクションとスイミング姿勢で喰わせ能力が高く、
他のルアーで反応が得られない時でも、バスを連れて来てくれる能力を感じます。

また、使用しているのはどちらも固定重心モデル(サイレント)ですが、飛距離は十分!

写真上段左側
・スーパーシャッド60SP(ベルズ)
霞水系において元祖的なシャッドプラグ
久しぶりに使ってみましたが、あらためていいですね!
体高のあるボディから繰り出されるウォブ&ロールとラトルサウンドはアピール力があり、ただ巻きで広範囲をチェックするのにうってつけ!
現在は廃盤ですが、中古屋さんでたまに売っているのを見かけますので、
霞のスタンダードシャッドを味わいたい方はぜひ(^^)

・TTMシャッド48F(アングラーズリパブリック)
こちらも廃盤モノですが、リップ先端にブラスボールが埋め込まれているアイディアルアー!個人的には、現役スタメン選手です(^^)
飛距離も出るし、ゆっくり引けて、ルアーの振動やボトムの感触を感じやすい。
冬の季節風が吹き荒れている時などに使用しています。

写真中央
レアリスシャッド59MR(デュオ)
高性能かつ、コストパフォーマンスにも優れたモデル。
キャスト時、マグネット重心移動が「スコン!」と利いて気持ちよく飛んでくれます。
タイトアクションで直進安定性も高く、ミディアム~ファストリトリーブで広範囲をチェックするのに最高のシャッドです。

写真下段右側から
・リトルマックス・5g(エバーグリーン)
国産メタルバイブの、元祖であり大定番。
先程のスーパーシャッドもそうですが、
元祖、スタンダードとなるルアーはやはり素晴らしい!
特にこの5gの強すぎないバイブレーションとスライドフォールのバランスは
オールマイティーに使え、とても完成度の高いメタルバイブです。

・オーバーライド・5g(OSP)
立ち上がりのレスポンスが良く、滞空時間の長いスライドフォールは圧倒的!
ショートキャストやバーチカルに使用しても、スライドフォールで散ってくれるので
周辺のバスにもアピールしてくれます。

・フルメタルソニック(フラッシュユニオン)
オーバーライドとは対照的に、タイトなバイブレーションでほぼストレートフォールします。
よって、“杭やブロックの穴などに対してタイトにフォールさせたい”なんて時に、うってつけ!
また、細かなバイブレーションはプレッシャーが高いエリアにおいてとても有効です。

ブレーバー5インチ 写真上から
【ダウンショットリグ】
ブレーバー5インチをハチマキ部分でカットして使用。これで、オフセットフックの#3番を組み合わせると、ワッキー掛けマーク部の肉盛りに丁度針先が隠れます。
スイベルは、糸よれ対策。スイベルからフックの長さは、20センチ~30センチ位にしておけば、
キャスティングにも対応可能です。フックからシンカー間のリーダーの長さはお好みで良いと思いますが、
自分としては、5センチ~20センチ位の間で調整しています。
シンカーウェイトは、3.5グラム~5グラム。
主に、杭などのストラクチャーで使用しています。

【スナッグレスネコリグ】
アシ・ガマ・ウッドブッシュ・杭・ハードストラクチャー(石積・消波ブロック)など、なんでもイケます!!フックは、N.S.Sフック1/0(ハヤブサ)に、
ネイルシンカーは寒い中での操作性を考慮して、比較的重めの2.2グラムをメインに使用しています。

【ゼロダン】
ゼロダンと、ブレーバーの愛称は抜群です!
ゼロダンのすり抜け性能と、ブレーバーの細身のシルエットによるすり抜け性能による相乗効果で、狭いカバーの隙間にもスルスルと入って行きます。また、すり抜け性能に優れることはワンランク軽いシンカーの使用を可能とします。自分は、5グラムのシンカーをメインで使用。フックは、今回オフセットタイプの#1/0を使用しましたが、#1番のサイズがベストであります。

最後に、
冬のバスのフィーディングタイム(活性が上がる時間)は、極めて短い時間です。

暖かい風などのプラス要因があるときは別ですが、
他の季節の様に、日中でもポロポロ釣れる、なんて事はほぼほぼ無く・・・(-_-;)

コラム前半では午後に集中の釣りをおススメしましたが・・・、
寒くとも、朝イチのフィーディングタイムはあります!!
凍っていなければ・・・の話ですが(-_-;)

逆に、釣れない時間帯は流行りの湖上カップラーメンを味わうのも、
冬のバス釣りの、醍醐味の一つでは、ないでしょうか!!(^▽^;)

これくらい、日が傾いてから連発する!!なんてことも、しばしば・・・(゚Д゚;)
この短い時間に最大限集中して釣りをすることが大切です。

スティーズシャッドで50㎝!!
夕方のフィーディングタイムに、確信のあるシャッドプラグを引き倒して、
今年初の、ビッグワンをキャッチする事が出来ました!!(^▽^;)

是非、皆さんも自分が確信を持てるルアーをやり通し、
冬の短いチャンスタイムをモノにしてください\(^o^)/

kawamura 2018.01.31

こんにちは、川村です。

最近は、千葉県にある豊英ダムと三島湖に通っています。
1年前から開発を進めてきたエビワームのテストと、パワーフィネスの練習も兼ねて・・・
両フィールドは、真冬であってもバンク撃ちが成立するのでうってつけなのです(^^)

【今年の初バスは練習中のパワーフィネスでした】

エビワームは釣れはしたものの、3.5gシンカーでのレスポンスに不満を感じたこと。
その他フックのホールド力からボディサイズの微調整など、シェイプの修正を完了しました。

名前も決まり、『Hurry Shrimp(ハリーシュリンプ)』 “慌て急ぐエビ”の意です。

ノーシンカーリグでは、手足をせわしく微振動させながらスローフォールします。
その様はまるでエビをポイッと放り投げたような・・・ゴールデンウィークあたりからラインが横走りするバイトが頻発することは間違いありません!

そして、「チョン」と跳ねさせればキックバック逃走。
この時にウチワのような尻尾で水をあおいで水を動かします。
自らも体感したギル系ワームの威力をうけ、水を強く押し動かすことを意識した結果です。

テキサスリグやリーダーレスダウンショット、ジグトレーラーでは、ウデからツメをハイピッチに微振動。
大振りなアクションにスレたバスも食ってくれるよう、強すぎない、ナチュラルアクションを狙いました。
派生リグとして、ベイトフィネスジグ(TIMCO)との組み合わせも気に入っています。

【ハリーシュリンプとベイトフィネスジグの組み合わせで釣った豊英バス】

そして、キャロライナリグもGood!
水平姿勢でのビリビリスイムに、リフトからフォールさせれば手足がピリピリ・・・草深さんのヘビキャロ用に3インチも試作せねば(^-^;

そのボディサイズ、ノーマル状態では4インチですが、
尻尾を切っても違和感のないシェイプにこだわりました。
状況に応じてのダウンサイジングはもちろん、先端が裂けてしまってからの再利用にもご活用いただけます。

早春のリリースに向け、あとはカラーラインナップとマテリアルの選定を残すのみ。
カラーはエビシェイプに合わせ、ブレーバーとはまた違ったラインナップにする予定です。

他にも、ロッド&リール誌で手作りプロトを公開したフィネスワーム『MPS(マイクロピッチシェイク)』と
スイムベイトも、仮金型で成型したサンプルが到着しました。
ともにまだ一発目なので修正箇所はありますが、それでもアクションは狙いに近く、好感触(^^)

  

他にはメタルバイブも削り出したりと、日々開発に憑りつかれています(^_^;)
動きやシェイプの微細なニュアンスや、性能面での天井を理解し納得できたりと、
自ら手を動かしているからこそ分かることは確かにあるのです。
だからこそ、自分でやらないと気が済まなくなってしまう(^_^;)

 

ついでに・・・といってはなんですが、BOTTOMUPカッティングステッカーをこしらえました。
カッティングステッカーもひと味違いますよ(^^)v
一般的な単色モノではなく、3色!

ベースは耐候性のある3M社製ながら、
ロゴの色をつけるために、その部分だけ色を付けられる他メーカーにしたという・・・
試作品を車に貼ってみたのですが、単色モノより断然映える!
カラーは写真のBOTTOMUP部分がホワイトの物とブラックの2種類になります。
3月のリリースを予定しておりますので、こちらもよろしければ是非!

では、今回はこんなところで失礼しますm(__)m

sato 2018.01.18

ちょっと遅くなりましたが・・・新年明けましておめでとうございます!
フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
本年もどうぞ宜しくお願い致します

さて、皆さんは今年の初バスはキャッチされましたでしょうか?
自分は年末年始休日の全てをバス釣りに費やしておりました(^-^;

まずは、年末。
毎年冬はシャッドプラグによる釣果が多いのですが、
今流行しているミノーのジャーキングに対する期待感と、
冬の鉄板、メタルバイブの釣りを練習することも目的でした。

いざ、霞水系へ!しかし・・・
期待していた、ミノー&シャッドの釣りは不発・・・(-_-;)、

釣果に繋がったのは、
ブレーバー5インチのスナッグレスネコとダウンショット、
そしてメタルバイブでした!

そして、元旦。
新年最初のフィールドは、茨城県の新利根川。
毎年元旦は、川村さん、草深さん、本田さん、オリキンさんを始め、
昔からの釣り仲間によるガチンコ勝負で新年スタートです(^▽^;)

そもそも、自分がメタルバイブを練習しようとしたのは、
冬の新利根川で有効になる釣り方であるから。

しかし、結果から言いますと・・・
自分は、元旦デコってしまいました~(ToT)

基本的には真っ直ぐな新利根川。
冬のバスが何処に溜まっているのか分からず、
上流に向かってラン&ガンをしたところ・・・
移動し過ぎてバッテリーが切れてエレキが動かなくなり、終了・・・ (゚Д゚;)

パドルの手漕ぎで帰路に着く事に・・・
途中、釣り仲間がバッテリーを持って、ビュイーンと助けに来てくれました!!
あの時、船で向かって来る小川さんの姿は、海猿ならぬ、湖猿?
ヒーローの登場に感じました(^▽^;)

自分はデコりましたが、釣りウマの皆さんはしっかり、釣られておりました!!
皆さん、メタルバイブでフィッシュ!!!

【左:優勝の折金さん、右:Bigフィッシュの本田さん】

流石です!!

特に、本田さんの48センチ・1900グラムのバスは、
元旦の初バスとしては最高ですね!!
羨まし~!!!(^▽^;)

【元旦釣行、夕食後の、1枚】
皆さん、バス釣りに対する情熱がハンパないです!!

その後2日目以降、自分は元旦のデコを挽回すべく、再び霞水系へ!!

待望の初バスを連れてきてくれたのは、メタルバイブでした!

この冬の霞水系は例年以上に冷え込みが進行している影響か、
バスのルアーへの追いが悪いと感じています。
シャッドへの反応がイマイチなので・・・

こうなると、ダウンショットやメタルバイブのような、高いリアクション効果をともないつつ、バスの目の前でじらせるルアーでないと食ってくれない。

今回使用したルアー

写真左 ブレーバー5インチ
・スナッグレスネコリグ
・ダウンショットリグ ※ 5インチの頭をカットしたもの。
写真右 メタルバイブ各種
・オーバーライド(7グラム)
・リアクションボム(5~7グラム)

メタルバイブは、瞬間的な強い動き&波動とスピーディなイレギュラーフォールでリアクションバイトの誘発に特化します。
特に、根掛かりから「ブリッ」と外れた直後のフォールはチャンス!

浅い霞水系では、5~7グラムと軽めのウェイトが使いやすく、
バイトも多いと感じます。

いっぽう、
ダウンショットの方はブレーバーのボディを短くカットして使っているのは
ショートバイト対策。
そして、軽いシンカーでもクイックな動きを出すためでもあります。

※頭を短くカットしただけのモノでも実用上は問題ありませんが、
見た目の美しさにもこだわる方は、川村さんが紹介しているのでご参考に

と、ここで今回はもうひとネタプラスして・・・

これらの冬に活躍するハードルアーを使用する上で、欠かせないアイテム、
『根掛かり回収機』について紹介させて頂きたいと思います。

根掛かり回収機のタイプは、大まかに分けてこの2種類。
写真上
①磯タモ用伸縮型ネット(5.4mのタイプ)のネットを外し、
ハイドアップ社製の、『cblm根掛かり回収ヘッド』を取り付け、
追加で、スナップスイベルを取り付けたモノ。

写真下
②ダイワ製ルアーキャッチャーを、犬散歩用のリードに付け替えたモノ。
(ヒモの回収を楽にするため)。

自分自身も、様々なタイプを、試して来ましたが・・・、
今はこの2タイプで落ち着いています。

使い分けとして・・・、
まず、石積み・消波ブロックのエリアでは、
間違いなく①の伸縮型の“棒タイプ”です。

石積み・消波ブロック引っ掛かってしまった時、

大概の場合、写真の様に針が引っ掛っているのではなく、
ルアーのボディー、もしくはラインが岩やテトラの隙間に挟まってしまっています。

ここで、鉛付き、落下タイプの回収機を投入しても・・・

ルアーにたどり着く前に、手前にある岩やブロックで、回収機が、
止まってしまうことが多発するのです。

最悪、回収機自体が挟まってしまう事も・・・。
自分も、これまで数個の回収機をロストしてまいりました(-_-;)

ですので、岩やテトラのエリアで根掛かりしてしまった場合は、

棒タイプをラインに沿って送り、ラインテンションを軽く緩めて、
写真のように反対側へラインを押し出してあげると、
挟まったルアーが外れてくれる事が多いです。

この際に、ノーマル状態で使用しても外れますが、
回収棒のヘッド部分を確実にルアー付近に送るために、
スナップを取り付け、そこにラインを通して送り込んでいるのです。

次に、水中の障害物にルアーが引っ掛かってしまった場合、
もしくは、バーチカル真下(真下)気味に、回収機を投入できる場合は、
②の鉛にチェーンが付いた、“落下型”のタイプです。

オカッパリならまだしも、
ボート釣りの場合、自分の立ち位置が常に動いてしまうため、
エレキを踏みながら、片手にロッド、片手に3~5メートルの回収棒を操るのは大変な事もしばしば・・・

単体のストラクチャーでの根掛かり、バーチカルに回収機を操作できる
場合は、こちらの落下型タイプをおススメします!(^^)!

このタイプは、回収機がルアーに到着したら、数回上下させるか、
シェイクさせると、チェーン部分がルアーに掛かり回収できる事が多いです。

新年早々、長文になってしまいましたが、
お付き合い頂きありがとうございます

是非、皆さんも根掛かりを恐れず、冬の釣りを満喫して見てください!!

kusabuka 2018.01.11

あけましておめでとうございます。
今年もフィールドで感じたことや開発中のルアーのこと、
そしてトーナメント結果などを書いていこうと思っています。
本年もよろしくお願い致します。

【ラトリンログで釣った昨年最後の霞ヶ浦バス】

霞ヶ浦では年末まではジャークベイトでコンスタントにバスがキャッチ出来ていました。
狙うポイントは「水面に飛び出している石積み」がキーになります。
近年、霞ヶ浦水系で増えたタイプの石積みと消波ブロックですね。
理由としては水面から飛び出しいる石積みは太陽の日差しで石が温められ、
水温も多少上がり易いように思えます。そんなことから冬の時期は水面から頭を出している石積み周りをメインに攻めるようにしています。
ベイトフィッシュが溜まっていれば、水中の見えないハードボトムやリップラップでも釣れる可能性はありますが、波風の影響を受け易いことからパスする事が多いです。

【12月のマリーナトーナメントで終了30分前に立て続けに釣った2本のバス。ルアーはRick Clunn STXジャークベイト】

さすがに年が変わり、1月になるといよいよ湖も最低水温へ突入します。
元旦に3時間ほどボートを出してみましたが、最低水温に近い4.5℃。
数箇所めぼしいエリアをまわってみましたが、生命感もなく終了(泣)
昨年も1月の水温4℃の風が当っているシャローでも釣っているのでチャンスはまだありますが、12月よりもタイミングがより重要になり、朝夕の数時間とシラウオやワカサギが溜まっているなど、スペシャルな状況を捉えないと難しいですね。

最近のジャークベイトブーム?で自分も色々とストックボックスをあさってみたり、海外通販で買ったりして色々試してみました。

その中でも、巷で話題のラトリンログを改めて使ってみると、ジャークベイトの中でもっとと言っていいほど、ジャークしても手前に寄り難く、短い移動距離でアクション&ポーズを繰り返す事が出来るルアーと再認識出来ました。このアクションは霞ヶ浦水系の少し濁った水色や低水温により、バイトするゾーンが狭い状況にマッチしているのだと思います。
もうひとつ釣果を出しているのがラッキーストライクの Rick Clunn STX ジャークベイトです。
こっちはログと比べると、軽い弱めのロッドワークでも左右へダートするタイプになります。
少し水が澄み気味な時やログよりも深いレンジを攻めるのに使っています。

【上からラトリンログ、STX ジャークベイト、SPRO Mc stick110(これはW.B.S.の平川プロから教えてもらったルアーでログっぽいアクションです。重心移動ウエイトなので飛距離を出せると聞いて購入。もう少し使い込んでみます。ラパラのリップストップジャークベイト。名前のとおりお尻に小さいリップが付いていて、ジャークした際にリップが水を受けてることで移動距離を抑えたアクションを生み出すようです。】

色々なルアーを試すのが個人的にも好きで、気になるものはとりあえず購入して泳がせています。それらのルアーを持って毎年、トーナメントがない冬はホームである霞ヶ浦水系を飛び出して、千葉のリザーバーなどへ足げく通い、次なる新しいルアーのヒントや閃きを大事にしています。

大変お待たせしていますハードルアーはアウトラインの形状も何度修正をしたのか分かりませんが(汗)、
いよいよ求める全てを兼ね備えた形状へ近づいてきたと思います。
そろそろ、次のサンプルが上がってくるので楽しみです!!
まだ、詳しくはお伝えできませんが
おかっぱりはもちろん、私がボートからでもメインとなる、今の日本のフィールドにマッチしたアクションとサイズ感を狙っています。
春先にはそのルアーを持って、バスからの反応を見たいと思う今日この頃です。

【初バスは2日の亀山湖でDEEP-X300 ドラッキング。サイズは大きくなかったですが嬉しい。 朝の冷え込みはマイナス3℃!!ハイデッキも凍っています。】

【パワーフィネスジグSSとブレーバーの頭をカットしたダウンショット2.7g。5インチと5.7インチを寸詰めして使ってます】

【6日は豊英湖へ。朝一はディープ狙いでブレーバーで2本掛けるがバラし・・・その後、シャローをパワーフィネスで攻めて、3本掛けて2本キャッチという・・・バラしまくりの一日でした。ディープはタックルから煮詰めなくてはいけないと反省】

kawamura 2017.12.31

こんにちは、川村です。

早いもので、この一年も大詰めを迎えました。
いろいろなことがありましたが、ホントあっという間。濃密な一年でした。
ボトムアップとしてリリースできたルアーはブレーバーのみでしたが、おかげさまでなんとか年を越せそうですm(__)m

現在ボトムアップで開発を進めているアイテムですが、
スピナーベイト『ビーブル』はブレードの最終サンプルが届き、狙いの性能が出ていることを確認。
OKを出せました。

それ以外にも、ソフトルアー×4、ハードベイト×2、ラバージグ・・・といった具合にけっこうあり、
これらの中には今年リリースする予定だったものも含まれますが(-_-;)
自分たちが「カンペキ!」と思えるまで突き詰めるとなると、計画通りにはスンナリといかないものでした。

来年にリリースされるルアー達は、そんな試練?をくぐり抜けてのモノですので、期待していてください(*^^)v

また、ルアー以外では、オカッパリバッグのサンプルがあがってきました。
フルクリップさんの新アイテム『INTAKE』を、ボトムアップ限定カラーにて。
要望の多かった、ひとまわり小さいバッグは、
ちょい釣りや、使うルアーが限られる冬のオカッパリにもピッタリ!

雨で濡れやすい上面に配置されたポケットには止水ファスナー。
このファスナーの色もフルクリップさんの特注品です。
ストラップの取り付け角度やバッグ背面の湾曲フォルムは、体へのフィット感を高めてくれます。
高さのあるしっかりとしたシェイプなので、ボックスやワームパケの納まりもGood!
ベルトの長さを瞬時に調整できるジェットグライド(フルクリップさん特許)が標準装備されていますので、
装着感の良さも最高です!

バッグに取り付けるポーチ『4ROOMS』も、
INTAKE BOTTOMUP LIMITED EDITION と同カラーにて生産いたします。
内装を硬質の仕切りで4室に分けることで、ルアー同士の針絡みを防ぎ、
ルアー交換をスピーディに行える便利アイテムです。

ともにリリースは2月頭を予定しておりますが、受注生産にて少量の出荷になる見込みですm(__)m

アングラーとしてのこの一年は、ありがたいことに多くの実釣取材をいただき、
過去最高にフィールドで過ごす日が多かった一年でした。
また、対決釣行も多かった!

・ルアーマガジン『陸王』予選
・19年ぶりに参戦した『W.B.Sグラチャン』
・釣りビジョン『IKUSA』
・AbemaTV『ビッグフィッシュバトル』

これらに負け知らずで進めたことで、
目標である『陸王』の奪還に向けていい流れであることを感じていました。
しかし、またも勝てず・・・
実力不足を痛いほど思い知らされた陸王決勝でした。

決勝がおこなわれる秋は特に、僕のカバー撃ちがメインのスタイルでは、もう絶対といっていいほど勝てない。
目に見えないボトムの変化にも明るくなり、考えうる可能性のすべてからベストな場所と釣り方を導き出して挑まないと。
今、霞でめっぽう強い草深さんがまさにそのスタイルです。
僕も沖の地形変化をまったく知らないわけではないのですが、その数や精度はたかが知れています。

魚探を駆使しての、目に見えない変化についているバスを岸から釣る。
オカッパリ勝負の世界も行き着くところまで来た感はありますが、勝つためにはこういったスキルが必要であることを理解しました。

正直、けっこう落ち込んでいたところに、草深さんから声をかけてもらった『アメリカンドリーム』。
この一戦を勝たせてもらったことで、気持ちはだいぶ晴れました。

自分の課題が浮き彫りになり、シーズン後半には釣りのスタイルを変化させるヒントも掴めました。
僕の釣りは勝負だけではありませんが、いついかなるときの釣行においても、今までよりも釣れる来年の自分でありたいです。

【今年最後の取材はロッド&リールさん。ブレーバーの5gダウンショットにて】

今年も一年、ボトムアップとしても川村光大郎としても、本当に多くの方に支えていだだきました。
この場を借りてお礼申し上げます。
皆さまにとりましても、来年もバスフィッシングが心から楽しめるいい一年になりますよう・・・
それでは、よい年をお迎えください!

【AbemaTVのビッグフィッシュバトル忘年会】

sato 2017.12.27

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
今年も、残りわずかとなりました・・・
今年を締めくくる、冬のビックバスを求めて・・・、
久々にバスボートを浮かべ、霞本湖に挑んでまいりました!

まずは冬の定番である石積みのストレッチへ。
シャッドプラグで、何回も、何回も、しつこくトレース!
しかしながら、ノーバイト”(-“”-)”

次に、消波ブロックが沈むエリアへ。
ここは、消波ブロックの上にブッシュが絡む有名なストレッチ。
立地条件は最高ですが、ブッシュはボートからもオカッパリからも撃たれます。

ここでは迷わず、ブレーバー5インチのスナッグレスネコリグを投入!!
しかし、ハイシーズンの様に、一投目からBITE!!・・・は無く。

しかし、
ここには、必ずバスが居ると信じて、何度もルアーを入れ直すと・・・

冬のグッドコンディションに出会える事が出来ました(^_^)v

ブレーバー5インチを丸呑み!ガッチリ、上顎フッキング!!(^▽^;)

この季節はショートバイトも多いですが、
コンディションの良いバスはしっかり吸い込んでくれる!!

また、掛けたバスはカバー(消波ブロック&ブッシュ)から確実に獲るためにも、ベイトタックルでのスナッグレスセッティングがおススメです。

冬のブレーバーおススメカラー

上から、
T207 ワカサギ
T206 スモーキンシャッド
T203 K.O.シュリンプ

冬は霞水系でもクリアウォーター気味になるため、
ナチュラル系のカラーがおススメです!!

特に、T207 ワカサギ・T206 スモーキンシャッドは、
シェイクするとシラウオの泳ぎにそっくりですYO!!

もちろん、オカッパリからでもブレーバー5インチのスナッグレスネコリグ
は、OK!!(^▽^;)

(ボートと同じエリアをオカッパリから)

ブレーバーの高いアピール力と張りのあるボディーの耐久性を活かし、
オカッパリからでも根掛りを恐れず、
カバー(石積み・消波ブロック・ブッシュ)攻略が可能です!(^^)!

また、シャッドパターンも健在!
粘り強くルアーをトレースする事で、バスが口を使ってくれます。

体に凍みる寒さが続きますが・・・(-_-;)
皆さんも、今年を締めくくる、思い出に残るバスを求めて、
是非、フィールドへ!!

最後に、
今年度より、ボトムアップのフィールドレポーターとして
沢山の方に、コラムを読んでいただいたことに感謝しております。
ありがとうございました

バサーオールスタークラシック2017、ボトムアップブース前でのトーク。
緊張の余り、頭真っ白・カチンコチンになった自分を、
友人が撮ってくれておりました(^-^;

来年も、
皆さんが釣りに行きたくなるような情報を発信していけたらと、
考えております。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します

honda 2017.12.20

こんにちは、Bottomup 本田です。
いや~ホント寒くなってきましたね、先日のカスミ流入河川では陽射しがあったにもかかわらず、
水温6度(・・;)今年の12月はドンドン水温が落ちていってしまう感じで、例年のような一旦8度くらいで落ち着くようなことがないという…
こうなると、すべてのお魚達にとっても厳しいようで、この時期シャッドなどを引いてると増える、コイ・ハクレンなどのスレ掛かりがほとんど無い状況。サカナが全体的にいつもより深場に入っている印象をうけますね
実際、釣り仲間たちの釣果を聞いても、メタルバイブなどでやや深めを攻めるのが優勢のようで、バイトが浅いせいかバラシも多いと…(オイラもバラシ病にたたられてます(>_<)) そんな中でも、先週同船させてもらったO氏は尾ビレがかっこいい美バスをキャッチ

(午後の時合いか、コイツはメタルバイブを丸呑みでした)

こういうキレイな魚体のバスに出会えることが、寒い時期ならではの醍醐味であり、寒さを耐えるなかでの「冬の楽しみ」となっています。
自分自身の記憶の中でも、思い出深い一匹は冬に多いですね。
以前、寒い時期になってもよく通っていた小貝川では、12月でも流れがけっこうある場所でこんなヤツがスピナーベイトに喰ってきました。

(SR-miniを丸呑みしたゴーマル君、キョーレツな引きだったな~)

一度も釣られたことがないのでは?と思える、傷ひとつないパーフェクトな魚体でした。
イチかゼロのゲームになることも多く厳しい冬ですが、「価値ある一匹」に出会える可能性はむしろ高いかもですね。この冬も、そんな一匹を狙うためにジャークベイトの練習をしたり、メタルバイブの引き感やフォーリングを細かく観察したりと、釣り場に立つ機会はハイシーズンと変わらなそうです(・・;)
フィールドでのあったかコーヒーやカップ麺も、冬ならではの楽しみであり格別の味になりますからね(^_^)

そして、インドアでも「冬の楽しみ」はありますよ
リールのメンテナンスやチューニング、ルアーのちょっとした改造やスモラバなどのスカートを自分の好みで巻いてみたりと…

(そんな経験が生きてる?、今はスピナベスカートを巻き巻き)

先日の釣行でリップを折ってしまった、最近カスミ界隈で話題のラトリンログ。
コイツも基盤リップで再生しようか、それとも… 
などと色々考えを巡らすのも、また楽しですかね

皆さんも是非「冬の楽しみ」を味わってくださ~い

kawamura 2017.12.11

こんにちは、川村です。
12月ともなれば晩秋という感覚はもう過ぎ去り、冬です。
いうまでもなく、釣るのが難しいシーズンに突入していくわけですが・・・
まだ“初冬”である12月は、一年でもっとも釣れなくなるシーズンの一歩手前。
まだ釣れます!

昨年も今頃のタイミングからメタルバイブの釣果が増えつつ、
ショートダウンショットリグとスナッグレスネコリグで釣っていました。

メタルバイブは近年、各社5g前後の小さく軽めのアイテムが増えたことで、
霞水系や野池のような水深の浅いフィールドやハイプレッシャーな状況での有効性が明らかに増しました。

【写真上:今年の元旦初バスもスピニングPEによるメタルバイブでした】

また、スピニングタックルにPEラインを組んでのタックルセッティングが浸透したことも大きく、
・皿池のようにロングキャストが求められる場面において軽くぶっ飛ぶ。
・リフト&フォールにおいて瞬時に動き出し、より持ち上がる。
・感度とフッキングパワーの伝達に優れる。
・引っ張り強度が強い。
これらすべてにおいて明らかなメリットがあり、
特に3.5g~5gのメタルバイブにおいてはもう他では代用できないほど。

PEラインは見やすい色のほうが絶対に良く、細いだけに視認性の悪いモノは本当に釣りにくい・・・
僕は旧PEパフォーマンス(イエロー)から、
今はモアザン8ブレイド(ライムグリーン)の0.8号を巻いています。
リーダーはハリス用の硬く高強度なもの。針絡みも軽減でき、絡んでもほどきやすい。
こちらはタフロンZαの1.5号を1mほど、FGノットで接続します。

【写真上:ロッドはスティーズキングボルトに、視認性に優れたPEラインの組み合わせ。
リールはハイギアのほうがリフト&フォール時のラインスラッグ処理がラクです】

ルアーはオーバーライド3.5~5gとブースト5~7gが個人的には実績十分。
また、先日スタッフ本田が購入していたリトルマックスの5gも美味しそうなアクションだったので、
この冬実践投入してみよう!

で、メタルバイブは瞬間的な動きや波動とスピード、
そしてフラッシングも伴って強制的に反応させてしまう効果に特化していますが、根掛かりがコワイ(>_<)
根掛かり回収機なくては成立しないといってもいいのですが、
ボートならまだしも、オカッパリだと回収機が届かないこともままあり、
どうしてもロストは覚悟のうえでの釣りとなってしまいます。

そこでおすすめなのが、ヘビーダウンショット!
メタルバイブほど引っ掛からず、根掛かりしても失うのはシンカーだけで済むことも多い。

先日土日に霞水系でロケをおこなった『ホリデーアングル9』でも、
アングラーが横一線に並ぶメジャーエリアで唯一有効な釣り方でした。
スピーディな動きでリアクション効果が高く、スレっからしの喰い渋りバスも喰っちゃいます!(*^^)v
誘い方にキモがあり、ぜひホリデーアングル9で観ていただきたいところ(速攻の1月リリース予定!)。

【写真上:ブレーバーのヘビダンのリアクションで釣ったバス】

タックルは、ベイトフィネスタックル(ショアコンペティション66Mプロト)に、
ラインは硬くて根ズレに強いスティーズフロロの10ポンド。
フックは細軸で、ナローゲイプかつ掛かりが深いD.A.Sオフセット(FINA)に、
シンカーは5~7gで、ブロックに挟まりにくいスリムタイプがベストです(バザーズTGスリム)。

で、もうひとつのキモはワーム。
ズバリ、ブレーバー57を4インチほどに短くしたものがドンピシャでした。

ブレーバー50ではなく、あえて57を短くしたもののナニがいいのかというと、
長さに対してボディはちょい太めでテールアクションも強め。
さらに、ズンドウボディを短くしすぎないことで、
しゃくった時にクローラー的なボディをクネらせる動きまで出る!
フォールとシャクったときの瞬間的なリアクション効果が高く、それでいて強すぎない。

ありそうでないシェイプながら無くてはならないので、
来年の冬前にはより煮詰めたうえで製品化したいな。
で、すぐに試してみたい方は、とりあえず短くカットするだけでも実践的にはOKですが、
僕は見た目的にちょっと・・・

カッターとハンダゴテがあればキレイに作れますので、こだわる方は写真を参考にどうぞ。
ヤケドにだけご注意いただいて、コツはくっつける断面を溶かしすぎないことです。
カッターを真上から押し付け真っすぐカットして、表面だけ均一に溶かして、すぐに真っすぐくっつける。
僕はさらにくっつけた断面の盛り上がりを馴らして、ハチマキっぽく処理しています。

【写真上:寸詰めするならカット断面を真っすぐに。
斜めになると仕上がりが曲がります。サイズ感はお好みで】

【写真上:緊張の瞬間。均等に溶かして素早く接着!】

【写真上:5.7インチと比較。この中途ハンパなサイズ感がGoodなのです】

冬の定番、消波ブロックの穴撃ちで釣れますよ~!!

そしてスナッグレスネコリグは、消波ブロックはもちろん、
沈みオダや沈船、ブッシュなど複雑で引っ掛かりやすい隙間撃ちに。
隙間に落としては乗り越えては落とし、軽く引っ掛かってはプリッと外してまた落とし込んで・・・
ラインスラッグ(ラインのたるみ)をいかしながら、ボトムやカバーを舐めるように誘ってきます。

こちらは先日リリースされた『陸魂6冬編』を見ていただければ、撃ちどころや誘い方など一目瞭然!
こちらも、小さな落差でもプリプリ誘ってくれるブレーバーがバイトチャンス多し、です。

今年のラストフィッシュ、よい締めくくりを~(^_-)-☆

【先日のホリデーアングル9撮影中にプロトスモラバで釣ったビッグバス!!】

sato 2017.12.06

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
冷たいビール&温かい鍋が最高に美味しい季節となって来ましたね!!

一方、バス釣りの方はというと・・・
忍耐が必要な季節となってまいりました(-_-;)

しかしながら、これからの寒いシーズンは釣れればデカイはず!!
と、モチベーションを維持している今日この頃であります(^-^;

先日、ここ数年冬になると通っている霞水系の流入河川へと出撃してまいりました。

数年前のように、冬でも、爆釣~(^▽^;)!!!
は、味わえなくなってしまいましたが・・・(-_-;)
まだまだ、シャッドルアーの効果を楽しめる、
河川であると、感じました。

この流入河川は上流に水路、下流に霞ヶ浦へ繋がる水門があり、
下流の水門の開閉によって水位が変動します。

これからの時期の主戦力は、なんといってもシャッドプラグ!
特に威力を発揮するのは、下流の水門を開き、流れが発生している時。
そこから減水し、アシやガマから出てきたバスが外側のブレイクに
ついている間も引き続きチャンスです。

冬に釣れるエリアは他の時期以上に限られますが、
シャッドプラグで釣るうえで重要視しているのは“底質”です。

フックが堆積物をあまり拾わない硬い感触のするエリアで、そこに障害物が沈んでいれば最高です!

その様な感触の良いスポットを見つけたら、
シャッドを何回も何回もしつこくトレースする事でようやく口を使ってくれるバスもけっこういます。

一方
霞ヶ浦本湖で狙うのは、石積みや消波ブロックが入っているエリアです!!(^▽^;)

【今年は、霞本湖のボートでの釣りがあまり出来ておらず・・・(-_-;)、昨年の同時期に釣った魚ではありますが・・・
寒くても、忍耐強く、シャッドルアーを投げ続ければ、
思わぬビックフィッシュに出会える季節でもあります!!

この石積み&消波ブロックエリアでもシャッドプラグは有効なのですが、
もうひとつ欠かせないのがスナッグレスネコリグ!!

これは数年前、オカッパリでシャッドプラグを使っていてあまりにもルアーをロストしてしまい凹んでいた時に、ふとスナッグレスネコリグを思い出して投げてみたところ、想像以上に引っ掛からず、
釣果も上がりました!!(^▽^;)

ネコリグだと、岩やブロックの隙間に挟まるのはネイルシンカーが装着されたワームのヘッド部分。

挟まる部分がワームゆえ硬くないためか、挟まったらまずはそのままほぐすようにシェイク。
それで外れなければピシッと瞬間的に弾き、最終的には斜め上方向にロッドを真っすぐ引っ張ると、
ズルっと抜けてくることが多いです。

使うワームはブレーバーオンリー!
岩やブロックを乗り越えた直後の落差の小さなフォールでも「ブルブルッ」と動いて
リアクション的に食わせられる。

「プリッ」と乗り越えた直後にラインをフリーにして、タイトに落とし込むのがコツです。

冬季のスタメンルアー達

上から
【Dシャッド60SP】
自分的にはキングof霞シャッド。
体高のあるフラットサイドシェイプが、ロールアクションと相まってチラチラと高アピール!オカッパリ、ボートを問わず活躍してくれます。
地元のオカッパリ釣り仲間も溺愛していて、
ただひたすらストップ&ゴーを繰り返し、釣りまくっております。
残念ながら、廃盤の様ですが・・・(-_-;)
中古品を、見つけたら、即バイトですYO!!

【ハイカットDR SP】
より深いレンジを、スロー&タイトに攻めたい時には迷わずコレ!!
強すぎないマグネット重心移動システムは、
あらゆるキャストでしっかり重心移動してくれるので投げやすい。
なお且つ、リトリーブ時はウエイトが半固定されることで、ボトムノックさせても安定して泳いでくれます。

【ダンクF】
最もスローに引けるシャッドです。
また、ラトル音もするため、多少濁りが入ったときや、
冬の季節風が吹き荒れている状況でもしっかりアピールしてくれます。

【ブレーバー5インチ/スナッグレスネコリグ】
結局のところ、今年一番釣っているのはブレーバーのスナッグレスネコリグ!喰い渋る時期なので5インチがいいですね。石積みや消波ブロックをアップヒル(深い側から浅い側に引いてくることで、引っ掛かりやすい)にトレースしても引っ掛かりにくいことも使う理由です。

ぜひ、みなさんも試してみてください!
長文にお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m 

kusabuka 2017.11.24

バスフィッシングにとっては本当に厳しい冬が間近かに迫ってきています。
朝夕の気温が一桁台になり、水温も日に日に落ちていくタイミングです。
11月よりも実は12月になると水温も10度ぐらいで安定することで場所も釣り方も絞り易く、
釣りやすいと自分は感じることが多いです。

でも、いつでも釣果を出したのが本音ですよね(笑)
この晩秋から初冬のタイミングで釣る秘訣みたいなお話をさせていただきます。

釣れるルアーもバラバラなのもこの時期の特徴です。さすがにトップは厳しいですけどね。。。

自分の中でどちらかと言うと数日前からの天候と
そして、その瞬間の状況判断が最も重要だと考えてます。
何が大事かと言うと、数日前からの天候や風向き、強さなどを確認しとくこと。
強風が当っていた風下エリアは水が濁っていることが考えられるのでパスするとか・・・
ハイシーズンであれば、そこまで気にしなくても釣果を出す事が出来るのですが
この時期から春先に関しては特にこの部分に注意してエリア選択を行います。

そして、細かい部分での重要な3つのキーワードがあります。
一つ目はベイトフィッシュの存在
例年であれば、川の河口部やボートドッグ周りでワカサギ釣りを楽しむ方々が沢山いるのに今年は皆無・・・
それが物語っているように肉眼でも魚探でもワカサギの影が全くみえません。
その代わりにシラウオが例年より多く、溜まっているところでは手ですくえるぐらい居ます。

二つ目のキーワードは照度変化
これはわかり易く、説明すると朝日が水面に差してくるタイミングと
夕方の太陽が沈むタイミングでベイトフィッシュが活発に動くことでバスとリンクしやすく、
フィーディングに入るバスが多くなるので釣りやすいですね。

最後、三つ目は水温上昇
これは特に晴れの日と言う事が前条件としてありますが
暖かい日差しで表水温からあたたまり、バスが杭などの縦ストラクチャーにサスペンドして、
狙い易く、活性も一時的に上がり釣りやすい状態になります。

以上の3つのキーワードを意識しながら釣りをすることでバイトチャンスが増えますよ。

安定して釣れているのがブレーバー5.7のスナッグレスネコリグ

【超メジャーエリアである、北利根川の横利根川との合流部。
夕方の照度変化のタイミングでガイド中にお客様がブレーバー5.7(T205グリパンチャート)のスナッグレスネコリグで49cm、2,100g】

【同じくガイド中に朝一番に連発で釣れたフィーディングバス。ヒットルアーはブレーバー5.7のスナッグレスネコリグとスイムジグ】

【夕方におかっぱりでブレーバー57新色BUミミズで釣ったバス】

【北浦のシャローハードボトムで夕方の1時間の間に5バイトで4本キャッチ。ルアーはTDバイブレーション】

【水温上昇したお昼のタイミングでフットボールジグにブレーバーをトレーラーにして釣った利根川バス】

【ヒットルアー】
釣ったとき全てで共通して言えること’ベイトフィッシュ‘が肉眼で確認できたり、気配を感じるエリアでしたよぉ!!


  • Facebook
  • Twitter
  • Youtube
  • Instagram
Pagetop