1988年2月23日生まれ
茨城県出身
皆様こんにちは!
フィールドレポーターの千葉陵平です。
冬から春へと季節が移り変わる3月ですが、今年は雪が積もる日も…。
しかし、水中は確実に春へと近づいていると感じます。
冬の間はバス釣りを休憩されている方も、そろそろ準備を始めてみてはいかがでしょうか(^^♪
さて、先日に津久井湖でビッグバスを釣ることができたので、詳細をレポートします。
津久井観光さんより出船したのですが、「今年はワカサギが少ない。でも生存しているワカサギは巨大化している。」という情報を聞いたので、パワーミドストがちょうどいいのでは?と、ヴァラップミノー(プロト)をメインにしました。
水温は9℃前後で、水質はやや濁り気味な状況。
そして朝から雪…。
車に乗せていたカイロを体中に貼り付けての釣行となりました(笑)。
朝はライブソナーの映像を見ても、すべての魚種が活性高く泳ぎ回っている印象。
しかし、なかなかバスからの反応を得ることができませんでした。
津久井湖は全体水深が深く、ディープへのアプローチはとても難しいです。
しかし経験上、必ずシャローに入ってくるタイミングがある。
ベイトや地形をチェックしながら良いエリアを見つけ、何度か入り直しました。
細かいシェイクのミドストで誘い続けると…ゴン!という明確なバイト。
54センチ2,815グラムのナイスバスをキャッチする事ができました!
水深10mからなだらかに浅くなる地形での場所で、
風向きが変わり、沖にいたベイトがシャロー側に寄せられたタイミングでのバイトでした。
岸側にボートポジションを取って、アップヒルで岸に追い込ませるようにアプローチしたのが良かったのかもしれません。
ものすごい雨だったので、動画は回せませんでした( ノД`)シクシク…
でも、雪や雨のなか頑張り続けて良かった!と思えると同時に、津久井湖のポテンシャルにも驚かされました。
ヴァラップミノーのフックセッティングを紹介します。
ブラシガード有:RYUGI ヴェスパG2 #1
ブラシガード無:KEITECH スーパーラウンドジグヘッド #1/0
この2つをカバーの有無で使い分け、ウエイトは1.3g~3.5gをベースに使用しています。
今回は3.5gをメインに使用しました。
理由は単純です。
・ベイトがいるレンジが深い
・ライブソナーで見つけたバスに対して、素早くルアーを送り込むことができる
そして、パワーミドストをする上でオススメのアイテムがこれ。
キャスト時の身切れ防止も軽減してくれるので、ミドストの釣りには欠かせなくなりそうです。
ヴァラップミノーは、5inというボディサイズと、スリットによる身をよじるようなロール
で魚を引っ張りつつ、細かくて強すぎないテールアクションで食わすことができる。
今の関東フィールドに合っているミノーシェイプだと感じます。
今年の発売を予定しているそうなので、お楽しみに!
【タックルデータ】
●ルアー ヴァラップミノー(プロト) 3.5gジグヘッドリグ
●ロッド スティーズ RC S65ML-SV(ダイワ)
●リール ルビアスLT2500S-XH(ダイワ)+
●ライン PEレジェンシラー0.8号(山豊テグス)+リーダー:フロロ1.75号
最後に、釣友から将監川での釣果報告をいただいたので紹介させてください。
ギャップジグ 5g+ギミー3.5インチにて!
着底後の巻き始めでのバイトだったそうです。
僕のSNS釣果を参考にしてくれたとのことで、とても嬉しい限り。
2025年初バス、おめでようございます(^^♪
最近の将監川の傾向だと、10時から12時ぐらいにかけての反応が良く。(朝は少し冷え込む時もあるので、それが和らいだくらいのタイミングが良いのかも!?)
水質が良い所と悪い所がはっきりしているので、良い水を探しながら釣りをすることが大切かと思います。
リズィーやビーブルなど、ハードベイトでの横方向の釣りを上手く交えながら、テンポよくフィールド全体をチェックしてみて下さい。
さぁ、いよいよシーズン到来。
今シーズンもバスフィッシングを楽しみましょう!
皆様とフィールドでお会いできるのを楽しみにしております。
皆様こんにちは!千葉陵平です。
明けましておめでとうございます!
2025年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回のコラムは、年末年始の釣行を振り返ります。
まず年末恒例の豊英湖釣行。
個人的に「冬こそハイシーズン!」そんなイメージのフィールドです。
沖を回遊するバスが増えるタイミングで、メインにした釣り方は魚探(ライブスコープ)を駆使したライブサイト。ルアーは、ヴァラップミノー(プロト)1.8gジグヘッドリグを使用しました。
ジグヘッドのウエイトは、狙うレンジに合わせて0.9g~3.5gぐらいまでを状況に合わせて使い分けます。
使用フックは、色々とお試し中ですが、今回はスーパーラウンドジグヘッド(KEITECH)#1 1.8gを使用しました。
この日は、出船して間もなく魚探に3m前後を高速で回遊するバスを発見してキャスト。
進行方向に投げ、アクションは控えめ(テールがひらひら動く)を意識して誘っていると…「ゴン!」
釣れたのは豊英らしいナイスバス。
サイズは53センチで、最高に堪らないバスでした(^^♪
冬でも、朝の活性は間違いなく高いです。
しかしこの日は、他に2回ミスがありました( ノД`)シクシク…
セッティングも煮詰めて再度、チャレンジしたいなと思っています!
そして、新年明けまして初釣りは戸面原ダムへ。
初釣りと、今回はじめて参加させていただくことになった『デビル会』へ。
あまり経験がないフィールドなので、ある程度エリアを絞る作戦にしました。
重要視した点は、北風を防げること。
戸面原ダムは複雑な地形をしているものの、風が吹き抜けるイメージがあるため、釣りのしやすさも考慮し、北風からプロテクトされるエリアを選びました。(具体的にはハウス下~キャンプ場付近)
水色は、数日前の雨の影響なのか、濁り気味。
ライトリグでは気づかないのではと、フットボールジグ(フットマスター11g)+ウルトラバイブスピードクローの、バタバタと動くハイアピール系で探っていきました。
通称「ゴミよけブイ」のエリアで魚探に目を向けると、岬の岩のエグレにバスがサスペンドしているのを映像で確認。
試しにフットボールでアプローチしてみると反応するも、食うまでには至らず…。
その場で深追いせずに川筋をチェック。帰りにまた同じポイントに目をやると、同じポジションにバスがサスペンドしていたので、再度アプローチ。
ルアーは、フットマスター14g+ブルスホッグダディ(ライトパンプキン・パープル&オリーブ)。ハイアピールなバタバタ系で反応が悪かったので、よりスピードを出して見切られないようなセッティングに変更しました。
すると、ファーストフォールに好反応でボトムまで追っかけていき、ボトムで2,3度跳ねさせたらラインが横にスーッ!
フルフッキングで合わせてキャッチしたバスは、50センチオーバー2200gのナイスな2025年初バスとなりました。
年末にボトムアップ事務所の水槽で川村さんと見たアクションを思い出して、1投目の事でした(^^♪
ルンルン♪でボートハウスに戻ると川村さんがいて、フィールドの情報交換。
川村さんは寒いと言いながらカップラーメンを食べていました。笑
試合当日。
もちろん、このパターンで優勝を目指しましたが、反応なくノーバイト。
しかも当日は、大会参加者の方とエリアのバッティング。笑
過去にこの周辺で、良い思いをしたことがあると話してくれました。
デビル会は、噂通り強者だらけで恐ろしい…。
10時過ぎて、バックアップのギミー2.4インチ(プロト)の3.5gダウンショットに切替えて、
水深7m前後のエリアをチェック。
着底して強めのアクションをいれるとバイト!
なんとか坊主逃れのバスをキャッチすることができました。
優勝は、光大郎さん!
ボトムアップ勢では、私が最下位でした…泣
色々なフィールドや各大会で活躍する強者揃いの大会。
特に大会後の解説は、目から鱗の連続!!
1人1人細かく説明してくれるので、釣りに対する理解度も上がり、最高に充実した2日間となりました。
この場で優勝できるぐらいの実力をつけれるよう、これからも日々修行に励みます。
フィールドにこそ気付きや閃きはあると思っていますので、冬の間もなるべくフィールドに通い、バスと向き合います!本当にバス釣りは楽しい(^^♪
こんな私ですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
【タックルデータ】
●ルアー ヴァラップミノー※プロト 1.8gジグヘッドリグ
●ロッド スティーズ RC S61L-SV(ダイワ)
●リール ルビアスLT2500-XH(ダイワ)+
●ライン PEレジェンシラー0.8号(山豊テグス)+リーダー フロロカーボン1.75号
●ルアー フットマスター14g(レイドジャパン)+ブルスホッグダディ
●ロッド スティーズ SC6111HSBキングバイパー(ダイワ)
●リール スティーズ1012SV-XHL(ダイワ)+
●ライン フロロバリュースター16lb. (山豊テグス)
皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回のコラムは、2024年に感じたことや思ったことについて、記したいと思います。
突然ですが、皆様は釣行の際に何か一つしかルアーを持っていけないとなった場合、何を持っていきますか。
私は真っ先に「スピナーベイト」と答えます。
選ぶ最大の理由としては、「アングラーの任意でレンジコントロールがしやすい」ということ。
巻くスピードも狙うレンジも意のままに、そしてブレードやラバーなどの複合要素も兼ね備えているため、集魚力も高い。
フィールド問わずに、活躍の場面が多いルアーだと思っています。
その中でも、今年はビーブルの優秀さを改めて感じました。
まず、他のスピナーベイトにはない「スプリッター」。
・スプリッターが発生させるヨコ揺れによる、スカートの動き。
・スプリッターの抵抗が、使い手に引き感を感じさせてくれる。 ※ノー感じになりにくい。
・巻いていてスプリッターの抵抗がルアーを浮き上がりづらくさせ、レンジキープしやすい。
食わせ能力も持ち合わせた、本当に扱いやすいスピナーベイトです。
そして今年参戦した大会の中でも、このビーブルが良い働きをしてくれました。
とても印象深く残っているのがH-1グランプリ第3戦の津久井湖。
ディープ優勢の状況で、どうやってビッグフィッシュを入れるか。そこで目に入ったのが水面に漂うアオコでした。
水中に張り出すブッシュとアオコが水面に絡むエリアにて、ビーブル1/2oz.TWの水面直下巻きでキャッチ。
奥行のあるカバーだったので、DWに比べると強い波動でバスを呼びやすいTW(タンデムウィロー)を使用しました。
この大会でビッグフィッシュとなった2590gのバスは、本当に嬉しい1匹!
ディープクランクのドラッキングでベースを揃えて、ビーブルでキッカーフィッシュをキャッチし、4位入賞。
今年一番興奮しました!
H-1グランプリに参戦して今年で2年目、なかなか結果がついてきませんでした。
しかし、一つの目標に掲げていたお立ち台という目標をクリアできたことは、素直に嬉しく思います。
そして、来年発売のビーブルシリーズの新製品「ベイビーブル」。
これも本当に楽しみなルアーです。
その名の通りサイズ感はミニサイズながらも、しっかり波動を感じることが出来る、ミニスピナーベイトの最終兵器といったところ。
実際に使用しましたが、そこにいるバスが根こそぎ釣れる印象。亀山ダムでは、先行者がいてもお構いなしに釣れ続けました。
来年6月頃の発売を予定しているとのことですので、発売の際は是非お願いいたします!
最後にもう一つ、今年衝撃を受けたスピナーベイトの使い方が、重たいオモリを付けるヘビーチューン。
魚探(ライブソナー)の進化により発展し、H-1グランプリのシーズン戦でも上位でよく聞く釣り方でしたが、いざやってみると本当に驚きでした!
写真のようなナス型オモリを追加して、高速でバスの目線にルアーを送り込むのですが・・・
川村さんがやっているスピナベサイトを沖やディープで行うイメージ。
まだまだ僕も模索中の釣りですが亀山ダムにて良いバスをキャッチして、やっとイメージができはじめたところです。
様々なタイプのスピナーベイトを試して練習しましたが、やはりビーブルでした。
最大の利点としては下記の2点。
・フォール時にスプリッターにナス型重りがしっかり固定され、フォール中のシンカー位置が同じになる為、フォールの軌道が毎回安定する。
・スプリッターのお陰で、結び目に重りが干渉しない為、ラインへの傷が入りにくい。
ベイビーブルのヘビーチューンも個人的に楽しみ!
練習を続けて、しっかり自分の武器にしていきたいと思います。
こんな感じで、今年はスピナーベイトの威力を改めて感じた1年でした。
来年以降も僕なりにH1グランプリに参加しながら「ハードベイトの有効性」を皆様にお伝えしていければなと思っております。
もちろんソフトベイトもしっかり使い込みつつ…笑。
2024年も残りわずかです。
今年関わりを持っていただけた皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。
2025年も全力でバスフィッシングと向き合い、コラムやSNS等を通じて皆様に有意義な情報を発信していけるよう努めてまいります。
皆様、良いお年をお迎えください。
フィールドレポーター 千葉陵平
【タックルデータ】
●ルアー Beeble(ビーブル)
●ロッド STEEZ SC C69M+ -ST【FIRE WOLF】(ダイワ)
●リール スティーズ SV TW 1016SV-SHL(ダイワ)
●ライン フロロバリュースター14lb. (山豊テグス)
●ルアー BabyBeeble(ベイビーブル)
●ロッド SWAGGER C66L-LM(ダイワ)
●リール STEEZ CT TW 700HL(ダイワ)
●ライン フロロバリュースター10b. (山豊テグス)
皆様こんにちは!フィールドレポーターの千葉陵平です。
8月も終盤ですが、今年の夏は本当に暑い…。
皆様も普段の生活はもちろん、釣行の際は熱中症に十分注意するようにして下さい。
さて、この夏も時間を見つけてはフィールドに通っています。
利根川水系の将監川は、水温が高くなったことで流れのよく効く場所が好調でした。
曇っていて、まだ涼しい朝の時間帯に、水通しの良い沖のストラクチャー際をバズベイトでチェックすると水面爆発!
グッドコンディションなバスが反応してくれました。
このバズベイトは、ボルケーノグリッパーに別のバズベイトのペラを移植したモノです。
将監川で手堅く魚に触れた釣り方は、テキサスリグ。
テキサスリグと言っても、今回はカバーを撃っていくのではなく、少し沖のブレイクやオダに付いているバスを狙う使い方です。
天候に合わせてテキサスリグとフリーリグを使い分けているのですが、使い分けとしては…
テキサスリグ:ハイライトで、水深のある所に沈んだ魚がボトムで反応する場合
フリーリグ:ローライトで、魚が少し浮いているような場合
この日はハイライトだった為、テキサスリグでボトムを中心に釣っていきました。
ルアーは、少し濁りが入った中でも見つけてもらいやすいよう、アピール力のあるブルスホッグダディ。
シンカーは、ボトムを取りやすく、テンポ良く誘える5g。
フックは、直接カバーの中に撃ち込む釣りではないので、フックポイントとアイの高低差が大きく掛かり重視のD.A.Sフック#3/0を使用しました。
適材適所で最善のフックを選ぶ事も重要な事です。
シンカーはストッパーでしっかり固定して使用します。
アクションは、砂煙を立てるぐらいのスピード感でボトムをズル引き、何か引っかかりを感じたら少し止める。この繰り返しで誘っていきます。
意外に将監川でこのポジションの魚をワームの釣りで狙う人は少ないのか、良い反応が得られました。
是非お試し下さい(^^)/
フィールドは変わって、津久井湖。
ライブソナーでバスがワカサギの群れを追いかけている映像が映ったので、プロトのミノーシェイプワーム(1.8gジグヘッド)のミドストでアプローチするとグッドコンディションのバスが連発!
シェイキングでテールが細かく動き、逃がしのアクションは逃げる小魚っぽく、ナチュラルなアクションは最高!
発売はしばらく先との事ですが、楽しみなルアーになっています(^^♪
現時点で、ミドストに使うジグヘッドは2種類を使い分けています。
【ロールアクション重視の場合】
カルティバ レンジローラー #1/0の1.8g
ヘッドが左右に倒れやすい高重心になっているので、ロールアクションさせやすいのが特徴。なかなか操作が難しい印象のミドストですが、このフックを使用すると簡単になります。
【ロールさせずにテールアクションで誘う場合】
デコイ バイオレンスジグヘッド #1/0の1.8g
シェイクリトリーブの使用時にルアーのバランスがとても取りやすい。
ボディは水平姿勢をキープさせた状態で、ロールさせずにテールだけピリピリ動かすイメージで使用します。
どちらも腹部に軽めのネイルシンカーを入れて、より水平姿勢に近づくよう調整しています。
セッティングに関しましては色々試して、発売までにはベストセッティングをお伝えできれば良いなと思っています。
最後にお礼と告知をさせてください。
少し前にはなりますが、自身初めてとなる店頭イベントに参加させていただきました。
キャスティング柏店にて行われた【BASS FEST 2024】
皆様とお話する事で、私自身の釣りに対するモチベーションUPにも繋がる、本当に有意義な時間でした。
この場をお借りして、お礼申し上げます。ありがとうございました。
そして6月には、こちらも自身初めてとなる動画撮影。
「月刊カスミ6月号」ということで、レンタルボートで新利根川を釣ってきました。
6月号ではありますが、釣り的には夏~秋にも多用する釣りではあるので、是非ご覧ください。
また機会があれば、全力で挑戦したいと思っています。
今後の月刊カスミもお楽しみに!
皆様もバス釣り楽しんでください(^^♪
【タックルデータ】
●ミノーシェイプワーム(プロト) 1.8gジグヘッド
ロッド:スティーズRC S61L-SV(ダイワ)
リール:ルビアスLT2500-XH(ダイワ)
ライン:PEレジェンシラー0.8号(山豊テグス)+リーダー フロロ1.5号
●ブルスホッグダディ5gテキサスリグ
ロッド:スティーズ SC6111HSBキングバイパー(ダイワ)
リール:スティーズ1012SV-XHL(ダイワ)
ライン:フロロバリュースター16lb. (山豊テグス)
皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回は、僕の得意なハードベイトの釣りを紹介したいと思います。
僕自身、ハードベイトの釣りが好きです!
やる気のある個体だけを狙って、広い範囲を手返しよく釣っていくイメージで釣りしています。
春先やスポーニングシーズンは、少し波動の弱いハードベイトに反応が良い傾向があります。
これは持論ですが、この時期のバスは捕食に対して、とてもセレクティブな印象で
ブリブリと激しく動くルアーには反応が無いのに、少し弱い波動のルアーには反応ある事が多々あります。
そんな時に使用するルアーが、艶めかしく柔らかいアクションのREAZZY(リズィー)です。
この春の将監川釣行では、ボトムに地形変化のあるエリアを中層タダ巻きで釣っていきました。
水平姿勢でナチュラルに泳ぐリズィーは、中層での食わせ能力も高いです。
沈みオダなど水中のストラクチャーに絡めて使うこともあるので、根掛かり対策としてL~MLクラスの柔らかめのロッドを使用する事で、障害物にラインが当たる違和感を感じとり、ルアーを浮かせて回避させます。
浮力はそこまで強いルアーではありませんが、これである程度は回避する事ができます。
また、浮上速度がわずかに速いリズィーアピールプラスを使用する事もオススメ。
それでも対応しきれないストラクチャーに対しては、カバークランキングに特化したクランクベイトを使用します。
最近のお気に入りは、COOBY Jr.(TEX)!
障害物にコンタクトした後のアクションレスポンスも良く、カバー周りでは重宝しています。
用途別にルアーを使い分けて、お試し頂ければと思います。
スポーニングも終わり、アフタースポーンの時期になるとJOLLY(ジョリー)の出番。
移動距離を抑えながらも高速回転するプロップが生む擦れ音でのアピールは、これからのアフタースポーン時期のバスにとても有効です。
僕がJOLLYを使う最大の理由は、障害物回避性能に優れているからです。
今までのシンキングスイッシャーでは、せっかく良いキャストが決まっても、枝に絡んで回収・・・
枝一本でさえ乗り越えることが難しく、ストレスを感じる場面が多々ありました。
ジョリーは垂直気味に設置されたリップが、カバー回避に威力を発揮しています。
恐れずカバーへ投げ込んでみて下さい。
オープンエリアでは、ペラの擦れ音がより強いステルスペッパー(ティムコ)などのダブルスイッシャーを使うことも。
クランクベイトと同様に、シンキングスイッシャーも状況に合わせて使い分けています。
釣友からも、ジョリーの釣果報告を頂いております!
ジョリーの表層巻きに好反応だったとの事です。
是非、お試しください(^^♪
【タックルデータ】
●ルアー REAZZY
JOLLY
COOBY Jr.
●ロッド SWAGGER C66L-LM(ダイワ)
●リール STEEZ CT TW 700HL(ダイワ)
●ライン フロロバリュースター12lb. (山豊テグス)
最後に、先日フィールドで遭遇した、普段からボトムアップルアーでよく釣っている柳葉さん(ギバちゃん)。
遠くから見ていて「釣りそうだなー」と思っていたらやっぱり釣ったのですが(笑)、そのヒットルアーは先日発売されたGimmy4.5の5.0gネコリグ。
雨の影響で濁りも酷い状況だったので、アピール力を上げる為に4.5インチのネコリグを使用したとの事でした。
セッティングを簡単に紹介します。
フックは、ヘビーガードタリズマン#2/0 or #3/0(RYUGI)。
ワームの身切れ防止のため、ネコストッパー(バスマーク)を使用。
ネイルシンカーは、アノストシンカー(ボアレス)の5.0g。
通常のネイルシンカーだと、シンカーが長い分、シンカーがワームを固定する部分も長くなり、柔らかいアクションが出にくい。
このシンカーであればシンカーの長さも短く、重心をワームの外側に置けるので、ギミーの柔らかな動きも損なわず、パワフルな波動を出すことができます。
「パワーネコリグ」、是非お試し頂きたいです。
いよいよ、本格的なシーズン到来となりました。
ボトムアップルアーでナイスバスをキャッチして下さい!(^^♪
皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
気付けば2月も終わり、3月に…。
「真似してみたい!参考になった!」そんな内容のコラムが書けるように、今年も頑張ります。
2024年の初釣りは1月4日から。
僕のバスフィッシングに、オフシーズンという言葉は存在しません。笑
今年の冬は沖の釣りを習得すべく、房総の豊英湖へ通い込みました。
魚探を駆使した沖の釣りは、現代のトーナメントを戦う上で欠かせない技術。
昨年トーナメント(H-1グランプリ)に参戦していて、その必要性を感じ、練習し始めました。
この準備中の星空は本当に綺麗☆
写真では伝わらないのが悔しいですが、何気ないこんな時間も好きだったりします(^^♪
メインにした釣りは、「ミドスト・ホバスト」。
中層を泳いでいるバスや、中層にサスペンドしているバスを狙う釣りです。
サカマタシャッドやラストエースなど、メーカー問わずに色々なワームを試していました。
1匹目を釣るまでは本当に苦戦しましたが、この釣りに振り切って練習を重ねていくと、少しずつ釣果も出るようになりました。
豊英湖では、ボート屋さんの協力で行われるニジマスの放流があります。
このニジマス放流のタイミングにはスーパービッグも登場!!
自己記録更新となる56センチ3,350gをキャッチし、最高の冬修行になりました。
色々なルアーで魚の反応を見ていく中で、思いついたのが・・・。
光大郎さんから頂いたプロトのミノーシェイプワーム(仮称)のミドスト・ホバストでした。
(ミドストセッティング)
(ホバストセッティング)
どちらのリグも写真の様に横向きでセッティングし、水中で弱った状態のベイトを演出します。
特に、ホバストでのアクションがお気に入り!
アクションの仕方としては、振り幅が大きめのシェイクでルアーをロールさせて魚に気付かせたところで、ティップだけ揺らすような微シェイクでテールアクションを付けて食わす。
ネイルシンカーは1.3g~1.8gを調整しながら使用していました。
フックが常に上を向いているセッティングなので、フッキングも良きです。
すいません、ワームは飛んでしまいました( ノД`)シクシク…
まだ修正箇所もあるとの事で、セッティング方法なども変わってくるとは思いますが、楽しみであること間違いなしのルアーです。
2月に入ってからは、シャローに生命感を感じる事が増え、スピナーベイト(ビーブル1/2oz.)の反応が良くなってきた印象です。
そして冬の間、雨も少なく水色がクリアアップした状態が続いたので、濁りが入ると、より反応が良くなる印象を受けました。
最近では、NEWカラーの「ワイルドチャート」を多用しています。
地味系のチャートカラーですが、スカート1本の中に複数色がグラデーションで入っているので、艶めかしくスカートを震わすビーブルには相性抜群なカラーです。
ワイルドチャートをベースとして、濁りがきついエリアはライムチャートでアプローチ。
今回は、ライムチャートでキャッチしました。
1/2oz.を選択した理由は、一段深いブレイク付近で魚探に魚が写った為、狙ったレンジに早く到達させられる選択しました。
ブレードタイプはTW(タンデムウィロー)を使用。ブレイク付近にはオダなども存在するので、魚に気づかせる為にDW(ダブルウィロー)に比べ波動の強いTWを選びました。
それともう一つ楽しみにしている釣りが、房総エリアでは定番となっている「カエルパターン」。
今年も雨のタイミングで、スクーパーフロッグマグナム+フレックスジグ10gでキャッチすることができました。
この釣りのバイトは本当にたまらない(^^♪
今回は雨天時に、バンクから流れ込む白い濁りに合わせてアルビノを選択し、スカートもホワイトに巻替え。ラトルも付けて、よりハイアピール仕様にしました。
フックは、インフィニ#5/0(リューギ)を使用しています。
このラトルは、地元の釣具屋で見つけたメーカー不明のラトルですが、なかなか良い物が見つからず・・・。
濁りの中や、カバーの中から魚を引っ張り出す強い釣りなので、ラトルチューニングは有効であると考えています。是非、試してみて下さい。
そして、何か良いラトルセッティングを見つけたら教えて欲しいです!
いよいよ、春の訪れを感じる気候の日が増えてきましたね。
1年で最もビッグフィッシュ率が高い季節。フィールドに足を運び、ボトムアップルアーでメモリアルフィッシュをキャッチしてください(^^♪
【タックルデータ】
●ルアー ミノーシェイプ(プロト) 1.3gホバスト
●ロッド スティーズ RC S61L-SV(ダイワ)
●リール ルビアスLT2500-XH(ダイワ)+
●ライン PEレジェンシラー0.8号+リーダー1.5号(山豊テグス)
●ルアー ビーブル1/2oz.(ライムチャート)
●ロッド STEEZ SC C69M+ -ST【FIRE WOLF】(ダイワ)
●リール ALPHAS SV TW 800S-HL(ダイワ)
●ライン フロロバリュースターソフト14lb. (山豊テグス)
●ルアー スクーパーフロッグマグナム+フレックスジグ10g
●ロッド スティーズ SC6111HSBキングバイパー(ダイワ)
●リール スティーズ1012SV-XHL(ダイワ)+
●ライン フロロバリュースター16lb. (山豊テグス)
皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回はこれからの季節、有効になってくるハリースライドのバックスライドセッティングについて紹介したいと思います。
この釣りが良くなるのは、5月頃からで甲殻類が活動し始めるタイミング。
約18~25℃が適水温とされており、この位の水温になると産卵を意識してシャローに上がってきます。
移動距離が少ない甲殻類は、バス目線で考えると比較的簡単に捕食する事が出来るベイト。
産卵行動を終えたバスが体力を回復するのに良く捕食するため、ハリースライドの形とアクションがベストマッチします!
使用しているフックは、RYUGIインフィニの4/0です。
ヒゲの付け根に設けられた土台部分にフックのラインアイを乗せることで、ラインとヒゲの干渉が軽減され、安定したバックスライドアクションに繋がります。
また、真っすぐフックを刺す為のセンタースリットと、針先を埋めることができる肉盛りで、スナッグレス性能とフッキング性能の両立にも優れます。
この細部までのこだわりは使い込む程、良さを感じる仕様になっています(^^♪
各パーツ詳細やカラーラインナップは、ホームページ内のPRODUCTSからご確認頂ければ幸いです。
Hurry Slide(ハリースライド) – Bottomup(ボトムアップ)公式サイト
【タックルデータ】
●ルアー ハリースライド(バックスライドセッティング)
●ロッド スティーズ FLANKER701MHFB-SV(ダイワ)
●リール スティーズ1012SV-XHL(ダイワ)+ ダブルボールベアリングチューン(アルカス)
●ライン アディクトフロロ14lb. (山豊テグス)
次は、ハリースライドのバックスライドセッティングをどのようなアクションで誘うのかについて。
着水後、奥にバックスライドさせるためにラインを手前に引いて、ワームの姿勢を一直線上にします。ラインにテンションをかけず、完全にフリーフォールさせ自発的アクションでアピール。
この繰り返しでカバーを攻めていきます。
最近は着底後のズル引きorシェイクアクションでバイトを取る機会も増えてきています。
・ボトムを取りながら、エビが底を這うようにゆっくりズル引き
・枝越しにシェイクして1点でアプローチ(中層で吊るすイメージ)
このアプローチも是非試してみてください。
ここぞというブッシュにハリースライドを滑り込ませ、ステイさせていると徐々に動き出すライン。
ラインスラックを巻き取って、フルフッキングした時の重量感は格別!!
着底後に集中してボトムを感じながらズル引いていると、ゴツ!ゴツ!
確実に手元まで感じるあのバイトも病みつきになります!!
先日発売になりました3種類のNEWカラーは、どれもお気に入り。
【スカッパノンブルー&ペッパー】濃いシルエットで存在感抜群。
【MAGMA】ザリガニを演出するのにピッタリなカラー。
【KUWASE SHRIMP】ハイプレッシャーフィールドでの食わせカラーとしての実績も高いカラー。
その中でも特におススメが、KUWASE SHRIMP。
クリアウォーターで水に馴染ませて使用するのは勿論ですが、エビなどの甲殻類に化けるので、霞ケ浦水系のようなマッディフィールドでも有効なカラーだと思います。
先週のフィールドで、少しでしたがエビがシャロー際で跳ねる光景を見かけました。
いよいよ本番かな?といった感じです。
「ハリースライドのバックスライドセッティング」を是非お試しください(^^♪
最後に、5/21(日)茨城県の牛久沼たまやボートにて開催されました、『たまやオープントーナメント(ノリーズカップ)』に参加してきました!
キーパーサイズは20cm以上、3本のバスの合計重量を競います。
結果は、ハリースライドで2本2380g。
牛久沼オープントーナメントにて初優勝することができました!!
初めての参加から今年で3年目、やっと結果を残せました…!
詳細に関しましては、ボトムアップの公式インスタグラムにて紹介していますので、そちらをご覧いただければと思います。
https://www.instagram.com/p/Csila2IvxaB/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MmJiY2I4NDBkZg==
皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回は、初バスを狙いに千葉県豊英湖へ行ってきましたので、レポートしたいと思います。
今年掲げた僕の目標は「2023年の初バスは50UP!」。
豊英湖は僕にとって最も50UP率の高い湖。
この写真は、2022年の夏から秋にかけての釣果です。
釣れたらこのコンディション!!本当に痺れちゃいます!!
この時はスクーパーフロッグマグナムが活躍してくれました。
今回50UPを狙うにあたってメインに使用したルアーは、ビッグバスのキャッチ率が高い「GAPJIG +ブルスホッグダディ」!
冬のバスは低水温のため活発な行動をしなくなり、一回の食事で高カロリーな餌を捕食するイメージがあります。
そこで、ボリュームのあるルアーが最適だと思いました。
最後に訪れてから久しぶりの豊英湖で、状況もわからなかった為、カラーは通年最も出番が多いマッドクローでスタート。
ブラック・グリパン・ブラウン・パープルをミックスした配色は、存在感も有りつつ強すぎない、個人的に「迷ったらコレ」というカラー。
特にパープルのラバーが、“THEジグ” といった感じで個人的に大好きなカラーです^^♪
ちなみに、自分的カラーの使いわけは、
強→弱い順番で「ブラック ➡ マッドクロー ➡ KUWASE」
・シルエットをはっきりさせる「ブラック」
・オールラウンダー色の「マッドクロー」
・食わせの最終スモーク系「KUWASE」
当日は朝から雨が降り、ローライトで雰囲気は抜群!
GAPJIG 9g(マッドクロー)+ブルスホッグダディ(グリーンパンプキンペッパー)
のジグストで流しつつ、要所のカバーへも撃ち込んでいきました。
しかし、なかなか反応が得られず、厳しい展開…(*_*;
昼ぐらいのタイミングで、朝方に降った雨の影響か、中流域にあるインレットから濁りが入ってきました。
僕自身も2度目の入り直しで、他のアングラーも入れ替わり入るポイント。
その為、朝からのプレッシャーも掛かっていることを考慮して、弱めのカラーにチェンジ。
本来なら先程説明したカラーローテーション通りに、KUWASEに変更するところだったのですが、試してみたいカラーがあったので・・・。
白色の濁りにラバーを馴染ませ、ルアー自体のシルエットを抑える。
けれどジグとしての波動でアピールはしたい。
そんな理由から、自分でスカートを巻いたGAPJIGに、ブルスホッグダディは、この時期豊英湖では定番の赤ガエルをイメージしたMAGMAを選択。
魚探で見つけた沖に沈むオダを狙っていきました。
オダを通過した瞬間に、ラインが横へ不自然に走る違和感・・・そしてフッキング!
強烈な引きにデカバスを確信!
慎重にやり取りしてキャッチした2023年初バスは、52センチ2kg越え!!
目標達成です(^^♪
先行者の方も攻めた後でしたが、Aのボートポジションからのアプローチがメインでした。(下図参照)
そこで僕は、ボートポジションをBの位置に取り、オダへジグストでアプローチしました。
Bのボートポジションからの誘い方のイメージは、こんな感じです。
・中層スイミングでオダの上を引いてくる。
・ボトム付近まで落とし込んで、ボトムに沿ってスイミングさせて引いてくる。
今回は、アップヒルのコースでヒットしました。
ウェイトの使い分けとしては、7gを基準にし、より浅いレンジを引く場合は5g、深いレンジを引く場合は9gにします。
今回は魚探の反応から少し深めのレンジを誘いたかった為、9gを使用しました。
近年ハイプレッシャー化するフィールドが多い中で、GAPJIGのサイズ感はとても有効だと感じています。
実際に今回、先行者の方のフルサイズジグには反応しなかったバスが、GAPJIGには反応しました。
フッキングにおいても、超ショートシャンクに対しワイドゲイプに設計された特注フックが深く掛かってくれます。
「ビックバス率も高い、信頼のGAPJIG」、是非試してみてください!!
【ヒットルアー】
【タックルデータ】
●ルアー GAPJIG(9g)+ブルスホッグダディ(MAGMA)
●ロッド スティーズ 721MH/H XB-SV(ストライクフォース)
●リール ジリオンSV TW 1000-XHL
●ライン フロロドレイク16lb. (山豊テグス)
皆様こんにちは!!
フィールドレポーターの千葉陵平です。
12月になり、バスも越冬を意識してディープに溜まり始める季節。
低水温期となりリアクションの釣りが有効になるタイミングです。
この冬、僕がメインにするリアクションの釣り
・FLUMMY(フルーミー)
・BREAVOR MICRO(ブレーバーマイクロ)リアクションダウンショット
2つの釣りについて釣果報告を交え紹介したいと思います。
先日発売となりましたFLUMMY(フルーミー)
メタルバイブとしては初となる、シミーフォールを実現しています。
「百聞は一見に如かず」という言葉の通り、まずフォール中の映像をご覧頂く方が分かりやすいと思います!!
左右に動きながらフォールしていく姿は、まるで生物。
そこにフラッシングも加わり、魅力的なフォールを演出しています。
リフト&フォールの釣りにおいて、これは大きなアドバンテージになると確信しています。
僕のメタルバイブのバイトイメージは、リフトの際に竿先に重さがのるバイト。
そんなイメージが先行するルアーでしたが、先日釣ったFLUMMY(フルーミー)のバイトは、フォール中にラインが走るバイトでした。
これは正真正銘、シミーフォールの効果を感じるバイト。
フォール中でバイトをとるのは、メタルバイブでは初めての経験でした。
早速、シミーフォールの威力を目の当りにした釣行となりました。
釣ったエリアは、周りより水深があるエリア。
縦ストラクチャー(杭)の横に落とし込んだフォール中のバイトでした。
こちらも、フローティングストラクチャー付近でのフォール中のバイト。
「フォールで誘えるメタルバイブ」
今年の冬の釣行が楽しみになるルアーです(^^♪
メタルバイブは、使用するエリアを選んだとしても根掛かりが多発するルアー。
そこで、根掛かりを簡単に外すアイテム2つをご紹介します。
①ナス型オモリ
これは、フィールドレポーター石井さんもコラムで紹介していた便利アイテム。
実際に試してみると、面白いぐらい簡単に外れます。
スナップは逆さに付けておくとラインに装着の際にオモリを落とすこともなく、スムーズにルアーへと送り込むことが出来ます。送り込んだらゆさゆさ揺らすだけです。
②ルアーキャッチャー(ダイワ)
純正の物でも十分回収可能ですが、回収率をUPさせる為にチェーンを追加しています。
写真左が純正で、写真右がチェーンを追加した物です。
チェーンはホームセンターで簡単に購入できます。
ひと手間加えて回収率をUP!! 時間があれば試してみて下さい。
次は、ブレーバーマイクロのリアクションダウンショットリグ。
3.5gシンカーを使用して、早いフォールで誘います。
ここぞという有望なエリアを、根がかりで潰してしまうのはもったいない。
そんな慎重に攻めたい時は、ブレーバーマイクロでアプローチ。
立ち木周辺など、メタルはちと厳しそう…なんて時に使用します。
釣果は全て立ち木(6m前後)ボトム付近にサスペンドしているバスを魚探で確認し、狙っていきました。早いフォールで反応させて、シェイクで食わせる。
メタルバイブのような強い波動を嫌うバスには、ブレーバーマイクロがオススメです。
ラインはPE0.8号を使用。フロロラインより伸びが少なく、感度に優れます。
また、僕の一番の使用理由は、立木などウッド系カバーへの耐久性にもとても優れている点です。
12月に発売になりましたブレーバーマイクロの新色もチェックしてみて下さい。
個人的オススメは、グリパンチャートです。
マッディフィールドや光量の少ないディープで出番が増えそうなカラーです。
他にも、房総フィールドではお馴染みのミミズ系カラーや、ディープの定番ブラックなど既存のカラーライナンップも充実しております。
※カラーラインナップはこちらから確認できます↓
https://bottomup.info/products/breavor-micro30/
今回ご紹介したこの2つのリアクションの釣りを使い分けて、冬の価値ある1匹をキャッチしていただけたら嬉しい限りです(^^♪
≪ヒットルアー≫
≪タックルデータ≫
Lure:FLUMMY(フルーミー)5g
Rod:オンリーワンロッドオリジナル 66ML-ST
Reel:SSエアー 8.1(ダイワ)
Line:アディクトフロロ(山豊テグス) 8lb.
Lure: BREAVOR MICRO(ブレーバーマイクロ) 3.5gダウンショットリグ
Rod:スティーズ SC S 64L–SV・ST[FIRE FRASH]
Reel:セルテートLT2500S–XH(ダイワ)
Line:PEライン0.8号
Leader:ショックリーダー8lb.(山豊テグス)
Fook:インフィ二 ホビット6番(RYUGI)
2022年もあっという間に終わろうとしています…。
来年も大好きなバスフィッシングと全力で向き合う、そんな年にしたいと思います(^^♪
皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
秋~晩秋はシェードに固執するバスも減り、フィールド全体に広く散っているタイミングでもあります。
そんな時期に有効な広範囲に誘える「ビーブル」の釣りを、今回は紹介したいと思います。
先日開催されました『バサーオールスタークラシック2022』に出場していた江尻悠真プロのプラクティスに同船させてもらい、利根川を2人で釣り込んできました。
水色はクリアで水温は下がり始め、越冬を意識して消波ブロック帯の中にバスが付きだすであろうこの時期を、スピナーベイトをメインに探って行きました。
江尻君が1/2oz.をファーストリトリーブで水面直下を巻いてヒット。
「消波ブロックの中から引っ張り出すイメージ」と教えてくれました。
水色もクリアなので、スピードがないとルアーに反応させられないイメージ。
実際に僕自身も、ピックアップ直前で見切って食わないのを目の当りにしていたので、この釣りにおいて「リトリーブスピードの重要性」をとても感じました。
その後、江尻君が追加でもう1匹をキャッチ!
そこで、よりスピードを上げた方が良いと考え、更なるファーストリトリーブでも水面へ飛び出すのを防ぐため、ビーブル1/2oz.にノガレスの『おもし!3.5g』を追加し使用しました。
このチューニングは、同フィールドレポーターの鈴木翔君がチビーブルで使っていた方法を参考にしました。取り外しも簡単ですごくオススメです。
ファーストリトリーブで、ストラクチャーから引っ張り出すイメージで巻いてくると、写真の石杭の中から飛び出してきてヒット!!
本当に貴重な経験をすることができた一日でした。江尻君ありがとうございました(^^♪
今回の釣行では水面直下の釣果でしたが、僕は普段ビーブルを使用する時は、
①水面直下
②中層
③ボトム
大きく分類してこの3つのレンジを意識し、更に重要視していることは、江尻君とのプラクティスでもありましたが「リトリーブスピード」です。
➀水面直下(ファーストリトリーブ)
着水後に直ぐロッドを立て巻き始め「引き波を立てながら巻いてくる」。
これは水面を壁として、ベイトを追い込ませるイメージで使用しています。
ブレードタイプは、水押しの強いTW(タンデムウィロー)を使用してストラクチャーに潜むバスへのアピールも意識しています。
TW(タンデムウィロー)はDW(ダブルウィロー)と比べてブレードパワーも有り浅いレンジを引きやすい為、水面直下のファーストリトリーブの釣りにはとても相性が良いです。
②中層(ミディアムリトリーブ)
今時期に関しては水がクリアアップしてくるので、中層を巻く際はなるべく波動を抑えめにするたにDW(ダブルウィロー)を使用しています。
③ボトム(スローリトリーブ)
水深のあるポイントで、ボトムを這うようにゆっくり巻いて使用します。
ビーブルは、「スプリッター」が搭載されており、スカートのヨコ揺れを発生させると共に、使い手の手元に引き感をしっかりともたらしてくれます。
スプリッターの浮き上がりにくい性能が、ボトムのスローリトリーブに最適です。
水温が低下し始めるこの時期に多用する釣り方です。
今回は1/2oz.メインの釣行でしたが、状況によってウエイトを使い分け、レンジを意識したアプローチを心がけてみてください。
潜行深度のイメージは、下記図を参照下さい。青色⇒3/8oz. 赤色⇒1/2oz.となります。
この時期のビーブル釣行を是非堪能してみください(^_-)-☆
最後に、スピナーベイトは魚がヒットするとアームの角度が変わってしまうことがあります。
そんな時は、ビーブルのパッケージのイラストで確認して、角度を修正してみて下さい。
ベストな姿勢で泳がせることはとても重要です。
新品ビーブルと見比べて、アームの角度を調整するのもありかなと思います。
【タックルデータ】
●ルアー Beebe(ビーブル)1/2oz.TW
●ロッド ハードベイトスペシャル680M (ノリーズ)
●リール スティーズSV TW 1016SV-SHL
●ライン フロロブラスト14lb. (山豊テグス)
気づけば、今年も残り1カ月となりました。
一匹が貴重になるこの時期、時間の許す限りフィールドへ足を運ぼうと思っています!!