2000年11月19日生まれ
香川県出身
フィールドレポーターの鈴木翔です。
早いもので、気づけば今年も残すところあと約一か月・・・
例年の10月下旬~12月といえば、朝夕の冷え込みが日に日に増し、人間的には冬を意識し始める季節ですが、意外と水中はまだまだ秋!
スピナーベイトのガーグリング(ブレードが水面に飛び出ないギリギリの速さで巻くこと)やバズベイト、そしてクローラーベイトなどを使ったトップウォーターゲームは、バイト数は少ないが出ればデカイ、個人的に大好きな晩秋の釣りのひとつでもあります。
しかし、今年の晩秋に関しては、デカイ魚が本当に釣れない(-_-;)
釣りをしていて感じるのは、居ても食わない魚がかなり多い。
魚が散っている上に、居ても食わないとなると、釣り方も場所選びも迷走してしまう…
正直、水温が下がりきった冬の方が、割り切ってビッグフィッシュ狙いでエリアを絞れるのでラクです(笑)
そんな状況で活躍したのが、コンパクトジグ!
ベイトタックルでは、ギャップジグ(プロト)+ブルスホッグ。
パワーフィネスタックルでは、カバークリーパー4.5g(エバーグリーン)+M.P.Sビッグ3inch(プロト)を使用しました。
(写真:右のカバークリーパーはスカートラバーを巻き替えています。)
どちらも共通して
・スイミングでも何かに吊るした状態でも、良いアクションで誘える。
・スモラバほど小さくないので適度な存在感もあり、キャストもしやすい。
よって、釣りのペースを落とすことなく、カバー・オープン問わず使え、数もサイズも出るので自ずと使用頻度が高くなりました。
府中湖バックウォーターにて、ギャップジグ+ブルスホッグ。
濁りが取れ始めたタイミングで、フルサイズジグでは強すぎるかな~と感じるくらいの水色にベストマッチ!
水深50㎝程のシャロ―カバーに入っている魚を、あえてスキッピングでアプローチすることで、考える隙も与えずバイトさせる使い方で連発(^^)v
このコンビは旧吉野川でも!
水位が高い時に本流に繋がる水路に入ってきた魚を、水面直下スイミングにて。
ため池では、カバークリーパー+M.P.Sビッグ。
パワーフィネスを用いて、アシや枯れウィードに吊るし、中層シェイク!
カバーの規模も大きかったので、強めのシェイクで魚に気付いてもらうことを優先しました。
M.P.Sビッグは少し反り気味にセッティングすることで、ピンテールが水を掴みやすくしています。
ビッグはサイズアップしつつも2.4inch同様、複雑で繊細な動きはしっかり継承!
自重もあるので、トレーラーにするとキャスト精度もアップ。
まだまだキャスト精度が出ていないパワーフィネスでこの利点はかなり大きいです。
12月下旬発売とのことなので、トレーラー以外に、ダウンショットリグ、ジグヘッドリグ、ホバストなど、単体での使用もオススメ!
最後にコンパクトジグ同様、これから迎える冬でも引き続き効果的なルアーをいくつか紹介します。
①リアクションダウンショットリグ
12月であれば、サイトフィッシングもまだ可能な季節。低水温期はハイシーズンに比べ水色がクリア、そして冬にサイトが可能となると、それなりに釣り人も集まりプレッシャーが高いことも・・・
よって、ルアーを見せすぎず、スピードで騙します。
また、バスが見えなくとも、確実にいるであろうピンスポットでのショートリフト&フォールも効果的です。
府中湖バックウォーター、居残りをブレーバーマイクロ ショートリーダーダウンショットリグ(2.7g)で!
濁っていたのでサイトフィッシングではありませんが、魚が隠れて居そうな岩の隙間で、2~3回しゃくりあげると押さえ込みました。
そんなブレーバーマイクロに新色が登場!
左から、
・グリパンエビミソベリー
・ミミパール
・ミミッパノン
ミミズ系カラ―は、アングラーからも見えやすく、それでいて強すぎずナチュラル感があるので個人的に使用頻度No.1!
新色の登場により、同じミミズ系カラ―の中でより細かい使い分けが出来そう(^^)
M.P.Sビッグと同じく、12月下旬発売になります。
②リップ付きビッグベイト
近年では冬の定番化しているビッグベイト。
特にタイニークラッシュなどリップ付きのものは、移動距離を抑えて誘うことができ、多少の障害物であればリップで躱せるので低水温期にベストマッチ!
出ればデカイので、割り切ってビッグベイト縛りもアリです。
③アラバマリグ
アラバマは最近導入した釣りのひとつ!
ヴァラップスイマーをトレーラーにした、通称“ヴァラバマ”はノーシンカーでもスイミング姿勢が安定しているので、オカッパリで使い易い印象。
3.3inchであれば、トータルウエイトもそこまで重くならないので、“投げる”ことだけを考えれば、MHクラスのタックルで扱えますが、フッキングや根掛かりした時の回収率を考えると、やはりHクラス以上のロッドに20lb.前後のラインを推奨します。
タイトでハイピッチ、ナチュラルなヴァラップスイマーの集合体は、まさに小魚の群れ!
アラバマリグは、ステルス5&ステルス7(ジークラック)を使用しています。
冬こそバスフィッシングが熱いシーズン!
心も身体もホットになれる価値ある一本を求めて、釣り場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
フィールドレポーターの鈴木翔です。
今回は、夏から秋へと移行していった9月の府中湖釣行を振り返りながら、10月はどのような釣りが良くなりそうかを推測してみたいと思います。
さて、降雨が少なかった8月に比べ、9月は台風&秋雨前線の影響で降水量が多く、昨年の同時期より水質が良かった印象です。
その為、残暑の厳しかった昨年の9月は夏寄りの場所選び・釣り方がメインだったのに対し、今年の9月は横の動きに反応が良く、巻物メインで楽しむことができました(^^)
とはいえ、前述した通り水質が良かったので、巻物の中でも“弱い”巻物がGood!
メインにしたのは、
・スイムジグ1/4oz.+ヴァラップスイマー4.2inch
・チャターベイト(スカート無し)1/2oz.+サカマタシャッド6inch
の2つ。
府中湖は足場の高い場所が多いので、足元まで浮き上がらずに引いてこられる低重心のスイムジグがオススメ!バレッジスイマーアナザーエディションを使用しました。
キャストし、カーブフォール(浮いている魚がバイトしてくる可能性もあるので、少しでもそのチャンスを増やすため)で狙いたいレンジまで落とし込んだら、ロッドを立ててラインを張りすぎないようにし、一定レンジをキープしながら巻いてくるのが主な使い方ですが、時には早巻きしたり、ジグストしたり…。
ヴァラップスイマーをトレーラーにしていれば、どのリトリーブスピードにも対応でき、ジグストでも綺麗にロールするので使用頻度No.1!
スイムジグでは弱い、もう少し目立たせたい…。
そんな時に使用したのが、通称“ネイキッド”と呼ばれる、ラバースカートを取ったチャタ―ベイト。スカートレスにすることで、スイムジグと従来のチャタ―ベイト(スカート有り)の中間の強さと位置付けしました。
また、サカマタシャッドをトレーラーにすると、ボディー側面が平らなので、明滅が凄い!
例えれば、一般的なチャタ―がラウンドタイプのクランクベイトだとすれば、このネイキッドチャタ―+サカマタシャッドの組み合わせは、フラットサイドクランクのようなイメージです。
オープンウォーターを巻いていてチェイスしてきた魚が、そのままバイトするのを数回目撃したのには、正直ビックリ(^^;
フラチャット、ジャックハンマー(ともに1/2oz.)を使用しました。
この2つとは少し違ったタイプのルアーとして、同じ場所で投入していったのが、リズィーアピールプラス!
正直、今までシャッドクランクに対する理解度が低かったのですが、アピールプラスが発売になったタイミングで改めて使い込むと、追わせて喰わせることができるハードルアーだと改めて実感。
個人的に、このようなタイプのルアーは早巻きでリアクション的に反応させるイメージでしたが、意識してリトリーブスピードを落としてみると、想像以上に追ってきて喰っているな、と思うことが多々・・・
また、タックルセッティングも重要だなと感じ、今までバーサタイルタックルorベイトフィネスで流用していたのを、専用にタックルを組むようにしました。
↓参考までに、使用タックルです。
ロッド:ブラックレーベルプラス 661M/MLFB
リール:アルファス CTSV SHL
ライン:フロロマイスター10lb.
これら巻きの釣りは、風や気圧など天候に左右されることが多く、特に夏に後戻りしたような天気の日にはパワーダウン。逆に、そのような無風時にバスが強烈な反応を示したのが、フカベイト。
バックウォーター、本湖問わず、ゆっくり巻くだけでバスが浮いてきてバイト!
アベンタRSと釣れる要素が同じなので、もう少し研究したいと思います。
9月27日に開催された「府中湖チームエクスプローラーカップ」では、朝イチ1投目でフカベイトにて46センチをキャッチ。移動した先で、フカベイトにミスバイトした魚を、カバークリーパー4.5g+ブルスホッグ3inch(3節カット)のフォローで釣り、2匹合計長寸86.5センチで優勝!
バスもベイトフィッシュも、共に抜けつつあるバックウォーターでは、居残り組をハリーシュリンプ3inchのサイトフィッシングで。
使用したリグはホバスト!
ホバストで使われるワームは中空ボディーorエラストマー素材が多いので、0.3gほどのネイルシンカーを入れて、フックを背中側に通すのが一般的。しかし、ハリーシュリンプは背中側が中比重、腹側が高比重なので、ネイルシンカーは必要無し。そして、フックは腹側に通します。
腕を開閉させながら漂う姿は、まさに無防備なエビ!
追ってきて喰わない魚には、止めて足をピリピリ震わせながら水平フォールさせるのもアリ!
フックは、ホバーショット(RYUGI)の#3。
滞空時間を少しでも長くする為に、なるべく小さめ(=軽量)のフックを使用しています。
その他では、ブルスホッグダディやロングワーム(ボウワーム12inch)のようなボリュームのあるルアーや、バズベイトのように金属ブレードが水を攪拌させるルアーでも!
(ブルスホッグダディ、初使用でいきなり50アップ!7gテキサスリグの枯れウィード撃ちにて。ダディは手持ちが少ない為、温存していますが、ため池ではザリガニを意識した釣りがハマる時期です。)
まだまだ色々なルアーで楽しめる季節ですが、これから晩秋に近づくにつれ、デカバスを釣るならビッグベイトは勿論、バルキーなトレーラーをつけたラバージグ、スイムジグ。
急激な水温低下で水質が悪化すれば、バズベイト、スピナ―ベイト、チャタ―ベイトなど、水を大きく攪拌したり、フラッシングで強制的に魚のスイッチを入れることのできるルアーが強くなってくると思います。
参考までに、是非お試しください!
こんにちは、フィールドレポ―ターの鈴木翔です。
日中はまだまだ暑い日が続いていますが、日照時間が短くなったな~と感じると共に朝夕の気温も少しずつ下がり始め、微かながら夏の終わりを感じつつあります。
府中湖はリザーバーとはいえ全体的に水深が浅い為、夏場に水温が上昇しやすいのが特徴です。今年も7月中旬頃から本湖では水温30℃を超える場所が多々・・・
今年はまとまった降雨が少なかったのもあり、早い段階からバックウォーター以外はアオコで覆われていました。
アオコはタックルが汚れたりするので敬遠する人も多いと思いますが、水面だけならシェードを形成するのでプラスになることも!
また、府中湖は特例かもしれませんが、アオコが無いエリアを探すのが難しいくらい全域に蔓延しているので、バスがそういった水質に慣れているような気もします。
そんな府中湖でこの夏に一番釣ったルアーは何かなと思い、釣果写真を見ながら振り返ってみると、圧倒的に多かったのがブルスホッグ3インチ!
今回はブルスホッグのオススメ使用法を5つ紹介させていただきます。
①フリーリグ
個人的にフリーリグには2つの使い方があると考えています。
1つ目は以前(https://bottomup.info/column/20200421suzuki/)紹介した10g前後のシンカーを用いて、シンカー着底後ワームの滞空時間を長くする使い方。スピ―ドの緩急で喰わせるイメージで、主にリフト&フォールで使用していました。
2つ目は5g以下のシンカ―を用いて、ずる引きや沈みモノに引っ掛けて誘う使い方。根掛かりしづらいフリーリグの特徴を活かしたアプローチです。
夏の府中湖は、水通しの良い所にあるブレイクや沈みモノ周りを回遊している魚を釣っていくことが多いので、根掛かりは付き物・・・よって、同じフリーリグでも後者の出番が増えます。
7月上旬に府中湖で取材していただいたルアーマガジン誌「特命釣行R」では、このリグで2キロオーバーをキャッチ!水深2mから5mに落ちるブレイクに引っ掛けてシェイクで喰わせた痺れる1本でした。
他リザーバーでのボートフィッシングでは、10gシンカーを使って垂直岩盤へタイトに落としていくのが激ハマり!アベレージは小さいながらも20本近く釣れました(^^)
②フリーテキサスリグ
フリーリグが地形変化の多い場所で使うのに対し、広いフラットをテンポ良く釣るのに使用したのがシンカーストッパーを付けないフリーテキサスリグ。
ロッドティップを小刻みに上下させながら、ボトムを這わすイメージでスイミングさせる使い方で、シンカ―ウエイトは3.5g~7gまでを、引いてきたいスピードによって変えました。
③リーダーレスダウンショットリグ
カバー撃ちもスイミングもこなせるのがリーダーレスダウンショットリグ。
よくこのリグのメリットとして、“カバーに吊るした時に水平に近い姿勢で誘える”が挙げられますが、実際に水槽で確認してみると、思った以上にワームが垂れ下がっていました・・・
そこで、オープンスイベル(デコイ)を使ってフックセッティングを少し変更!
このセッティングにすることで、よりワームが水平に近い姿勢を保つようになりました。
またフックの可動域が狭くなったことにより、スイミングさせる時も軽いロッドワークで縦S字アクションが綺麗に出るようになったのは偶然の産物!
ただし、カバーからの抜け感は従来の方が良いので、カバー撃ちメインの場合は従来のセッティング、スイミングメインの場合はこのセッティング、といった使い分けをしています。
④フットボールヘッド
フットボールヘッド+ブルスホッグの組み合わせはズバリ…何でも屋さん!
ズル引いてよし、リフトアンドフォールよし、スイミングさせてもよし・・・とイマイチ状況が掴めない時にテンポ良くエリアを見て回るのに重宝しました。
何でも万能にこなすなら1/4oz.が使いやすいですが、3/8oz.でボトムにゴリゴリ当てながら少し早めのスイミングさせる使い方がハマることも。音と土煙でスイッチが入ったのだと思います。
⑤チャタ―・スイムジグトレーラー
5つ目は、トレーラーワームとしての使用!
まだ良いサイズは釣れていませんが、チャタ―ベイトやスイムジグは意外と甲殻類系を食べているバスも釣れる、と感じて試しています。ブルスホッグの見た目は甲殻類系ですが、バスからしたら波動は小魚に近いのかも!?
これからの時期に楽しみなセッティングのひとつです。
今回紹介した使い方は一部ですが、色々なリグに高次元で対応できるのもブルスホッグの良い所!
個人的に欲しかったサイズアップver.のブルスホッグダディも開発をほぼ終えたとのことなので発売が楽しみです!!
そして、最後に紹介したいのが、9月発売予定のリズィーアピールプラス。
ボディー素材と内部ウエイトを変えることで、「浮力」「アクション」「サウンド」。これら3点のパワーを少しずつUP!
オリジナルとの使い分けが楽しめそうです。
流れに逆らわせながらのスローリトリーブで丸飲み!
オリジナルとは異なるカラーラインナップにも注目です!
リズィーアピールプラス
ボトムアップproductsページ↓
https://bottomup.info/products/reazzyappealplus/
こんにちは、フィールドレポーターの鈴木翔です。
6月も終盤に差し掛かり、府中湖ではスポーニングから回復してきたバスが、水通しの良い岬やシャローフラットでハスやオイカワを盛んに追うようになりました。
ここ最近、そのような魚を狙う際に使用しているのが、ヴァラップスイマー4.2inch(2g前後ネイルリグ)の早巻き!
シャッドテールワームの使い方は、着水後ロッドを立てて、弛んだラインスラックを巻きとるくらいの巻きスピードが一般的ですが、この釣り方では、着水後ロッドティップを水面近くまで下げ、ルアーが水面に飛び出さないギリギリの速さで巻いています。
しかし、ルアースピードが速いだけあって魚がバイトしてくる勢いも激しく、フッキングに至らないことも多々ありました。
そこで、昨年の同時期にサカマタシャッドの高速巻きで釣っていた時(https://bottomup.info/column/20190801suzuki/)と同じように、インラインスル―式のトレブルフック仕様を試すと、フッキング率が大幅にUP!
ちなみに、ネイルシンカーを入れる位置はこの部分↓
ワーム内にパイプを通している為、腹側にネイルシンカーを入れづらいので、川村さんが以前のコラム内(https://bottomup.info/column/20200406kawamura/)で紹介していたのを参考にしています。
2g前後と少し重めのネイルシンカーを選んでいる理由は、
・水面に飛び出さないギリギリの速さで巻けるようにするため。(=スイミング姿勢の安定化)
・足場が高い場所でも、なるべく足元まで同じ速さで引いてこれるようにするため。
府中湖本湖、コンディション抜群の50UP!
こんな魚が釣れるのも、この釣りの魅力です(^^)
ヴァラップスイマーのカラーは、ハイライト時であれば「KUWASE」「スモーキンシャッド」「K.O.シャッド」などのナチュラル系。ローライト時は「ソルティドッグ」「パールホワイト」などの膨張色。
特に新色「ソルティドッグ」は、ボワッと存在感はありつつ派手すぎない色で、水質問わずお気に入り!
こちらはカバー横を早巻きで通すと、カバーの中からロケットバイト!
カバー周りなどトレブルフックでは引っ掛かりやすい所では、オフセットフックのインフィニ#4/0(Ryugi)を使用。
写真背景の水面を見ていただくと分かりますが、この釣りが成立する条件は「風or雨」。水面がざわつくことで魚の警戒心も弱まり、スイッチが入りやすいからです。
無風時でもチェイスはしてきますが、バスの追尾スピードとルアーに対する距離感がかなりシビア(-_-;)
よって、無風時は狙うエリアをガラっ変えることで違う状態の魚を釣るのが、これまで今時期のスタイルでしたが、今年は無風時でも同じエリアで釣れる釣りを1つ見つけることができました。
それが、シンキングスイッシャーのステルスペッパー110S。
チリチリチリ…という金属音が良いのか、スローリトリーブでルアーをしばらく見せて焦らすことでバイトする場面が多かったです。
また府中湖バックウォーターでは、ビーブル3/8oz.を使ったスピナベサイトが安定!
ですが、スピナベサイトをしているアングラ―も増え、ついばみ系バイトがより増えた印象があります。1投目で確実に仕留める為に、トレーラーフックの仕様も試行錯誤中です・・・
そして、アフタースポーンの時期に欠かせないのがエビパターン。
…ということで、ハリーシュリンプが激アツ!
特にバックスライドセッティングでの釣果が大半を占めています。
フックはTSW #1/0(Ichikawa)を好みの形に手曲げし、ワームキーパーを付けたもの。線径が好みで使用しています。ネイルシンカーは1.8g。
↑下の口先が写真のように裂けたバスはエビを喰っている所でよく見かけます。
これまで、4インチでしかバックスライドセッティングを試していなかったのですが、川村さんから「3インチのバックスライドがキテル」と聞いた翌日に府中湖バックウォーターにて試してみると、50UPが2連発!
2匹ともサイトフィッシングにて。ボトムシェイクで寄せて、距離感が縮まったところでワントゥイッチし、逃がしのアクションを入れると本気喰いでした。
フックは、D.A.Sオフセット#2(Hayabusa)。ネイルシンカーは0.45gを使用。
サイトで同じエビ喰いバスを狙う時に、ハリーシュリンプ3インチとローテーションして使ったのが、KOSMO1.8g+M.P.S2.4インチ。
KOSMOは90度アイでありながら、使い方を選ばない万能スモラバ!
フックやヘッド形状なども抜群に良いですが、個人的に気に入っているのはスカートで、細すぎず太すぎず、ほどよい張りもあり絶妙!
スモラバをサイトで使う場合、ボトムジャークで喰わせることが多いのですが、素早くロッドアクションを加えた時にスッとラバーが収縮し、止まるとパッと瞬時にラバーがフレアする。この緩急の差がバイトに持ち込むトリガーであり、そのラバーアクションが出せるスカートラバーだと思います。
7月上旬発売予定ですので、吊るしやマイクロピッチシェイク以外でも、是非使ってみてください!
こんにちは、フィールドレポーターの鈴木翔です。
4月上旬に新発売となったブルスホッグ3インチ!
発売前から個人的によく釣れていたリグが “フリーリグ” でした。
今回は、ブルスホッグをこのリグで使うシチュエーションやリギングを紹介したいと思いますm(_ _)m
なお、今回のコラム内の写真は全て、全国に緊急事態宣言が発令される前の釣果写真となります。
まず、使うシチュエーションについてですが、植物系のカバー撃ち以外なら基本どこでもOK!
ブルスホッグをこのリグで初めて使ったのが、水色がクリアなため池。
岸際の沈みモノもほぼ目視できるのですが、見えバスはおらず・・・
まだ冬寄りのポジションなのか?と思い、3/8oz.フリーリグを池の真ん中でリフト&フォールしていると2投連続バイト!
フォールはカーブフォールではなく、ラインテンションを抜いてフリーフォールさせるのが、このリグの良さを活かすキモです。
スピードの緩急があることで、水質がクリアでも見切られにくい。シンカー着底後、ワームがフリーになることで食い込みも良い。
ヘビーダウンショットリグと特徴が似ていますが、フリーリグの方が、シンカーがワームより手前にある₌遠距離でもリフト時にリグが浮き上がり易い印象があります。
よって、近距離はヘビーダウンショットリグ、中〜遠距離だとフリーリグといった使い分けをしています(^^)
別フィールドでも、このサイズが1カ所から3連発!
タイトな横波動で魚をスレさせにくく、釣れる時は連発することが多いです。
また、リフト時、ブルブルブル…とロッドに振動が伝わるので、水中でのワームの状態もイメージしやすい(^^)/
これは府中湖でも釣れるぞ〜と試してみると、コレまた連発。
府中湖では、沖のハードボトムやブレイクなどの地形変化、水中の沈みモノに絡めて使いましたが、サイトでも!
護岸沿いを回遊していた魚に、壁を使ったアプローチで食わせました。
シンカーが壁に当たりながら落ちていく音にバスが気付き、その後ゆっくり護岸を這いながら落ちていくブルスホッグに思わずバイト!
他にも、河川の消波ブロック撃ちなど様々なフィールドで使えそうです^_^
そして、個人的にこのリグを使う上でオススメしたいことが、以下の2点。
①3/8oz.前後のシンカーを使う。
②リグスベル(富士工業)を使う。
①に関しては、
・ワームとシンカーを離れやすくしたい
・リアクション要素を強くしたい
・根掛かりを外しやすい
・音でアピールしたい
などの理由で少し重めを使用しています。
②に関しても、ワームとシンカーを離れやすくしたいのが主な使用理由ですが、これを使う事でラインに傷が入りにくくなるメリットもあります。
最近では、結び目を保護する目的でアイガードL-6(デコイ)も使うようになりました。
このリグで使う際のフックは、T.N.Sオフセット1/0(ハヤブサ)とダブルエッジ1/0(リューギ)を使っています(^^)
フィールド・季節問わず釣れるリグですので、新型コロナウイルスが収束すれば、是非フィールドでお試し下さい!
こんにちは、フィールドレポーターの鈴木翔です。
SNSでも様々なフィールドでの釣果情報をよく目にするようになり、春の訪れを感じつつあります(^^)
先日3/14(土)は、愛媛県のリザーバーに行ってきました。
今回はオカッパリではなく、レンタルボートフィッシング!
しかし、今までボートでの釣り経験は数回・・・
フットコンエレキを使ったこともありませんでした(^^;;
そんな感じなので操船についても説明してもらい、いざ出船!
水温は12~13度。水質は濁り気味ですが、ルアーで騙しやすそうな良い濁り。
まず、本湖に流れ込むバックウォーターを上がっていきました。
写真のように、岩盤(写真:手前)と土バンク(写真:奥)が交互に続いてます。
朝の時間帯、そして小雨混じりのローライトというのも相まって、ファーストチョイスはビーブル1/2oz.!
カラーは水質問わず使い易い”オーロラホワイト”。ブレードタイプはTW(タンデムウィロー)を使用。
進行方向の岩盤ギリギリにキャストし、カーブスローロールで水中の岩を舐めるようにトレースしていくと・・・
ブリブリの40UP!
この直前に、35㎝クラスをバラしていたのですが、「このサイズがこの釣りに食ってくるのならデカいのも…」と釣り方を変えなかったのが正解だったようです。
上流に上がるとサイズもUPしたことから、そのまま遡上し・・・
サイズアップ成功!
47㎝ながら1800gのグッドコンディションな魚でした(^^)v
写真中の赤○が着水点、赤曲線がトレースコースです。
着水点横の薄っすら見える岩のエグレを意識したアプローチでした。
その直後にもう1本追加し、1時間近く掛けて最上流まで行きましたが、魚の気配は無し・・・
晴れてきたので、下流に下りながら良さそうなカバーがあれば、テキサスリグやラバージグを入れるもノーバイト。
カバーに居ても食わないだけかと、スナッグレスネコリグなど、よりフィネスなものも入れていきますが、反応が得られなかった為、カバー撃ちは消去することに。
昼過ぎになり風が強くなって、本湖は大荒れ(ToT)
ノーバイトの時間が続き、ラストは午前中にビーブル1/2oz.で連発した岩盤のストレッチへ!
スピナーベイトをはじめ、ジャークベイトやフットボールジグ、クランクベイト、スイムジグなどをローテーションするも無反応・・・
魚が別の場所へ移動したのではないか?と考え、対岸へ移動!
水深が浅そうだったので、午前中はスルーしていた場所です。
風が当たり、濁ってはいますが、水中にはウィードがあり良い感じ^o^
ブレードタイプはTWのまま、カラーはより目立たせる為、リア・フロント共にゴールドブレードの”ゴールデンシャイナー”に変更。
ショートキャストでウィードの切れ目を撃っていき、ラストに1本追加することができました^_^
午前中には水深のある岩盤側に居た魚が、水温が上昇し、風が強くなったタイミングでシャロー側にフィーディングで上がってきていたのだと思います。
ボートフィッシングは1日の中で得られるヒントが多いと、改めて実感!
オカッパリでしか獲れない魚が居るのも事実ですが、ボートでの釣りも今後積極的に取り入れようと思った次第ですm(_ _)m
そして、今回のフィールドのように、岸から急深なリザーバーでは、ビーブルのNewウエイト 1/2oz.がベストマッチ!
スプリッターのおかげでレンジが深く入りやすいのがビーブルの特徴ですが、1/2oz.の発売により、狙えるレンジの幅がさらに広がりました。
フックサイズも絶妙で、トレーラーフックを付けても付けなくても使えます。ちなみに、今回はトレーラーフックを付けていませんでしたが、キャッチした魚は全てメインフックがしっかり掛かってました。
是非、3/8oz.と使い分けて、より多くの魚をキャッチしてください(^^)/
[ビーブル1/2oz.使用タックル]
ロッド:ワイルドサイド WSC65MH
リール:スティーズSVTW 7.1L or タトゥーラSVTW 6.3R
ライン:フロロマイスター 14lb.
こんにちは、フィールドレポーターの鈴木翔です。
1月26日(日)に、釣具のpoint高松国分寺店にて開催された、川村光大郎さんのトークショーに参加させていただきました!
今までは”聞く側”として参加していたトークショーですが、今回は初の”話す側”。
終始、緊張でガチガチでしたが、大変貴重な体験ができ、学んだことも多い1日になりました(^^)
そして、その翌日は府中湖にて、自身初の動画撮影!
初日は光大郎さんが1本。僕はノーフィッシュ(^^;
(初日唯一の魚。流石の一言です・・・)
翌日も時間をいただいて、朝のみチャレンジ!
結果、前日の悔しいミスを晴らす釣果で撮影を終えることができました。
リズィーのトゥイッチ&ポーズは、シャッドでは弱い。クランクでは強すぎる。薄っすら濁りが入っていた、この時の府中湖にはベストマッチでした。
この日の動画は、前編と後編に分けて公開してますので、是非ご覧下さい!
【前編】
【後編】
今回の動画では2日目にバイトがあったのみでしたが、撮影前後で魚をキャッチできていたのは、”ボトムアップスモラバKOSMO(プロト) 2.5g+M.P.S 2.4inch”
(KOSMO初使用にていきなりの50アップ!)
回収中にレイダウンから出てきてミスバイト・・・すぐさまキャストし直し、ボトムシェイクにて食わせました(^^)v
2月9日に開催された、府中湖チームエクスプローラーカップでも貴重な1本を連れてきてくれて、優勝することができました。
カラーは、KOSMOがゴーストグリパンブルー。M.P.SがKUWASE(写真:上)と脱皮シュリンプ(写真:下)。
水質がクリアだったので、透け感のある色を選びました^ ^
何かに吊して誘う使い方はもちろん、ボトムでもストレスなく使えるKOSMO!使い所が多そうです^o^
その他にも、プロトのブルスホッグ(3.5gリーダーレスダウンショットリグ)のスイミングで45アップ!
ボディサイズはコンパクトながら強い”縦の水押し”と、他のホッグワームには無い”横の水押し”が、府中湖のバスに効いているのを実感しています。
2020年もボトムアップから発売される新製品に注目です(^^)/
こんにちは、フィールドレポーターの鈴木翔です。
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
本年もコラムを通して、皆様のお役に立てるような情報を発信していきたいと思いますので、宜しくお願いしますm(_ _)m
さて、暖冬と言われている今冬は、急激な冷え込みがなく気温・水温共に徐々に低下していったこともあって、魚も寒さに慣れていて、かなり動けている印象でした(^^)
コラムを書いている今頃(1月中旬)になって、少し寒さも増し、ようやく本格的な冬になってきたかな?と感じ始めています。
12月22日(日)は、毎月行われているアルティメイトワールド様主催の「府中湖チームエクスプローラーカップ」に参戦してきました!
この大会は、朝の6:30(3月〜10月は6:00)集合。
そこから15分程のルール説明などのミーティングを終えるとフライト順に出発し、9:30(3月〜10月は9:00)までに帰着。
朝に配布されるメジャー&フライトカードと共に魚の写真を撮り、帰着後に主催者の方がサイズ判定し、2匹のバスの合計長寸を競います。
上記した通り、この大会でキーとなるのは競技時間の短さ。
移動時間も考慮すると、釣りができるのは実質2時間30分ないぐらい・・・
よって、確実に1匹目を獲るファーストエリア選びと、2匹目を釣る為のバックアップが欠かせません。
朝イチに選んだエリアは、水深2mほどでレイダウンが絡む場所。
まだディープに落ちていない小バスと、居着いている or フィーディングで差しているビッグフィッシュの両方を狙える、一ヶ所で数もサイズもまとめ釣りができるといったスペシャルなエリアです。
プラクティスからエグダマtypeレベル2.5g (レイドジャパン)+M.P.Sの組み合わせでよく釣れていたこともあり、エリア・ルアーに対する信頼度は抜群(^^)v
開始早々、45㎝クラスをバラしてしまいましたが、少し場所を休ませて再びアプローチし直すと47㎝!
さらに場所を休ませつつ丁寧にアプローチし続け、33.5㎝を追加しリミットメイク!
(寒い朝でもBOTTOMUP透湿防水ニットキャップのおかげで頭はホッカホカ!集中力の持続にも繋がります)
その後は入れ替えを目指し、プラでデカいのが釣れていたドライブシャッド6″を巻き倒しましたが、何も起こらず帰着・・・
結果は2匹合計長寸80.5㎝で惜しくも2位^^;
1位の方は、セクシーアンクル(イマカツ)の0.9gダウンショットとフルメタルソニック5g(フラッシュユニオン)のタダ巻きで43㎝,38㎝をキャッチしていました。
今回使用したM.P.Sのカラーは「脱皮シュリンプ」。
昨年の11月に発売して以来、使用頻度の高いカラーです。
水質はクリアだけど、朝イチの薄暗い時間帯なので少しアピール力が欲しい・・・
今回は、そんな状況だったのでベストカラーだったと思います^o^
3日後の12月25日に同エリアで釣った際は、少し濁りが入っていたこともありM.P.Sのカラーは「BUミミズ」を選びましたが、コチラもなかなかGood!
そして、大晦日の釣り納め釣行は、試合では不発に終わったドライブシャッド6″(0.9gネイルシンカーを腹側に挿入)のスローリトリーブで54㎝をキャッチ!
タックルは、ラインスラックを作りやすくする為に、最低でも6フィート10インチ(理想は7フィート以上)のミディアムヘビークラスのロッド、リールもギア比6.3:1のものを使用。
バイトの少ない冬だからこそ、タックルセッティングが重要になります。
2019年をビッグフィッシュで締め括ることができました(^^)/
その翌日の元旦釣行は、夕方15分の短時間でしたが近場の池へ。
M.P.Sの1.8gダウンショットリグ(リーダー約20㎝)で岸から10mほど沖のブレイクを探ると、小さいながら初バスゲット^_^!
フックは、フォッグショット#6(リューギ)
2020年は、昨年以上に色々なフィールドに出向いて、沢山の経験を積みたいと思います。
そして、昨年は叶わなかった「陸王オープン予選突破」と今回紹介した「府中湖チームエクスプローラーカップ年間優勝」を目標に頑張ります!
こんにちは、フィールドレポーターの鈴木翔です。
今回は、12月下旬に新発売となるブレーバーマイクロを紹介させていただきますm(_ _)m
個人的にオススメのリグは以下の3つ!
①ショートリーダーダウンショットワッキーリグ
11月にサンプルを頂いた際、まず始めに府中湖バックウォーターでのサイトフィッシングにて使用しました。
この時に、魚からの反応が最も良かったのがこのリグ!
リーダーの長さが約3〜5㎝程の、1.8gダウンショットワッキーリグです。
使い方は、主にレイダウンや水中の岩に吊して中層シェイク。
同じような使い方をするルアーにスモラバがありますが、スモラバとはまた違った波動やシルエットがバスにとっては新鮮なのでは?と感じました。
カバーに絡める使い方なので、針先を完全にワームの中に隠すことで根掛かりを軽減させています。
極細ボディなので、フッキング率に大きな差は無いですよ(^^)/
②2.7g〜3.5gダウンショットリグ
川村さんの解説動画にて紹介されていたリグです。
小さくて、速い・・・でも強くないものは、スレバス相手や極寒期に出番が増えます(^^)
バスは居るけど食わない状況で、バイトに持ち込むための最終手段です。
③ネコリグ
まだ釣果はありませんが、とても良いアクションなのがネコリグ!
ネイルシンカーはMAX0.9gまでの重さで、0.6g前後が使い易いです。
ブレーバー5.7インチ&5.0インチ同様、小さくなってもフォールでテールが良く動きます。
こちらもリアクションダウンショットと同じく、使い方次第で”速さ”を出せるので、サイトフィッシングで出番が増えそうです^_^
以上の3つが、僕のブレーバーマイクロでオススメのリグです。
フックはオフセットフックであればT.N.Sオフセット#6(ハヤブサ)、マス針であればセオライズ ハンガーFC-L#10(がまかつ)を使用。
ラインはフロロ4lb.を使用しましたが、ノーシンカーワッキーで使う際は飛距離重視でPEライン0.3号クラスも導入予定です。
他にも、使い手次第で色んな使い方ができるブレーバーマイクロ!
小さく、細い・・・だから食う!を是非、体感してみてください(^o^)
さて、今年もあともう少しで終わりです。
私生活では4月から大学生活が始まり、7月からはボトムアップフィールドレポーターとして活動させて頂くことになり、僕にとっては変化の大きい1年でした。
来年も、コラムやSNSを通じて自分なりに情報を発信していけたらなと思いますので、今後とも宜しくお願い致しますm(_ _)m
それでは、よい年をお迎えください。
こんにちは、フィールドレポーターの鈴木翔です。
10、11月は府中湖だけでなく、高知県の波介川、徳島県の旧吉野川にも足を運びました。
波介川を訪れたのは、10月6日。
まだまだ残暑が厳しく、魚も夏場所に多く残っていました。
波介川は岸沿いにインレットが多く、一見どこも釣れそうな雰囲気・・・
しかし、今回はバスが居ない所、居る所がハッキリしていました。
バスが居るインレットに共通していた要素は”ベイトフィッシュ”
主に2~3㎝程の小魚とブルーギルを多く見かけました。
ルアーもマッチザベイトを意識して、スモールラバージグSS(2.5g)+M.P.S(カラーはKUWASE)と、ギルフラット(issei)。
(スモラバSS+M.P.Sでヒットしたインレット)
写真左側から水が流れ込んでおり、小魚が沢山集まっていました。
バスはインレット周辺を回遊しており、フィーディング時にはインレット内に差してきてベイトを捕食します。
写真赤丸部分の草にラインを引っ掛け、壁に沿ってシェイクしながらレンジを落としていくとバイトしてきました^_^
有名な矢板インレットでは、リズィーでも40㎝クラスをキャッチ!
写真撮影中に逃げてしまったため、写真はありませんが、比較的水深の浅い波介川にリズィーは相性が良さそうです^_^
続いて、旧吉野川を訪れたのは11月7日。
毎年この季節になると落ちアユパターンが始まるのですが、そのパワーは感じられず・・・
本流ではバスが見えるものの、表層でもボトムでもない魚影が薄っすら見える位のレンジをフラフラ泳いでおり、ルアーへの反応もかなりシビアで苦戦しました。
結果、途中で入った支流にてヴァラップスイマー4.2インチ(カラーはK.O.シャッド)で釣った1本のみで終了(T-T)
期待していた流れの効いている堰周辺では、バスもベイトの姿も確認できなかったため、堰から下流に向かって1つ目の深みに狙いを絞りました。
足下から水深がかなりあったため、ヴァラップスイマーの腹側に0.9gネイルシンカーを挿入して、水面下1mレンジを引いてくるイメージで使用しました。フックはT.N.Sオフセット5/0(ハヤブサ)。
両河川とも、地元にはないタイプの川でとても面白いフィールド!
また季節を変えて、訪れたいと思います。
ラストはホームフィールドの府中湖!
まだ水位の高かった10月中〜下旬はターンオーバーの影響もあり、バスのポジションもカバー寄りの傾向に。
立木やレイダウンといった縦のストラクチャーにサスペンドしている魚に、バズベイトがハマりました(^^)v
バズベイトはボルケーノグリッパー3/8oz.(ノリーズ)をメインに使用。
バズベイトのフォローは、BFカバージグ4.5g(ジャクソン)+ハリーシュリンプ3.0インチのカバー撃ちで!
11月に入り減水が進むと、増水時では行けない所まで歩けるようになったので、改めて地形を調べ直す作業に時間をかけてみました。
本当ならシンカーだけを投げて調べるのが1番効率が良いのですが、せっかくなら少しでも釣れるチャンスがあった方が・・・
そこで、ヴァラップスイマー3.3インチの3/8oz.キャロライナリグを試すことに。
ヴァラップスイマーはシャッドテールの中でも特にレスポンスが良いので、リフト&フォール、ズル引き、回収中のどの場面でも良いアクションをしてくれます!
使い方は、沖に投げてカウントダウンでおよその水深をチェックし、その後は早めのズル引き。途中で何か引っかかりや重みを感じたら、沈みモノかブレイクがあるのでリフト&カーブフォールで乗り越えさせます。
カーブフォールさせることで、ボトムに向かっていく小魚を演出!
ブレイクを乗り越えた後にバイトしてきた50アップ!
良い地形をしている場所には、やはり良い魚も居ました^ ^
地形を理解すれば、タイミング次第でここにバスが差してくるのではないか?などといった想像がしやすくなります。
こちらは、シェードになる時間帯と風当たりの良さを考慮して入った、ボディウォーター絡みのシャローフラットにて。
ジャックハンマー3/8oz.(エバーグリーン)+ヴァラップスイマー4.2インチを巻いていると、ピックアップ直前に後ろに魚影が薄っすら見えたので、カーブフォールさせると引ったくりました。
そして、数は少ないながら、残っているカバーは一級ポイント!
しかし、目に見える着き場なだけにプレッシャーも高くなります(^^;
近距離のカバーであれば、スモールラバージグSS(2.5g)+M.P.Sが信頼度No.1!
M.P.Sのカラーは11月発売のNEWカラー「脱皮シュリンプ」がここ最近のお気に入りで、ナチュラルでありながら存在感は弱すぎない、冬によく釣れそうなカラーです。
府中湖に関しては、これから水温が下がると、ビッグフィッシュに狙いを絞ったシャローゲームをやり切るのがオススメ!
冬の痺れる1本を求めて、フィールドに足を運んでみてはいかがでしょうか。