COLUMNCOLUMN

HOME > COLUMN
suzuki 2021.05.10

フィールドレポーターの鈴木翔です。

今年も陸王ダービーが開幕しました!
今回は、昨年と大きく変わった部分が2点。

・フィールド組み合わせ(ブロック)
・競技期間が1ヶ月から2週間に

ホームフィールドの府中湖はBブロック(霞ヶ浦、北浦、五三川、旧吉野川、府中湖)に分類され、フィールドポテンシャル的にも今年はチャンス大!?
30分しか釣りできない日もありましたが、とにかく毎日釣りをすることで府中湖の“今”を捉えることを意識しました。

季節的に、最もキーになったのは“スポーニング(産卵)“。
陸王ダービー開始時は、第2陣スポーニング真っ盛り。
スポーニングに意識がいってしまった魚を釣るのは難しいので、この時の狙いはイチ早く産み終えた第1陣(3月下旬〜4月頭に産卵)のメスのアフタースポーン。
よって狙うエリアも、

①産卵を終えた魚がしばらく留まっている、スポーニングエリア周辺のストラクチャー(特に立木や垂直護岸のような縦のストラクチャー)
②回復途中の魚が回遊するボディウォーターの変化(岬やブレイクなど)

を重点的に釣っていきました。

➀ではホバスト、②ではブルスホッグのフリーリグにて早い段階で50クラスを2本キャッチ!
バックウォーターでも、夕方であれば数は少ないながらバスの姿も確認でき、サイトフィッシングで複数匹釣り50クラスを1本追加。

5日目で最低目標の3本150センチを達成できました。

ここからの入れ替えに苦戦・・・

1回目の週末(17、18日)は2日間、共に雨。
降水量が多く放流量も増えたため、本湖の水がよく動き、例年になく水色がクリアだった中・下流域はさらにクリアアップしました。
クリアアップしたことで、ワンド内の魚が消えるor居てもルアーをかなり見切る。ボディーウォーター絡みの魚のポジションはさらに沖へ・・・
ただし、一つだけ良くなったのは、第2陣が産卵を終え(完全に終えたのではなく、一旦落ち着いた)、またエサを食べるようになったこと。
前半で狙っていた②のエリアは、この状態の魚が増えました。

釣り方は変えずにブルスホッグのフリーリグで、49センチ→50.5センチに入れ替え成功!
それ以降は、48cm止まりで入れ替えサイズを釣ることができずに終了・・・
結果的に、今回ウエインした魚をキャッチしたルアーはホバスト&ブルスホッグでした。

まず、ホバストは大きく分けてエビ系or小魚系の2つ。

エビ系はM.P.S BIG。本湖のスポーニングエリア周辺でひとまず体力を回復させる為にエビを捕食している魚は、このリグ&ワームに反応が良かったです。
フックはホバーショット#2(リューギ)、M.P.S BIGのカラーは水色が綺麗だったので、“
KUWASE”一択!

1日だけ訪れた旧吉野川でも!
こちらはエビではなく、稚鮎喰いバスでしたが^^;

小魚系はフリッシュ(プロト)&スーパーホバリングフィッシュ
ベイトフィッシュを追ってバックウォーターに遡上してきた魚には、やはりベイトフィッシュライクなワームが強し!

フリッシュのテールピロピロ感とナチュラルなロールは、すでにお気に入り(^^)/
2.5inchクラスのダウンサイジング版も欲しい所です。

そして、2本の50UPを連れてきてくれたのがブルスホッグ3inchのフリーリグ!

シンカーウエイトは、3.5g or 5.0g。
根掛かりしにくい上に、水中の沈みモノやブレイクの壁に引っ掛けた時に外しやすいのと、シンカーがゴリゴリとボトムに当たる音をなるべく小さくしたかったので基本は軽めの3.5g。飛距離優先の場合のみ5.0g。
シンカー形状は、ダイワのペアーリングとフリリグSS、リューギのビフテキシンカーを引っ掛かり感の違いで使い分けました。

そして、使い方はラインをボトムに沈めてからスローなズル引き。
ここぞ!という場所でワントゥイッチを入れ(1投に2、3回)、バイトさせます。

前述したように水色がクリアな下流域のバスはかなりルアー&ラインを見ていて、動かしすぎはNG。
1投に時間をかけ、一瞬だけ食わせのキッカケを作ってあげる、といった釣りでした。
ボトムでゆっくり動いているものが急にブルブル!と波動を出すと、バスも思わず…
ブルスホッグのスリットインパドルによる水押しは、魚にスイッチを入れる力が凄まじいと感じています。

ちなみに今回釣ったブルスホッグのカラーは“スジエビ”オンリー。

(スジエビ)

水色の影響もあり、晴れるとかなり深い所まで下がっており、7,8mレンジで50UPが釣れることも。
腹側は薄いシナモン系で水に馴染みつつも、ブルーラメと背中側の濃いスモークで暗いディープでも少し存在感を出せる当たりカラーでした(^^)

ウエインした4尾のうち3尾が下流域(1尾はバックウォーター)だったのですが、密かに1発B I Gが出るのではないか?と期待していたのは、中流域からバックウォーター1歩手前の川筋。
水色がクリアな下流域に比べ、こちらは例年通りの水色(ステイン〜ややマッディ)だったので、この時期得意としているジグヘッドワッキーリグで釣りやすい印象。
そして、スポーニングの進行具合も下流域より早いので、アフターのデカバスがタイミング良く見えないかな〜という運任せな部分もありましたが・・・

ジグヘッドワッキーリグのストレートワームは、ブレーバー5.7inch(テールカット)5inchスリムヤマセンコーをマテリアルの硬さ違いで使い分けました。

基本、使用頻度が高いのはブレーバー5.7inch
ジグヘッドのウエイトは、フォール主体の場合、0.6g 0.9g 1.3gの3ウエイトを風の強さ&狙う場所に対しての距離に合わせて。スイミング主体の場合は、0.6g〜2.2gを、動かし方(下記)&波動の強さ&スイミングスピードに合わせてローテーション

動かし方も2通りあり、

❶ワームが“くの字”になって戻るの繰り返し(ロッドティップのシェイク幅大きめ)
❷ジグヘッドのヘッド(オモリ)部分だけが上下にヘコヘコし、ワームをあまり曲げずにロールさせるだけ(ロッドティップのシェイク幅小さめ)

❶は、ワーム全体で水を押すので波動が強く、スイミングで遠くから魚を寄せたり、濁っていたり荒れていたりして、よりアピールしたい時に多用。(1.3g〜2.2gのウエイト)
❷は、移動距離を抑えて一点で焦らして食わせるイメージ。“ナチュラルシャッド”や新色“ミミパール”などのツートンカラーを使うのも、明滅効果で焦らしやすそうといった理由。(0.6g~1.3gまでの軽めのウエイト)

※ウエイトは水深に合わせるというよりは、波動を強くしたい時、スイミングスピードを上げたい時に重くしています。リールの巻きスピードやラインスラックの出し方など、感覚的な部分は個人差があるので、ウエイトの選び方もあくまで参考までにm(_ _)m

(ナチュラルシャッド)

(ミミパール)

「もっとアピールが欲しいな、もっとスローにスイミングしたいな(=濁っている)」という場合のみ、ブレーバーより硬い(≒波動が強い)5inchスリムヤマセンコーを使用しています。

その他にもダウンショットやミドストなど、ライトリグ中心の展開となった今大会。
春のデカバスに狙いを絞るとなると、浮いている魚をメインに釣っていこうと思ってスタートしましたが、フィールドの状況や天候次第でディープ×ボトムの釣りもアリなんだ、というのは新たな発見!
そして、今思えばもっと視野を広く持たなければ…と反省点も多々。

次回は6月!
得意な時期でもあるので、1位目指して頑張ります^o^

chiba 2021.04.28

皆様こんにちは。フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回のテーマはオカッパリ!!

最近は、オカッパリ強化月間な日々を過ごしています。
時間を見つけては、30分でもいいからフィールドに立つ!!下手は下手なりに最大限努力する!!これがここ最近の自分へのテーマです。

近年のオカッパリの感想を言うならば、「超絶難しい!!」
僕自身、オカッパリの経験も浅く、試行錯誤している毎日です。
年々難易度は上がっていて、簡単に巻いたり撃ったりのアプローチで釣れるほど甘くない。
妥協が許されない、そんなこの釣りに絶賛ハマり中です。(笑)

そして、改めてボトムアップルアーの「KOSMO」・「BREAVOR」を使いこんでみることにしました。
KOSMOといえば光大郎さんのこだわりが詰まったオールインワンスモラバ!!
・オープンウォーターのボトムズル引き
・中層シェイク「マイクロピッチシェイク」
・カバー撃ち

一言でいえば、これ一つで事足りてしまうそんなルアーなのです(^^♪

今回ヒットしたのは、KOSMO2.5g+トレーラーにM.P.S BIGを使用したマイクロピッチシェイクでした。
M.P.SBIGにした理由は、濁りが有り少しシルエットを大きくしたかったからです。2つのクビレがクッションの役割を果してくれるので、ギコチナイ僕のシェイクでもナチュラルな動きに変換してくれました(^^♪ 「食わないバスに口を使わせる」そんな最強ルアーですね。

ボトムアップYouTubeチャンネルにて動画公開中ですので、気になる方はチェックしてみて下さい。
「百聞は一見にしかず!!」僕もかなり見て勉強しました。

水中に張り出した大きな木の根元に、マイクロピッチシェイクでゆっくり落とし込んでいくと、シェイクの感覚が手元から消え、その瞬間のフッキング!!時間にしたら20秒ぐらい誘ったと思います。

今回は少しフッキングが遅くなったので、少し横にかかっていました。練習が必要ですね。
本当に頼りになるアイテムだということを再確認出来ました。KOSMOに助けられた(^^♪

「マイクロピッチシェイク」この精度で釣り込むことによって、絞り出せるバスがまだいることを改めて実感しました。今まで自分が何匹のバスを釣り残していたのか( ;∀;)

そして、もう一つのアイテムが「BREAVOR」スナッグレスネコリグです。
今回は、5.0サイズをメインに使用しました。「一般的には、5インチは大きくない?」
そんなコメントも頂きますが、全然問題ありません。
細身のボディでもあるし、下記釣果でも見てわかるように小さめのバスでも、問題なくバイトしてきます。
ボートでも使用頻度が高かったこのルアー。オカッパリでも、スナッグレス性能が高くストレスフリーでテンポ良く探っていける万能アイテムですね。
・ボトムズル引き
・スイミング
・カバー打ち

この汎用性の高さもBREAVORを僕が多用する最大の理由になります(^^♪
僕もしっかり、ブレーバーでバスをキャッチしています!!本当に頼りになる!!

カラーはBUミミズで、シンカーは1.3g。このバスはフォール中のバイトでした。
テールがフォール中もしっかりアクションしてくれるので、フォール中にも誘えます。

続いてこちらの釣果は、張り出したブッシュの沖側へ投げ、あたかもベイトがシェードを求めてブッシュに入ってくるようなイメージでアプローチをしたらのヒットでした。
そんなアプローチで2連発!!2投連続ヒットでした(^^♪

さて、ここまで2つのリグを紹介させて頂きましたが、共通点が!!
そうです。どちらもフォール中~ボトムまで、どのレンジでも攻略できてしまうということ。オカッパリのように道具に制約がある状況の中で、これだけ多彩なアプローチができる汎用性の高いルアーは、間違いなく一軍選手ですね!

今回の釣行の使い分けとしては、行きは「KOSMO」で足元のカバーを狙い、帰りは「BREAVOR」で沖目を誘っていく。こんな感じで使い分けていました。
勿論逆でもOK。SNSで「どんなベイトを演出しているのですか?」と聞かれましたが、例えるならば!!
・KOSMOは水中のブッシュにサスペンドしているエビ
・BREAVORはボトムのエサをついばむベイト

のイメージで僕はアクションさせています。

このようなに何をイメージするかは本当に大切ですよね!!
このイメージの釣りは、フィールドレポーターの石井一樹さんに教えてもらいました(^^)/「アングラーは想像力豊かじゃないと。」だそうです。(笑)

【タックルデータ】

ルアー:KOSMO2.5g「K.O.シュリンプ」+M.P.S BIG「KUWASE」
ルアー:BREAVOR50「BUミミズ」「カモフラシュリンプ」 (フック:N.S.S #2/0 ネイルシンカー:1.3g)
ロッド: ロードランナーNXS6100M
リール: SSエアー8.1
ライン: 山豊テグスアディクトフロロ12lb.

オカッパリ万能ルアーの「KOSMO」・「BREAVOR」を駆使して、皆様も釣行してみてはいかがでしょうか(^^)/ その際は、水中をイメージする事をお忘れなく!

kawamura 2021.04.26

こんにちは、川村です。

ビーブルの小型版「チビーブル」が入荷し、出荷を控えております。

一昨年、草深に手作りしてもらい、H-1グランプリ亀山湖戦で使い始めたのがきっかけ。
その大会では、リミットメイクに貢献してくれました。

使ってみて気づいたことは、ビーブルならではのスプリッターは、軽量&ミニサイズへの相性がことさら良いということです。

ミニスピナーベイトというと、サイズが小さいだけでなく、手元に伝わる振動も、スカートの揺れも微細です。
それがイイ状況はあるにしても、限定的。スピナーベイトとして、弱すぎると感じていました。

しかし、近年、中小型サイズ(ビーブルサイズ)でさえ、“大き過ぎる”と感じることが増えたのも事実。
昨今のタフフィールドに対応するハードベイトとして、小型版は欲しいところでした。

※草深手作りのチビーブル1stサンプル

で、スプリッターを搭載した小型版を試したところ、
・カリカリとした心地よい引き感で、ミニスピナーベイトにありがちなノー感じを完全解消。
・スカートも、これまたこれまでのミニサイズにはなく、ライブリーに躍動。
・1/4オンスという軽量はシャローレンジを引きやすくも、スプリッターが浮き上がりを抑え、レンジキープは容易。

小さいのに強さが出せ、使用感もいいとは、メリットしかない!!(*^^*)

開発にあたり、最初は0.6ミリ径ワイヤーを試しましたが、ちょっと伸びやす過ぎる。
フッキング時にも伸びている感触が分かり、パワーロスしているな、と。
ちなみに、オリジナルサイズと同じ0.8ミリ径では、小型化したブレードの抵抗ではタワミが弱く、いい「揺れ」が出ません。
0.7ミリ径が結論でした。

また、ブレードを小型化するにあたり、ダブルウィローのフロントブレードの回転角を変更しました。
ワイドな回転角にすることで、レスポンスと、リアブレードとの一体感も高めました。
草深が苦心していましたが、スプリッターに水受けを奪われる不利を完全に克服しました。

これらのことは、スロー映像で観ると一目瞭然です。

ブレードの回転に追従し、ワイヤーがしなっているのが分かります。
フロントブレードは高速回転し、リアブレードは力強く攪拌しています。
水平に近いナチュラルな姿勢で、フックは完全にスカートの中に隠れていますね!
そして、ヘッドを左右に振っていることも!これがスカートをナチュラルに揺らす原動力です。

パーフェクトだと思うのですが、いかがでしょう!?

[写真左:チビーブル(量産品) 写真右:草深手作りのチビーブル1stサンプル]

フックのサイズは、ノリが良く、大型が掛かっても安心の♯2/0。
最初は♯1/0で試作しましたが、実践では小さいと感じました。

1/4オンスゆえ、水深1m未満のドシャローを泳がせやすくなったことも、出しドコロのひとつ。
しかし、このサイズ感で3/8オンスも欲しい・・・
今後、ハイプレッシャーフィールドにおいては、このサイズ感が定番化するかもしれません。

※写真提供:アングリングバス

今月号のアングリングバスロケでも、霞オカッパリにてグッドサイズを連れてきてくれました。
ハードベイト縛りだったこのロケでは、プロトのジョリー(仮称)も活躍してくれましたよ!
誌面では、ハイプレッシャーフィールドでハードベイトを生かすノウハウを紹介しています(^_-)-☆

sato 2021.04.21

皆さんこんにちは。フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
今回は、自分がボートを駐艇している弁天マリーナのトーナメントで優勝することが出来ましたので、その釣行について記したいと思います。

大会が開催されたのは4/11(日)。
桜も散り、新芽が生え出し緑がかってきたタイミングです。
天候は晴れて風も弱く、釣りをするのには心地よい日並みでした。

バスの状態としては、プリスポーンとアフタースポーンが入り混じっているのではないか!?
と予測していました。

そして、以前も紹介したように、弁天マリーナのトーナメントは、W.B.S.・JBトーナメントなどで活躍されているプロアングラーの方々を始め、霞ヶ浦に精通したロコアングラーが集う大会であります。
皆さん、この時期にバスの居るエリアはしっかり把握していると思われ、エリアのバッティングは避けられないなと。

そして、トーナメントスタート!
すると、やはり皆さん、同じ方角へ!!!(笑)
大半の方が目指したのは、スポーニングエリアとして有名な流入河川でした。

デットスローで遡上して行き、目的地付近に到着した頃には、先を5艇以上が流していました(・。・;汗。

予想通りのハイプレッシャーエリア。
しかしバスが居るのは間違いないと、本命エリアのやや下流側から釣りを開始します。

すると、最近の霞水系は減水傾向ゆえ、本来バスがスポーニングベットを作るはずのシャロ―側は、水深5~10㎝ほどのスーパーシャロ―に。
バスの背びれが出てしまう程の浅さですから、当然バスの姿はありません。

そこで、一段深くなった外側を、スナッグレスネコリグ・ダウンショットリグ・スピナーベイトなどで探ってみるも、ノーバイト。

やがて、本命のストレッチへ。
ここも同様の釣り方で探って行きますが、ノーバイト。

「ヤバいなぁ~(・_・;)」と思いつつ・・・
そのまま上流へ流していくと、一見これまでと同じようなストレッチの中に、唯一岸沿いの水面を覆うカバーが点在していました。

パートナーと、「ここも水位がある時はいるんだよなぁ~」と話しつつ、その浅いカバーのインサイド側をブレーバーのスナッグレスネコリグで撃ってもらうと・・・なんと、待望のファーストフィッシュをGET!!

水深がなくても、カバーが覆いかぶさったスポットには、バスが隠れていたのです!!\(^o^)/

同様のエリアをラン&ガンすれば・・・とも考えましたが、自分が知る限りこの付近で同じような条件は、この短い50メートルほどのストレッチしかなく・・・(・。・;
仕方なくこのストレッチを往復する事に!!

すると、2往復目。
またしても、パートナーのブレーバースナッグレスネコリグにHIT!!
スゲーっ!!(笑)
あと、一本でリミットメイク。

そして、3往復目。
今度は、自分のブレーバースナッグレスネコリグにHIT!!
短いストレッチからの3連続HITにより、短時間でリミットメイクすることができました~!!\(^o^)/

「この釣り方、ヤバい!」と感心しつつも、小さいバスが1本いたので、入れ替えを狙います。
しかし、その後もバイトはあるものの、しっかり持っていかずキャッチにいたりません。

そうこうしているうちに帰着時間が近づいてきたので、戻りながらシャロ―を打っていくことに。

すると、アシに草が溜まって、マット状のカバーを形成しているスポットが。
そこへ、まずは自分がブレーバーのスナッグレスネコリグをキャスト!
しかし、反応はなく・・・
すぐさまバックシートからパートナーが、同じリグを同じカバーの中に入れると・・・なんと、それにHIT!
入れ替えのバスをキャッチしてくれました!!\(^o^)/

同じリグにも関わらず明らかな釣果の差が出たので、よくよく聞いてみると・・・
まず、ワームはどちらもブレーバー5.7インチ。
フックも同じで、N.S.Sフックパーフェクションの2/0(ハヤブサ)。
カラーは若干違いましたが、同じミミズ系のカラーでした。

唯一、違ったのは、ネイルシンカーのウェイト。
自分が2.2gで、パートナーは若干軽い1.8g
たった0.4gの差ですが、釣果に差があったのも事実。
あらためて、シンカーウェイトの調整は大切なんだなぁ~と!!(・。・;

そして、いざ、ウェイインへ。
実は、この日、大潮が絡んでいて、条件は良かったのと、自分たち以外の人も魚を持ってきていたので、厳しいかなと思いましたが・・・

3,290gで、なんと、優勝することができました!!
もちろんMVPはパートナー!!サンキュー(笑)\(^o^)/

今までトーナメントという、競技の釣りをしていなかった自分でしたが、マリーナにお世話になるようになってから参戦するように・・・。
同じ駐艇場の方々に面倒を見ていただき、そして、参戦をする度にたくさんの刺激をもらって、今回初優勝できたのは、率直に嬉しい限りであります!!\(^o^)/

また、ボトムアップに携わるようになって、最初に使い始めたアイテムがブレーバーの5.7インチ。
リリースから5年目になりますが、厳しさが増しているフィールドコンディションにおいても、釣り勝てる実力を証明してくれました!!\(^o^)/

スポーニング明けには、テールをカットしてのノーシンカーワッキーなど、よりスローフォールさせる釣法でも威力を発揮するワームです。
ぜひお試しください!!

そして直近では、オカッパリでもブレーバーは好調です!!\(^o^)/
それでは、今回はこの辺で失礼します

tosaki 2021.04.21

皆さんこんにちは!フィールドレポーターの戸崎優翔です(^^)/

気温も水温も上昇し、着々と春が進行しており、「冬は行ってなかったけどそろそろバス釣り行くか!」という方も増えてきた頃かと思います。
霞水系のバスも人間と同じように、暖かくなってきて活動的になり、産卵という一大イベントを行っている最中です。
個人的に春が進行してきたこの時期は、とても難しいと思っています。
「春なのに全然釣れないな。」と思う方も多いのではないでしょうか?

活動的なのに難しい理由として、
・産卵前の個体(プリスポーン)
・産卵中、またはその直近の個体(ミッドスポーン)
・産卵後の個体(アフタースポーン)

このような色々な状態のバスが居ることが挙げられると思います。
厳密に言うと、プリスポーンに入る更に前の段階のバスや、ミッドスポーンからアフタースポーンに移行中のバス等もいますが、今回は大まかに分けて上記のように記しておこうと思います。
この中から、
・今どの個体の割合が多くて、どの個体が一番狙いやすい状況か
・その狙うべき個体はどのように狙えばいいのか

を考えてアジャストしていくことが出来れば、バスに出会える確率は上がると思います。
今回のコラムでは、僕がどのように考えてバスを探していったかをお伝えしようと思います!

まずは1本目。
3月の下旬。
学校前の短時間釣行で狙いのスポットに行くと、思っていたよりも風が当たっていない…。
しかし、
・ハードボトムのシャロー
・風はイマイチだが曇天
・ベイトフィッシュが浮いている

という状況から、少なからず産卵に向けて餌を食う個体が必ず差して来ていると思い、テンポ良く探る事ができながら食わせ能力にも長けているリズィー》をチョイス!
他と比べてよりゴツゴツしている場所をスローリトリーブで舐めるように通すと、ゴンッ!

思った通り、44cmの餌を食っている個体が居てくれました。

この時は広い景色で濁っていましたが、
・プレッシャーが高い場所ということ
・あまり風が当たっていなかったということ

から、アピールプラスではなくオリジナルを使用しました。さらにカラーは、新色の【チャートブルーフロスト】をチョイス。
アピール力が強すぎない薄めのチャートカラーで、霞ケ浦のように濁っているけどプレッシャーが高い場所でかなり頼りになるカラーです。
チャートカラーが苦手な方にも是非使ってみて頂きたいです!!

また、巻物の釣りをする時には《アイチューナー》は必需品です。リップ付きのプラグは新品でも真っすぐ泳ぐようチェックしますが、トゥルーチューンで調整しても、根掛かりやキャストミスで護岸などにぶつけてしまった時に、泳ぎが変わってしまう事があります。よって、常備しておくことをオススメします!

そして2本目。
4月に入りさらに季節は進行していると思いましたが、朝一のフィーディングで餌を食いに来る魚が必ずいると思い、南風が当たる1級スポットへエントリー。
しかし、水門操作により今までに見たことが無い程の減水。
ヴァラバマを漂わせながら足元を見ていると白魚が大量に接岸していましたが、反応が無いのでサイズ感がキー?と思いスピニングタックルに持ち替え、《ハードコアミノーフラット70F》を巻いてみるも反応無し。

減水であまりに水が少ない状況の中、風が直当たりするとシャローに残れなくなる可能性が高くなってしまうと考え、すぐに見切りをつけて移動。
ウィンディーサイドの中でも波風をブロックするような場所を回ってみましたが、反応は無く。
日が高くなって浮いてくる魚がいるだろうと考え、風裏のカバー周りを《ギャップジグ3.5g》+《ブルスホッグダディ(頭から3節カット)》でフワフワとスイミングさせるも反応が無かったので、試しにボトムに落としてみると反応が!
しかしショートバイトで乗らず、恐らくパドルを咥えているんだなと。

そこで、ボトムを効率よく探るために《ギャップジグ》を3.5gから5gにウエイトアップし、トレーラーもショートバイト対策で《ブルスホッグダディ》からオリジナルの《ブルスホッグ3インチ(頭から3節カット)》にしてさらにコンパクトに。
するとまた反応が!

サイズは40㎝ジャストとそこまで大きくはなかったのですが、しっかり魚の状態とフィールドの状況にアジャストしていけたから捕れた嬉しい1本でした!
この時は、バスがミッドスポーンに入ったことで食性が著しく失われたため、ボトムでのショートバイトだったのだと思います。

ギャップジグは、コンパクトでショートバイトにもプレッシャーにも強く、ジグならではのボリューム感も有る。
霞水系でかなり戦力になってくれること間違いなしですね!

【ギャップジグ(BUミミズ)】+【ブルスホッグ3インチ(ミミパールペッパー)】の色合いはとてつもない一体感!たまりません!
ジグ、ホッグ系ワームにミミズカラー!?と思う方もいるかと思いますが、目立ちすぎずマッディでは適度に存在感が出せて、他にはない理にかなったカラーだと僕は思います。

今年は思っているよりも春の進行が早く、このコラムがあがるころにはアフタースポーンに入る魚も出てくると思います。
色々な状態の魚が居るからこそ、その日その日でどの魚をどのように狙うべきかを考えて釣りをしなければなりませんね。

陸王ダービー期間に入る前に、小貝川にも少し顔を出しに!

サイズのわりに良く引いてくれました(^.^)

M.P.S BIG》の0.9gウィールヘッドミドストで!
逆手と、ウィールヘッドのペラの2つの抵抗が移動距離をかなり抑えてくれるうえ、フォールでもスローに見せてアピールできます。
濁っていながらも光量が多かったので、カラーは透け感のある新色の【スジエビ】
そしてさっきの写真で被っているのは…。

NEWアイテム《BUベンチレーションワークキャップ》です!
熱を逃がすベンチレーションと撥水の加工が施された生地を使用しており、軽くて被り心地がとても良く、頭が濡れにくいキャップになっています!これからの時期にとても快適!!

最後になりますが、釣りをしていて捨てられているラインやワーム、フックなどのゴミをよく見かけます。

釣り場にゴミを残すとその近隣に住んでいる方々にも迷惑がかかりますし、そこに生息している生き物にも危害が及ぶ可能性が有ります。その場所で釣りをさせてもらっているという気持ちを忘れずに、ゴミを捨てないようお願いします。
僕は、第一精工さんから出ている《糸くずワインダー》をすぐ手の届くところに付けて使用しています。

ラインのゴミや小さなフックのようなゴミならまとめて入れておくことが出来るので便利ですよ!

それではまた!

kawamura 2021.04.08

こんにちは、川村です。

すでに桜も散りつつある今日この頃。
水温もやや高めに推移しているようで、季節の進行がやや早いような印象を受けます。
ここ一ヶ月の釣行は霞水系に加え、遠賀川(福岡県)に青野ダム(兵庫県)と遠征も続きました。

遠賀川へは、先日公開となった山口諒也との釣行。

早春の遠賀は数こそ望めませんが、デップリ太ったデカバスが釣れる印象です。
今回も、一発目から2キロに迫る魚が釣れてくれました!

リグはブレーバー57のスナッグレスネコリグ。
プリスポーンのサイズ狙いをかなえるボリューム感と、2/0フック(N.S.S.フック)を背負える安心感があります!(^^)!

初日をいい形で終えたことで、2日目は勝負することに。
続編をお楽しみに(^_-)-☆

 
遠賀川へは4月上旬にも訪れました。
今度はTV「ザ・フィッシング」の撮影です。

初日は1本とかなり苦戦・・・バスがどこにいるのかも掴めないでいました。
2日目はエリアを絞り込み、釣法やタイミングを変えながら、より丁寧に探っていくことに。

後半は連発し、ラストはシビれる展開でしたよ(*^^)v
M.P.S BIGもいい仕事してくれました。
放送は4/17(土)、17:30~となりますm(__)m

 
霞水系へは「アングリングバス」の取材にて。
テーマはハードルアーということで、シラウオやワカサギにハメるのが最善ですが・・・

[写真提供:アングリングバス]

初日は晴天無風にて、それらベイトフィッシュの接岸はなく、釣れそうな雰囲気だったのは朝夕合わせての2時間のみ。
夕方にグッドサイズを仕留め、辛くもデコは免れました(^-^;
霞本湖、水深50㎝ほどのアシ際でした。

翌朝は微風。ならば・・・と、前日に釣れたストレッチから開始しましたが、不発。
風が強くなり始め、波風が当たる対岸に移動したところ、すでに多くのアングラーが並んでいました。

ここでは前日から目にすることのなかったシラウオが群れていました。
シーバスを釣った方がいて、ボクにはキャットフィッシュが釣れ、初のダントウボウがスレ掛かりしたりと生命感はありましたが、
バスを釣った方を見ることはなく・・・

[写真提供:アングリングバス]

鰐川に移動し、プロトのジョイントベイト(仮称:ジョリー)を試すと連発!!

広い霞水系においても釣れる場所は限られ、アングラーも集中するし、時合いも短い。
ルアーに対してもセレクティブだと感じます。
しかし、ハマると連発もあり得るポテンシャルは健在であることが嬉しかったですね!

また、貴重なバイトを、グラスコンポジットロッド「ショアコンペティション ライトニング66」がミスなくキャッチさせてくれました。
どんなに低弾性なカーボンを用いても、グラスの追従性にはおよびません。
ライトニング66は、ローモデュラス(低弾性)カーボンベースに、
樹脂量を極限まで減らした軽量・シャープな「SVFグラス」ティップを備えた“バーサタイルプラッキングロッド”

投げやすく、ルアー本来のアクションを引き出し、キャッチ率も高い。
リズィー(7g)クラスのシャッドクランク~RTO1.5クラスのフルサイズクランクまでを快適に扱えること。
今回、1/4オンスのチビーブルにも好相性を見せましたが、3/8オンスとなると柔らかすぎます。
そして、シェイクやトゥイッチといった小技にも向いているのは、その軽さと、グラスティップでありながらダルさを排除しているからこそ。

誌面では、ハイプレッシャーが前提のオカッパリにおいて、ハードルアーを生かすノウハウをお伝えしますm(__)m

 
青野ダムへは、釣りビジョン「follow my F」の撮影にて。
“地元超え”を目標に挑む番組ですが、今回のテーマは「ロクマル」。

青野ダムもワカサギレイクにて、オカッパリから狙うとなると、この時期はワカサギの接岸に期待するところ。
しかし、初日の朝はマイナス1℃の冷え込みに、2日目も3℃と好転するほどではなく・・・
ワカサギも一匹見ただけで、それを狙う鳥もはるか沖でダイブしていました(*_*;

それでも、1日1匹ずつグッドサイズを仕留めはしたのですが・・・
エンディングコメントにて、今一度チャンスをいただけることを告げられたのです!

5日後の青野ダム、雰囲気は一変!
桜が咲き、前回6℃だったバックウォ―ターの水温は10℃を超えていました。
しかも、前日には水温より高いであろう雨・・・

状況が好転していることは明らかですが、目標はロクマル。
釣り方も、前回と同じでは狙えないことを察していました。

そこでやってみたのが、アラバマリグ。
あまり気が進まずにいて、使うのは今回が初でした。

ヴァラップスイマーをセットした、「ヴァラバマ」が釣れていますが、泳がせてみると、確かにこのリグとの相性が抜群であることもうなずけました。

タイトアクションなので、群れになっても強すぎず、ナチュラルに群れを演出してくれる。
ロールによる明滅効果も、群れになるとさらに魅力が増すように思えました。
さらに、昨年の陸王で佐々木勝也がやっていた「バマスト」というロッドで誘いながら泳がせてくる釣法を試すと、それぞれがヒラをうったり左右に踊って、これまたいい動き!

初日は5本のウエイトは10キロを超え、2日目はさらに・・・
目標のロクマルは達成できたのか!?
釣りビジョンにて、初回放送は4/13(火)22時となりますm(__)m

【アラバマリグタックル】
ロッド:BLX LG6111H+FB-SB
リール:ジリオンSV TW6.3L
ライン:モンスターブレイブZ 22ポンド

 
日並みによるところも大きいながら、ここ一ヶ月で釣果も上向いてきました!
これからはスポーニングシーズンに入りますから、バスの扱いはいっそうの配慮をお願い致します。
乾いた地面の上に抜き上げない。水から長時間出さないといったことですね(^_-)-☆
ボートでは、ライブウェルに入れての移動も控えたいところです。
バス、間違いなく減っていますから。

 
最後に、開発に2年を要した「ギャプジグ」をリリースさせていただきました。
2018年の陸王決勝でコンパクトカバージグの有効性に開眼し、2020年の陸王決勝では、最終サンプルにてビッグフィッシュと入れ換えにも貢献してくれました。

ヘッド形状は手削りでシェイプ出しし、理想をかなえるためにフックは特注。
コンパクトなのに深くかかるワイドゲイプフック。他にも随所にこだわりを詰め込みました。
昨今のタフフィールドにベストマッチするジグとして、やり尽した自信作です。
ご活用いただけましたら幸いですm(__)m

suzuki 2021.04.02

フィールドレポーターの鈴木翔です。

今回は3/26,27の愛媛リザーバー遠征釣行についてレポートします。
初日は野村ダム、オカッパリ!

(野村ダム最上流部、桜も見頃でした^o^)

8時過ぎに到着し、車を降りるとシャローフラットを回遊するスクールを発見。
すぐさまスピニングタックルを手に取り、たまたま付いていたライアミノーのホバストをアプローチすると、幸先良く1投目でヒット!

この1匹を釣った直後は、稚鮎ボイルも起こっており、良いタイミングで来れたな〜と思いましたが、霧が晴れるとドピーカンに・・・見えバスも減りました。
朝見えていたバスがどこに行ったのか??
考えられるのは、水深のあるシェードor流れの中
前者では良い反応が得られなかった為、流れを求めて、まさに夏場!と言えるような最上流部にエントリー。
やはり、50前後のデカバスが複数匹流れに差していました。
M.P.S BIGのホバストで護岸を使って食わせるも、フッキング時に僅かにラインが擦れ、強烈なバスの引きでドラグ調整が間に合わずラインブレイクしてしまいました。

時間を少し空け、次はハドルフライのロングリーダー0.9gダウンショットリグ
同じく壁を使ったアプローチでリベンジ成功の50アップ!

ホバストでは流れの中でトレースコースの調節がしにくかったのでダウンショットリグに、壁に軽く吊るした状態(下記イメージ図参照)で1点シェイクさせたかったのでシンカーは軽めの0.9g
違和感を減らすためにシンカーとワームの距離を離したかったのでリーダーは長めの40cm程度、そして0.9gシンカーでもロールさせやすくて稚鮎っぽいハドルフライ、といった理由でのワーム・リグセレクトでした(^^)

(イメージ図)

陽が高く登った昼過ぎのタイミングでは苦戦しましたが、夕マヅメの雰囲気が出始めた15時頃に、この日初めて地形の釣りでヒット!
ブルスホッグ(新色:スジエビ)の5gフリーリグを丁寧にズル引き、岩を乗り越えさせた後のフォールでバイトして来ました。

川筋が大きく曲がったアウトサイドベンドに、ハードボトムと冠水ブッシュが絡むスペシャルなエリア(下記写真:赤丸部分)にしては、サイズがイマイチ?!        

やはり今回のタイミングでビッグフィッシュを狙うなら、最上流部!
そう確信し、ラスト2時間を費やすことに。

朝に比べ、少し濁りが入り、流れに突っ込んでいる魚も増えており、大岩裏の流れのヨレにビーブル3/8oz.を落としこむと強烈バイト!
しかし、ランディング直前のジャンプ一発で55㎝に迫るサイズを痛恨のバラシ…

残り時間、集中力MAXでやり切り6本追加するもサイズアップできずに終了でした^^;

見えバスにはライトリグを入れつつも小バスが横取りするような高活性だったので、アピール重視でアラバマリグ(ステルス5&ヴァラップスイマー3.3inch)メイン。
フォローとして、ペラ付きジグヘッド1.4gのミドスト(RVドリフトフライ)を試すと40アップ!僅かに濁りが入った流れの中でペラが良い感じにアピールしてくれました。

ラストは、ビーブル3/8oz.マルチシャッド)でグッドコンディション!
結果、51㎝頭に9本と、BIG2発のバラシが痛いながら楽しめた野村オカッパリでした(^^)/

2日目は、野村ダムと同じ肱川水系の鹿野川ダムでレンタルボートフィッシング!
レンタルボート店の方によれば、バックウォーターも上がれるとこまで上がった方が良いですよ、とのことだったので朝イチから2本あるバックウォーターの内、規模の大きい川筋の方から遡上することに。
朝のチャンスタイム、釣りをせずに上がるのも勿体ないので早いテンポでジャークベイトで流していき3バイト2フィッシュ。

ジャークベイトは光大郎さんオススメのワンテンJr.
軽いトゥイッチでもキレ良くダートし、ボディは細身でありながらサイズ感はそこまで小さくないのでキャスタビリティも高い。購入してすぐに府中湖で連発したのもあり、今ではお気に入りです♪

結局、上流部では唯一ヴァラップスイマー4.2inchにバイトがあったのみで、生命感はほぼ無く早めに見切ることに。
川筋の地質は、岩盤と土バンクが交互に続いているのですが、朝イチにバイトを得たのは全て土バンク。土バンクの中でも、傾斜がなだらかで岩やスタンプが所々点在しているような場所が良かったような…
そう思いながらも、サカマタシャッド4inch1.8gミドストで岩盤エリア・土バンクの両方をチェック。

結果、ミドストでキャッチした2本はどちらも朝イチと同条件のエリア(なだらかな土バンク+岩やスタンプ)でした(^^)v
また、フリーリグを使ったボトムの釣りには無反応だったことから、バスは浮いているor中層での反応が良い、といったヒントを得ることができました。

ここ最近よく釣っているサカマタシャッド4inchのミドストは、一般的なミドストのアクションの付け方とは少し違い、シャキッとしたロッドを用いてタイトシェイクで使っています。シェイク幅を抑えることで、フラットサイドボディーがチラチラと素早くロールするのが良い!
アクション的には素材に張りのある5inchの方が好みですが、スピニングロッドLクラスでも扱いやすい、といった点で4inchを選択。フックは4inchであればゲンテン(バリバス)、5inch以上であればホリゾンヘッド(ガマカツ)を使っています。

昼過ぎになり、もう一つの川筋に移動。
こちらは、午前中の川筋に比べ水色がクリアでしたが、昼から吹き始めた強風がプラス要素になっておりアラバマリグ(ステルス7+ヴァラップスイマー3.3inch)で4連発!

ただ巻きではなく、短い移動距離でのアピール重視でジグストのようにバシバシと竿を煽るバマストがハマりました。
アラバマリグは5本フックより7本フックの方が個人的にはお気に入り!
波動がより複雑になり、巻き抵抗も大きくなるので更にゆっくり巻くことが可能に
あとは5本フックを使う人が多いと思うので、7本はバスにとっても新鮮?!
オカッパリでは持ち運びが不便だったり、重量が重くなることで食い込み重視のファーストテーパーロッドでは投げにくくなるといったデメリットはありますが…

(連発した風の当たる張り出し)

ラストは回りきれていなかった本湖をスピナーベイトで!
ビーブル1/2oz.を早めのカーブスローロールでスタンプに当てて1本、ドシャローのカバー周りをチビーブルの早巻きにて1本。

結果、50.5㎝/2180g頭に40アップ7本含む10本キャッチ。
上から5本のウエイトは、8,580g!フィールドポテンシャルを最大限引き出せました^o^

(写真上:2日目最大魚、写真下:1日目最大魚)
【ヒットルアー】

(ライアミノーは手持ちが無くなりました)

【タックル】
○ホバスト、ミドスト、ダウンショットリグ
ロッド:ロデオライド 61LFFS
リール:ルビアス FC LT2500S
ライン:R18フロロリミテッド 4lb.

○ワンテンJr.、チビーブル
ロッド:ブラックレーベルプラス661M /ML FB
リール:アルファスCT SV SHL
ライン:フロロマイスター 12lb.

○ビーブル、ブルスホッグフリーリグ
ロッド:スティーズ6111M /MH RB ファイアウルフ
リール:スティーズSVTW SHL
ライン:ランバトル 13lb.

○ヴァラバマ
ロッド:ブラックレーベルBLX LG6111H +FB -SB
リール:ジリオンTW SHL
ライン:FCスナイパー 20lb.

yamaguchi 2021.04.01

皆様、こんにちは!フィールドレポーターの山口将司です。

1月上旬、霞ヶ浦の初釣りでデコった後、私の住む茨城県は県独自の緊急事態宣言が発令され、釣りはしばらく自粛しておりました。2月下旬に県の緊急事態宣言が解除となり、3月に入ってから釣りを再開しております。

1月の初釣りでは、霞ヶ浦に注ぎ込む流入河川が結氷するほど冷え込みが厳しかったのですが、さすがに3月にもなると、水温も10℃を超えており、冬から春への訪れを感じるフィールドコンディションとなっていました。3月上旬、約2ヶ月振りの釣りということで、リハビリを兼ねつつ、初バスを狙っていきました。

狙ったのは春の定番となる霞ヶ浦の流入河川。霞ヶ浦本湖の水温が朝の段階で12℃台という中、流入河川は14℃台、概ね本湖よりも2~3℃高い状況。よって、流入河川は霞ヶ浦本湖よりも春の訪れがいち早く訪れる傾向にあります。

2021年の初バスをキャッチ!!
ヒットルアーは、ブレーバー5インチのスナッグレスネコリグ(1.8g)!

メッシュ素材にリニューアルしたボトムアップメジャーシート!
クセが付きにくく、水切れも良い!使い心地は抜群です!

初バスをキャッチした翌週、強風により釣りは残念ながらキャンセル…。そして3月中旬、再び霞ヶ浦を訪れ、やはり流入河川を中心に釣っていきました。

午後の水温上昇タイミングで、グッドフィッシュをキャッチ!

ブルスホッグ3インチのリーダーレスダウンショットリグ(5g)!
カラーは、4月上旬発売の新色ライトグリパンパール!

さらに一週間後となった3月下旬、暖かい天候が続き、なんと桜が開花!居てもたってもいられず、仕事を休んで霞ヶ浦を訪れました(笑)

桜川(写真は河口部)の桜もほぼ満開に!

これまでは、辛うじて貴重な1本を釣るに止まっていましたが、潮回りも大潮となり期待度はMAX!水温も安定しており、期待しか無かったのですが、ここにきて霞ヶ浦名物の水門開放による減水…。

悪い予感が走りましたが、やはりその予感は的中(汗)せっかく仕事を休んだというのに、この日は2バラシで終了となりました…。大潮絡みでバスもスポーニングを意識しだしたのか、バイトも浅く、貴重な魚を逃してしまいました。なにより減水の影響が、フィールドコンディションを難しくしている一番の要因だと感じました…。

悔しいので、翌日もリベンジへ!この日はお昼前から南~東風が吹いているコンディションだったので、フィーディング系の魚を狙って本湖のウィンディーサイドのシャローを釣っていきましたが、ビーブルでキャットフィッシュのみ…。同船者がスイムジグで1本を釣ったところで、流入河川へ移動を決意。

午後を過ぎ、水温が上がったタイミングでバンクのブッシュを釣っていくと…

パワーフィネスで1キロ弱のナイスフィッシュ!
プロズファクトリーPTD-HG(3.5g)にM.P.S 2.4インチ(脱皮シュリンプ)の組合せで!

さらにブルスホッグダディ(KUWASE SHRIMP)の5gテキサスリグでナイスキーパーを追加!

夕まずめには1,200gオーバーをゲット!
ブルスホッグダディ(スカッパノンブルー&ペッパー)の5gテキサスリグで!

リベンジに訪れたこの日は、3本(船中では5本)を釣ることに成功!釣れないと云われている霞ヶ浦で、春を感じることが出来ました!

昨今の春の霞ヶ浦ですが、オカッパリを中心に、ウィンディーサイドでのシラウオパターンやワカサギパターンといった、いわゆるベイトフィッシュのフィーディングフィッシュを狙う釣り方が流行っています。

草深プロや戸崎くんのコラムでも紹介されていた、ヴァラバマ(ヴァラップスイマーのアラバマリグ)の釣りもそうですね。私が釣っているパターンは、流行りのフィーディング系の釣りとは真逆となる、シャローカバー攻略となります。オールドスクールな釣りともいえるかもしれません(笑)

しかし、スポーニングを意識してシャローへ差してくるバスを釣っていくという、どんなフィールドでも普遍的な釣りであるといえます。
また、大小の河川が注ぎ込む霞ヶ浦ですが、春の流入河川を釣る場合、濁り気味の水質を釣ることを心掛けています。流入河川によっては、いまだ冬の水色をしている所もあり、そういった水域では水温が低い傾向だからです。逆に濁った水は太陽光を吸収し、水温上昇し易くなります。

3月の霞ヶ浦でのヒットルアーズ!
■プロズファクトリーPTD-HG3.5g+M.P.S 2.4インチ(脱皮シュリンプ)
■絶対定番のブレーバー5インチ(BUミミズ)のスナッグレスネコリグ(1/16oz.)
■ブルスホッグ3インチの5gリーダーレスダウンショットリグ(写真はKUWASE SHRIMPですが、釣ったのは新色のライトグリパンパール)
■ブルスホッグダディの5gテキサスリグ(スカッパノンブルー&ペッパーとKUWASE SHRIMP 光量や水色に合わせてカラーローテーションしました)

ウィンディーサイドでのフィーディング系パターンも春の醍醐味の釣りですが、一度、霞ヶ浦に点在するシャローカバーにも目を向けてみて下さい!こんな水深の浅いカバーには居ないだろうな…というスポットから、思わぬビッグフィッシュが飛び出してくるかもしれません!

tosaki 2021.03.23

皆さんこんにちは!フィールドレポーターの戸崎優翔です(^^)/

僕が住んでいる茨城県では独自の緊急事態宣言が発令されていたので、しばらく釣りはお休みしていましたが、その間に着々と季節は進行し、早春に突入しましたね。
TwitterやInstagram等のSNSで情報は常にチェックしていましたが、見れば見るほど釣りに行きたくなるものです。

今回のコラムでは、自粛明けにバスをキャッチした釣り方をご紹介しようと思います。
題名を見てお分かりの方もいるかと思いますが、僕が使用したのは《ヴァラップスイマー》を使用したアラバマリグです。
通称《ヴァラバマ》と呼ばれているこのリグですが、最近SNSでかなりの釣果を目にします。

まずはバスを手にした霞ケ浦と、小貝川釣行の詳細をお伝えします。

霞ケ浦本湖での1本です!

この日は強風に大雨と荒れた日で、大潮1日目。
朝イチは、出ればデカイであろう場所にエントリーしましたが風向きがイマイチ・・・
そこで深夜から風が当たっていたエリアに移動すると、護岸に打ち上げられた沢山のシラウオを確認!
期待を胸に投げ続けるも反応はなく、風向きも変わりこれは駄目だなと。
諦めかけていると、水面直下で漂わせていたヴァラバマを下から食いあげて来ました。
が、惜しくもフックアウトしてしまい、もう少し粘ることに。

その後すぐ、同じようにアプローチしていると、再度食い上げてきたので重みが乗ったことを確認しフッキング!
サイズはギリギリ40に届きませんでしたが、とても嬉しい1本でした!
周りには沢山のアングラーの方が居ましたが、ビッグミノーを投げていて釣れている様子ではなかったので、かなりセレクティブでレンジとスピードが肝だったのではと感じました。

先日発売されたNewアイテム
《コンプリートメジャーシートメッシュタイプ》も、やっと来た出番を嬉しそうにしていました(^.^)
・軽く
・乾きやすく
・巻きグセがつきにくい

さらに使いやすい仕様になっています!
計測時には必ずメジャーを濡らし、早めに帰してあげて下さい。

また「浸透防水ニットキャップ」も、冷たい雨の侵入を防いでくれるので雨の日でも快適に釣りが出来るオススメアイテムです!

そしてこちらが小貝川での1本!

この場所はかなり人が多く、常にプレッシャーがかかっているポイントです。
この時期(エビ、ザリ等の甲殻類がまだ本格的に出てきていない)は特に、ボトムで餌を食う習慣がないのか沈めると食いが浅く、デカイ魚ほど岸に追い込んで捕食しているイメージが有りました。
そこで、
・霞ケ浦水系と同じくマッディウォーター
・上のレンジで食いあげさせた方が騙しやすく、食いが深い

という共通点から、霞ケ浦でのヴァラバマのパターンが効くのでは!?と思い試してみることに。
良い感じで風が吹いていましたが、不発。風が当たらない所か?
移動すると、答えはすぐに返って来ました。
水面直下でヴァラバマを漂わせながら引いてくると、足元で食い上げバイト!
これまたギリギリ40に届きませんでしたが、自分の考えが通用したとても嬉しい1本でした!

久しぶりのバスを連れて来てくれたヴァラバマ。
ヴァラップスイマーのリアルシェイプとハイピッチな高速ウォブ&ロールアクションが相まって、ナチュラルかつ複雑な群れを演出することが出来ます。
さらに、ゆっくり引いてもしっかり泳いでくれるところもアラバマリグにぴったり!

この時期はスポーニングに向けてシャローに大型のバスがさしてくる時期です。
今回の2本のバスも水深50㎝程のシャローでの釣果でした。

アラバマリグは使い方によってシンカーの有無やカラー選択など、セッティングに違いが出るところが面白さでもあるので、色々と試して状況に合ったセッティングを探してみて下さい!
先日のコラムで草深さんも紹介していましたが、アラバマリグはワイヤーなので、ラインについた傷のチェックやライン絡みの確認をこまめに行い、極力釣り場にゴミを残さないようにしましょう。

ちなみに僕は、周りの4つを3.3インチの【パールシャッド】と【バブルガムピンク】カラーにしています。マッディな場所での視認性とアピール力UPを図っての選択です。
実際に、バブルガムピンクへのアタック率が多いです。

真ん中は4.2インチの【MAGMA(マグマ)】です。
存在感を出しながらも、ダークトーンのツートンカラーで明滅効果を狙っています。

水面直下でかなりスローに使うため、ジグヘッドではなく、すべてノーシンカーで使用しています。

最後に僕のヴァラバマ使用タックルを載せておくので、参考までに!
それではまた(^^)/

ロッド:フエルコXT610-4C+
リール:タトゥーラTW100SHL
ライン:フロロ25lb.
アラバマリグ:S・GIMMICK(清光)

ryoya 2021.03.18

皆様こんにちは、フィールドレポーターの山口諒也です。
実は先日、自身初となる動画ロケを行いました!
フィールドは、僕のホームである遠賀川。
それに伴い下見をしていましたので、その時よく釣れていた釣法をご紹介します^_^

まずはコスモ+M.P.S BIGでの釣果!

水温が低くても、エサを食べに浅いカバーに入る魚はサイズもコンディションも良く、
もっとも期待感のあった釣りです(^^)

さらに、コスモのウエイトをいつも使用する2.5gから3.3gへと重くし、
トレーラーもM.P.S2.4インチからM.P.S BIG(ヘッド部分をカット)にする事で、
リグ全体のウエイトをUP!

そうすることで足元だけで無く、沖側まで張り出した木や、水中にあるストラクチャーにもスモラバを吊るしてのマイクロピッチシェイクもやりやすくなります^_^

さらに、強い風が吹いていてもアプローチしやすくなる部分もGood!
是非、お試しください。

 
次は、春はデカイ魚も釣れる!定番のブレーバー5.7インチのスナッグレスネコリグ。

本来、ボトムでの誘いに向いているネコリグですが、
意外にも、フォール中にバスがワームを咥えてくる事がほとんどでした!

フックはN.S.Sフックパーフィクション2/0(ハヤブサ)
シンカーウエイトは1.3g~2.2gを使い分けています。

ブレーバーにはシャッドテールが付いているので、中層に浮いているバスがフォール中に食ってきます(^^)

個人的にこの時期好きなのが、重めの2.2gシンカーを使用して速くフォールさせること。リアクション的な要素と、もうひとつ・・・
フォールスピードに勢いがあるため、ボトムに着底した瞬間に「ボヨン!」と身震いします。
そこから倒れ込むまでの間と、シェイクし始めでラインが走ることが多く、よく釣れるので大好きです^_^

さらにリアクション要素を上げたければ、シャッドテールを千切ってフォールスピードをアップ!ボトムでのシェイクアクションのレスポンスも良くなります。

 
そして最後は、ブルスホッグダディのフリーテキサスリグ!

とにかくデカイ魚を引っ張って来てくれるのは、ボリュームベイトならでは!
動きの良さも、食わせに一役買っていると思います。

フックは、ダブルエッジの3/0(リューギ)。
シンカーウエイトは、3.5g〜7gまでを使用しています。

近年流行ったフリーリグではなく、フリーテキサスを使用するのにも意味があります。
それは、タイトかつ丁寧にストラクチャーを探る事が出来るからです。

フリーリグですと、ワームをノーシンカー状態にしやすかったり、根がかりが少なくテンポ良く探れることがメリットですが・・・

経験上、早春はタイト&スローに誘うほうが良く釣れおり、ボトムに張り付くように操作出来るフリーテキサスの方が理に適っていると思います。

また、細かいことですが、フッキング時の合わせ切れ防止や結び目がズレない様に、トレーラーフックのゴムストッパーをシンカーとフックの間に入れています(^^)

これらの釣法はプリスポーンのグッドサイズに良く効きますので、是非お試し下さい!

(下見ヒットルアーズ)


  • Facebook
  • Twitter
  • Youtube
  • Instagram
Pagetop