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tosaki 2021.01.06

当コラムをご愛読いただきありがとうございます。
今期より、このコーナーに新たなメンバーを加えさせていただくこととなりましたので紹介させていただきます。

戸崎 優翔(20)。
まだバスフィッシング歴は浅いものの、「よく釣っている」と話題になることがありました。でも、それくらいでフィールドレポーターに・・・とお声かけすることはありません。

ゲスト参戦したオカッパリ大会にて会う機会があり、ひとかたならぬ熱意を感じたことから釣りに誘ってみたのです。釣りを共にすると、バスフィッシングに真剣に取り組んでいるか?表現との差異はないか?など、感じられるからです。

釣りが上手いに越したことはありませんが、それよりも本当にバスフィッシングが好きで、向上心があり、正直な人柄であることのほうが大切です。
そこに温度差や違和感、ヘタするとヨコシマな考えを察してしまったらお付き合いは出来ませんから。

当然ながら釣りのスキルも感心するほどの実力であって欲しく、少なくとも将来的な見込みがないと。
彼に関しては、光るものがあるのは確かですが、まだまだ経験値不足。
「まず1年、フィールドレポーター見習いでやってみる?」と。

今後どう成長し、期待に応えてくれるのか!?楽しみです。
どうか皆さまも温かく見守っていただけましたら幸いです。

川村光大郎

 
 
 
皆様、初めまして。
この度、ボトムアップフィールドレポーターとして活動させて頂くことになりました、戸崎 優翔(とさき ゆうと)と申します。
今回は初回のコラムということで、簡単な自己紹介をさせて頂きます。

生まれも育ちも茨城県の20歳、学生です。
霞ケ浦水系と小貝川をホームフィールドとして活動しております。

僕が初めて竿を握ったのは小学校に入る前でした。
家族で、吸い込み仕掛けを使った鯉釣りや鯰釣り、海でのサビキ釣りをよくしていました。
ある日、近所の池で祖父と小物釣りをしていると見たことのない魚が…。
これが僕とブラックバスの初めての出会いでした。

その後、動画の中で衝撃的な出会いをすることになります。
その方が光大郎さんでした。
こんなに釣りがうまい人がいるんだ。俺もこうなりたい。
そんな思いで、時間ができると霞ケ浦や小貝川に足を運びました。
今ではこの魚にのめりこんで約6,7年になります。

そして去年の夏、より明確な夢を持つことができました。
それは、陸王本戦で陸王を勝ち取る事です。
きっかけは、ルアーマガジンさんが主催する全国規模の陸っぱり大会【陸王ダービー】、【陸王オープン】に出場し、上位の方達が本気で戦っているのを目の当たりにしたことで強い刺激を受けたからです。

陸王本戦への切符を手に入れるためには、まずはAブロック(霞ケ浦水系、利根川、印旛沼水系)の頂点に立たなければいけません。
そのために学校やバイトの前など、時間が許す限りフィールドに出て日々練習を重ねています。
必ず、あの舞台に辿り着いてみせます。

そしてこの場を通じ、僕なりにバスフィッシングの魅力や、皆様のお役に立てるような情報を配信していけたらと思います。
見てくださっている皆様に信頼されるような、立派なアングラーになれるよう精いっぱい頑張りますので、これからどうぞよろしくお願い致します。

フィールドでお会いした際は気軽に声をかけてくださいね(^.^)

ishii 2021.01.05

新年あけましておめでとうございます。
本年も、皆様のお役にたてるフィールド情報を発信したいと思います。
2021年度も宜しくお願い致します^-^

さて、皆さんは初バスをキャッチされましたでしょうか?私は出来ました(笑)
寒いですが、暖かい防寒着とボトムアップ透湿防水ニットキャップを被り、フィールドに出ています。
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新年1回目のコラムは、12月27日(日)に亀山湖で開催されました『seekerS1オープントーナメント』にて5位入賞出来ましたのでレポートしたいと思います。
もちろんコロナに注意して、全員マスク着用や消毒等の対策を実施されております!!

AM7:00大会スタート!
1週間前まで13度台だった水温もようやく10度台に下がり、冬のレンジに魚が集まってきました。冬の定番エリアは、ワンドの入口やチャンネルから少し離れたディープ。具体的には9mを基準に回りました。

朝一はフィーディング狙いで、9mラインの岬が絡むフラットエリアに入りました。
魚探に反応があり、ブレーバーマイクロのダウンショットリグをショートドラッキング気味に入れると直ぐにバイト!
しかし、20センチ程のノンキーパーにてリリース・・・

日が昇ってから冬の越冬場を回ると、1匹釣れ、移動した次の場所でも1匹釣れ・・・といったペースで、13時頃までに4匹キャッチ出来ました。

共通していたのは、9mフラットの日陰に小規模なスタンプが絡むエリア。
人間は寒くて嫌ですが、冬でもバスはシェードが好きみたいですね(笑)
終了30分前に600g程のナイスキーパーが入り、リミットメイクで帰着になりました。

優勝でも2キロと思ったより釣れておらず、1,320gで5位に入賞出来ました!
55名の参加でリミットメイクは4名と、かなり厳しかった印象です。
サイズこそ出ませんが、リミットメイクを優先させたことが好結果に繋がったと思います。

釣ったリグは、全てブレーバーマイクロの1.8gダウンショット。
一般的なストレートワームと違い、小さいながらシャッドテールが水を動かしてくれる。
ターンオーバーの影響で濁ったディープでも、魚を呼んでくれるパワーを感じています。

カラー選択はブラックをメインに、
稚ギルを捕食しているなと感じた場合は、ブルーラメ入りのグリパンミミズ。
水色が綺麗で、ブラックでは強すぎるなと感じた場合は、
KUWASEやプロブルー要素もあるBUミミズに変更するだけでバイトが増えたりします。

シンカーを軽くした理由は、とにかく吸い込みが弱い印象があり、アタリがあってもフッキングまで持ち込むことが出来なかったからです。
ロッドの番手を、UL→SULへ柔らかくしたのも効果があったと思います。

近年の亀山湖はワカサギ等のベイトフィッシュが少なく、ディープでもエビや稚ギルを捕食しているため、岬やフラットに出てくる魚が極端に少なくなっています。

朝夕だけフィーディング狙いで岬やフラット、日中は立木を攻略すると魚からの反応があると思います。

ロッドアクションは、シェイクとズル引きのコンビが基本。
シェイクで誘い、ズル引きでアタリを出します。
今回みたいに少し魚がタフになると、スローなズル引きが効果的な場面もあります。

近日中に、動画でもこの釣りを紹介します。ぜひご覧ください!

最後に、ブレーバーマイクロで色々なフィールドを攻略している先輩を紹介(笑)
特に亀山湖ではブレーバーマイクロのダウンショットリグが最強とのことで、私より細かくリグを使い分けしております!!
新色のミミッパノンでもいきなり、ナイスサイズをキャッチしていましたヨ^-^

真冬の厳しい状況ではありますが、食わせに特化したブレーバーマイクロで
2021年初フィッシュを狙ってみては如何でしょうか^-^

【タックル紹介】
[ショートバイト対策]
ロッド:オンリーワンカスタム 61SUL(デジーノブランクス)

[通常時]
ロッド:オンリーワンカスタム 61ULR(デジーノブランクス)
ライン:アブソルートAAA 3lb.(バリバス)
フック:ドリームフック6番(デコイ)
シンカー:1.8g~3.5g

kawamura 2020.12.29

こんにちは、川村です。
弊社も無事仕事納め。この一年もあっという間でした。

フィッシングショーも意識する頃合いですが、コロナ下ゆえオンライン開催になるとのこと。
今はそれらの撮影もひと段落し、釣り納めと元旦釣行を何処にするか?思案しているところです。

そんな中、先日はBasser取材にて、久しぶりにタクミと釣り!
前日の午後からコメント撮りをするとのことで、「ならば朝から釣りしましょう」とホリベ編集長を誘いました。

朝は冷え込み、気温は-4℃。そして水面は凍っている!
このエリアは昨年魚が大量死してから釣れなくなったとされ、そろそろどうか?と来てみたのですが・・・

ホリベさんはシャッド(リズィー・シャッドラップSR-7)、ボクはブレーバーマイクロのダウンショット。
そして、偶然来ていた佐々木勝也は、メタルバイブ(メタルバイブSS 3.5g)をしゃくり・・・
短時間ながら、バスの生存確認?には申し分のない布陣!
これで釣れなきゃ、また来なくなっちゃうな~・・・なんて心配になるくらい?

単調な護岸水路ゆえ、少しでも変化している部分を重点的に探っていきますが、タイムアップ目前・・・
水中へ続くハシゴのキワに落とし込み、一点シェイクからの外側に逃がしていくと、「ヌッ」と重み。
サイズは30㎝くらいですが、コンディションのいいバスが居てくれたことに歓喜でした(*^^*)

 
翌日のロケ本番は、タクミが3バイト2キャッチ!
ライブ中継にて、パドチューのヘビーダウンショットで釣ったシーンをご覧になった方もいるかと思います。

釣りを終えてから話を聞きましたが、朝と夕方の短い時合いを捉えていたこと。
そして、細やかなアプローチやルアーセレクトにも、周りが誰も釣れていない中釣るだけの要素がありましたよ。
今回は検証込みの実釣でした。詳細は1月売りのBasserにて。ボクは今年最後の取材をデコリました~(>_<)

 
そして、陸王決勝が掲載されたルアーマガジンを拝見しました。
釣りを終えての対談で聞いてはいても、他の3人が如何にして釣っていたのか!?
自分では釣れる気もしなかったところから複数本釣っていると、自分には釣れない魚を捉えているな・・・なんて。

結果は・・・まだ誌面を楽しみにしている方もいるかと思いますので・・・
土曜日にも絡むハイプレッシャーを考慮し、ロコアングラーとの差別化もイメージして選んだルアー達がいい仕事をしてくれました。

タックルも、実は初日の早々にメインロッドである「ファイヤーウルフ」を頭上の鉄骨にぶつけ、ガイドを2つ飛ばしてしまったのです。
これは堪えましたが・・・
「ウェアウルフ」が強めのベイトフィネスであったことが幸いし、リーダーレスダウンショットからカバージグにいたるまで、意外なほど問題なく代用を務めてくれました。
スピニングも、来年リリースとなる「ファイヤーフラッシュ」が、ノーミスでのリミットメイクに貢献してくれました。

 
さて、今回が今年最後のレポート。
コロナによって、釣りにも行くのもはばかられる期間もありました。
もちろん、引き続き感染予防に配慮した行動を強いられることとなりますが、来年は少しずつでも解消されていくといいですね!

そして来年は、よりフィールドに近い土地へと移ります。
開発にも、そしてアングラーとしても、適えたいと思っていた環境です。
今開発を進めているアイテム達も、“もっと釣るための要素”を備えるモノばかり。
楽しみにしていてください(^_-)-☆

今年も一年、多くの方のお力添えに感謝いたします。
皆さまにとりましても、来年が明るい一年になりますよう!

ボトムアップ株式会社 川村光大郎

kusabuka 2020.12.29

草深です。
ラバージグは往年のバスフィッシングの中で、アシやガマの植物にフリップ&ピッチングという釣りが主流でした。

その後、ブレイクなどのオープンウォーターを攻めるノーガードのフットボールジグ、そして今やラバージグの主流でもある日本発祥のスモラバと、時代と共に変化してきました。

ラバーの素材もゴムラバーが一般的だったのが、今はカラーバリエーションが豊富なシリコンラバーに変化しました。

しかしながら、昨今のフィールドでフルサイズのカバージグを使う場面はかなり減ってしまっています。
もちろん、いまだに増水したらカバー打ちというようなパターンも通用するのですが、今までのようにフルサイズのカバージグを打ち込むだけでは喰ってこないことも多いのが現状です。
でも、そういうところにバスは居るんです!喰わないだけで。。。

そんな場面での必要性を感じ、開発したのがコンパクトカバージグ「GAP JIG(ギャップジグ)」です。

このジグの特長はまずはコンパクトで一口サイズであること。
ですが、ボディサイズから想像するより遥かにワイドゲイプショートシャンクフックが搭載されています。

オリジナル平打ち中太軸フックは、フルパワーフッキングに耐える強度がありながらミディアムクラスのタックルでもしっかり貫けるバランスと、貫通力を高めるフッ素コート加工も施されています。
ラインアイを低くし、針先との高低差(ギャップ)を設けることで、バスの口の深い位置で掛けることが可能になります。

ショートシャンクフックの場合、ブラシガードの角度が立ち過ぎる傾向があり、カバーのすり抜けが悪くなるのが宿命でした。ですが、ヘッドの先端にブラシガードを植えることで、ブラシガードを寝かし、針先との適度な距離感を保ち、すり抜けとフッキングを妨げない仕様になっています。
もちろん、各ウエイトに合せてベストな本数をセットしています。

ワームキーパーは、メインの段差とワイヤーのダブルで、トレーラーワームを完全にホールド。
そして、ウエイトごとにヘッドとキーパーのバランスを変えてあります。
軽いウエイトはヘッドに重心を寄せて、カバーへの貫通力を高め、重くなるほどにキーパー部の割合を大きくし、ストラクチャーへの当たりを弱め、軽い力で外せるようにヘッド自体をコンパクト化しました。

ヘッドはカバーを軽やかにかわすシェイプで、横倒れしにくい形状です。一目でわかるようにウエイト刻印も入っています。

ラインアイは、極力移動距離を抑えて誘える角度にし、つなぎ目をヘッド内に埋め込むことで、ラインが挟まって起こるラインブレイクを防止します。

シリコンスカートは、KOSMO同様に繊細にアクションする細目のスカートを装着しています。
じっくりと誘えば、フワフワと漂い、そして必要以上にスカートの抵抗でフォールスピードも落ちず、メリハリを利かせたアクションが可能です。

先月のW.B.S.最終戦で貴重な1匹を釣ったのもGAP JIG3.5gにブルスホッグ3インチをセットしたリグでした。
初日は、アシ際をスイミングさせてワンバイト。2日目は、アシ手前の杭に投げて釣りました。

現代のフィールドにあった、カバー打ちやスイミングでタフなバスも喰わすことが出来るコンパクトカバージグです。来年4月発売予定になります。

発売までもうしばらくお待ちください。

〇タックル
GAP JIG 3.5g トレーラー:ブルスホッグ3インチ(頭を2節カット)
※よりコンパクトにしてショートバイト対応
ロッド:BL SG 681MH/MFB
リール:スティーズCT SV TW 700XHL
ライン:スティーズフロロ TYPEモンスター 13lb.

今年も残すところ数日になりました。
コロナ禍で野外活動が注目された1年になり、釣り人も増えている状況です。

しかし、フィールドのバス自体は急激に減少したと感じる1年でもありました。
今まで以上にバスに愛を持って、優しい扱いを皆様で推進していきましょう。

ボトムアップ、草深としても引き続きその点をみなさんへお伝え、お願いしていきたいと思います。
1年間ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

chiba 2020.12.28

こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
季節はすっかり冬になってしまいましたね( ;∀;)
今年の冬は本当に寒く、フィールドに足を運ぶ機会も少なくなりがち!?
しかし、そこは来年に向けてのスキルアップのため、房総リザーバーへ釣行しました。

今回は、私にとって初フィールドとなる「戸面原ダム」へ。
紅葉も綺麗で、ロケーションは抜群(^_-)-☆
普段釣りをしている利根川とはまた違い、前日からワクワクが止まりませんでした。

今の自分のバスを探す能力が、他のフィールドで通用するのかの力試しを兼ね、前情報なし。「魚探の情報」と「目に見える情報」、この二つを頼りに魚を探していきました。

多くのアングラーは出船してすぐ、10m前後のディープの釣りをしていました。
「この釣りが正解なのか?」と思いながらも、多くのエリアを見て回りたかったので、全域をチェックすることに。

サーチルアーとして使用したのが、ギャップジグ3.5g+ポーク(ピックダディーJr.)。
目に見えるシャローカバーをテンポよく探っていきました。
朝の冷え込みが厳しかったことから、放射冷却の影響を受けにくい、水面に覆いかぶさったカバーを重点的に狙っていきました(下記写真参照)
※カバーの下で寒さに耐え、じっとエサが来るのを待ち伏せしているバスを狙って!!

【タックル】
ギャップジグ(プロト)3.5g+ポーク(釣り吉ホルモン ピックダディーJr.)
ロッド:スティーズファイアーウルフ SC 6111M/MHRB
リール:スティーズ1016SV-SHL
ライン:山豊テグス フロロドレイク14lb

このリグは、カバージグでありながら、オープンでの食わせもこなしてしまう。
釣りのペースもスローになり過ぎず、
コンパクトジグならではの強すぎないアピール力は、食い渋った状況にも最適です。
さらに、巻くスピードロッドワークの調整によってレンジコントロールも自由自在なので、初場所での使用頻度は高くなるワケです。

今回、トレーラーにはポークを選択しました。
理由としては、低水温期なのでなるべくルアー移動距離を抑えて誘いますが、その中で、僅かな水流でも艶めかしくアピールしてくれるポークを選びました。

しかし、開始2時間は全く何もなく、ちょっと嫌な予感がし始めました(苦笑)。
そんな時、一緒に来ていた友人から「KOSMO3.3g+ハリーシュリンプ3インチで、ファーストフィッシュをキャッチした」と連絡がきました。

しかもシャローカバーからの釣果と聞き、この釣りは間違えていないと確信!! 
カバーへのキャストを続けるモチベーションとなりました。

そして、風が少し吹き始めたタイミングで、風裏になる小規模ワンド内のカバーへキャスト。フォール中の違和感にフッキング!・・・戸面原ダムの初バスをキャッチする事が出来ました!!

その後も、同じようなシチュエーションのエリアを回っていくと、待望の40センチの2匹目!

違和感から即フッキングしたのにも関わらず、ギャップジグを丸呑みでした。(^^♪

そして、このバスの口から出てきたのは、なんとザリガニ!!
この時期の房総リザーバーでザリガニを捕食しているイメージがなかった自分にとって、大きな収穫になりました。

冬でもザリガニを捕食する個体がいるという事!!
そしてこのザリガニは、ギャップジグのサイズ感とピッタリ!!
マッチザベイトを感じさせる1本でした(^_-)-☆

しかしその後は沈黙の時間が続きました。そんなにイージーではない房総ダム(泣)。
そこで、新作M.P.Sビッグのチェックも兼ね、2つのリグで探っていくことに。

・カメラバ4g+M.P.Sビッグのパワーフィネス
・5gヘビーダウンショットリグ

水深約5mのオダへ5gヘビーダウンショットリグを落とすと、着底直後にバイト!
30cm前後のアベレージサイズを追加するも、パワーフィネスではショートバイトの連続で、テールだけ食われることも・・・

しかし、M.P.Sビッグは使いどころ多彩でグッドです(^^♪

初フィールドで釣果に不安もありましたが、利根川で釣りしてきた経験が無駄ではなかったと感じ、報われた瞬間でした(^^♪本当に楽しい1日になりました。

これからも、オフシーズンは時間の許す限り、色々なフィールドへ足を運べたらなと思っています。

今年1年間はコロナ渦で大変でしたが、私のできる範囲で活動して参りました。
2021年度も、TBCトーナメントや利根川の釣行をメインに、皆様のバスフィッシングのお役に立てる情報を発信していければと思っております。
引き続き、変わらぬご声援の程宜しくお願い致します。
皆様に愛される人間(アングラー)になれるよう、これからも精進してまいります。

それでは皆様、良いお年をお過ごしください(^^♪
私は、まだまだ年末までフィールドへ足を運び続けますよー!!(笑)

suzuki 2020.12.28

フィールドレポーターの鈴木翔です。
今回は12/21(月)に府中湖で開催された身内試合、『府中王』についてレポートします。

まず、レギュレーションは以下の通り。
エリア:府中湖全域(立入禁止区域を除く)
競技時間: 7:00〜16:30
キーパーサイズ20㎝でリミット5本の総重量を競います。
そして、今回の特別ルールとして、1週間前から試合当日までプラクティス禁止!(釣りをせず、府中湖を見に行くだけもNG)

12月に入って以降、徐々に減水が進んでいた府中湖。
水温は15℃前後と高く、冬と言うよりは晩秋といった印象でした。
そこに、試合直前の寒波による冷え込みがどのように影響するか⁇
“減水と水温低下”、この2つがキーになることが予想できました。

今回狙った釣り方・エリアは3タイプ。

①安定水域でライトリグを使ったアベレージサイズ狙い

風が当たらない、もしくは巻くような場所の水深3〜5mレンジにライトリグを投入すれば、サイズこそ出ないものの数は釣れる!
水温が下がり切っていない為、ディープでもシャローでもなく、水温が安定するミドルレンジ。そして、小さいサイズでも動けているので、リアクションの釣りよりは食わせの釣り。

この魚達が冷え込みでディープに落ちれば、メタルバイブ。ディープに落ちずとも食わせの釣りがダメになれば、ヘビーダウンショットリグとリアクションテキサスリグが必要になるかな〜と。
アベレージサイズは25㎝前後と小さいですが、5本リミット揃えるとなると必要になる釣り方・エリアだろうといった印象でした。

②ヘビーカバーでのパワーフィネス

唯一、12月上旬に安定して良いサイズも釣れていたのがカメラバ5g+M.P.Sを使ったパワーフィネス。

減水して干上がるようなカバーはNGで、水深がしっかりあり、水面からボトムまで入っている立木・レイダウンやフローティングカバーがGood!
足下を釣るのであれば、ベイトフィネスを用いてKOSMO+M.P.Sの組み合わせがベストですが、今回の狙いは立ち位置から距離があるヘビーカバー。
ラインも距離がある場合、フロロだとラインの自重で垂れ下がり操作性が悪いので、キャッチ率と操作性を優先してPE1.5号+フロロ14lb.リーダーのパワーフィネス。

こういったエリアは冷え込みに強いので、魚が抜けることは無さそう…
晴れれば、朝イチと昼前後に1ヶ所2回ずつは入り直したいと感じていました。

③ディープ隣接型シャローで、ビッグベイト・スイムベイト・ジャークベイトを使ったビッグフィッシュ狙い

ハイリスクではありますが、ハマればビッグウェイトの出る釣り方・エリア。
タイミングの合わせ方が1番難しく、風の強まり始めと弱まり始め、朝夕の光量変化など一瞬のタイミングを掴まなければなりません。
冷え込めば冷え込むほど、この時合いが短くなりますが、その分ビッグフィッシュの確率は上がるので捨てがたい!

まさに、今年の1月下旬に府中湖で行った撮影(https://youtu.be/JsuEHq0ou1s)の魚も、この釣り方・エリア選びだったから獲れた魚だと思います。(初日はデコりましたが…)

 
長くなりましたが、ここまでが12月に入ってから試合1週間前までの手応え。
ここからは当日の試合運びについて!

フライトは6人中4番目。
前3人は③のエリア狙いだと予想していたので、②に直行!
②の中でも、朝からシェードになっていて変化の少ないカバーを狙いました。
(日当たりが良いカバーは、午後から魚が入ってくることもあるので、仮に午前中入れなくてもまだチャンスがあるので)
1ヶ所目は想像以上の減水とクリアアップにより、もぬけの殻となっていましたが、2ヶ所でカメラバ5g+M.P.S 2.4inchにて1225g/44.5㎝!

M.P.Sはキャストし易さを重視するのであれば、12月下旬発売のBIG(3inch)がオススメですが、今回は冷え込みによるショートバイトを考慮し、2.4inch。
強めのシェイクで魚に気付かせ、M.P.Sの複雑な複合アクション&コンパクトシルエットで食わせるイメージです。

ちなみに、今回はカラーセレクトも重要で、カメラバは”ベビーシュリンプ”という透けたピンク色。
そして、M.P.Sは”ライトグリパンピンク“と”脱皮シュリンプ“を水色とシェードの濃さによって使い分けていました。

・シェードが濃い、少し濁っている→ライトグリパンピンク(写真:左)
・シェードが薄い、水色がクリア寄り→脱皮シュリンプ(写真:右)

個人的に、透けた膨張色は冬のクリアアップ&ローライト(シェード)に強いイメージ!
多少濁りが入っても、そのまま使える点も好きな理由のひとつです。

その後も引き続き②の条件を満たす場所を周りますが、10時過ぎから風が吹き始めたので③に狙いをシフト!
ベストタイミングで入れたものの、魚からの反応はなく、30分程で強風レベルに・・・
冬でもウィンディーサイドは釣れますが、今の府中湖で強すぎる風はマイナス方向に働いていると感じました。

昼前後の水温が上がるタイミングで上流を見に行ったり、また②のヘビーカバーを入り直したりしますが、強風によりPEラインが風に流されるので、パワーフィネスが使えない状況に(-_-;)

そこでリミットメイクを優先して、①を狙いに行くことに。
水温は12℃と、思ったより下がっていなかったのでライトリグを選択。
ただし、1週間以内で3℃下がったとなるとアベレージサイズは多少食らって吸い込みが弱くなるかな?と思い、プリプラ時はKOSMO1.8g+M.P.Sのスイミングやブレーバーマイクロのダウンショットリグで釣っていたのを、サイコロラバーvol.3のロングリーダーダウンショットリグに変更。
ボトムから浮かした状態で、移動距離を押さえて誘えるスモラバのようなイメージです。

早々に、325g/30㎝がヒットするも後は続かず・・・
メタルバイブに変えてディープレンジも一応探りますが、そちらもダメ。
昼前から吹き始めた強風が15:00頃弱まったので、ラストチャンスに賭け③へ!

シャローのレイダウン横に、スイムベイトを通すと45クラスがバイトしてきましたが、乗らず。そのまま、終了時刻ギリギリまでスイムベイト&ジャークベイトでやり切りましたが何も起こらず帰着・・・

結果は、凄腕の先輩方を持ってしても、やはり厳しい日だったようで、総重量1,550gで優勝することができました(^^)

話を聞いていると、同じエリアを釣っていても全く違うルアーでバイトを得ていたりと、今回も勉強になることが沢山!
1人で黙々と釣りするのも良いですが、数人で同じ時間・場所に釣りをするのは1日で得られるものが多いと改めて実感。

(府中王参加メンバーです)

さて、今年も残りわずか!
2021年も、当コラムを通して少しでも多くの方々の役に立つ情報を発信していければなと思いますので、宜しくお願いしますm(__)m

ryoya 2020.12.23

皆様こんにちは、フィールドレポーターの山口諒也です。

今回は12月6日に開催された、「ロッドマンオカッパリ大会最終戦」を振り返りたいと思います。

まず、プラクティスの模様から。
大会前日、7時〜11時までの試合時間のみ入りました。

去年の最終戦で優勝したパターンが今年も通用するか?と思い、競技エリア最上流からチェックしました。
https://bottomup.info/column/20191206ryoya/
(去年の大会内容を記載したコラムです。)

去年釣れ続けたカバーは今年の大水の影響を受け、残ってはいるものの、寂しい状態になっていました。
ゆっくりと近づき、コスモ2.5g +M.P.S2.4インチのマイクロピッチシェイクを試すもノーバイト。

(M.P.S2.4インチは、ヘッドのクビレからカットしてセット。よりコンパクトにする事でショートバイト対策をしています。)

「ダメか〜」と悩みながら、辺りを見渡すと・・・

写真左側の水門前、水深50cm未満のドシャローにて、小魚がピチャピチャと跳ねていました。
水温は11℃と低いですが、初冬のデカバスはシャローで釣れる可能性があるため、更に浅い水門前まで覗きに行ってみました。

水門前には小魚だけでなく、コイやライギョもいて生命感あり!
最近入手した、ブラストボーン(ジャッカル)を、動きの確認がてら投げてみたところ・・・
水門の柱の死角からいきなりバスが飛んできてバイト!

恐らく今の厳しい遠賀川だと、この一本で優勝を感じさせられるキッカーサイズを釣ってしまいました(o_o)
リリース後は、水色の透明度が上がっているためルアーを投げずに、目視で地形を確認して移動。

サブエリアに考えていた、下流域の水門へ入りました。
ここでは、水門直下でのマイクロピッチシェイクやメタルを試すもノーバイト。

沈み物に、ブレーバーマイクロの1.8gのダウンショットリグを用いたスーパーフィネスを投じると、小バスをキャッチ(^^)

この一匹を最後に、プラクティスを終えました。

 
そして、大会当日。

参加者は91人!
深場を狙ってのことか、下流域を目指す人が大半。
僕はプラクティスの結果と経験値からして「まだシャローは釣れる!」と思い、エリア最上流に入ることにしました。

朝7時に一斉にスタート、帰着は11時。
スタートダッシュを決め、一番にポイントへ入れました。
この日は前日と変わって、霜が降りる程の冷え込み。
小魚も数が減った様に思えました。

プラクティス同様、まず岸際のマイクロピッチシェイクからやりましたがノーバイト。
次に水門前でブラストボーンを投げてみるも・・・
こちらもノーバイト(p_-)

下流に下ろうにもエリア最上流と行き来する時間は無いので、良いタイミングが来るのを、シャッドのボトムノックやブレーバーマイクロのダウンショットリグなどで、探りながら待ちました。

大会開始から2時間程経過した頃、待ちに待った太陽が水面を照らし始めました。
(競技エリア最上流には大きな水門がある為、太陽が水面を照らし始めるのが他の場所より遅いです。)

この変化を狙って、水門前の水深の切り替わりへブラストボーンを投げ入れ、ゆっくりとドッグウォークさせると・・・

狙い通り、ビッグフィッシュをキャッチ!
その後、もう一回チェイスがありましたが終了となりました。

 
結果は・・・49cm 1,920gのビッグフィッシュ!

なんと今大会、相当厳しかった様で、釣ってきたのは僕を含めて二人のみでした(p_-)
状況の変化に合わせられたことと、バスに強烈にスイッチを入れるビッグベイトならではの展開で勝つことができました(^^)

来年は年間優勝を取り返しにいきます(^^)

(プラクティスを含め、大会中に使用したルアー)

最後に「Fishing select shop Branch」とBOTTOMUPのコラボにて開催されていた、フォトコンテストの結果を報告させて下さい(^^)

1位は、ハリーシュリンプ4インチのフリーリグにて54cmのビッグバスをキャッチされた、りゅうせいさんでした(^^)

2位は、KOSMOとMPS2.4インチを駆使したマイクロピッチシェイクで連発させていた、まおさんでした(^^)

3位の方はリズィーにてグッドバスをキャッチされた、ことぶきさんでした!

そして、スマイル賞は…
よく一緒に釣りに行く、高校生のせいや君でした(^^)

入賞された皆様おめでとうございました!

参加された選手の方々、Branch様ありがとうございましたm(_ _)m

 
それでは、今年も残りわずか…
フィールドを最後まで駆け抜けてきます(^^)

kawamura 2020.12.22

こんにちは、川村です。
今年も残すところ10日を切り、どことなく慌ただしい雰囲気です。
晩秋っぽさを引きずっていた季節感も、ようやく冬らしくなってきましたね!

中途半端な気候からか?晩秋から初冬にかけては例年になくキビしかったですが、いよいよ越冬場にバスが集まってくることで、ちょっと好転しないかと期待しているところです。

そんな最近の釣行で助けられているのが、ブレーバーマイクロ。

霞水系のオカッパリでは、ショートダウンショットリグを跳ねさせる冬の定番メソッド。
極細ボディなので、2.5gシンカーでも素早く落ちてリアクションバイトを誘います。
ピョン・・ピョン・・ピョン・・(次の跳ね上げで)グッグッって感じ。

M.P.Sでもやる釣法ですが、トリッキーにダートするM.P.Sはややバスが動ける状況でのリアクション効果が高いのに対し、シルエットが細く不規則には動かないブレーバーマイクロのほうがより弱々しく、究極のタフに強いと感じます。

12月下旬発売新色の「ミミパール」(写真中央)は、跳ねさせてクネったときに見せる色調変化がいっそう釣れそう(*^^)
※写真左「グリパンエビミソベリー」、写真右「ミミッパノン」

 
また、亀山湖では上位を占めた大会があったと聞き、フィールドレポーターの石井一樹さんのボートに同船させてもらいました。
朝の気温は-3℃と冷え込みましたが、まだ水温は12℃あり、ディープには早い!?

しかし、石井さんには水温に応じた狙うべき水深の基準があり、やや浅めの6~7mを狙います。
すると・・・サイズは選べないながら、釣れる!

エレキで移動中、ブレーバーマイクロを船べりで泳がせていた石井さんが「振動来るんですよ」と。
確かに・・・あんなに小さなシャッドテールなのに、手元までピリピリと伝わってきます。
振動は、暗いディープにおいてもその存在を知らせてくれる要素。
近年はディープもスレてきたとのことで、“細く弱々しいのにバスが見つけやすい”ことは、タフ化したディープに適っていると思いました。

さらに、ディープフィネスといえばカラーはブラックが定番ですが、この釣りをやり込んできた石井さん曰く、それは間違いないながらも、絶対ではないと。
水色によってはエビミソのほうが食ったりと、明確な違いを感じることがあるそうです(新色の「グリパンエビミソベリー」は喜んでいただけました)。

今は利根川TBCに参戦する石井さんですが、かつては房総リザーバーを主戦場とする魚探のスペシャリスト。
経験値からなる理論やアプローチは、とても勉強になりました。
いずれ動画にて公開したいと思います。
ちなみに、ディープフィネスの旬は10℃を下回ってからとのこと。これからですね!

 
さて、今月号のルアーマガジンには、大江川&五三川にて競われた陸王の決勝が掲載となります。
2日目は土曜日ということもあり、よりハイプレッシャー化するこの日を如何に攻略するか!?
地元アングラーとの差別化も見出したうえで挑みました。
表紙も気合入ってます(^^)

さて、釣り納めは何処にしようか?
皆さまもいい釣りで締めくくれますように\(^o^)/

suzuki 2020.12.08

フィールドレポーターの鈴木翔です。

早いもので、気づけば今年も残すところあと約一か月・・・
例年の10月下旬~12月といえば、朝夕の冷え込みが日に日に増し、人間的には冬を意識し始める季節ですが、意外と水中はまだまだ秋!

スピナーベイトのガーグリング(ブレードが水面に飛び出ないギリギリの速さで巻くこと)やバズベイト、そしてクローラーベイトなどを使ったトップウォーターゲームは、バイト数は少ないが出ればデカイ、個人的に大好きな晩秋の釣りのひとつでもあります。

しかし、今年の晩秋に関しては、デカイ魚が本当に釣れない(-_-;)
釣りをしていて感じるのは、居ても食わない魚がかなり多い。
魚が散っている上に、居ても食わないとなると、釣り方も場所選びも迷走してしまう…
正直、水温が下がりきった冬の方が、割り切ってビッグフィッシュ狙いでエリアを絞れるのでラクです(笑)

そんな状況で活躍したのが、コンパクトジグ!
ベイトタックルでは、ギャップジグ(プロト)+ブルスホッグ。
パワーフィネスタックルでは、カバークリーパー4.5g(エバーグリーン)+M.P.Sビッグ3inch(プロト)を使用しました。

(写真:右のカバークリーパーはスカートラバーを巻き替えています。)

どちらも共通して
・スイミングでも何かに吊るした状態でも、良いアクションで誘える。
・スモラバほど小さくないので適度な存在感もあり、キャストもしやすい。

よって、釣りのペースを落とすことなく、カバー・オープン問わず使え、数もサイズも出るので自ずと使用頻度が高くなりました。

府中湖バックウォーターにて、ギャップジグ+ブルスホッグ。
濁りが取れ始めたタイミングで、フルサイズジグでは強すぎるかな~と感じるくらいの水色にベストマッチ!

水深50㎝程のシャロ―カバーに入っている魚を、あえてスキッピングでアプローチすることで、考える隙も与えずバイトさせる使い方で連発(^^)v

このコンビは旧吉野川でも!
水位が高い時に本流に繋がる水路に入ってきた魚を、水面直下スイミングにて。

ため池では、カバークリーパー+M.P.Sビッグ。
パワーフィネスを用いて、アシや枯れウィードに吊るし、中層シェイク!
カバーの規模も大きかったので、強めのシェイクで魚に気付いてもらうことを優先しました。

M.P.Sビッグは少し反り気味にセッティングすることで、ピンテールが水を掴みやすくしています。

ビッグはサイズアップしつつも2.4inch同様、複雑で繊細な動きはしっかり継承!
自重もあるので、トレーラーにするとキャスト精度もアップ。
まだまだキャスト精度が出ていないパワーフィネスでこの利点はかなり大きいです。

12月下旬発売とのことなので、トレーラー以外に、ダウンショットリグ、ジグヘッドリグ、ホバストなど、単体での使用もオススメ!

最後にコンパクトジグ同様、これから迎える冬でも引き続き効果的なルアーをいくつか紹介します。

①リアクションダウンショットリグ
12月であれば、サイトフィッシングもまだ可能な季節。低水温期はハイシーズンに比べ水色がクリア、そして冬にサイトが可能となると、それなりに釣り人も集まりプレッシャーが高いことも・・・
よって、ルアーを見せすぎず、スピードで騙します。
また、バスが見えなくとも、確実にいるであろうピンスポットでのショートリフト&フォールも効果的です。

府中湖バックウォーター、居残りをブレーバーマイクロ ショートリーダーダウンショットリグ(2.7g)で!
濁っていたのでサイトフィッシングではありませんが、魚が隠れて居そうな岩の隙間で、2~3回しゃくりあげると押さえ込みました。

そんなブレーバーマイクロに新色が登場!

左から、
・グリパンエビミソベリー
・ミミパール
・ミミッパノン
ミミズ系カラ―は、アングラーからも見えやすく、それでいて強すぎずナチュラル感があるので個人的に使用頻度No.1!
新色の登場により、同じミミズ系カラ―の中でより細かい使い分けが出来そう(^^)
M.P.Sビッグと同じく、12月下旬発売になります。

②リップ付きビッグベイト
近年では冬の定番化しているビッグベイト。
特にタイニークラッシュなどリップ付きのものは、移動距離を抑えて誘うことができ、多少の障害物であればリップで躱せるので低水温期にベストマッチ!

出ればデカイので、割り切ってビッグベイト縛りもアリです。

③アラバマリグ
アラバマは最近導入した釣りのひとつ!
ヴァラップスイマーをトレーラーにした、通称“ヴァラバマ”はノーシンカーでもスイミング姿勢が安定しているので、オカッパリで使い易い印象。

3.3inchであれば、トータルウエイトもそこまで重くならないので、“投げる”ことだけを考えれば、MHクラスのタックルで扱えますが、フッキングや根掛かりした時の回収率を考えると、やはりHクラス以上のロッドに20lb.前後のラインを推奨します。

タイトでハイピッチ、ナチュラルなヴァラップスイマーの集合体は、まさに小魚の群れ!
アラバマリグは、ステルス5&ステルス7(ジークラック)を使用しています。

冬こそバスフィッシングが熱いシーズン!
心も身体もホットになれる価値ある一本を求めて、釣り場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

ryoya 2020.12.07

皆さんこんにちは、ボトムアップフィールドレポーターの山口諒也です。
秋も深まり、朝は防寒着が必要なほど寒く、日が暮れるのが早くなりましたね。

10~11月の間に水温はどんどん下がり、20℃を切りました。

魚の居場所はというと・・・
まだシャローで頑張る魚もいれば、いち早く越冬場となるディープに落ちる魚もいる感じで、広範囲に散っている状態でした。

よって釣れた水深はバラバラですが、11月上旬にリリースされたブルスホッグダディは好調!

スリットインパドルと逆手が水を掴み、3.5g程度の軽いシンカーでもナチュラルに震えますが、僕は5~7gを合わせてしっかりバタつかせるのが好みです。
3インチよりさらにパワフルに水を押して、魚を呼んでくれますよ♪

さらに別河川では、バズベイトでも釣れておりました(^^)
ややコンパクトで速めの巻きスピードにも適しているボルケーノⅡ(ノリーズ)に、ヴァラップスイマー3.3インチをトレーラーに合わせるのが自分的ベスト!
まだシャローでアグレッシブに飛び出して来る魚もいました^^

しかし、同じシャローであってもカバーやストラクチャーにじっとサスペンドしているバスもいます。
そういった魚には、コスモ2.5gにM.P.S2.4インチのコンビでの中層シェイクがやはり効きます!

焦らされて・・・最後には口を使ってしまうそんな魚が居ます^^
ロングシェイクの末にやっと口を使ったバス。

もちろん、ボートからでも有効な釣法です(^^)

先日も、テキサスリグを丁寧に撃った後のカバーにコスモを入れ、マイクロピッチシェイクをすると食ってきてくれました。
秋特有の、フォールベイトを追いかけない気難しいバスにはとても効果的な釣法です^ ^

しかし!そんなフォールベイトを追わないバスにも、ちょっとした工夫を加える事で口を使わせられるアプローチもあります。
それが、カーブマイクロピッチシェイクです。

着水後、真下にフォールさせるのではなく、着水と同時に竿を立てた状態をキープ。
ラインは巻き取らずに、シェイクしながら落とし込んでいきます。

ピリピリと震えながらボトムに向かってゆっくり泳いでいくのが良いのか・・・追いかけてきてパクッ!としてしまうみたいで、カーブフォール途中に「クッ!」と押さえ込まれるバイトはたまりません^ ^

 
さて、上記の釣行から1ヶ月程経った今、さらに季節感は進行。
遠賀川の水温は、11℃台にまで落ちております。

水色がクリアアップしたうえ水位も下がり、シャローの生命感もほとんどなくなってしまいました(p_-)
「ついに冬が来たな~」と感じます>_<

釣果の方も、一日やって1本釣れればヨシといったところで、周りのアングラーも「キビシイ」と口を揃えます。

僕はというと・・・
越冬場となる水深のある消波ブロック帯にて、ブレーバーマイクロの1.3gのダウンショットを使用し、絞り出すように魚をキャッチしておりました。

カラーは新色となるミミパール!(12月下旬リリース)

サイズが小さいマイクロは、薄めのカラーだとバスに発見してもらいにくいので、明確に色調変化するツートンカラーが欲しいところでした。

とても厳しい状況であるからこそ、ブレーバーマイクロによるスーパーフィネスな釣りが生きることを実感する一匹(^-^;

そして、ポイント選びや釣りをするタイミングもかなり重要だなと改めて実感しました。
特に朝、昼、夕の中でもメリハリのある時が良いです。

・早朝、日が昇り、明るくなっていく光量変化。

・昼 水温が少しずつ上がり出すタイミング。

・夕方 水温が上がり切り、日没前の光量が落ちるタイミング。

これらのタイミングでバスが差して来そうな場所に入る事が重要です。
ブレーバーマイクロで釣ったバスも、お昼の水温が上昇し出したタイミングでのバイトでした^ ^

しかし昼のタイミングも良いですが、朝と夕方、カバーでのマイクロピッチシェイクも効果的^ ^

水面を覆うカバーは、放射冷却による冷え込みから守ってくれるので、高確率でバスが身を潜めます。

夕方は日中水温上により、カバーに身を潜めていた甲殻類やベイトフィッシュが動き出すタイミングなので、バスはそれらを食べに差してきます。

一週間前の釣行では、同じカバーに朝と夕方で入るタイミングをズラしてみると…
朝はバイトが浅かったのに対して、夕方は勢いよくバイトしてきました。

そして、せっかくバイトして来たバスを逃さないKOSMOのフックは最高!
刺さりの良い若干細軸ながら、伸びてバラすこともないバランスが絶妙です!(^^)!
タフ攻略に無くてはならないルアーと釣法ですね。

晩秋ヒットルアーズ。

では、シーズン終盤楽しんで行きましょう(^^)


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