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kawamura 2019.07.01

こんにちは、川村です。

ビーブルに込めたコダワリ。
今回はボディ、すなわちヘッド・フック・スカートについて語らせてください!

【ヘッド】
初期プロトは鉛を手削りし、シェイプを煮詰めていきました。

求めたのは・・・

・モノに接触したときに突っかかり過ぎずに抜けてくること。
アームからの繋がりを段差なく滑らかにすることで、ウッドカバーや岩などに擦っても「ガツッ」とつまづかずに「スルッ」とかわしてくれるスリ抜けの良さと、“釣れそうな抜け方”をするタッチ感を狙いました。

・高速リトリーブでもバランスを崩さず、着水直後やモノをかわした直後の復元が早いこと。
背中側は細く、お腹側はプクッと膨らませた涙型の断面にすることで低重心化。
スイミング姿勢を安定させるのに有利なシェイプです。

・小魚っぽい見た目であること。
上記の条件を満たしたうえで、小魚っぽいシェイプ。
そしてアイ(目玉)にもちょっとこだわり、白目の面積が広い、本物に近いものを選びました。
水槽で見ると、目玉ってけっこう目立つんですよ!

【フック】
・トレーラーフックなしでも掛かりが良く、それでいて、つけても違和感のないシャンク長であること。

これは特に大事な要素として吟味しました。
ショートシャンクなフックはトレーラーフックとの相性は良いですが、トレーラーフックがないとスカート後方をついばむ“テールバイト”をロスする確率が高まります。
スピナベサイトでよく目撃する食い方です。
逆にロングシャンクだとテールバイトに有利ですが、トレーラーフックを付けたときにスカートから出過ぎることで不自然に目立つうえ、カバーに引っ掛かりやすくもなります。

ビーブルのフックはトレーラーフック無しでも掛かりが良いことを絶対条件としたうえで、トレーラーフックを付けても違和感のなく使えるフックサイズです。

・必要な強度を満たしたうえで、貫通性能が高いこと。
すでに相当数釣ってきていますが、今のところ伸びたことはありません。
必要な強度は満たしたうえで、巻き合わせでもしっかり刺さる、貫通性能の高さもスピナベフックでは大事です。
小さめのバーブ(カエシ)含めシャープな針先と、より少ない力で刺さってくれるフッ素コート加工も施してあります。
そして、極々わずかに・・・ですが、針先が内側を向いています。
これは、フッキング時にアームが開くことでフッキングパワーが逃げるところ、そのパワーロスを防ぎつつ刺さり込む形状です。

【スカート】
・躍動感あるなびきを生む最適な太さと、弾力のある質感。

スプリッターが振動しても、スカートの太さや硬さが合っていないと躍動的なアクションは衰えます。
細すぎず太すぎず、弾力に富んだスカートを選定しました。

・よりスカートを躍動させるタイイング方法
内側のスカートはカットし、水受けとフレア性能に優れる外側のみを採用しています。
スプリッターの振動を最大限に生かす、より艶めかしくスカートを躍動させるタイイングです。

・実践的なカラー
といいつつ、まだラインナップ的に不足しているとは感じていますが・・・少しずつ充実させていきたいと思っておりますm(__)m
各カラーへのコダワリは、コチラ↓に記載させていただきました。
https://bottomup.info/products/beeble/

スピナベサイトの影響か、本来であれば不人気なスモーク系カラー(スモーキンシャッド)が現時点で一番人気なのは意外でしたが・・・
チャート系で再現したかったカラーが、シャロークランクで必須なブラウンバックチャート。
K.O.チャートはコパーブレードと相まって、強すぎない、地味チャートとしてこしらえました。

パーチも派手さを抑えたチャート系で、こちらは4色巻きにすることで、スカートの躍動によってより複雑な視覚効果を生みます。
ブレードカラーもそうですが、よりハイプレッシャー化が進んだフィールドにおいて必要性を感じていたカラーを入れています。

そうそう、「ビーブルはスピナベサイト用ですか?」と聞かれることがあるのですが、全然そんなことはありません!
バスが見えていてもいなくても、より食っちゃうことに変わりはありませんから(^_-)-☆

chiba 2019.06.28

皆様こんにちは。
フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回は、千葉房総の「三島ダム」への釣行について書こうと思います。

僕自身、房総ダムでの釣行はほぼ経験が無い素人です。
そこで、房総出身のフィールドレポーター石井一樹さんに同行頂き、三島ダムを楽しもうと計画しました!!

しかし・・・到着して出船した途端・・・

正直泣きたくなるぐらいの雨でした(笑)日頃の行いが悪いのか・・・

まぁー落ち込んでもいられないので、釣りを始めることにしました。
とりあえずダム湖全域の状況は見たいなと思い、はじめに川筋の上流を目指しボートを進めました。

水深のあるエリアの釣りは時間もかかるし難しいので、上流域の水深1m〜2mぐらいのエリアからスタート。
朝一は、朝パワーを借りてBeebleで手広くサーチ。

早速、バックシートの石井さんがヒット!本当に簡単に釣られてしまいました。
推定40cm、表層付近をゆっくりトレースしてきた時にバイト!!

まぁー流石の一言です。

その後も負けじとBeebleを巻き続けましたがバイト無し・・・
そして、またしても石井さんに!

バックシートから、ヴァラップスイマー4.2インチをBeebleと同様に表層付近でゆっくりトレースしていたところへバイト!

この2匹をヒントに思った事は、「普段と同じ様な釣りでいいんだ!!」と・・・
利根川と同じくシャローをリズム良く撃って・巻いての釣り。
ほぼ経験の無いフィールドで何も分からない状況の中、僕自身色々難しく考えすぎていた事を痛感しました(笑)

そして今回は、ローライト効果も有ったのか巻きの釣りの反応が良かったです。
ヴァラップスイマー4.2インチのノーシンカーリグで三島バスをキャッチ!!
そして、プチラッシュがきました!

シャローフラットエリアの表層付近をゆっくり巻いてくるとヒット!
沈むオダをかすめるようにトレースするとヒット!
バイトシーン丸見えで2本キャッチ!!
ここからは、バイト丸見えが頭から離れず、ひたすらヴァラップスイマーを巻き倒しました。

そして最後は、この方。

同船者のロッドを使って釣る・・・よくあるやつです・・・
ブレーバー57 BUミミズ 1.8gのスナッグレスネコリグ!

この魚を最後に終了しました。

釣りをしている最中に崖付近では落石も見かけました。
今回は雨により地盤が緩んでというのもあると思いますが、日頃の釣行時の際も充分注意しましょう。

【千葉 使用タックル】
Lure:ヴァラップスイマー⒋2インチ
Rod:ロードランナーHB600M(ノリーズ)
Line:RESIST NYLON 12lb.(山豊テグス)

【石井 使用タックル】
Lure:Beeble、ヴァラップスイマー4.2インチ
Rod:オンリーワンカスタム 66M (デジーノブランクス)
Line:RESIST NYLON 14lb.(山豊テグス)

ヴァラップスイマー4.2インチのカラーは、T214アユをメインに使用していました。
手持ちがなくなりその後は、T217ゴーストチャートバックに変更。
雨のせいで若干の濁りがあったという事と、視認性を良くしたいのでこのカラーを選びました。

フックは、RYUGI INFINI(インフィニ)4/0、フッキング重視で考えると僕はこのフックを選択する事が多いです。
太すぎず、細すぎず貫通力も良し!!更に強度も十分な点が理由です。
そして、ラウンドタイプのスナップをつける事で、自由度が増しルアーの動きがより自然になります。※今回は1号スナップを使用
最近は、このスナップを使ったヴァラップスイマーを多用しています。

是非、皆様も試してみて下さい!!
表層直下でバイトシーン丸見え!!病み付きになる釣りですよ。

kusabuka 2019.06.26

草深です。
前回のコラムで、霞ケ浦水系の季節進行が何かおかしいと話していましたが、いよいよスポーンから回復したバスが喰いだした感じがします。
と言っても簡単に釣れる場合もありますが、エリアと釣り方がマッチしないとノーバイトということも・・・

まずは良いエリアの見つけることが重要です。
スポーンニングからそう時間が経っていないので、その近辺を狙うのがセオリーです。
特にこの時期の霞ケ浦水系では、テナガエビが産卵で浅いところに上がってきます。
ちょうど、スポーンニングを終えたバスがまだシャローにとどまっているタイミングとかち合い、バスはテナガエビを偏食します。

テナガエビは、なかなか見つけることは難しいと思われがちですが、バスとテナガエビの両方がいるエリアでは、高確率でテナガエビボイルに遭遇します。
水面をエビが‟ぴょんぴょん”跳ねたりして、バスに追われていることを見掛けることがあります。それが今の時期、最も釣れるエリアの合図です。

バスはテナガエビが居ても、常に捕食するわけではありません。やはり、何かのきっかけでスイッチが入った瞬間に喰います。
スイッチが入っていない晴れの日は、アシ際のエグレや石の陰に隠れていることが多いです。
この位置に居るバスに対しては細かいエビの動きを演出できるハリーシュリンプ4インチバックスライドリグの反応がスコぶる良いですよ‼

スイッチが入っていないバスは結構セレクティブでルアーを見切ります。
ハリーシュリンプのフォールアクションは脚が細かく動き、腕は左右にスイング、水平姿勢で無防備に漂うテナガエビエビを演出してくれます。
フォールで喰わなくても、興味を示したバスには軽いトィッチをしてあげると、テールのウチワ部分が水を押し、バスにスイッチを入れてバイトさせます。

フックセットは動画を参考にリグってみてください‼
最近は写真のようにゲイプ部分に糸オモリ(写真赤矢印参照)を少し巻き、低重心化させることで着水時にワームがひっくり返らず、キレイにフォールさせることが出来るのでおススメです。

雨の日や曇りの天気の場合はバスも活性も高く、ウロウロとシャローを泳ぎ回っていることが多いです。
その場合は、手返し良く広く探るのにビーブルで攻めます。
水深50㎝ぐらいの浅いレンジを引いてくるので、ロッドを立ててリトリーブさせると根掛かりも回避し易く良いですよ。

〇ハリーシュリンプ4インチ
カラーは水中でボワッと白っぽく膨張するK.O.シュリンプⅡ

〇ビーブル3/8oz. DW
霞ケ浦水系で少し濁り気味の時に多用するパーチカラー。

〇ボルケーノグリッパー
より濁ったエリアではバズベイト。擦れ音とスプラッシュの感じが気に入っていて、最近愛用中です。

【タックル】

〇ハリーシュリンプ4インチ バックスライドリグ
BL SG 681MH/MFB・スティーズ681MMHF-SV(ブラックジャック)
スティーズCT SV TW 700XHL(ダイワ)
スティーズフロロ TYPEモンスター13lb.(ダイワ)

〇ビーブル3/8oz.
ブレイゾン661MB-G(ダイワ)
スティーズSV TW 1016H(ダイワ)
スティーズフロロ TYPEモンスター14lb.(ダイワ)

〇ボルケーノ グリッパー(ノリーズ)
BL LG 6101MHFB(ダイワ)
リョウガ1016H(ダイワ)
スティーズフロロ TYPEモンスター14lb.(ダイワ)

yamaguchi 2019.06.24

皆様、こんにちは!フィールドレポーターの山口です。

今回はアメリカのローカルトーナメントに参戦してきましたので、その模様をレポートしたいと思います!
私自身、初のアメリカ訪問となり、実際のフィールド以外にも色々と見てきましたので、その辺りもレポートしたいと思います。

ビジネス目的の出張だったのですが、週末を挟むという事で、本場アメリカのフィールドを訪問する機会に恵まれました!!訪れたのはジョージア州アトランタ郊外にあるLake lanier(レイクレニアもしくはレイクラニアーと呼ぶようです)。

レニア湖と霞ヶ浦の比較、左がレイク湖、右が霞ヶ浦となります。

面積比較では霞ヶ浦は168.2k㎡、北浦が34.4 k㎡、一方のレニア湖は150 k㎡と霞ヶ浦よりは若干小さいのですが、湖岸線距離を比較すると霞ヶ浦の125㎞に対し、レニア湖は湖岸線が複雑に入り組んでいる事もあり、その距離なんと1114㎞と、霞ヶ浦の約10倍!!
日本一の大きさを誇る琵琶湖の湖岸線は241㎞となるので、琵琶湖と比較しても約5倍もの湖岸線距離を誇る湖となります。それだけ、釣るスポットが沢山あるということ…。

そんなレニア湖ですが、メインターゲットとなるのはスポッツ(スポテッドバス)となります。また、B.A.S.S.やFLWといったメジャートーナメントも開催されるフィールドとなり、直近では2月に今シーズンのバスマスターエリートシリーズの第2戦が開催されました。

今回は、このレニア湖で開催されたLimitations(リミテーションズ)というローカルトーナメントに参加する機会に恵まれました。大会を主催しているのは日本人のMAX SATO氏。今回はMAX氏に、ライセンスの購入からタックル(ロッド)のレンタル、フィールドの案内まで、何から何までお世話になりました。フィールドには前日の夕方に到着したので、短時間ではありましたが翌日の大会に向けてMAX氏とプラクティスに湖へGo!!

きちんと整備されたスロープ!!
バスフィッシングだけではなく、水辺のレジャーを楽しむ人々でボートランプは賑わっていました!!

フィールドの近況やターゲットとなるスポテッドバスの特徴、そして時期的に有効なルアー等、事前にMAX氏より聞いておりました。フィールドの状況はというと、気温が30℃を超える日も多く、湖の水温は26~28℃とアーリーサマーとのこと。
レニア湖のキーパーサイズは14インチ(35.56cm)以上ということで、キーパーサイズ以上を狙うには水通しの良い岬やハンプなど、ディープウォーターを狙うのがセオリーとなるようです。日本のサマーパターンと同じです。
スポッツのメインベイトとなるのはブルーバックへリングなどのシャッド系。事前にグーグルマップ等でレイクの雰囲気を見たところ、檜原湖のようなイメージを抱きつつ、日本から効きそうなルアーをいくつか持ち込みました。

右の写真は湖のど真ん中にあるロックハンプ。
目印としてハンプトップには『DANGER』という標識が立っています。

湖に最初に繰り出した印象は、とにかく広大で、景色がなによりも美しい!最高の雰囲気の中、本場アメリカのバスフィッシングを初体験出来ることに興奮を隠しきれませんでした…(笑)プラのほうは、セオリー通りにロックハンプを数ヵ所チェックしていくと…

2.6ポンド(約1180g)の人生初のスポッツをゲット!
メモリアルな一匹となりました!!

ヒットルアーは日本から持ち込んだヴァラップスイマー3.3インチの10gフリーリグ!

同じくヴァラップスイマーのフリーリグで2匹目をゲット!
ノンキーパーサイズながらもスポッツは本当に良く引きます!!

今回のトリップをサポートしてくれたMAX氏もナイスキーパーをゲット!魚のコンディションは抜群です!
日本から持ってきたI字系ルアーを使っていただきました!

夕刻まで本場アメリカのバスフィッシングを堪能!
といっても時刻は既に夜の21時…(汗)アメリカの日没は遅いのです…。

そして翌日、いよいよトーナメントの参加となります!!眠い目を擦りながら、湖中流域にあるボートランプへ!

朝のレジスト(受付け)!
協賛品のルアーは参加賞として、参加者の皆様へ!レニア湖のバスが気に入ってくれると嬉しいかぎりです!!

今回の大会の案内をMAX氏に作っていただきました!
キープ出来るのは14インチ以上のスポッツのみ、リミット3本の合計ウェイトで競われます!

参加者の皆様のスタートを見送ってから、私もMAX氏とフライトします!!

レニア湖の素晴らしい景色を見ながら、ファーストスポットへ!!

前日のプラクティスでも釣ることが出来た、湖下流域のハンプ周りから釣りを開始します。モーニングバイトを期待しますが、この日はまったくの無反応…(汗)前日のプラクティス時には乗らないバイトも数回あり、魚は絶対に居るはずと思いましたが、大会になると釣れなくなるのはアメリカも日本も同じようです…(泣)

写真左のようにシャローバンクには無数のボートドックがあります!
写真右はブレーバーのダウンショットリグで!!ボートドッグ周りでライトリグを本気で投入するとノンキーパーがめちゃ釣れます…(笑)

MAX氏とノンキーパーを数匹キャッチしたところで、風が強く吹き出します。このタイミングで3ヵ所目となるロックハンプへ!風に乗せてI字系ルアーを遠投し、水面直下をスローリトリーブしてくると、いきなり強烈なバイト!!
MAX氏にネットランディングしてもらい、ウェイインできる魚をキープすることに成功!!ウェイトも3ポンドはありそう!残り2本を目指して湖を走り回りますが、あえなくタイムアップとなりました…。

続々と良い魚が持ち込まれます!さすがは地元のローカルアングラー達!!

私は辛うじて1本をウェイイン!
ウェイトは3ポンドちょっと(約1360g)!このサイズをあと2本釣りたかった…。

優勝者と一緒に記念撮影!

優勝者は3本で10ポンドオーバー(約4500g)と、粒ぞろいのスポッツをウェイインしておりました!2位のチームがビッグフィッシュの3ポンド8オンス(約1700g)を含む3本で9ポンド(約4000g)オーバーをウェイイン!この結果でも、いつものレニア湖と比較するとローウェイトとなるようです(゚Д゚;)

ということで、次回のリベンジが確定してしまいました(笑)MAX氏と、次こそは地元のローカルアングラーをギャフンと言わせようと固く約束しました!

今回のトリップですが、MAX氏には湖のライセンスの購入から、トーナメントの手配まで、何から何まで色々とお世話になりました。
MAX氏はこのレニア湖で日本人向けにガイドサービスを始めており、私のように出張の機会があるバスアングラーは是非利用してみて下さい。
下記にリンク先を貼っておきます。お気軽にお問合せ下さいとのことです。

Facebookアカウント:Lanier Bass
HP:https://lanierbass.web.fc2.com/

今回はレイクエリーも見てきました!広大過ぎて、まるで海…(笑)

レイクエリーは公園のような施設を訪れたのですが、湖と繋がっているラグーンがあり、その中にボートランプが整備されておりました。スロープ傍には魚が捌けるスペースがあり、地元アングラーは釣ってきたウォールアイを早速捌いておりました!

デトロイト近郊のバスプロショップスでショッピング!!
店内はめちゃくちゃ広い!!一日中いれます…(笑)

訪れたバスプロショップスは、ショッピングモールが併設されていました。ショッピングモールの一部がバスプロショップスとなっており、バスプロショップスの裏口からはショッピングモール店内へアクセスが可能です。ショッピングモールと言ってもその規模は超巨大!ショッピングモールに釣具屋があるなんて…釣りやキャンプ、ハンティングが生活の一部となっている証拠です。

私にとっては初のアメリカ訪問となったわけですが、間違いなくバスアングラーにとっては最高の環境が整っている国と感じるはずです!まさに釣り天国…(笑)

今回はボトムアップ様、プロズファクトリー様には沢山のご協賛品を提供いただきまして、この場をお借りして御礼申し上げます!また、MAX SATO氏にはトリップのお手伝いをしていただき、大変感謝しております!是非、皆様もバスフィッシングの本場アメリカを訪問し、そのスケールの巨大さを体験してみて下さい!!

sato 2019.06.20

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。

最近の釣行ですが・・・まずは小貝川!

毎年、5月頃から効果的になるのが、フロッグやバズベイトなどのトップウォーター!
エキサイティングな釣りゆえ、自然と出番も増えます(^^♪

しかし・・・
草深さんもコラムで綴っていたのと同じく、自分の通う小貝川でも、5月前半はトップウォーターでの反応はイマイチ(-_-;)

釣果をもたらしてくれたのは、ハリーシュリンプやブレーバーなどのソフトルアーに集中しました。

ハリーシュリンプ4インチのバックスライドセッティングで!!

ブレーバーのスナッグレスネコリグやハリーシュリンプ4インチのテキサスリグでも!!

バスのポジションも安定せず、シャローとディープを往来している感じ・・・
例年通りのシャローだけにマトを絞った釣り方だけでは、釣果に結びつかなかったのが5月前半の小貝川でありました。

釣り仲間も、ヴァラップスイマー4.2インチのウェイテッドリグやハリーシュリンプ4インチのテキサスリグで、グッドワン!(^^)!

その時期に実績のあるルアーを使い込むことも大切ですが、そこはやはり、自然界との駆け引き!!
その日の状況に合ったルアーを常に模索していかないと、近年の賢くなったバス達は応えてくれない様です(^-^;

しかしその後・・・!
季節感が進行したのか?腕の差なのか?小貝川を訪れた川村さんが、フロッグ、バズベイト、そしてカバージグ&ハリーシュリンプ4インチで、かなり良い釣りをしたようです!

自分自身も負けまいとトップで!と、思っていた矢先・・・
マイカーが、ナゾの不調現象へ”(-“”-)”
セルモーターに不具合が生じているようで、エンジンが掛らなくなってしまう時があるのです。
この絶好のタイミングで・・・トホホ・・・(>_<)

ボートを牽引しての車の故障は、本当に焦ります。
皆さんも、ボートやタックルのメンテナンスだけではなく、マイカーのメンテもお忘れなく~!

仕方なくボートでの釣りは止めておき、ここ最近は、霞ヶ浦南西岸でのオカッパリがメインに。

このエリア、オカッパリスポットは多数ありますが、これから良くなってくるのはやはり、流入河川!

バスは居ても、プレッシャーは高い状況で好調だったのは・・・

ビーブル!!
ハイプレッシャーなオカッパリエリアでも、着実にバスをもたらしてくれました\(^o^)/

ビーブルは初期プロトの頃から使っていますが、お世辞抜きで、とにかく良く釣れる!!
かなり良い思いをさせてもらいました<m(__)m>

一番の特徴である“スプリッター”による横振動がプラスされた事で、これまでのスピナーベイトでは獲れなかった魚が獲れることを実感しています。

ビーブルの動きの違いは、他のスピナーベイトと並走引きして見ると一目瞭然ですYO~\(^o^)/

また、アクション以外でも「良いな~」と感じているのが、トレーラーフック無しでも安心して使える、フックの大きさ!
これはとても重要なことで、カバーに絡めながら引いてきやすく、オカッパリにおいても、対岸ギリギリのキャストがしやすい。

また、霞水系のオカッパリでもう一つ良かったルアーが、

M.P.Sのスモラバセッティング!!

残念ながらの、寸止め49cmフィッシュ!!

これは、流入河川での一匹。
減水傾向でもホソにバスは入ってくるのですが、浅いうえカバーも少ないので、警戒心はMAXレベルに!!
水辺に立っただけで逃げて行くような見えバスに様々なアプローチを試みますが、なかなか口を使ってくれません(-_-;)

そこで、ある程度バスが着きそうなスポットに的を絞り、水辺に立つ前に、護岸や葦などのブッシュを壁として利用し、ロッドだけを出して真上から落とし込みます。
このアプローチだと、以外とあっさり口を使ってくれる!

自分自身、正直なところスモラバは苦手で、晩秋~冬以外、ほぼ出番がなかったのですが・・・
これからは、一年中活用していきたいと思います\(^o^)/

最近使用のルアー
ボート編

上から
・ハリーシュリンプ4インチテキサスリグ
・ハリーシュリンプ4インチバックスライドセッティング
・ブレーバー5.7インチスナッグレスネコリグ

毎度お馴染みのリグ達ではありますが、どれ一つ欠かせないため、ボート釣りの際は必ず全てをリグっています。

オカッパリ編

上から
・ビーブル3/8オンス DW S402 ホワイトチャート
・スモラバ2.5g(ダイワ) M.P.S 2.4インチ

スモラバにM.P.Sの組み合わせは、プレッシャーの高いエリアにおいて群を抜いて効果的!!
寒い時期よりも、バスの反応が早く返ってくるので、よりスピーディーなチェックが可能です。
「反応が無ければ、次~!!」くらいのペースでOK!!

長文となりましたが、旬のルアーと、今にアジャストしたルアーを使い分け、
これからの暑い時期を楽しんでください!!m(__)m

kawamura 2019.06.13

こんにちは、川村です。

長らくお待たせしておりましたスピナーベイト、『ビーブル』の初出荷を終えました。
納品を心待ちにしていたにも関わらず、いざお店に並ぶとなるとちょっと惜しいような・・・
スプリッター付きの原型を使い始めてから2年以上の間で、オイシイ思いをさせてもらいましたからね(#^.^#)

【2017年3月 小貝川にて49.5cm】

【2017年6月 西湖にて50cm】

“スプリッター”という横揺れを発生させるパーツに目がいきますが、それ以外のパーツ一つ一つにも拘り抜いたスピナーベイトゆえ、スプリッター抜きにしてもGoodなスピナーベイトだと思います。
これから数回に分けて、各パーツへのコダワリを語らせてください!

今回は、スプリッターとブレードについて。

スプリッターは、スピナーベイトとしての性能をグッと引き上げてくれた核心となるパーツ。
アームを左右に振動させることで、まるで小魚が身震いして泳ぐようにスカートを躍動させ、ゆっくり巻いても艶めかしく揺らめき、高速巻きでもバランスを崩すことなくビリビリとスカートを震わせます。
スピナーベイトをアクションさせる震源地はブレードにありますが、ビーブルは2つの震源地を持つことで複雑な振動を生み出しているのです。

副産物として・・・
実際の釣りで聞こえるほどではないのですが、水槽で泳がせると擦れ音を発していることも分かり、これもバスを刺激する一因かもしれません。

しかし、スプリッターを入れることによる弊害も発生しました。
ブレードの回転レスポンスが落ちたのです。

考えられる理由は2つ。
1つは、スプリッターが水を受けることで、その後方に位置するブレードに当たる水流が弱くなってしまう。
2つ目は、アームが左右に震えることで回転軸がブレてしまい、ブレードの回転にも影響を与える。
特にフロントブレードの回転は明らかに鈍ってしまいました。

レスポンス良く回る形状を模索した結果、TW(タンデムウィロー)では、インディアナ形状。
DW(ダブルウィロー)では一般的なウィローリーフよりも細い形状にすることでこの問題を克服!
見劣りなく高速回転するフロントブレードに仕上がっています。

リアブレードは、ワイドな回転角でパワフルに水を攪拌することと、着水の瞬間からスローリトリーブでもしっかり回転するレスポンスの高さも必須条件でした。

スピナベサイトがまさにそうなのですが、落とし込みながらゆっくり巻いてくる“カーブスローロール”で引き込んだ際、ラインの角度が立ってきて回転に不利になってきたときに、ブレードの重みに負けて「パタッ」と回転が止まってしまうモノはイマイチ・・・
ビーブルのリアブレードはシビアな使い方でも回り続け、最後まで生命感を失いません。

余談ですが、最終サンプルであがってきたブレードのレスポンスが僅かに劣っていることに草深が気づきました。
確認すると、カーブスローロールで泳がせたときに「パタッ」と倒れ込むのが早い・・・
形状はデータ通りでしたが、重さを計ると、OKサンプルよりも0.2~0.3gほど重く仕上がっていたのです。

原因はメッキの厚み・・・メッキ処理の改善と管理を徹底するよう、工場にお願いした次第です。

そして、ブレードのカラーにもこだわりました。
スカートカラーと同じくらい釣果に影響すると実感しているからです。

写真左から
ゴールドは、シャンパンゴールドといわれる淡いゴールド。
ちょっと弱めのゴールドというか、ベイトフィッシュっぽくもあるゴールドです。
昔読んだTackle Box誌で、リッククラン(だったかな?)、が「白っぽいゴールドが釣れる」と・・・
フラッシングは強いけど色合いはキツくない、そんなゴールドです。

シルバーはピカピカにフラッシングするものではなく、フラッシングを抑えたマットシルバーに。
スレきったバスに対して強いフラッシングが好まれないと感じる場面が増え、ガンメタブレードを選ぶか、シルバーはサンドペーパーをかけてフラッシングを弱めて使うこともあったからです。
H-1グランプリの初戦、プラクティス時に必要性を感じるも持っておらず、草深が駐艇するマリーナに取りに行ったことが功を奏し、3位入賞に貢献してくれたブレードカラーです。

ガンメタは、クリアウォ―ターやハイプレッシャー時において絶対に欠かせません。
とくにスピナベサイトにおいては、明らかな反応の違いを実感しています。
地味なダークトーンながらもフラッシング効果はあるのがいいのかな?
食わせカラーとしてもっとも信頼しているブレードカラーです。

最後にコパー
ゴールドをマイルドにしたイメージで、例えばK.O.チャートやパーチのような地味目のチャートスカートと合わせることで強さを抑えたチャート系に仕上がります。
あまり一般的でないのもちょっとしたアドバンテージ?
また、野池にある濃い紅茶のような水色への馴染み感は最高です。

最後にちょっとした注意点を。
スプリッターごとラインをまたいでしまったときに、一般的なスピナーベイトのように自動的には元に戻らないことです。
このままでも普通に泳いできてしまうので無駄なキャストにはなりませんが・・・スプリッターの横揺れ効果は見込めません。
直してから次のキャストを行ってくださいませm(__)m

chiba 2019.06.13

皆様こんにちは。
ボトムアップフィールドレポーターの千葉陵平です。

6/2に利根川で開催された『TBC第2戦Digital Cruise Cup』に出場しました。

プラクティスには木曜日から2日半入りました。
フィールド状況は、正直コレというパターンは無く、日替わりなイメージで、なかなか口を使わない日もあれば、表層までバイトしてくる日も・・・

やはり利根川特有の“その日を釣る”大会でもこれがキーになる事を確信しました。

シーズナルパターンからいうと、スポーニングを終えた個体が体力回復をはかるアフタースポーンのバスを狙う釣りがメインになる事を想定。

プラクティスではいい個体と出会え、まずまずな手応えを得る事が出来ていました。

パターンは、とりあえずトップウォーター(トネスプラッシュ)で、インサイドエリアの浅いところを狙い、着水後から3アクション以内で食わせるイメージ。
反応がなければ素早く回収します。

そして、ここぞというカバーは、ブレーバー5.7インチのスナッグレスネコリグ(1.3g)とハリーシュリンプ4インチのバックスライドセッティング(1.3g)でチェック!

水質が良いエリアを探しつつ、これらの釣り方で単日約5kgのウェイトが出ていました。

【大会当日】
スタートし、まずは上流方面へ。
プラクティス中は上流域で釣り人を見かける事は少なかったのですが、当日は多い・・・

いくつか有望ポイントを絞っていましたが、先行者だらけで思うように釣りが出来ない状況でした。河口付近の水門の開閉により、8時から9時に流れ出すと予想していたので、ベストタイミングで好スポットに入れるよう調整をはかります。

なんとか入ったポイントにて、ブレーバー5.7インチのスナッグレスネコリグ(1.3g)で1本目をキャッチ!
そこはハードボトムエリアで、ゆっくりとボトムシェイキングで誘っているとバイトしてきました。
さらに移動後、同様の釣りで2本目をキャッチ!

2本の共通点は、シェイキング後のポーズ中にバイトしてきたことです。
ブレーバーがボトムでゆっくり倒れ込むタイミングで食ってくる、そんなイメージでアプローチしていました。

この時点でトータルウエイトは約2kg。
他にも複数回バイトがあるのに捕えられません・・・大会特有の焦りが・・・

それから数ヶ所のスポットを回るもコレという答えが見つからないため、最後に移動を決断。
心なしか上流域の方が水質の良いイメージがあったので、再度上流で勝負です!

水門の開閉により水位も下がっていたことから、インサイドのブレイクに沈むオダへ、ベイトフィネスジグ(5g)+ハリーシュリンプ4インチをアプローチ。
オダに引っかけシェイキングを続けていると、「コンコン」とバイト。
約700gのバスを最後にキャッチしました。

トータル3匹2785gでギリギリ入賞9位でした。
プラクティスが良かっただけに、本当に悔しい(>_<)
この悔しさをバネに、次戦も頑張っていきたいと思います。

今大会でメインに使用したルアー

写真上から
トネスプラッシュ
ブレーバー5.7インチ:スナッグレスネコリグ(1.3g)
ハリーシュリンプ4インチ:バックスライドセッティング(1.3g)
ベイトフィネスジグ(5g) +ハリーシュリンプ4インチ

【使用タックル】

(トネスプラッシュ)
Rod.ノリーズハードベイトスペシャル600M
Reel.メタニウムMGL
Line.RESIST NYLON 12lb

(ブレーバー5.7インチ スナッグレスネコリグ)
(ハリーシュリンプ4インチ バックスライドセッティング)
Rod.スティーズ661 MFBーSV WEREWOLF
Reel.SS エアー8.1R
Line.ADDICT FLUORO 10lb

(ベイトフィネスジグ5g+ハリーシュリンプ4インチ)
Rod.スティーズ701MHーSV FLANKER
Reel.STEEZ SV TW 1016SVーSH
Line.ADDICT FLUORO 14lb

上位入賞者の展開は流石!
大潮前にスポーニングを意識してシャロ-へ上がってくる個体を狙うという釣り方でした。私にはその個体を狙う選択肢が無く、悔しいですがとても勉強になりました。
そんなタイミングにアジャストし、準優勝した石井一樹さんの釣りも是非チェックしてみて下さい!
https://bottomup.info/column/20190612ishii/

そして今回は、ボトムアップコンビ2人でシングル入賞する事ができました。
今後も頑張っていきますので、応援の方宜しくお願いします。

そして最後になりますが、近日ビーブルが発売になり、周囲の方からも「買ったよ!!」と連絡頂き嬉しい限りです。
早速釣果報告の連絡も頂きました。

SNS等でご連絡をくれる皆様、本当にありがとうございます。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
少しずつですが紹介して行きたいと思いますので、引き続き宜しくお願い致します。

いよいよ横の動きへの反応が良くなる、大好きな季節がやって来ました。
皆様も、最高の1匹に出会いますように!

ishii 2019.06.12

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。

気温も30度を超えて暑い日がありますので、熱中症には気を付けましょう!!
私は対策として釣行時、コンビニでカリカリ梅を購入して食べています(笑)

さて、今回は2019年6月2日に開催されました、TBC第2戦のご報告をしたいと思います。

[プラクティスの様子]
私がプラクティスで感じていたことは、まだスポーニングの魚が多く、フィーディングの魚はものすごく少ない。
産卵場所であり、なおかつ、水色の良いワンドやテトラに多くの魚がいる様子で、日中はスポーニングエリア周辺の杭に浮いている個体が多く見られました。
産卵時期特有の気難しいバイトで、とにかくスローに誘うことが重要でした。

①テトラへアプローチ
テトラでキャッチしていた魚は700g~1,200g程度で、1日上手くエリアを回ることが出来れば、5本で5キロ近くは釣れそうな感じでした。
ワームはブレーバー5インチのネコリグをメインで使用。
ネイルシンカーは0.9g~1.8gまでを、風や流れの強さを考慮して使い分けました。
カラーは色々試しましたが、濁りが多少あったこともあり、特に反応が良かったのがBUミミズ(写真上)、及びライトグリパンピング(写真下)でした。

繊細にリグを扱いたいのと、バイトがあってからすぐにワームを離すことが多く、バイト時間を少しでも長くしたかったため、ロッドはソリッドティップを使用しました。
但し、フッキング後テトラから瞬時にバスを抜き上げる必要があったので、バットが強いパワーベイトフィネスタイプです。

テトラの穴を狙うため、ラインは岩に擦れてもバスが取れるギリギリの10lb.を選択。
また、フック選択にかなり悩みました。

ラインがテトラに触れているので力強く合わせる事が出来ず、ストレート系のフックは選択から外しました。
しかし、弱めの力でもフッキング出来るガード付きマスバリでは、バスから針先が見えるためか?何故かバイトが出ず。

最終的に行き着いたのは、ネコリグ用オフセットフックにワームチューブを装着させて、ワームがズレないように改造したフックでした。
キャッチ率も格段に上がり、大会で使えるレベルまで練習しました。

誘い方は、テトラの穴へキャスト。
ラインが擦れてしまいますが、チョウチン気味になるようにしシェイクしながらゆっくりレンジを刻み、ボトム(水深は1m程)まで探りました。
まだバスがスポーニングから回復しきれていないためか早い動きには反応しなかったため(着水後のフリーフォール等)、レンジを刻みゆっくりバスの目の前にワームを送り込んであげることがキモでした。

今回5.7インチを使わなかった理由は、ミスバイトが多かったことから、サイズのボリュームを抑えた方が良いと感じたからです。

①杭へアプローチ
日が昇ってからは、スポーニングエリア周辺にある杭+ブッシュに浮いているメスバスを狙いました。
サイズが良く、釣ることが出来れば1200g以上の魚をキャッチ出来ていました。
使うワームは2種類。ボディサイズは小さ目でフッキング重視、それとブッシュにも投げ込むため、素材がある程度硬いバックスライドクラーケンjrと、ベビーファットイカを選択。

フォールスピードを遅くしたいときはバックスライドクラーケンjrを、フックはダブルエッジの2/0を使用。
フォールスピードを速くしたい場合はベビーファットイカを、フックはインフィニの3/0を使用。

・試合当日
天候は曇り・・・大潮1日目。
スタートしてプラクティスから一番魚の反応があった、上流域のインサイド側テトラへ行きました。
沖側は水が悪かったのですが、テトラ最奥は水が綺麗。到着後すぐにネコリグでオスの800g位が釣れ、状況は変わっていないと思いました。
30m程あるテトラのストレッチで(狙いがテトラの穴なのでバラシもありましたが)、1時間程でリミットメイクしました^-^ブレーバーに感謝★

その後、数回の入れ替えを行いましたが、この時点でまだウエイトは4キロ程。
10:00頃に奇跡的に太陽が射したタイミングで、杭のパターンをやりに中流まで移動しました。到着後、杭へバックスライドクラーケンjrでアプローチ、数投でメスの1,300g位と700gをキャッチして入替え!
直ぐに上流のテトラエリアへ戻り(ラッキーなことに誰もおらず)、直後1,200g位のメスの魚が2匹連続で釣れました。
その後も試合終了まで粘りましたが、数100gの入替えを数回して試合終了となりました。

結果は5,394gで2位に入賞出来ました。
狙いがテトラ最奥だったこともありバラシがあったのと、一番下の魚が700g程度で入替え出来なかったため、優勝には届かず・・・
悔しさが残る大会でしたが、利根川の状況がまだ分かっていない私には出来すぎる展開でした。

優勝は沖田プロで5,822g。
エビ食いフィーディングの魚をサイトフィッシングをメインに釣ってきたとの事でした。

今回の入賞で満足せず、第3戦(7月7日)に向けて、いい魚をウエイイン出来る様にしっかり練習したいと思います。

最後に、私自身サポートを受ける前からブレーバー5.0 or 5.7インチを使い、ネコリグで沢山バスを釣っているのですが、ホントに魚を呼ぶパワーがあるワームだと思います。
皆さんもネコリグをリグる際は、ブレーバーを是非とも使ってみてください!!
きっと沢山のバスを呼んでくれますよ^-^

【使用タックル】
ネコリグ用
オンリーワンカスタム 67MX(デジーノブランクス)
ライン:フロロ10lb.

バックスライド用
オンリーワンオリジナル 67MH
ライン:フロロ10lb. or 16lb.

kawamura 2019.06.04

こんにちは、川村です。

5/26に亀山湖で開催された、ハードルアー限定トーナメント『H-1グランプリ第2戦』に参戦してきました。

プラクティスには金曜日から入り、全域をチェック。

バスの模様が確認できるほどまでに成長した稚魚の群れがそこかしこにあり、“フライガード”といわれる稚魚を守るオスがついているのは少数。

スポーニングベッドも無いに等しく、スポーニングシーズンは終わりつつありました。
のむらボートハウスの若ダンナ曰く、今年は一斉にスポーニングに入り、長引かなかったとのことです。

本湖のオーバーハング下にアフタースポーンのバスが浮いていることをイメージしていたのですが、小バスは多いもののグッドサイズは稀。

バックウォーターは目視できるバスがそれなりにいるものの、40㎝を超えるバスは少なく、40から上のサイズがハマるスピナベサイトは効きにくい・・・

オイカワへのボイルもチラホラあるものの、まだ時期早々か?単発な印象・・・
バスの稚魚へのボイルもありました。

必要以上には釣らない方針でのプラクティスですが、スピナベサイトを実践するアングラーも多く見受けられ、この釣りへのバスの反応が気になるところ(^-^;

笹川筋のどんつき手前のシャローフラットで見つけたグッドサイズにビーブル(スモーキンシャッド)を通すと反応し、数投目にバイトしたのは48㎝!

草深さんにH-1用に作ってもらったビーブルの小型版も試したく、亀山随一のハイプレッシャーエリア、通称“プール”にて、表層に浮いていたグッドサイズに投じると呆気なくバイト!

「やっぱりこの釣法とビーブルはストロングだ!」と、主戦力にする決心がつきました。

しかし、スピナベサイトが効くサイズのバスが少ないうえ、実践するアングラーも多いであろうことから、これ1本でリミットメイクは危うそう・・・

模索するなかでバスからの反応が得られたのは、ひとつは小型のシンキングスイッシャー。
日ごろ多用する70ミリサイズよりもさらに小さい、60ミリサイズのレアリススピンベイト(デュオ)は反応の違いを実感!
ボイルフィッシュに投じます。

そして、30㎝台の見えバスに対し、スピナベサイトと同じ要領でスプーンとスピナーを通すと2連発!
一気にリミットメイクが現実的に感じる発見でした。

向かえた本戦。
参戦者はなんと170名!
どれほどハイプレッシャー化するのか?想像もつきません。

運良くフライトは1番を引き、狙いの折木沢筋上流には3番手で入れました。
しかし後続のボートもいるので、30㎝台のバスには1~2投して反応がなければ深追いせず、グッドサイズを探して遡上します。
ちょっと冷え込んだせいか?見えバス自体少なく、最上流のプールまで来てしまいました。

最上流には40アップもチラホラいましたが、これがまったく反応しないのです”(-“”-)”
スプーンもスピナーも効かない・・・昨日はたまたまだったの?

プールのバスは手に負えず、下りつつバスを探し、頃合いを見計らって上流へ再アタック!
水温が上がってから浮いてくるバスがいるからです。
朝よりも見えるバスは増えていましたが、自分の持ち駒に反応させられる釣法は見当たらず・・・

すでに帰着時間までは3時間を切り、デコるかも・・・

おりきさわボート手前にある小さなインレット・・・おそらく何人にもルアーを投じられているとは思いつつも、小ビーブルを奥に入れると巻き始めにもんどりうってバイト!
自分でもちょっと信じられないけど、ウエインできる~(^^)

この一匹が流れを変える転機になりました。

すぐ下流のシャローフラットの張り出し。
ボトム丸見えの浅さゆえエレキを上げて侵入し、ちょっとした深みに沈んでいる沈み木の横にスピナー(名称不明)を通すと下から飛びついてきて、小さいながら2匹目!

フラット上をウロウロしながらバスを探すと、沈み木の横にサスペンドするバスを発見!
小ビーブルを通すと、勢いよく食ってリミットメイク!

さらに、バスを見つけ、小ビーブルを追うもバイトにはいたらず、スプーン(カレン/アングラーズリパブリック)をリフト&フォールさせると「パクッ!」
まさかの入れ換え!

1発ビッグが入れば分からないところまできました。
見つけて、ビーブルに食ってくれば・・・最後まで可能性はあります。
が・・・そこまでは叶わず。
3本/1920gで9位でした。

優勝は3本/3200gを釣ってきた柴田選手!
バスの供給を見込めるひとつのインレットを釣り続け、ベビーシャッドとビースイムトリガー(ともにラッキークラフト)で仕留めたそうです。
2位はサトシンさんで、なんと1本で55㎝、3キロのスーパービッグ!!
前日に見つけたバスを、X80プロップダーターで食わせたそうで、見つけていてもそれを激戦のこの本番で仕留めるとは・・・脱帽です。

スピナベサイトなら何とかなると過信になっていたことは否めず、反省。
しかしながら、リミットメイクまでこぎつけられたことは幸運でした。
小ビーブルとスプーンに感謝です!

まだ2戦ながら、年間成績も1位に!
もちろんアテにはなりませんが・・・残りの試合も最善を尽くします!

追伸、1戦目に続きバラシがゼロなのは、中弾性カーボンでノリの良いLGシリーズの恩恵かもしれません。
今回は1/4オンスと軽いスピナーベイトゆえ、ワンランク柔らかいロッドと小口径スプールのリールを選びました。

【小ビーブルタックル】
ロッド:BLX LG 661ML+RB
リール:アルファスCT SV 7.2L
ライン:スティーズフロロタイプフィネス10ポンド

kusabuka 2019.06.03

いよいよ、スポーニングから回復したバスがルアーを活発に喰うシーズンが到来です。
と、言いたいところなのですが今年は天候不順のせいなのか、スポーニングが遅れているようにも感じるフィールドが多いですね。
例年だと、トップからクランクベイト、スピナーベイトなど横の動きに反応するバスも多くなり、多彩な釣りで楽しめるタイミングなのですが、何かおかしい・・・

そこで今、最も頼りにしているのがワームでも横の動きを交えて、スローにも誘えるシャッドテールワーム「ヴァラップスイマー」になります。
新利根川やおかっぱりなどの釣り人が多いエリアでは、4.2インチだと少し大きく感じる場面が多く、3.3インチをメインしています。

リグはノーシンカーとライトテキサスリグです。
ノーシンカーは定番な使い方だと思いますが、特にこの時期に有効なのがライトテキサスリグです。

2.7~3.5gのテキサスシンカーにスティーズオフセット#1/0をセットします。
ひとつ大事なことは、普通のテキサスリグだとウキ止めゴムなどでシンカーの動きを固定して使用することが多いと思いますが、少しでもシンカーとワームの距離を離して、フワフワ感を演出するためにあえて付けません。

使い方はカバーの際に落として、ボトムで少し放置してから、ゆっくりとズル引きをします。
ボトムでのシルエットはゴリっぽく、アクションをくわえなくともバイトしてきます。カバーから少し離れたところでは、シンカーを軽くボトムから持ち上げて、カーブフォールスイミングを交えて誘います。

ヴァラップスイマーの特長でもある、タイトピッチな小魚っぽいアクションは2.7gシンカーのカーブフォールでも健在です。

この時期のスポーニングから回復しきれていないバスから、回復して横の動きにも反応するバスも効率良く攻めることが出来るリグとして、この時期には特に重宝しています。

カラーもボトムでゴリをイメージしたいので、グリーンパンプキンペッパーⅡを多用します。

より明滅感を出したい時にはグリパンチャートⅡに、ノーシンカーでは水中でも視認性が高いバブルガムピンクを使います。
ルアーがしっかりと目視できることで根掛かりをかわしたり、バイトも確認できるのでGoodです‼
是非、お試しください。

【タックル】
〇ヴァラップスイマー3.3インチ ライトテキサスリグ
エアエッジ671MB-ST(ダイワ)
スティーズCT SV TW 700XHL(ダイワ)
スティーズフロロ TYPEモンスター13lb.(ダイワ)
スティーズワイドオフセット#1/0(ダイワ)
バサーズタングステンバレット 2.7、3.5g(ダイワ)

〇ヴァラップスイマー3.3インチ ノーシンカーリグ
BL SG 641LFB(ダイワ)
アルファスCT SV 70SHL(ダイワ)
スティーズフロロTYPEフィネス10lb.(ダイワ)
ツイストロックライト#2/0(オーナー)


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