こんにちは、鈴木翔です。
10/29(土)、岐阜県の五三川&大江川で開催された『陸王ダービー2022チャンピオンカーニバル』に出場してきました!
今回はプラクティス期間の制限が設けられてなかった為、9月末の週末2日間と直前5日間の計7日間入りました。
五三川は昨年の12月以来、今回で2度目。大江川に関しては、完全に初フィールド。
駐車できる場所がアングラーズパークと有料駐車場のみということで、両フィールドとも丸2日かけて実際に歩いてみて、現実的ではないエリア(距離的に)はバッサリ切り捨てていきました。
さらに土曜日開催なので、”釣り人の密集率”と”魚影の濃さ”。この2つを天秤にかけてエリアを取捨選択。
せっかく30分歩いて釣り場に着いたのに、目当ての場所には先行者が…ということも起こり得ないので(^^;;
結果、五三川は1エリア、大江川は2エリアに絞り込みました。
釣りの方はというと、今年1年通い慣れていないフィールドの下見をするときは、ほぼギャップジグ5g+ブルスホッグ3″オンリーで釣り歩いています。
カバー撃ちは勿論、水面直下〜ボトム付近を横方向に泳がせてくることができる。尚且つ、釣れる魚のサイズを選ばない。
「釣れた=ヒント」なので、サイズ問わず釣れることで必然的に得られるヒントも増えます。
あとは、5gのフォールスピードが水深を測るのにもちょうど良いですね!
そんな感じでギャップジグをメインにしつつ、要所要所で違うルアーを試して反応を見ていきました。
中でも、最も面白かったのが五三川での夕方バズベイトゲーム!
晴れた日の夕方、無風もしくは微風時にシャローフラット+葦や杭に差してくるバスが、ド派手にバイトしてきました。
直前プラでは、9月末に比べると水位が下がったことでパワーダウンしたものの、高確率でバイト有り。
ただし、バイトが少し弱々しくなっていたので、ボルケーノグリッパー3/8oz.のトレーラーにヴァラップスイマー3.3″をセットして、巻きスピードを落とすことでフックアップ率を上げていました。
時間的には16:20以降から熱くなるパターンなので、試合ラスト10分で1発入れれるかどうか!?
あまり当てにできない釣りでもありました。
ブレーバーマイクロ2.7gダウンショットリグでのキンチャク撃ちも、再現性のあるパターンの1つ。
年々、五三川にはキンチャク(石を布や網で囲んだもの)が増えており、それらをヤマセンコーやカバースキャットなどのノーシンカーでスローに釣っている人を多く見かけました。
魚を常にストックしているのは間違いないので、釣り方さえ見つければ、食い渋った時間帯でもバイトを得られるのでは・・・。
そこでブレーバーマイクロのリアクションダウンショットリグを試すと、すぐさま40upがバイト!(針先を完全に埋めていたので、途中でバレましたが)
1本だけ釣って以降、本番まで温存していました。
そして季節感が進むにつれ、コスモ+M.P.Sを使ったスモラバ吊るしもストロングに!
ただし、何も無い中層やボトム付近で誘うのではなく、吊るした枝や草の直下で誘うのがキーで、”バスの目線より上で誘って、浮き上がらせて食わせる”ことを意識していました。
というのも、特にフィールド規模に対して釣り人が多い五三川は、岸際から2〜3mほど離れた水深1m前後のレンジ(目には見えない絶妙な距離感)にポジションを取っている魚が多いイメージ。
個体数は多いのに見えバスが少ないのも、人為的プレッシャーが影響しているのではないかと…。
その分、朝夕は岸ベッタリに差してきやすくなるため、マヅメパワーがあったのだと思います。(あくまで予想ですが・・・)
他には、ヴァラップスイマー3.3″(0.9gネイルリグ)やバスエネミー(3.5″を3.5gフリーリグ、2.9″を3.5gキャロライナリグ)のように、”スリムボディ+テールピロピロ系”は、イナッコを意識しているからか、パーツが多く付いたものより圧倒的に反応が良かったです。
魚影の濃いエリアを絞り込んで、何となく魚の癖を見つけたところでプラクティス終了。
あとは当日の状況を見ながら合わせていこうと決めました。
そして、本番当日。
フライトは1番!
放射冷却がキツければ、大江川のマット系カバーを撃ちに行ってもいいかな?と思いつつ、放射冷却がマシだったのと、スタート前に五三川の水面を見ると流れていたので、朝は五三川の通称:団地前対岸にエントリー。
この対岸が特別良いというよりは、このエリア全体の魚影が圧倒的に濃い印象でした。
その中でも有望なレイダウンが2ヶ所あり、1級レイダウンには先行者が居た為、2級レイダウンにジョリー(G.B.クラウン)のブレードアラバマ(ステルス5+ブレード#2.5)を投入!
2投目で500gクラスが食ってくるも、抜き上げ寸前でバラシ・・・。
直後、1級レイダウンが空いたのですぐさま入り、ギャップジグ5g(マッドクロー)+ピックダディjr.+ツインラトラーを太い幹の直下で誘っていると、グンッ!
38㎝/1130g。
朝ということで、シルエットが出やすいカラーにラトルをセットして気付いてもらうことを優先しました。
同じカバーでコスモ2.5g+寸詰めフリッシュを吊るしてバイトを得るも、水中の釣り糸に巻かれ・・・。
ひたすら2ヶ所を交互に入り直して、10時過ぎ。
朝イチにジョリバマ(ジョリーのブレードバマ)でバラした2級レイダウンのシェードが濃くなるタイミングに、ギャップジグ3.5g(グリッパノン)+ピックダディjr.を投じて2本目!
41㎝/1230g。
1匹目と同じく、吊るして幹の直下でフワフワシェイク。
岸から5mほど離れた、水面下30㎝に入る幹の直下ですが、そのレンジでも浮いてきて食ってきました。(バイトは見えないですが)
最寄りのアングラーズパークまで片道2キロあるので、昼までこの2ヶ所で粘り、昼休憩時間を移動に当てることに。
朝から吹いていた北西風が強さを増し、この時点で夕方の五三バズベイトゲームは断念。
大江川に関しては、朝イチor14時以降(太陽の角度的に)が良いので、夕方は大江に賭けることを決意。五三でリミット揃えて、大江で入れ替えが理想でした。
休憩明けは護岸側がシェード面になるので、西岸のキンチャク周りをブレーバーマイクロ(ブラック)2.7gリアクションダウンショットリグで探ると…。
1投目で29㎝/320g。
キンチャクの隙間にシンカーが入りづらいよう、ダウンショットシンカーのハリス止めを曲げて使用。(佐々木勝也さんが紹介されているのを参考にしました!)
(フック:インフィニ ホビット#6、シンカー:DSデルタTG 2.7g)
リーダーが短すぎると、仮にシンカーが隙間に入っていった時に、フックがキンチャクの網に引っ掛かってしまうので15〜20㎝と少し長め。
ここで大江に移動する予定が、どうしても対岸(午前釣っていた東岸)が気になってしまい往復4km+実釣30分で1時間ロス。
大江川で目星を付けていたエリアは、
・高校前〜エリア最上流
・資料館前
の2つあったものの、五三での判断ミスによりどちらか一方しか入れない時間帯に。
高校前のカバーは、15時以降になると校舎の影に隠れ始め、日中陽が当たっていた北側のゴージャスカバーもシェードになります。そのタイミングを見計らいエントリー!
コスモ2.5g(ゴーストグリパンブルー)+M.P.S(KUWASE SHRIMP)で2バイトあるも、ノンキーサイズのような極小アタリ。
さらにエリア最上流の溜まりにあるフローティングカバーへ。
カバーの密度も濃くなり、光量も落ちてきたので、コスモは3.3gへウエイトアップし、カラーは共にグリパンチャートに変更。
プラでは長く続くフローティングカバーの中でも、シャローに近い側でアタリが頻発していたので、その周辺のみに絞って丁寧に釣っていくと・・・。
この日、最大魚の43.5㎝/1340g!
残り15分、リミットメイクを目指してひたすら撃ち続けるも、追加はならず・・・。
4本/4020gで終了しました。
そして、結果は2位。
今回の試合で勝つことの重要性は、自分自身が1番よく分かっていましたが、叶わず。
1位の方との差は、380g。
数値的にはキーパー1本の差ではあるものの、釣り自体に関してはもっと大きな差を感じています。
次は他を圧倒できるよう、スキルアップに励むのみ!
応援していただいた皆様、ありがとうございましたm(._.)m
《ヒットルアー》
《使用タックル》
◎バーサタイル(重量ルアー向け)
ロッド: スティーズSC 6111M/MHRB ファイアウルフ
リール:スティーズSV TW 1016SV-HL
ライン:アブソルートAAA 14lb.
◎バーサタイル(軽量ルアー向け)
ロッド:スティーズSC C69M+-ST ファイヤーウルフ
リール:アルファスSV TW 800S-XHL
ライン:アブソルートAAA 12lb.
◎ベイトフィネス
ロッド:スティーズ661MFB-SV ウェアウルフ
リール:SS AIR 8.1L
ライン:アブソルートAAA 10lb.
◎フィネスバーサタイル
ロッド:ロデオライド61LFF
リール:ルビアスFC LT2500S
ライン:スーパートラウトアドバンス マックスパワーPE S-spec 0.6号+スーパートラウトアドバンス ビッグトラウト ショックリーダー1.7号
◎ライトパワーフィネス
ロッド:リベリオン661ML/LFS
リール:ルビアスFC LT2500S
ライン:デッドオアアライブ ウルトラパワーフィネスPE X8 0.8号+スーパートラウトアドバンス ビッグトラウト ショックリーダー2.5号
今回、活躍してくれたプロトのバックパック!
内側が仕切られていることで、ボックス類を収納しやすく、横開きなので出し入れしやすいのが特徴。その他にも、細々とした物を収納できるスペースが盛り沢山!
車移動が少ない今大会では、飲料と軽食を持ち歩く必要があったため、バックパックの収納力には助けられました。
発売時期は未定ですが、お楽しみに!!
こんにちは、鈴木翔です。
2022年の陸王ダービーはBブロック(霞ヶ浦、北浦、五三川、倉敷川、波介川)にエントリーしていた為、今年は14日間を波介川で過ごしました。陸王オープンと合わせると計17日…。
今回は、陸王ダービー第2戦(6月)&第3戦(8月)と陸王オープン(7月)、それぞれのフィールド状況・釣り方等を紹介したいと思います!
陸王ダービー第2戦(6/1〜10)
大雨が降る前までは、やや減水傾向で流れは弱く、水色はクリア。波介川らしい例年通りのフィールドコンディションでした。
初日・2日目は、下見がてらウエインできそうな魚にのみアプローチ。ギルフラット(1.8gネイルリグ)とアベンタRSのサイトフィッシングにて。
産卵を終えて回復し始めた個体が上流域に差してきてはいるものの、天候で動き方が変わったり(ローライトより晴れの方が魚が浮きやすい、もしくは動く)、釣り上げてみると目測より一回り小さい(=50upを釣るとなると難しい)。
一晩中、大雨が降り続けた後の3日目は全域に濁りが蔓延!
夜の間に下流のゴム堰が開いたようで、朝イチは少し減水していました。
AM8:00頃にゴム堰が閉じ、水位も上がり始めると同時に、太陽が顔を出したタイミングでインレットに差してきた魚を、スクーパーフロッグ(カラーはYAMABUKI)と旧コイケ(1.3gジグヘッド)の提灯にて。
濁っているからといって強気にいくのではなく、小さいモノをピンスポットに入れていくアプローチが吉と出ました(^^)v
午後からは、水が少し澄み始めた上流域にエントリー!
ヴァラップスイマー4.2inch(ノーシンカーリグ)をカバー際にキャストし、追わせてから流心手前のヨレで食わせるアプローチでバイト連発。
カラーは、ブラックとスモークの中間色的存在でシルエットも出しつつ水馴染みの良い”DARK KUWASE“。
その後、流心で薄ら見えた魚影へ上手くハリースライド(ノーシンカーバックスライド)を口元に送り込むと、スイッチオン!
イメージはスピナベサイト。
スピナベサイトは手前側に落とし込んでいくのに対し、バックスライドなので手前から奥側へと自発的に泳いでいってくれます。
ハリースライドの”遅すぎないフォールスピード“も、爪のアクションと相まってバスにスイッチを入れるのに一役買っているのではないかと…。
スピナーベイトとは別モノですが、それに通ずるアプローチでした。
翌日も時間帯を合わせて上流域へエントリーすると、またも流心にステイしているビッグフィッシュが…。ギルフラット(6.3gネイルリグ)のボトム転がし+ワンジャークでバイト!
上流域で仕留めた50up2本は、常に上流に居るのではなく動き回っているタイプ。
差してくる時間帯を見つけることができたからこそキャッチできた魚だったと思います。
3本合計長寸150㎝、Bブロック4位で第2戦を終えました。
陸王オープン(7/9,10)
前日の下見では、基本的に魚影の濃いエリアとルアーへの反応を見るだけでしたが、48〜55クラスを10本近く目撃した上に、ルアーに対する反応も良かった為、上手くいけば3本合計長寸150㎝を超えられるか⁉︎といった好感触を得ていました。
下見中、フリッシュ(0.4gホバスト)で釣れた1本。
しかし、その晩に大雨が降ったことで全域ドチャ濁りに。雨量が凄まじかったので、下流のゴム堰も全開放になり、翌朝は大減水!
先述したダービー第2戦の3日目と同じ状況といえば同じなのですが、これまで見た波介川で1番低い水位でした。
かと思えば、AM7:00頃にゴム堰が上がり、一気に増水。
全体水深も浅く、コンパクトな河川なので、アッという間に水位が変わっていきます。
急な水位変動ですが、この変化で動いた魚達は釣り易く、1ヶ所でルアーローテーションを繰り返し、開始1時間半の時点で5バイト3フィッシュ。
【一連のルアーローテーション】
①ジグ&ポーク→②カワシマイキー→③ジャックハンマー1/2oz.+ヴァラップスイマー4.2→④イヴォーク2.0→⑤リズィーアピールプラス(1バラシ)→⑥スクーパーフロッグ3.5gDS(30㎝&44㎝)→⑦スパテラ7.8(1バイト)→⑧フリッシュ1.4gペラ付きJH(38㎝)
バイトがあったのは、大岩の裏やチャラ瀬の裏など、全て流れを避けたピンスポットでした。
昼過ぎ、上流の水が入れ替わり始めて新しい魚が入ってくるであろうタイミングを見計らい上流へ。
ヴァラップスイマー4.2inch(ノーシンカーリグ)にチェイスしてきた魚を、ラストエース95F(0.9gホバスト)のフォローで仕留め、この日最大魚である48.5㎝。
夕マヅメ前に波介川No.1ビッグフィッシュスポットでもある下流のゴム堰(通称:魚道)に運良くエントリーすることができ、前日同様フリッシュ3.5(0.4gホバスト)でキャッチして入れ替え成功!
2日目は6時〜17時まで、魚道の1ヶ所で粘り続けました。
朝イチパワーは無かったものの、魚道(=流れがある)なので、むしろチャンスは陽が上がってから!
AM8:30頃、岸際にシェードが出来始めると、そのシェードにスクールが回遊。
シェードに入ると上目線の物に好反応を示すようになり、スクーパーフロッグマイクロ(プロト)のノーシンカーリグと小魚系ワームのホバストで4本。
魚道から上がってくるベイトフィッシュを待ち伏せて捕食しているのですが、よく見るとサイズが違う2種類の小魚。
この日は小さい方(おそらく稚鮎)が食われていることに気付き、前日に使用していたフリッシュ3.5やラストエース95Fから、スーパーホバリングフィッシュ3とヴィローラスリムにサイズダウンしてみると連発!
午後になると、太陽が正面方向から当たるようになり、バスの泳層が少し深めへ。
薄っすら見える魚影に対して、ヴィローラスリム(1.3gロングリーダーDS)をシェイキングカーブフォールで落とし込んでいくと引ったくったのは50㎝!
同じ小魚系のワームでも、サイズ感を使い分ける重要性を感じることができました。
結果、2日間の3本合計長寸144.5㎝で3位。
勝負には負けましたが、個人的には今年イチの試合展開ができたので悔いはナシ!
陸王ダービー第3戦(8/1〜10)
総合2位で迎えた最終戦。
初日は、前日に雨が降ったそうで、朝イチはゴム堰開放によって減水。早い段階(AM7:00頃)でゴム堰が閉じ、一気に水位が上昇していきました。
ダービー第2戦&オープンから引き続き、またしても「前夜に降雨→朝イチ減水→すぐにゴム堰閉じて増水」のパターンです(笑)
前2戦と違っていたのは、水が入れ替わってクリアアップし、見えバス沢山!
水位上昇が止まるとパタリと反応が無くなるだろうと、午前中のうちに各インレットをランガンしたり、入り直したりしてフレッシュな魚を拾っていきました。
サイトでは、ハリーシュリンプ3inchアーム&尻尾カット(通称:ハリー虫)の0.3gネイルリグと、スキニースワンプLの0.45gネコリグ、ギルフラットの6.3gネイルリグ。
サイトで食わせるのが難しい魚は、カバーに入るタイミングを見計らい、サイコロラバーVol.4(0.3gネイルリグ)のブラインド水中提灯と、スピードでスイッチを入れることができる野良ネズミ。
読み通り、昼までに50アップ2本含む5本を釣って以降、午後は沈黙して1本のみ。
サイズに恵まれ、3本合計長寸は151.5㎝!
この1日がスペシャルDAYだったようで、8/1以降は一気に水温が上昇しタフ化。流入量が減ったことで、上流や各インレットに居たバスも抜けてサイズが出せない日々が続き、そのまま終える形に・・・。
しかし、なんとか逃げ切ることができ、最終戦は1位。
そして、総合優勝することができました!
(写真:アングラーズより引用)
今年の陸王ダービーで意識したことは、50アップが確実にいる、もしくは入ってくる場所に時間を掛けること。やはりデカバスは好条件な場所を好むので、狙う場所は必然的にメジャースポットになります。
例えば、波介川で言うと下流域の魚道。
自分自身は第1戦(4月)に53㎝、オープン(7月)に50㎝の2本のみでしたが、第2戦(6月)の波介川上位勢はほぼこのエリア。第3戦の後半には、もう嫌というほど毎日この景色を見ていましたが、日々叩かれ続けているバス達は天才と化していました(^^;
難易度は高くなるものの、メジャーフィールドの1級スポットはデカバス狙いにおいて外せないことを再認識した陸王ダービー2022でした。
今週末(10/29)は念願の陸王ダービーチャンピオンカーニバルin五三川・大江川!
※当日はルアマガプラスにてLIVE記事配信予定
全力で釣ってきます!!
みなさんこんにちは(^-^)/
フィールドレポーターの戸崎優翔です!
最近は一年の中で一番過ごしやすい時期になってきました。
ひと雨ごとに季節が進行していくこの季節のおすすめルアーを釣果と共に紹介させていただきます。
まずはメインで食べているものがベイトフィッシュに変わっていく傾向があり、それらを食べるために回遊性が高くなります。
そのため横の動きのルアーに反応し易くなり、カバーの中よりもその周辺で釣れることも多くなります。
狙う場所も水質が良い場所を選ぶことが多く、
・流入河川の河口部
・川と川のインターセクション部
・川(湖)幅が狭まる所
・岬周辺
・水を吐き出している水門
などがあり、どこも水の動きが発生し易い場所になります。
また、当日までの天候(気温、雨、風向き強さ)を調べて、当日のまわる場所を考えていきます。
最近の釣果と併せて釣り方などを具体的に紹介していきます。
霞ヶ浦水系流入河川でグッドサイズ!
ハリーシュリンプ4インチの3.5gフリーリグで、対岸の斜め護岸を転がしての1本でした。
バイトに気づくのが遅れましたが、離さなくて良かった!
フリーリグは、バスがワームを咥えて持って行ってもシンカーの重みを感じにくいので、違和感が少ない!
それでもこの掛かりの浅さなので、フリーリグだからこそキャッチできた魚かなと!
野池でも、同リグで沖の地形変化を探って1本!
ハリーシュリンプはフリーリグとの相性は抜群に良い!
今年はかなり釣りました。
こちらは長門川・将監川!
朝イチにビーブル3/8oz.TWで沖に張り出して流れが当たっているカバーの際にカーブスローロールして引ったくられた1本でした(^ ^)
カラーはマッディインパクト!
朝夕の良い時間帯や濁りなど、替えが効かないとても気に入っているカラーです。
今回の濁りは、マッディインパクトを使うまでの濁りではありませんでしたが、朝ということもあり目立たせたかったのでこのカラーチョイス!
別の日には野池ではジョリーに好反応!
全体的に超シャローで沖にはアシ群がある池なのですが、その中でも一際張り出したアシの先端にアプローチ。水面直下を泳がしていると下から躊躇せず食い上げてきました∑(゚Д゚)
また、霞ヶ浦水系ではヴァラップスイマー3.3インチのミドストが炸裂!
水深・流れのある流入河川の水門での一本!
別の日では、KOSMO2.5g+M.P.S BIGをマイクロピッチシェイクやボトムズル引きした後にこのリグを入れると、ひったくられました!
このリグは元々、ロデオクラフトの松本幸雄さんが好釣果を出していて、ボトムアップのライングループでも話題に出ていたリグ。
4.2インチを使用していたそうですが、今の霞では3.3インチの方がベイトフィッシュのサイズにあっているので試してみると直ぐに良い魚が!
フックは、極点(VARIVAS)の1.8gと2.5gを使い分けています。
付属のブラシガードを差し込む穴があり、根掛かりが多いところではブラシガードを装着して使っています。ワームキーパーがしっかりしていてズレが少なく、刺さりも良い!
ワームのヘッドを少し反らしてセットするのがコツです!
こうすることで、よりロールしやすくなります。
これからの時期、更に横の動きに反応が良くなったりそれにしか反応しなかったりする事が増えてくると思います。
それは冒頭でも書いた通り、バスがメインで食べている餌がベイトフィッシュに変わってきている事が要因であり、この傾向は秋が進むにつれ強くなっていくと感じています。
そういったベイトフィッシュが多いところはどこなのかを考えると、こちらも冒頭でお話しした水の動きが出やすく水質が良い場所になるという事です。
またベイトフィッシュのサイズも関係しており、餌となる魚が成長するほど大きなルアーへの反応が良くなってきます。
それではまた(^-^)/
【タックルデータ】
◎ハリーシュリンプ4インチ・ビーブル3/8oz.
Rod:スティーズ SC C 69M+–ST[FIRE WOLF]
Reel:スティーズ SVTW 1016SV–SHL
Line:スティーズフロロX′LINK 13lb.
◎ジョリー
Rod:スティーズ 651MLRB[BLITZ]
Reel:スティーズCT SVTW 700SHL
Line:ガノア アブソルートAAA 10lb.
◎ヴァラップスイマー3.3インチ
Rod:スティーズ SC S 64L–SV・ST[FIRE FRASH]
Reel:タトゥーラLT 2000S–XH
Line:アバニ キャスティングPE マックスパワーX8 ショアマスター 0.6号
Leader:アバニ エギングプレミアムショックリーダー 1.5号
皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
いよいよ出荷されました「スクーパーフロッグマグナム」
オリジナルサイズでお馴染みのこのルアーでしたが、サイズアップバージョンが発売となります(^^♪
中でも最近好調なリグが、ロデオクラフト松本幸雄さん発案の「STEEZフレックスジグ(ダイワ)+スクーパーフロッグマグナム」
ジグストで使用するこの釣りが本当にスペシャルすぎます(^_-)-☆
そんなスクーパーフロッグマグナムの釣りを、今回ご紹介します!!
フィールドは赤ガエルパターンで有名な「豊英湖」へ行ってきました。
フィールドの状況は、少しずつ夏から秋へ季節が変化していくタイミング。
この時期は一雨毎に水温も下がり秋が深まっていきます。
夏程シェードに固執しているイメージも無く、バスが広く散っていく印象です。
アプローチ方法も広範囲にチェックするべく、横方向の展開が〇です!!
STEEZフレックスジグ(ダイワ)+スクーパーフロッグマグナムのジグストで広範囲をチェックしました。
1.0~1.5m前後をゆっくりジグスト。
ロッドが抑え込まれるバイトで、3釣行連続の50UP(^^♪
正直この釣れ具合は、近年ではあまり経験がない異次元の釣果でした。
一度食いミスってもまた食い直してくる本気食い!正にマグナムパワー!!
狙うエリアとしては、崩落や冠水ブッシュを中心に狙っていきました。
ただ、かなりパワーのあるルアーですので、投げすぎは注意です。
1つのポイントに3~4投でチェックしていきました。
・沖側
・流れが一番当たる面
・流れが一番当たらない面
・バンク(岸)際
反応が無い場合は、次のポイントへ移動する。
何度も繰り返し投げ込んで食わせるルアーではないので、やる気のあるバスが居れば、すぐに反応が返ってくるルアーです。
「ストラクチャーからバスを引っ張り出す」そんなイメージで使用してみてください。
ジグは10gと14gの2種類を準備しました。
使い分けは単純に、「誘うレンジでジグの重さを変える」
・10g⇒「0.5~2.0m」
・14g⇒「2.0~4.0m」
STEEZフレックスジグ(ダイワ)は常に針先が上を向くようにセットできます。
スクーパーフロッグマグナムの浮力がもたらす姿勢の良さと、針先が常に上を向くジグの構造で、高確率で上顎へ100点フッキングです(^^♪
フックはRYUGIインフィニの#5/0がベストマッチです。
スクーパーフロッグマグナムは、スイミングで使用する際にアームがしっかりと水を掴み、移動距離を抑えた誘いが出来ることがお気に入りです。
また、浮力が高いエラストマー素材を沈ませる事による圧倒的な水押し感は、唯一無二の存在です。
「10gや14gのジグって重くないですか?」
とフィールドで聞かれたことがありましたが、マグナムの浮力を考えると、この重さがベストバランスだと思います。
以外に10gや14gを使用してもフォールスピードもゆっくりなんです。
僕自身の持論ですが「大きいリグがゆっくり動くこと!!」
これはBIGバスを反応させる、重要なアクションの一つだと思っています。
正にビックフィッシュキラーなルアーです!!
スクーパーフロッグマグナムでBIGバスをキャッチして下さい(^_-)-☆
僕の立場で、あまりこういう事いうのはおかしいのですが…
発売しないで欲しいと思えるレベルのルアーです!!反応が別格です。
是非皆様も、マグナムパワーを体感してみてください!
【タックルデータ】
●ルアー STEEZフレックスジグ(ダイワ) +スクーパーフロッグマグナム
●ロッド スティーズ721MH/HXB-SV(ストライクフォース)
●リール スティーズA-TW 1016XHL
●ライン アディクトフロロ16lb.(山豊テグス)
最後にアパレル新商品のご紹介です。
9月26日にボトムアップオンラインストアで発売になりました。
『BOTTOMUP プルオーバーパーカー』
綿×ポリエステル生地で軽いスウェット素材のパーカーです。
裏地は保温性が高く、ふかふかな裏起毛になっております。
今年の冬は、ヘビロテ確定です(^^♪
是非、ボトムアップオンラインストアで詳細確認してみて下さい。
https://www.bottomup-onlinestore.info/
●カラー「オレンジ・ブラック」2色
●サイズ「S / M / L / XL」4サイズ
朝晩涼しくなり秋の雰囲気、これからの肌寒い季節のお供に如何でしょうか。
僕はオレンジをチョイスしました!!
先日発売された『BUPストレッチキャップ』と合わせてコーディネートしてみて下さい(^_-)-☆
こんにちは、川村です。
秋らしい空気感になってまいりましたが、まだTシャツ一枚で過ごせますね。
さて、ただ今スクーパーフロッグの最大サイズ「マグナム」の出荷を控えております。
本来であれば初夏頃のリリースを予定していましたが、微修正に時間を要してしまいました。
見た目はオリジナルモデルを拡大しただけに見えますが、それではスクーパーフロッグのベストアクションは出ず。
大きくなるとキックアクションがスローになることは予想していましたが、想像以上だったのです。
使っていて、リズムが悪い・・・
レッグの角度と形状を見直し、素材も若干硬くすることで、レスポンスを高めました。
また、ノーシンカーリグにてフロロカーボンラインの太番手で使うと、誘っている途中でダイブしてしまう。
これを防ぐべく、2次試作では口をカップ状にしてみました。
引くと上に向かう力が働くため、確かにダイブは防げたのですが・・・ヘビーダウンショットリグで使った時に浮き上がり過ぎる!
エラストマーの浮力と相まって、10~14gのシンカーをぶら下げた状態でも、グイグイ上がってきてしまうのです。
レンジキープしたり落とし込みながら誘いたくとも、それが出来ない・・・
そこで、3次試作ではカップとは言えないほどの僅かに傾斜したヘコミにとどめたところ、適度な塩梅に。
ノーシンカーリグでのダイブしにくさと、ヘビーダウンショットリグでの浮き上がりにくさのバランスを突いた格好です。
そしてもう一つ、スリット内に針先を埋めるリブを設けました。
伸びるエラストマー素材においては、針先を埋めないで使うことが基本です。
しかし、ヘビーカバーの中に入れる際には、針先を埋めて使った方が得策と思える場面もあったからです。
フッキング時に破けるよう、本当に “ 薄皮一枚 ” で刺すことがコツ。
基本はフックムキ出しで使いますが(それでもほぼカバーを回避します)、状況に応じて針先を隠せるようにもしました。
通常は針先を出した状態でお使いください。
時期的に、ノーシンカーリグによる水面使いの旬は過ぎつつありますが、ヘビーダウンショットリグやジグトレーラーにして沈めて使うことで、オールシーズン戦力!
これまではノーシンカーリグとヘビーダウンショットリグで使用していましたが、マグナムも、そしてプロトの中間サイズダディにおいても、今ハマっているのはジグトレーラー。
ダウンショット使いと同じく松本幸雄さんに教えてもらった、STEEZフレックスジグ(ダイワ)にセットしてのジグストです。
フックはマグナムに合う、♯5/0~6/0に要交換。
ジョイント構造ゆえ、ジグストしたときの上下動が柔らかいこと。
そして、フックが垂れ下がってしまうジョイント構造でも、スクーパーフロッグに浮力があるため、姿勢が垂れ下がらないことも相性がいいのです。
逆に言うと、ブルスホッグがトレーラーならギャップジグと組んだ方が、動きも姿勢も理想的です。
マグナムのボディサイズにスカートのボリューム感が加わるので、まさにビッグフィッシュキラー!
50アップ率は群を抜くものがあります。
一方で、以外にも30cm台のバスでも果敢に食ってくる。
口いっぱいにほおばって釣れてくるので、「よく食ってきたな~」なんて思ってしまうのですが、それだけ本気食いさせてしまうパワーがあるのだと思います。
マグナムに合わせるシンカーやジグのウエイトは10~14g。
ある程度重めの方が、フォール中にレッグをパタつかせるアクションをしてくれます。
10gだとゆったりをレッグをパタつかせるのですが、逆手をカットするとフォールスピードが増すことで格段にレスポンスが良くなります。
14gなら、逆手があってもレッグをイキイキと振ってフォールしてくれ、水押しも最もパワフルになるセッティングです。
カエル食いフィールドはもちろんのこと、そうでなくともバスを惹きつける力があるのがスクーパーフロッグ。
マグナムなら、普段は見向きもしてくれないビッグバスが本気食いしてくるかもしれません(^_-)-☆
皆さんこんにちは!
お盆を過ぎると暑さが少し和らいで、朝晩は涼しく秋を感じさせてくれます。
水中も少しずつ秋に向かってきたかな?
今回は癒しを求めて行った房総リザーバー(戸面原ダム)にての釣行をレポートしたいと思います。
8月中旬から千葉県は集中豪雨が多く、戸面原ダムも一時期は3m減水も、釣行した9/4は満水より-50cmまで水位が回復しておりました。
朝一はシャローレンジにいるバスを、ヴァラップスイマー4.2インチのノーシンカーリグでアプローチ。
小さいバスの猛攻に合いますがフッキングには至らず・・・
一匹だけまあまあサイズが追従してきましたがUターン、同船者がブレーバーマイクロのノーシンカーリグをバスの目の前にフォールさせるとあっさりキャッチ!!!
エサですねとコメントをもらいました^―^
その後、シャローフラットに魚が見えないので・・・ならばとミドルレンジの釣りにシフト。
土手の傾斜がなだらかな地形を選んでブレーバーマイクロの1.3gダウンショットリグでアプローチ。
シェイクしながらずる引きで探っていると、2~3mラインに来たところで、アベレージサイズがヒット!!
同様のアプローチで釣れる釣れる・・・入れ食いです(笑)
サイズがアップを狙うべく岬+立木のエリアへ移動
ルアーを、ブルスホッグベイビーに0.45gシンカーを入れたネコリグにして、立木の横をスローフォールさせるとボトムにつかない・・・釣れてる!!少しサイズアップしました。
バンク(岸)はブレーバーマイクロのダウンショットリグ、立木はブルスホッグベイビーのネコリグと使い分けてアプローチ。
しかしその後大雨になり、2時でストップフィッシングでした。ビッグサイズこそ出ませんでしたが40匹オーバーともちろん竿頭(笑)大変満足できる釣行でした。
今回の狙い方は、魚群探知機が無くても先程の写真の様な場所(岬+立木)やバンク(岸)に平行にキャストしていくだけでも釣れますので、戸面原ダムに行く際はお試しください。
今回初めて使ったブルスホッグベイビーのネコリグ、これは凄い!!
ルアーを回収する際に、ロッドへ伝わる振動が違います。
フックセッティングは一見逆な感じに見えますが、写真の様にすると真っ直ぐにフォールしますし、フッキングも問題ありません。
また、ブレーバーマイクロもそうでしたがマイクロワームであそこまで水を動かすワームは他にはないです。
だから釣れるんですね~。
使ったワームのカラーは、その時の水色や光量で使い分けしてます。
例えば、朝晩はブラック、曇ったらラメ入り、晴天は淡色。
ブレーバーマイクロはBUミミズ・ブラック・グリパンエビミソベリー
ブルスホッグベイビーはグリーンパンプキンペッパー・ダークシナモンブルー&ペッパー・モエビ
房総ダムへお越しの際は、ブレーバーマイクロとブルスホッグベイビーを是非お供に、きっと皆さまの力になってくれると思いますよ^―^
【タックル紹介】
・ブレーバーマイクロ1.3gダウンショットリグ
ロッド:オンリーワンカスタム61LR(デジーノブランクス)
ライン:PE0.6号 リーダー1.5号
・ブルスホッグベイビー0.45gネコリグ
ロッド:デジーノ63L
ライン:PE0.6号 リーダー1.5号
・ヴァラップスイマー4.2ノーシンカーリグ
ロッド:デジーノ67MHR
ライン:フロロ14lb.
皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回は、最近個人的に出番多めの「GAP JIG」による釣果報告を、豊英ダム釣行を
例に挙げてレポートしたいと思います。
「豊英ダム西筋の中流域」エリアを中心に釣りを展開していきました。
盆休み前半は、流れが当たるアウトサイドの崩落・岩盤付近でバイトが集中しました。
ボートポジションは水深10mほどにとり、着水点の水深は7m前後。
ルアーはGAPJIG(9g)+ブルスホッグダディ(MAGMA)、やや早いフォールスピードへの反応〇でした。
バイトは水深4m前後で、これ以上深いレンジではバイトは殆んどない状態でした。
その情報をもとにアプローチは4mまでに絞り、その後も同じ条件を釣っていきました。
この日は釣れれば全て40センチオーバーと、良い展開でした(^_-)-☆
しかし、お盆休み後半なると、バスのポジションはインサイド側へ。
2・3日で、明らかにバスが流れを避けている印象へと変わっていました。
少しテンションが下がった状態では、フォールスピードを少しスローにした方が反応〇。
GAPJIGのウエイトを9gから7gへと軽くし、トレーラーをジャンボグラブ(ゲーリーヤマモト)に変更。
ゆっくりとしたフォールスピードで「ピロピロ」とアピールするアクションへの反応が良かったです。
今回のGAPJIGを使った釣り方として最も重視していた事は、「壁に沿わせて落とし込む」。
バスが捕食しやすい状況を作る為、なるべく壁(崩落や岩盤)からルアーを離さないようにし、追い込んで捕食させるイメージを心がけました。
アプローチのコツとしては2つ。
・ストラクチャーに対して、なるべくタイトに投げる。
・ルアーに余計なテンションを掛けないようラインスラックを多くとり、フリーフォールさせる。
それでもラインの抵抗でジグがストラクチャーから離れてしまうものの、意識するとしないではやはり大きく変わってくると思います。
これらを意識し、アプローチしていくと・・・
ラインが沖へゆっくり走りだすので、あとは思いっきりフッキング!!
私はこういう釣りが大好きです!!(^_-)-☆
そして「GAP JIG」について少し説明を!!
コンパクト設計ですり抜けも良く、特注フック形状はバスの口元へより深く掛かります。
加えて、ジグのサイズ感もとても気に入っています。
近年プレッシャーが高くなっているフィールドで、フルサイズのジグでは強すぎると感じると同時に、スモラバだとアピールが少し弱い?と感じる場面も…。
スモラバとフルサイズジグの間を埋めてくれる、そんな中間的位置付けで使用しています。
釣れるバスのアベレージサイズも良く、「フォール・スイミング・ズル引き」何でもこなしてくれるこのジグを、最近はフィールド関係なく溺愛しています(^^♪
※各部詳細説明につきましては、下記URLよりご確認頂ければと思います。
https://bottomup.info/products/gapjig/
今回紹介したこのGAPJIGの釣りが、少しでもお役に立つ情報であれば嬉しいです。
ジグ?と聞いたら少し抵抗がある方も居るかもしれませんが、この時代だからこそ生まれたコンパクトジグ「GAPJIG」を、是非一度試して頂ければと思います。
【タックルデータ】
ルアー:●GAPJIG(9g)+ブルスホッグダディ
●GAPJIG(7g)+ジャンボグラブ(ゲーリーヤマモト)
ロッド:ダイワスティーズSC611HSB(キングバイパー)
リール:スティーズA TW 1016XHL
ライン:山豊テグス フロロドレイク16lb.
そして数週間後の9月5日、豊英ダムへリベンジ釣行。
ロデオクラフト松本さんオススメリグのフレックスジグ(ダイワ)+スクーパーフロッグマグナム(プロト)にて、1700gをキャッチ!!
10月リリース予定の「スクーパーフロッグマグナム」もお楽しみに(^_-)-☆
皆様こんにちは、フィールドレポーターの山口諒也です。
更新頻度が落ちてしまい申し訳ございませんm(_ _)m
今回は7月23日に行われた【陸王U30】のプラクティスにて、反応の良かったルアーと本戦の反省点をお伝えしようと思います。
【プラクティス】
プラクティスには計7日間入りました。
北利根川からスタートし、霞ヶ浦本湖の西側から湖をじっくりと回っていきました。
7日間のうち4日間はゆっくりと霞ヶ浦を一周し、残りの3日間は時合いなどのタイミングをはかる時間に費やしました。
風が当たれば荒れる護岸、コンクリート護岸から張り出したブッシュにシートパイル。
今まで映像で観てきた景色にワクワクさせられましたね(^^)
僕にとっては短いプラクティス期間であった為、『撃ち』も『横の動き』も出来るルアーを一つリグって歩き回りました。
ただ、一つのルアーでは分からない事もあるため、こっちの方が良いかもしれない?という場面では勿論ルアーを変更して反応も確かめていました。
そんな中で出番が多かったルアーが二つ。
❶ハリーシュリンプ3インチ[ヨコヨコセッティング]
(写真左上の様に尾とリブの間から0.3gのネイルシンカーを挿し込んでいます。)
シェイクすると背中の面で水を受ける為移動距離を押さえたアプローチが出来るのと、微妙に横に移動しながらアクションもします。
極め付けはテンションを抜いた際にバックスライドアクションをするので、動きが変則的でバスに見切られにくい!
使う場面としては『水門』や『シートパイル際』で、バックスライドアクションorヨコヨコアクションで誘って使用しました。
それと!サイトフィッシングにおいても反応が良く、かなり手応えを感じました(^^)
僕が狙っていた霞ヶ浦のバスは、まだアフターを引きずっているコンディションの魚もいましたので、エビはメインで食べられていると感じ、リアルなシェイプと横に逃すアクション&バックスライドフォールはかなり効いていました(^^)
❷グリマー6
イナッコが接岸している場所ではかなり効いていた印象です!
最初は0.9gのネイルシンカーを挿したボウワームヌードル8インチとブレーバーマイクロ(3連結)のスイミングからヒントを得ました。
バスが本気でバイトしてくるシーンが何度かありましたが、一度も乗らず(T . T)
試しにグリマーを投げてみたところ・・・
キッカーサイズになるであろう、グッドサイズが釣れました^ ^
そこからは釣れてしまうがために針を外して使用していたのですがバイト数も多く、びっくりしたのはルアーを咥えたまま離さないバスも居ました(^^;;
ルアーを通すコースは『水門の出口』、『シートパイル際』が狙い目でした。
これらのルアーは是非お試しいただきたいです(^^)
【本戦の反省点】
https://plus.luremaga.jp/rikuo-u30/live/
(時系列でちゃんとした内容を見たい方はこちらをご覧下さい。)
まずは、開始早々ラインブレイクをしてしまった事。
エリアは西の洲の手前にある水門。
車で移動中にシートパイル際で大きな波紋が立っているのを確認した為、直感的に「ボイルだ!」と思い、車を停めてタックル一本片手に飛び出してしまいました。
※この時のヒットルアーは【ハリーシュリンプ3インチのヨコヨコセッティング】
水門の中にキャストし、目視できるレンジにてヨコヨコアクションをしていると大きな波紋が見えたので再度キャストし直し、今度はボトムでやるとヒット。
案の定ネットを忘れ、ファイトが雑になりラインブレイクをしてしまいました(TT)
試合になり気持ちが高ぶると冷静さが無くなってしまうのが自分の悪い所でもありますので、今後直していきたいところです。
その後、転々とエリア移動を繰り返し、
8時頃に同じ水門で魚を無事に取り返すことが出来たものの・・・
(最初に掛けた魚と同様のリグ、アクション)
この魚を手にした後、風向きが徐々に変わって行っている事に気付いていたのにも関わらず、この水門に固執してしまった事が今回の大きな敗因だと思います。
(写真左側が朝の状態、写真右側が午後の状態)
水門の出口にある浜が風の影響で波だっています、明らかに風の影響でバスが入って来なくなりました。
今大会では、自信を無くしてしまい迷走し、自分の釣りが出来ていなかったなと・・・
魚を探す力が足りていない事を痛感しました。
僕に足りないものがやっと見つかった様にも思えました。
この敗北を糧に成長していきたいと思っています。
最後にこの様な夢のある企画を設けて下さったルアーマガジン様、この場に推薦してくださったボトムアップ様、ありがとうございましたm(_ _)m
ヒットルアーズ。
皆さん、こんにちは。
フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
今年の夏、自分はボートの釣りをほとんどせず、
霞水系のオカッパリに時間を費やしておりました。
というのも・・・
今年の夏は、過去に例が無いほどの減水傾向。
もっとも水位が低い時で、平水位からマイナス20㎝程の超減水状態に・・・
この水位では、仮にボートを出しても浅すぎてシャロ―に入れない。
流入河川も上流域まで遡上して行けないなど・・・
ボートフィッシングへの不利を感じていたからです。
しかし、水位が低いにも関わらずバスはシャロ―に居る!!
サイトフィッシングも出来る状態で、バスの警戒心もMAXレベル。
遠浅の霞ヶ浦では、ボートだと近づくだけでバスが逃げていくことも多々・・・
こうなってしまうと、オカッパリからのアプローチの方が有利!!\(^o^)/
そんな、例年以上にキビしかった状況下で有効だったのが・・・
前回も紹介した、スクーパーフロッグのダウンショットリグと、ノーシンカーリグ!
減水で警戒心が強くなった見えバスであっても、着実に口を使わせる事が出来ました!!
サイトフィッシングというと、一昔前は山上湖などのクリアウォーターでの釣りといったイメージがありましたが、近年の霞水系は減水傾向にあったこともあり、サイトフィッシングが当たり前に・・・
見えているバスに口を使わせられるルアーを如何にCHOICEするかが、
重要なファクターとなりました。
そのひとつが、スクーパーフロッグ!!\(^o^)/
参考までのタックル
・ロッド ブレイゾンS64L(ダイワ)
・リール ルビアスLT2500S+QUICK DRAG KNOB(ダイワ)
・ライン TATURAセンサーPE×8+si2 13lb(ダイワ)
リーダー フロロ7ポンド
・フック ライトニングストライク#4(ハヤブサ)
・シンカー タングステンシンカー 2.7~3.5グラム
思い返すと・・・
今年の夏、釣ったバスのほとんどがスクーパーフロッグのダウンショットリグとノーシンカーリグ!! (笑)
これでダメなら諦められる・・・。
そんな、コンフィデンスをもたらしてくれるルアー&リグです。
まだ、使った事の無い方は、是非お試しください。
そしてもう一つ効果的だったのが、
ハリースライドのバックスライドセッティング
・ハリースライド+ライトニングストライク4/0(ハヤブサ)
減水によってバスがカバーの奥に入らず、カバーの先端、もしくはカバー直下に身を潜めているシチュエーションが増え、そこにハリースライドを落とし込むと、あっさり口を使ってくれました!!
もともと、夏の霞水系でバックスライド系ワームの釣り方は、定番中の定番。
しかしながら、ハリースライドはバックスライドフォールだけじゃない!
ツメをパタつかせる自発的アクションが好反応に繋がっていると感じます!!\(^o^)/
そしてもう一つ。
自分の中では定番の、ヴァラップスイマーのウェイテッドリグ。
・ヴァラップスイマー4.2インチ
・フック スティーズウェイテッドフック#4/0・1/16OZ(ダイワ)
ブレーディングパイルドライバー・アラバマリグスペシャル#3/0(ZAPPU)
このリグも、減水の霞ヶ浦水系では欠かせないアイテム。
オープンウォーターを効率よく探ることが出来ながら、
何が沈んでいるかわからない霞ヶ浦水系でも、抜群のスナッグレス性能でかわしてくれることがメリット!
使い方はいたってカンタン。
キャスト後に、一度ボトムを取ってから、ただ巻き。
リグが浮いてきたなと感じたら、カーブフォールで再度ボトムを取り直す。
ただ、それの繰り返し!!(笑)\(^o^)/
何よりも、このリグの、
「ガツガツ、グググー!!」の食い込みバイトは、病みつきになりますYO!! (笑)
是非、お試しあれ!!\(^o^)/
最後に、ボトムアップのNEWアイテムのご紹介
フリッシュ3.5インチの新色!
左から、
・FL009 ゴーストチャートバック
・FL010 リアルフィッシュ
・FL011 ピーチフィズ
どのカラーも、本当に良く釣れそ~!!\(^o^)/
これからの秋口のベイトフィッシュパターンで、
大活躍してくれそうですね!!
もう一つが、オンラインストアで発売される『BUPストレッチキャップ』
名前の通り、ストレッチ素材を採用しているので、柔らかなフィット感!!
さらに、すべり部分にはタオル地が採用されているので肌触りも良く、
吸水性にも優れています!!
コテコテの釣りキャップ感もないので、
タウンユースでも活躍してくれそうですね!!\(^o^)/
それでは、皆さんも残り短い夏の釣り、そして来る秋の釣りを満喫してください\(^o^)/
皆様、お久しぶりです!フィールドレポーターの山口将司です。
私のホームでもある霞ヶ浦の近況ですが、6、7月は雨も少なく酷暑の影響もあり、かなりの減水傾向が続いていました…。
8月に入り、お盆休みとなったタイミングで台風が訪れ、減水傾向だった水位は、平常よりも少し低いぐらいの水位まで回復しました。水温も30℃を下回り、『真夏』といわれるミッドサマーは過ぎ去り、レイトサマーに突入しております。
久しぶりのコラムとなりましたが、ちょうどお盆休みの最中に、霞ヶ浦の流入河川を訪れましたので、その時の釣行をレポートしたいと思います。
霞ヶ浦で釣りをするのも久しぶりということで、一緒に釣行した職場の釣り仲間と、この日は釣れても釣れなくても、楽しく釣りをしようと挑みました。
天気予報では曇り時々雨という予報でしたが、朝から雨がポツポツ…。
夏ということで、流れを意識しながら川を釣り上がる作戦をと、霞ヶ浦に注ぐ流入河川の上流エリアから釣りをスタート!!
まずは昨年の夏、草深プロとご一緒したときに伝授された『リズィーアピールプラス』を使ったチョンチョン釣りを試していきます。
チョンチョン釣りとは、ロッドワークによりリズィーを水面直下でチョンチョンチョン…と連続でトゥイッチさせます。
アピールプラスはボディ素材がボーンマテリアルとなっており、内部には通常のリズィーよりも小さいスチール製と、タングステン製の2つのウェイトボールがボディ内部でコトコトと音を奏でる仕様となっています。
チョンチョン釣りはボーンマテリアルによる浮力、ラトルサウンド、そしてロールアクションによるフラッシングと、まさに三位一体でバスを誘うといった釣り方となります。
リズィーアピールプラスで水面直下をチョンチョン引いてくると好反応!!
小さいサイズながらも、サクッと数匹のキャッチに成功!
さらに上流を目指し釣り上がっていくと、次第に雨足も強まってきて本降りに…。
雨の影響で川も濁り始めてきたところで、シャローカバー狙いにシフト。
アシのエグレや岩盤質のバンクにはハリースライド、ブッシュカバーにはギャップジグ+ブルスホッグダディといった使い分けで、流入河川上流エリアの要所を撃っていきます。
ギャップジグのフォール&ジグストでも好反応!
ハリースライドのバックスライド、ギャップジグのフォール&ジグストと、釣れるには釣れますが、やはりサイズがいまいち小さい…。
ブッシュが絡むスポットの流れが当たる側に、スクーパーフロッグ(ラバーチューン)のダウンショットを入れてみると、すぐにバイト!!少しサイズアップして800gオーバーをキャッチ!
スクーパーフロッグラバーチューンの2.7gダウンショットリグでグッドサイズ!
さらに、流れの当たるアウトサイドベンド、竹のブッシュが崩れたスポットに、ギャップジグをねじ込むとグッドサイズがバイト!しかし、ブッシュに巻かれてバラシ…。
少し時間を空けた後、バラシたブッシュに再度アプローチすると、再びバイト!っが、今度はボート際でバラシ…。
さらにブッシュで粘っていると、3度目のバイト!!しかし、3度目の正直も、虚しく枝に化けてバラシ…。
結局すべての魚をミス…(泣)バスが湧くブッシュでしたが、ノーキャッチと、勝負はバスのほうに軍配が上がりました…。
そんな残念なバラシもありましたが、流入河川の上流エリアでは、朝の数時間で船中二桁近くのキャッチに成功!!
今度は川を下りながら釣っていきます。レイダウンや水門絡みなど、ポツポツとキャッチしていき、終わってみれば、船中13本と、キャッチ数だけなら霞ヶ浦水系では充分な釣果となりました。
ギャップジグで釣れるとサイズアップ!濁りにはボリューム感のあるジグが効きます!
雨パワーのおかげもあり、バイト数も多く、魚の活性は高めでした。
職場の釣り仲間もボトムアップルアーで複数匹のキャッチに成功!雨の中、夏休みのエンジョイフィッシングを満喫し、とても楽しい釣行となりました!
欲を言えば、小型のサイズが多く、サイズアップが難しかったことが心残り…。
もしキーパーサイズが設定されたトーナメントとなると、かなり厳しい結果です…。
今回のヒットルアー!(スクーパーフロッグは釣ったものとはカラー違いとなります)
この日のグッドフィッシュを釣ったスクーパーフロッグ(ラバーチューン)のダウンショットリグですが、ロッドに取り付ける際の収納方法を紹介したいと思います。
スクーパーフロッグはエラストマー素材なうえ、アクション重視の柔らかい素材を使用していますので、そのまま放置すると、素材自体が伸びてしまい、元の形状が崩れてしまいます。
特に、直射日光が当たる炎天下などでは注意が必要です。基本的に、使用したらフックを外し、付属のブリスターパックに戻していただくことを推奨していますが、フックを付けたり外したりと、ちょっと面倒…。
そこで、フックを装着したまま、ブリスターパックごとロッドのルアーキーパーに取付けられないものかと一工夫してみました。
ブリスターパックのカット方法。赤線のように切り込みを入れます。
ハサミやカッターを使用し、写真の赤線のようにカットして下さい。くれぐれも、手や指を切らないようにご注意下さい!
まずは、ラインが干渉しないように上下のパックを大胆にV字にカット。
さらに、フックアイ部分と、フックのシャンク~ベリー部分がブリスターパックに干渉しないように(ボディのお尻側まで)切り込みを入れます。
ブリスターパックに納めたまま、ロッドのフックキーパーに取付け可能!
ラバーチューンしたスクーパーフロッグもOK!
是非、お試し下さい!!
さて、お盆も過ぎ、暑さもだいぶ和らいできており、少しずつ秋の訪れを感じています。
秋になり、水温がバスにとっての適水温まで下がってくると、ハードベイトがとても有効になってきますが、今年はどうでしょうか?
なかなか釣り難いコンディションの霞ヶ浦水系ですが、ボトムアップルアーを駆使し、来たるべく秋の霞ヶ浦の釣りを楽しんでいけたらと思います!