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草深 幸範 Yukinori Kusabuka

1976年8月14日生まれ
東京都出身


kusabuka 2023.09.08

草深です。

ハリーシュリンプ3インチは今や、フリーリグを使用したチニングの定番ワームとして皆様に使っていただいております。

自分も数年前からチニングをはじめて、色々なワームを試してみましたが一番安定して釣れるのはハリーシュリンプ3インチです。

理由は色々あると思いますが、まずはサイズ感。
バスが大きな口を開けて、まわりの水も吸いこむようなバキューム喰いをしてくるのに対して、クロダイ&キビレは口も小さく、ついばむような喰い方をしてきます。

ハリーシュリンプのボディは細身で、小さな口でも吸いこみ易く、口の中までスッポリ入ってくれます。
そして、後方にフックポイントがくるボディ設計なのも一翼を担っています。

ウデの方から喰うことが多いのでフッキング率には相当影響する部分です。
更にショートバイトが多い時は尻尾を切って、コンパクトにすることも出来ます。

濁った時は強いアクションや水押しの効果を感じたことはありますが、通常は海の透明度が高いこともあるせいか、細かい微振動系アクションの方が良い反応を得られることが多いです。ハリーシュリンプはスイミングやボトムバンプ時にアーム先端に付いている爪部分が水流を受けて、細かく微振動します。それにつられて、アーム部分も細かく動きます。
ボディに付いている脚も、常に細かく動き続けるのもチヌからとって魅力的なことでしょう。

ワームカラーは元々、チニングをはじめた時は濃い目の色や派手目の色を好んで使用して釣っていましたが・・・

先日の釣行では、透ける弱めな色を多用して釣りました。
船長さん曰く、最近は透明感がある、弱めのカラーの方が安定して釣果を出しているようです。

薄目の色の中で個人的に好きな色は「ネオンシュリンプ」。

透かしてみると、色合が変化して、海辺で良くみかける「フナムシ」にも似ています。

クロダイの餌釣りではポピュラーみたいです。

そのほか、「モエビ」や「ホットシュリンプ」などのカラーも釣果が上がっていますね。

最後に、チヌはバイトがあるけど、掛からないことが多く起こります。
バスだと、サイズが小さいから掛からないとかはありますが、チヌの場合、サイズの大小に関係なくショートバイトが多発します。

魚の活性が低い場合などは、ワームをコンパクトにして対処しますが、それでもダメな場合はワームカラーなどを変えてみます。

そこで、フッキングまで持ち込む為のコツとして、常にラインを張り気味にすると、チヌがワームを吸い込む際に違和感を感じて吐き出したり、ワームの先端だけしか咥えないことがあります。
掛からない時こそ、小さなボトムの変化を感じ取れるぐらいのスピードでゆっくりと誘い、ボトム変化を抜けた際に少しラインスラッグを作るイメージでラインをさばきます。
少しロッドを倒して、たるみを作るぐらいで大丈夫です。
この部分を意識するだけで、掛かる魚の数が増えますよ。

先日公開した動画も是非、参考にしてみてください。

これから夏のチヌ(クロダイ)から秋のキビレにメインターゲットが変わってくる季節です。

バスタックルでも楽しめる手軽なチニングですので一度、挑戦してみてはいかがでしょうか。

掛けてからの激しい引きは病みつきになりますよ‼

〇Hurry Shrimp3.0 フリーリグ 使用タックル

チニング専用タックル
ROD:SILVER WOLF 76MLB-S
REEL: SILVER WOLF SV TW1000XHL
LINE:UVF モアザンセンサー 12ブレイドEX+Si 0.8号
LEADER LINE:フロロカーボン3号
SINKER:バザーズワームシンカーTG ペアーリング 10.5,14g
SINKER STOPPER:ハードシンカーロック L
HOOK:ブリームオフセット#1

バス流用タックル
ROD:STEEZ C70H-SV•ST
REEL: ZILLION SV TW 1000XHL
LINE:UVF モアザンセンサー 12ブレイドEX+Si 0.8号
LEADER LINE:フロロカーボン3号
SINKER:バザーズワームシンカーTG ペアーリング 10.5,14g
SINKER STOPPER:ハードシンカーロック L
HOOK:ブリームオフセット#1

kusabuka 2022.12.28

先日、房総リザーバーの戸面原ダムへ行ってきました。
もちろん、フィールドレポーター石井一樹のフルーミーでの釣果も聞き、【https://bottomup.info/column/20221215ishii/】釣りたいルアーは「フルーミー」。

朝の気温は0℃
さすがに年末に近づいており、早朝は指先がジンジン痛い((+_+))
少し前までは水温も14℃ぐらいあったようですが、朝の水温9℃台で一桁へ突入していました。

厳しいと予想しながらも、釣りを開始して2時間で3本キャッチ。

午後には12分間で3本連続キャッチもありました。

終わってみれば、1日で40cmアップも含み7本キャッチすることができました。
プロトも使っていましたが、改めて今回使用して本来、無機質な鉛と真鍮板で出来たメタルバイブが、シミーフォールすることで生き物っぽさが生まれ、リアクションと喰わせ力を兼ね備えているのがフルーミーの特徴と再確認。

リフト時の動き出しの早さにも拘りましたので、常にバスを魅了し続けることが出来るメタルバイブです。

全てのバイトが50㎝ぐらいリフトした後のシミーフォール中で、リフトした時に勝手に乗っている感じではなく、本気喰いするようなバイトばかり。
リフトした後のフォールでラインを凝視していると、バスがフルーミーを吸いこみ、ラインが引き込まれたり、横へ動いたりする激しいバイトが多かったです。

写真にあるような水深がある縦ストラクチャーにも、ほぼ真っすぐにシミーフォールするので狙ったスポットをイメージ通りにアプローチ出来るのもGoodです!!

当日は比較的きれない水色だったので、地味カラーでのローテーションが効果的でした。
実際釣れたカラーはクラウン、渋銀、稚ギルの3色。
ローライト時はクロキンも多用しました。

今回のタックルは、ダイワブラックレーベルのSGシリーズ「BLX SG6011L/MLXS」
これにPEライン「UVF タトゥーラ センサー×8+Si2 0.6号」でリーダーはフロロ2号を1mセットした仕様です。

普段スピニングタックルは同じパワー表記のBLX SG641L/MLXSをメインで使用していますが、メタルバイブでは、おかっぱりは足元の護岸際、ボートの場合はバーチカルに狙うことも多く、0.3ft(約8㎝)短いことで使い勝手でかなり変わります。

Lパワーのティップが繊細にフルーミーをリフトでき、不用意な根掛かりを激減させることができます。
バットはMLパワーなのでPEラインと相まって、しっかりとしたフッキングが出来ます。今回の釣行ではバラシもなく全てキャッチすることが出来ました。
フルーミースペシャルとして、今年の冬は大活躍してくれそうです!!

フルーミー(5g)
ロッド:BLX SG6011L/MLXS(ダイワ)
リール:イグジスト2506H(ダイワ)
ライン:UVF タトゥーラ センサー×8+Si2 0.6号(ダイワ)
リーダー:フロロ8lb.

最後に、今年1年間ボトムアップコラムをご覧いただきましてありがとうございました。
来年も引き続き、皆様のバスフィッシングのお力添えになるようお伝え出来ればと思います。
釣り納めにはフルーミーをお忘れなく。良い年末年始をお迎えください。

草深幸範

kusabuka 2022.08.24

こんにちは草深です。
先日ジョリーの2回目の出荷が終了し、お店さまへデリバリーさせていただきました。
今回は、開発過程からのルアー特性を説明させていただきます。

本来ハードルアーでは釣ることが難しい状況とされる、晴天無風やハイプレッシャー状態。
そういった状況でも釣れる力を持ったルアーが欲しいと開発がスタートしました。

特にその中でも以前から我々が釣果を出し、ルアーの力を感じていたのが「シンキングスイッシャー」になります。
近年のキーワードである中層、しかも、ゆっくりと誘える。そして、漂いながらもプロップは高速回転し、フラッシングや擦れ音などの沢山の釣れる要素を含んだルアーです。

このタイプのルアーを使い込んでいく中で、物足りなさやモット使い易く釣れるルアーに出来ると思い開発スタートしたのが約4年前。。。
開発当初から、スローリトリーブでもボディが艶めかしいロールアクションをし、プロップの回転とのコンビネーションで誘うルアーを目指していました。

開発過程の中でダブルプロップからリアのみのシングルプロップになり、リップが付き、ブラッシュアップしながら、この仕様になりました。

ジョリーの特長は大きく分けて3つです。

まずは、可動域をタイトにした3連結ボディ。
ライブリーなアクションを生み出すためにタイトジョイントにし、激しい動きではなく、タイトな艶めかしいロールアクションを生み出す為の一番重要な部分です。

そして、ボディ形状は、下からバスが見上げた時にナチュラルさを出す細目のシェイプに仕上げ、アクション出しに必要な体積を確保するために背中側は太くしました。

サイドからルアーを見た時に肩と腹側に稜線を付けることで、泳がせた時に更なる複雑な明滅感を生み出します。

次にプロップ
スローリトリーブでも高速回転する極薄ステンレスプロップは、ジョリー用に専用設計し、ボディとリップのバランスにあわせた形状とピッチになっています。
波動を出しながらフラッシングして、実は金属擦れ音も重要です。
個人的にこの擦れ音は、甲殻類が脚を動かしてカサカサしている音に似ているのではないかと思っています。

そして最後はリップです。
0.6㎜サーキットボードリップは極薄ながらも強度があり、後付け接着でABSより重いのでボディ外側に重心を持ってこれることで、艶めかしいロールアクションを生み出すことに大きく貢献しています。

更に、今までのリップ無しシンキングスイッシャーで、一番ストレスを感じていた障害物の回避能力を兼ね備えることができました。

使い方は、まず水面直下をスローリトリーブで使ってみてください。
ロッドを立て気味に構えてあげるとレンジコントロールがし易いです。スローシンキングなので、着水から高いロッドポジションをキープすれば、ウェイクプロップベイトとしても使えます。

詳しくは、動画がありますのでご覧ください。

ベイトタックルがメインになりますが、スピニングロッドでも可能です。
LからMLパワーのロッドがおススメです。
自重は9.2gありますので、ベイトフィネスリールでも無くとも気持ちよくキャストが出来ますよ。
参考までに自分が使っているタックルです。
ロッド:BLX SG 641LFB
リール:ALPHAS SV TW 800HL
ライン:STEEZ FLUORO X’LINK 12lb.

使い方の応用編としてこのルアーはプラグですが、ワームフィッシングのようにアシ際やアシのポケットにピッチングで打ち込み、軽いトゥイッチで誘ってあげるとより移動距離を抑えられるので、バイトチャンスが増え良く釣れます。

是非、みなさまにもジョリーを使ってみていただきたいと思います。

kusabuka 2022.06.23

先週は釣りビジョンの撮影で千葉県高滝湖へ行ってきました。
最後に行ったのは、6年ぐらい前に川村とビーブルのテスト以来ですね。

まずはメインチャンネルの地図と、GPS湖沼図を頼りに魚探掛けからスタート。
今回はMEGA360とライブスコープ併用なので、かなり効率良く地形と魚を探すことが出来ました。
それと、各インレットもチェック。本湖の水温が20℃前後に対して、川は上流へ上がるほど水温が下がり、最終的には15℃台。
冷たい雨の影響をモロに受けて、この時期にしてはかなり低めだと感じました。

それでも上流部には見えバスがポロポロと居ましたが、ルアーへの反応は悪く、バスの見える位置も少し深い。ボートの気配を感じると、更に一段深い側に泳いでいき、サイトフィッシングで狙うには厳しい状況でした。

久しぶりの高滝湖で感じたことは、しっかりとレンタルボート屋の環境が整っていて、ワカサギの放流も行っているため、釣れるバスが健康的な魚ばかり。
バスフィッシングを楽しめる貴重なフィールドだと思います。
初回放送は7/7日(木)の22時になります。
釣りビジョンを視聴できる方は是非みてください~。

今回のヒットルアーは
〇シンキングスイッシャーJOLLY(ジョリー)
フローティングストラクチャーにサスペンドしているバスを狙いました。

ロッド:BLX SG 641LFB
リール:ALPHAS SV TW 800HL
ライン:STEEZ FLUORO X’LINK 12lb.

 
〇ハリーシュリンプ3インチの21gヘビーキャロライナリグ
どこに行っても沖はヘビキャロのハリーシュリンプ3インチがメイン。
広く探れる上、喰わせる力はNo.1。フィールドを選ばず、エビ喰いもワカサギ喰いにもGood!!

ロッド:STEEZ C72H-SV・AGS STRIKE FORCE
リール:ZILLON SV TW 1000XHL
ライン:STEEZ FLUORO X’LINK 14lb.
リーダーライン:フロロカーボン2号
フック:ドリームフック#2
シンカー:TG SINKER 18 CAROLINA 21g

 
〇ブルスホッグ3インチのペグ止めフリーリグ
沖に点在する竹や沈んでいる枝(オダ)にサスペンドしているバスと、ボトムへばり付くバスの両方を釣るために軽めの1/8oz.(3.5g)シンカーを使用しました。
ボトムの枝に引っ掛けても、軽く揺すって外れるように狙う水深に対して軽いシンカーを使いました←これがキモ。
今回はウキ止めゴムを約3cmのところに付けて、オダの中にも落とせるようにしました。

ロッド:STEEZ C67MH-SV・ST HURRICANE
リール:STEEZ SV TW 1012SV-XHL
ライン:STEEZ FLUORO X’LINK 12lb.
フック:ライトニングストライク#1/0
シンカー:バザーズワームシンカーTG フリリグSS 1/8oz.(3.5g)

 
〇ブレーバーマイクロ3インチのリアクションダウンショットリグ
水温低下で食い気が無いバスをサイトで喰わせるのに使用。フォール中はテールがピリピリとアクションし、シンカー着底後はワームがフワッとなり、緩急の効いたアクションでバイトさせます。

ロッド:BLX SG 6011l/MLXS
リール:STEEZ type-II Hi-SPEED
ライン:UVF タトゥーラ センサー×8+Si2  0.6号
リーダーライン:フロロカーボン1.2号
フック:ドリームフック#6
シンカー:バザーズワームシンカーTG フック 1/16oz.(1.8g)

 

エレキ:ミンコタウルトレックス(SDGマリン仕様)
魚探:Helix12、GPS MAP1222
デッキ:ULCUSカーボンハイデッキ

 

その他:排水手動ポンプ ←毎日雨だったので大活躍!

 
高滝湖の前に行った、同じくリザーバーの相模湖ロケでは、下見の日にスクーパーフロッグのスカートチューンでビッグバスを釣りました。
長さは51.5㎝でしたが、コンディションがヤバかった!

ヒットルアーは去年の桧原湖から使っているスクーパーフロッグのスカートチューン。
スカートがプラスされることで単純に虫っぽく見えること。
そして、吊るした状態や水面放置した時に自発的なアクションする部分が、レッグとスカートの複合になり、より移動距離を抑える効果もあるので、興味を持って見にきたバスのバイト率が上がるので、よりシビアな状況だとチューニングした方を使用しています。

それと、水中で常に形状変化がおこるスカートは、バスを飽きさせない効果があると自分は感じているので、ラバージグ同様にスレたバスに効果があると思っています。

ボディにシリコンラバーを刺すだけのチューニングですが、いざ作ってみるとなかなか奥が深いです。
ラバーを刺す位置によって、よりワームの移動距離を抑えたアクションが出来たり、より虫っぽく見えるようにしたり・・・もしくはエビっぽくも見せられたり。
エラストマー素材なので刺したスカートも抜けづらく、なかなか優れもの。
専用のスカート通し道具を使うとより作業がスムーズに出来るのでおススメです。

スクーパーフロッグのスカートチューン
ロッド:BLX LG 5111LFS BLX SG6011L/MLXS
リール:CERTATE LT2500-H
ライン:UVF モアザンセンサー 12ブレイドEX+Si 0.6号
リーダーライン:フロロカーボン1.7号
フック:N・S・Sフック #1 チョン掛け

kusabuka 2022.05.23

草深です。
G.W.最終日5/8(日)は土浦新港で開催された『53PickUp!』に全社員と共に参加してきました。
今回は記念すべき50回目の開催でした。
基本的に春と秋に開催されていますので、約25年の歴史です。四半世紀ですよ!
この長期にわたり継続していることは素晴らしいことだと思います。
これからも我々は積極的に参加していこうと思います。

G.W.中は短時間釣行にて、霞ケ浦へボートで2日釣行してきました。

1日目は巷で流行りはじめている??ブルスホッグ3インチのネコリグ通称「へんてこリグ」で釣りました。
このリグは少し前に霞ケ浦でガイド中、同じ水系で釣りをしていた川村から「このリグ凄いからやってみてください!同じワームでもリグを変えたら連発ですよ!!」と興奮気味に聞いたのがG.W.の始めの時。
実際にリグって、ロッドワークでスイミングさせてみると、ビックリ‼
ブルスホッグの一番の特徴であるパドル部の左右へのアクションがテキサスリグなどの頭からフォールする時よりも強く、しかもハイピッチ。
ロッドティップにもアクションが強く感じられるほど!

スイミングアクションの良さでも十分驚きでしたが、3.1gネイルシンカーを入れてのピッチングした時の投げ易さと、想像以上に狭いポケットにスルスルと落ちること。
そして、ネコリグ特有のボディをクネらせた柔らかいアクションと強い水押しで、ちょうど代掻きの濁りで喰い渋るバスにも気づかせて喰わすことが出来ましたね。
打っても良し、スイミングで横に探るのも良しな「ブルスホッグのヘビーネコリグ」はこれから期待大です。
※ホールド力を高めるために、少し斜めにフックをセットします。フックポイントが飛び出しにくくなり、ストレス軽減。

2日目はG.W.最後の日『53PickUp!』の後に夕方だけ出てみました。
少し前までは横の動きには反応が薄かったですが、代掻きの影響からの回復傾向と季節の進行もあり、Chibeebleとヴァラップスイマー3.3インチをトレーラーにしたバスベイト(ボルケーノグリッパー3/8oz.)で釣れました。

これから梅雨時期に入り、雨の影響で濁ることが多いので来月発売になるChibeeble新色「マッディインパクト」も期待大ですね。
雨天のローライトで、さらに濁りときたら、是非試してみてください。

※写真は去年の秋、台風後の濁りの中で釣ったバス。

最後に大変お待たせしましたシンキングスイッシャー「Jollyジョリー」の開発も完了しました。発売は7月上旬を予定しております。
パッケージデザインも決まり、あとはカラーサンプルを待つのみです。

〇ブルスホッグ3インチ ヘビーネコリグ タックル
ROD:BLX SG682MHXB-ST
REEL:STEEZ SV TW 1012SV-XHL
LINE:STEEZ フロロX’LINK 14lb.
SINKER: バザーズワームシンカーTG ネイルネイル3.1g

〇Chibeeble1/4oz.タックル
ROD:ブラックレーベルLG 661ML+RB
REEL: STEEZ CT SV TW 700SH
LINE: STEEZ FLUORO X’LINK 12lb.

〇ヴァラップスイマー3.3インチトレーラー、ボルケーノグリッパータックル
ROD:BLX LG6101MRB
REEL: STEEZ LIMITED 1000H
LINE: STEEZ フロロX’LINK 16lb.

○ジョリータックル
ROD:BLX SG 641LFB
REEL:アルファス800HL
LINE:STEEZ フロロX’LINK 12lb.

kusabuka 2022.01.07

新年あけましておめでとうございます。
今年も、少しでも読んでくれる皆様の釣果の手助けとなるようなコラムを書いていきたいと思っておりますので、よろしくお願い致します!

早速ですが、房総リザーバーの年末釣行の模様をレポートします。
昨年の晩秋から冬に一番バスをキャッチしているのが、スクーパーフロッグのダウンショットリグです。
本来の使い方は、ノーシンカーリグで水面に浮かせて釣るエラストマー素材のカエルワームですが、沈めても良く釣れると川村から聞き、早速試してみると「これは釣れる‼」

当初、このリグを試し始めたのは夏の終わり頃だったのですが、カスミでも釣果を出していました!

アクション方法は、水面で使用する時と同じぐらいにロッドティップを脚の開閉にあわせてスローにチョンチョンして動かします。

ロッドワークはこの動画をご覧ください。
リールではラインスラッグ分も巻き取る作業も忘れずに!

1回ごとに脚がキックして水をかき、その脚が戻ってから再度アクションをさせるイメージでロッドを動かします。
それに加えてダウンショットリグだと、下に引っ張られるので上下へのアクションもプラスされます。

脚の開閉で常にワーム形状が変化したり、水を掴みつつ逃げるエスケープアクションがバスにとってたまらなく美味しく見えるのでは無いかと思います。
まずは、肉眼で水面直下のワームを見ながら、アクションの付け方を練習してみることをおススメします。

狙うレンジで多少シンカーウエイトは変えていきますが、今の時期だと狙う深さは5~8mぐらいなので基本の3.5g、これ以上深いところは5gを使用。
形状もよっぽどの根掛かりが多い場所でなければ、バサーズシンカーTGペアー(涙型)を使っています。

この時期になると、中層よりもボトム付近を意識した方が喰ってくるので、軽くボトムを感じながら、沈んでいる木やハードボトムにたまにコンタクトするぐらいのスピードで泳がせながら誘ってきます。
当たりすぎる場合は、ロッドポジションを少し上げたりしてレンジを浅くして調節します。
バスを喰わせる力もさることながら、高浮力のエラストマー素材とオフセットフックが相まって根掛かりはほぼ皆無です。ここ2カ月間で根掛かってロストしたことはありません。
これも大きなこのリグのメリットです。

今まではスローに1点で誘うことが多かったディープで、ある程度スピーディーに広範囲を探りながら誘え、バイトさせられるスクーパーフロッグのダウンショットリグは新しい釣り方のひとつだと思います。

 

その他、注意点ですが、エラストマー素材は千切れにくいので、針先が刺さらないようにセットすることです。ミスキャストで水面を叩いたり、根掛かって外した時などは、必ずフックポイントがワームに刺さってしまっていないかを確認します。
この動作を怠るとミスバイトに繋がるので一番注意しています。
是非、お試してください~。

昨年の締めバスも亀山湖でスクーパーフロッグのダウンショットでした。

【タックル】
〇スクーパーフロッグのダウンショットリグ
ROD: BLX SG 641L/ML+XS
REEL:ルビアスLT 2500S
LINE: UVF タトゥーラ センサー×8+Si2 0.6号
LEADER:フロロ1.5号
HOOK:ライトニングストライク#4又はセオライズ オフセット WG-L #4
SINKER:バサーズシンカーTG ペアー3.5、5.0g

kusabuka 2021.10.28

草深です。
朝夕の冷え込みも気温が一桁な日もあり、秋本番って感じですね。
先日、約1年振りの「W.B.S.トーナメント」に出場してきました。
今回の試合は、W.B.S.を長きにわたり牽引してきた小田島悟プロの追悼メモリアルトーナメントでした。

最近ガイドや取材で毎週霞ケ浦に出ていたので、プラクティスは直前の2日間のみ。
その間に旬なエリアと釣り方を探し、ビッグウエイトを狙うことを考えてプラクティスを開始しました。

今年は、7月頃から浚渫跡の釣果が安定感とバスのコンディションが抜群に良く、ガイドや取材でも釣果を出しておりました。

プラクティス開始早速、霞ケ浦本湖の浚渫跡で連発。

ここ数年は鳴りを潜めていた浚渫跡ですが、今年はヘビーキャロライナリグにブルスホッグ3インチをメインに使いはじめたら釣果が倍増しました。

例年夏の高水温時期になると、ベイトフィッシュ(特にワカサギ)は少しでも水温が低く、水通しの良い沖側に移動します。

バスもベイトフィッシュにつられて移動することが多く、今までは、ハリーシュリンプ3インチやヴァラップスイマー3.3インチを使っていました。
それが今年は、魚探や目視でもベイトフィッシュが少なく感じ、そのかわりにエビが異常に沸いている印象で、そして例年より常に濁り気味な状況でした。
その為、エビをメインに捕食している感じなので、ほぼブルスホッグ3インチのみ使用。
シルエットで多少の濁りでもアピールするブルスホッグを使用して釣果を出しています。
シルエットだけではなく、スイミングさせたときにパドル部が左右にアクションしてパタパタと水をかくことでバスを引き寄せることも出来ます。

スイミングのロッドワークは、少し早めのスピード(ティップでワームのアクションを感じるぐらい)でスイミング、その後止めて、フワフワとさせフォールでバイトを待つ感じです。
この緩急を利かせたアクションがバスにスイッチを入れて、喰わすことができます。

このパターンは予想通りではあったので、早々に次のパターンを模索しに移動しました。
浚渫跡の唯一の欠点というか、危うい点は、霞ケ浦にある浚渫跡がほぼ南岸に集中しており、北寄りの強風が吹くと釣り自体が出来なくなること。。。。
(まさしく、試合当日はこれになってしまいました…)

その後は風裏となりそうなエリアのカバーを、ブルスホッグ3インチのテキサスリグとチャターベイトでバスをキャッチ。
しかし、サイズは浚渫跡で釣れるバスと比べるとサイズ、コンディション共に劣る感じでした。

(ベイトが多いエリアでは他魚種も高活性です。)

試合当日は天気予報通り、温かい朝を迎え、無風から雨の降り出しのタイミングで北風爆風へ。
とにかく朝一勝負と自分に言い聞かせて、朝の2時間ぐらいだけでもと思い、一直線で南岸浚渫跡エリアへアタック‼

到着してまもなく強風が吹いてきましたが、開始15分ぐらいで1本目の約1,400gのバスをブルスホッグ3インチの21gヘビーキャロライナリグでキャッチ。

その後は、ボートをステイさせられるだけの状態ながらも1時間ほど粘ってみるがノーバイト。。。ここで強風に耐えられず移動。

プラクティスで反応があった西浦北岸エリア(風裏)へ行くことも考えましたが、おそらく他のトーナメンターのボートが多く釣りづらいと判断し、もう一つのサブパターン洲の野原へ移動。
同日、松屋ボートでレンタルボート大会が開催されていることは知っていましたが、おそらくこの強風でエリア制限、又はレンタルボートでは厳しい状況から少ないだろうと予想して入ってみましたが、入り口の妙技水道には沢山のレンタルボートが浮いておりました。

空いている場所を流してみるが、ノーバイト。
やはり一級スポットにはボートが陣取り、入るタイミングすらなく時間だけが経過。。。

10時ぐらいになったところでレンタルボートの数も減り、狙っていたスポットに入る事ができました。
ギャップジグ5gで水面直下をスイミングさせて、下から突き上げるバイト!2匹目のキロフィッシュをキャッチ‼

これはまだ釣れると、狙っているスポットをメインに2度、3度と流してみましたがパートナーへ来たノンキーパーで試合終了。

結果は2匹 2,435g 10位でした。

来月には去年開催出来なかったW.B.S.クラシック2020に出場できますので、今週末から試合に向けて準備を進めてみます。

〇BullsHog3inch ヘビーキャロライナリグ21g
スティーズ C72H-SV・AGS【STRIKE FORCE】
ZILLION SV TW 1000XHL
スティーズフロロモンスター14lb.
リーダーフロロ2.5号
ドリームフック#1

〇GAP JIG 5g ピックダディJr.
BLX SG 681MH/MFB
スティーズ CT SVTW 700XHL
スティーズフロロモンスター13lb.

〇ジャックハンマー3/8oz. デスアダー6インチ
BLX LG 6101MRB
スティーズ SV TW 1000SH
スティーズフロロモンスター16lb.

kusabuka 2021.08.10

草深です。
自分が参戦している「W.B.S.プロトーナメント」が開催されていた時は毎年通っていたフィールドでしたが、約5年振りに桧原湖へ行ってきました。

例年この時期は大きく分けて3つのパターンがあります。
①シャローのエビ、虫食いバス
②ミドルレンジ(3-5m)のウィード
③ディープレンジ(6-8m)のフラット&ハンプ周り

 
ますはシャローからスタート。
久しぶりだったので、広範囲に赤土バンクのシャローをアップテンポにエレキで流して魚影を確認してみました。

エビ&虫喰いバスは同じ岸際を狙いますが、若干バスが居るポジションが違います。
エビは岸際付近にボール状に群れており、バスも同じく岸際を早いスピードでクルーズしながらエビボールを見つけては捕食しています。

それに対して、虫喰いバスは少し沖側のオーバーハングした木の先端あたりをクルーズしています。
より分かり易く言うと、木で出来たシェードと日なたの境目あたりを泳いで虫を探しています。

今回の釣行ではエビは確認できませんでしたが、虫を狙ってクルーズするバスは確認できました。
晴れるとバスが浮いてきてより肉眼で確認し易いですが、曇りや雨の日はバスが見えなくなります。
見えていないだけで、実は居たりするので最後はルアーを投げて反応をみます。

ルアーは、昔にスモール戦の時に作ったブカ虫(ワームと発砲素材の組み合わせ)でポロポロと釣れました。
途中、虫ではありませんがスクーパーフロッグも効くのでは?と。
少し手を加えて、ボディにシリコンスカートを刺し、虫っぽくチューニングした虫カエル🐸
このままだと水面で頭下がり姿勢なので、お尻側に糸オモリシンカーを約0.3gにカットして差し込みました。
に。

フックはN.S.SHOOK#2を頭からチョン掛けします。

アクション自体は、細かいアクションを付けると伸びたレッグが戻る時に水を掴み、キックバックするような感じなり、虫が水面でもがくような移動距離を抑えた1点シェイクで誘うことが出来ます。

それにシリコンスカートを刺すことで、止めた時のシルエットも虫っぽく見えるのでバイトが倍増しました。


ボディの周りに出る丸い波紋が虫っぽい🐛

 
次は3-4mのウィードエリア。
標高の高い桧原湖では7月上旬ぐらいまでスポーニングしており、終えたバスがウィードエリアで休んでいます。
スポーニングエリア、すなわちシャローから近いウィードを狙うことがキモです。

ウィードにはエビなどのベイトも多くストックされており、バスも餌を捕食しながらも身を隠せられ、体力回復をするのには最適な場所になります。

このバスを狙う場合は、ダウンショットリグよりライトキャロライナリグを使用します。
シンカーをウィードへ引っ掛けて、ワームを漂わせるイメージです。
シンカーも、ウィードに軽く引っ掛かる一番軽いウエイトを選択します。

アクションは、シンカーをウィードへ引っ掛けては外すことを繰り返しおこないます。
この時にシンカーウエイトが重いと、引っ掛かりを外す時に強くロッドで煽ることになり、ウィードも大きく揺らしてしまいバスを警戒させて喰わなくなることも多いです。

なので、ウィードの引っ掛かりを感じられる、最も軽いウエイトを使うことが重要です。
具体的には4mぐらいまでなら1/16oz.(1.8g)がちょうど良いと思います。

ワームはハリーシュリンプ3インチの反応が良く、エビっぽいシルエットなのも良いのですが、スイミングアクションさせた時に細かく腕と爪がピリピリと動くことで常にバスを誘い続けます。このスイミング時にもバイトチャンスになります。

ウィードの中にワームが埋もれてしまわないように、ある程度のボリューム感も大事になります。
今回の釣行では、尻尾を切らずに、そのままフックセットした方がバイトが多く出ました。

 
最後はディープフラットとハンプ周り。
ディープフラットにワカサギの稚魚が固まりはじめたタイミングでした。
まだワカサギに付いているバスも少なく、サイズも小さいのが多かったです。
ファイト中のバスが吐き出したワカサギを拾ってみたら、ブレーバーマイクロサイズ。

ハンプに関してはワカサギとエビを捕食している2タイプのバスが居る感じでしたね。

特にハンプのトップに短いウィードが生えているところは、M.P.S2.4インチのダウンショットリグでエビをイメージして釣りました。
水深が深ったり、高さが無いウィードの場合はキャロライナリグではなく、手返しも良く攻めれるダウンショットリグを使うことが多いです。。

ワカサギが魚探に映っている場合や、ハンプ周辺のフラット部を狙う場合はワカサギイメージでブレーバーマイクロ3インチを使いました。

特にスモールはルアーや色をローテーションすると今まで反応が無かったバスが急に喰いだしたりすることが多いので、この2つをローテーションしながらバスの反応をみて狙ってあげると良いです。

久しぶりの桧原湖を楽しめた2日間でした。

〇スクーパーフロッグ、ブカ虫
ロッド:ブラックレーベルLG 5111LFS
リール:ルビアスLT2500S
ライン: UVF タトゥーラ センサー×8+Si2 0.6号
ラインリーダー:フロロ1.5号 
フック:N・S・Sフック#2

〇ハリーシュリンプ3インチ ライトキャロライナリグ
ロッド:スティーズキングボルト
リール:イグジスト2500H
ライン: ライン: スティーズフロロTypeフィネス 3lb.
ラインリーダー:フロロ0.6号 
シンカー:キャロライナーシンカー1/16oz.
フック:ドリームフック#2

〇ブレーバーマイクロ3インチ、MPS2.4インチ ダウンショットリグ
ロッド:ブラックレーベルSG6011L/MLXS
リール:STEEZ スピニング type-II Hi-SPEED
ライン: ライン: スティーズフロロTypeフィネス 3lb.
シンカー:バサーズワームシンカーTGフック 1/16oz.
フック:STEEZ ワームフック SS FN フィネス #5

kusabuka 2021.06.16

草深です。
バス釣りの先輩に誘っていただき3週連続で内房エリアのソルトルアーフィッシングに行ってきました。
お誘いいただいたのも、ハタ科のアカハタ、オオモンハタや、フラットフィッシュのコチにもヴァラップスイマーが効くのでは?と聞きまして早速トライ‼

まずルアーとリグは、教わった通りに準備してみました。
ワームはヴァラップスイマー3.3&4.2インチ。
4.2インチを30、40gのジグヘッドリグ。
3.3インチはヘビーキャロライナリグでマゴチ狙い。

ハタ系を狙うエリアは水深10~15mの岩礁地帯の根周り。
バス釣りに例えると起伏が激しい浚渫跡、又はロックエリアって感じですね。

基本的な狙い方は、

①まずロングキャストしてボトムまで沈めます。使用するルアーがロッドに対して重いのと、PEラインの高切れを抑えるためにロッドにルアーウエイトを乗せて、フワッとキャスト。

②ある程度沈むまではフリーフォールさせて、ボトムに着底する少し前にラインを張り気味に落とす。
そうすると、ボトム着底を感知し易く、不要な根掛かりを防ぐことが出来きます。

③ボトムに着底したらロッドを軽くあおり、ボトムからルアーを離します。
その後、リーリングでスイミングさせる。

④ある程度リーリングさせたら、ハンドルの回転をストップさせてカーブフォールさせる。

⑤カーブフォールでボトムに着底したら、また③からおこなう。
バイトは、③の着底したルアーをボトムから上げた時や、リーリング中に多発します。
バイトがあったら、ラインの弛みをしっかり巻き取ってから強くフッキング。
これが一連の動作になります。

少しバスフィッシングと違う点は、バスで狙うハードボトムより起伏が激しく、根掛かりが多いです。
バスフィッシングでやるズル引きをしてしまうと、根掛かりが多発しますので、ボトムに着底したらなるべく引きずらず、動かす際は少しボトムを切ってからアクションさせるように注意する点です。
その部分だけ気をつければ、動作はバスフィッシングそのものです。

新人のWAKAも釣りました。

マゴチを狙う場合は深さも10mより浅いところになり、砂地に少し岩礁帯が絡んでいるエリアです。
マゴチは砂地のところに潜んでいます。
水がキレイでボトムの様子が肉眼で見えるため、バスを狙うのと同様に変化を狙って、砂地と岩礁帯の境目にキャストしました。
リグはヘビーキャロライナリグ21gに、ヴァラップスイマー3.3インチ。

今回驚いたことは、砂地にも柔らかい砂地と硬い砂地があるという点です。
ボトムにタッチしたシンカーで、硬さの変化を感じて引いてきます。
常にボトムで誘うというよりかは、少しボトムからシンカーを持ちあげる(ワームも一緒にあがる)と、マゴチもルアーの存在に気づきバイトしてくる感じでした。
こちらはズル引きで大丈夫です‼

どちらのターゲットを狙う時も、ヴァラップスイマーを使用しました。
ヴァラップスイマーのタイトピッチなウォブロールアクションは、ソルトウォーターのお魚さん達にも効果抜群なのが分かるには、十分な釣果になりました。

カラーは初めてだったので、ソルトで良さそうなカラーを選んで試してみました。
水色が澄んでいたこともあり、地味目のカラーに反応が良く、その中でも「オイカワ」カラーの反応が良かったです。
確かにギラギラしたラメの感じと背中のグリーンマイカカラーが、メインベイトになっているイワシにも似ていましたね!!

食べても美味しい魚達ですが、必要以上なキープや小さい魚はリリースして、将来長く釣りが楽しめるようにしましょう~

アカハタ、オオモンハタ狙い
◇ヴァラップスイマー4.2インチ (T247オイカワ、T216ゴールデンシャッド、T227ブリングシャッド)
ジグヘッドリグ
ジグヘッド:スイミングテンヤ30,40g
ロッド:リベリオン70HS
リール:セルテート2500
※ピックアップ時にルアーの抵抗と、掛けてからのファイトが強いのでノーマルギアがおススメです
ライン:UVF タトゥーラ センサー×8+Si2 1号
ラインリーダー:フロロ6号 28lb.
※バイトした直後に根に入り込まれることも多く、強引なファイトが出来るように太めのリーダーをおススメします。

マゴチ狙い
ヴァラップスイマー3.3インチ(T229パールシャッド、T246生ワカサギどちらのカラーもキスをイメージ)
ベビーキャロライナリグ21g
ロッド:STEEZ C72H-SV・AGS
リール:リール:タトゥーラSV TW 8.1L
ライン:UVF タトゥーラ センサー×8+Si2  0.8号
ラインリーダー:フロロ2.5号

kusabuka 2021.06.01

草深です。
1カ月ぶりの霞ケ浦へガイドに行ってきました。

前回ボートを出したのが4月中旬。
そこから約1カ月が経過して湖岸線は青々としていました(笑)

二日間とも風が強かったこともあり、流入河川をメインに探りました。
厳しいと言われる中、お客様に頑張っていただき初日は7本、二日目は強風で釣りが出来るエリアが更に限られてしまい1本でした。

ヒットルアーはGAP JIG にトレーラーをブルスホッグダディ、ハリーシュリンプ4インチのテキサスリグ、ブレーバー50スナッグレスネコリグ。
どれもシャローを釣るために欠かせないリグになります。

◇GAP JIG 5.0、7.0g+ブルスホッグダディ(3節カット)
ラバージグが使いたくなる条件の一つに「ルアーのボリューム感が欲しい」があります。
ボリューム感を出す≒サイズを大きくすることですが、今のフィールド状況だと常にプレッシャーも高く、ショートバイトも多いです。

そんな状況でも、カバージグが使いたい時に出番なのが「GAP JIG」です。
コンパクトボディの一口サイズながらも、特注の超ショートシャンクのワイドゲイプフックが付いているのでカバーから強引なファイトでもイケちゃいます!

スカートは適度な張りがありながら、繊細にアクションするKOSMOと同じスカートをウエイトごとに適量タイイングしてあります。繊細なスカートなのでラバージグのヘッドの重さをダイレクトに感じることができ、ボトム感知能力も高いです。

ブルスホッグダディとセットすることで、この時期特有の代掻き(田んぼ水)の影響がある中でも存在感を高めることが出来ます。

自分の場合、ジグとの一体感を出すために頭から3節をカットしてちょうど良いボリューム感に調節します。コンパクトにすることでゴミ溜まりの狭いポケットでも落としやすくなり、パドル部だけ取られるようなショートバイトも軽減します。

さらにGAP JIG5.0g+ブルスホッグダディ(3節頭カット) の重さはトータル約15gあり、距離をとったピッチングや、サイドハンドキャストでもビシバシキャストが決まり易いです。

今の時期は、ボートが寄れない超シャローにもバスが潜んでいるので、ロングディスタンスで攻めることは釣果アップにダイレクト‼
ワーム単体よりも、スカートと組み合わせることで、細かい色のトーン調整が出来て、水色の状況に合せることが出来るのも、ラバージグの強みです。

例えばS406マグマを例にすると、トレーラーワームのカラーの組み合わせ次第でこんなに色合いが変わります。
皆さんのフェイバリットな組み合わせを見つけてください。

二日間ともゲストさんがこの組み合わせで釣ってくれました。

◇ハリーシュリンプ4インチ(尻尾カット) テキサスリグ5g
流れ着いたゴミや枝木などが溜まっているところや、マット状の植物ではハリーシュリンプ4インチのテキサスリグをメインに投げてもらいました。

細身なボディでスルスルとカバーの隙間にストレス無く落とせます。
フォール時はアーム先端の爪が細かく震え、抵抗となるパーツも少ないので素早いスピードでボトムへ落ち、リアクションバイトも期待できます。
ほとんどがフォール時又はボトムに着底した瞬間に喰ってきます。

◇ブレーバー50 スナッグレスネコリグ 1.8g
琵琶湖でも大活躍したブレーバーのネコリグ。
霞ケ浦水系ではシャローカバーを攻めるので、スナッグレスネコリグになります。
こちらは、カバーの中から外側のブレイクまで攻めることが出来る万能なリグ。

普段は1.8gをメインに使用しますが、カバーの隙間などに落としたい時は、重めの2.2、2.7gのネイルシンカーを入れてあげるとスルスル落ちます。
フォール時にもテールの小さいシャッドテールがアクションするので、フォール中のバイトも期待できます。

バスの喰いが浅かったり、ショートバイトでフッキングしてもバラしてしまうことも多かったので今回は5インチをメインに使用しました。

霞ヶ浦水系では通年外せないブレーバーのスナッグレスネコリグです。

梅雨入りする頃にはテナガエビが産卵でシャローに上がってきます。
スポーンニングから回復しきれてないバスにとってテナガエビは動きも遅く、食べやすいのでバスにとっては格好な餌になります。
そうなるといよいよ、ハリーシュリンプ3、4インチのバックスライドリグが良くなってきます。
今回紹介したリグと併せて、梅雨明けぐらいまでは楽しめるはずです。

プロトのハリースライドでもキャッチ!

◇GAP JIG 5.0g ブルスホッグダディ(3節カット)
◇ハリーシュリンプ4インチ バックスライドリグ ネイル1/32oz.
◇ハリースライド(プロト) ノーシンカー
ROD:BLACK LABEL 681MH/MFB
REEL:STEEZ CT SV TW 700XHL
LINE:STEEZ フロロTypeモンスター13lb.
HOOK:ライトニングストライク #3/0

◇ブレーバー50  ゲストさんタックル
ROD:REBELLON 641LXB-ST
REEL: STEEZ AIR TW 500XXH
LINE:フロロ8lb.
SINKER:バサーズワームシンカーTG ネイル1.8g
HOOK:N・S・Sフックパーフェクション#1/0

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