COLUMNCOLUMN

HOME > COLUMN
suzuki 2024.10.30

こんにちは、鈴木翔です。

今年の4月にマイエレキ&リチウムバッテリーを購入し、レンタルボートの大会にも頻繁に出場するようになりました。
その中でも、年間優勝を目指して全戦参加したのが、千葉県:長門川・将監川にて開催されている『West Boat Cup(通称:WBC)』。
年間4戦あり、コンセプトは「法律&ローカルルール遵守を第一に、その日一番釣る人を参加者全員で楽しく決めよう」。WBC公認のメジャーでサイズ計測を行い、スマートフォンで撮影。その日に配布されるQRコード(LINE)から写真を投稿する、デジタルウエイン形式の大会です。

キーパーサイズは30㎝で、リミットは無制限。バスのサイズに応じたポイントが与えられ、その合計ポイントを競うという、本当にその日一番釣った人が決まります(笑)。
キーパー30㎝というルールも良く、長門川・将監川のアベレージサイズは25㎝前後が多い印象(大会中も25~29㎝がよく釣れます…)。この水系で30㎝オーバーを釣る適度な難易度と、小さなサイズのバスを計測と撮影で弱らしてしまうリスクを考えると、個人的にはこのルールに賛同です。

前置きが長くなりましたが、ここから今年の全4戦を振り返っていきたいと思います。

【第1戦 4/13(土)開催】
今年の4月上旬は気温が低く、前週プラクティスも春らしさは感じられず・・・
マットカバーをブレーバーⅡ(3.1gスナッグレスネコリグ)で撃って1本のみでした。

一方、試合当日は春らしいポカポカ陽気。
新しく導入した36v112lb.エレキで、将監川上流域まで一気に移動!

1本目は、少し水深があるエリアの沈み木にハリースライドを投じてキャッチ。

1つの木に対し、角度を変えながら数投するも、フォールでのバイトは無く…昨年の同時期に、霞水系でハリースライドのボトムトゥイッチ&ポーズで連発したことを思い出し試すと、ポーズ中にググッと持っていかれました。

日が昇り、より水温の上りやすい(=浅い)将監川の最上流へ。
川幅が狭くなる手前のハードボトムエリアに風が吹き始めたタイミングで、浮いているプリスポーンのメスを狙いブレーバーⅡ(0.9gジグヘッドワッキー)をスイミングでアプローチして2キャッチ1バラシ。

旧ブレーバーの時からよく釣っていたジグヘッドワッキーリグですが、春はツートーンカラーの実績が高く、今回もパール系ツートンの「生ワカサギ」を使用しました。ロールする度にチラチラと明滅するのが、春バスに効いているのを感じます。
旧ブレーバーからブレーバーⅡになったことで、深リブ化による操作性もアップしました!

川幅が狭くなったエリアは水が悪く、一度見切りますが、風が強まった帰着1時間前に入り直し。すると、良くない水が風で押し寄せられた最奥以外は、良い水に入れ替わっていました。
その水質の切り替わるエリアにある一級ブッシュの根元にブレーバーⅡ(1.5gスナッグレスネコリグ)をねじ込み、この日最大魚をキャッチ!

結果は2位でしたが、新しく導入したエレキの機動力を活かして上手く立ち回れた1戦でした。

《第1戦 使用タックル》
◎ハリースライド(ノーシンカーリグ)
ロッド:スティーズSC C69M+ -ST ファイヤーウルフ(ダイワ)
リール:アルファス SV TW 800S-XHL(ダイワ)
ライン:アブソルートAAA 12lb.(バリバス)
フック:ライトニングストライク #4/0(ハヤブサ)

◎ブレーバーⅡ(0.9gジグヘッドワッキーリグ)
ロッド:ロデオライドRR-S61LFF(イマカツ)
リール:ルビアスFC LT2500S(ダイワ)
ライン:アブソルートAAA 5lb.(バリバス)
フック:インチワッキー 0.9g(ザップ)

◎ブレーバーⅡ(1.5gスナッグレスネコリグ)
ロッド:スティーズ 661MFB-SV ウェアウルフ(ダイワ)
リール:SS AIR 8.1L(ダイワ)
ライン:アブソルートAAA 10lb.(バリバス)
フック:N.S.Sフック パーフェクション #1/0(ハヤブサ)

【第2戦 6/29(土)開催】
第2戦は前日の雨により、これまでの同水系では見たことのない高水位。
前週のプラクティスでは、インレットに差すバスにジョリーが効果的でした。

イナッコとエビが多い長門・将監で、そのどちらもイミテートできるのがジョリー。
他のシンキングスイッシャーと異なり、リップによる水押しとジョイントボディのロールを交えた明滅、そしてペラの波動。これらによるアピールで、マッディウォーターでも使えるシンキングスイッシャーです。

他には、バズベイトでも好反応を得られていました。

本番は冠水したカバー奥にバスが入り込んでいた為、ハードベイトの出番は少なく、アフタースポーンの季節感も相まって、ハリースライドでナイスサイズを2本キャッチ!

ローライト&濁りで、グリパンチャートやライトグリパンピンクといった派手目のツートーンカラーが好反応。増水でカバーの密度が濃くなっていたこともあり、ハリースライドの腹側に0.6gネイルシンカーを挿入し、カバーの突破性を上げていました。

最後にキーパーギリギリをシュリンピードJr.の高速トゥイッチで釣り、計3本で4位。

残る2戦に続きます・・・
《第2戦 使用タックル》
◎ハリースライド(0.6gネイルリグ)
ロッド:ブラックレーベル681MHFB(ダイワ)
リール:アルファス SV TW 800S-XHL(ダイワ)
ライン:ロックオンフロロカーボン 12lb.(バリバス)
フック:ライトニングストライク #4/0(ハヤブサ)

◎シュリンピードJr.(0.3gネイルリグ)
ロッド:ロデオライドRR-S511LMFF(イマカツ)
リール:ルビアスFC LT2500S(ダイワ)
ライン:スーパートラウト アドバンス [マックスパワーPE]X8 0.6号(バリバス)
リーダー:アブソルートAAA 7lb.(バリバス)
フック:ライトニングストライク #2(ハヤブサ)

【第3戦 9/14(土)開催】
年間を考えると外すことはできない第3戦は、第2戦と打って変わって低水位での開催。
朝の時点ですでに低水位だったものの、競技時間中はそこから減り続ける一方でした。

少し前に台風が通過し、その影響により稲シブ(稲刈りを終えた後の成分)が流入しており、前週のプラクティスでは厳しい感触。唯一、一カ所だけ良い水が流れ込むインレットがあり、そこのみバイトが集中しました。

プラクティスにて。ブルスホッグダディ(7gテキサスリグ)をカバーの中で強めにシャクると、3投連続ヒット!

まずはそのインレットに直行するも、減水で干上がり・・・。
外側にあるナガエツルノゲイトウ際を、ギャップジグ3.5g+BUダディのスイミングで通して、幸先よく43㎝をキャッチ!

サイズに応じて1匹あたりのポイントが変わるWBCでは、43㎝は30㎝3.06本分に値するため、1本目がこのサイズだと少し安心できます。

その後は、プラクティス通りの厳しさで何もなく・・・、帰着直前に桟橋横のナガエツルノゲイトウにブルスホッグダディ(7gビフテキリグ)を入れると、ググッ!

キーパーギリギリサイズながら、終了間際に何とか追加することができ、5位フィニッシュ。

将監川は浮草(ナガエツルノゲイトウ)が多いので、その直下で誘いたい際に、テキサスリグよりもワームの姿勢が水平に近くなる(=誘いに長けた)ビフテキリグを今年は多用しました。

3戦を終え、年間順位は1位で最終戦を迎えます。
《第3戦 使用タックル》
◎ギャップジグ3.5g+BUダディ
ロッド:スティーズ 661MFB-SV ウェアウルフ(ダイワ)
リール:SS AIR 8.1L(ダイワ)
ライン:アブソルートAAA 10lb.(バリバス)

◎ブルスホッグダディ(7gビフテキリグ)
ロッド:スティーズ701HMHXB-XTQ ハスラー(ダイワ)
リール:ジリオンSV TW 1000XHL(ダイワ)
ライン:アブソルートAAA 16lb.(バリバス)
フック:TS-3 #3/0(イチカワ)

【第4戦 10/25(土)開催】
前週に陸王オープンが開催され、長門川・将監川を含む印旛沼水系で参加していたので、オカッパリで2日間 釣り込んでいました。と言いつつも、オカッパリできる場所は少ないので、インレット6カ所をひたすら行ったり来たり(^^;

釣り方もギャップジグ3.5g+BUダディとコスモ3.3g+M.P.Sの2つに絞り、効率重視。常に水位表をチェックし、水位変動で動くバスを狙いました。

陸王オープンの結果は、上から3本で124.5㎝。最大魚は長門川で釣った45.5㎝。
ウエインした魚は全てギャップジグ3.5g+BUダディでした。釣りをしている最中も、水面を泳ぐカエルを目にすることが多く、BUダディのカラーはダークブラウンがカエルっぽくて良かったです!
ギャップジグも最軽量の3.5gにすることで、バスの目線より上でフワフワと誘うのも、1つキモだったと思います。

そして、その翌週のWBC最終戦。
朝イチ、将監川中流にあるインレット横の深みにギャップジグ3.5g+BUダディをジグストさせると、30㎝後半クラスがヒット!が・・・、ランディング直前にジャンプで外れてしまいました(-_-;)

かなり凹みつつ、水位は下がる一方なので、少しでも水深のあるエリアとその周辺を重点的にチェック。
引き続き、ギャップジグ3.5g+BUダディをメインに、プロトのベイビーブル3/16oz.やレッグワーム(5gダウンショットリグ)で釣れど釣れども、28㎝止まり・・・。
昼前にベイビーブルで33㎝が釣れ、なんとかウエイイン!

最終戦は、この1本のみで終わってしまい、年間順位も逆転されてしまい4位。

《第4戦 使用タックル》
◎ベイビーブル3/16oz TW.(プロト)
ロッド:クロノス651LB(ダイワ)
リール:アルファスCT SV 70SHL(ダイワ)
ライン:アブソルートAAA 10lb.(バリバス)

年間優勝された方は、最終戦で43㎝を2本キャッチし準優勝。ヒットルアーは、ビーブル3/8oz.をチューニングした通称“ビーブルチャター”とブレーバーⅡ(1.5gスナッグレスネコリグ)だったようです。

今年ウエインしたバスのヒットルアー

長門川・将監川は、1日の中で水位の変動も大きく、よく動いているフレッシュな魚が多い印象。
岸際にはカバーが豊富ながら、沖にも沈み物やフラットがあり、カバー撃ちから巻物、フィネスまで様々な釣り方で楽しめるフィールドです。

近隣に住宅も隣接している為、オカッパリでのマナーはもちろん、ボートでのローカルルールもしっかり守って楽しんでいただければと思います。

umeda 2024.10.10

皆さんこんにちは。フィールドレポーターの梅田大地です。
前回の更新から、大変お待たせしました。

いや~、今年の夏は水分補給や暑さ対策をしてもキツい暑さでしたね(^^;;
そんな中、皆さんはどのような釣りができたでしょうか?

さて、今回は自分の中で今年イケていた釣りをご紹介♪(´ε` )
公開される頃には旬の釣りではなくなっているかもしれませんが、来年以降にも参考にしていただければと思います。

まず紹介したいのは、M.P.S BIGの逆付けノーシンカーリグ。

この釣りは、エビにもムシにもイミテートできる万能リグです。

(霞水系だけでなく、高滝湖ボート釣行でもM.P.S BIGはよく釣れました^_^)
フックセッティングは逆差しにするだけですが、チョンチョンッと逃がしを加えるのであれば、フックズレ防止のためにフックのクランク下部分にストッパーを入れる事をオススメします^_^

どうですか?かなりイケてませんか?
動画のようにリフトの最中は表層付近に逃げるエビ、もちろんフォール中もピリピリとサイドの脚を震わせるエビのようです☆
オフセットフックを使用する事で、多少のカバーも攻略できます!

バックスライド幅を抑えてムシっぽい使い方や、水深があってもう少し早く落としたいなぁなんて方は、腹側に沿って0.3g程度のネイルシンカーを入れることをオススメします(´∀`)

◎使用タックル
ロッド:グラディエーターマキシマムGX-61ULS-ST マックスフィクサー(RAID JAPAN)
リール:19ヴァンキッシュC2500SXG(SHIMANO)
ライン:スーパートラウトアドバンス マックスパワーPE S-spec 0.6号(VARIVAS)
リーダー:アブソルートAAA 5lb.(VARIVAS)
フック:スーペリオ LOフック #1 (ENGINE)
是非使ってみてほしい!!

次にオススメしたいのは、スクーパーフロッグベイビーのノーシンカーリグとダウンショットリグ。

(田んぼの周りや芝刈りした時に良く目にする、アマガエルサイズ!)

『これはエサ』的な表現あまり好きじゃないですが、このサイズ感はエサに限りなく近いと
思います(^^)
だってルアーを見つけた時のバスの目つきが違うんですもん(°▽°)
ただ、ベイビーのノーシンカーリグは軽いのでタックルはULくらいの竿にPE0.3〜0.4号が飛距離も出て扱いやすいです。

霞水系以外には五三川でもグッドサイズをキャッチ!

そして、もし見切られた際は2.7g〜3.5gのダウンショットリグにしたらまた違った反応が得られます♪
なぜ2.7g〜3.5gなのかと言うと
・強く跳ねさせた時にベイビーのようなサイズ感でも、サイズ以上の波動を出せてバスに気づかせられる(その後シェイクで食わせることも)
・逃がしやリアクションバイトを狙えるちょうどいい重さ
などが理由です。

ダウンショットリグのリーダーは5㎝程度。
見えバス相手に、咄嗟にシンカーを取りノーシンカーで投げたい時に、リーダーが長いと違和感でしかないですから^_^
また、ショートリーダーの方がより緩急のついたアクションを出せます。

ブレーバースリムにも、フックを変えずに応用できるのも良き点(⌒▽⌒)

(ノーシンカーリグ、ダウンショットワッキーリグ使用時はテールカットをオススメします)

反応を見て、「カエルじゃないな」と思ったらこちらのブレーバースリムのノーシンカーリグ、もしくはダウンショットリグをお試しください!

異なるルアーとリグ、それぞれでバスの反応が違いますᕦ(ò_óˇ)ᕤ
これらは同じタックルで扱えるので、サイトフィッシングにおけるルアーローテーションに欠かせません。

◎使用タックル
ロッド:グラディエーターマキシマムGX-61ULS-ST マックスフィクサー(RAID JAPAN)
リール:19ヴァンキッシュC2500SXG(SHIMANO)
ライン:アバニ ソルトウォーターフィネスPE X8 0.4号(VARIVAS)
リーダー:アブソルートAAA 5lb(VARIVAS)
フック:セオライズ ハンガーFC-L #6(Gamakatsu)

さて、季節が進み水温も下がってきましたd(^_^o)
先日、行った月刊カスミ10月号の撮影では、10月なのに気温30度越えでしたが、ヴァラップスイマー3.3の表層巻きやギャップジグ5g+ギミー3.5のジグストなど、ワーム系でも横方向の動きが良くなっていましたよ♪

撮影前にはチビーブル1/4oz.やベイビーブル3/16oz.(プロト)、ジョリーなど、ハードベイトも好調でした!

これから巻物が良くなるタイミングですのでガンガン巻いてバスをキャッチしましょう(*゚▽゚*)

kawamura 2024.09.24

こんにちは、川村です。

リリースから2ヶ月ほど経っていますが・・・スクーパーフロッグに最小サイズとなる “ベイビー” を仲間入りさせてもらいました。

実は、2022年の4月に開発着手しており、その年の夏前には1次試作があったのですが・・・ほったらかしてました。2022~2023年にかけては、先に開発を進めていたスクーパーフロッグダディ&マグナムに夢中だったもので・・・(^^;
使えばあっさり釣れはしたものの、オリジナルサイズでもバンバン釣れていましたからね、必要に迫られていなかったのもあります。

松本幸雄さんと伊藤巧さんがダウンショットリグでの効果を見出したこと、そしてダディとマグナムはジグトレーラーとしてのポテンシャルも見出され、多彩なシチュエーションでバスを釣らせ続けてくれたこの3年間・・・
その効果は今でも健在ながら、当初の無双レベルの釣れっぷりを知る一人としてはパワーダウンは否めないところ。

そんな折、必要に迫られるようになってきたのが、1次試作で止まっていたベイビーサイズ。
あらためて試してみようと掘り起こすと・・・
2年近くも積まれた状態で保管していたため、ひかれたカエルのようにペッチャンコ(-_-;)
ゴメンよ・・・試作時はブリスターパックもありませんからね。

あらためてサンプルアップするついでに、ベイビーサイズに適した微調整を施しました。
スリットは背腹ともに延長し、#6クラスの極小オフセットフックでもフッキング率を高められるように。

一方で、マス針タイプでの使用も増えることから、口の前に設けた突起を少し伸ばし、フックを掛けやすくしました。

この部分にチョン掛けすることでフレキシブルに動きやすくするとともに、小さなマス針タイプでもゲイプ幅に余裕が生まれスッポ抜けにくくなります。

ボディサイズは “どこまで小さくするか” を考えたときに、 “オフセットフックを背負えること” を優先しました。
躊躇なくカバーの中に入れるアプローチには、ガード付きマス針タイプよりオフセットフックに分があるからです。

適合するフック例を挙げると、T.N.Sオフセット(ハヤブサ)・S.S.フック(デコイ)・LOフック(スーペリオ)それぞれ#6。
メーカーやモデルによってサイズ感が異なる場合があり、例えばボクがデザインしたライトニングストライクの#6だとオーバーサイズになります(ただ今#8を進行中)。

さて、あらためて上がってきた2次試作!?は、形状的にはもう触るところはほぼ見当たらず、スリット部の肉厚を微調整したくらい。
最後に、素材の硬さにちょっと迷いは生じました。
というのも、ボディサイズに対して重め(3.5g)のダウンショットリグにしたときに、やや硬めの素材で「ブリブリブリッ!」とレッグのみならず身ごと振る動きが魅力的だったのです。
ところが、この硬さにしてしまうと、ノーシンカーリグでしっかりレッグを伸ばし切ってのキックアクションが出ず”(-“”-)”

さらに、3.5gでは良かったダウンショットも、それより軽いウエイトになるとレッグのレスポンスが悪くなり、フォール中に回転してしまう。
目を見張る動きに未練はありつつ、トータルではワンランク柔らかいエラストマー素材が勝り、採用となりました。

これにより、ダウンショットリグでは1.3g程度のシンカーでもレッグをパタつかせつつ、スライドフォール。
小さく鋭く跳ねさせるリアクションダウンショットとの相性も申し分ありません!(^^)!

ノーシンカーリグでも小さな入力でもレッグが機敏に反応し、移動距離を抑えた誘いにも応えてくれます。
ぜひアクション動画を観てください(^_-)-☆

余談ですが、リアクション特化などフォールスピードを速めたいときや、
フォール中のレッグのパタつきが弱くなる0.9g程度のシンカーと合わせるときには、逆手をカットすればOK!

タックルですが、ロッドはULがマッチしますが、ダウンショットで3.5gなど重めのシンカーを組む時にはLを合わせることも。
ノーシンカーリグにおいては、ワームの自重が1.35gほどと軽いため、
ラインはPE0.4号あたり、フロロカーボンなら、3~4ポンドが投げやすさと自然なアクションにおいて推奨となります。

一方で、パワーフィネスやベイトフィネスタックルを用いてのカバー攻略に用いることも想定しました。
オフセットフックを背負えるようにしたのもそのためです。
小さなフックでも伸ばされにくいよう、ロッドパワーはやや柔らかめのモデルがマッチします。

イキイキとアクションして水を掻くスクーパーフロッグの特性は、小粒でもバスに発見されやすく、リアクション的に反応させるにも向いています。
小カエルへのマッチ・ザ・ベイトのみならず、ハイプレッシャー・サイトフィッシング・そしてディープ攻略まで戦力になるはず!

JB.NBCトーナメントでもお使いいただけるFECO登録もしておりますので、お役立ていただけたら幸いです。
今の風潮だと、いきなりラバーをプスプス刺されそうですが、それも間違いなく効いちゃいますね(^_-)-☆

ishii 2024.09.19

皆様こんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。

久しぶりのコラム更新となってしまいました、申し訳ございません。
今回は、高滝湖にて良い釣りができましたのでレポートします。

9月中旬になっても猛暑・・・水温もまだ日中は30度を超えて、夏と秋どちらの魚もいる印象の高滝湖。
水通しの良い場所や影ができるストラクチャーに魚が多いだろうと予想して釣りを開始しました。

Day1(9月6日AM7:00~AM10:30までの短時間釣行)
沖のシャローフラットにある、少し張り出した水中岬に魚が多いことを確認し、リズィー(カラー:ブライトシャッド)の早巻きでまずは1本目。

その後、ブレーバースリム8in(5gペグ止めフリーリグ)で岬の角のボトム付近をスイミングさせると、グイグイ持っていくバイト!すかさずフッキングしてキャッチ。
このワーム凄い!!ロングワームですが、細身なのでラインを送ってフッキングする必要がありません。

この水中岬にスクールが入ってきており、サイズは大きくないものの10本ほどキャッチ。
この日は、面白いことに他のリグを投入しても反応が無く・・・ブレーバースリム8に戻すと釣れる、といったことが頻発しました。
細長いものが震えるアクションが、高滝バスは大好きみたいです。

最後に影が大きく出来ている倒木へ。ギミー3.5in(5gペグ止めフリーリグ)をフォールさせると、ひったくるようなバイトがありナイスサイズをキャッチし、この日の釣行を終えました。

Day2(9月14日AM7:00~PM14:00まで釣行)
朝イチのフィーディングが終わっただろう時間帯からのスタートだったので、少し深めの水深5mほどあるスロープエリアから釣り開始。
ライブソナーでファーストブレイクのフラットに魚を確認し、5gダウンショットリグ(リーダー25cm)でアプローチ。
アクションは、ズル引きからのリーダー分フリーフォールを繰り返すとグイグイ持っていくバイトが連発し、5本キャッチ!!

反応の違いを見たく、ハリーシュリンプ3in(ロングリーダーの21gヘビーキャロライナリグ)のリアクションキャロを試すと、これまた連発・・・ナイスサイズから可愛いバスまで10本ほど。
アクションのキモは、ロッドティップを5cmほど素早く動かして止める、止めた時にバイトをすることが多いです。

この日もラストは、沖の縦杭にギミー3.5in(5gペグ止めフリーリグ)をアプローチすると、これまたフォール中にバイトしてくれて、痩せ気味ながらグッドサイズをキャッチ。

ギミー3.5inは発売してから約1年経過しておりますが、発売当初と変わらず深いバイトが多く、ルアーパワーが凄い!!

最後に良く質問される、ペグ止めフリーリグの使い所について。
※ペグ止めフリーリグ=フリーリグのシンカーを固定したリグ

スイミングで使いたい際に、フリーリグではなくペグ止めフリーリグを多用します。
魚の状況に合わせてシンカーストッパーをズラして、少しフリーリグっぽく使うこともできる優れモノ。
そのままライトなカバー撃ちもできる便利なリグですので、是非お試しください!

最後に、川村さんが高滝湖にて実釣解説を行っている動画も公開されております。


これを観れば、高滝湖とブレーバースリム8inの相性の良さがよく分かりますね!

【タックルデータ】
◎ブレーバースリム8in(5gペグ止めフリーリグ&5gダウンショットリグ)
ロッド:デジーノ PBF66MR
リール:SS AIR TW 8.5L
フック:ドリームフック#2
ライン:アブソルートAAA 10ポンド

◎ハリーシュリンプ3in(21gヘビーキャロライナリグ)
ロッド:バトラーリミテッド701HFB バジャー
リール:アルカンセXSL
フック:ドリームフック#2
ライン:アブソルートAAA 14ポンド
リーダー:シーガーグランドマックス1.75号

◎ギミー3.5in(5gペグ止めフリーリグ)
ロッド:デジーノPBF66MH
リール:アルデバランBFS XG
フック:WRM262 #2/0
ライン:アブソルートAAA 12ポンド

◎リズィー
ロッド:デジーノ63Lテクニカル
リール:エアリティ LT2500S
ライン:アブソルートAAA 4ポンド

chiba 2024.08.22

皆様こんにちは!フィールドレポーターの千葉陵平です。

8月も終盤ですが、今年の夏は本当に暑い…。
皆様も普段の生活はもちろん、釣行の際は熱中症に十分注意するようにして下さい。

さて、この夏も時間を見つけてはフィールドに通っています。
利根川水系の将監川は、水温が高くなったことで流れのよく効く場所が好調でした。

曇っていて、まだ涼しい朝の時間帯に、水通しの良い沖のストラクチャー際をバズベイトでチェックすると水面爆発!

グッドコンディションなバスが反応してくれました。
このバズベイトは、ボルケーノグリッパーに別のバズベイトのペラを移植したモノです。

将監川で手堅く魚に触れた釣り方は、テキサスリグ。

テキサスリグと言っても、今回はカバーを撃っていくのではなく、少し沖のブレイクやオダに付いているバスを狙う使い方です。
天候に合わせてテキサスリグとフリーリグを使い分けているのですが、使い分けとしては…

テキサスリグ:ハイライトで、水深のある所に沈んだ魚がボトムで反応する場合
フリーリグ:ローライトで、魚が少し浮いているような場合

この日はハイライトだった為、テキサスリグでボトムを中心に釣っていきました。

ルアーは、少し濁りが入った中でも見つけてもらいやすいよう、アピール力のあるブルスホッグダディ。
シンカーは、ボトムを取りやすく、テンポ良く誘える5g。
フックは、直接カバーの中に撃ち込む釣りではないので、フックポイントとアイの高低差が大きく掛かり重視のD.A.Sフック#3/0を使用しました。

適材適所で最善のフックを選ぶ事も重要な事です。

シンカーはストッパーでしっかり固定して使用します。
アクションは、砂煙を立てるぐらいのスピード感でボトムをズル引き、何か引っかかりを感じたら少し止める。この繰り返しで誘っていきます。

意外に将監川でこのポジションの魚をワームの釣りで狙う人は少ないのか、良い反応が得られました。
是非お試し下さい(^^)/

フィールドは変わって、津久井湖。

ライブソナーでバスがワカサギの群れを追いかけている映像が映ったので、プロトのミノーシェイプワーム(1.8gジグヘッド)のミドストでアプローチするとグッドコンディションのバスが連発!

シェイキングでテールが細かく動き、逃がしのアクションは逃げる小魚っぽく、ナチュラルなアクションは最高!

発売はしばらく先との事ですが、楽しみなルアーになっています(^^♪

現時点で、ミドストに使うジグヘッドは2種類を使い分けています。

【ロールアクション重視の場合】
カルティバ レンジローラー #1/0の1.8g

ヘッドが左右に倒れやすい高重心になっているので、ロールアクションさせやすいのが特徴。なかなか操作が難しい印象のミドストですが、このフックを使用すると簡単になります。

【ロールさせずにテールアクションで誘う場合】
デコイ バイオレンスジグヘッド #1/0の1.8g

シェイクリトリーブの使用時にルアーのバランスがとても取りやすい。
ボディは水平姿勢をキープさせた状態で、ロールさせずにテールだけピリピリ動かすイメージで使用します。

どちらも腹部に軽めのネイルシンカーを入れて、より水平姿勢に近づくよう調整しています。
セッティングに関しましては色々試して、発売までにはベストセッティングをお伝えできれば良いなと思っています。

最後にお礼と告知をさせてください。
少し前にはなりますが、自身初めてとなる店頭イベントに参加させていただきました。
キャスティング柏店にて行われた【BASS FEST 2024】

皆様とお話する事で、私自身の釣りに対するモチベーションUPにも繋がる、本当に有意義な時間でした。
この場をお借りして、お礼申し上げます。ありがとうございました。

そして6月には、こちらも自身初めてとなる動画撮影。
「月刊カスミ6月号」ということで、レンタルボートで新利根川を釣ってきました。

6月号ではありますが、釣り的には夏~秋にも多用する釣りではあるので、是非ご覧ください。
また機会があれば、全力で挑戦したいと思っています。
今後の月刊カスミもお楽しみに!

皆様もバス釣り楽しんでください(^^♪

【タックルデータ】
●ミノーシェイプワーム(プロト) 1.8gジグヘッド
ロッド:スティーズRC S61L-SV(ダイワ)
リール:ルビアスLT2500-XH(ダイワ)
ライン:PEレジェンシラー0.8号(山豊テグス)+リーダー フロロ1.5号

●ブルスホッグダディ5gテキサスリグ
ロッド:スティーズ SC6111HSBキングバイパー(ダイワ)
リール:スティーズ1012SV-XHL(ダイワ)
ライン:フロロバリュースター16lb. (山豊テグス)

kawamura 2024.07.22

こんにちは、川村です。

先日、『ブレーバースリム8インチ』をリリースさせていただきました。

近年定番化した、ロング&スリムストレートタイプ。

ロングボディながらその細さから弱々しい存在感で、サイトフィッシングや食い渋る状況にめっぽう強い!
形状変化に富んだ艶めかしい動き、そして、止めると元の形状にゆったり戻っていく様も生命感を演出します。
そのバイト誘発力の高さは “ルアーパワー”と呼ぶに値すると評しても、異論はないのではないでしょうか!?

さて、そんなロング&スリムなブレーバーを作ったらどうか!?と着想することは自然な流れでした。
シャッドテールの振動が伝達し、ロングボディも微振動・・・釣れそうじゃないですか!
ところが、いざ作ってみると想定していなかった事態が起こりました。
それは、シャッドテールが動かない(?_?)

1次試作はテールアクションが微弱すぎ。初動も悪く。
これではボディまで震わせてくれるワケもなく、フォール姿勢も反ってしまって不自然・・・
この「反ってしまう」のが、シャッドテールが水を掴まなくなる原因でした。
しなやかにしなるロング&スリムボディは、シャッドテールが水を受ける抵抗から逃げるように身を反らせてしまうのです。
すると、シャッドテールは水を掴まなくなり、機能を失うといった事態(-_-;)
他に、ボディ長もロング&スリムならではのアクションを生むにはちょっと短すぎたかな。
【1次試作アクション動画】

そこで、2次試作ではテールの付け根部分を延長し、肉厚も薄くすることでテールの自由度をUP!
ボディは少し長くしたうえ、フォール姿勢も斜めになりがちだったため、前後のバランスを見直しました。

しかしそれでも・・・テールアクションは理想の振り幅には程遠く、ボディまで震わせるにも至りません。
ネコリグでのフォール姿勢もまだ反る!”(-“”-)”

3次試作では、テールエンド(ウチワ部)の厚みを薄くし、付け根部分をさらにスリム化。
テール角度も少し立て、水を逃しにくくしたうえ振りの質をよりウォブルにすることでボディを震わせやすくしました。
テールをカットする際のクビレも一回り太くし、少しでもテールが反りにくいように、と。
他にも細々と修正を加え、どうだ!?

・・・の3次試作は使えるレベルにはなったものの、テールアクションはまだ弱いっ!

そこで4次試作では、テールの付け根をさらに延長&スリム化し、ウチワ部の幅をわずかにワイド化し、角度は垂直に。

ボディも前後がまだ少しアンバランスだったので、テールに近い方を一回り太くしズンドウに近づけました。
ネコリグのボトムアクションも、もう少し針掛け位置を前にした方が良く感じ、ハチマキを5㎜ほど前に移動。

そのハチマキも、ブレーバーⅡのようにリブを入れることに。
スリムボディには不要かとも思っていたのですが、少しでも動きに一体感と、ボディの前後バランスを均等に近づけたかったからです。

ノーシンカーワッキーでの針掛け位置は肉盛りが分かりにくいので、少々肉盛り。わずかながら、針持ちにも貢献します。

他にも隅々まで微修正し、もうやることはないぞ!!と。

素材(硬さと塩の含有量のバランス)は開発過程で絞りつつ、最後は本金型で打ったサンプルで決めるようにしているのですが、ロング&スリムならではの悩ましさはありました。

柔らかい方がノーシンカーワッキーで自発的にクネる動きには有利。
しかし、ボディが細いため、柔らか過ぎるとネコリグ時にボディが垂れ下がりテールがボトムに着きっぱなしになってしまい、魅力的に波打つ動きが出ません。
また、ボディの復元力も素材が柔らかいほど弱くなるため、ロッドワークに対するレスポンスが悪くなり緩急の利いた誘いも適わず。
やや張りのある素材の方が姿勢もアクションも良く、さらに針持ちにも有利。
上記を天秤にかけたうえで、やや張りのある素材を選択しました。

塩の含有量も、高比重にし過ぎるとボトム姿勢が垂れ下がり過ぎるうえ、反発力も弱まります。
しかし、比重が軽すぎても、合わせるフックが小さい(軽い)ためノーシンカーでの沈みが悪くなるし、自発的アクションも生じにくくなる。
悩みどころでしたが、本来よりも塩の含有量を細かく指定させてもらうことで決着しました。

ちなみに、ネコリグでのシンカーウエイトは、0.5g程度でもテールを振りますが、イキの良さでは0.9g~がおススメ!
ワーム飛びを防止するチューブは、3~3.5㎜がマッチします。

ネコリグとノーシンカーワッキーリグ以外では、ヘビーダウンショットリグでのスト誘いもキテます!

ワッキーダウンショットを連想するところ、松本幸雄さんに教わったオフセットフックを用いてのリギングに特別な効果を感じました。
同船した際にブレーバースリム8inを渡すとこの使い方をされ、速攻で53cmを釣られたのです。

シンカーウエイトは5gを用いていましたね。
ボクもマネするとすぐにヒット!ジグストよりもはるかに繊細かつ、細身ゆえの速さでリアクション効果も高いと感じました。
フックはナローゲイプの#2~1がマッチします。

パッケージはシャッドテールを潰さぬよう、ブリスターパックを採用しました。

ラベル部をミシン目から切り離せますので、その分コンパクトに収納できます。

弱々しくも、ピリピリっとした刺激は薬味の効いたそうめんのよう!?で食欲を増進!!

ぜひお試しください\(^o^)/

sato 2024.07.16

皆さん、こんにちは。
フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
今回は、最近の霞ヶ浦水系において旬な釣りを紹介します。

まず1つ目は、ジョイントジグ&スクーパーフロッグダディでのジグスト

写真左:フレックスジグ1/4オンス(ダイワ)
写真右:プロトのジョイントジグ1/4オンス
フック:ライトニングストライク3/0(ハヤブサ)

全て、ジョイントジグ&スクーパーフロッグダディのジグストでキャッチしたバス!!
今年の6月~7月にかけての釣行では、このジョイントジグ&スクーパーフロッグダディの組合せが霞ヶ浦水系にマッチしていて、とても好調でした!!

6月の終わりには、霞ヶ浦水系では久しぶりな50UPもキャッチ。
釣れれば、デカイっと言った感じ!!\(^o^)/

そして、スクーパーフロッグダディのジグストの釣りをやり込む中で、自分はこのタックルシステムに・・・。

参考までのタックルデータ
ロッド:TDバトラーハリアー21 7011HMHFB(ダイワ)
リール:ジリオンSV TW 1016SV-SHL(ダイワ)
ライン:ソラロームⓇルアーPE 55lb(東レ)

ロッドは7フィートクラスMHパワー以上のものを使用。
ラインは浮力が強く伸びの無いPEラインを使用することで、ボート・オカッパリを問わず、ロッドの長さとラインの浮力を生かしてジグスト操作がしやすくなり、ロングディスタンスの状況下でも、水面直下もしくは中層をしっかり泳がせてくることが出来ます。
また、バイトを感知しやすく、フッキングもしっかり決まってくれる。
今のところ、パーフェクトタックル!!\(^o^)/
そのままスクーパーフロッグマグナムのノーシンカーリグにしてトップウォータールアーとしても扱える、汎用性も持ち合わせています。

ジョイントジグのファイト中などに起こる、ワイヤー部分からのフック抜け(※ワイヤー部分の形状にもよりますが)防止対策として・・・、

自分は、ワイヤーにトレーラーフック固定用のゴムを挿入して、フックがワイヤー部分を通って抜けないようにしています。
フックを外したい時には、このゴムを手で外してやるだけなので、至って簡単です!!
※特に、ファイト中にぐるんぐるんと反転するアメリカナマズが掛かると、簡単にフックが外れてしまう事があるので・・・
とてもオススメです!!\(^o^)/

是非、ご参考までにm(__)m

そして、2つ目はボトムアップのSNSでも紹介した、ハリーシュリンプ4インチの水平フォール仕様のリグ!!

現在、このリグで使用しているフック&シンカー
◎フック
写真左上:C/Nフック #3/0(エンジン)
写真中央上・右上:NKフック #1(デコイ)
◎シンカー
写真左下:バザーズワームシンカーTGリーン 0.45g (ダイワ)
写真中央下:バザーズワームシンカーTGネイル 0.9g (ダイワ)
写真右下:デコイシンカー・タイプワイヤーDS-17 1.0mm(デコイ)

細かいウェイト調整をしたい場合は、やはりネイルシンカーが便利!!

自分は、写真○位置のセンター部分よりやや下のお腹側に、横からネイルシンカーを挿入しています。
ワイヤータイプの糸おもりは、より低重心化することができ、ほぼ100%お腹側から水平フォールさせる事が可能です。
ただ、ワームを交換させる際は、一度ラインを切ってあげないとキレイにワームを装着できないので、メリット・デメリットを理解した上で使い分けると便利です。
どちらもウェイトは軽めですが、シンカーを装着することで水深のある場所でも手返しが良くなり、ルアーの操作性も向上します!!

参考までのハリーシュリンプ4インチ用タックルデータ
ロッド:リベリオン661M/MLFB(ダイワ)
リール:アルファスSV TW 800S-XHL(ダイワ)
ライン:バスXフロロ12lb(ダイワ)

全て、ハリーシュリンプ4インチの水平フォール仕様での魚!!
こちらも、グッドサイズが連発!!\(^o^)/

是非、霞ヶ浦水系の釣りで試してみてください!!

chiba 2024.05.14

皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回は、僕の得意なハードベイトの釣りを紹介したいと思います。

僕自身、ハードベイトの釣りが好きです!
やる気のある個体だけを狙って、広い範囲を手返しよく釣っていくイメージで釣りしています。

春先やスポーニングシーズンは、少し波動の弱いハードベイトに反応が良い傾向があります。
これは持論ですが、この時期のバスは捕食に対して、とてもセレクティブな印象で
ブリブリと激しく動くルアーには反応が無いのに、少し弱い波動のルアーには反応ある事が多々あります。

そんな時に使用するルアーが、艶めかしく柔らかいアクションのREAZZY(リズィー)です。
この春の将監川釣行では、ボトムに地形変化のあるエリアを中層タダ巻きで釣っていきました。

水平姿勢でナチュラルに泳ぐリズィーは、中層での食わせ能力も高いです。

沈みオダなど水中のストラクチャーに絡めて使うこともあるので、根掛かり対策としてL~MLクラスの柔らかめのロッドを使用する事で、障害物にラインが当たる違和感を感じとり、ルアーを浮かせて回避させます。
浮力はそこまで強いルアーではありませんが、これである程度は回避する事ができます。
また、浮上速度がわずかに速いリズィーアピールプラスを使用する事もオススメ。

それでも対応しきれないストラクチャーに対しては、カバークランキングに特化したクランクベイトを使用します。
最近のお気に入りは、COOBY Jr.(TEX)!
障害物にコンタクトした後のアクションレスポンスも良く、カバー周りでは重宝しています。

用途別にルアーを使い分けて、お試し頂ければと思います。

スポーニングも終わり、アフタースポーンの時期になるとJOLLY(ジョリー)の出番。
移動距離を抑えながらも高速回転するプロップが生む擦れ音でのアピールは、これからのアフタースポーン時期のバスにとても有効です。

僕がJOLLYを使う最大の理由は、障害物回避性能に優れているからです。
今までのシンキングスイッシャーでは、せっかく良いキャストが決まっても、枝に絡んで回収・・・
枝一本でさえ乗り越えることが難しく、ストレスを感じる場面が多々ありました。
ジョリーは垂直気味に設置されたリップが、カバー回避に威力を発揮しています。
恐れずカバーへ投げ込んでみて下さい。

オープンエリアでは、ペラの擦れ音がより強いステルスペッパー(ティムコ)などのダブルスイッシャーを使うことも。
クランクベイトと同様に、シンキングスイッシャーも状況に合わせて使い分けています。

釣友からも、ジョリーの釣果報告を頂いております!

ジョリーの表層巻きに好反応だったとの事です。
是非、お試しください(^^♪

【タックルデータ】
●ルアー REAZZY
     JOLLY
     COOBY Jr.
●ロッド SWAGGER C66L-LM(ダイワ)
●リール STEEZ CT TW 700HL(ダイワ)
●ライン フロロバリュースター12lb. (山豊テグス)

最後に、先日フィールドで遭遇した、普段からボトムアップルアーでよく釣っている柳葉さん(ギバちゃん)。
遠くから見ていて「釣りそうだなー」と思っていたらやっぱり釣ったのですが(笑)、そのヒットルアーは先日発売されたGimmy4.5の5.0gネコリグ。

雨の影響で濁りも酷い状況だったので、アピール力を上げる為に4.5インチのネコリグを使用したとの事でした。

セッティングを簡単に紹介します。

フックは、ヘビーガードタリズマン#2/0 or #3/0(RYUGI)。
ワームの身切れ防止のため、ネコストッパー(バスマーク)を使用。
ネイルシンカーは、アノストシンカー(ボアレス)の5.0g。
通常のネイルシンカーだと、シンカーが長い分、シンカーがワームを固定する部分も長くなり、柔らかいアクションが出にくい。
このシンカーであればシンカーの長さも短く、重心をワームの外側に置けるので、ギミーの柔らかな動きも損なわず、パワフルな波動を出すことができます。
「パワーネコリグ」、是非お試し頂きたいです。

いよいよ、本格的なシーズン到来となりました。
ボトムアップルアーでナイスバスをキャッチして下さい!(^^♪

sato 2024.05.09

皆さん、こんにちは。
フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
前回のコラムでも紹介したブレーバーⅡが、今年の早春~ゴールデンウィークにかけての釣行でも大活躍してくれました。

ブレーバーⅡのスナッグレスネコリグでキャッチしたバス!!

元々、春の釣りでも実績が多いブレーバーシリーズでしたが・・・
ブレーバーⅡへと進化し、更に強力な武器となりましたね!!(笑)

ブレーバーⅡ
状況によってネイルシンカー&フックを使い分け。
ネイルシンカー:1.3g、1.8g、2.2g(ダイワ)
フック:N.S.Sフック #1/0、#2/0(ハヤブサ)
使い分けることでバスの反応や掛かりも変わってくるので、とても大切です。

そして、もう一つ。
春の釣りで欠かせなく、これからのアフタースポーンの時期にも有効なハリースライドのノーシンカーリグ(バックスライドセッティング)。

ハリースライド
フック:ライトニングストライク #4/0(ハヤブサ)

ハリースライドの良い点は、爪をパタつかせながらバックスライドフォールすることで、浮いているメスのデカバスにもアピールできるうえに、中層でのフワフワとしたスローな誘いもできること。
チョンチョンと手前に引いては、ハリースライドの各パーツが微振動しながら抵抗となり、移動距離を抑えた誘いが可能。ラインテンションを緩めれば、また自発的にアクションしながらバックスライドフォールと、二通りのアクションでバスにアピール出来ます!!

そして最後に今回のお題でもある、この春に新発見した釣りとは・・・、
ジョイントジグ+ギミー4.5インチのジグストです。

プロトジョイントジグ5g+ギミー4.5インチ
フック:ライトニングストライク #6/0(ハヤブサ)

釣り仲間が、「ジョイントジグ&スクーパーフロッグマグナムのジグストでデカバスが釣れているみたいだよ~!!」と教えてくれたことを、ボート釣行時に思い出し、同じボリュームベイトであるプロトジョイントジグ5g&ギミー4.5インチを、ジグストで目視できる水面直下を泳がせてくると・・・、まさかの一投目、一度スピナーベイトを通しているスポットにも関わらず、コンディションの良いバスが横からひったくりの丸見えBITE!!\(^o^)/

これは何かあると、再びジョイントジグ5g&ギミー4.5インチの組合せでアプローチしていると・・・

またも、バスのスイッチが入ったような強烈BITE!!

試しにサイズダウンして、ジグ&ギミー3.5インチに変えると反応が無くなってしまったのには、正直驚きでした・・・(・。・;
釣り仲間がよく釣っているスクーパーフロッグマグナムと同様、ギミー4.5インチのボリューム感とスイミング時の水押しの強さが、春の霞ヶ浦水系のデカバスにも効果的なようです。

ギミー4.5インチを扱うタックルは、まだ試行錯誤中ですが・・・
参考までに、今回はコチラを使用しました。

ロッド:スティーズSTZ7011HFB-SV ハリアー(ダイワ)
リール:TATULA SV TW 103XHL(ダイワ)
ライン:BASS Xフロロ16lb.(ダイワ)

是非、皆さんも春の定番「ブレーバーⅡ・ハリースライド」の釣りに加え、
NEWアイテムの「ギミー4.5インチ」を使用したパワフルでエキサイティングな釣りを満喫してみてください!!

yamaya 2024.04.10

こんにちは、フィールドレポーターの山谷です。
今回は、春に効いているブレーバーマイクロの使い方を紹介します。

私がブレーバーマイクロ発売当初から春によく使うのが、ブレーバーマイクロをさらに短く寸詰めしたマイクロチューンです。
3月上旬に三島湖で反応が良かったのは、マイクロチューンのホバストでした。

ネイルシンカーは0.4gを使用。
竿先を少し動かす程度の弱いシェイクと、シャッドテールの自発的なアクションで誘います。
ルアーサイズは極小ながら、ライブソナーを見ていると4〜5mレンジにいるバスが2~3mレンジまで浮き上がってバイトしてくることが多かったです。
最初は、この時期の定番である小魚系ワームのミドストで探っていたのですが、ショートバイトやルアーを寸前で見切るといった反応が多発・・・
色々なワームを試したのち、最終的にブレーバーマイクロのマイクロチューンホバストに高反応!!

細くて、小さく、弱い波動を好んでいたようで、三島湖の夫婦筋では計12,3バイトあり10本キャッチ!
その後、もう一方の豊英筋でも、一度ボトムまで落としゆっくり巻き上げてくる使い方で7バイトの4本キャッチと、明らかにブレーバーマイクロのマイクロチューンが効いている感触でした。

3月後半から4月にかけては、大会もあったので高滝湖に!
高滝湖では、養老川に産卵の為に遡上してきたワカサギを狙っているバスに、シャッドやミドスト・ボトストが効果的でした。

これらの釣りにスレてきたタイミングでは、三島湖同様にブレーバーマイクロ(マイクロチューン)のホバストもよく釣れ、プラクティスの時から多くのバスをキャッチできました。

ちなみに、マイクロチューンのホバストは昨年から試しているのですが、0.1g〜0.9gまでのネイルシンカーを時期や水深、カレントに合わせて使い分けています。

マイクロチューンだけでなく、ノーマルブレーバーマイクロのネコリグも、この時期によく使用します。

本湖などのブレイクに待機しているバスには、天候や水温、バスのコンディションに合わせてブレイクに沿って上から下に落とすのか、それとも下から上へと上げてくるのか見極め、0.4gネコリグでゆっくりとズル引きます。
また、ブレイク付近を回遊しているバスには、スイミングで誘うとグッドサイズが連発しました。

高滝湖では5月頃までが特に有効な釣り方ですので、ぜひ試してみて下さい!!

最後にブレーバーマイクロの収納方法もご紹介したいと思います。
2パック購入しなければなりませんが…
中の透明なケースを2つ重ね合わせテープで貼り付け、片側の上面をカット!

そこからブレーバーマイクロを取り出して使っています!
自身が少し雑な部分もありますが、袋の外に出て潰れたり、テールが切れたりしないための
対策でやっています。
良ければお試し下さい。

【タックルデータ】
〇ブレーバーマイクロ(マイクロチューン)ホバスト
ロッド:リアルコントロールS510XUL-SV・ST(ダイワ)
リール:エアリティLT2500S-XH(ダイワ)
ライン:アブソルートPE X4 0.3号(バリバス)
リーダー:グランドマックス 0.8号(クレハ)
フック:JIG12F マイクロSP #10(デコイ)

〇ブレーバーマイクロネコリグ
ロッド:ブラックスケールSX BSXS-62XULFS(バレーヒル)
リール:18ステラ2000HGS(シマノ)
ライン:アブソルートPE X4 0.3号(バリバス)
リーダー:グランドマックス 0.8号(クレハ)
フック:デスロック #1(バリバス)

〇シャッド
ロッド:ロードランナーHB640LS-SGt(ノリーズ)
リール:14ステラ2500S(シマノ)
ライン:フロロマイスター 4lb.(クレハ)


  • Facebook
  • Twitter
  • Youtube
  • Instagram
Pagetop