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sato 2019.10.04

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
今回は秋に楽しめる、減水が始まった小貝川での釣りについて紹介させて頂きます。

毎年9月頃から減水し、強いカレントが生まれる小貝川。
減水と強い流れの発生の効果も相まって、バス達も水がある条件の良いエリアで活発に秋の捕食活動を始めます。

そんな初秋の小貝川で効率よくバスをサーチするルアーとしては、自分の場合はこの二つがメインウエポン!!\(^o^)/

先ずはビーブル!!

強い流れが生まれる初秋の小貝川でも、ビーブルはとても効果的です!!\(^o^)/
流れの中でもビーブルが良い点を簡単に説明すると、

・スプリッターの効果で、程よいリトリーブ抵抗を感じながら流れの中でもスローなアプローチが可能。更に、今までにない縦・横の振動でアピールが出来る。
・トレーラーフックなしでも安心して使える大きさのフックで、カバー際を大胆に攻める事が可能な事です。

ビーブルのバイトは、とにかく深い!!\(^o^)/
こればかりは、トータルバランスが優れたビーブルだけが持ち合わせる匠業。
是非、お試しください!!(^▽^;)

続いては、

ハリーシュリンプのテキサスリグ!!
1/4オンスタングステンシンカー(ダイワ)
FPPオフセット3/0(ハヤブサ)

一通りカバー周辺をビーブルで探った後は、ハリーシュリンプのテキサスリグでカバーを直撃して狙います!!
テキサスリグに関しては、縦だけでなく横方向のアプローチも可能なので、ピックアップ時の手前側への横方向スイミングも効果的。
今回も、ピックアップ時のスイミング中のバイトが多数ありました!!(^▽^;)

また、今回は初秋の強い流れ+濁り気味でのフィールド状況であったため、出番は無かったですが・・・、

これから季節が進むにつれて、流れ・濁りが落ち着き出して水温も下がり始めたら、ブレーバー&新作のリズィーも欠かせないアイテム!!
晩秋に掛けてもブレーバーの効果は、もはやご周知の通り!!
リズィーに関しては、更に季節が進んだ冬場での釣行が今からとても楽しみ!!\(^o^)/
自分のフィーリングだと、冬のシャッドパターンの時にもとても効きそうです!!(^▽^;)

是非、皆さんもボトムアップルアーを使い分け、涼しくなってくるこれからのシーズンの釣りを満喫して見てください!!

kusabuka 2019.09.27

草深です。
先日の台風15号の影響により被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

台風の影響で平水位より20㎝ほど増水した霞ケ浦は、普段アプローチ出来ないシャローにボートを侵入させることができました。
秋の増水時は基本シャローカバーにバスが集中していることが多いのですが、その中でも水深があり普段から釣れるシャローと、増水によりアプローチが可能になったシャローの2通りを狙ってみました。

しかし、増水でどんどんアシの奥にバスは入っていき、狙いどころが絞りにくくなります。
それでも、壁状のアシや徐々に浅くなる砂浜状の地形のところは、奥行きが無いのでバスの居場所が分かり易く、狙いやすいのでそちらをメインに攻めました。

それともう一つは、台風の影響が少なかったスポット。
どの方角からの風もブロックされているエリアは、濁りの影響も少ないので重点的に狙いました。
具合的には、ジャカゴのインサイドやドッグの壁近くのアシなどになります。

プラクティスは、ヴァラップスイマー4.2インチのノーシンカーや、ボルケーノグリッパーにヴァラップスイマー3.3インチをトレーラーにしたバズベイトのなど、横の動き+ある程度のスピードとアピール力があるルアーでも好反応でしたが、日に日に水位が下がってきてバスもナーバスになり、ルアーに対してシビアに。。。
減水を感じ、バスもアシの外側に出てきているようで、カバージグのスイミングの反応が最後まで良かったです。

試合でもスイミングさせるレンジとカバーの濃さ、水の色と天候に合せて3タイプのジグを使い分けてアプローチしました。

釣り方はアシ際やブッシュにタイトにキャストして、フォール着底後からのスイミングアクション。
ロッドを上下しながらラインスラッグを回収する感じでリールを巻き、ボトム付近を泳がせます。
キャストした先ではロッドをタテ気味でアクションさせ、近づくにつれロッドを寝かし気味でアクションさせると、レンジコントロールがし易いです。
ここ数年、川村がボコボコ釣っている釣り方です。

ルアーはパワーフィネスジグSS4.7gのスカートを巻き替えたバージョン、プロトコンパクトカバージグ7g、カバージグSS 10gの3タイプを使いました。
プロトジグをロストしてからはカバージグSS6gを使いました。

メインで使用したトレーラーは来年発売予定のブルスホッグ(仮)。
濃いカラーが欲しかったので、ワームを染める液体に漬けブラックにして使用しました。

このワームは最近1stプロトが上がってきたばかりで、今回初めて使い込んでみましたが、もう発売しても良いぐらいの完成度‼

アクションの1番の特徴は、フォールやスイミングでアームが左右にハイピッチで細かく動くこと。
もちろん、ロッドワークによるシェイクやスイミングでは、アームが縦方向へバフバフ水を掴みスイングします。

コンパクトなボディながらも、強い水押しとタフな状況下でも喰わすことができる細かいワームのアクションを兼ね備えたホッグワームです。
現在完成に向けて細かい部分の調整をおこなっておりますので、続報をおまちください。

試合の結果は、初日5本のリミット全てをジグのスイミングで揃えて5位スタート。
二日目は更なる減水でバイトが少なくなり、タフな状況だったようで3本でしたが、順位はひとつ上がり4位でフィニッシュできました。
長いトンネルの出口が少し見えたような気がしたW.B.S.最終戦でした。

【タックル】

ルアー:カバージグSS 10g トレーラー:エスケープツイン(ノリーズ)
ロッド:BL+6101MHFB(ダイワ)
リール:SS SV 8.1L(ダイワ)
ライン:スティーズフロロ タイプモンスター16lb.

ルアー:コンパクトカバージグ(プロト) 7g トレーラー:ブルスホッグ(仮)
ロッド:BLX681MH/HFB(ダイワ)
リール:スティーズCT SV TW 700XHL
ライン:スティーズフロロ タイプモンスター14lb.

ルアー:パワーフィネスジグSS 4.7g(ダイワ)※スカート巻替えバージョン トレーラー:ブルスホッグ(仮)
ロッド:スティーズ ブラックジャック681MMHFB
リール:スティーズ 103XHL
ライン:スティーズフロロ タイプモンスター14lb.

ルアー:カバージグSS 6g トレーラー:ピックダディJr.(釣り吉ホルモン)
ロッド:BLX681MH/HFB(ダイワ)
リール:スティーズCT SV TW 700XHL
ライン:スティーズフロロ タイプモンスター14lb.

ishii 2019.09.26

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。

先日の台風15号で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

さて、今回は2019年9月1日に開催されました、TBC第4戦(JACKALL CUP)参戦レポートをしたいと思います。

【大会1週間前プラクティス】
お盆休みが終わり気温も30度前後の日が多かったのと、連日のゲリラ豪雨の影響もあり30度近い水温も25度前後まで下がり、秋の雰囲気も感じられました。
朝から水位が高く、流れも通常の5倍+濁り(笑)
朝一はドシャロー+ブッシュがある反転流エリアからフロッグでスタート。

直ぐに反応があるが・・・何故かバラシ、10バイトでキャッチはゼロ!!
食わせ方が悪いのか?タックルが悪いのか?試合で使うには厳しいと思いました。
ブッシュへカバー撃ちも試しましたが、反応なし。

水温低下の影響か、魚は流れを避けていると感じられため、消波ブロックへシフト。

①外側で強く反転流が起きる場所はリズィーを中層で巻き、泳ぎ回っているバス狙いました。
②消波ブロックの穴にはフリーリグ3.5gにハリーシュリンプ3インチを、流れを嫌い穴に隠れているであろうバスを狙いました。

ハリーシュリンプ3インチを使用した理由は、シルエットが本物のエビに似て、尚且つ、エビが逃げるアクションを演出出来るため。
カラーは濁っている場所はレッドクロー(T225)を使用し、透明度が高い場所では脱皮シュリンプ(T228)を使用。

消波ブロックの外側をリズィーでゆっくり中層巻きするとすぐにヒット!
1キロ位の魚をキャッチ出来ました。
ハーモニカ食い・・・餌だと思ったようです(笑)
しかしこの1匹で終了、外側は水色が悪く魚は少なかった様子。

その後、穴撃ちへシフト。
プラクティスのため、何キロ?にわたってある消波ブロックを全部流しました。
釣れた条件は、最奥で水色が綺麗+シェード+エビが居る場所。サイズこそ小さいですが、キーパーは複数匹キャッチ、魚が居ることは確認出来ました。

最後に、濁りは強かったのですが横への反応を確認したく、ビーブルを乱杭エリアにてキャスト後、カーブフォール中にブレードバイトが多発・・・バス?のバイトなのか確認したく諦めず続けていると、キーパーをキャッチ、濁りの中でも、水を強く動かすことの出来る、ビーブルだから釣れた魚だと思います。
カラーは濁りの中で効果的な、パーチ(S404)を使用しました。

プラの感触としては、フロッグに反応している魚のコンディションは良いがフッキング率に難あり・・・
その他のパターンでも、リミットは揃えられる可能性はあるが、サイズが小さく、かなり厳しい印象でプラを終了致しました。

【大会当日】
曇りのち晴れ、微風。
スタート後、朝一に入りたいエリアはバッティングで入れず・・・この時点でフロッグはやめました。
理由はプラの時よりも流れが弱く、強い反転流が出来ていなかったからです。

プラでは行かなかった上流部にあるブッシュへ、ハリーシュリンプ3インチのヘビダンですぐに700g位の魚をキャッチ。
水門が開いていない間は、少しでも流れがあった方が良いと思い、流れの当たる側にある乱杭やオダを回りましたが、バイト無し。

これはまずいと、キーパー狙いのテトラパターンに変更。
水位が狙いより高く、尚且つ曇っていたため、ダメかなと思いましたが、開始早々にハリーシュリンプ3インチのフリーリグにヒット・・・27cmのノンキーパー。
その後すぐに、もう一匹キャッチ。更にサイズが下がり25cmと、完全に状況が合っていないと感じましたが、他にパターンも無く過去に釣れたエリアを回り、ゴテゴテな試合運びになってしまい一匹のみで帰着となってしましました。

上位入賞者及び魚を釣ってきた方のお話を聞くと、ほとんどの方が支流での釣果であり、本流の水を嫌って支流に魚が入っていて、水色も良く尚且つ餌が沢山居たそうです。

支流をやらない私には、今回のパターンはとても勉強になりました。
この悔しさをバネに、次戦は頑張りたいと思います。

また、気難しいタイミングを見事攻略し6位に入賞しました、千葉さんのコラムも是非チェックして見てください^-^

次戦は9月29日、利根川ボトムアップチームで頑張って来ますので、応援宜しくお願い致します!!

【使用タックル紹介】

5gヘビダン用(ハリーシュリンプ3インチ)
ロッド:オンリーカスタム67MR(デジーノブランクス)
ライン:フロロ:8lb.
3.5gフリーリグ用(ハリーシュリンプ3インチ)
ロッド:オンリーワンカスタム67MHR(デジーノブランクス)
ライン:フロロ12lb.

リズィー用
ロッド:オンリーワンオリジナル62MLG
ライン:フロロ:10lb.

ビーブル用
ロッド:オンリーワンカスタム66M
ライン:フロロ:13lb.

suzuki 2019.09.24

こんにちは、フィールドレポーターの鈴木 翔です。
8月26日に、自身初めてとなる広島県 三川ダム・八田原ダムへと遠征釣行に行ってきましたので、その釣行の模様をレポートさせて頂きます。

6:30〜16:30までと時間が限られていたため、両ダムともバックウォーターのみに狙いを絞りました。

まずは三川ダムバックウォーターからスタート!
流心にはアユかハスらしき魚が絡んでおり、時々ボイルも発生します。
かと思えば、流れを少し避けた手前の冠水植物からもバスが次々と出てくる(°_°)
初めは、流れを嫌っているのかなと思いましたが、冠水植物の中を観察すると2~3㎝程の小魚が溜まっており、それらを捕食しているバスもいました。

違うタイプの魚が別々のベイトを捕食しているのではなく、同じ魚がポジションによって捕食するベイトを変えているのではないか、といった印象でした。

流心にはビッグベイトやミノー、カバーの中をスモラバ+M.P.Sといったマッチザベイトを意識したアプローチをするも無反応・・・
そこで、流れの中でサスペンドしているバスの1mほど斜め前方にビーブル(タンデムウィロー)をアプローチ。
そのまま軽く流れに乗せながら、カーブスローロールで口元を通過させるとマグネットバイト!

ファーストフィッシュは53㎝!
ビーブルのカラーは、“ スピナベサイトと言えば ”のスモーキンシャッド。

正直、40cm後半クラスかな?と思ってアプローチした魚だっただけに、そのサイズに驚きを隠せませんでした。
後ろから付いてきた魚の中には55cmじゃきかないのも(^^;)

その後も、見えバスに対してビーブルをアプローチしていきますが、流心にいる魚が一瞬反応するだけでバイトまでは至らず…
しかし、この50m程のストレッチの間に45アップが30匹ほど見えており、明らかに魚が溜まっていることが分かったので、タイミングを変えて入ろうと判断。

次に、気になっていた最上流のプールへ。
橋の上から覗くと、逃げていくバスを発見!
水深も浅いため、上の物に対してかなり敏感な様子・・・
そのままその魚を観察していると、流心のボトムにステイ。
そこで、下まで降りて、ギルフラット(issei)のネイルリグ(1.8g)をバスから15mほど上流側にキャスト!
流れに乗せてドリフトさせていき、バスの5mほど前にボトム放置。
先程までのエリアとは違い、こちらの魚はルアーに気付くや否やまっしぐら!
距離が縮まったタイミングで、リーリングジャークを入れると本気喰いしてくれました(^^)

最上流に関しては、見える魚もこのサイズがMAX。
数も少なかったので早々に見切り、先程のエリアにタイミングを変えてエントリー。
たまたま起きたボイルにギルフラットを入れると、50アップがバイトしてきましたが、すっぽ抜け・・・
僅かでも流れがあった方がルアーで騙しやすいな、と実感したところで、次は八田原ダムバックウォーターへ!

雑誌や映像でよく見てた景色です^_^

着いて早々気になったのが流れ。
水位が高いこともあるのか、インレットがある周辺以外は、かなり流れが弱い^^;
1つ1つインレットをチェックしていきましたが、居ても1つのインレットに1、2本。ただ、インレットに差している魚は簡単に反応し、5バイト1バラし(;_;)

30℃超えの真昼間ということで、少なくとも流れはプラスに働いているはず・・・
しかし、インレットには集まっていないということで、次に狙うは、より流れが効いている最上流or沖のチャンネル絡み。地形を把握できていないので、後者は置いておき最上流へ!

最上流に上がるとボトムも丸見えに。
そして流れも効いており、岩の苔を食べるアユが沢山!やはり、バスも集結していました。
が・・・天才バス揃い(*_*)
ここでも、ギルフラットをアプローチしますが、寄っていくどころか、むしろ逃げていくくらい(笑)
どうやらラインを異常に嫌っているようでした。
そこで、いつもはギルフラット(ネイルリグ)をボトムに置いておき、バスが寄ってきたとこでリーリングジャークを入れて食わす使い方から、タダ巻きへとシフト。(ネイルシンカーのウエイトも1.8g→0.9gに)

流れに対してダウンクロスでキャストし、ラインをなるべく水につけないよう竿を立て気味に構え、バスの3メートルほど手前から引き波を立てながら横切らすとチェイス。
そのまま少しずつリーリングスピードを上げると、スイッチが入りバイト!

細身ながら、自己記録更新となる57.5㎝のビッグバスでした(^^)v

同じ使い方で、その後も55㎝クラスを掛けましたが、残念ながらバラし。
(八田原ダムでは、ギルフラットにヘビーロッドを使っていた事が恐らく度重なるミスの原因だと帰りの道中に気付きました。そこにもっと早く気付いていれば、防げていたかもしれないミスだけに反省です…)

この釣りにも反応を示さない、対岸でボイルしているコンディションの良い魚を釣るために選んだのは三川ダムと同様のビーブル!
基本、流心のボトムにステイしており、ボイルする時だけ対岸の浅瀬にベイトを追い込んで捕食している様子・・・
ボイルが起こると本物のベイトフィッシュにしか目がなくなってしまうので、ボトムにステイしているタイミングを狙うべく、今回はブラインドで水中の岩横をカーブスローロールで舐める様に通す使い方を試しました。

広島県遠征を締めくくるに相応しい、グッドコンディションの51㎝!

岩の横を通過させた瞬間に、白く口が開いたのが見えたのでアワセを入れました。なるべく岩の横を、ゆっくり通したかったので、今回もタンデムウィローを使用。
ブラインドといっても、ルアーをバスに近づけていくスピナベサイトと同じ使い方なので、カラーもスモーキンシャッド!

結果、50アップ3本と45㎝クラス1本。広島リザーバーのポテンシャルの高さに驚かされた釣行となりました^_^

ryoya 2019.09.19

皆様こんにちは、フィールドレポーターの山口諒也です。

今回は9/1(日)に開催された、『WJBT主催のオカッパリ大会』の最終戦に参加してきましたので、その時の模様をお伝えしたいと思います(^^)

この大会の特徴は、年間のレギュラー戦三回の内一回でも3位までのお立ち台に立つことが出来れば、『WJBTショアマスターズクラシック2019』の参加権利を得られることです。

クラシック戦は各試合の上位3名が集まり、合計9人の選手でその年一番強い人が誰なのかを決めるという、とても熱い内容となっております(^^)

詳細はこちらからご覧ください↓
http://westemjapan.com/event_regulation/shore_regu

第1戦、第2戦を落としてしまっている僕は後が無く、今回の最終戦は外すことが出来ない試合でした。

プラクティスをするのには短時間ですが、3日間入れました。
大雨の影響で、大会エリアである遠賀川本流はどこも強い流れが発生・・・

特に今年のバスは、強過ぎる流れを嫌っていると感じていたので、流れを防ぐことが出来るエリアを足早に回りました。

目を付けていたのは、

・奥行きのあるしっかりとしたカバー
・消波ブロックの穴撃ち
・ゴロタを積んで出来た岬の下流側

流れも避けることが出来るため、バスにとって居心地が良いかなと予想しました。
思い当たるポイントを回ってみると、ベイトフィッシュは多く確認出来たのですが、バスからの反応は無く、ギルバイトのみでした。

ビーブル3/8oz.(ホワイトチャート)にバイトしてきたハス君です(^^)

結果、3日間反応は無かったのですが、目を付けていたポイントの岬では他より多くのベイトフィッシュが見ることができました。
大会当日はこのポイントで「避難している」、又は「避難してくる」バスを狙って帰着時間ギリギリまで粘る作戦でいこうと決めました。

そして、大会当日。
前日の夜から降り続く雨の影響もあり、濁りと流れの速さがプラクティス時より更に増していました。

ルール説明後、大会開始!
ダッシュで狙っていたポイントへ!

一番乗りで着いたのは良かったものの、雨の影響で更に強くなった流れが岬の裏側まで当たってしまっていました。
しかし、時折水面を跳ねるベイトフィッシュが見えたので、ポイントは変えずに釣りを続行。

今回持ち込んだ2タックルは、12lb.ラインを巻いたMパワーのベイトタックルと4lb.ラインを巻いたLパワーのスピニングタックル。

まず、ベイトタックルのブレーバー5.7インチ(グリーンパンプキンペッパー)のスナッグレスネコリグ(1.8g)で、丁寧に岬からこぼれた岩を狙ってみるもノーバイト(p_-)
更にスピニングタックルで、ベビーシャッド(ラッキークラフト)、STEEZシャッドSP MR-S(ダイワ)で探るもノーバイト…

一時間程釣りをして、もしかすると完全に流れの当たらない場所の方が良いのでは?と考え直し、ダッシュで流れを避けることができるカバーがあるポイントへ向かいました。

藪を掻き分けて水面を覗くと、思った通り流れは当たっておらず、しかも目の前にナイスバスを発見!
ブレーバーをキャストしチョウチンで誘うも、沖へ逃げてしまいました。。。

バスの目線より上で誘うのにチョウチン状態でも水平姿勢を保つので適していると思い、ハリーシュリンプ3インチ(脱皮シュリンプ)のリーダーレスダウンショット(3.5g)に変更しました。

サスペンドしていた魚をヒントに、ラインを持った状態でカバーにルアーを引っ掛け、シェイクしながらラインを少しずつ送って、表層から底まで落としていくと。

さっきのバスとは違いましたが、ナイスバスをキャッチ!
魚をバッカンに入れ、周りを同じ様に細かくアプローチするとバイトラッシュ!
ノンキーパーながらも魚からの答えが返ってきたことに自信を持ち、バスを飽きさせないようにするためにカラーをレッドクローへ変更して直ぐに、グッ!と押さえられるバイト。

フッキングと同時にバスが水面へと上がって姿が見え、確実にキッカーフィッシュとなる太いデカバスを目の前に焦ってしまい、強引に手元に寄せたため、フックオフしてしまいました(u_u)

気を取り直して辺りを探ると、またもバイト!
上がって来たのはギリギリキーパーサイズか?と言ったところ。
一応バッカンに入れ周りを見渡すと、どうやら大会が中止になったようで、選手の皆さんが本部へ帰っていくのが確認出来たので、僕も帰着となりました。

魚を釣って来ていたのは31人中6名のみ。
僕のウエイトは、最後に釣れた魚が残念ながらノンキーパーだったので、1本770gでした。

結果は

3位入賞!

無事、クラシック戦の参加資格を獲得できました(^^)

まだまだ未熟者ですが。
昨年より釣りの上達を感じた次第です^ ^
クラシック戦は一番上を目指し、レポートで良い報告ができるよう頑張りたいと思います(^^)

kawamura 2019.09.13

こんにちは、川村です。

台風15号、久しぶりに怖さを感じる暴風でした。
被害を受けている地域の一刻も早い復旧を願うとともに、いつ身の回りに起きてもおかしくはない事例ですから、備えの大切さを知った次第です。

フィールドにおきましても、レンタルボート店への被害、そして霞水系では大量の魚が死んでしまったエリアがあることが報じられました。
各レンタルボート店の現状を確認しつつ、復旧のタイミングにてボートを利用することが活気に繋がるかと思います。

 
さて、9/1(日)は新利根川・松屋ボートにて、キャスティング岩槻インター店主催『JIG-1バストーナメント』が開催され、ゲスト参加してきました。
参戦者は76名、ラバージグ縛りにて3本のウエイトで競われます。

前日プラクティスに入る予定でいましたが、体調がよろしくなく回復に努め、ぶっつけ本番となりました。
しかし、トップウエイトを狙うのであれば本湖に分があるはずだと、新利根を出て本湖のワンドにあたる洲の野原で勝負すると決めていました。

ラバージグは、プロトのコンパクトカバージグ7gに、トレーラーはプロトのホッグワーム。
2個しか手持ちのないプロトジグは、桟橋での準備中に水中へ落としてしまい、残り1個に”(-“”-)”

スタートし、一路真珠棚へ。
他にも3~4艇ほどが真珠棚へ入り、距離感を保ちつつ回っていく展開となりました。

実はこの真珠棚で釣った経験のないボク・・・
魚探はセットしていませんでしたが、水深は深いところで3m、浅いところで1mほどか。

ボートポジションを杭列にタイトにつけ、平行にピッチング。
着水点からカーブフォールさせながらチョンチョンと誘い、タテ方向とヨコ方向を同時に探りました。

しばらく流し、杭列から少し離れたところにポツンと生えた錆びた鉄杭。
泳がせてきたジグが鉄杭にコンタクトしたところで、押さえこむようなバイト!
フッキングを入れると、重々しい生命感が伝わった直後にラインブレイク・・・
錆びた鉄杭の向こう側で食っていることは手応えで分かっていましたから、ボートを進めて反対方向に合わせなければならないところ、
冷静に対処できないところが未熟です・・・

プロトのジグが無くなってしまったので、カバージグSS(6g)へ。
そこから真珠棚を一周まわった時点で4本キャッチ!
さらにアシ撃ちでも1本追加し、3本のウエイトは3キロを超えました。
でも、トップウエイトには1本1,500クラスを入れないと届かないだろうな~、と。
しかしそれは叶わず、3,150gで参考記録ながら2位相当でした。

【カバージグ6&7gタックル】
ロッド:スティーズフランカー(7フィートMH)
リール:スティーズSV TW7.1L
ライン:スティーズフロロタイプモンスター14ポンド

 
優勝は3,310gを持ち込んだ松村寛プロで、
洲の野原の消波ブロックにて、ベイトフィネススイムジグ(4.5g)で1本。
杭と真珠棚にて、モーション(3/8オンス)を鋭く跳ねさせて1本ずつ。
トレーラーはドライブビーバーとのことでした。

さて、ボトムアップで開発を進めているホッグワームについて少し触れさせてもらいますと、フォール中やただ巻きではパドル部を左右に波打たせるニューアクションを発し、ロッドワークで誘うと、厚めのパドルで力強く水を掻き動かします。

まだ本数が少ないので大事な釣行でしか使えませんが、JIG-1以前にも、ルアーマガジン休日ロケや、Basserオカッパリオールスターでも反応の違いを感じさせる釣れっぷり!
それでも、現時点での点数をつけるなら70点といったところか・・・
改善点を反映させた次のサンプルでは、グッと完成度が高まっているはずです。

 
そして9/8(日)はH-1グランプリ津久井湖!

津久井湖で釣りをするのは2回目で、大学時代にHMKLの店員さんに連れて行ってもらって以来だから20年近く前か・・・
プラクティスには前々日の夕方2時間と、前日に入りました。

初日は津久井観光さんより出船し、津久井湖の雰囲気を知れればな、と。
切り立った岩盤に囲まれ、ブッシュなどのカバーはほぼない、繋がる相模湖とはけっこう異なるシチュエーション。

カバーが無さ過ぎてやたら目立つ、チョンマゲのように水面に垂れ下がった木。
水面に没した枝葉のキワに、ビーブルDW(ワカサギ)を通すとガツン!とひったくられ、強烈に引いたのは45㎝ほどのグッドサイズ!

実は出船時に松本幸雄君に会い、「今回は魚探つけたほうがいいですよ」と。
バスがワカサギについているので、深いと教えてくれました。
しかし、1日ちょいでディープまでをチェックするにはムリがあるうえ、得意でないので気も向かない(^-^;
このクオリティの高いバスが、浅いレンジで釣れたことに励まされたのでした(^^)

プラクティス2日目は、下流に位置する矢口ボートさんより出船。
桟橋横にある水量の多いインレット周りには、表層に大量のワカサギ!
1時間ほど釣りをして釣れなくも、ボイルもあり、バスは確実にいるので粘るならここか!?

本湖の全域を見てまわりつつ、上流方面へ。
バックウォ―ターは最上流に少ないながらも見えバスがいるも、あまりに賢い(*_*;
プラクティスを終えての感触は、チャンスは2回あれば御の字かな~

向かえた本戦、参戦者は111名。
フライトは1番だったため下流のインレットもよぎりましたが、狭いスポットゆえ入れるか微妙と判断し、上流へ。

前々日にバスを手にしたチョンマゲブッシュから釣りをスタートしました。
このブッシュ、実は枝葉の中に杭が生えており、前々日はその横で食ってきたのです。

距離をとって、アベンタクローラーRS、ビーブルと通してバイトはないも、近づいて、その杭にメタルワサビー(8g)を落としてシャクるとバイト!
軽い引きでしたが、巻き上げる途中でいなくなりました”(-“”-)”

その後は上流に突っ込むも、見えバスはビーブルを3度追ったバスがいただけ。
ブッシュの中に、(伊藤)タクミが送ってくれたハード虫(ピューバ改)をチョウチンすると水面を割るも、空振り(ToT)/~~~
H-1初のノーフィッシュで終えてしまいました。

優勝は、唯一のリミットメイクで3キロ超えを果たした松本幸雄君!
下流のインレット前、水深6~8mのブレイクの沿いに、ステルスペッパーナチュラル55S・カム―ブレードチューン・プロップキングS50のキャロライナリグを泳がせ、ワカサギが壁に追い込まれる演出で食わせたそうです。
また、シンカーウエイトを3タイプ用意し、スピードを調整するところまで釣法を追い込んでの圧勝でした。
詳しくは、9月末売り号のBasserにて紹介されると思います。

津久井湖に沢山いた初見の毛虫・・・アグレッシブに動きます。
帰りの車内にいてテンパりました(>_<)

これにて、陸王→オカッパリオールスター→JIG-1→H-1と、4週続いた勝負フィッシングもひと段落。
久しぶりのプライベートフィッシング、行きたいところが多くて悩みます・・・

chiba 2019.09.12

皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回のコラムは、9/1に開催された『TBC第4戦 ジャッカルカップ』について書きたいと思います。

水質悪化が目立つ利根川。
連日の雨の影響を受け、水温だけを見れば「秋」。
30℃近い水温が続く日々から一転、25℃前後まで下がる状況になっていました。
釣り人にとっても暑さが和らぎ釣りがしやすい環境でしたが、バスにとっては・・・
そんな事を考えながら、プラクティスに臨んでいました。

今回プラクティスで見出した釣りは、ハリーシュリンプ3インチのダウンショットリグ(5g)
尻尾をカットしたものと、しないもの、さらにそれぞれリーダーの長さも変えました。
・タイプA :リーダー約15センチ(ハリーシュリンプ3インチ)
・タイプB :リーダー約5センチ(ハリーシュリンプ3インチ、尻尾カット)

【ダウンショットリグ タイプA】
着底後のノーシンカー状態をより長く演出するために、リーダーを長めの約15センチに設定。
尻尾を切らない理由は、尻尾が水を受けてゆっくりフォールすることで、
より自然に水中を漂うエビをイミテートするためです。

【ダウンショットリグ タイプB】
バスの鼻先にストンと落とし、リアクションで口を使わせるために、リーダーを短めの5センチに設定。
早い動きでバスにアプローチして、強制的に口を使わせるセッティングです。
テールをカットする理由は、抵抗を減らすことでよりフォールスピードを速くするためです。

上記2種類のダウンショットリグを準備して、大会に臨みました。
また、ワームは明らかにハリーシュリンプへの反応が良く、コンフィデンスを感じていました。

【タックル】
Rod:STEEZ 661MFB-SV ウェアウルフ(DAIWA)
Reel:SSエアー8.1(DAIWA)
Line:ADDICT FLUORO 12lb.(山豊テグス)
Fook:ダブルエッジ1/0 (RYUGI)

ラインは、本来ならアクションを重視するために10lb.を使用したかったのですが、ラインブレイクを考慮してギリギリだと思う12lb.を使用しました。
ラインの太さで迷ったら、太いラインを選ぶ事を強くお勧めします。
試合中のラインブレイクもそうですが、1番はバスの口に針を残してしまう事が良くないと思いますので。
限りある資源、貴重なバスを大切にする気持ちが必要だと思います。

アクションのキモとしては、“着底後、すぐにラインテンションを抜く”
プラクティスでは、このラインテンションを抜いているときにバイトが多発しました。
アングラーとしては、ついロッド操作をしたくなるところですが・・・
フォール中、ハリーシュリンプ特有の自発的ピリピリアクションで誘ってくれます。
基本的にはこの動作を3回ぐらい繰り返し、回収するイメージです。
早い動きと遅い動きを繰り返す、この動きのメリハリが、バスにスイッチを入れる要素だったと思います。

今回の大会では、尻尾を切った【タイプB】を多用しました。
理由としては、ファーストフォール直後にバイトが多発したためです。(プラクティスでは、着底後の放置でバイトが多発していました。)
やはり利根川は、その日その日でアジャストさせる必要があるフィールドだと再認識しました。

結果は、4本キャッチの3.228gで6位でした。
残り2戦、皆様に良い報告ができればと思います。

最後に紹介したいのが、もうすぐ発売予定のシャッドクランク、「リズィー」です。
使い方は、投げて巻くだけです。
ヌメヌメとした艶めかしいアクションがたまりません!!
今回は表層付近をゆっくり巻くのと、高速巻きによるリアクション狙いで使用しました。
早く巻いてもOK!遅く巻いてもOK!・・・色々な引出しが秘められてそうです。
まだまだ個人的にも使い込んでみたいルアーです。
発売をお楽しみに!!

kusabuka 2019.09.06

草深です。
大変長らくお待たせしました。ボトムアップ初のプラグ「リズィー」が完成しました。

このルアーを開発スタートしたのは今から約3年前。
今のフィールド状況を予想できていた訳ではないですが、ここ最近はどこのフィールドもハイプレッシャー化が進み、強いアクションのクランクベイトがハマるフィールド状況が減っています。
その状況下でも、横の動きでスピーディに探り、喰わすことが出来るルアーがこのリズィーです。

まずはシェイプ。
ルアー形状を決める際は、いろいろ試行錯誤しながら煮詰めていくのですが、最後は本物のベイトのシェイプを意識することが多いです。
ワームも一緒で、よく川村は魚図鑑で魚やエビの写真とデータを比べて微調整をしていることが多いです。

リズィーはどのアングルから見ても、ボディ側面が見え隠れするエッジの効いたタテ扁平シェイプが、形状と色調の視覚的な変化をもたらせます。

アクションはシャッドよりもアピール力が強く、それでいて一般的なクランクベイトのようにブリブリ泳ぐのではなく、目まぐるしいロールと適度な横への動きであるウォブルがミックスされたものを求めました。

ある程度形状が決まっている上でのアクションの煮詰めだったので、案外スムーズに開発が進むのかと思いきや、完全に迷走状態に突中してしまい・・・

一時は完成まで漕ぎつけるのかと不安になる時もありましたが、沢山のサンプルの中からアクションのメカニズムを見つけて、最終的には頭部に入れたヘッドウエイトとサーキットボードリップを外付けと言う、今までに無かった機構を取り入れてゴールにたどり着くことが出来ました。

頭の上に設けられた0.5gのウエイトはヘッドロールを強く発生させて、ボディ全体の柔らかな動きを出します。

サーキットボードリップは、一般的には薄くて強度があることで一体型のABSよりも薄いリップにすることができ、水切りが良くなり、キレの良いアクションを生み出すことができます。
しかも、外部接着にすることで内部構造を支える肉が不要になり、ボディ内の体積を確保することに成功しました。
もうひとつはリップ部分の重さ。通常のABS樹脂よりも、同じ大きさだと約1.7倍の重さがあるリップの重心をボディ外側に集中させて振ることで、我々が求める目まぐるしい複雑なアクションを出すのにも実は重要な役割を担っています。

リップはアクションを優先した接着固定方法のため、物に強くぶつけたり、水面に叩きつけたりすると破損する恐れがあります。
また、真っすぐ泳がせるために、トゥルーチューンが必要な場合があります。プライヤーやアイチューナーを使って、曲がる軌道と反対側に少しずつラインアイを傾けて調整してください。

早速フィールドレポーターへサンプルを渡したところ、皆から釣果写真が届きました。
狙ったアクションは間違っていなかったと嬉しい反応でした。

まだリズィーについて語り足りない部分もありますので、カラーリングとあわせて書こうと思います。
10月発売を目指して鋭意制作中です。もうしばらく発売までお待ちください。

kawamura 2019.09.04

こんにちは、川村です。

2週連続で、対戦釣行に挑んでまいりました。
ルアーマガジン“陸王”の予選と、バサー“オカッパリオールスター”です。

陸王のフィールドは、大分県日指ダム。
遊歩道に囲まれ、トイレや食事処もあり、アベレージサイズも良しと、恵まれたフィールド環境にあります。
ただし、開園時間(季節により異なります)や立ち入り禁止エリアもあるので、それらのルールを守ることが、今後もバスフィッシングを楽しませてもらううえで必須となるフィールドです。

対戦相手は昨年のJBトップ50年間一位、早野剛史プロ!

プラクティスを許されるのは直前の2日間。
コンパクトなフィールドゆえ1日で全域のチェックを終えるも、釣れない・・・

まだ緑色の雑草が水中にあることから増水して間もないことは察しましたが、シャローにはバスの気配がなく、沖を攻略しなければならないことは一目瞭然でした。

オープンエリアの沖を釣るのであればキャロライナリグが最適です。
実際にリグっている人も多いことから定番化していることは間違いないのですが、馬の背状の張り出しやシャローフラットのエッジ周りといった有望な地形は限られることから、他人と同じ立ち位置で同じリグを放っても差別化するのは難しいとも感じました。
キャロ以外では、フリーリグも人気かな?

なんにせよ、勝つためには釣り方で差をつける必要があるフィールドだと感じたのです。

プラクティス初日にキャッチしたバス。ヒットルアーは、ベイトフィネスジグ7g(ティムコ)※フックをT.N.Sオフセット1/0(ハヤブサ)に交換+プロトホッグワームにて。

日指ダムは景色こそ野池チックですが沖の水深は深く、プラクティス初日に食ってきた2匹はフォール中に食ってきました。
オープンウォ―ターでのフォール中に食ってくるという稀なことが2度起きて、それ以外ではノーバイトとなると・・・
バスは沖の中層をクルーズしていて、ボトムを引きずってくる釣り方では反応を得られないのでは!?

そこでプラクティス2日目は、沖の中層を誘うのに特化した釣り方を試してみることに。
すると、とたんに釣れる!!

例えば、T.D.ハイパークランクTi(ダイワ)をフルキャストしての、中層デッドスローリトリーブ。
房総のリザーバーでは他を圧倒する威力が知られるメソッドですが、オカッパリでハマったことはありませんでした。
しかし、沖の中層をこれほどデッドスローに探れるルアーは他になく、チタンリップならではの鈍いフラッシングと超ワイドなウォブリングによる刺激を知らないバスにドハマリするかも?と。

すると、まわった3か所それぞれですぐにヒット!
スレないよう1匹釣る度に封印しましたが・・・明らかにルアーパワーで釣れている!
ディープの中層を探る釣りに特化していることと、すでに廃盤となっているこのルアーを使っている人がいないことでのスレていなさを感じたのです。

実はコレ、ひとまわりリップが小さいモデルで、潜行深度が浅くオカッパリでも使いやすい!
イベントでいただいたモノで1つしか持っておらず、間違ってもなくせない貴重品なのです。

そしてもう一つ、ヴァラップスイマー3.3インチの、普段はやらないがここではハマる使い方も見つけることができ、本番へ!

しかし、プラクティスデーが2日間とも曇天雨天だったのに対し、本番はスカッと晴天に。
オープンウォ―ターかつ水色もクリア気味なフィールドゆえ、状況は難しくなる方へと傾きました。

結果はルアマガ9月末売り号にて掲載となりますm(__)m

・T.D.ハイパークランクTi(ダイワ)
手前のリップが短いモデルがストロングでした。

・カールロッドホルダー
1000キロ超えの日指ダムまではさすがに飛行機で・・・
レンタカーにもカールロッドホルダーは即座にセットできるのは便利でした(^^)

 
一旦帰京し、すぐにBasserオカッパリオールスターへ!
こちらは“キャノンボール方式”と銘打っての、複数のフィールドを跨いで競われます。
第11回をむかえる今回は、ここ4回の勝者が集ってのスペシャル版!

僕は第7回(茨城県・千葉県)の勝者。
第8回(芦ノ湖・西湖・河口湖・山中湖) 山木一人プロ
第9回(大江川・五三川・長良川)松下雅幸プロ
第10回(四国四県) 早野剛史プロ

そして今回は12フィールドからの選択となり、霞ケ浦、北浦、利根川、牛久沼、印旛沼、手賀沼、津久井湖、相模湖、芦ノ湖、西湖、河口湖、山中湖、もうエラいことです(^-^;

2日間で5本の重量で競い、1フィールドでカウントできるのは4本まで。
よって、5本のリミットメイクには2フィールドから釣ることが条件となるルール。
どのフィールドを選ぶのか?ウイニングウエイトの読みにもよりますし、他フィールドとの移動も考慮しなければなりません。

対戦を終えての座談会では、それぞれの考えや当日の展開が聞けて面白かったり、タメになったり、悔しかったり・・・
こちらも必見にて、掲載は9月末売り号となります。

そしてこの後も、キャスティング岩槻インター店主催、新利根川松屋ボートでの「JIG-1バストーナメント」や、津久井湖での「H-1グランプリ」と、勝負事が続いております。
こちらの展開はまた後日・・・

最後に開発についても少し・・・
仮金型によるファーストプロトがあがっているホッグワーム、これまでにないアクションが出ています。
バスからの反応もすこぶる良いのですが、まだ理想とする動きには達しておらず、修正箇所を洗い出しているところです。
とりあえず、手を加えたものは狙いの動きになりましたので、次のサンプルはグッと完成度が高まるはず!

9月に入りましたし、久しぶりに小貝川にも行きたいな・・・
ハイシーズン後半、皆さまも思いっきり満喫してください!\(^o^)/

suzuki 2019.09.03

こんにちは、フィールドレポーターの鈴木 翔です。

夏休みと言うこともあり、短時間釣行がメインながら、ほぼ毎日釣りに行くことができてます。
今回は、ここ最近の釣りでよく釣れているルアーを2つピックアップし、紹介させていただきますm(_ _)m

1つ目はハリーシュリンプ3.0インチ。
個人的にお気に入りのリグはノーシンカーワッキーリグとヘビーキャロライナリグ。

まずはノーシンカーワッキーリグについてですが、近距離でのサイトフィッシングにて多用しています^ ^
腕を開閉しながら脚をピリピリさせ、スローに水平フォールするのが、夏バテ気味な魚に効果絶大!
また、トゥイッチを入れた際に、ワッキーセッティングだとボディがくの字になり、見た目からは想像できない強い水押しを発生させます。
バイトに持ち込む為のトゥイッチではなく、バスにルアーの存在を気付いてもらう為にトゥイッチを入れる事が多いです。

このリグにおいて、唯一の欠点が針持ちでした。
そこは、ワッキーストッパー(バスマーク)を使うことで解決!(ハリーシュリンプ3インチにはM7サイズを使用しています。)
ボディが偏平で横幅があるので、フックはマス針の中でもワイドゲイプなフィネスワッキー(ハヤブサ)の4番を使ってます。

続いて、ヘビーキャロライナリグについてです。
こちらは夏〜秋にかけて増える減水野池で、沖を回遊する魚を狙う際に活躍!
減水野池⁼バイブレーションプラグといった印象を持つ方も多いですが、特にまだ水温の高いこの時期は、早い動きに反応しないこともしばしば・・・そういった状況で、スローにも誘え、吸い込みも良いヘビキャロの出番です(^^)

フックは遠方で掛けてもしっかり刺さるダブルエッジ1/0(リューギ)。
リーダーはフロロカーボンライン8lb.を70㎝前後。シンカーはTGシンカー18キャロライナ(バレーヒル)の10g,14gをメインに使用しています。
府中湖などのリザーバーでは21gまでウェイトを上げることがありますが、泥底が多い野池ではボトムに突っ込みすぎてしまい泥を派手に巻き上げてしまいます^^;

基本的な使い方としてはズル引き。何か引っかかりを感じるような所があれば、2回ほど竿を縦に強くあおり、5秒ほどポーズを入れます。
沖にゴロタ石などのハードボトムがあると尚良し!
小バスも良く釣れるので、ハリーシュリンプの腕が千切れるのですが、そんな時は
フィールドレポーター山口将司さん発案の虫チューンで再利用です^_^

(ハリーシュリンプ 3.0インチ虫チューン。フックはDASオフセット#1(ハヤブサ)を使用。)

そして、2つ目はアベンタクローラーRS(イマカツ)。
府中湖のバックウォーターでは、反転流や流れが当たらない所。本湖では前回のコラムで紹介したサカマタシャッドを使っていたエリアと同じようなボディウォーター絡みのシャローフラットで使用しました。

使い方は、カチャカチャカチャ・・・という良い音が出るスピードで巻くだけ!すると、黒い影が近づいてきてためらいもなくバイトします(^^)/

府中湖本湖では、同スポットから2投連続ヒット!
アピールの強いルアーではないので、水面の穏やかな無風時での使用がオススメです。サイトで使うと体感できますが、明らかに他のハネモノルアーとの違いがありますよ!

最後に、府中湖では、お盆明けから水温も下がり、横の動きへの反応が良くなっています。

ヴァラップスイマー4.2インチのただ巻きにて!
ワンド奥のインレット絡みで、エリア的には夏場所でありますが、高比重ワームのフォールには反応しなかった魚にヴァラップスイマーを水面直下で引いてくると勢いよくバイトしてきました。フックはT.N.Sオフセット5/0(ハヤブサ)を使用。
今回紹介させていただいたルアーをはじめ、色んなルアーで楽しめる季節なので、様々な釣り方にチャレンジしてみてはいかがでしょうか^_^


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