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ishii 2019.10.23

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
台風19号にて被災されました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

TBC第5戦&延期になった第3戦をレポートしたいと思います。
今回は他方面の大会が重なり、利根川でのプラクティスは前日のみ。

朝晩は涼しく水温も20℃代前半まで下がり、すっかり秋の気配を感じてきました。
前日プラクティスは12:00までと制限があるため、横の反応に重点をおき、エリアを確認しました。
考えたタックルは、

①ビーブル(S407 ワカサギ TW:タンデムウィロー)
オダやブレイクの上をゆっくり巻きで使用。

②ヴァラップスイマー3.3インチ or 4.2インチ(T217 ゴーストチャートバック)(T214 アユ) ノーシンカーリグ
オーバーハングに使用。

③ハリーシュリンプ3インチ(M010 モエビ) ヘビーダウンショットリグ(5g)
オダや杭で使用。

④エスケープチビツイン(ノリーズ) リーダーレスダウンショットリグ or フリーリグ(5g) 
消波ブロックの穴撃ちに使用。

【オダブレイクパターン】
ビーブルは、水深1.5mオダトップが60センチ位を、ゆっくりトレースしてあげるとバスが食い上げてきました。
先にワームを投げても食わなかったので、リアクション効果があったと思います。
ビーブルには、他のスピナーベイトとは明らかに違うルアーパワーを感じます!!

【ブッシュパターン】
ブレイクの直下にあるブッシュへ、ヴァラップスイマー4.2インチをキャストするも反応無し。
水色がクリアだったため、ワームのボリュームを下げ、ヴァラップスイマー3.3インチへ変更すると直ぐにキャッチ。
ベイトフィッシュとのサイズ感がマッチしたと思いました。
使い方は、見えるか見えないか位の水深をゆっくり巻くだけで釣れますよ^-^

【消波ブロックパターン】
ロータイド(干潮)だったため、水深のある消波ブロック帯の穴のみに狙いを定めました。
ピックアップバイトが多発していたので、横の動きに反応が強いと思い、距離は短いですがカーブフォールを意識してルアーを入れました。
また、バスの吸い込みが弱いのかミスバイトが多数あるため、リーダーレスダウンショットリグ(5g)から、ワームがノーシンカー状態を少しでも演出できるフリーリグ(5g)へ変更したところ、キャッチ率が上がりました。

 
9月29日第5戦大会当日。

朝一はフィーディングエリアになるであろうブッシュへ向かうと、バスのスクールを発見。
ヴァラップスイマー3.3インチのノーシンカーリグをバスの進行方向へキャストして、ゆっくり巻くと直ぐに700gとキッカーになった1,400gをキャッチ。リミットメイクを優先すべく消波ブロックエリアへ移動すると、こちらも予想通り魚がいて、フリーリグ(5g)にて700g・500g・400gと連続で魚をキャッチ出来ました。

ですが、サイズが想定よりも小さく入れ替えをしたいのと、ロータイド(干潮)だったこともあり、沖の沈みものパターンへ移行。ハリーシュリンプ3インチのヘビーダウンショットリグ(5g)にて、オダを舐めるように誘い、直ぐに500gをキャッチして入替え出来ました。

更に他の沈みものへ移動し、700gをキャッチして入替え。
その後2本キャッチしましたが、入れ替えならず、帰着となりました。

結果は、4,090gで5位入賞となりました。

 
 
そして翌週10月6日は延期となった第3戦。
先週よりタイド(潮の干満)が少し低くかったのですが、同じパターンを試すことに・・・ただし北東の風が強い。

朝一は風上にあるフィーディングエリアへ。
直ぐにフリーリグにバイトはあるが、バラシ・・・消波ブロックエリアへ移動、こちらでも1本掛けるが、バラシ・・・。

風裏にあるブッシュエリアへ移動、ブッシュ先端にハリーシュリンプ3インチのヘビーダウンショットリグ(5g)を枝に絡めながらアプローチすると、500gをキャッチ。
杭にオダが絡むエリアへ移動、先ほどと同じくハリーシュリンプ3インチのヘビーダウンショットリグ(5g)で、杭に絡めながらアプローチするとまたも500gをキャッチ。

水位が上昇してきたため、シャロ-に差してくるバス狙いに変更。
ロータイド(干潮)時は水が無い消波ブロックの穴に、フリーリグ(5g)で900gをキャッチ。
その後はキャッチ出来ず、帰着となってしまいました。
結果は、1,900gで18位でした。

年間順位は9位にて本年度のシリーズ戦は、終了致しました。

本年度よりTBC class1に初挑戦し、難しいながらも、目標にしていた1回お立ち台は達成出来ましたが、シーズン結果からすると安定感がありませんでした。また、自分の得意・不得意な状況がはっきり見えた1年でした。

応援して下さいました皆様、この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。
来年度は更に上を目指せるように、頑張っていきます!!

【使用タックル】

・ビーブル用
ロッド:オンリーワンカスタム66M
ライン:フロロ13lb.

・ヴァラップスイマー3.3インチ ノーシンカーリグ用
ロッド:オンリーワンオリジナル 66MST
ライン:PE1号 リーダー2.5号

・ハリーシュリンプ3インチ ヘビーダウンショット用
ロッド:オンリーワンカスタム 67MR (デジーノブランクス)
ライン:フロロ10lb.

・エスケープチビツイン フリーリグ用
ロッド:オンリーワンカスタム 67MHR (デジーノブランクス)
ライン:フロロ12lb.

ryoya 2019.10.18

皆様こんにちは、フィールドレポーターの山口諒也です。
今回のコラムは、9月28、29日に開催されたルアーマガジンさん主催の企画、「陸王オープン」に参戦した模様をお伝えしようと思います。

全国のメジャーフィールドがA〜Dの4つのブロックに分けられており、2日間で釣ったバス3本の合計長寸で競います。
各ブロックの勝者一名が岐阜県大江川で競われる決勝戦へと進むことができ、翌年開催される陸王モバイルへの参加権を賭けて勝負するという、凄く夢のある企画なのです!

詳しいルールなどは、こちらから確認できます↓
https://prime.luremaga.jp/pub/open

僕はDブロックを選びました。
フィールドは

・旧吉野川
・波介川
・府中湖
・遠賀川
・日指ダム

よって、もちろん一番通っている遠賀川で勝負することにしました。

プラクティスには、2週間程入り、

・魚のポジション確認。
・どのアプローチやルアーに反応するのか。
・そのエリアのMAXサイズ。

を重点的に見て回りました。

雨の影響により水温は25℃前後で落ち着き、秋っぽくなってきた遠賀川。
バスが広範囲に散ってしまうのかと思われましたが、支流である彦山川の上流域に多くのバスが溜まっておりました。

水色も綺麗で、バスが丸見えの状態。

40cmを超えるバスのスクールを見ない日はなく、50cm超えのスクールに遭遇する日もあるほど、彦山川のポテンシャルの高さを確認していました。

しかし、サイトフィッシングが得意ではない僕は見えている魚に口を使わせることができず、バスの着き場を覚え、ブラインドでアプローチをしてみました。

着き場が、反転流や水深の切り変わりなどの変化のあるポイントだったため、対岸からビーブル3/8oz.をピンポイントでキャストし、カーブフォールさせながら底に落とし込む釣り方で、口を使わせられることを見つけました(^^)

(ビーブル3/8oz.での魚)

また、ポッパーも朝イチの光量変化がある時のみ、効果があるのを見つけていました。しかし、太陽が顔を出してからは、魚が沈む、または消波ブロックの中やカバーに隠れてしまうため、機能しませんでした。

(STEEZポッパー70F(ダイワ)でキャッチした。Goodフィッシュ!)

この釣りを数日続けて、出たMAXサイズは46cm(p_-)
40cm以下は出なかったのですが、やはり50cmが欲しい!
最低でも、3本で140cmは釣らないと、府中湖や旧吉野川のフィールドポテンシャルに勝てないなと思っていましたので。

遠賀川本流も一応チェックしたもののそれほど釣れず、サイズもイマイチでした。

プラクティスの手応えから、当日はサイトフィッシングを織り交ぜながら、彦山川で勝負をするしかないと決めました。

 
そして、陸王オープン当日!
大会開始は5時からで、彦山川へ到着したのは4時30分ごろ。

ライトをつけた車がパッと見4台(p_-)
プラクティス中はほぼ人とバッティングしなかったのですが、このエリアのポテンシャルに気づいた人は結構いたようです。

急いで準備を終え、明るくなる5時30分ごろから釣りを開始!
まずはSTEEZポッパー70Fで探るもノーバイト。
前日の夜に大雨が降ったので、その影響で水温が下がり、水面での反応が悪くなったのかな?と思いました。

早々にポッパーをやめて、人を避けるため少しエリアを下りました。

対側の岸に冠水カバーがあり、川底には消波ブロックが沈んいるエリアへ。
そこに、ヴァラップスイマー3.3インチの1.3gネイルリグをスピニングタックルで遠投!

(ネイルシンカーはヘッド側へ向かって刺し込んでいます。フックはハイパートルネード2/0(ハヤブサ)です。)

カーブフォール気味に誘うため、着水と同時にロッドを下げ、ゆっくり巻きながら底に落としていきます。
すると、反応は早くも帰ってきました(^^)

1本目をキャッチし、この釣りを更に続けると・・・

2本目をキャッチ(^^)

それから30分程続けるも反応は無く、サイトフィッシングをしに移動するも上手い友人達が既に狙っていたポイントに入っていました。
反対岸に入らせてもらい、一時間程試すもノーバイト(p_-)

このエリアでこの釣りをしていたら負けてしまうと思い、移動。
彦山川上流域から下って、中流域のカバーのあるポイントに入りました。

杭の絡むブッシュに、ブルスホッグ(プロト)のリーダーレスダウンショット3.5gを入れると、凄い勢いで引ったくって行きました(^^)

サイズはイマイチですが、釣り開始から4時間ほどでリミットの3本をキャッチする事ができ、一安心。

カバーでの反応が良さそうなので、プラクティスの感触ではイマイチでしたが、思い当たる良いカバーをいくつかやってみようと、本流域へ移動してみることに。

すると、前日降った雨の影響か、本流域は流れも速くどちゃ濁り状態!
これは、岸際のカバーが熱くなると思い、藪を漕いで目的のスポットへ!

先ほどと同じく、ブルスホッグのリーダーレスダウンショット3.5gで丁寧にカバーを撃つと・・・

47.5cmのナイスフィッシュをキャッチ!

さらに藪を漕いでいくと、足元の冠水カバーに見えバスを発見!
リグっておいたハリーシュリンプ4インチ(ブラックテナガ)のリーダーレスダウンショット3.5gを少し遠目にキャストし、バスの近くでワンアクションを加えると、口を使ってくれましたがすっぽ抜け(p_-)

針が出ていなかったので、辺りを見渡すとバスが戻ってきたので、同じ様にアプローチ・・・今度はしっかりとバイトしたのを確認してフッキング!

細いバスでしたが、サイズは49.5cm!

その後、ブルスホッグで47.5cmを釣ったカバーに入り直しました。
エグダマ3.5g(レイドジャパン)+M.P.S2.4インチ(グリパンチャート)の組み合わせで1本バラすも、その後立て続けに46cmと49.5cmをキャッチ!

ここで、1日目が終了となりました。
写真が無いものも多いですが、数もサイズもハマった1日でした。

そして二日目は、47.5cmを入れ替えなければDブロック1位通過は出来ないことが判明。
1日目と同じプランで回るも、予想以上に本流域の水が綺麗になるのが早く、パワーダウンしてしまいました(p_-)

(写真を撮っていないものも、1日目同様多いですが2日目の写真です)

・ハリーシュリンプ4インチ(ブラックテナガ)のリーダーレスダウンショット3.5g

・ドリフトクロー4インチ[バックスライドセッティング](ジャッカル)

・リズィー(ブルーバックチャート)

・ブレーバー5.7インチ(BUミミズ)スナッグレスネコリグ1.3g

にて、数は多く釣れましたがサイズは伸びず・・・
2日目を終えてしまいました(p_-)

そして、結果発表の日!
審査の結果・・・
49cm、49cm、47.5cm 合計145.5cm
391人中7位。
そしてDブロックでは優勝!!
決勝へと駒を進める事ができました!

今は決戦の地、岐阜県大江川へと来ています(^^)
難しいフィールドなので正直不安でしかありませんが、精一杯頑張ってきます!!

chiba 2019.10.17

台風19号によりお亡くなりになられた方々のご冥福を御祈りすると共に、被害に合われました地域の皆様へ心よりお見舞い申し上げます。

皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回は、9月29日に開催されました「第5戦depsカップ」と、延期となり10月6日に開催された「第3戦Noriesカップ」についてレポートを書きたいと思います。

暦を見ればすっかり秋めいて、雨降る度に肌寒さも感じてきました。
水温も2戦通じて24℃前後まで下がり、水温だけ見れば「秋」なので、巻きの釣りを展開していくのが今回のメインパターンでした。

・ヴァラップスイマー3.3インチ ノーシンカーリグ (M014バブルガムピンク)
・ヴァラップスイマー4.2インチ ノーシンカーリグ (M014バブルガムピンク) (T214 アユ)

使い方は、投げて表層直下をゆっくり巻くだけ!!
フックは、ハイパートルネード(ハヤブサ)を使用。3.3インチには2/0のフック、4.2インチには4/0のフックを使用しています。

まるで本物の小魚のように動くアクションを生み出すには、ノーシンカーリグが最適です!!
プラクティスでは、この釣りでナイスバスに出会うことが出来ました。

ヴァラップスイマーを使用するエリアは、水深約30センチ程度。
その中でもオーバーハングと沈み物は、特に念入りに探りました。

・張り出したオーバーハングへは、スキッピングでねじ込みゆっくり巻く。
・水中に沈む消波ブロックやオダの真上をゆっくり巻く。

すると、ブッシュの下やテトラの影から何処からともなくバスが現れ、ルアーを襲います。
バイトシーン丸見え!!本当に、病みつきになる釣りです!!

バブルガムピンクやアユのような視認性が高い色を使用する理由は、バイトを目で確認することが目的です。竿に当たりが出ない時もあったため、ラインのたるみや違和感でアワせることもありました。

そして、この巻きの釣りでバスからの反応があったエリアに、ハリーシュリンプ4インチとエスケープツインのテキサスリグ(5g・7g)や、ハリーシュリンプ3インチとエスケープチビツインのリーダーレスダウンショットリグ(3.5g・5g)を使用。

巻きでは反応しないバスを、スローダウンして丁寧に狙っていきました。
一度流したストレッチでも、ルアーをサイズダウンさせて再度流す。
いいエリアにはバスが複数匹いるイメージがあったため、同じストレッチを何度も何度もアプローチしました。

狙う場所は、ヴァラップスイマーと同じでオーバーハングや水中の消波ブロック・オダ。
ストラクチャーに依存しているバスを、テキサスリグ・リーダーレスダウンショットリグ・ヘビーダウンショットリグで釣っていきました。

そして大会当日は、プラクティス通りのエリアを丁寧にアプローチ。
9/29「第5戦depsカップ」5本を揃え3681gで第7位。
10/6「第3戦Noriesカップ」4本を揃え3336gで第8位という結果でした。

今期は表彰台に上がることを目標にやってきましたが・・・達成することが出来ず。
悔しさの残る1年間になりました。
2019年度年間順位は4位で終了となりました。

今年1年を無事に戦えたこと、支えてくださいました皆様に感謝申し上げます。
来年以降も努力し、またこの場で皆様に良い報告が出来るよう頑張りたいと思います。

使用タックル

【ヴァラップスイマー4.2インチ ノーシンカーリグ】
ロッド:オンリーワンロッド65MH
リール:メタニウムMGL HG
ライン:山豊テグス フロロブラスト16lb.

【ヴァラップスイマー3.3インチ ノーシンカーリグ】
ロッド:オンリーワンロッド62L
リール:タトゥーラLT2500SXH
ライン:山豊テグス フロロブラスト4lb.

【ハリーシュリンプ4インチ/エスケープツイン テキサスリグ(5g/7g)】
ロッド:701MHFB-SV FLANKER(フランカー)
リール:STEEZ SV TW 1016
ライン:山豊テグス フロロブラスト20lb.

【ハリーシュリンプ3インチ/エスケープチビツイン リーダーレスダウンショットリグ(3.5g/5g)】
ロッド:661MFB-SV WEREWOLF(ウェアウルフ)
リール:SSエアー8.1
ライン:山豊テグス フロロブラスト10lb.

suzuki 2019.10.16

こんにちは、フィールドレポーターの鈴木 翔です。

朝夕の冷え込みも日に日に増し、秋の深まりを感じつつあります。
最高気温30°超えの日々が続き残暑の厳しかった9月は勝負事が2つあり、府中湖を釣り込んだ1ヶ月間でした。

1つ目は9月15日に行われた「府中王」と呼んでいる身内バトル。
今回で7回目の開催になり、参加者は自分を含めて6名。
リミット5本の合計重量による勝負です。

2つ目は9月28、29日に行われた「陸王オープン」。
今回が初めての開催となるルアーマガジンさん主催による全国規模の大会!
2日間で3匹の合計長寸を競います。

4つある予選ブロックで優勝すれば決勝へ。そして決勝で勝つと、翌年の陸王モバイルへの出場権を獲得できるということで、気合いMAX!
府中湖が属するDブロックに参加し、丸2日間府中湖を釣り込みました。

2つの試合は2週間の間が空きましたが、夏を引きずった天候が続いたため状況変化は少なかったように思います。
よって、両試合とも狙うエリアを、

①バックウォーター
②本湖ボディーウォーター絡みの岬、シャローフラット
③本湖ワンド奥インレット

の3つに絞り、タイミングを変えて何度も同スポットに入り直すスタイルで挑みました。ルアーはその場に合ったモノを適材適所で・・・

①のバックウォーターではサイトフィッシングメイン!
今回メインで使用したのは、ビーブルTW(カラーはスモーキンシャッド)でのスピナベサイト。

府中王での最大魚はスピナベサイトでの47.5㎝1540g!
ビーブルはスプリッターのおかげで水噛みが良く、流れの中でもレンジコントロールがしやすいので使い易い!

ビーブル以外では・・・

ギルフラット(issei)の早巻き。

アベンタクローラーRS(イマカツ)

スモールラバージグSS2.5g(DAIWA)orエグダマtypeレベル2.5g(RAIDJAPAN)+M.P.S 2.4インチ。

ギルフラットのようなボリュームを好むバスが居れば、嫌うバスも・・・
そういった魚には、やはり食わせの切り札としてM.P.Sは頼りになります^_^
カラーは“KUWASE”がお気に入り!

バックウォーターでメインにしていた場所のひとつ。
基本、オーバーハング下からその下流にかけての深場を回遊しており、フィーディング時に写真左側の流心や瀬に上がってきます。

フィーディングモードに入っている時の方がルアーに対する反応が良いので、なるべくキャスト数を減らし、バスが上がってきたタイミングでアプローチすることが多かったです。

流心に入ればスピナベサイトorギルフラットの早巻き。
瀬の上に乗っかればアベンタRS。
それらで反応が無かった場合や、カバーに入った時はスモラバ+M.P.Sをシェイクしながらドリフトさせたり、障害物に吊るして誘ったり・・・

どちらの試合とも週末開催ということで、バックウォーターは釣り人で賑わっていましたが、人と違う釣りをする事で自分なりの魚は獲れたかなと(^^;

そして、②の本湖ボディーウォーター絡みの岬、シャローフラットでキーになると感じていたのは“風と雨”。

50㎝ほどの増減水を繰り返していたため、水質の良い状態が保たれていました。
バスはハスなどのベイトフィッシュを追いかけており、明らかに横の動きへの反応が良かったのですが、無風時には見切られる場面が多々・・・
そこで、水面が荒れることで警戒心の薄まる気象条件が必要となりました。

ルアーは水質に合わせていくのですが、メインにしたのはウオズスイマー3/8oz.(Megabass)+ヴァラップスイマー4.2インチ。
府中王メンバーの方が、プラクティスにてスイムジグの釣りで5本7キロ釣っていたのを聞いて試すと、よく釣れる!

ルアーの強さが、9月の府中湖の状況に合っていたのだと思います。
ヴァラップスイマーはスロー〜ファストリトリーブまで幅広いスピードで良いアクションをしてくれるので、必然的に出番も増えます^_^

陸王オープン前のプラクティスにて50㎝と49㎝!本番でも初日の朝イチに1発目を連れてきてくれました(^^)/

また、試合では不発に終わりましたが、フットボールヘッド1/4oz.(RYUGI)+ハリーシュリンプ4インチ、エスケープツイン(NORIES)の早いテンポのスイミングも、強すぎないアクションで横に探れることからプラクティスでは好感触!

雨が降った日には、バズベイト、チャターベイト、スイムジグにて1時間で3本5キロ超えの釣果もありました。

その本湖のポテンシャルに期待しつつも、天候次第な部分もあり不安だったので、バックアップとして用意したのが③のワンド奥のインレット絡み!
増減水や少ない降水量が原因で、日々魚が抜けていっている感はありましたが、その周辺にはまだ魚は残っているだろうな・・・と。

特に府中王では、確実に5本のリミットを揃える必要があったので、こういった場所を押さえておくことが大切になってきます。
あとは休日でも入る人が少ないというのも、バッティングを避けられるのでGood!

このエリアは水深がとても浅いので、ナチュラルな着水音を出せるコンパクトフロッグ(DeepForestのミクラやキュー)と高比重ワーム(ゲーリーファットイカ)をメインにしました。

ビッグフィッシュは出ませんでしたが、写真の魚以外にも35クラスが連発したりとバックアップとしての機能を果たしてくれたと思います。

府中王、陸王オープン共に風が弱く、太陽が照りつける暑い日になり、府中湖のポテンシャルをフルに発揮できず終了(ToT)
結果としては、府中王は5本/4310gで2位。
1位の方が5本/4540g。3位の方が5本/4200gと接戦でしたが、ローウエイト具合がこの日の厳しさを表しているなぁと(笑)

陸王オープンは2日間で40アップを6本釣るも、ビッグフィッシュに恵まれず3本合計長寸130.5㎝で391人中29位。

どちらも中途半端な結果になってしまいましたが、プラクティスから本番にかけて府中湖のバスを追いかけていく過程は最高に楽しい時間でした^o^
また経験を積んで次回に備えたいと思います。

kawamura 2019.10.08

こんにちは、川村です。

早いものでもう10月!これからは秋が深まっていきますね。

さて、ここ最近の釣行は勝負モノが多かったのですが、『Basserオカッパリオールスター』のチャンピオンシップ(過去4戦の勝者による対戦)に勝つことができ、『ルアマガ陸王』の予選も突破できました。

オカッパリオールスターでメインメソッドとなった、スモラバ+M.P.Sの「カーブマイクロピッチシェイク」
そして陸王予選でメインメソッドとなった、ヴァラップスイマー3.3inchジグヘッドリグの「カーブフォール」
その前に新利根川で開催され、参考記録ながら2位相当だった『JIG-1バストーナメント』では、カバージグ+ブルスホッグ(プロト)をカーブフォールさせながらチョンチョン。

いずれも、“カーブフォール”が誘いのキモになっているのです。
これは偶然ではなく、バスとの遭遇率を高めつつ、ボトムに追い込まれる、もしくは逃げていく演出。
真上から落とし込む(もしくは吊るす)アプローチにスレたバスが増えているからでもあります。

上記のワームが、この誘い方をした時にことさら魅力的なアクションをしてくれることは言わずもがな。
この誘いだからこそ攻略できる状況があります!(^^)!

詳細は、今お店に並んでいる「Basser」と「ルアーマガジン」にて掲載されておりますのでぜひ!m(__)m

その他の釣行では、福岡県の遠賀川へ!
陸王の決勝フィールドと予想し、行っておこうと往復2000キロ・・・
見た目の変化に乏しいゆえ把握していない、下流域を魚探がけするのが目的でした。

しかし、ボクのジョンボートでは風で荒れると前からガバガバ水が入ってくるうえ、振動子が上下しすぎて魚探がけにならない(-_-;)
3日間とも朝の3時間ほどしかボートを浮かべられませんでした。

途中で諒也が来てくれ、魚探に映った沈み物に放ってもらうとヒット!
ハリーシュリンプ3インチのリーダーレスダウンショットにて。

でも、多少の収穫はあったかな?
下流域の全体像とまではいかずとも、オカッパリ範疇の地形はおおよそ把握できました。
オチとしては、陸王の決勝は遠賀川ではなかったのですが、いつか生きる日がくるかもしれません。

ちなみにバスもちょっとだけ釣りました。少量ゆえ1本しか使えませんでしたが、ブルスホッグ(プロト)を試すとすぐに2本。
その後はハリーシュリンプ4インチでも連発!
リグはどちらもリーダーレスダウンショットです。

 
その翌週は、釣りビジョン「follow my F」の撮影にて大分県の日指ダムへ。
陸王の予選でも訪れたフィールドですが、実は陸王よりも先に決まっていました。
アウェイのフィールドにぶっつけ本番で挑む企画ゆえ、「ありゃ~(-_-;)」と・・・陸王から一ヶ月空けての再訪です。

しかし、その一ヶ月の期間は、季節感を明確に進行させていました。
陸王の時にもオカッパリ範疇の魚影は薄いと感じたのですが、その傾向はさらに顕著に!
秋らしいといえば確かにそうなのですが、満水で広い水域にバスは散り、そして足場は限られる状況・・・
苦悩するボクを観てください(^-^;
初回放送は、10月15日の22:00~となっております。

 
そして大一番!2連覇を目指しての陸王決勝へ!!
フィールドは旧吉野川でした。

対戦相手は、今もっともノッている3人!
アメリカB.A.S.S.への参戦初年にて、最高峰エリートへの昇格を決めたタクミに、最終戦を残してJBトップ50の年間1位と2位を走る、三原直之プロと藤田京弥プロ!
圧巻の結果とだけ・・・ルアマガ今月末売り号にて掲載となります。

 
最後に、
キャスティング東久留米店
キャスティング仙台南店
キャスティング成田富里店
それぞれのイベントにご来店いただきました皆さま、ありがとうございました!
お土産にも感謝いたしますm(__)m
茂手木さん、タクミ、佐々木勝也とのトークショーでしたのでいっそう盛り上がり、楽しませてもらいました(^^)

それでは、まだベストシーズンの範疇!アグレッシブなバスに出会いたいですね(^^)/~~~

sato 2019.10.04

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
今回は秋に楽しめる、減水が始まった小貝川での釣りについて紹介させて頂きます。

毎年9月頃から減水し、強いカレントが生まれる小貝川。
減水と強い流れの発生の効果も相まって、バス達も水がある条件の良いエリアで活発に秋の捕食活動を始めます。

そんな初秋の小貝川で効率よくバスをサーチするルアーとしては、自分の場合はこの二つがメインウエポン!!\(^o^)/

先ずはビーブル!!

強い流れが生まれる初秋の小貝川でも、ビーブルはとても効果的です!!\(^o^)/
流れの中でもビーブルが良い点を簡単に説明すると、

・スプリッターの効果で、程よいリトリーブ抵抗を感じながら流れの中でもスローなアプローチが可能。更に、今までにない縦・横の振動でアピールが出来る。
・トレーラーフックなしでも安心して使える大きさのフックで、カバー際を大胆に攻める事が可能な事です。

ビーブルのバイトは、とにかく深い!!\(^o^)/
こればかりは、トータルバランスが優れたビーブルだけが持ち合わせる匠業。
是非、お試しください!!(^▽^;)

続いては、

ハリーシュリンプのテキサスリグ!!
1/4オンスタングステンシンカー(ダイワ)
FPPオフセット3/0(ハヤブサ)

一通りカバー周辺をビーブルで探った後は、ハリーシュリンプのテキサスリグでカバーを直撃して狙います!!
テキサスリグに関しては、縦だけでなく横方向のアプローチも可能なので、ピックアップ時の手前側への横方向スイミングも効果的。
今回も、ピックアップ時のスイミング中のバイトが多数ありました!!(^▽^;)

また、今回は初秋の強い流れ+濁り気味でのフィールド状況であったため、出番は無かったですが・・・、

これから季節が進むにつれて、流れ・濁りが落ち着き出して水温も下がり始めたら、ブレーバー&新作のリズィーも欠かせないアイテム!!
晩秋に掛けてもブレーバーの効果は、もはやご周知の通り!!
リズィーに関しては、更に季節が進んだ冬場での釣行が今からとても楽しみ!!\(^o^)/
自分のフィーリングだと、冬のシャッドパターンの時にもとても効きそうです!!(^▽^;)

是非、皆さんもボトムアップルアーを使い分け、涼しくなってくるこれからのシーズンの釣りを満喫して見てください!!

kusabuka 2019.09.27

草深です。
先日の台風15号の影響により被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

台風の影響で平水位より20㎝ほど増水した霞ケ浦は、普段アプローチ出来ないシャローにボートを侵入させることができました。
秋の増水時は基本シャローカバーにバスが集中していることが多いのですが、その中でも水深があり普段から釣れるシャローと、増水によりアプローチが可能になったシャローの2通りを狙ってみました。

しかし、増水でどんどんアシの奥にバスは入っていき、狙いどころが絞りにくくなります。
それでも、壁状のアシや徐々に浅くなる砂浜状の地形のところは、奥行きが無いのでバスの居場所が分かり易く、狙いやすいのでそちらをメインに攻めました。

それともう一つは、台風の影響が少なかったスポット。
どの方角からの風もブロックされているエリアは、濁りの影響も少ないので重点的に狙いました。
具合的には、ジャカゴのインサイドやドッグの壁近くのアシなどになります。

プラクティスは、ヴァラップスイマー4.2インチのノーシンカーや、ボルケーノグリッパーにヴァラップスイマー3.3インチをトレーラーにしたバズベイトのなど、横の動き+ある程度のスピードとアピール力があるルアーでも好反応でしたが、日に日に水位が下がってきてバスもナーバスになり、ルアーに対してシビアに。。。
減水を感じ、バスもアシの外側に出てきているようで、カバージグのスイミングの反応が最後まで良かったです。

試合でもスイミングさせるレンジとカバーの濃さ、水の色と天候に合せて3タイプのジグを使い分けてアプローチしました。

釣り方はアシ際やブッシュにタイトにキャストして、フォール着底後からのスイミングアクション。
ロッドを上下しながらラインスラッグを回収する感じでリールを巻き、ボトム付近を泳がせます。
キャストした先ではロッドをタテ気味でアクションさせ、近づくにつれロッドを寝かし気味でアクションさせると、レンジコントロールがし易いです。
ここ数年、川村がボコボコ釣っている釣り方です。

ルアーはパワーフィネスジグSS4.7gのスカートを巻き替えたバージョン、プロトコンパクトカバージグ7g、カバージグSS 10gの3タイプを使いました。
プロトジグをロストしてからはカバージグSS6gを使いました。

メインで使用したトレーラーは来年発売予定のブルスホッグ(仮)。
濃いカラーが欲しかったので、ワームを染める液体に漬けブラックにして使用しました。

このワームは最近1stプロトが上がってきたばかりで、今回初めて使い込んでみましたが、もう発売しても良いぐらいの完成度‼

アクションの1番の特徴は、フォールやスイミングでアームが左右にハイピッチで細かく動くこと。
もちろん、ロッドワークによるシェイクやスイミングでは、アームが縦方向へバフバフ水を掴みスイングします。

コンパクトなボディながらも、強い水押しとタフな状況下でも喰わすことができる細かいワームのアクションを兼ね備えたホッグワームです。
現在完成に向けて細かい部分の調整をおこなっておりますので、続報をおまちください。

試合の結果は、初日5本のリミット全てをジグのスイミングで揃えて5位スタート。
二日目は更なる減水でバイトが少なくなり、タフな状況だったようで3本でしたが、順位はひとつ上がり4位でフィニッシュできました。
長いトンネルの出口が少し見えたような気がしたW.B.S.最終戦でした。

【タックル】

ルアー:カバージグSS 10g トレーラー:エスケープツイン(ノリーズ)
ロッド:BL+6101MHFB(ダイワ)
リール:SS SV 8.1L(ダイワ)
ライン:スティーズフロロ タイプモンスター16lb.

ルアー:コンパクトカバージグ(プロト) 7g トレーラー:ブルスホッグ(仮)
ロッド:BLX681MH/HFB(ダイワ)
リール:スティーズCT SV TW 700XHL
ライン:スティーズフロロ タイプモンスター14lb.

ルアー:パワーフィネスジグSS 4.7g(ダイワ)※スカート巻替えバージョン トレーラー:ブルスホッグ(仮)
ロッド:スティーズ ブラックジャック681MMHFB
リール:スティーズ 103XHL
ライン:スティーズフロロ タイプモンスター14lb.

ルアー:カバージグSS 6g トレーラー:ピックダディJr.(釣り吉ホルモン)
ロッド:BLX681MH/HFB(ダイワ)
リール:スティーズCT SV TW 700XHL
ライン:スティーズフロロ タイプモンスター14lb.

ishii 2019.09.26

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。

先日の台風15号で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

さて、今回は2019年9月1日に開催されました、TBC第4戦(JACKALL CUP)参戦レポートをしたいと思います。

【大会1週間前プラクティス】
お盆休みが終わり気温も30度前後の日が多かったのと、連日のゲリラ豪雨の影響もあり30度近い水温も25度前後まで下がり、秋の雰囲気も感じられました。
朝から水位が高く、流れも通常の5倍+濁り(笑)
朝一はドシャロー+ブッシュがある反転流エリアからフロッグでスタート。

直ぐに反応があるが・・・何故かバラシ、10バイトでキャッチはゼロ!!
食わせ方が悪いのか?タックルが悪いのか?試合で使うには厳しいと思いました。
ブッシュへカバー撃ちも試しましたが、反応なし。

水温低下の影響か、魚は流れを避けていると感じられため、消波ブロックへシフト。

①外側で強く反転流が起きる場所はリズィーを中層で巻き、泳ぎ回っているバス狙いました。
②消波ブロックの穴にはフリーリグ3.5gにハリーシュリンプ3インチを、流れを嫌い穴に隠れているであろうバスを狙いました。

ハリーシュリンプ3インチを使用した理由は、シルエットが本物のエビに似て、尚且つ、エビが逃げるアクションを演出出来るため。
カラーは濁っている場所はレッドクロー(T225)を使用し、透明度が高い場所では脱皮シュリンプ(T228)を使用。

消波ブロックの外側をリズィーでゆっくり中層巻きするとすぐにヒット!
1キロ位の魚をキャッチ出来ました。
ハーモニカ食い・・・餌だと思ったようです(笑)
しかしこの1匹で終了、外側は水色が悪く魚は少なかった様子。

その後、穴撃ちへシフト。
プラクティスのため、何キロ?にわたってある消波ブロックを全部流しました。
釣れた条件は、最奥で水色が綺麗+シェード+エビが居る場所。サイズこそ小さいですが、キーパーは複数匹キャッチ、魚が居ることは確認出来ました。

最後に、濁りは強かったのですが横への反応を確認したく、ビーブルを乱杭エリアにてキャスト後、カーブフォール中にブレードバイトが多発・・・バス?のバイトなのか確認したく諦めず続けていると、キーパーをキャッチ、濁りの中でも、水を強く動かすことの出来る、ビーブルだから釣れた魚だと思います。
カラーは濁りの中で効果的な、パーチ(S404)を使用しました。

プラの感触としては、フロッグに反応している魚のコンディションは良いがフッキング率に難あり・・・
その他のパターンでも、リミットは揃えられる可能性はあるが、サイズが小さく、かなり厳しい印象でプラを終了致しました。

【大会当日】
曇りのち晴れ、微風。
スタート後、朝一に入りたいエリアはバッティングで入れず・・・この時点でフロッグはやめました。
理由はプラの時よりも流れが弱く、強い反転流が出来ていなかったからです。

プラでは行かなかった上流部にあるブッシュへ、ハリーシュリンプ3インチのヘビダンですぐに700g位の魚をキャッチ。
水門が開いていない間は、少しでも流れがあった方が良いと思い、流れの当たる側にある乱杭やオダを回りましたが、バイト無し。

これはまずいと、キーパー狙いのテトラパターンに変更。
水位が狙いより高く、尚且つ曇っていたため、ダメかなと思いましたが、開始早々にハリーシュリンプ3インチのフリーリグにヒット・・・27cmのノンキーパー。
その後すぐに、もう一匹キャッチ。更にサイズが下がり25cmと、完全に状況が合っていないと感じましたが、他にパターンも無く過去に釣れたエリアを回り、ゴテゴテな試合運びになってしまい一匹のみで帰着となってしましました。

上位入賞者及び魚を釣ってきた方のお話を聞くと、ほとんどの方が支流での釣果であり、本流の水を嫌って支流に魚が入っていて、水色も良く尚且つ餌が沢山居たそうです。

支流をやらない私には、今回のパターンはとても勉強になりました。
この悔しさをバネに、次戦は頑張りたいと思います。

また、気難しいタイミングを見事攻略し6位に入賞しました、千葉さんのコラムも是非チェックして見てください^-^

次戦は9月29日、利根川ボトムアップチームで頑張って来ますので、応援宜しくお願い致します!!

【使用タックル紹介】

5gヘビダン用(ハリーシュリンプ3インチ)
ロッド:オンリーカスタム67MR(デジーノブランクス)
ライン:フロロ:8lb.
3.5gフリーリグ用(ハリーシュリンプ3インチ)
ロッド:オンリーワンカスタム67MHR(デジーノブランクス)
ライン:フロロ12lb.

リズィー用
ロッド:オンリーワンオリジナル62MLG
ライン:フロロ:10lb.

ビーブル用
ロッド:オンリーワンカスタム66M
ライン:フロロ:13lb.

suzuki 2019.09.24

こんにちは、フィールドレポーターの鈴木 翔です。
8月26日に、自身初めてとなる広島県 三川ダム・八田原ダムへと遠征釣行に行ってきましたので、その釣行の模様をレポートさせて頂きます。

6:30〜16:30までと時間が限られていたため、両ダムともバックウォーターのみに狙いを絞りました。

まずは三川ダムバックウォーターからスタート!
流心にはアユかハスらしき魚が絡んでおり、時々ボイルも発生します。
かと思えば、流れを少し避けた手前の冠水植物からもバスが次々と出てくる(°_°)
初めは、流れを嫌っているのかなと思いましたが、冠水植物の中を観察すると2~3㎝程の小魚が溜まっており、それらを捕食しているバスもいました。

違うタイプの魚が別々のベイトを捕食しているのではなく、同じ魚がポジションによって捕食するベイトを変えているのではないか、といった印象でした。

流心にはビッグベイトやミノー、カバーの中をスモラバ+M.P.Sといったマッチザベイトを意識したアプローチをするも無反応・・・
そこで、流れの中でサスペンドしているバスの1mほど斜め前方にビーブル(タンデムウィロー)をアプローチ。
そのまま軽く流れに乗せながら、カーブスローロールで口元を通過させるとマグネットバイト!

ファーストフィッシュは53㎝!
ビーブルのカラーは、“ スピナベサイトと言えば ”のスモーキンシャッド。

正直、40cm後半クラスかな?と思ってアプローチした魚だっただけに、そのサイズに驚きを隠せませんでした。
後ろから付いてきた魚の中には55cmじゃきかないのも(^^;)

その後も、見えバスに対してビーブルをアプローチしていきますが、流心にいる魚が一瞬反応するだけでバイトまでは至らず…
しかし、この50m程のストレッチの間に45アップが30匹ほど見えており、明らかに魚が溜まっていることが分かったので、タイミングを変えて入ろうと判断。

次に、気になっていた最上流のプールへ。
橋の上から覗くと、逃げていくバスを発見!
水深も浅いため、上の物に対してかなり敏感な様子・・・
そのままその魚を観察していると、流心のボトムにステイ。
そこで、下まで降りて、ギルフラット(issei)のネイルリグ(1.8g)をバスから15mほど上流側にキャスト!
流れに乗せてドリフトさせていき、バスの5mほど前にボトム放置。
先程までのエリアとは違い、こちらの魚はルアーに気付くや否やまっしぐら!
距離が縮まったタイミングで、リーリングジャークを入れると本気喰いしてくれました(^^)

最上流に関しては、見える魚もこのサイズがMAX。
数も少なかったので早々に見切り、先程のエリアにタイミングを変えてエントリー。
たまたま起きたボイルにギルフラットを入れると、50アップがバイトしてきましたが、すっぽ抜け・・・
僅かでも流れがあった方がルアーで騙しやすいな、と実感したところで、次は八田原ダムバックウォーターへ!

雑誌や映像でよく見てた景色です^_^

着いて早々気になったのが流れ。
水位が高いこともあるのか、インレットがある周辺以外は、かなり流れが弱い^^;
1つ1つインレットをチェックしていきましたが、居ても1つのインレットに1、2本。ただ、インレットに差している魚は簡単に反応し、5バイト1バラし(;_;)

30℃超えの真昼間ということで、少なくとも流れはプラスに働いているはず・・・
しかし、インレットには集まっていないということで、次に狙うは、より流れが効いている最上流or沖のチャンネル絡み。地形を把握できていないので、後者は置いておき最上流へ!

最上流に上がるとボトムも丸見えに。
そして流れも効いており、岩の苔を食べるアユが沢山!やはり、バスも集結していました。
が・・・天才バス揃い(*_*)
ここでも、ギルフラットをアプローチしますが、寄っていくどころか、むしろ逃げていくくらい(笑)
どうやらラインを異常に嫌っているようでした。
そこで、いつもはギルフラット(ネイルリグ)をボトムに置いておき、バスが寄ってきたとこでリーリングジャークを入れて食わす使い方から、タダ巻きへとシフト。(ネイルシンカーのウエイトも1.8g→0.9gに)

流れに対してダウンクロスでキャストし、ラインをなるべく水につけないよう竿を立て気味に構え、バスの3メートルほど手前から引き波を立てながら横切らすとチェイス。
そのまま少しずつリーリングスピードを上げると、スイッチが入りバイト!

細身ながら、自己記録更新となる57.5㎝のビッグバスでした(^^)v

同じ使い方で、その後も55㎝クラスを掛けましたが、残念ながらバラし。
(八田原ダムでは、ギルフラットにヘビーロッドを使っていた事が恐らく度重なるミスの原因だと帰りの道中に気付きました。そこにもっと早く気付いていれば、防げていたかもしれないミスだけに反省です…)

この釣りにも反応を示さない、対岸でボイルしているコンディションの良い魚を釣るために選んだのは三川ダムと同様のビーブル!
基本、流心のボトムにステイしており、ボイルする時だけ対岸の浅瀬にベイトを追い込んで捕食している様子・・・
ボイルが起こると本物のベイトフィッシュにしか目がなくなってしまうので、ボトムにステイしているタイミングを狙うべく、今回はブラインドで水中の岩横をカーブスローロールで舐める様に通す使い方を試しました。

広島県遠征を締めくくるに相応しい、グッドコンディションの51㎝!

岩の横を通過させた瞬間に、白く口が開いたのが見えたのでアワセを入れました。なるべく岩の横を、ゆっくり通したかったので、今回もタンデムウィローを使用。
ブラインドといっても、ルアーをバスに近づけていくスピナベサイトと同じ使い方なので、カラーもスモーキンシャッド!

結果、50アップ3本と45㎝クラス1本。広島リザーバーのポテンシャルの高さに驚かされた釣行となりました^_^

ryoya 2019.09.19

皆様こんにちは、フィールドレポーターの山口諒也です。

今回は9/1(日)に開催された、『WJBT主催のオカッパリ大会』の最終戦に参加してきましたので、その時の模様をお伝えしたいと思います(^^)

この大会の特徴は、年間のレギュラー戦三回の内一回でも3位までのお立ち台に立つことが出来れば、『WJBTショアマスターズクラシック2019』の参加権利を得られることです。

クラシック戦は各試合の上位3名が集まり、合計9人の選手でその年一番強い人が誰なのかを決めるという、とても熱い内容となっております(^^)

詳細はこちらからご覧ください↓
http://westemjapan.com/event_regulation/shore_regu

第1戦、第2戦を落としてしまっている僕は後が無く、今回の最終戦は外すことが出来ない試合でした。

プラクティスをするのには短時間ですが、3日間入れました。
大雨の影響で、大会エリアである遠賀川本流はどこも強い流れが発生・・・

特に今年のバスは、強過ぎる流れを嫌っていると感じていたので、流れを防ぐことが出来るエリアを足早に回りました。

目を付けていたのは、

・奥行きのあるしっかりとしたカバー
・消波ブロックの穴撃ち
・ゴロタを積んで出来た岬の下流側

流れも避けることが出来るため、バスにとって居心地が良いかなと予想しました。
思い当たるポイントを回ってみると、ベイトフィッシュは多く確認出来たのですが、バスからの反応は無く、ギルバイトのみでした。

ビーブル3/8oz.(ホワイトチャート)にバイトしてきたハス君です(^^)

結果、3日間反応は無かったのですが、目を付けていたポイントの岬では他より多くのベイトフィッシュが見ることができました。
大会当日はこのポイントで「避難している」、又は「避難してくる」バスを狙って帰着時間ギリギリまで粘る作戦でいこうと決めました。

そして、大会当日。
前日の夜から降り続く雨の影響もあり、濁りと流れの速さがプラクティス時より更に増していました。

ルール説明後、大会開始!
ダッシュで狙っていたポイントへ!

一番乗りで着いたのは良かったものの、雨の影響で更に強くなった流れが岬の裏側まで当たってしまっていました。
しかし、時折水面を跳ねるベイトフィッシュが見えたので、ポイントは変えずに釣りを続行。

今回持ち込んだ2タックルは、12lb.ラインを巻いたMパワーのベイトタックルと4lb.ラインを巻いたLパワーのスピニングタックル。

まず、ベイトタックルのブレーバー5.7インチ(グリーンパンプキンペッパー)のスナッグレスネコリグ(1.8g)で、丁寧に岬からこぼれた岩を狙ってみるもノーバイト(p_-)
更にスピニングタックルで、ベビーシャッド(ラッキークラフト)、STEEZシャッドSP MR-S(ダイワ)で探るもノーバイト…

一時間程釣りをして、もしかすると完全に流れの当たらない場所の方が良いのでは?と考え直し、ダッシュで流れを避けることができるカバーがあるポイントへ向かいました。

藪を掻き分けて水面を覗くと、思った通り流れは当たっておらず、しかも目の前にナイスバスを発見!
ブレーバーをキャストしチョウチンで誘うも、沖へ逃げてしまいました。。。

バスの目線より上で誘うのにチョウチン状態でも水平姿勢を保つので適していると思い、ハリーシュリンプ3インチ(脱皮シュリンプ)のリーダーレスダウンショット(3.5g)に変更しました。

サスペンドしていた魚をヒントに、ラインを持った状態でカバーにルアーを引っ掛け、シェイクしながらラインを少しずつ送って、表層から底まで落としていくと。

さっきのバスとは違いましたが、ナイスバスをキャッチ!
魚をバッカンに入れ、周りを同じ様に細かくアプローチするとバイトラッシュ!
ノンキーパーながらも魚からの答えが返ってきたことに自信を持ち、バスを飽きさせないようにするためにカラーをレッドクローへ変更して直ぐに、グッ!と押さえられるバイト。

フッキングと同時にバスが水面へと上がって姿が見え、確実にキッカーフィッシュとなる太いデカバスを目の前に焦ってしまい、強引に手元に寄せたため、フックオフしてしまいました(u_u)

気を取り直して辺りを探ると、またもバイト!
上がって来たのはギリギリキーパーサイズか?と言ったところ。
一応バッカンに入れ周りを見渡すと、どうやら大会が中止になったようで、選手の皆さんが本部へ帰っていくのが確認出来たので、僕も帰着となりました。

魚を釣って来ていたのは31人中6名のみ。
僕のウエイトは、最後に釣れた魚が残念ながらノンキーパーだったので、1本770gでした。

結果は

3位入賞!

無事、クラシック戦の参加資格を獲得できました(^^)

まだまだ未熟者ですが。
昨年より釣りの上達を感じた次第です^ ^
クラシック戦は一番上を目指し、レポートで良い報告ができるよう頑張りたいと思います(^^)


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