COLUMNCOLUMN

HOME > COLUMN
yamaguchi 2019.05.13

皆様、こんにちは!フィールドレポーターの山口です。

春本番となりましたが、皆様は良い釣果に恵まれているでしょうか?
私の住む茨城は、4月に入ると、週末が近づいてくる度に季節外れの寒波が襲来し、天候的にも不安定であり、春の難しさに翻弄される日が続いていました…。
全国的に見ても、今年の春は寒波の影響なのか季節が進みづらく、バスにとっては春の一大イベントでもあるスポーニングも例年よりは遅れ気味といった感じだったのではないでしょうか…。

そんな4月下旬、GW連休が始まったタイミングで、霞ヶ浦で開催されましたK-1トーナメント第2戦に参加してきましたので、レポートをお届けしたいと思います。平成最後のトーナメントでもあるので、否が応でも『優勝』だけを狙い、今大会に挑みました!

このK-1トーナメントの前週には、北浦水系でW.B.S.プロトーナメントの第2戦が開催されました。
北浦において、特にオカッパリではもはや定番中の定番となっている『シラウオパターン』が上位入賞のキーとなっていました。とあるプロ選手にお話しを伺うと、北浦だけでなく、どうやら霞ヶ浦においても『シラウオ』が大量接岸している場所があるとのこと!
耳寄りな情報をキャッチ出来たところで、K-1トーナメントの前日プラクティスは、まずは『シラウオパターン』の検証から開始しました。

シラウオが大量接岸していたタイミングでは、水鳥たちが大量に集まり、水中に潜ってはシラウオを踊り食いしていたそう…。
ところが、プラを開始すると、シラウオどころか水鳥も皆無…。
魚探に映るベイトフィッシュ反応も乏しく、シラウオパターン終焉のお知らせ…。
残念ですが、シラウオパターンの検証は来年まで持ち越しというとで、エリアを流入河川へとガラッと変更します。

この日は、北風強風、途中から冷たい雨も降り出し、冬に逆戻りしたような天候…。さらに、この時期恒例の代掻きによる濁りもフィールドに蔓延…。
代掻きによる影響は水位にも影響します。田んぼに水を引き入れる為、霞ヶ浦は減水が進んでおりました。数日前から降った冷たい雨の影響か、水温もだいぶ下がった様子。
本湖で14℃台、流入河川でも14~15℃台であり、果たして釣れるのか些か不安もありましたが、流入河川の河口部からチェックを開始します。

まずは河口部のブッシュを撃ちきり、ローライト&減水ということで、届いたばかりの製品版『ビーブル3/8oz』の釣りを試してみます。河口部付近のブレイクが寄っているシャローバンクを流していくと、直ぐに600gほどのキーパーをゲット。

エリアを流入河川の中流域へと替えて、ハードボトムが絡むシャローバンクをビーブルで流していくと、さらに900gほどのナイスフィッシュを追加。

ビーブル3/8ozで釣れたナイスフィッシュ!

同様に、今度は風が当たる水深の浅いバンクを流してみると…

ビーブルにガツンッとバイトしてきたのは、1,800gオーバーのキッカーフィッシュ!!

50cmには届きませんでしたが、一度卵を産んだ半プリのような個体!

北風強風、代掻き濁り、水温低下、減水と、タフコンディションの要素がこれでもかと揃っていましたが、ビーブルはそんなのお構いなしで魚を連れてきてくれました!

実はこれまでもプロトのビーブルを密かに使っておりましたが、製品版はブレードのレスポンスがかなり向上しており、なにより釣れるギミックを盛り込んだ拘りのスピナーベイトとなっています!
製品版を泳がせた瞬間、絶対に釣れると確信出来たのですが、いきなりの好結果に、正直ビックリしたのはここだけの話しです…(笑)

その後はスポーニングエリアであろうバンクをブレーバー5インチのネコリグで探り、2バイトを得たところでプラクティスを終了しました。
天候の後押しもあってか、『春のビーブル祭り』となったプラクティスでしたが、翌日のトーナメント本番はプラの雨から一転、快晴の予報と、コンディションの激変が予想されました…。

大会会場の土浦新港!
前日とは一転、快晴無風です…。
しかも、気温が一桁台と寒い。

今大会は18艇、31名がエントリー!
朝一のミーティングを済ませ、いよいよ平成最後のトーナメントが始まります!

スタート後、一路南岸の流入河川へロングドライブ。まずは前日プラと同様に、河口部からチェックを開始。
まずは前日に釣れたビーブルで釣っていき、同船者にはブレーバーのネコリグでフォローしてもらいます。前日のプラでは簡単にバイトしてきたビーブルのパターンも、快晴、微風によってノーバイト…。
移動を決意しようとしたタイミングで、同船者のネコリグに1本目のキーパーがヒット!しかし、サイズが500g弱と小さい…。
とりあえずライブウェルにキープし、流入河川の中流域へと移動します。

前日のプラクティスでは15℃台だった中流域の水温も、14℃台へと低下。
とにかくスローを心掛け、ブレーバーのネコリグをシャローバンクへと撃っていきます。
減水の影響が気になり、バンクから少し離れた杭を撃ってみると、あっさりとバイト!
しかし、釣れてきたのは600g弱ほどのキーパー。一先ず、ライブウェルにはキーパー2本をキープしていますが、優勝する為には入れ替えなくてはなりません。

前日はバンクから少しズル引いてくるとバイトを得られていましたが、この日はまったくバイトが訪れません。
2本目のキーパーを釣ったのと同様のシチュエーションの杭にブレーバーを投入し、杭に引っ掛けてしつこくシェイクして誘っていると、やっとバイト!
杭に垂れさがっていたロープに巻かれますが、魚が出てきてくれました。おそらく700~800gぐらいのキーパーでしたが、ジャンプ一発でバラシ…。

気を取り直し、河川を上流へと移動し、これまでバイトのあった杭(=縦ストラクチャー)のパターンを試していきます。
次のバイトがなかなか訪れませんでしたが、ここでパートナーがアシのポケットから値千金のキロフィッシュを釣り、リミットの3本を確保。水温も上がってくるタイミングでもあり、シャローに魚が差してきたのかなと、スポーニングしそうな超シャローも撃ちつつ、縦ストのパターンも引き続き試していきます。

11時も過ぎ、気温と共に水温も上がったタイミングで、橋脚周りの鉄杭でフォール中のブレーバーにバイト!
これが800gほどのナイスフィッシュで入れ替え!間髪入れずに、先ほど釣れた鉄杭に隣接する沈船でパートナーが700gを釣り、さらに入替えに成功!
あっという間の連発劇で、一先ず目標最低限のウェイトは確保出来ましたが、優勝するにはまだまだウェイトが足りません…。

その後、帰着を考慮してスタート地点でもある土浦へと戻りながら、要所をランガンするも、バイトが訪れることなく終了時刻を迎えました…。

3本で2,640gをウェイイン!

平成最後のトーナメントは3位フィニッシュ…。

前日のビーブルのパターンが強力過ぎて、当日の状況にアジャスト出来るか不安がありましたが、パートナーの活躍もあり、なんとか上位入賞でフィニッシュ出来ました。
正直、優勝したかったのですが、優勝チームは3本で3,700gオーバーと、まったく歯が立たず…。
優勝チームは、やはり減水を考慮して、西浦の沖目のストラクチャーを攻略したようです。

今回はパートナーと共にブレーバーで魚を絞り出していったわけですが、今回のような代掻き濁りにおいてはミミズ系カラーが非常に有効でした。サイズは共に5インチで、私は新色の『BUミミズ』、パートナーはキャスティングオリジナルカラーの『ミミズちゃん』を使用しました。

最後に、GW連休中に平成最後と令和初のバスを無事にゲット出来たことを報告します。

平成最後のバスは小貝川で、
ハリーシュリンプ4インチのテキサスリグでゲット!!

令和初バスは、霞ヶ浦でハリーシュリンプ4インチのバックスライドリグでゲット!!

GWの連休でプレッシャーがかなり高い状況でしたが、ハリーシュリンプのアピールし過ぎないピリピリとした微波動は、ハイプレッシャー化したフィールドにおいては絶対的な喰わせのウエポンとなります。
他のフィールドレポーターのSNSを拝見したところ、特にGW後半はハリーシュリンプ4インチの釣果が目立ちました!

さて、GW連休も終了し、バスのスポーニングが一段落すれば、いよいよアフタースポーンの時期へ突入します。
このタイミングでトップ系ルアーへの反応も良くなってきますので、水面炸裂のエキサイティングなゲームを楽しめます!
フォローベイトにはブレーバーとハリーシュリンプを是非お忘れなく!!
皆様もボトムアップルアーで楽しい釣りをして下さい!!

kawamura 2019.05.10

こんにちは、川村です。
GW後半、驚いたのが雹(ひょう)。
その日はTシャツで過ごしていたのに、夕立が降ってきたかと思うと、「バツ!バツ!バツ!」と雨音とは異なる打撃音!?外を見ると氷のドシャ降り!!
止んだ後外に出ると、空気は一気に冷えていました。
5月に氷が降るなんて、不思議なものですね(^-^;

さて、令和初釣行は、小貝川と繋がる三日月湖にボートを浮かべました。
高校時代に一度オカッパリに来て以来なので、20年以上ぶり。
アシやガマに囲まれた野池のようなシチュエーションで、アルミボート以外にフローターやカヌーも多く浮かんでいました。
記憶も曖昧なうえボートとなると、初フィールドばりに新鮮です(^^)

釣り開始から2時ほどバイトがなく、当初の期待感から冷めつつある頃・・・
アシからちょろっと張り出したブッシュと鉄杭が交わるところでファーストバイト!

令和ファーストバスも平成ラストと同じく、ブレーバー57(テールカット)のスナッグレスネコでした。

張り出しの先端から釣れたこの一本をヒントに水通しの良いスポットを撃っていくとバイトが続き、ハリーシュリンプ4インチのテキサスリグ(3.5g)との使い分けで6本まで釣れるもサイズが上がらず、しかもお昼過ぎには全域を回ってしまい・・・さて、どうしよう?

一旦ボート上げ、小貝川にて2回戦!
残り時間も少ないので、有望エリアまで釣友に引き舟してもらいました。
小貝川の下流域にボートを浮かべるのはおそらく10年ぶりくらいだと思うのですが、ヘビーブッシュが覆い茂ったナチュラルバンクは相変わらず。
カバーフィッシングを学んだフィールドの景色が懐かしくてたまりません!

ワンドが点在するエリアに到着すると、4日前に同船したフィールドスタッフの佐藤賢一郎君に遭遇!
彼は釣り場で会う確率が誰よりも高い、生粋の釣り好きなのです。

僕はノーバイトに終わりましたが、佐藤君は昼からの出船で1500gオーバーを頭にグッドサイズを3本!

彼の最近の釣果の大半を占める、ハリーシュリンプ4インチのテキサスリグとバックスライドリグで、ウッドカバーを狙ったそうです。
帰りは佐藤君に引き舟してもらい、スロープまで戻りました。

夕日に染まった景色は最高に綺麗でした。
小貝川、今度は朝からガッツリ挑ませてもらいます(^^)

そしてGW最終日は亀山湖へ。

フライ(稚魚)を守るバスもチラホラと見られ、スポーニングも終盤な雰囲気。

今月末にはH-1グランプリが開催されますが、プラクティスとして煮詰めるにはタイミングが早いので、全域を回ってエリアを見ながら、ハードルアーにこだわらず釣りをしました。

この日もっとも良かったのは、ヴァラップスイマー3.3インチのノーシンカーリグ。
水面直下をゆっくり泳がせてくると、バクッと。
カラーはK.O.シャッド。
透明度の高い水色にも違和感のないナチュラルカラーながら、アングラーからの視認性は高いのが特徴です。

スポーニングから回復したバスか?小魚を追ってボイルするシーンも見られました。
小魚をイミテートしたこの手の釣りは、これからさらに良くなってくるでしょうし、ムシパターンやギルネストなど、他にも選択枠が増える気配を感じての釣行でした。

H-1はどの釣りが優勢になるのか?直前プラクティスで判断したいと思います。

chiba 2019.05.10

皆様こんにちは!!
フィールドレポーターの千葉陵平です。
長いと思っていた10連休もあっという間に終わってしまいましたね・・・そんな自分のGW釣行を書かせていただきます。

4月28日、利根川支流(長門、将監川)にて開催された、『坂巻農園カップ』に参加してきました。

“皆で作る大会”をコンセプトにするとても素敵な大会ですので、興味のある方は参加してみては?次戦は7月に新利根川での開催を予定しております。

さて、結果からお伝えしますと、1本、1035gで14位でした。
上位の方々は流石過ぎる内容で、厳しい状況下でもしっかりリミットを揃えていました。
次に向けて努力したいと思います。

自分が唯一キャッチすることが出来た魚は、ヴァラップスイマー3.3インチのノーシンカーリグでした。
水通しの良い水門へフリーフォールさせると着底後にラインが沖へ走り、嬉しい1匹をキャッチする事ができました。

【ヴァラップスイマー3.3インチノーシンカーリグタックル】
ロッド:ロードランナーストラクチャー ST620MLS-Ft
リール:15ルビアス2506
ライン:ADDICT FLUORO 4lb
ルアー:ヴァラップスイマー3.3インチ(KUWASE)

そして、小貝川へも釣行!
佐藤賢一郎さんの記事はとても参考になりました。
//bottomup.info/column/20190508sato/

今回は地元の先輩との釣行でしたが、このフィールドで本格的に釣りをするのは何年ぶり!?
とりあえず広く探ろうと、ワンスポットに時間をかけず、テンポよく回っていくことに。

すると、水質のいいエリアと若干水深があるエリアにて、ハリーシュリンプの5gテキサスリグにヒット!

この魚を皮切りにハリーシュリンプへのバイトが続き、
同船した先輩にもハリーシュリンプを使ってもらうと連続ヒット!

カラーは色々試しましたが、水質のいいエリアではカラーを問わず食べてくる印象でした。

後半はエリアも絞れてきたため、シンカーを5gから3.5gへ変更し、朝より丁寧にアプローチしていくと、それが良かったのかさらにバイトが多発しました。

そしてサイズアップを狙い、7gジグ+ハリーシュリンプ4インチにボリュームアップすると、この日の最大魚をキャッチする事ができました。

まさに、ハリーシュリンプ祭り!
他のルアーを投げていないというのもありますが・・・(^-^;
ハマッていたことで、2人でハリーシュリンプを投げ通す1日となりました。

この効果は皆様にも味わっていただきたい!
この記事がハリーシュリンプを使うきっかけになってもらえたら嬉しいです!!

【テキサスリグ&カバージグタックル】
ロッド:スティーズ701MHFB-SVフランカー
リール:スティーズ SV TW 1016SVHL
ライン:ADDICT FLUORO 14lb
ルアー:ハリーシュリンプ4インチ 3.5gテキサスリグ
ゼロワンジグ7g+ハリーシュリンプ4インチ

当コーナーの皆さんのレポート、本当に勉強になると自分も熟読しています。
そちらのコラムも皆様是非読んでみて下さい(^^)

sato 2019.05.08

皆さんこんにちは!フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
今回は、いよいよ盛期を向かえたシャローカバーフィッシングについて紹介させていただきます。

今年は季節の進行が遅れていましたが、5月に入ってからは水温の上昇に伴い、水質が安定したエリアにあるシャロ―カバーにバスが集まってきました。
しかしながら・・・同時期にどうしても避けられないのが、田んぼの代掻きによる濁りです。
この時期は、この濁りの影響を加味したエリア選択がとても重要になります。

毎年、このシーズンから通い出す小貝川。

小貝川は、毎年3月下旬頃から水位が上がり出し、これまで陸地だった所も水に浸かります。
その光景は、「ここはアメリカ!?」と思わせるほどゴージャスなブッシュカバーに恵まれ、カバーフィッシング好きにはたまらないシチュエーション(^^♪

小貝川はしっかりとした流れのある川ですが、この時期はその流れを遮るワンド状の地形を形成しているエリアを選びます。
前述した代掻きの濁りが発生しても、ワンド内には比較的濁りが入りにくく、水質が安定しているからです。

ハリーシュリンプ4インチのテキサスリグでキャッチ!!

4月の釣行時にはまだ代掻きの濁りは入っていなかったものの、気温、水温ともまだまだ安定せず・・・
バスも、シャロ―とディープを行ったり来たりの状態でした。

こうなると、朝はまだ水温が上がっていないため、水深のあるカバーにタイトにルアーを落とし込んで誘います。
スライドフォールせずタイトに落とし込め、微波動アクションでバイトを誘うハリーシュリンプのテキサスリグが効果的でした!

続いて、ネイルシンカーを挿入した、ハリーシュリンプ4インチバックスライドセッティング!!

午後になると水温上昇に伴って、午前中はノーバイトだったシャロ―にもバスの姿が・・・
浮いてきたバスに対しては、ゆっくりとしたスライドフォールでカバーの奥に滑り込んでいく、ハリーシュリンプのバックスライドセッティングが効きます!

最近のマイブームは、挿入するネイルシンカーが重め(1.8~3.1g)。
通常のベイトタックルでも扱えるセッティングです!!

次に、春の定番エリアとして知られる、霞水系の流入河川へ。

こちらは、しっかり代掻きの濁りが蔓延していました。
また最近の霞水系は減水傾向で、シャロ―に上がっているバスも警戒心がUP。
プラスして、釣行日は冷たい風と曇り空による寒々しい1日だったことで、バス達は、本来居たいはずの水質の良いシャロ―側に居られない様子・・・(-_-;)

そんな中、今回は、

久しぶりに、川村さんと釣行!!
川村さんは、ビーブルとブレーバー57のスナッグレスネコをメインに、次々とバスをキャッチ!!(^▽^;)

一方自分は、今ハマッているハリーシュリンプのバックスライドセッティングで釣りたく・・・(^-^;

シャローカバーにバスが浮かないこの日は、このリグが威力を発揮する状況ではなかったと思うのですが、それでもグッドサイズが連発で応えてくれました!

そんな状況で活用したのは、着水後にバックスライドフォールで着底させ、その後、「ピッピッ」と、ショートピッチでしゃくりを入れた後に、ラインテンションを完全に抜いての、再スライドフォールです。

こうすることで、ファーストフォールの誘いだけではなく、岸から離れた、一段下のレンジに陣取っているバスにもアピールできます。

しゃくった後に復元しようとする、ハリーシュリンプ特有のバタフライのようなウデの動きとスライドフォールのミックスは、バスに猛烈にアピールしてくれますよ!

GW中はその後、再び小貝川へ!!
こちらも、ついに代掻きの濁りが・・・(^-^;

代掻きの濁りが入っても、ハリーシュリンプのテキサスリグとバックスライドセッティングは絶好調 (*^^)v
やはり微波動アクションが効くのか、目の前に落ちれば食ってくる感じでした。

今回のメインルアー
※ヒゲとツメをワーム用のマーカーペンでチャートに染めています。
こうする事で、ハリーシュリンプの微波動を際立たせる効果と、アングラー側の視認性もUPします!!

ハリーシュリンプテキサスリグ
・9グラムタングステンシンカー
・FPPオフセット2/0(ハヤブサ)
ピックアップ時のすり抜けの良さは、やっぱりテキサスリグが一番!
ジカリグ系との使い分けは、必須ですね (^▽^;)

ハリーシュリンプバックスライドセッティング
・1.8~3.1グラムネイルシンカー。
・NKフック#1(デコイ) ※針先を少し開き、針先を出さないで使用。
・スイベルは、糸よれ防止のため。

最近のマイフェイバリット、バックスライドセッティング!

ネイルシンカーは、尻尾の第一関節から挿入し、写真一番上の様に、“フックに接触するかしないか”まで入れます。
※ネイルシンカーがフック側に寄るほどスライドフォールしやすく、テール側寄りだとタテ落ちしやすくなりますので・・・慎重に。

ネイルシンカーのウエイトを重くしても、水をしっかり掴む分厚いテールの効果と、ネイルシンカーの挿入位置をワームの中心寄りにする事により、お腹と尻尾で水を受けてユラユラとスライドフォールします。

また、ラインを太くしてもリグ自体のウエイトが10g前後と重くなっているため、ラインの抵抗でワームの動きが妨げられることもなく、風が吹いたときの使用感もとても向上します!!(^▽^;)

フッキング性能も抜群。上アゴ深く、刺さります!!

バックスライド系ワームの釣りが好きな方には、とても、おススメです!!(^▽^;)

是非、皆さんも、ボトムアップのルアーを上手く使い分けて、それでは、皆さまも暖かいシーズンのシャローカバーフィッシングを満喫してください!!

ryoya 2019.05.08

こんにちは、フィールドレポーターの山口諒也です。

今年のGWは長期連休ということもあり、ホームの遠賀川と予定していた岡山県ではなく、四国の愛媛県と高知県まで足をのばしてきました(^^)

遠征釣行前には、遠賀川でも釣りをして来ました(^^)

【4月26日】
アフターのバスを狙う釣りがハマり、8本ほどキャッチ!
支流はスポーニングが早かったのか、浮いている細身のメスが沢山見られました。

表層をフラフラ泳ぐバスには、高い物にラインを引っ掛けて提灯で誘っていき、ボトムを意識しているバスに対してはルアーを沈めて誘うと、見えている魚もすんなり口を使ってくれました(^^)

ここ最近、サイトフィッシングで狙うのに、M.P.Sに0.9gシンカーを入れたネコリグがベスト!

ボトムをシェイクしながら這わせるとエビっぽく見せられるだけでなく、ネイルシンカーを外せば、ノーシンカーでの虫を意識したアプローチも出来ます(^^)

風の吹いたタイミングは、エスケープチビツイン3インチ(ノリーズ)と、ハリーシュリンプ3インチの3.5gダウンショットで、沖の沈み物へアプローチ!

リーダーは15cm程、濁っていればエスケープツイン、濁っていなければハリーシュリンプ。
アクションと水押しの強さで使い分け、ナイスバスをキャッチ!

ラストは、ミニスイムジグ!
4.7gコンパクトジグにヴァラップスイマー3.3インチの組み合わせでキャッチし、終了でした(^^)

【4月29日】
遠征一日目は、愛媛県のリザーバーへ行って来ました。

同行してくれた、同年代の釣りウマS君によるとライトリグでアプローチしても、バスが賢く、ビッグベイトの方が効くよ!と聞いていました。

しかし、手持ちのビッグベイトは無く、ライトリグでやれるだけやってみようと思い、4lbのスピニングタックルと12lbのベイトタックルの2タックルで釣り歩くことに。

ブルフラット2インチのマスバリ通し刺しにて40upをキャッチし、写真を撮ってもらおうと向かうと

ダブルヒットだったようで、S君が持ってきた魚がとんでもない大きさで、心が痛かったです(p_-)
55cm、2500g overのBIGバスでした…

ルアーはギルロイドjr.(イマカツ)だそうで、ジョイントゾーイ以来の衝撃でした。見つけ次第購入予定です(^^)

負けじと、一匹目の魚をヒントに、ラインとフックを極力見せないアプローチを心がけ、ブレーバー5.7インチとM.P.S2.4インチを使い分けて、追加でキャッチ(^^)

ラストは風の吹いたタイミングで、地形が沖に張り出した場所を、TGブロー3/8oz.(エバーグリーン)&ハリーシュリンプ3インチの組み合わせで、

50cmをキャッチして終了でした(^^)

【4月30日】
この日は、高知県を流れる中筋川へ!

雨の影響による濁りが避けられる、綺麗な水の出るインレットをランガン!

ハリーシュリンプ3インチのネコリグとダウンショットリグが効いて、良いバスをキャッチ出来ました(^^)

他にもヴァラップスイマー4.2インチのノーシンカーと、ブレーバー5インチのスナッグレスネコリグでキャッチしましたが、サイズが出ず終了となりました。

そして、遠征ラストの5月1日。
年号も平成から令和へと変わり、「令和初フィッシュはどデカイの!」と意気込んで、遠征初日に釣りをした愛媛県のリザーバーへ。

が・・・とても厳しい!
見えていた魚の数も少なくなり、沖の地形変化を狙うも・・・

サイズが出ず困った・・・
結果、丸一日やるも、同じ様なサイズを2本キャッチして終了となりました。

最終日だけちょっと悲しかったですが、とても楽しい遠征でした(^^)
中筋川リベンジもできたことにも満足です。

そういえば、4月に解禁された大分県、芹川ダムへ友人が三人で行ったところ、ヴァラップスイマー4.2インチのミノスト(フットボールヘッドとフックがジョイント式になったリグをシェイクしながらスイミングする釣法)が爆発したとの連絡をいただきました(^^)

手持ちのヴァラップスイマーが全て無くなってしまうほどw釣れまくったとか!
僕も試しにやってみたいと思います(^ ^)
お写真ありがとうございました!

次回コラムはGW後半編へ!
それでは、令和も宜しくお願いします(^^)

ishii 2019.05.07

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
4月28日(日)に利根川で開催された、『NBCチャプター茨城 第1戦スミスCUP』をレポートさせていただきます。

NBCチャプター登録は2年ぶりで、茨城チャプターは初参加です。
NBCチャプターはワーム及びシンカー、小物はFECO認定品しか使用出来ないルールがあります。
ここ数年で私が参加していた頃より、使えるワームやシンカーの種類が劇的に増えたことで選択枠が広がり、スムーズに大会を迎えられました。

大会当日、茨城チャプターはおかっぱり大会も同時開催されており、参加人数が多くて驚きました。
なんと107名・・・・・

今回はスタート会場が下流のため、パターンを3つに絞りました。

①下流域全てのワンド
②ドシャローにある沈んだ木
③水門入口にある薄ゴミ

釣り方は、とにかくスローに誘いたかったため、ノーシンカーリグとネコリグを選定。
ノーシンカーは4インチセンコー、カラーはワカサギ。
ネコリグは3Dワッキー、カラーはミミズ。
濁りを考慮してこのカラーを選択しました。

①下流域のワンド
下流のワンドは無数にあるもとにかく浅く、入れない場所がほとんどです。
今回の水位で、私のボートで入ることの出来るワンドは3ヶ所のみ。
水深はどこも30~50㎝程度ですので、下手すると出られないことも・・・
しかし、タイミング良く入ることが出来れば、高確率でバスを釣ることが出来ます。
釣り方はノーシンカーで、岸際へキャストしたら、放置・・・バイトが無ければ軽くジャークし放置、回収という釣り方で狙いました。
基本手元まで伝わるバイトは無く、ラインに変化が出るのみ。

②ドシャローにある沈んだ木
流れが当たる側にはネコリグ(2g)
流れの裏側にはノーシンカー
どちらも放置で使いました。

③水門入口にある薄ゴミ
水温が上昇したタイミングで、薄ゴミの下に浮くバスへネコリグでアプローチ
ゴミ下に入れて少しずつレンジを下げて、ロングシェイクしてると「グイッ」とバイトが出ます(笑)

向かえた当日、最初はワンドから開始するも、やはりバッティング・・・
人数が多いので仕方なし、入れるワンドへ行き釣りを開始するもバイトは無く、移動。
ワンド入口にある流木へネコリグでアプローチ、バスを掛けるも、バラシ・・・
そのままワンド奥にある薄ゴミでもネコリグでバラシ・・・今年はもってない(笑)

大規模なワンドの入口にあるブッシュへノーシンカーを入れ、1匹目をキャッチ。

①~③までをやり切りましたが、バイトは無く終了となってしまいました。
1匹、755g・・・19位で何とか、北浦ブロック大会の出場権利は獲得出来ました。

そして、優勝者は3匹 / 3260gでした。
狙い方は、水門周辺、杭にヘビーダウンショット、ブレイクにはヘビキャロで釣ったとのことでした。

1位と2位以外は1キロ台とローウエイトだっただけに、残念な結果でした。
また、釣り方とエリアが理解出来ていれば、私の得意な釣法だったなと思いました。
今年一年は、勉強するつもりで大会へ出ておりますので、お立ち台のコメントは非常に参考になります(^-^)

反省点は、魚が居るエリアは見つけられていたが、バラシが多すぎました。
今年は魚を全然触れておらず、感覚も含め問題が多々ありそうです。
房総ダムへ行き、修行したいと思います!!!

次回は6月、利根川TBC第2戦に向けてミスを無くせるよう、万全な状態で挑みたいと思います。

kawamura 2019.05.02

こんにちは、川村です。
GWは釣りと開発をして過ごしております。

直近の釣行では、Basser別冊『リグ大全(仮)』の実釣取材にて北浦周辺オカッパリと、平成最後のバスを釣ろうと、29日、霞水系河川にボートを浮かべました。

リグ大全(仮)は、ワームのリグに特化した一冊。
僕はネコリグ担当にて、この日の釣りはネコリグオンリーでした。

状況としては、スポーニングシーズン初期。
波風の影響を受けにくい地形にあるハードボトムと、深みからシャローフラットへの上がり口となるスポットに絞り込みました。

オープンエリアのボトムを探ってくる釣りなので、フォール中のバイトは期待できません。
よって、ブレーバーのテールはカットし、ボトムでのクロール(這う)アクションに特化させて使いました。

ブレーバーは、ストレートワームにしたときのアクションも追い込んで開発しています。
ネコリグはもちろん、ノーシンカーワッキーやジグヘッドワッキーでのフォール中にクネる動きは大振りになるよう、シェイプと素材(塩の含有量と柔らかさ)を調整しました。
それは、キャストした先で風やラインの抵抗を背負ったうえでもしっかりクネクネして欲しいからです。

この日はコンスタントにバイトがあり、7本釣ったところで「もう誌面に納まりません」と夕マズメを残して終了(^^)v
フライマンでもあるカメラマンさんが「ちょっとやってみたい」とのことでロッドを貸すと、すぐに40アップ!

誌面では、ネコリグのメリットとデメリット、ネコリグで釣れるワームとは?
正しいリギングからブレーバー以外のワームとの使い分け、操作のコツやバリエーションなど、こと細かく解説してきました。
他のリグについても詳しく紹介される『リグ大全(仮)』は、6月リリースとのことです。

 
平成最後の釣行は、フィールドスタッフの佐藤賢一郎君と同船。

朝から幸先よくグッドサイズが連発しましたが、冷たい風が吹き出してからはトーンダウン⤵
しかし相変わらずネコリグは安定感があり、ポツリポツリと釣れてくれます。

しかしそれ以上に収穫だったのは、佐藤君がやっていたハリーシュリンプ4゛のバックスライドセッティング!
詳しくは今後の彼のレポートを見ていただければと思いますが、「バックスライドはコレが一番釣れる」というだけあって、素晴らしいアクション!

2g前後のネイルシンカーを入れているので、ピッチングのしやすさもナイスでした。
アフタースポーンから梅雨のテナガエビシーズンに炸裂するのでは?

ハリーシュリンプ4゛はテキサスリグでも釣れました!
尻尾をカットし、繊細にアピールするピッチン&フリッピンベイトとしてもGoodです!

この日は2人で9本と、食い渋ったなかでは悪くない釣果に恵まれたと思います。

平成最後のバスはブレーバー57のテールカット、スナッグレスネコリグでした(^^)
ネコリグでボトムを探ってくる釣法は、この時期もっとも安定してよく釣れると思います。

スポーニングシーズン真っ最中ですので、釣ったバスはその場での速やかなリリースをお願いします。

それでは、令和もよろしくお願い致しますm(__)m

kawamura 2019.04.26

こんにちは、川村です。

今年から、ハードルアー限定トーナメント『H-1グランプリ』へ本格参戦!
その初戦が4月21日、新利根川にて開催されました。

プラクティスには2日前より入り、初日はエレキ戦ゆえ上流までの所要時間を確認しました。
競技時間は7時間あるのですが、往復の移動にかけられる時間はせいぜい4時間というのが自分の感覚でした。
釣りに充てられる時間を削ってでも上流域を選んだのは、約130名と聞いていた参戦者との競合を軽減したく。

エレキはこれまでずっと55ポンドで必要十分でしたが、勝負となると劣るので、ミンコタの80ポンドをこしらえました。
スピードに勝る100ポンドと迷いましたが、バッテリーは4発までというルールゆえ、バッテリー3発を必要とする100ポンドでは予備バッテリーを積めないため80ポンドにしました。
ミンコタは長年使っていますが、ジワッとした初動と、堅牢な造りが気に入っています。

さて、プラクティス初日はビーブルで3本キャッチ。
水温は20℃以上あるも、バスがスポーニングしそうなスポットにはまだフナコイがハタいており、バスはその後、といった雰囲気でした。

プラクティス2日目は、本番の短い実釣時間を有効に生かすための、場所とルアーの絞り込み。
この日は冷え込んだことで、水温は日中でも17℃台でとどまりました。
前日ということでプラクティスに出ているアングラーも多く、もちろんハードルアー投げまくり。
人と違ったルアーなりアプローチで差別化しないことには、リミットメイクすら困難であることは明白です。

この日も3本キャッチし、ビーブルで2本とシャッドラップSR-5で1本。
スピナーベイトにもっとも手応えを感じ、またビーブルであれば持っているのは自分だけですが、スピナーベイト自体はキャストしている人が多いため、さらなる差別化を深めたいところ。

霞水系では、チャートやホワイトのスカートに、ゴールドブレードが人気かつ定番!
「フラッシングを抑えたマットシルバーだな~」、とボックスをあさるも無く・・・
W.B.S.トーナメントのため霞入りしていた草深さんに電話すると、「あるよ~」とのことで、タイフーンマリーナに寄って、確保!草深さんが巻いたナチュラルなスモーク&ホワイトもいい感じです(^^)

さらに、プロショップケイズさんでブラックとスモークのスカートを購入し、宿にてラインでタイイング。
地味だけどマッディでも存在感のあるカラーも用意しました。

向かえた当日は、125名のエントリー!

スタート前、取材しつつ自身も参戦するBasser佐々木さんは年間優勝獲得経験もあり!しかし、ニットキャップ&フリースに、短パンって・・・

エレキの速度70ほどで上流に向かいつつ、ブレイク沿いにビーブルをフルキャストしては高速リトリーブ。
これは、昨年初めてH-1に参戦したさい、優勝したオリキンが移動時間をムダにしないために実践していたのを見習って。
ボートも速いスピードで進んでいるので、スピナーベイトが泳いでいるスピードが分かりにくい・・・
手元に伝わるブレードの抵抗感から、強く引っ張りすぎないスピードをイメージしながら巻きました。

しばらくこの動作を続けると、突如重みが乗ってグッドサイズがジャンプ!
800gほどのバスが釣れて、ラッキー(^^♪
さらに小さいながらももう1匹追加!
上流のメインエリアに到着するまでにライブウェルに2匹入ったことで、だいぶ気がラクになりました(^^)

両岸に矢板が並ぶストレッチにて、ここは濁りとシェードが濃かったためゴールドブレードにチェンジ!
先に上流域に上がっていくボートを10艇以上は確認していたため、釣られやすいバスはすでに抜かれていると思い、ボートを矢板にピッタリ沿わせ、ショートキャストで中層をゆっくりタイトに泳がせました。

すると、すぐに引ったくるような強バイト!
またも800gほどのグッドサイズ!

対岸に渡り、こちらはシェードがないのマットシルバーブレードに戻して矢板の中層をスローロールすると、またも引ったくりバイトで推定800g、入れ換え!

グッドサイズでリミットメイクし、この時点で10時。
しかしここで異変が・・・ライブウェルのポンプが作動していない!?
ポンプが壊れたかと思ったのですが、違うバッテリーに繋ぎ直すと作動。
数年使っているバッテリーではありましたが、こんな時に限って・・・”(-“”-)”

予備のバッテリーを失ったことになり、よぎる不安は“戻れないかも?”
実は前日、バッテリー残量がなくなり、途中で会ったオリキンに引き船してもらったのです。

残り時間は3時間。
本来なら2時間で帰れる距離ですが、それは予備バッテリーがあってのこと。
パワーダウンしていくバッテリーで、おまけに逆風・・・
エレキを踏みつつ、オールも漕ぎ・・・結果的には30分の余裕を持ってスタート地点まで戻れましたが、バッテリーもだいぶ弱っていたので早めに帰着しました。

結果、3本/2670gで3位。

上位2名も上流域から。
優勝(2810g)された松村さんの使用ルアーはピッコロ(エバーグリーン)。
2位(2780g)、磯崎さんの使用ルアーはダークサイドオリジナル(モリケンスピードバイト)。
スポーニングを控えたナーバスなタイミングとプレッシャーもあってか、上位3名とも、“中層をスローリトリーブ”というところに共通点がありました。

また、利根川TBCの初戦を6キロ超えのビッグウエイトで制したティムコの大津さん、今回は1700gオーバーでビッグフィッシュ賞!
橋脚をグリマーのミドストという、霞水系では盲点ともいうべき唸る釣法でした。

詳しくはBasserにて掲載されると思います!
反省点もありつつ、好スタートを切れました。
次戦も全力で挑みます(*^^)v

【タックル】
ロッド:BLX LG6101MRB
リール:スティーズSV TW6.3L(SLPワークスセミオーダー)
ライン:スティーズフロロタイプモンスター13ポンド

プラクティスから導入したニューブラックレーベルの中弾性カーボンLGモデル。
9バイト9キャッチと、今のところバラシなし!
キャストもしやすく、ナイスだと思います(^^)

ryoya 2019.04.24

こんにちは、フィールドレポーターの山口諒也です。

最近の九州は気温が30℃近い日もあったりと暖かい日が続き、水温も上がり傾向。
狭い水域や支流が気になって、ソワソワする日々を送っています(^^)

さて、ここ最近のフィールド状況は、一週間経つ事にスポーニングが進行しているのを実感しています。

3月30日(土)

スポーニングは始まっているものの、まだプリスポーンの魚が狙って釣れる日でした。
狙っているのは、水深が明確に切り変わるところ。
こういったスポットは、春の魚が高確率で通るからです(o^^o)
フィーディングに入るタイミングで、巻き物を通す釣りがとても効いていました。

手巻きのコンパクトジグにヴァラップスイマー3.3インチをセットして、45cmのナイスバスをキャッチ!

そして、日が昇ってからはフローティングカバーを狙い撃ちしていきます。

岸ベタベタにあるカバーで好反応 !(^^)!

ブレーバー5.7インチ(新色のカモフラシュリンプ)
2.2gスナッグレスネコリグにてキャッチしました。

翌週の4月6日(土)は、大潮3日目。
先週はまだ見えるバスはいませんでしたが、この日はフローティングカバー周りにサスペンドするメスが見えるようになりました。

午前中は沈み木に、手巻きコンパクトジグ+ヴァラップスイマー3.3インチを当てながら通してくると・・・

太いバスが引ったくっていきました(^^)

それからは夕方までノーバイト・・・
フローティングカバーにサスペンドしているメスを狙って移動。

ヴァラップスイマー3.3インチの5gフリーリグをカバーに吊るし、一定のリズムでシェイクするとボディをロールして誘ってくれます(^^)

前回、草深さんがコラムに記載していた、フットボールヘッドにヴァラップスイマー3.3インチの組み合わせによるスイミングアクションの動画を観ていただければ参考になると思います。
//bottomup.info/column/20190419kusabuka/
これが効いたみたいで、

ビッグママをキャッチする事が出来ました(^^)
この日は、この魚で終了。

次の日からは、シャローはどこも卵を守るオスとペアリング間近のメス。
ネストといわれる状態のバスばかり・・・
いち早くスポーニングを終わらせた、アフターコンディションのバスに狙いを定めます。

こちらもかなり難しく、動き続けるものにはなかなか口を使ってくれません。
ルアーアクションは“フワフワさせる事”と“ノーアクション”がキモ!

4月20日(土)はWJBTさん主催のオカッパリ大会の前日プラクティス(^^)

今回もアフターのバスに苦戦させられました。
勝負の出来るグッドサイズが口を使う時合いは恐らく、朝と夕のフィーディングタイムと風の吹くタイミングに限られていました。

メインに考えていたルアーは
・0.9gのジグヘッドワッキーリグ
・1.8gのスナッグレスネコリグ
・ノーシンカーリグ
・3.5gのダウンショットリグ
(ワームは、ブレーバー5インチとハリーシュリンプ3インチ)

沈み物が絡むエリアを選択しました。

フィーディングのタイミングでは、必ずといっていいほどバイトがありました。
プラクティスですのでルアーを吐かせて極力釣らずにいたのですが、一本掛かってしまい、キャッチ。

ブレーバー5インチの0.9gジグヘッドワッキーを、消波ブロックに引っ掛けてフワフワさせているとラインが引き込まれました(^^)

そして、迎えた大会当日は50名以上の方が参加!
試合時間は7時〜11時まで。

スタートと同時にダッシュして、前日釣れたフィーディングエリアへ!
プラクティスでバイトの多かった、0.9gジグヘッドワッキーをキャストします。

開始2投目にバイトが来るも、すっぽ抜け。。。
このチャンスを逃した後はエリアを変えながらも、ノンキーパーとショートバイトに悩まされ、結果ノーフィッシュで帰着となりました。

1位の方は朝イチのタイミングでナイスバスを連発させて、それ以降はダメといった感じだったそうです。おめでとうございます!

話は変わり・・・
4月下旬にリリースされるヴァラップスイマー3.3インチを釣りが上手なM君に一本渡したところ、

お腹にネイルシンカーを入れたリグにて49cmをキャッチし、連絡をくれました(^-^)
ありがとうございます😊

ノーシンカーだけでなく色々なリグに対応できるとても使い勝手の良いボディサイズですので、皆様も是非お試し下さい(^^)

それでは、ゴールデンウィークはボート大会とオカッパリ大会に加え、岡山県、愛媛県への遠征もありますので、楽しんで来たいと思います\(^o^)/

kawamura 2019.04.24

こんにちは、川村です。
今年の早春は寒い日が多く、フィールドの季節進行も遅れていましたが、ここにきて一気に春めいてきましたね!

ここ1ヶ月間の釣行は、三島湖・五三川・北浦・S沼・新利根川・高滝湖・亀山湖 とバリエーションに富みましたが、三島湖をのぞいては、例年になくシャローやバックウォ―ターに差しているバスは少ないと感じました。

それでも風が吹き始めたタイミングにシャローでスピナーベイトがハマッたりと、春らしい時もあるにはありましたが・・・
その“時合い”が狭い!・・・この傾向が近年強まる一方と感じるのは気のせい?(^-^;

【ルアーマガジン北浦ロケにて、詳細は4月末売り号にて掲載です!】

【ルアマガ古川君が桜満開のS沼にて、ビーブルでブリブリの47㎝!】

4月7日、新利根川にて開催された『タックルアイランドシリーズトーナメント・ボトムアップカップ』は100人を超える参戦者!
上位入賞者のコメントは大変勉強になりました。

エンジンOKながら、僕はエレキのみだったためスタート地点の松屋ボート~洲の野原内にエリアを絞りました。
近場が過密化することは覚悟のうえでしたが、実際にやってみると釣れる気がしないほど(^-^;
判断を誤ったと後悔していたのですが・・・

上位の方々は遠出して釣ってきたワケではなく、釣り方の差によって食わせていたのです!
3本のウエイト勝負ですが、上位3名は、数も4・7・7と圧倒的!

3名とも共通していたのは、新利根川の感覚からするとフィネスを超越したフィネス。
なかでも、マッディウォ―ターではまず使わないであろう極細ミニワームをカバーの中に撃ち込んでいく釣法にはシビれました。
自分の釣果はお粗末なものでしたが、この話を聞けただけでも参戦した価値があったというものです(^^)

4月16日は亀山ダムへ、のむらボートハウスより出船!
若旦那のトモさん曰く、前日からヘラブナのハタキが始まったことと、スポーニングへの意識も強まり気難しい、と。

期待していたのは、雨で濁ったバックウォ―ターの澄み始め。
漂流物を掻き分け濁ったエリアを抜けると、思惑どおり上流域はいい感じで澄み始めていました。
が・・・生命感がまったくない(?_?)
おかしいと思い水温計を入れると9℃しかなく、こりゃダメだ・・・

冷たい流れを避ける位置にある、医院下という細長いワンドに入ると、沖に突き出した竹の下にサスペンドするグッドサイズを発見!
スポーニング前に日向ぼっこしているメスは食い気がないので、ベイトフィネスジグ(TIEMCO)&ハリーシュリンプ4インチを口元で跳ねさせると「パクッ!」しかし竹にロックしてポロリ・・・・(T_T)

その後も数匹の日向ぼっこバスに遭遇するも、警戒心が強くすぐに逃げてしまう・・・
遠目に見つけたバスにヴァラップスイマー3.3インチノーシンカーを通して2匹釣れるも、デカメスは落とせずでした”(-“”-)”

しかし、55㎝はラクに超えているであろうバスを見てしまい、亀山にはもっと通わねば、と!

ヴァラップスイマー3.3インチは先日アクション動画を公開させていただきましたが、今初出荷の最中です。

まるで早送りしているかのようなタイトな高速ウォブロールは、「リアリティ」と「見切らせない目まぐるしさ」のため。

推奨フックサイズは、1/0~2/0。
メーカーやモデルによってサイズ感の違いはありますが、個人的には
ノーシンカーリグでは、スクリューロックタイプのハイパートルネード2/0(ハヤブサ)。
その他のリグでは、T.N.Sオフセット2/0(ハヤブサ)がメインフック。

スクリューロックタイプでもオフセットタイプでも、ボディの中心線上に刺し通すことが大切です。
他のシャッドテールワームでも同じことがいえますが、ラインアイが中心線からズレてしまうと傾いた姿勢で泳いでしまうからです。

スクリューロックタイプはネジ込んだ結果、中心からズレた位置にラインアイがきてしまうこともあるので慎重に・・・
山口将司さんがレポートで紹介していた「ツイストロックのばね」への交換は、中心線を正確にとらえやすくなるので実践しています(^^)

さあ、いよいよハイシーズンの到来といったところですが、スポーニングシーズンにも入りましたので、バスの扱いにはさらなる配慮をお願いできればと思いますm(__)m


  • Facebook
  • Twitter
  • Youtube
  • Instagram
Pagetop